JP5628974B2 - 指ハサミ - Google Patents

Description

本発明は、野菜や果実や植木や花木の茎や枝の切断が人差指と中指の指圧と親指の補指圧で容易に連続的かつ効率的に行うことができる指ハサミに関するものである。

従来の指ハサミは親指と人差指の指圧の手段で行っていた（特許文献１、特許文献２）。

特開平９−１３５６３０号公報 特開平９−１２１６７９号公報

しかしながら、切断する作業が親指と人差指の指圧だけによるもので切断力が弱く、不安定であった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

請求項１においては、把手柄のない二つの刃体を設け、該刃体の後部に支点を設け、該支点に回転軸を設け、該回転軸に該刃体を一対に取り付け、該刃体の峰に平板クリップを設け、該刃体の峰沿いに細長の切り抜き孔を設け、該平板クリップと該細長の切り抜き孔に指装着ベルト柄を設けたものである。

請求項２における指装着ベルト柄にベルト調節留め具を設けたものである。

本発明は、人差指と中指の指圧に親指の補指圧を使うことで、切断力が強力になり、不安定が解消され容易に連続的かつ効率的に作業ができる。

本発明の使用中の状態を示す斜視図 本発明の別の使用中の状態を示す斜視図 本発明を手の甲側から見た状態を示す平面図 図３を裏にして手のひら側から見た状態を示す平面図 本発明を装着して指を握った状態を示す正面図 本発明の平面図において指装着ベルト柄をとりつける前の状態を示す平面図 本発明の斜視図 本発明の指装着ベルト柄と調節留め具の斜視図

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
（イ） 刃体（１）の後部に支点（３）を設け、支点（３）に回転軸（４）を設けて、 一対の刃体（１）を形成する。
（ロ） 一対の刃体（１）の峰に平板クリップ（９）と、峰沿いに細長の切り抜き孔を 設ける。
（ハ） 一対の刃体（１）の峰の平板クリップ（９）に人差指（５）と中指（６）を挿 入する指装着ベルト柄（２）を装着する。
（ニ） または、一対の刃体（１）の峰沿いの細長沿いの切り抜き孔（１０）に人差指 （５）と中指（６）を挿入する指装着ベルト柄（２）に装着することができる 。
（ホ） 指装着ベルト柄（２）にベルト調節留め具（１１）を設ける。
（ヘ）尚、 指装着ベルト柄（２）は指輪形状に限らず、面ファスナー等で留め外し可 能な形状にしても良い。
本発明は、以上のような構成である。
これを使用するときは、一対の刃体（１）の平板クリップ（９）と細長の切り抜き孔 （１０）に装着した指輪形状の指装着ベルト柄（２）に人差指（５）と中指（６）の太 さをベルト調節留め具（１１）で調節して挿入し、人差指（５）と中指（６）の指圧を 使い、手（８）を握って、野菜や果実や植木や花木の茎や枝を切断することができる
更に、親指（７）の補指圧使って、より強く、より安定した切断がすることできる。

１刃体
２指装着ベルト柄
３支点
４回転軸
５人差指
６中指
７親指
８手
９平板クリップ
１０細長の切り抜き孔
１１ベルト調節留め具

Claims (2)

1. 把手柄のない二つの刃体を設け、該刃体の後部に支点を設け、該支点に回転軸を設け、該回転軸に該刃体を一対に取り付け、該刃体の峰に平板クリップを設け、該刃体の峰沿いに細長の切り抜き孔をもうけ、該平板クリップまたは該細長の切り抜き孔に指装着ベルト柄を設けたことを特徴とする指ハサミ。
2. 前記指装着ベルト柄にベルト調節留め具を設けたことを特徴とする請求項１における記載の指ハサミ。

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