JP5628880B2 - 駆動ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、駆動ユニット、特に、自転車のクランクの近傍に設けられる駆動ユニットに関する。
補助動力としてモータ出力を使用する電動補助自転車の駆動ユニットとして、特許文献1に記載された発明がある。特許文献1に係る駆動ユニットは、クランク軸と、クランク軸を支持するハウジングと、ハウジングに収納されたモータ、ギアユニット、ギアホルダ、および踏力検出手段と、を備える。ギアホルダは、ギアユニットを収納し、クランク軸に対して回転自在である。ギアユニットは、クランク軸の回転をスプロケットに伝達する複数のギアを有する。踏力検出手段は、ハウジングに装着され、ギアホルダに作用するクランク軸回りの回転モーメントを検出する。
特許第3547847号明細書
特許文献1の自転車の駆動ユニットでは、クランク軸まわりに回転するギアホルダを踏力の検出対象としているため、踏力を検出する構成が複雑になる。
本発明の課題は、自転車の駆動ユニットにおいて、踏力の検出を簡素な構成で実現することにある。
発明1に係る駆動ユニットは、自転車のクランクの近傍に設けられる。駆動ユニットは、第1軸と、第1回転伝達部材と、第2軸と、第2回転伝達部材と、第3軸と、第3回転伝達部材と、作用力検出部と、動力伝達部と、モータと、変速機構と、を含む。第1回転伝達部材は、第1軸に設けられ、クランクアームの回転が伝達される。第2軸は、第1軸から離反して配置される。第2回転伝達部材は、第2軸に設けられる。第2回転伝達部材は、第1回転伝達部材の回転が伝達される。第3軸は、第1軸および第2軸から離反して配置される。第3回転伝達部材は、第3軸に設けられる。第3回転伝達部材は、第2回転伝達部材の回転が伝達される。作用力検出部は、第2軸に作用する力を検出する。第1軸の軸芯と、第2軸の軸芯と、第3軸の軸芯とは、互いに離反して配置される。第2軸に作用する力は、第1作用力と、第2作用力と、を含む。第1作用力は、第1回転伝達部材から第2回転伝達部材への回転の伝達によって第2軸の径方向に作用する。第2作用力は、第2回転伝達部材から第3回転伝達部材への回転の伝達によって第2軸の径方向に作用する。作用力検出部は、第2軸を支持する支持部と、第2軸に作用する力を、支持部を介して検出するセンサと、を含む。動力伝達部には、第3回転伝達部材の回転力が伝達される。モータは、動力伝達部に駆動力を付与可能である。変速機構は、第3回転伝達部材と動力伝達部との間の動力伝達経路に配置される。
この駆動ユニットでは、踏力を第1軸に作用する力ではなく、第1軸の回転が伝達され、第3軸に回転を伝達する第2軸に作用する力によって検出する。第2軸に作用する力は、第1回転伝達部材から第2回転伝達部材への回転力の伝達および第2回転伝達部材から第3回転伝達部材への回転力の伝達だけによって生じる。このため、ギアホルダ等の部材を設けることなく、第2軸に作用する力を検出することによって、踏力を検出できる。これによって、自転車の駆動ユニットにおいて、踏力の検出を簡素な構成で実現できる。
また、第2軸に作用する第1作用力と第2作用力との合力によって、第2軸に作用する力を精度良く検出できる。
さらに、第2軸にセンサを設けるのではなく、第2軸を支持する支持部にセンサを設けているので、センサを配置しやすくなり、センサへの配線作業が容易になる。
さらにまた、クランクの回転が与えられる動力伝達部にモータの回転を付与して、駆動を補助するアシスト機能を実現できる。また、変速機構によって複数のギア比を選択可能であるので、効率的にモータによる補助駆動を行うことができる。また、変速機構に内装変速機を用いても、変速機構にはモータの駆動力が作用しないので力が、任意のタイミングで変速動作を行える。
発明2に係る駆動ユニットは、発明1に記載の駆動ユニットにおいて、センサは、支持部のひずみを検出するひずみセンサを含む。この場合には、第2軸に作用する力によって生じる支持部のひずみを直接検出できるので、第2軸に作用する力を高精度に検出できる。
発明3に係る駆動ユニットは、発明2に記載の駆動ユニットおいて、支持部は、第2軸の軸方向の端部を支持する軸支持部と、軸支持部に接触する起歪部と、を含む。ひずみセンサは、起歪部に設けられる。この場合に、第2軸を支持する軸支持部ではなく、軸支持部に接触し、第2軸に作用する力が軸支持部から伝達されてひずみを発生する起歪部にひずみセンサが設けられる。このため、第2軸に作用する力をさらに高精度に検出できる。
発明4に係る駆動ユニットは、発明2または3に記載の駆動ユニットにおいて、ひずみセンサは、ひずみゲージ素子である。
発明5に係る駆動ユニットは、発明1から4のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材および第3回転伝達部材を収容するハウジングをさらに含み、支持部は、ハウジングに保持される。この場合には、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材および第3回転伝達部材を安定して保持することができる。
発明6に係る駆動ユニットは、発明1から5のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第2軸は、第2回転伝達部材を回転自在に支持する。この場合には、第2回転伝達部材が回転し、第2軸が回転しないので、第2軸に作用する力を検出しやすい。
発明7に係る駆動ユニットは、発明1から6のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第3軸は、第3回転伝達部材を回転自在に支持する。
発明8に係る駆動ユニットは、発明1から7のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1軸、第2軸および第3軸は、平行に延びる。この場合には、第1軸の回転が伝達される第2回転伝達部材および第3回転伝達部材を支持する第2軸および第3軸が第1軸と平行に配置されるので、ギア、スプロケット、およびプーリなどを各回転伝達部材に用いることができる。これによって、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材および第3伝達部材を簡素な構造にすることができる。
発明9に係る駆動ユニットは、発明1から8のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材および第3回転伝達部材は、ギア、スプロケットおよびプーリからなる群のいずれかから選ばれる。この場合には、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材および第3回転伝達部材の構造が簡素になる。特に、スプロケットまたはプーリを用いれば、一つの軸と他の軸の配置の制限が緩和されるので、駆動ユニットの設計の自由度が高くなる。
発明10に係る駆動ユニットは、発明1から9のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1回転伝達部材と第2回転伝達部材とは直接接触する。この場合には、駆動ユニットの小型化を図りやすい。
発明11に係る駆動ユニットは、発明1から9のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1回転伝達部材の回転を第2回転伝達部材に伝達する第1連結体をさらに含む。この場合には、第1回転伝達部材と第2回転伝達部材の配置の制限が緩和される。
発明12に係る駆動ユニットは、発明11に記載の駆動ユニットにおいて、第1連結体は、チェーンまたはベルトである。
発明13に係る駆動ユニットは、発明1から12のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第2回転伝達部材と前記第3回転伝達部材とは直接接触する。この場合には、駆動ユニットの小型化を図りやすい。
発明14に係る駆動ユニットは、発明1から12のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第2回転伝達部材の回転を第3回転伝達部材に伝達する第2連結体をさらに含む。この場合には、第2回転伝達部材と第3回転伝達部材の配置の制限が緩和される。
発明15に係る駆動ユニットは、発明14に記載の駆動ユニットにおいて、第2連結体は、チェーンまたはベルトである。
発明16に係る駆動ユニットは、発明1から10のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第2回転伝達部材の回転を第3回転伝達部材に伝達するチェーンをさらに含む。第1回転伝達部材は、第1ギアを備える。第2回転伝達部材は、第1ギアに噛み合う第2ギアと、第2ギアと一体で回転する第1スプロケットと、を備える。第3回転伝達部材は、第2スプロケットを備える。この場合に、第2回転伝達部材と第3回転伝達部材との回転方向を同じ方向に揃えることができる
明1に係る駆動ユニットは、発明1から16のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1軸の回転軸と、モータの回転軸とは、同軸に設けられる。この場合には、モータの内部機構を簡略化することができるので、駆動ユニットのさらなる簡素化を図ることができる。
発明18に係る駆動ユニットは、発明から1のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、モータの駆動力は、ワンウェイクラッチを介して、動力伝達部に伝達される。この場合には、踏力が、モータに伝達されることを防止できる。
発明19に係る駆動ユニットは、発明1から18のいずれかに記載の駆動ユニットにおいて、第1軸は、クランク軸であり、第1回転伝達部材は、第1軸に固定される。
発明20に係る駆動ユニットは、自転車のクランクの近傍に設けられる。駆動ユニットは、第1軸と、第1回転伝達部材と、第2軸と、第2回転伝達部材と、第3軸と、第3回転伝達部材と、作用力検出部と、チェーンと、を含む。第1回転伝達部材は、第1軸に設けられ、クランクアームの回転が伝達される。第2軸は、第1軸から離反して配置される。第2回転伝達部材は、第2軸に設けられる。第2回転伝達部材は、第1回転伝達部材の回転が伝達される。第3軸は、第1軸および第2軸から離反して配置される。第3回転伝達部材は、第3軸に設けられる。第3回転伝達部材は、第2回転伝達部材の回転が伝達される。チェーンは、第2回転伝達部材の回転を前記第3回転伝達部材に伝達する。作用力検出部は、第2軸に作用する力を検出する。第1軸の軸芯と、第2軸の軸芯と、第3軸の軸芯とは、互いに離反して配置される。第2軸に作用する力は、第1作用力と、第2作用力と、を含む。第1作用力は、第1回転伝達部材から第2回転伝達部材への回転の伝達によって第2軸の径方向に作用する。第2作用力は、第2回転伝達部材から第3回転伝達部材への回転の伝達によって第2軸の径方向に作用する。作用力検出部は、第2軸を支持する支持部と、第2軸に作用する力を、支持部を介して検出するセンサと、を含む。第1回転伝達部材は、第1ギアを備え、第2回転伝達部材は、第1ギアに噛み合う第2ギアと、第2ギアと一体で回転する第1スプロケットと、を備え、第3回転伝達部材は、第2スプロケットを備える。
この駆動ユニットでは、踏力を第1軸に作用する力ではなく、第1軸の回転が伝達され、第3軸に回転を伝達する第2軸に作用する力によって検出する。第2軸に作用する力は、第1回転伝達部材から第2回転伝達部材への回転力の伝達および第2回転伝達部材から第3回転伝達部材への回転力の伝達だけによって生じる。このため、ギアホルダ等の部材を設けることなく、第2軸に作用する力を検出することによって、踏力を検出できる。これによって、自転車の駆動ユニットにおいて、踏力の検出を簡素な構成で実現できる。
また、第2軸に作用する第1作用力と第2作用力との合力によって、第2軸に作用する力を精度良く検出できる。
さらに、第2軸にセンサを設けるのではなく、第2軸を支持する支持部にセンサを設けているので、センサを配置しやすくなり、センサへの配線作業が容易になる。
また、第2回転伝達部材と第3回転伝達部材との回転方向を同じ方向に揃えることができる。
本発明によれば、自転車の駆動ユニットにおいて、踏力の検出を簡素な構成を実現できる。
本発明に係る駆動ユニットを組み込んだ電動補助自転車の側面図。 図1の切断線II−IIによって切断した駆動ユニットの断面図。 センサ部の正面図。 図3の切断線IV−IVによって切断したセンサ部の断面図。 センサ部の分解斜視図。 回転伝達構造を説明する駆動ユニットの正面図。 駆動ユニットの断面拡大図。 他の実施形態の図5に相当する駆動ユニットの正面図。
図1は、本発明に係る駆動ユニット10を組み込んだ電動補助自転車の一例を表す左側面図である。図1では、駆動部分に関連する部分のみを示している。この電動補助自転車は、ペダル100に作用する踏力を、第1クランクアーム101aおよび第2クランクアーム101b→駆動ユニット10→フロントスプロケット38→第1チェーン104→リヤスプロケット105という経路を経て、後車輪の車軸106回りに回転可能に設けられるハブ体に伝達する。その過程で、駆動ユニット10は、モータ出力を補助動力として合成し、走行をアシストする。この電動補助自転車は、後述するセンサ部26によってクランク軸14に作用するトルクに応じた力を検出する。そして、この電動補助自転車は、その検出値が設定値を超えたところで、モータを起動して踏力に応じたトルクを補助動力として発生させる。アシスト用のモータを含む駆動ユニット10は、一般にフレームのシートチューブの下端部とフレームのダウンチューブの後端部との連結部付近に配置される。モータ駆動用のバッテリは、リアキャリア、ダウンチューブまたはシートチューブ沿って配置される。
<駆動ユニットの全体構成>
駆動ユニット10は、第1クランクアーム101aおよび第2クランクアーム101bを備えるクランク101の近傍に配置される。駆動ユニット10は、図2に示すように、ハウジング12と、クランク軸14と、第1回転伝達部材16と、中間軸18と、第2回転伝達部材20と、支持軸22と、第3回転伝達部材24と、センサ部26と、を含む。クランク軸14は、第1軸の一例である。中間軸18は、第2軸の一例である。支持軸22は、第3軸の一例である。センサ部26は、作用力検出部の一例である。
クランク軸14の軸芯と、中間軸18の軸芯と、支持軸22の軸芯とは、互いに離反して配置される。クランク軸14と中間軸18と支持軸22とは、平行に延びる。また、駆動ユニット10は、第2チェーン28と、モータ30と、変速機構32と、減速機構34と、動力伝達部(出力部)36と、フロントスプロケット38と、をさらに含む。
<ハウジング>
ハウジング12は、図2に示すように、第1回転伝達部材16、第2回転伝達部材20、第3回転伝達部材24、動力伝達部36、モータ30、変速機構32、および減速機構34を収容する。
ハウジング12は、たとえば、アルミニウムなどの金属製の部材である。ハウジング12は、第1側壁12aおよび第2側壁12bを有する。第1側壁12aおよび第2側壁12bは、クランク軸14の延びる方向に離間し、対向するように設けられる。ハウジング12は、第2側壁12bを含むハウジング本体と、第1側壁12aを含む蓋部材とを有する。ハウジング本体の開口に、蓋部材がボルトなどの固定部材によって着脱可能に固定されて、第1回転伝達部材16、第2回転伝達部材20、第3回転伝達部材24、動力伝達部36、モータ30、変速機構32、および減速機構34を収容する収容空間が形成される。第1側壁12aは、第1側壁本体12cと、第1板部材12dと、を有する。第1板部材12dは、第1側壁本体12cに形成された第1係合孔12eに回転不能かつ着脱可能に装着される。第2側壁12bは、第2側壁本体12fと、第2板部材12gと、を有する。第2板部材12gは、第2側壁本体12fに形成された第2係合孔12hに回転不能かつ着脱可能に装着される。第1係合孔12eは第2係合孔12hと同芯に配置される。
第1板部材12dおよび第2板部材12gは、好ましくは第1側壁本体12cおよび第2側壁本体12fとは異なる金属材料によって構成される。第1板部材12dはハウジング12の外側から第1側壁本体12cに対して着脱可能である。また第2板部材12gはハウジング12の外側から第2側壁本体12fに対して着脱可能である。第1板部材12dおよび第2板部材12gは、ここでは円板状に形成され、外周部に第1係合孔12eに係合するセレーションおよびフランジが形成される。第1板部材12dのセレーションは第1係合孔12eに係合し、第2板部材12gのセレーションは第2係合孔12hに係合する。第1板部材12dのフランジは第1側壁本体12cの側面に接触し、第2板部材12gのフランジは第2側壁本体12fの側面に接触する。第1係合孔12eには、第1板部材12dのセレーションに嵌め合うセレーションが形成され、これによって、第1板部材12dが第1側壁本体12cに対してまわり止めされる。また第2係合孔12hには、第2板部材12gのセレーションに嵌め合うセレーションが形成され、これによって、第2板部材12gが第2側壁本体12fに対してまわり止めされる。変速機構3を支持する支持軸22に装着されるナット42を締めることによって、第1板部材12dおよび第2板部材12gが相互に近接する方向に押圧されて、第1板部材12dが第1側壁本体12cに対して、第2板部材12gが第2側壁本体12fに対して、それぞれ固定される。
ハウジング12は、円形の一対の第1孔13aおよび第1孔13bと、一対の第2孔13cおよび第2孔13dと、第3孔13eと、を有する。第1孔13aおよび第1孔13bは、第1側壁本体12cおよび第2側壁本体12fに形成される。第1孔13aには、たとえば、玉軸受の形態の第1軸受39aが設けられ、第1孔13bには、たとえば、玉軸受の形態の第2軸受39bが設けられる。
一対の第2孔13cおよび第2孔13dは、第1板部材12dおよび第2板部材12gに形成される。第2孔13cおよび第2孔13dには、支持軸22が回転不能に装着される。第2孔13cおよび第2孔13dは、第1板部材12dおよび第2板部材12gの中央にそれぞれ形成される。ここでは、第1板部材12dは第1側壁本体12cから着脱可能に、第2板部材12gは第2側壁本体12fから着脱可能に構成されているが、第1板部材12dは第1側壁本体12cに、第2板部材12gは第2側壁本体12fに、それぞれ圧入して一体に形成されてもよい。また第2孔13cおよび第2孔13dは、第1板部材12dおよび第2板部材12gの中央からオフセットして形成されてもよい。この場合は、第1板部材12dおよび第2板部材12gを周方向に回転させることによって、第2孔13cおよび第2孔13dの位置を変更することができるようになり、第2チェーン28の弛みを調整することができるようになる。
図3および図4に示すように、第3孔13eは、ハウジング12の一方の側壁に形成される。ここでは、第3孔13eは、第1側壁本体12cに形成される。第3孔13eには、センサ部26が設けられる。第3孔13eは、ハウジング12の幅方向(クランク軸14の延びる方向)から見て概ね長方形状に形成される。第3孔13eは、後述する軸支持部50が配置される第1部分13fと、後述する起歪部52が配置される第2部分13gと、を有する。第3孔13eの周囲には、ハウジング12の内壁面から凹んだ保持凹部13iが形成される。保持凹部13iは、後述するセンサーケース44の位置決めを行うことができ、ハウジング12の外側への移動を規制できる構成であればよい。ここでは第3孔13eは、貫通孔であるが、ハウジング12の内壁に形成される凹みまたは溝であってもよい。
<クランク軸>
クランク軸14は、たとえば、鉄またはステンレスなどの金属製の軸部材である。クランク軸14は、第1軸受39aおよび第2軸受39bによってハウジング12に回転自在に支持される。クランク軸14の両端は、第1側壁12aおよび第2側壁12bから突出して配置される。クランク軸14の第1側壁12a側の端部には、第1クランクアーム101aがクランク軸14に一体で回転可能かつ着脱可能に取り付けられる。クランク軸14の第2側壁12b側の端部には、第2クランクアーム101bがクランク軸14と一体で回転可能かつ着脱可能に取り付けられる。クランク軸14の第1側壁12側の端部には、第1回転伝達部材16を軸方向に位置決めするための大径のフランジ部14aと、第1回転伝達部材16を一体回転可能に連結するためのセレーション部14bと、が形成される。フランジ部14aとセレーション部14bとは隣接して配置される。フランジ部14aは、クランク軸14の周方向の全周にわたって形成されていてもよく、周方向に断続的にクランク軸14から突出するように形成されてもよい。
<第1回転伝達部材>
第1回転伝達部材16は、クランク軸14に設けられ、第1クランクアーム101aおよび第2クランクアーム101bの回転が伝達される。第1回転伝達部材16は、たとえば、合成樹脂製または金属製の第1ギア16aを備える。第1ギア16aは、クランク軸14のセレーション部14bに、クランク軸14と一体で回転可能に連結される。第1ギア16aは、圧入、接着などの適宜の固定手段によって、クランク軸14に固定される。第1ギア16aは、クランク軸14のフランジ部14aに接触してクランク軸14の軸方向に位置決めされる。第1ギア16aは、第1軸受39aを介してハウジング12に回転自在に支持される。したがって本実施の形態では、クランク軸14は、第1軸受39aおよび第1ギア16aを介してハウジング12に回転自在に支持される。
<中間軸>
中間軸18は、鉄、ステンレスなどの金属製の軸部材である。中間軸18は、第3孔13eに配置される第1端部18aと、第1端部18aと反対側の第2端部18bと、を有する。第1端部18aは、第3孔13eに装着されるセンサ部26の後述する支持部46に支持される。第2端部18bは、モータ30の後述するモータケース56の第2ケース56bに支持される。中間軸18は、支持部46および後述する第2ケース56bに固定される。中間軸18は、第2回転伝達部材20を回転自在に支持する。
<第2回転伝達部材>
第2回転伝達部材20は、第1回転伝達部材16の回転が伝達される部材である。第2回転伝達部材20は、第1ギア16aに直接接触して噛み合う第2ギア20aと、第2ギア20aと一体で回転する第1スプロケット20bと、を備える。第2回転伝達部材20は、たとえば、合成樹脂または金属製の部材である。第2回転伝達部材20は、たとえば、針状コロ軸受の形態の軸受40を介して中間軸18に回転自在に支持される。第2ギア20aは、第1スプロケット20bの内周部20dに係合する係合部20cを有する。係合部20cは、第2ギア20aの歯面うち第1ギア16aに噛み合わない歯面を含んで形成される。第1スプロケット20bの内周部20dには、第2ギア20aの少なくとも一部と噛み合う凹凸部が形成され、これによって第2ギア20aと第1スプロケット20bの回転が規制される。また第2ギア20aには、第1スプロケット20bの中間軸18方向への移動を規制する規制部が設けられる。この規制部は、第1スプロケット20bの中間軸18方向の両側に設けられる。
<支持軸>
支持軸22は、変速機構32を支持するために設けられる。支持軸22は、両端が第2孔13c,13dをそれぞれ貫通する。支持軸22の両端部は、第1板部材12dおよび第2板部材12gにナット42によって固定され、これによって第1側壁12aおよび第2側壁12bに固定される。支持軸22は、変速機構32の後述する変速モータユニット32a、回転入力部64、および変速部66を貫通する。支持軸22は、第3回転伝達部材24を回転自在に支持する。
<第3回転伝達部材>
第3回転伝達部材24は、第2回転伝達部材20の回転が伝達される部材である。第2回転伝達部材20の回転は、第2チェーン28によって第3回転伝達部材24に伝達される。第2チェーン28は、第2連結体の一例である。第3回転伝達部材24は、第2チェーン28に噛み合う第2スプロケット24aを備える。第2チェーン28は、第1スプロケット20bおよび第2スプロケット24aに巻回される。第2スプロケット24aは、支持軸22に回転自在に支持された変速機構32の後述する回転入力部64に一体に回転可能に連結される。回転入力部64は、支持軸22に回転自在に支持される。これにより、第2スプロケット24aは、回転入力部64を介して支持軸22に回転自在に支持される。
<センサ部>
センサ部26は、中間軸18に作用する力を検出することによって、クランク軸14に作用するトルクを検出するために設けられる。乗り手がペダル100を踏むことによって、クランク軸14が図6の矢印Aに示す反時計回りに回転すると、第1ギア16aが第2ギア20aを圧力角で決まる方向に押圧する。この押圧力は、第2ギア20aが第1ギア16aから離反する方向の力(第1分力)F1と、第2ギア20aと第1ギア16aとの接線方向の力(第2分力)F2とを含む。第1分力F1は、第1ギア16aおよび第2ギア20aを支持する中間軸18の半径方向に作用することになる。第2分力F2は、第1ギア16aのピッチ円と第2ギア20aのピッチ円とが接触する点の接線方向に作用することになる。また、第1スプロケット20bおよび第2スプロケット24aに噛み合う第2チェーン28に張力F3が生じる。第1分力F1および第2分力F2は、第1作用力の一例である。張力F3は、第2作用力の一例である。したがって、中間軸18に作用する力は、第1分力F1、第2分力F2および張力F3の合力F4となる。この合力F4は、クランク軸14に作用する回転力の成分だけであるので、ペダル荷重などの影響を受けない。このため、センサ部26によって、クランク軸14に作用する回転力(トルク)、すなわち踏力を精度良く検出できる。矢印Aは、自転車を前進させるときにクランク軸14を回転させる方向である。
図3、図4および図5に示すように、センサ部26は、センサーケース44と、中間軸18を支持する支持部46と、中間軸18に作用する力を、支持部46を介して検出するセンサ48と、を備える。センサーケース44は、第3孔13eにハウジング12の内側から嵌合する。ここでは第3孔13eは、概ね矩形形状である。センサーケース44は、たとえば、金属製の部材である。センサーケース44は、それぞれがハウジング12の内壁面よりも凹んで形成される第1収納部44aおよび第2収納部44bを有する。第1収納部44aは、第3孔13eの第1部分13fに配置される。第2収納部44bは、第2部分13gに配置される。第1収納部44aは、第2収納部44bよりも幅が狭い。第1収納部44aと第2収納部44bとの2つの境界部分の第1境界内壁44dおよび第2境界内壁44eは、第1収納部44aの内壁から第2収納部44bの内壁に向かって相互に離反する方向に傾斜して延びる。センサーケース44の外側面には、第3孔13eの保持凹部13iに係合する段差部44cが形成される。この段差部44cが保持凹部13iに係合することによって、センサーケース44の中間軸18の軸方向外側への移動が規制される。
支持部46は、中間軸18の第1端部18aを支持する軸支持部50と、軸支持部50に接触して設けられる起歪部52と、を備える。起歪部52は、軸支持部50によって押圧されて歪む。軸支持部50は、概ね直方体形状であり、正面から見て概ね矩形形状である。軸支持部50は、センサーケース44の第1収納部44aに収納される。軸支持部50は中間軸18のまわりの外壁面に第1側面50aから第4側面50dを有する。第1側面50aから第4側面50dは、それぞれ平面で構成される。第1側面50aから第3側面50cは、第1収納部44aの3つの内壁に接触するように配置される。第4側面50dは、起歪部52に接触するように配置される。軸支持部50は、表面の中央に中間軸18の第1端部18aが嵌合する嵌合凹部50eを有する。嵌合凹部50eは、軸支持部50の裏面まで貫通しないように形成される。軸支持部50の第2側面50bと第1収納部44aの内壁とは面接触する。軸支持部50の第2側面50bは、駆動ユニット10が自転車のフレームに取り付けられたとき、中間軸18の下側となるように配置される。
起歪部52は、たとえば、金属製であり、環状に形成される。起歪部52は、たとえば4つの角が丸められた四角筒状に形成され、正面から見て概ね矩形に形成される。起歪部52は、外周面に平面で構成される第1側面52aから第4側面52dを有する。起歪部52の中央部には、貫通孔52eが形成される。貫通孔52eは、正面から見て4つの角が丸められた矩形形状を有する。起歪部52の軸支持部50に対向する第1側面52aは、軸支持部50の第4側面50dに接触する。起歪部52の第1側面52aに対向する第4側面52dは、第2収納部44bの内壁に接触する。第2側面52bおよび第3側面52cは、第2収納部44bの内壁と隙間をあけて配置される。起歪部52のうち、第1側面52aと第2側面52bとの間の第1円周面52fは、第2境界内壁44eに接触する。起歪部52の第1側面52aと第3側面52cとの間の第1円周面52fは、第1境界内壁44dに接触する。起歪部52のうち、第1側面52aと第3側面52cとの間の第2円周面52gは、第2境界内壁44eに接触する。
起歪部52の第2側面52bおよび第3側面52cは、軸支持部50によって押圧されて曲げひずみが生じる。第2側面52bおよび第3側面52cの少なくともいずれかには、センサ48を構成するひずみゲージ素子48aが設けられる。ここでは、第2側面52bにひずみゲージ素子48aが設けられる。しかし、第3側面52c、または第2側面52bと第3側面52cの両方にひずみゲージ素子を設けてもよい。ひずみゲージ素子48aは、たとえば起歪部52に接着剤によって接合され、起歪部52とモジュール化される。ひずみゲージ素子48aは、軸支持部50によって押圧された起歪部52に生じるひずみを検出するひずみセンサである。
このセンサ部26は、軸支持部50が起歪部52を押圧する方向、すなわち中間軸18に垂直な面において、中間軸18の中心軸から起歪部52との中心軸とを結ぶ方向(図6において、矢印Bで示す方向)が、合力F4の方向から所定の角度範囲θとなるように設けられる。θは、たとえば90度未満であり、好ましくは45°未満であり、さらに好ましくは20°未満である。このようにセンサ部26を設けることによって、中間軸18に作用する力を検出しやすくなる。軸支持部50が起歪部52を押圧する方向は、ひずみゲージ素子48aの分解能に応じ適宜に設定される。本実施の形態では、ひずみセンサの感度などを考慮して、矢印Bで示す方向を、合力F4の方向から20°未満の範囲でわずかに異ならせており、使用するひずみセンサの感度に応じて、センサ部26の向きを決定すればよい。矢印Bで示す方向と合力F4の方向とを一致させてもよく、この場合には起歪部52に作用する力を最も大きくすることができ、センサの出力を大きくすることができる。
また本実施の形態では、駆動ユニット10が取り付けられる自転車が平地に置かれたときに、軸支持部50の第2側面50bと第1収納部44aの内壁との接触面が、水平面により近くなるように、前記矢印Bの方向を、前記合力F4の方向からずらしている。軸支持部50の第2側面50bと第1収納部44aの内壁との接触面を水平面に近づけることによって、軸支持部50が前記第1収納部44aの内壁に沿って面接触して安定して移動することができ、センサの検出精度を向上させることができる。
センサーケース44には、少なくとも起歪部52が設けられる第2収納部44bを覆うカバー部材が設けられてもよい。センサーケース44の凹部の開口部に段差を設けて、この段差にカバー部材を係合してもよく、接着剤またはネジなどの固定部材によってカバーをセンサーケース44に固定してもよい。カバー部材は、センサーケース44の凹部の開口部を全体に亘って覆ってもよく、この場合、カバー部材には、中間軸18を挿通する貫通孔が形成される。
<モータ>
モータ30は、図2に示すように、インナーロータ式のモータである。モータ30は、モータケース56と、モータケース56に回転自在に支持されるロータ58と、モータケース56に装着されるステータ60と、を備える。モータケース56は、ハウジング12の一体で形成される第1ケース56aと、第1ケース56aに着脱自在に装着される第2ケース56bと、を有する。この第2ケース56bに中間軸18の第2端部18bを支持する軸支持凹部56cが形成される。
ロータ58は、クランク軸14と同芯(同軸)に配置され、クランク軸14が貫通する筒状の部材である。ロータ58は、外周部に周方向に並べて設けられる複数の磁極を有する磁石58aを含む。ロータ58は、外周側に配置され、軸方向に間隔を隔てて配置された、たとえば、玉軸受の形態の一対の軸受62aおよび軸受62bによってモータケース56に回転自在に支持される。一対の軸受62aおよび軸受62bはロータ58の外周側に配置される。軸受62aは、第1ケース56aに装着され、軸受62bは、第2ケース56bに装着される。
ステータ60は、ロータ58の外周側にロータ58と対向して配置される。ステータ60は、周方向に間隔を隔てて配置された複数のコイル60aを有する。ステータ60は、第1ケース56aの内周部に固定される。
なお、モータ30は図示を省略したインバータによって駆動される。インバータは、図示しない制御部によって駆動され、制御部は、踏力および自転車の速度に応じて、インバータを制御する。
このように、モータ30の軸芯とクランク軸14の軸芯とが同軸に配置されるため、モータ30の内部機構を簡略化することができる。このため、駆動ユニット10のさらなる簡素化を図ることができる。
<変速機構>
変速機構32は、第3回転伝達部材24と、動力伝達部36との間の動力伝達経路に配置される。変速機構32は、変速モータユニット32aと、変速機構本体32bと、を備える。変速モータユニット32aは、ハンドルに装着された変速操作部(図示せず)における乗り手の指示により、変速機構本体32bの係止体を所定の位相に回転させる。変速モータユニット32aとして、例えば、特許第3529723号に開示されている公知のモータユニットを利用することができる。変速機構本体32bは、複数(たとえば、8つ)のギア比を選択可能な変速機である。変速機構本体32bとして、例えば、実用新案登録第3146138号に開示されている公知の変速機を利用することができる。
変速機構本体32bは、第3回転伝達部材24の回転が伝達される回転入力部64と、変速部66と、回転出力部68と、を備える。回転入力部64、変速部66、および回転出力部68は、それぞれ支持軸22によって支持される。回転入力部64は、支持軸22に回転自在に支持される。回転入力部64に第3回転伝達部材24の第2スプロケット24aが一体で回転可能に連結される。変速部66は、回転入力部64に伝達された回転を、直結を含めて複数段階(たとえば、8段階)に変速する。変速部66は、少なくとも一つの遊星歯車機構を有する。回転出力部68は、変速部66で変速された回転を動力伝達部36に出力する。
このように、変速機構32を駆動ユニット10に設けると、変速機構32によって複数のギア比を選択可能であるので、効率的にモータ30による補助駆動を行うことができる。また、変速機構32に内装変速機を用いても、変速機構32に作用する力が小さいため、任意のタイミングで変速動作を行える。
<減速機構>
減速機構34は、図7に示すように、ロータ58の回転をトルク伝達部材70に伝達する。減速機構34は、1つ以上のギアを有する。図7の例は、減速機構34は第1の遊星歯車機構72と、第2の遊星歯車機構74と、を有する場合を示す。第1の遊星歯車機構72は、ロータ58に連結される第1太陽ギア部72aと、複数の第1遊星歯車72bと、複数の第1遊星歯車72bを回転可能に支持する第1キャリア部72cと、ハウジング12に固定される第1リングギア部72dとを含む。第2の遊星歯車機構74は、第1キャリア部72cに連結される第2太陽ギア部74aと、複数の第2遊星歯車74bと、複数の第2遊星歯車74bを回転可能に支持する第2キャリア部74cと、ハウジング12に固定される第2リングギア部74dとを含む。減速機構34の出力は、トルク伝達部材70を介して、動力伝達部36に伝達される。トルク伝達部材70は、第2キャリア部7cに結合され、ここでは一体に形成されている。トルク伝達部材70は、動力伝達部36の後述する第2ギア部材78に回転可能に支持される。トルク伝達部材70はワンウェイクラッチ80の複数のクラッチ爪80aを支持する。
<動力伝達部>
動力伝達部36は、図2に示すように、モータ30の回転力およびクランク軸14の回転力をフロントスプロケット38に伝達する。動力伝達部36は、変速機構32の回転出力部68に一体で回転可能に連結された第1ギア部材76と、第1ギア部材76に噛み合う第2ギア部材78と、ワンウェイクラッチ80と、を備える。
第2ギア部材78は、図7に示すように、ハウジング12に第2軸受39を介して回転自在に支持される。第2ギア部材78の内周部とクランク軸14の外周面との間には、たとえば、玉軸受の形態の軸受82が装着される。したがって、クランク軸14は、第2ギア部材78を介してハウジング12に回転自在に支持される。
また、第2ギア部材78は、ワンウェイクラッチ80が設けられる第1環状凹部78aと、軸受82が設けられる第2環状凹部78bと、フロントスプロケット38が一体回転可能に装着される環状のスプロケット装着部78cと、を有する。第1環状凹部78aは、ハウジング12の第2側壁12bと反対側の面に環状に形成される。第1環状凹部78aの半径方向内側の外周部は、トルク伝達部材70を回転自在に支持する。
第2環状凹部78bは、ハウジング12の第2側壁12bと対向する面に環状に形成される。第2環状凹部78bには、第2軸受39bの内輪が装着される。スプロケット装着部78cは、第2環状凹部78bの半径方向内側の外周面から軸方向に環状に延びる。第2ギア部材78において、第2第2環状凹部78bは第1環状凹部78aの周方向内側に形成される。スプロケット装着部78cの内周面には、フロントスプロケット38がスプロケット装着部78cと一体で回転可能に連結される連結部78dが設けられる。連結部78dは、たとえばセレーションで構成される。この連結部78dにフロントスプロケット38が圧入され、かつかしめ固定により塑性変形されて、第2ギア部材78とフロントスプロケット38とが一体で回転可能になる。
ワンウェイクラッチ80は、自転車の進行方向に駆動する方向のモータ30の回転だけを第2ギア部材78に伝達する。したがって、第2ギア部材78の進行方向の回転はモータ30に伝達されない。ワンウェイクラッチ80は、爪式のものであり、クラッチ爪80aと、ラチェット歯80bと、内側部材80cと、を有する。クラッチ爪80aは、内側部材80cの外周面に起伏自在に収納され、かつ起立姿勢に付勢される。ラチェット歯80bは、第1環状凹部78aの半径方向外側の内周面に形成される。内側部材80cは、環状に形成され、内側部材80cの内周部にトルク伝達部材70が一体で回転可能に連結される。
<フロントスプロケット>
フロントスプロケット38は、図7に示すように、スプロケット歯38aが外周部に形成された環状部38bと、環状部38bの内周部に一体形成された筒状部38cと、を有する。この筒状部38cの外周面が第2環状凹部78bの内周部に圧入され、かつ筒状部38cの先端部分がかしめ固定される。なお、フロントスプロケット38の固定方法は、圧入などに限定されず、ネジ止め、接着、溶接などの適宜の固定方法を用いることができる。
<実施形態の効果>
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態の駆動ユニット10では、踏力をクランク軸14で検出するのではなく、クランク軸14の回転が伝達され、支持軸22に回転を伝達する中間軸18に作用する力によって検出する。中間軸18に作用する力は、第1回転伝達部材16から第2回転伝達部材20への回転力の伝達および第2回転伝達部材20から第3回転伝達部材24への回転力の伝達だけによって生じる。このため、ギアホルダ等の部材を設けることなく、中間軸18に作用する力によって、クランク軸14に作用する回転力に応じて変化する踏力を検出できる。これによって、自転車の駆動ユニット10において、踏力の検出を簡素な構成で実現きる。
<駆動ユニットの動作>
次に、駆動ユニット10の動作について説明する。
乗り手の踏力によるトルクは、第1クランクアーム101aおよび第2クランクアーム101b→クランク軸14→第1回転伝達部材16→第2回転伝達部材20→第3回転伝達部材24→変速機構本体32b→第1ギア部材76→第2ギア部材78へと変速機構32を介して伝達される。一方、モータ30からの出力トルクは、減速機構34→トルク伝達部材70→ワンウェイクラッチ80→第2ギア部材78へと伝達される。第2ギア部材78は、これら2つのトルクを合成し、フロントスプロケット38に合成したトルクを伝達する。これにより、モータ30によるアシストが実現される。
このとき、中間軸18に作用する力(合力F4)がセンサ部26の起歪部52をひずませる。このひずみをひずみゲージ素子48aによって検出し、検出されたひずみを踏力とみなし、踏力に応じてモータ30のアシスト制御がなされる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態および変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、第1回転伝達部材16として第1ギア16aを、第2回転伝達部材20として、第2ギア20aおよび第1スプロケット20bを、第3回転伝達部材24として第2スプロケット24aを例示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図8において、第1回転伝達部材116は、第1プーリ116aを含む。第2回転伝達部材120は、第2プーリ120aと第1ギア120bと、を含む。また、第3回転伝達部材124は、第1ギア120bに噛み合う第2ギア124を含む。第1プーリ116aと第2プーリ120aとには、第1連結体であるベルト128が巻回される。ベルト128によって、第1プーリ116aの回転が第2プーリ120aに伝達される。図8では、第1プーリ116aおよび第2プーリ120aは、それぞれ歯付きプーリであるが、通常のVプーリまたは平プーリを用いてもよい。
なお、第1回転伝達部材、第2回転伝達部材、および第3回転伝達部材は、ギア、スプロケットおよびプーリからなる群のいずれかから選ぶことができる。
(b)上記実施形態において、軸受は、玉軸受または針状コロ軸受に限定されない。軸受は、部材を回転自在に装着可能なものであればどのような軸受でもよい。たとえば、玉軸受および針状コロ軸受以外のコロ軸受などの転がり軸受またはブッシュなどの滑り軸受でもよい。
(c)上記実施形態では、駆動ユニット10にモータ30および変速機構32を設けたが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、モータおよび変速機構を設けずに、たとえば、支持軸の一端に第3回転伝達部材を設け、他端に第1ギア部材を一体回転可能に設けてもよい。また、モータを設けずに、変速機構だけを設けてもよい。モータを設けない場合、減速機構および動力伝達部のうちのワンウェイクラッチを設けなくてもよい。また、変速機構を設けずにモータだけを設けた場合、支持軸に一端に第3回転伝達部材を設け、支持軸の他端に第1ギア部材を設けてもよい。
(d)上記実施形態では、起歪部52のひずみを検出するひずみセンサとしてひずみゲージ素子を用いたが、たとえばひずみを検出可能な半導体センサであってもよく、ひずみセンサは起歪部52のひずみを検出できるものであればどのようなものでもよい。
(e)上記実施形態では、ハウジング12を金属製としたが、ハウジングの一部または全部を合成樹脂によって形成してもよい。
(f)上記実施形態では、センサーケース44をハウジング12とは別体で構成したが、センサーケース44とハウジング12とを一体で構成してもよい。この場合には、ハウジング12の第1側壁12aに凹部を設け、この凹部に軸支持部50と起歪部52とを配置すればよい。
(g)上記実施形態では、ひずみセンサを起歪部52に設けていたが、ひずみセンサは中間軸18自体に設けられてもよい。この場合にはひずみセンサが、中間軸18のひずみを直接検出する。
(h)上記実施形態では、起歪部52は環状に形成されているが、起歪部52の形状はこれに限らず、軸支持部50によって押圧されたときにひずみ易い形状であればよい。
10 駆動ユニット
12 ハウジング
14 クランク軸(第1軸の一例)
16,116 第1回転伝達部材
18 中間軸(第2軸の一例)
20,120 第2回転伝達部材
22 支持軸(第3軸の一例)
24,124 第3回転伝達部材
26 センサ部(作用力検出部の一例)
28 第2チェーン(第2連結体の一例)
30 モータ
32 変速機構
36 動力伝達部
52 起歪部
80 ワンウェイクラッチ
101 クランク

Claims (20)

  1. 自転車のクランクの近傍に設けられる駆動ユニットであって、
    第1軸と、
    前記第1軸に設けられ、クランクアームの回転が伝達される第1回転伝達部材と、
    前記第1軸から離反して配置される第2軸と、
    前記第2軸に設けられ、前記第1回転伝達部材の回転が伝達される第2回転伝達部材と、
    前記第1軸および前記第2軸から離反して配置される第3軸と、
    前記第3軸に設けられ、前記第2回転伝達部材の回転が伝達される第3回転伝達部材と、
    第2軸に作用する力を検出する作用力検出部と
    前記第3回転伝達部材の回転力が伝達される動力伝達部と、
    前記動力伝達部に駆動力を付与可能なモータと、
    前記第3回転伝達部材と前記動力伝達部との間の動力伝達経路に配置される変速機構と、を含み、
    前記第1軸の軸芯と、前記第2軸の軸芯と、前記第3軸の軸芯とは、互いに離反して配置され、
    前記第2軸に作用する力は、
    前記第1回転伝達部材から前記第2回転伝達部材への回転の伝達によって前記第2軸の径方向に作用する第1作用力と、
    前記第2回転伝達部材から前記第3回転伝達部材への回転の伝達によって前記第2軸の径方向に作用する第2作用力と、を含み、
    前記作用力検出部は、
    前記第2軸を支持する支持部と、
    前記第2軸に作用する力を、支持部を介して検出するセンサと、を含む、駆動ユニット。
  2. 前記センサは、前記支持部のひずみを検出するひずみセンサを含む、請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 前記支持部は、
    前記第2軸の軸方向の端部を支持する軸支持部と、
    前記軸支持部に接触する起歪部と、を含み、
    前記ひずみセンサは、前記起歪部に設けられる、請求項2に記載の駆動ユニット。
  4. 前記ひずみセンサは、ひずみゲージ素子である、請求項2又は3に記載の駆動ユニット。
  5. 前記第1回転伝達部材、前記第2回転伝達部材および前記第3回転伝達部材を収容するハウジングをさらに含み、
    前記支持部は、前記ハウジングに保持される、請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  6. 前記第2軸は、前記第2回転伝達部材を回転自在に支持する、請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  7. 前記第3軸は、前記第3回転伝達部材を回転自在に支持する、請求項1から6のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  8. 前記第1軸、第2軸および第3軸は、平行に延びる、請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  9. 前記第1回転伝達部材、前記第2回転伝達部材および前記第3回転伝達部材は、ギア、スプロケットおよびプーリからなる群のいずれかから選ばれる、請求項1から8のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  10. 前記第1回転伝達部材と前記第2回転伝達部材とは直接接触する、請求項1から9のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  11. 前記第1回転伝達部材の回転を前記第2回転伝達部材に伝達する第1連結体をさらに含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  12. 前記第1連結体は、チェーンまたはベルトである、請求項11に記載の駆動ユニット。
  13. 前記第2回転伝達部材と前記第3回転伝達部材とは直接接触する、請求項1から12のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  14. 前記第2回転伝達部材の回転を前記第3回転伝達部材に伝達する第2連結体をさらに含む、請求項1から12のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  15. 前記第2連結体は、チェーンまたはベルトである、請求項14に記載の駆動ユニット。
  16. 前記第2回転伝達部材の回転を前記第3回転伝達部材に伝達するチェーンをさらに含み、
    前記第1回転伝達部材は、第1ギアを備え、
    前記第2回転伝達部材は、前記第1ギアに噛み合う第2ギアと、前記第2ギアと一体で回転する第1スプロケットと、を備え、
    前記第3回転伝達部材は、第2スプロケットを備える、請求項1から10のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  17. 前記第1軸の回転軸と、前記モータの回転軸とは、同軸に設けられる、請求項1から16にいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  18. 前記モータの駆動力は、ワンウェイクラッチを介して、前記動力伝達部に伝達される、請求項1から1のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  19. 前記第1軸は、クランク軸であり、
    前記第1回転伝達部材は、前記第1軸に固定される、請求項1から18のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  20. 自転車のクランクの近傍に設けられる駆動ユニットであって、
    第1軸と、
    前記第1軸に設けられ、クランクアームの回転が伝達される第1回転伝達部材と、
    前記第1軸から離反して配置される第2軸と、
    前記第2軸に設けられ、前記第1回転伝達部材の回転が伝達される第2回転伝達部材と、
    前記第1軸および前記第2軸から離反して配置される第3軸と、
    前記第3軸に設けられ、前記第2回転伝達部材の回転が伝達される第3回転伝達部材と、
    前記第2回転伝達部材の回転を前記第3回転伝達部材に伝達するチェーンと、
    第2軸に作用する力を検出する作用力検出部と、を含み、
    前記第1軸の軸芯と、前記第2軸の軸芯と、前記第3軸の軸芯とは、互いに離反して配置され、
    前記第2軸に作用する力は、
    前記第1回転伝達部材から前記第2回転伝達部材への回転の伝達によって前記第2軸の径方向に作用する第1作用力と、
    前記第2回転伝達部材から前記第3回転伝達部材への回転の伝達によって前記第2軸の径方向に作用する第2作用力と、を含み、
    前記作用力検出部は、
    前記第2軸を支持する支持部と、
    前記第2軸に作用する力を、支持部を介して検出するセンサと、を含み、
    前記第1回転伝達部材は、第1ギアを備え、
    前記第2回転伝達部材は、前記第1ギアに噛み合う第2ギアと、前記第2ギアと一体で回転する第1スプロケットと、を備え、
    前記第3回転伝達部材は、第2スプロケットを備える、駆動ユニット。
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