JP4041533B2 - 爪整形具 - Google Patents

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Description

本発明は、病変などによって爪の甲が分厚く盛り上がった部分(鉤わん爪)を除去し整形するのに好適な爪整形具に関する。
例えば、爪水虫(爪白癬)に罹った足の爪は、爪甲(爪の甲部分)が分厚く盛り上がって変色し「鉤わん爪」と称される状態になる。この鉤わん爪を治療する際には、爪甲の盛り上がり部分を削って平坦にし、その平坦部分に治療薬を塗布して爪内面側へ浸透させることになる。従来は、盛り上がり部分を爪用のやすりで削ることにより、爪甲を薄く平坦に整形していた。因みに、一般に使用される喰切り型の爪切りや、ニッパー形の爪切り(特許文献1)では、大きく盛り上がった鉤わん爪を一対の切刃の間に挟むこと、これ自体が困難なため、鉤わん爪を除去する用途には供し得ない。
特開2000−50942号公報(段落番号0008、図1)
しかし、やすりで鉤わん爪を削り落とす上記の整形作業は、盛り上がり部分の除去に多くの時間と手間とが掛かるうえ、やすりで盛り上がり部分を削り落とす際に、病変した爪の粉が周辺に飛散する。
そこで、本発明の目的は、爪甲の盛り上がり部分を鉋で削るようにして除去できる、鉤わん爪の整形に好適な爪整形具を提供することにある。本発明の目的は、爪甲の盛り上がり部分を簡便に除去して整形できる爪整形具を提供することにある。
本発明の爪整形具は、X字状に組まれて軸3で交差揺動可能に連結される一対の挟み体1・2を備えている。両挟み体1・2は、軸3の一側に設けられる握り柄4・5と、軸3の他側に設けられる作用腕6・7とをそれぞれ含む。両作用腕6・7の対向面の一方には、爪先ないし指先を受け止める受部11が形成され、他方には削り刃12が形成されており、削り刃12で爪甲の盛り上がり部分を爪基端側から爪先へ向かって削ることができるようにしたものである。
削り刃12と対向する受部11の爪受面15は、凹凸面に形成することができる。削り刃12における爪受面15との対向縁に形成された子刃12bは、連続山形状に形成することができる。受部11は、一方の作用腕6に装着固定したプラスチック製の受ブロック14で構成することができる。
本発明の爪整形具によれば、使用時に、爪先ないし指先を受部11で受け止め、削り刃12を爪基端側から爪先へ向かって移動させることにより、爪甲の盛り上がり部分を削り刃12で削ぎ落としながら除去できる。したがって、やすりで盛り上がり部分を削っていた従来の整形作業に比べて、爪の整形が簡便に、しかも短時間で行える。整形作業時に病変した爪の粉が周辺に飛散するのも解消でき、鉤わん爪の整形に好適である。
受部11の爪受面15が、凹凸面に形成された爪整形具によれば、爪先ないし指先を爪受面15で受け止めた状態において、受部11が爪や指先に沿って滑るのを防止して、爪整形具を爪に対して確りと保持固定でき、より安定した状態で爪整形作業を行うことができる。
削り刃12の子刃12bが連続山形状に形成されていると、削り刃12を爪甲の盛り上がり部分に対して食い込ませやすい。したがって、爪甲の盛り上がり部分を削り刃12でさらに適確に削ぎ落として、爪の整形を迅速に行える。
作用腕6に装着したプラスチック製の受ブロック14で受部11が構成されていると、外形形状や大きさなどが異なる複数種の受ブロック14を用意しておくことにより、受ブロック14部分の大きさや形状が異なる爪整形具を簡単にシリーズ化できるうえ、挟み体1・2を共用できる分だけ、シリーズ商品化した爪整形具を低コストで提供できる。爪先や指先に対する爪受面15の当りが柔らかになる利点もある。
(実施例1) 図1ないし図4は本発明に係る爪整形具の実施例1を示す。図2に示すように、爪整形具は、X字状に組まれて軸3で交差揺動可能に連結した一対の挟み体1・2で鋏のように構成する。両挟み体1・2は、軸3の一側に設けられる握り柄4・5と、軸3の他側に設けられる作用腕6・7とをそれぞれ備えている。
一対の挟み体1・2を軽快に開閉するために、握り柄4・5は、裁ち鋏の握り部分と同様の涙滴リング状に形成してあって、リング部分に親指と残る四指とを差し込むことができる。リング部分の外面にはプラスチック製のグリップ8を被覆してある。より小さな操作力で爪を削るために、リング部分の直線辺部のほぼ中央に操作力が作用すると想定するとき、操作力の作用点から軸3の中心までの長さは、作用腕6・7の先端から軸3の中心までの長さの約3倍に設定してある。
図4において各作用腕6・7は、それぞれ挟み体1・2の交差平面を越えて折り曲げ形成されており、一方の作用腕6には爪先端縁を受け止める受部11が形成され、他方の作用腕7には爪甲の盛り上がり部分を削る削り刃12が形成されている。この実施例では、作用腕6の先端に装着した受ブロック14で受部11を構成した。
受ブロック14は、断面コ字状のポリアセタール製の成形品であり、削り刃12と対向する壁面に爪先や指先を受け止めるための爪受面15を有する。滑り止めのために、爪受面15は連続山形の条歯群からなる凹凸面に形成した。作用腕6と、これに装着の受ブロック14とは、リベット16で分離不能に締結されている。
図3において削り刃12は、爪受面15へ向かって下り傾斜する削り刃12aと、これの先端側の小刃12bとを含み、その反対面側が平坦な片刃構造を採る。図1において小刃12bは直線状に形成してある。なお、ここでの爪整形具は、右利き用を示しており、左利き用の場合には、受部11と削り刃12とを左右逆に配置すればよい。図8は爪整形具の外観を示す。
使用時には、まず鉤わん爪の爪先を削り刃12と受部11とで上下に挟んで直線状に切断する。鉤わん爪は病変によって爪の成分であるケラチンの状態がもろくなっており、削り刃12と受部11とで爪先を挟むことができさえすれば、片方の削り刃12のみで爪先を問題なく切断できる。もちろん、ニッパー型や喰い切り型の爪切りを用いて、爪先を直線状に切断してもよい。このように、爪先を直線状に切断することにより、爪受面15を爪先の切断面に確りとあてがうことができる。
図3に示すように、爪受面15を爪先にあてがった状態で、削り刃12を爪甲の盛り上がり部分に食い込ませながら爪基端側から爪先へ向かって移動させて、恰も鉋で木材を削るのと同様にして、爪表面を削り刃12で削り取る。多くの場合は、削り刃12が食い込む位置を少しずつずらしながら盛り上がり部分を除去して、爪甲をできるだけ薄く整形する。このように、削り刃12で爪表面を削ぎ落としながら整形すると、やすりで鉤わん爪を削り落とす場合とは異なり、病変した爪の粉が周りに飛散することはないし、盛り上がり部分をより短い時間で効果的に除去できる。
(実施例2) 図5は本発明に係る爪整形具の実施例2を示しており、削り刃12の小刃12bが連続山形状に形成されていて、盛り上がり部分に対する削り刃12の食い込みを良くして、削り刃12が爪表面に沿って滑るのを防止した。他は実施例1と同じであるので、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱う。
(実施例3) 図6は本発明に係る爪整形具の実施例3を示しており、前記受ブロック14を省略して、作用腕6の削り刃12との対向面に爪受面15を直接に設けた。この爪受面15は、実施例1と同様に、連続山形の条歯群からなる凹凸面で形成した。
(実施例4) 図7は本発明に係る爪整形具の実施例4を示しており、基本的には実施例3の爪整形具と同じであるが、実施例2と同様に、削り刃12の小刃12bを連続山形状に形成して、削り刃12の食い込みを良くした。
上記の実施例以外に、爪受面15の滑り止め構造は条歯群で構成するする必要はなく、やすりの表面のような凹凸面で形成してもよい。爪の断面は上凸状に湾曲しているが、削り刃12はこの爪の断面形状に沿わせて上凸状に湾曲形成することができる。小刃12bは直線状に形成することが好ましいが、必要があれば凹曲状に湾曲形成してもよい。受ブロック14は、爪先と同時に指先を受け止める構造にすることができる。作用腕6に削り刃12と同様の切刃を形成しておき、切刃部分に受ブロック14を着脱可能に装着することができる。一対の挟み体1・2は、握り柄4・5間に配置したばねで開き付勢することができる。握り柄4・5はリング構造にする必要はなく、ニッパーと同様のハンドル構造にしてもよい。
実施例1の爪整形具の作用腕の構造を示す正面図 実施例1の爪整形具の正面図 実施例1の爪整形具の使用状態を示す断面図 実施例1の爪整形具の斜視図 実施例2の爪整形具を示す要部の正面図 実施例3の爪整形具を示す要部の正面図 実施例4の爪整形具を示す要部の正面図 実施例1の爪整形具の外観を示す六面図
符号の説明
1・2 挟み体
3 軸
4・5 握り柄
6・7 作用腕
11 受部
12 削り刃
12b 子刃
14 受ブロック
15 爪受面

Claims (4)

  1. X字状に組まれて軸(3)で交差揺動可能に連結される一対の挟み体(1・2)を備えており、
    両挟み体(1・2)は、軸(3)の一側に設けられる握り柄(4・5)と、軸(3)の他側に設けられる作用腕(6・7)とをそれぞれ含み、
    両作用腕(6・7)の対向面の一方に、爪先ないし指先を受け止める受部(11)が形成されており、
    両作用腕(6・7)の対向面の他方には、削り刃(12)が形成されており、
    削り刃(12)で爪甲の盛り上がり部分を爪基端側から爪先へ向かって削ることができるようにした爪整形具。
  2. 削り刃(12)と対向する受部(11)の爪受面(15)が、凹凸面に形成されている請求項1記載の爪整形具。
  3. 削り刃(12)における爪受面(15)との対向縁に形成された子刃(12b)が、連続山形状に形成されている請求項1または2記載の爪整形具。
  4. 受部(11)が、一方の作用腕(6)に装着したプラスチック製の受ブロック(14)で構成されている請求項1記載の爪整形具。
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