JP5646278B2 - 顕微鏡アダプタユニット - Google Patents

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Description

本発明は、照明光路上に配置される顕微鏡アダプタユニットに関する。
現在、顕微鏡の用途の拡大に伴い、顕微鏡にはさまざまな観察法への対応が求められている。このため、観察法に応じた照明を選択的に実現する顕微鏡が提案されている。
観察法に応じた照明を実現する方法としては、従来から光源ユニットを交換する方法が知られているが、近年では、光源ユニットの交換に加えて、または、光源ユニットを交換することなく、光源ユニットと顕微鏡本体の間に追加的に設けられるユニット(以降、顕微鏡アダプタユニットと記す。)を利用する方法も用いられている。顕微鏡アダプタユニットを利用した顕微鏡は、例えば、特許文献1や特許文献2で開示されている。
特許文献1では、顕微鏡アダプタユニットとして、光源を対物レンズの瞳へ投影する倍率を変更する変倍レンズ部が開示されている。
また、特許文献2では、顕微鏡アダプタユニットとして、照明系の倍率を変更するコンバータレンズを含む顕微鏡の鏡体(顕微鏡本体)に着脱可能なフレームが開示されている。また、顕微鏡アダプタユニットとして、標本の照明に用いる光源ユニットを切り換えるダイクロイックミラーも開示されている。
特開平6−289301号公報 特開平7−174975号公報
ところで、観察法に応じた最適な照明への要求は年々高まり、求められる照明性能も高度化している。このため、要求を満たすために必要とされる光学素子や光学素子を含む光学ユニットの数は増加傾向にあり、顕微鏡アダプタユニットの大型化、特に、顕微鏡アダプタユニットの光軸方向の幅(以降、ユニット長と記す。)の伸長は避けがたい。
その結果、光源ユニットと顕微鏡本体の間の距離も必然的に長くなるが、従来の顕微鏡アダプタユニットでは、光源ユニットと顕微鏡本体の間の距離が過度に延長されると、以下に図13A及び図13Bを参照して説明されるように、照明光の光量が低下してしまう。
図13Aに例示されるように、一般的な顕微鏡100では、光源101から射出された照明光は、コレクタレンズなどからなるコリメート光学系102により略平行光束B1に変換されて、光源ユニット103から射出され、すぐに顕微鏡本体104に入射する。通常は、光源ユニット103と顕微鏡本体104の間にユニット長が短い顕微鏡アダプタユニットが追加されても、照明光の光量はほとんど低下しない。
しかしながら、図13Bに例示されるように、光源101内の光軸O上の点から射出された照明光(以下、単に、軸上の照明光と記す。)は、コリメート光学系102により光軸Oと平行な略平行光束B1に変換される。これに対して、光源101内の光軸O上ではない点から射出された照明光(以下、単に、軸外の照明光と記す。)は、光軸Oに対して傾いた略平行光束B2に変換される。このため、顕微鏡アダプタユニットが大型化し、光源ユニット103と顕微鏡本体104の間の距離が長くなると、軸外の照明光の一部Xが顕微鏡本体104の光学系まで到達できず、照明光の光量が低下する。
以上のような実情を踏まえ、本発明では、光量の損失が抑制された顕微鏡アダプタユニットを提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、光源を含む光源ユニットから標本面に至る照明光の光路中に配置される顕微鏡アダプタユニットであって、少なくとも1つのレンズからなる第1のレンズ群と、少なくとも1つのレンズからなる第2のレンズ群を含み、第1のレンズ群は、照明光を平行光束に変換し、且つ、照明光を第2のレンズ群に入射させ、前記顕微鏡アダプタユニットは、前記光源からの前記照明光を収束または平行にする光学系を備える前記光源ユニットと顕微鏡本体との間に配置され、アフォーカル光学系を含み、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間に、光学素子または光学素子を含む光学ユニットを着脱する顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、第1のレンズ群は、平行光束として顕微鏡アダプタユニットに入射する照明光を、平行光束に変換する顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様または第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、第1のレンズ群により平行光束に変換された照明光の光束径は、顕微鏡アダプタユニットへ入射する照明光の光束径、及び、顕微鏡アダプタユニットから射出される照明光の光束径よりも小さい顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間の距離が変化する顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、を含み、顕微鏡アダプタユニットは、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、第1のアダプタと第2のアダプタに分割される顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、第1のアダプタを第2のアダプタに対して相対的に移動させるガイドレールと、を含む顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、アフォーカル光学系は、光源ユニット側から順に、第1のレンズ群に含まれる、正のパワーを有する第3のレンズと、第1のレンズ群に含まれる、負のパワーを有する第1のレンズと、第2のレンズ群に含まれる、負のパワーを有する第2のレンズと、第2のレンズ群に含まれる、正のパワーを有する第4のレンズと、を含む顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、複数の第1のアダプタを含み、第1のアダプタの各々は、それぞれ異なる光源ユニットに装着される顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第の態様は、光源ユニットから標本面に至る照明光の光路中に配置される顕微鏡アダプタユニットであって、少なくとも第1のレンズ群及び第2のレンズ群を含むアフォーカル光学系を含み、第1のレンズ群は、照明光を平行光束に変換し、且つ、照明光を第2のレンズ群に入射させる顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第10の態様は、第の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、光源ユニットは、光源ユニットと顕微鏡本体との間に配置されるファイバとともに用いられる光源ユニットであり、顕微鏡アダプタユニットは、ファイバと光源ユニットとの間に配置される顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第11の態様は、第10の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間の距離が変化する顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明の第12の態様は、第11の態様に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、を含み、顕微鏡アダプタユニットは、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、第1のアダプタと第2のアダプタに分割される顕微鏡アダプタユニットを提供する。
本発明によれば、光量の損失が抑制された顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
実施例1に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成を例示する概略図である。 実施例1に係る顕微鏡アダプタユニットの構成を例示する概略断面図である。 実施例1に係る顕微鏡アダプタユニットに含まれるアフォーカル光学系及びコリメート光学系の構成を例示する断面図である。 実施例1に係る顕微鏡アダプタユニットに含まれるアフォーカル光学系及びコリメート学系の構成を例示する断面図である。 実施例1に係る顕微鏡アダプタユニットに含まれるアフォーカル光学系及びコリメート光学系の構成を例示する断面図である。 実施例2に係る顕微鏡アダプタユニットの構成を例示する概略断面図である。 実施例3に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成を例示する概略図である。 実施例4に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。 実施例5に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。 光源ユニットとファイバの間での光量損失について説明するための図である。 光源ユニットとファイバの間での光量損失について説明するための図である。 光源ユニットとファイバの間での光量損失について説明するための図である。 実施例6に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。 参考例7に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。 参考例8に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。 従来技術に係る顕微鏡の構成を例示した図である。 従来技術に係る顕微鏡の構成を例示した図である。
以下、図面を参照しながら、各実施例について説明する。
図1は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成を例示する概略図である。まず、図1に例示される顕微鏡1の構成と作用について簡単に説明する。
図1に例示される顕微鏡1は、光源ユニット2と、顕微鏡本体3と、光源ユニット2と顕微鏡本体3の間に配置される顕微鏡アダプタユニット4と、を含んでいる。光源ユニット2は、光源LSとコリメート光学系CLを含み、顕微鏡アダプタユニット4は、アフォーカル光学系AFを含んでいる。
光源LSから射出された照明光は、コリメート光学系CLにより略平行光束(軸上の略平行光束B1、軸外の略平行光束B2)に変換されて、光源ユニット2から射出される。光源ユニット2から射出されて顕微鏡アダプタユニット4に略平行光束として入射した照明光は、顕微鏡アダプタユニット4内のアフォーカル光学系を介して、同じく略平行光束として顕微鏡本体3へ射出される。略平行光束として顕微鏡本体3に入射した照明光は、顕微鏡本体3内の光学系を経由して、対物レンズOBの瞳近傍に集光し、対物レンズOBにより標本面SPに照射される。
なお、図1では、光源ユニット2と顕微鏡本体3の間に顕微鏡アダプタユニット4を配置する例が示されているが、特にこれに限られない。顕微鏡アダプタユニット4は、光源ユニット2から標本面SPに至る照明光の光路中に配置されていればよく、より厳密には、光源ユニット2の光学系と顕微鏡本体3の光学系の間であって照明光が略平行光束である照明光路上であればよい。
また、顕微鏡1として正立顕微鏡が例示されているが、顕微鏡1は倒立顕微鏡であってもよい。また、顕微鏡1の照明系として落射照明系が例示されているが、顕微鏡1の照明系は透過照明系であってもよい。
次に、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニット4について、更に詳細に説明する。
顕微鏡アダプタユニット4に含まれるアフォーカル光学系AFは、複数のレンズ(顕微鏡本体3側から順に、レンズL1、レンズL2、レンズL3、レンズL4)から構成されていて、レンズ間の少なくとも1つで略平行光束を生成する。つまり、アフォーカル光学系AFは、少なくとも、照明光を略平行光束に変換する第1のレンズと、第1のレンズからの照明光が入射する第2のレンズを含んでいて、第1のレンズが、照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズに入射させるように構成されている。なお、図1に例示される顕微鏡アダプタユニット4では、レンズL3が第1のレンズとして機能し、レンズL2が第2のレンズとして機能している。
なお、顕微鏡アダプタユニット4は、レンズL3及びレンズL4からなるレンズ群(第1のレンズ群)とレンズL1及びレンズL2からなるレンズ群(第2のレンズ群)の2つのレンズ群を含むアフォーカル光学系を備え、第1のレンズ群が、照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させることで、このレンズ群の間の光束が略平行光束となっているということもできる。
顕微鏡アダプタユニット4内で略平行光束を生成することで、顕微鏡アダプタユニット4内に、光学素子及び/又は光学素子を含む光学ユニットを配置する空間を確保するために、ユニット長を伸張する必要がある場合でも、略平行光束が通過するレンズ間(つまり、レンズL3とレンズL2の間)の距離を伸ばすことでビネッティングロスを抑えることができる。このため、照明光の光量の低下を抑制しながら、所望の照明を実現する顕微鏡アダプタユニット4を提供することができる。
光学素子及び/又は光学ユニットは、顕微鏡アダプタユニット4内の略平行光束中(つまり、レンズL3とレンズL2の間)に着脱可能に配置されるが、一般に、光学フィルタは平行光束中で最も良好な光学性能を示す。このため、顕微鏡アダプタユニット4内で略平行光束を生成することは、光学素子及び/又は光学ユニットが光学フィルタを含む場合には、光学フィルタの性能を十分に発揮させることができる点でも望ましい。
また、アフォーカル光学系AFは、図1に例示されるように、レンズL3により略平行光束に変換された照明光の光束径が、顕微鏡アダプタユニット4へ入射する照明光の光束径、及び、顕微鏡アダプタユニット4から射出される照明光の光束径よりも小さくなるように、構成されることが望ましい。
照明光の光束径を小さくすることは、光学素子や光学ユニットとして、フィルタ径の小さな光学フィルタを用いることができる点でも望ましい。
さらに、顕微鏡アダプタユニット4は、図1に例示されるように、レンズL3とレンズL2の間の距離が変化するように構成されてもよい。
これにより、顕微鏡アダプタユニット4は、レンズL3とレンズL2の間の距離を必要最小限に抑えながら、レンズL3とレンズL2の間に、光学素子及び/又は光学ユニットを着脱することができる。従って、照明光の光量の低下を最小限に抑制しながら、所望の照明を実現する顕微鏡アダプタユニット4を提供することができる。
なお、顕微鏡アダプタユニット4内に光学素子や光学ユニットを配置する空間を確保するために、レンズL3とレンズL2の間の距離は予め長く設計されてもよい。
図2は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットの構成を例示する概略断面図である。図2では、図1に例示される顕微鏡アダプタユニット4が示されている。
顕微鏡アダプタユニット4は、光源ユニット2側から順に、正のパワーを有するレンズL4と、負のパワーを有するレンズL3と、を含む第1のアダプタであるアダプタ4aと、負のパワーを有するレンズL2と、正のパワーを有するレンズL1と、を含む第2のアダプタであるアダプタ4bと、を含み、略平行光束が通過するレンズL3とレンズL2の間で、アダプタ4aとアダプタ4bに分割されている。アダプタ4aは、レンズL3及びレンズL4を固定する筒状のフレーム5を含み、アダプタ4bは、レンズL1及びレンズL2を固定する筒状のフレーム6を含んでいる。
アダプタ4a及びアダプタ4bは、それぞれ光源ユニット2側に凹部を有し、顕微鏡本体3側に凸部を有している。アダプタ4aの凹部は、アダプタ4bの凹部と同形状であり、且つ、顕微鏡本体3の不図示の凹部とも同形状である。アダプタ4aの凸部は、アダプタ4bの凸部と同形状であり、光源ユニット2の不図示の凸部とも同形状である。このため、顕微鏡アダプタユニット4は、光源ユニット2に設けられた顕微鏡本体3の取り付け部(凸部)にアダプタ4aを、顕微鏡本体3に設けられた光源ユニット2の取り付け部(凹部)にアダプタ4bを、容易に取り付けることができる。
また、凹部の内径と凸部の外径は、いずれも光学素子または光学ユニットの標準的なまたは標準化された径D1に等しい。このため、顕微鏡アダプタユニット4は、アダプタ4aとアダプタ4bの間に、つまり、レンズL3とレンズL2の間に、必要に応じて既存の光学素子及び/又は光学ユニットを容易に着脱することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット4では、アダプタ4aとアダプタ4bが完全に分割されているため、装着することができる光学素子及び/又は光学ユニットの数についての構造的な制限はない。このため、必要数の光学素子及び/又は光学ユニットを装着することが可能であり、顕微鏡1に高い拡張性を提供することをできる。
なお、図2では、光源側から、正、負、負、正のパワーを有するレンズを含むアフォーカル光学系AFが例示されているが、特にこれに限られない。顕微鏡アダプタユニットは、光源側から、正、正、正、正のパワーを有するレンズを含むアフォーカル光学系を含み、光源側から2つ目と3つ目のレンズの間に略平行光束を生成してもよい。
ただし、正のパワーのレンズのみからなる構成の場合、図2に例示される構成に比べて、アフォーカル光学系の全長が長くなりやすい。また、光源側の2つのレンズ間と顕微鏡本体側の2つのレンズ間にそれぞれ光源の中間像が形成されるため、収差補正の観点での制約が厳しい。さらに、略平行光束を生成するために中間像位置を挟んで対抗するレンズ間の距離を厳密に設定する必要があるため、高精度なレンズの位置決めが必要となる。このため、アフォーカル光学系AFのパワー構成は、図2に例示される、正、負、負、正の構成がより望ましい。
図3A、図3B、図3Cは、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットに含まれるアフォーカル光学系及びコリメート光学系の構成を例示する断面図であり、それぞれレンズL3とレンズL2の間の距離が異なる状態を例示している。
図3Aから図3Cでは、顕微鏡本体3側から順に、正のパワーを有するレンズL1と、負のパワーを有するレンズL2と、負のパワーを有するレンズL3と、正のパワーを有するレンズL4とからなるアフォーカル光学系AFと、レンズL5及びコレクタレンズであるレンズL6とからなるコリメート光学系CLが例示されている。
アフォーカル光学系AF及びコリメート光学系CLのレンズデータは以下のとおりである。なお、ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、ndはd線に対する屈折率を、vdはd線に対するアッベ数を示す。また、面番号9が示す面は、レンズL2とレンズL3の中間位置を示す仮想的な面を示し、面番号0が示す面は、光源LSの面を示している。
アフォーカル光学系AF及びコリメート光学系CL
s r d nd vd
0 INF 12.6256 1.0
1 50.8207 18.0000 1.52191 64.14
2* -11.9126 28.8025 1.0
3 -201.5701 3.1000 1.60619 39.29
4 149.9947 10.0000 1.0
5 26.7000 5.3500 1.51633 64.14
6 58.1200 12.0000 1.0
7 -37.3000 3.5000 1.51633 64.14
8 INF Da 1.0
9 INF Da 1.0
10 INF 3.5000 1.51633 64.14
11 37.3000 12.0000 1.0
12 -58.1200 5.3500 1.51633 64.14
13 -26.7000 INF 1.0
非球面の式は、以下のように表される。ここで、R0は近軸の曲率半径、Kはコーニック(円錐)定数、A2は2次の非球面係数、A4は4次の非球面係数、A6は6次の非球面係数、A8は8次の非球面係数、A10は10次の非球面係数である。
面番号2が示す面は非球面であり、コーニック定数及び非球面係数は以下のとおりである。
K=-0.6751, A2=0, A4=2.3957×10-6, A6=-3.5058×10-8, A8=-2.7577×10-10, A10=0
また、距離Daは、可変量であり、レンズL2とレンズL3のレンズ間隔の半分の距離を示している。図3A、図3B、図3Cでは、距離Daはそれぞれ、3mm、20mm、40mmであり、レンズL2とレンズL3のレンズ間隔はそれぞれ、6mm、40mm、80mmである。
以上、本実施例によれば、光量の損失が抑制された顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。また、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニット4では、レンズL2とレンズL3のレンズ間隔を大きく延長した伸ばした場合、例えば80mm程度まで伸ばした場合であっても、顕微鏡アダプタユニット4で生じる光量損失を十分に抑えることができる。このため、所望の光学素子及び/又は光学ユニットをレンズL2及びレンズL3の間に装着することが可能であり、所望の照明を実現する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
図4は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットの構成を例示する概略断面図である。なお、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニット7は、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4の代わりに、図1に例示される顕微鏡1に含まれてもよい。
図4に例示される顕微鏡アダプタユニット7は、光源ユニット側から順に、正のパワーを有するレンズL4と、負のパワーを有するレンズL3と、を含む第1のアダプタであるアダプタ7aと、負のパワーを有するレンズL2と、正のパワーを有するレンズL1と、を含む第2のアダプタであるアダプタ7bとを含み、さらに、アダプタ7aをアダプタ7bに対して相対的に移動させるガイドレール10を含んでいる。アダプタ7aは、レンズL3及びレンズL4を固定する筒状のフレーム8を含み、アダプタ7bは、レンズL1及びレンズL2を含む筒状のフレーム9を含んでいる。
本実施例に係る顕微鏡アダプタユニット7は、ガイドレール10を含む点、及び、フレーム8の顕微鏡本体側の側面とフレーム9の光源ユニット側の側面がそれぞれ平面である点が、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と異なっている。
顕微鏡アダプタユニット7のその他の構成は、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様である。例えば、レンズL3が照明光を略平行光束に変換してレンズL2に入射させる点、レンズL3とレンズL2の間の距離が変化しうる点、レンズL3とレンズL2の間に光学素子及び/又は光学ユニットを着脱できる点も、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様である。
以上、本実施例によっても、光量の損失が抑制された顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。また、所望の光学素子及び/又は光学ユニットをレンズL2及びレンズL3の間に装着することで、所望の照明を実現する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
さらに、顕微鏡アダプタユニット7では、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と異なり、フレームの側面が平面であるため、レンズL3とレンズL2の間に着脱される光学素子及び/又は光学ユニットの形状が制限されない。このため、顕微鏡アダプタユニット7は、さらに高い汎用性を実現することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット7では、アダプタ7a及びアダプタ7bは、ガイドレール10に沿って光軸方向に相対的に移動するため、任意の形状の光学素子または光学ユニットを装着した際に生じうる光軸のずれも防止することができる。
図5は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成を例示する概略図である。
図5に例示される顕微鏡11は、光源ユニット2(光源ユニット2a、光源ユニット2b、光源ユニット2c)と、顕微鏡本体3と、光源ユニット2と顕微鏡本体3の間に配置された顕微鏡アダプタユニット12と、を含んでいる。
本実施例に係る顕微鏡11は、複数の光源ユニット2(光源ユニット2a、光源ユニット2b、光源ユニット2c)を含む点が、実施例1に係る顕微鏡1と異なっている。それに伴い、顕微鏡アダプタユニット12の構成も、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4とは、異なっている。
顕微鏡アダプタユニット12は、顕微鏡本体3と各光源ユニット2間のそれぞれに、内部で略平行光束を生成するアフォーカル光学系と、光学ユニットを含んでいる。以下、顕微鏡本体3と各光源ユニット2との間の構成のそれぞれについて具体的に説明する。
まず、光源ユニット2aと顕微鏡本体3の間の構成に着目すると、顕微鏡アダプタユニット12は、アダプタ12aと光学ユニット13aと光学ユニット13eと光学ユニット13dとアダプタ12dを含んでいる。
光源ユニット2aに装着されるアダプタ12aは、少なくとも光源ユニット2aからの照明光を略平行光束に変換するレンズを含み、略平行光束を射出する。アダプタ12aの構成は、例えば、図1に例示されるアダプタ4aと同様の構成である。顕微鏡本体3に装着されるアダプタ12dは、略平行光束が入射するレンズを含んでいる。アダプタ12dの構成は、例えば、図1に例示されるアダプタ4bと同様の構成である。また、アダプタ12a及びアダプタ12dは、全体でアフォーカル光学系として機能し、光源ユニット2aから射出される略平行光束を略平行光束として顕微鏡本体3へ入射させる。
また、略平行光束が通過するアダプタ12aとアダプタ12dの間には、光学ユニット13a、光学ユニット13e、光学ユニット13dが着脱可能に含まれていて、それによって所望の照明が実現されている。例えば、光学ユニット13a及び光学ユニット13dは、光学フィルタを含み、光学ユニット13eは、ダイクロイックミラーを含んでもよい。
次に、光源ユニット2bと顕微鏡本体3の間の構成に着目すると、顕微鏡アダプタユニット12は、アダプタ12bと光学ユニット13bと光学ユニット13cと光学ユニット13eと光学ユニット13dとアダプタ12dを含んでいる。
光源ユニット2bに装着されるアダプタ12bは、少なくとも光源ユニット2bからの照明光を略平行光束に変換するレンズを含み、略平行光束を射出する。アダプタ12bの構成は、例えば、図1に例示されるアダプタ4aと同様の構成である。また、アダプタ12b及びアダプタ12dは、全体でアフォーカル光学系として機能し、光源ユニット2bから射出される略平行光束を略平行光束として顕微鏡本体3へ入射させる。
また、略平行光束が通過するアダプタ12bとアダプタ12dの間には、光学ユニット13b、光学ユニット13c、光学ユニット13e、光学ユニット13dが着脱可能に含まれていて、それによって所望の照明が実現されている。例えば、光学ユニット13dは、光学フィルタを含み、光学ユニット13c及び光学ユニット13eは、ダイクロイックミラーを含んでもよい。また、光学ユニット13bは、光学フィルタと光束径を変換させる機能をもつコンバージョンレンズを含んでもよい。
さらに、光源ユニット2cと顕微鏡本体3の間の構成に着目すると、顕微鏡アダプタユニット12は、アダプタ12cと光学ユニット13cと光学ユニット13eと光学ユニット13dとアダプタ12dを含んでいる。
光源ユニット2cに装着されるアダプタ12cは、少なくとも光源ユニット2cからの照明光を略平行光束に変換するレンズを含み、略平行光束を射出する。アダプタ12cの構成は、例えば、図1に例示されるアダプタ4aと同様の構成である。また、アダプタ12c及びアダプタ12dは、全体でアフォーカル光学系として機能し、光源ユニット2cから射出される略平行光束を略平行光束として顕微鏡本体3へ入射させる。
また、略平行光束が通過するアダプタ12cとアダプタ12dの間には、光学ユニット13c、光学ユニット13e、光学ユニット13dが着脱可能に含まれていて、それによって所望の照明が実現されている。例えば、光学ユニット13dは、光学フィルタを含み、光学ユニット13c及び光学ユニット13eは、ダイクロイックミラーを含んでもよい。
以上、本実施例によっても、光量の損失が抑制された顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。また、所望の光学素子及び/又は光学ユニットを装着することが可能であり、所望の照明を実現する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
さらに、顕微鏡アダプタユニット12では、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と異なり、複数の光源ユニット2から射出される照明光を、同時にまたは選択的に顕微鏡本体3へ導くことができる。
なお、図5で例示されるように、複数の光源ユニット2を含む構成では、複数の光源ユニット2からの照明光を顕微鏡本体3に導くためにダイクロイックミラーなどの光路分割素子が必要となる。このため、通常、光源ユニット2が一つだけの構成に比べて、光源ユニット2と顕微鏡本体3の間の距離が長くなる。従って、光源ユニット2と顕微鏡本体3の間の距離が長くしても光量の損失を十分に抑制することができる本実施例に係る顕微鏡アダプタユニット12は、複数の光源ユニット2を含む構成に対して好適である。
図6は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。図6に例示される顕微鏡14は、光源ユニット15と、ファイバFBと、顕微鏡アダプタユニット16と、不図示の顕微鏡本体とを含んでいる。なお、顕微鏡14の顕微鏡本体は、図1に例示される実施例1に係る顕微鏡1の顕微鏡本体3と同様である。
光源ユニット15は、ファイバFBとともに用いられる光源ユニットであり、光源LSと、光源LSからの照明光を収束させる光学系である楕円ミラーEMを含んでいる。
顕微鏡アダプタユニット16は、光源ユニット15に接続されたファイバFBと顕微鏡本体の間に配置されていて、光源ユニット側から順に、レンズL15、レンズL14、及びレンズL13からなる第1のレンズ群と、レンズL12及びレンズL11からなる第2のレンズ群と、を含んでいる。
レンズL15は、ファイバFBから射出された照明光を略平行光束に変換するレンズであり、レンズL14、レンズL13、レンズL12、及びレンズL11は、アフォーカル光学系AFとして構成されている。
さらに、顕微鏡アダプタユニット16は、第1のレンズ群を含むアダプタ16aと、第2のレンズ群を含むアダプタ16bとを含んでいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、アダプタ16aとアダプタ16bに分割されている。また、顕微鏡アダプタユニット16は、アダプタ16aとアダプタ16bの間に光学素子又は光学素子を含む光学ユニットを着脱することが可能であり、アダプタ16aとアダプタ16bの間の距離を変化することもできる。
光源LSから射出される照明光は、楕円ミラーEMによりファイバFBの入射端に集光されて、ファイバFBの射出端から発散光束として射出される。顕微鏡アダプタユニット16へ発散光束として入射する照明光は、第1のレンズ群により略平行光束に変換されて、第2のレンズ群に入射する。
より具体的には、まず、照明光は、レンズL15により略平行光束に変換されて、レンズL14及びレンズL13により光束径のより細い略平行光束に変換される。さらに、レンズL12及びレンズL11により、顕微鏡本体が要求する光束径の略平行光束に変換されて、顕微鏡アダプタユニット16から射出される。
以上のように、顕微鏡アダプタユニット16は、第1のレンズ群が照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させるように構成されている点については、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様である。
従って、本実施例によれば、ファイバFBとともに用いられる光源ユニットを含む顕微鏡に利用される場合であっても、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様の効果を有する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
具体的には、光学素子及び/又は光学素子を含む光学ユニットを配置する空間を確保するために、ユニット長を伸張する必要がある場合でも、ビネッティングロスを抑えることができる。このため、照明光の光量の低下を抑制しながら、所望の照明を実現することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット16へ入射時の光束径及び射出時の光束径に比べて、第1のレンズ群から射出される略平行光束の光束径が細いため、より高い光量損失の抑制効果を得ることができる。また、比較的小さな光学素子や光学ユニットを用いることができる。
また、光学素子又は光学ユニットには略平行光束が入射するため、光学素子又は光学ユニットの性能を十分に発揮させることができる。
図7は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。図7に例示される顕微鏡17は、顕微鏡アダプタユニット16の代わりに、顕微鏡アダプタユニット18を含む点が、図6に例示される実施例4に係る顕微鏡14と異なっている。
顕微鏡アダプタユニット18は、光源ユニット15に接続されたファイバFBと顕微鏡本体の間に配置されていて、光源ユニット側から順に、レンズL17及びレンズL16からなる第1のレンズ群と、レンズL12及びレンズL11からなる第2のレンズ群と、を含んでいる。
さらに、顕微鏡アダプタユニット18は、第1のレンズ群を含むアダプタ18aと、第2のレンズ群を含むアダプタ18bと、を含んでいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、アダプタ18aとアダプタ18bに分割されている。また、顕微鏡アダプタユニット18は、アダプタ18aとアダプタ18bの間に光学素子又は光学素子を含む光学ユニットを着脱することが可能であり、アダプタ18aとアダプタ18bの間の距離を変化することもできる。
即ち、顕微鏡アダプタユニット18は、第1のレンズ群の構成が顕微鏡アダプタユニット16と異なる。
顕微鏡アダプタユニット18の第1のレンズ群は、照明光を、正のパワーを有するレンズL17により収束光束に変換し、負のパワーを有するレンズL16により略平行光束に変換する。このため、顕微鏡アダプタユニット18の第1のレンズ群は、発散光束として入射する照明光を、略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させる点では、顕微鏡アダプタユニット16の第1のレンズ群と同様である。
また、顕微鏡アダプタユニット18は、入射時の光束径及び射出時の光束径に比べて、第1のレンズ群から射出される略平行光束の光束径が細い点についても、顕微鏡アダプタユニット16と同様である。
従って、本実施例によれば、実施例4に係る顕微鏡アダプタユニット16と同様の効果を有する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
近年、蛍光観察の分野では、実験の長時間化、励起波長及び観察波長の多様化、多波長での観察の同時性、生体試料へのダメージの軽減などのニーズが高まっている。
実験の長時間化の例としては、細胞を長時間生きたまま培養して、その過程で一定の間隔で画像を取得するといったものが挙げられる。
励起波長及び観察波長の多様化の例としては、異なる励起波長や蛍光波長を選択するためのフィルタを切り換えて利用することで、複数の蛍光色素や蛍光蛋白質で指標化した物質を観察するといったものが挙げられる。
多波長での観察の同時性の例としては、上述のフィルタを高速に切り換えることで、同じ標本内の複数の物質を同時にまたはできる限り短い時間差で観察するといったものが挙げられる。
生体試料へのダメージの軽減の例としては、光量を調整する減光フィルタの切り換えやシャッタの開閉により観察に必要とされる最小限の光を照射することで、過剰な光エネルギーの照射による試料へのダメージを抑制するといったものが挙げられる。
これらのニーズに応えるためには、必要に応じて電動で制御される、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを用いる必要があるが、これらのユニットを照明光路上に追加すると、光量損失が生じうる。このため、光量損失を抑制するためには、実施例1から実施例5で例示されるような、照明光を略平行光束に変換する第1のレンズ群と、第1のレンズ群で変換された略平行光束が入射する第2のレンズ群とを含む顕微鏡アダプタユニットの利用が非常に有効である。
ところで、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットが動作することにより生じる振動や熱が顕微鏡本体へ伝達されると、観察に悪影響を及ぼすことが知られている。
これらの影響を軽減するためには、光源ユニットとファイバの間に、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを配置することが有効である。これにより、振動や熱がファイバを介して顕微鏡本体へ伝達されることになるため、熱や振動の伝達が抑制され、上述した悪影響が軽減されることになるからである。従って、上述した顕微鏡アダプタユニットを光源ユニットとファイバの間に配置する構成が好ましい。
なお、図8に例示されるように、光源ユニット15とファイバFBの間にフィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを直接的に装着する構成では、ファイバFBを最適な位置、即ち、照明光の集光位置に配置することができない。このため、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを追加することによる生じる光量損失に加えて、ファイバFBを最適な位置に配置することができないことによる光量損失も生じてしまう。さらに、光源ユニット15とファイバFBの間に配置するユニット数が多くなるほど、光量損失が大きくなってしまう。
また、図9A及び図9Bに例示されるように、移動可能なレンズLを配置して光源ユニット15とファイバFBの間の距離を可変にすることで、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを装着するための空間を確保する構成では、光源像の投影倍率の変更により、ファイバに入射し得ない光が生じる。このため、フィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを追加することによる生じる光量損失に加えて、光源像の投影倍率の変更による光量損失も生じてしまう。
図8、図9A、及び図9Bの例からも明らかなように、光源ユニットとファイバの間にフィルタ切り換えユニットやシャッタユニットを配置する場合には、顕微鏡アダプタユニットを用いることが非常に有効である。顕微鏡アダプタユニットにより光量損失を抑制しながら、顕微鏡体として熱や振動による観察への悪影響を軽減することができるからである。
なお、顕微鏡アダプタユニットを光源ユニットとファイバの間に配置する場合には、顕微鏡アダプタユニットから射出される照明光は顕微鏡本体ではなくファイバに入射する。このため、顕微鏡アダプタユニットは、収束光束として照明光を射出する必要がある。
以下、光源ユニットとファイバの間に配置される顕微鏡アダプタユニットについて具体的に説明する。
図10は、本実施例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。図10に例示される顕微鏡19は、光源ユニット15と、顕微鏡アダプタユニット20と、ファイバFBと、ファイバFBから射出される照明光を略平行光束に変換するコリメート光学系CLと、不図示の顕微鏡本体とを含んでいる。なお、顕微鏡19の顕微鏡本体は、図1に例示される実施例1に係る顕微鏡1の顕微鏡本体3と同様である。
光源ユニット15は、ファイバFBとともに用いられる光源ユニットであり、光源LSと、光源LSからの照明光を収束させる光学系である楕円ミラーEMを含んでいる。
顕微鏡アダプタユニット20は、光源ユニット15とファイバFBの間に配置されていて、光源ユニット側から順に、レンズL26、レンズL25、及びレンズL24からなる第1のレンズ群と、レンズL23、レンズL22、及びレンズL21からなる第2のレンズ群と、を含んでいる。
レンズL26は、光源像から発散光束として入射する照明光を略平行光束に変換するレンズである。レンズL25、レンズL24、レンズL23、及びレンズL22は、アフォーカル光学系AFとして構成されている。レンズL21は、アフォーカル光学系AFから略平行光束として射出される照明光を収束させて、ファイバFBの入射端に集光するレンズである。
さらに、顕微鏡アダプタユニット20は、第1のレンズ群を含むアダプタ20aと、第2のレンズ群を含むアダプタ20bとを含んでいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、アダプタ20aとアダプタ20bに分割されている。また、顕微鏡アダプタユニット20は、アダプタ20aとアダプタ20bの間に光学素子又は光学素子を含む光学ユニットを着脱することが可能であり、アダプタ20aとアダプタ20bの間の距離を変化することもできる。
光源LSから射出される照明光は、楕円ミラーEMにより一旦光源像を形成し、その後、顕微鏡アダプタユニット20へ発散光束として入射する。
顕微鏡アダプタユニット20へ発散光束として入射する照明光は、第1のレンズ群により略平行光束に変換されて、第2のレンズ群に入射する。照明光は、第2のレンズ群により収束光束に変換されて顕微鏡アダプタユニット20から射出される。
より具体的には、まず、照明光は、レンズL26により略平行光束に変換されて、レンズL25及びレンズL24により光束径のより細い略平行光束に変換される。さらに、レンズL23及びレンズL22により、より太い略平行光束に変換される。そして、レンズL21により、顕微鏡アダプタユニット20からファイバFBが要求するNAで射出される。
顕微鏡アダプタユニット20から射出された照明光は、ファイバFBの入射端に集光されて、ファイバFB及びコリメート光学系CLを介して、顕微鏡本体へ入射する。
以上のように、顕微鏡アダプタユニット20は、第1のレンズ群が照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させるように構成されている点については、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様である。
従って、本実施例によれば、実施例1に係る顕微鏡アダプタユニット4と同様の効果を有する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
具体的には、光学素子及び/又は光学素子を含む光学ユニットを配置する空間を確保するために、ユニット長を伸張する必要がある場合でも、ビネッティングロスを抑えることができる。このため、照明光の光量の低下を抑制しながら、所望の照明を実現することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット20へ入射時の光束径及び射出時の光束径に比べて、第1のレンズ群から射出される略平行光束の光束径が細いため、より高い光量損失の抑制効果を得ることができる。また、比較的小さな光学素子や光学ユニットを用いることができる。
また、光学素子又は光学ユニットには略平行光束が入射するため、光学素子又は光学ユニットの性能を十分に発揮させることができる。
さらに、本実施例によれば、顕微鏡アダプタユニット20と顕微鏡本体の間には、ファイバFBが配置されているため、顕微鏡アダプタユニット20内で生じる熱や振動が顕微鏡本体へ伝達しにくい。従って、顕微鏡全体として熱や振動による観察への悪影響を軽減することができる。
[参考例7]
図11は、本参考例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。図11に例示される顕微鏡21は、顕微鏡アダプタユニット20の代わりに、顕微鏡アダプタユニット22を含む点が、図10に例示される実施例6に係る顕微鏡19と異なっている。
顕微鏡アダプタユニット22は、光源ユニット15とファイバFBの間に配置されていて、光源ユニット側から順に、レンズL30及びレンズL29からなる第1のレンズ群と、レンズL28及びレンズL27からなる第2のレンズ群と、を含んでいる。
さらに、顕微鏡アダプタユニット22は、第1のレンズ群を含むアダプタ22aと、第2のレンズ群を含むアダプタ22bとを含んでいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、アダプタ22aとアダプタ22bに分割されている。また、顕微鏡アダプタユニット22は、アダプタ22aとアダプタ22bの間に光学素子又は光学素子を含む光学ユニットを着脱することが可能であり、アダプタ22aとアダプタ22bの間の距離を変化することもできる。
顕微鏡アダプタユニット22の第1のレンズ群は、照明光を、正のパワーを有するレンズL30より収束光束に変換し、負のパワーを有するレンズL29により略平行光束に変換する。第2のレンズ群は、照明光を、負のパワーを有するレンズL28より発散光束に変換し、正のパワーを有するレンズL27により収束光束に変換し、顕微鏡アダプタユニット20からファイバFBが要求するNAで射出する。
以上のように、顕微鏡アダプタユニット22は、第1のレンズ群が照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させるように構成されている点については、実施例6に係る顕微鏡アダプタユニット20と同様である。
また、顕微鏡アダプタユニット22は、入射時の光束径及び射出時の光束径に比べて、第1のレンズ群から射出される略平行光束の光束径が細い点についても、顕微鏡アダプタユニット20と同様である。
従って、本参考例によれば、実施例6に係る顕微鏡アダプタユニット20と同様の効果を有する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット22と顕微鏡本体の間には、ファイバFBが配置されているため、顕微鏡アダプタユニット22内で生じる熱や振動が顕微鏡本体へ伝達しにくい。従って、本参考例によれば、実施例6に係る顕微鏡19と同様に、顕微鏡全体として熱や振動による観察への悪影響を軽減することができる。
[参考例8]
図12は、本参考例に係る顕微鏡アダプタユニットを含む顕微鏡の構成の一部を例示する概略図である。図12に例示される顕微鏡23は、顕微鏡アダプタユニット20の代わりに、顕微鏡アダプタユニット24を含む点が、図10に例示される実施例6に係る顕微鏡19と異なっている。
顕微鏡アダプタユニット24は、光源ユニット15とファイバFBの間に配置されていて、光源ユニット側から順に、レンズL32からなる第1のレンズ群と、レンズL31からなる第2のレンズ群と、を含んでいる。
さらに、顕微鏡アダプタユニット24は、第1のレンズ群を含むアダプタ24aと、第2のレンズ群を含むアダプタ24bとを含んでいて、第1のレンズ群と第2のレンズ群の間で、アダプタ24aとアダプタ24bに分割されている。また、顕微鏡アダプタユニット24は、アダプタ24aとアダプタ24bの間に光学素子又は光学素子を含む光学ユニットを着脱することが可能であり、アダプタ24aとアダプタ24bの間の距離を変化することもできる。
顕微鏡アダプタユニット24の第1のレンズ群は、照明光を、正のパワーを有するレンズL32より略平行光束に変換する。第2のレンズ群は、照明光を、正のパワーを有するレンズL28より収束光束に変換し、顕微鏡アダプタユニット24からファイバFBが要求するNAで射出する。
以上のように、顕微鏡アダプタユニット24は、第1のレンズ群が照明光を略平行光束に変換して、第2のレンズ群に入射させるように構成されている点については、実施例6に係る顕微鏡アダプタユニット20と同様である。
従って、本参考例によれば、実施例6に係る顕微鏡アダプタユニット20と同様の効果を有する顕微鏡アダプタユニットを提供することができる。
また、顕微鏡アダプタユニット24と顕微鏡本体の間には、ファイバFBが配置されているため、顕微鏡アダプタユニット24内で生じる熱や振動が顕微鏡本体へ伝達しにくい。従って、本参考例によれば、実施例6に係る顕微鏡19と同様に、顕微鏡全体として熱や振動による観察への悪影響を軽減することができる。
尚、図面上では、顕微鏡アダプタユニットと他の構成要素の間にスペースが生じているように描かれているものがあるが、実際には、顕微鏡アダプタユニットと他の構成要素は機械的に接続されている。この点は、上述した実施例全体で共通している。
1、11、14、17、19、21、23、100・・・顕微鏡、2、2a、2b、2c、15、103・・・光源ユニット、3、104・・・顕微鏡本体、4、7、12、16、18、20、22、24・・・顕微鏡アダプタユニット、4a、4b、7a、7b、12a、12b、12c、12d、16a、16b、18a、18b、20a、20b、22a、22b、24a、24b・・・アダプタ、5、6、8、9・・・フレーム、10・・・ガイドレール、13a、13b、13c、13d、13e・・・光学ユニット、101、LS・・・光源、102、CL・・・コリメート光学系、AF・・・アフォーカル光学系、B1、B2・・・平行光束、EM・・・楕円ミラー、FB・・・ファイバ、L1、L2、L3、L4、L11、L12、L13、L14、L15、L16、L17、L21、L22、L23、L24、L25、L26、L27、L28、L29、L30、L31、L32、L・・・レンズ、O・・・光軸、OB・・・対物レンズ、SP・・・標本面

Claims (12)

  1. 光源を含む光源ユニットから標本面に至る照明光の光路中に配置される顕微鏡アダプタユニットであって、
    少なくとも1つのレンズからなる第1のレンズ群と、
    少なくとも1つのレンズからなる第2のレンズ群を含み、
    前記第1のレンズ群は、前記照明光を平行光束に変換し、且つ、前記照明光を前記第2のレンズ群に入射させ
    前記顕微鏡アダプタユニットは、
    前記光源からの前記照明光を収束または平行にする光学系を備える前記光源ユニットと顕微鏡本体との間に配置され、
    アフォーカル光学系を含み、
    前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間に、光学素子または光学素子を含む光学ユニットを着脱することを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  2. 請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記第1のレンズ群は、平行光束として前記顕微鏡アダプタユニットに入射する前記照明光を、平行光束に変換することを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  3. 請求項または請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記第1のレンズ群により前記平行光束に変換された前記照明光の光束径は、前記顕微鏡アダプタユニットへ入射する照明光の光束径、及び、前記顕微鏡アダプタユニットから射出される照明光の光束径よりも小さいことを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  4. 請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間の距離が変化することを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  5. 請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、
    前記第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、
    前記第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、を含み、
    前記顕微鏡アダプタユニットは、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間で、前記第1のアダプタと前記第2のアダプタに分割されることを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  6. 請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、
    前記第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、
    前記第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、
    前記第1のアダプタを前記第2のアダプタに対して相対的に移動させるガイドレールと、を含むことを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  7. 請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記アフォーカル光学系は、前記光源ユニット側から順に、
    前記第1のレンズ群に含まれる、正のパワーを有する第3のレンズと、
    前記第1のレンズ群に含まれる、負のパワーを有する第1のレンズと、
    前記第2のレンズ群に含まれる、負のパワーを有する第2のレンズと、
    前記第2のレンズ群に含まれる、正のパワーを有する第4のレンズと、を含むことを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  8. 請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    複数の前記第1のアダプタを含み、
    前記第1のアダプタの各々は、それぞれ異なる光源ユニットに装着されることを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  9. 光源ユニットから標本面に至る照明光の光路中に配置される顕微鏡アダプタユニットであって、
    少なくとも第1のレンズ群及び第2のレンズ群を含むアフォーカル光学系を含み、
    前記第1のレンズ群は、前記照明光を平行光束に変換し、且つ、前記照明光を前記第2のレンズ群に入射させることを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  10. 請求項に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記光源ユニットは、前記光源ユニットと前記顕微鏡本体との間に配置されるファイバとともに用いられる光源ユニットであり、
    前記顕微鏡アダプタユニットは、前記ファイバと前記光源ユニットとの間に配置されることを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  11. 請求項10に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、
    前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間の距離が変化することを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
  12. 請求項11に記載の顕微鏡アダプタユニットにおいて、さらに、
    前記第1のレンズ群を含む第1のアダプタと、
    前記第2のレンズ群を含む第2のアダプタと、を含み、
    前記顕微鏡アダプタユニットは、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群の間で、前記第1のアダプタと前記第2のアダプタに分割されることを特徴とする顕微鏡アダプタユニット。
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