JP5625618B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5625618B2
JP5625618B2 JP2010186809A JP2010186809A JP5625618B2 JP 5625618 B2 JP5625618 B2 JP 5625618B2 JP 2010186809 A JP2010186809 A JP 2010186809A JP 2010186809 A JP2010186809 A JP 2010186809A JP 5625618 B2 JP5625618 B2 JP 5625618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
frequency
infrared sensor
pan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010186809A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012047348A (ja
Inventor
今井 博久
博久 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010186809A priority Critical patent/JP5625618B2/ja
Publication of JP2012047348A publication Critical patent/JP2012047348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625618B2 publication Critical patent/JP5625618B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

本発明は、高周波によって加熱皿を加熱することで、加熱皿上の食品を加熱調理する加熱調理器に関するものである。
代表的な高周波加熱調理器である電子レンジは、それにオーブン、グリル、蒸気などの機能を付加することで、高機能化している。更に新しい機能として、高周波を吸収して発熱する高周波発熱体を底面に貼り付けた加熱皿を備え、その加熱皿の上に載せた食品を上面はヒータで、底面はこの加熱皿の熱で加熱して焼き魚など食品表面に焦げ目を付ける調理ができるものもある。
このような加熱皿の表面温度を検出して加熱制御する例もある。それは加熱皿の上に食品を載置しない状態で加熱し、一定温度にまで上昇させた後、加熱皿の上に食品を載置し、高周波加熱することで加熱皿に接している面に焦げ目を付け、更にその後、高周波を停止してヒータにより加熱皿に接していないほうの面に焦げ目を付ける方法がある。
加熱皿の上に食品を載置しない状態で加熱したときの温度上昇が所定の度合いでなければ、例えば加熱皿と間違えて他の皿が装着されているなど、加熱皿が正しく装着されていないと判断してリセットをかける方法などもある(特許文献1参照)。
特開2003−217818号公報
しかしながら、実際には加熱庫が空の状態で高周波加熱すると加熱庫底面もかなりの温度上昇がある。上記特許文献では加熱皿の上に食品を載せずに行う予熱過程での検知温度より、温度上昇が少なければ異常として判定しているが、加熱皿に食品を載せていると加熱皿の温度上昇と空状態での加熱庫底面の温度上昇では大きい違いはなく、区別を付けることは難しい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、使用者が誤って加熱皿を入れることを忘れて加熱してしまったときには、それを正しく判定して加熱の出力を低下または停止し、安全を確保することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、高周波発生手段と、前記高周波発生手段の高周波を受けて発熱する高周波発熱体を貼り付けた加熱皿と、前記加熱皿を装着する加熱庫と、前記加熱皿の複数箇所の温度を前記加熱皿の装着位置より上方から検出する温度分布検出手段と、前記高周波発生手段を制御する加熱制御手段を有し、前記加熱制御手段は、前記温度分布検出
手段の検出する温度のうち温度上昇しない第1の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第1の最高温度抽出部と、前記温度分布検出手段の検出する温度のうち温度上昇する第2の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第2の最高温度抽出部を有し、前記第1の最高温度抽出部が抽出する第1の最高温度と前記第2の最高温度抽出部が抽出する第2の最高温度との温度差より前記加熱皿が装着されていないと判定したときには前記高周波発生手段の出力を低下または停止させる構成である。
この構成により、高周波発熱体を貼り付けた加熱皿を加熱庫に装着して高周波発生手段で高周波を発生して加熱すると、温度分布検出手段により加熱皿の装着位置より上方から加熱皿の複数箇所の温度を検知し、第1の最高温度抽出部は温度上昇しない第1の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出し、第2の最高温度抽出部は温度上昇する第2の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出すると、第2の最高温度抽出部が抽出する最高温度のほうが第1の最高温度抽出部が抽出する最高温度よりも十分高温であり、加熱皿が装着されていないときに高周波発生手段で高周波を発生して加熱すると、温度分布検出手段は空の状態
での高周波発生で温度上昇した加熱庫底面の温度を検出することになり、第1および第2の最高温度抽出部はいずれも高温を抽出することになり、加熱制御手段は第1および第2の最高温度抽出部が抽出した温度の相対値より加熱皿が装着されているかを判定し、加熱皿が装着されていないと判定したときには高周波発生手段の出力を低下または停止して安全を確保する。
また、本発明の加熱調理器は、前記加熱皿の温度上昇する箇所は裏面に前記高周波発熱体を貼り付けた部分であり、前記加熱皿の温度上昇しない箇所は使用者が把持する取っ手部であり、前記取っ手部周辺には前記高周波発熱体を貼り付けていない構成である。
この構成により、裏面に高周波発熱体を貼り付けた加熱皿の部分は温度上昇し、本来使用者が把持する目的の取っ手部分は高周波発熱体を貼り付けない構成で温度上昇せず、赤外線センサはこの温度上昇する箇所と温度上昇しない箇所の温度を検出し、その相対値より加熱皿が装着されているかを判定し、加熱皿が装着されていないと判定したときには高周波発生手段の出力を低下または停止して安全を確保する。
本発明によれば、使用者が誤って加熱皿を入れることを忘れて加熱してしまったときには、それを正しく判定して加熱の出力を低下または停止し、安全を確保することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成図 同実施の形態における加熱皿の上面図 同実施の形態における加熱皿の上面図におけるA−A’断面図 同実施の形態における加熱庫内での赤外線センサの視野を説明する図 同実施の形態における動作の流れを説明するフローチャート 本発明の実施の形態2における加熱調理器の構成図 同実施の形態における動作の流れを説明するフローチャート 本発明の実施の形態3における加熱調理器の構成図 同実施の形態における加熱調理器の赤外線センサの構成図 同実施の形態における加熱庫底面における赤外線温度検出スポットを説明する図 同実施の形態における加熱皿表面における赤外線温度検出スポットを説明する図 同実施の形態における動作の流れを説明するフローチャート
第1の発明は、高周波発生手段と、前記高周波発生手段の高周波を受けて発熱する高周波発熱体を貼り付けた加熱皿と、前記加熱皿を装着する加熱庫と、前記加熱皿の複数箇所の温度を前記加熱皿の装着位置より上方から検出する温度分布検出手段と、前記高周波発生手段を制御する加熱制御手段を有し、前記加熱制御手段は、前記温度分布検出手段の検出する温度のうち温度上昇しない第1の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第1の最高温度抽出部と、前記温度分布検出手段の検出する温度のうち温度上昇する第2の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第2の最高温度抽出部を有し、前記第1の最高温度抽出部が抽出する第1の最高温度と前記第2の最高温度抽出部が抽出する第2の最高温度との温度差より前記加熱皿が装着されていないと判定したときには前記高周波発生手段の出力を低下または停止させる構成である。
高周波発熱体を貼り付けた加熱皿を加熱庫に装着して高周波発生手段で高周波を発生して加熱すると、温度分布検出手段により加熱皿の装着位置より上方から加熱皿の複数箇所の温度を検知し、第1の最高温度抽出部は温度上昇しない第1の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出し、第2の最高温度抽出部は温度上昇する第2の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出すると、第2の最高温度抽出部が抽出する最高温度のほうが第1の最高温度抽出部が抽出する最高温度よりも十分高温であり、加熱皿が装着されていないときに高周波発生手段で高周波を発生して加熱すると、温度分布検出手段は空の状態での高周波発生で温度上昇した加熱庫底面の温度を検出することになり、第1および第2の最高温度抽出部はいずれも高温を抽出することになり、加熱制御手段は第1および第2の最高温度抽出部
が抽出した温度の相対値より加熱皿が装着されているかを判定し、加熱皿が装着されていないと判定したときには高周波発生手段の出力を低下または停止して安全を確保する。
の発明は、前記加熱皿の温度上昇する箇所は裏面に前記高周波発熱体を貼り付けた部分であり、前記加熱皿の温度上昇しない箇所は使用者が把持する取っ手部であり、前記取っ手部周辺には前記高周波発熱体を貼り付けていない構成である。




























裏面に高周波発熱体を貼り付けた加熱皿の部分は温度上昇し、本来使用者が把持する目的の取っ手部分は高周波発熱体を貼り付けない構成で温度上昇せず、赤外線センサはこの温度上昇する箇所と温度上昇しない箇所の温度を検出し、その相対値より加熱皿が装着されているかを判定し、加熱皿が装着されていないと判定したときには高周波発生手段の出力を低下または停止して安全を確保する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の構成図を示すものである。図1において、加熱調理器1は、食品の加熱調理に高周波加熱および熱風、熱輻射による加熱が可能なオーブンレンジとして使用されるものである。
食品などを収納する加熱庫2内に高周波を出力する高周波発生手段であるマグネトロン3、輻射熱を発生する平面ヒータ4、加熱庫2内に温風を送るためのコンベクションヒータ(シーズヒータ)5と循環ファン6、食品を載置して加熱する際に用いる加熱皿7を備え、高周波、輻射、熱風の少なくともいずれか1つ以上を加熱庫2に供給して加熱庫2内の食品を加熱する。
加熱庫2は前面開放の箱形の本体ケース8内部に形成していて、本体ケース8の前面に、加熱庫2の食品取り出し口を開閉する開閉扉9を設けている。また、加熱庫2の外部には加熱庫2の壁面に設けた覗き孔10より加熱庫2内を臨むようにして第1の赤外線センサ11と第2の赤外線センサ12を設けている。そして第1の赤外線センサ11および第2の赤外線センサ12の少なくともいずれか1個は加熱庫2内の食品の表面温度などを検出する。
マグネトロン3は加熱庫2の下側の空間に配置されており、このマグネトロン3から発生した高周波を受ける位置にはスタラー羽根13を設けている。
そして、スタラー羽根13を回転すすることによって、高周波を攪拌しながら加熱庫2内に供給するようにしている。なおマグネトロン3やスタラー羽根13は加熱庫2の下側に限らず、上面や側面に設けることもできる。
加熱制御手段14は、第1の赤外線センサ11と第2の赤外線センサ12により検出する加熱庫2内の食品の表面温度や、加熱庫2内の温度など各種環境を検出するセンサ(図示せず)や、予め定められた定数などに基づいて、マグネトロン3、平面ヒータ4、コンベクションヒータ5などを制御するものである。
加熱制御手段14は皿検出部15を含んでいて、皿検出部15はマグネトロン3による加熱を開始してからの時間をカウントするタイマー16を含んでいて、加熱開始からの経過時間と第1の赤外線センサ11と第2の赤外線センサ12の検出する温度に基づき、加熱皿7が装着されているかどうかを判定する。
次に、図2、図3を用いて加熱皿7について説明する。図2は加熱皿7の上面図、図3は図2におけるA−A’断面図である。
加熱皿7は食品の載置面となる金属板17と、金属板17に接着して配置される主材料がフェライトよりなる高周波発熱体18と、使用者が把持する部分でありまた加熱庫2壁面に架け置きするための樹脂材料よりなる取っ手部19を有する。取っ手部19はその周囲には高周波発熱体18が接着されておらず、ほとんど温度上昇しない。
金属板17は、表面に波状の凹凸を設けた水溜可能な深さを有している。金属板17自体を波形として凹凸を形成することで、高周波発熱体18の接着面積が大きくなり、高周波発熱体18上での発熱量が増加する効果が得られる。金属板17の表面には防汚効果の高いフッ素塗装を施し、裏面は吸熱効果の高い黒色耐熱塗装を施している。
また、加熱皿7にはスリット孔20を設けている。マグネトロン3から発生し加熱庫2に導入された高周波は大部分が高周波発熱体18に吸収されるが、一部はこのスリット孔20を通過して加熱皿7より上に回り込み、加熱皿7上の食品を直接的に加熱する。
次に、図4を用いて加熱庫2内における第1の赤外線センサ11および第2の赤外線センサ12の視野について説明する。
図4(a)は加熱皿7を装着していないときの第1の赤外線センサ11および第2の赤外線センサ12の視野を説明する図であり、点線で視野の広がりを表している。第1の赤外線センサ11は加熱庫2の上部側面に設けた覗き孔10より加熱庫2の底面ほぼ中央が視野となるように取り付けている。また第2の赤外線センサ12は同様に覗き孔10より加熱庫2の底面左端が視野となるように取り付けている。
この状態で加熱庫2底面に食品を置いてマグネトロン3により高周波加熱すると、加熱制御手段14は第1の赤外線センサ11または第2の赤外線センサ12が検出する食品の表面温度に基づき、検出温度が予め設定した温度になればマグネトロン3を停止するように加熱制御する。
一般に食品は加熱庫2のほぼ中央に置くものであり、皿に載せた食品のように背の低いものであれば、第1の赤外線センサ11が食品の表面温度を検出し、第2の赤外線センサ12は食品の端部または皿、あるいは加熱庫2底面の表面温度を検出することになる。
しかし、背の高いマグカップに飲み物を入れて中央においた場合には、第1の赤外線センサ11はマグカップの壁面の温度を検出することになるが、第2の赤外線センサ12はマグカップ内部の飲み物の表面温度を検出することができる。
このようにして、第1の赤外線センサと第2の赤外線センサは違った箇所の温度を検出するので、加熱制御手段14はいずれかのセンサの検出温度が予め設定した温度になればマグネトロン3を停止すると、背の低い皿に載せた食品でも背の高いマグカップに入れた飲み物でも適温で加熱を停止することができ、過加熱を起こすことはない。
図4(b)は加熱庫2内に加熱皿7を装着したときの第1の赤外線センサ11および第2の赤外線センサ12の視野を説明する図である。第1の赤外線センサ11の視野は加熱皿7の取っ手部19である。
これは第1の赤外線センサ11が加熱庫2の壁面上方の覗き孔10から斜め方向に底面の中央付近を視野とするようにしているため、第1の赤外線センサ11の高さに十分近づくと加熱皿7の端の部分、すなわち取っ手部19が視野となってしまう。取っ手部19には高周波発熱体18が接着されていないためにほとんど温度上昇しない。
一方、第2の赤外線センサ12は同様に覗き孔10から斜め方向に底面の左端付近を視野とするようにしているため、第2の赤外線センサ12の高さに十分近づいても加熱皿7の金属板17の部分が視野である。金属板17の裏面には高周波発熱体18が接着されているので温度上昇する。
この図4(a)のように加熱庫2の中が空の状態でマグネトロン3による高周波加熱を行うと加熱庫2の底面は全体に温度上昇し、第1の赤外線センサ11、第2の赤外線センサ12はともに高温を検出する。
一方、図4(b)のように加熱庫2に加熱皿7を装着してマグネトロン3による高周波加熱を行うと、加熱皿7に接着されている高周波発熱体18が発熱して金属板17は温度上昇するが、高周波発熱体18が装着されていない取っ手部19はわずかしか温度上昇しない。したがって第1の赤外線センサ11が高温を検出することはなく、第2の赤外線センサのみが高温を検出することになる。
加熱制御手段14の皿検出部15は、マグネトロン3により高周波加熱したときの第1の赤外線センサ11と第2の赤外線センサ12の検出温度の相対値として、検出温度の差を演算する。
即ち、第2の赤外線センサ12の検出温度から第1の赤外線センサ11の検出温度を引き算し、その結果が所定値以上のプラスであれば正しく加熱皿7が装着されているものと検出する。
第2の赤外線センサ12の検出温度から第1の赤外線センサ11の検出温度を引き算した結果が、所定値以上ない、あるいはマイナスである場合には加熱皿7が装着されていないものと判定する。
図5のフローチャートを用いて加熱皿7を使って加熱するときの動作について説明する。焼き物を調理するときには、使用者はまず加熱皿7に魚などの食品を載せて加熱庫2に装着し、開閉扉9を閉める。そして操作部(図示せず)で焼き魚などの焼き物メニューを選択し、加熱開始の操作を行う。
加熱制御手段14はまずステップS1でマグネトロン3を駆動して加熱庫2内で高周波加熱を開始する。ステップS2でタイマー16によりカウントしたマグネトロン3による高周波加熱を開始してからの経過時間が所定時間t1を経過したかどうかを判定し、まだ経過していなければ経過するまでステップS2での判定を繰り返す。
ここで、所定時間t1を経過すればステップS3に進み、第1の赤外線センサ11により温度T1を検出し、第2の赤外線センサ12により温度T2を検出する。ここで、所定時間t1経過を待つのは、加熱開始直後では温度上昇がわずかしかないためであり、正しく加熱皿7が装着されているときにT1とT2に差が付くまで待つこととしていて、t1は30秒程度である。
次にステップS4では、第1の赤外線センサ11の検出した温度T1と第2の赤外線センサ12の検出した温度T2の相対値として、それぞれの検出温度の差T2−T1を演算する。この演算結果が所定の値Tsより大きければステップS7に進む一方、演算結果がマイナスとなる場合も含めてTsより大きくなければ、加熱皿7が正しく装着されていないものとしてステップS5に進む。
ステップS5でマグネトロン3の駆動を停止して、ステップS6で加熱皿7が正しく装着されていないことを表示したり、ブザーを鳴らしたりして使用者に報知し処理を終了する。
ステップS7ではタイマー16によりカウントしたマグネトロン3による高周波加熱を開始してからの経過時間が所定時間t2を経過したかどうかを判定し、まだ経過していなければステップS3に戻って、第1の赤外線センサ11と第2の赤外線センサ12により温度T1、T2の検出から、ステップS4での差の演算、加熱皿7の装着判定を繰り返す。
一方、t2が経過するとステップS8に進む。ここでt2が最初に高周波を発生し続ける時間であり、適切な時間は食品によって異なるが、5〜10分ぐらいが目安で、鮭の切身などは焦げ目が付きやすいので短時間、さんまなどは焦げ目が付きにくいので長時間となる。
ステップS8ではマグネトロンを停止し、ステップS9で、平面ヒータ4を通電して加熱皿7上の食品を上から輻射加熱して食品の表面に焦げ目を付ける。ステップS10で所定の加熱時間t3を経過するまで平面ヒータ4を通電し続ける。所定時間t3加熱すると、ステップS11で平面ヒータの通電を停止して加熱調理終了となる。ここで所定時間t3は食品によって異なるが、ほぼt2と同じぐらいの時間で、5〜10分ぐらいが目安となる。
以上のように本実施の形態では、加熱皿7を正しく装着して加熱庫2内に高周波を発生したときに金属板17の温度と取っ手部19の温度に違いが生じることより、それを検出して加熱皿7が正しく装着されていることを判定し、加熱皿が装着されていなければ高周波を停止して、安全を確保できる。
この2箇所の温度の相対値により判定しているので、夏と冬など食品加熱時の雰囲気温度の違いや加熱皿7の初期温度の違いの影響を受けにくく、加熱皿7が正しく装着されているかどうかを安定して判定することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の構成図を示すものである。図6において、前記した第1の実施の形態と同じ機能を有する部品には同じ記号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態と異なるところは加熱制御手段14の皿検出部15に第1の初期温度記憶部21と第1の温度差算出部22、第2の初期温度記憶部23と第2の温度差算出部24があることである。
第2の実施の形態においては、マグネトロン3による高周波発生の開始時点で第1の赤外線センサ11が検出した温度を第1の初期温度記憶部21に、第2の赤外線センサ12が検出した温度を第2の初期温度記憶部23に記憶する。
以後、第1の赤外線センサ11が検出する温度と第1の初期温度記憶部21に記憶されている温度との温度差を第1の温度差算出部22で算出し、第2の赤外線センサ12が検出する温度と第2の初期温度記憶部23に記憶されている温度との温度差を第2の温度差算出部24で算出する。
そして、マグネトロン3による加熱を開始してからの時間をタイマー16がカウントし
、加熱開始からの経過時間と第1の温度差算出部22、第2の温度差算出部24が算出する温度差、即ち第1の赤外線センサ11および第2の赤外線センサ12が検出する温度の初期からの上昇値に基づき、その二つの上昇値の相対値から加熱皿7が正しく装着されているかどうかを判定する。
図7のフローチャートを用いて動作について説明する。図7において、実施の形態1を説明する図5と同じ処理には同じ記号を付して説明を省略する。
使用者が加熱皿7に魚などの食品を載せて加熱庫2に装着し、開閉扉9を閉めて加熱開始の操作を行うと、最初にステップS21で第1の赤外線センサ11により初期温度T10、第2の赤外線センサ12により初期温度T20の検出を行い、検出したそれぞれの温度を第1の初期温度記憶部21、第2の初期温度記憶部23に記憶する。ステップS1でマグネトロン3を駆動し加熱庫2内に高周波を発生させて加熱を開始する。
更に、ステップS3で第1の赤外線センサ11により温度T1、第2の赤外線センサ12により温度T2を検出する。ステップS22で第1の温度差算出部22が温度T1と第1の初期温度記憶部21に記憶している初期温度T10との温度差ΔT1を算出し、また第2の温度差算出部24が温度T2と第2の初期温度記憶部23に記憶している初期温度T20との温度差ΔT2を算出する。
ステップS23でこの算出した第1の温度差ΔT1と第2の温度差ΔT2との差ΔT2−ΔT1を演算する。この演算結果が所定の値ΔTsより大きければステップS7に進む一方、演算結果がマイナスとなる場合も含めてΔTsより大きくなければ、加熱皿7が正しく装着されていないものとしてステップS5に進む。そして、ステップS5でマグネトロン3を停止し、ステップS6で使用者に報知して処理を終了する。
以上のように、本実施の形態では、加熱皿7を正しく装着して加熱庫2内に高周波を発生したときに金属板17の初期からの温度上昇と取っ手部19の初期からの温度上昇に違いが生じることより、それを検出して加熱皿7が正しく装着されていることを判定し、加熱皿が装着されていなければ高周波を停止して、安全を確保できる。
この2箇所の温度上昇の相対値により判定しているので、夏と冬の食品加熱時の雰囲気温度の違いや加熱皿7の初期温度の違いの影響を受けにくく、また、加熱開始初期に加熱皿7に温度分布があってもその影響を受けにくく、加熱皿7が正しく装着されているかどうかを安定して判定することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の構成図を示すものである。図8において、前記した第1の実施の形態と同じ機能を有する部品には同じ記号を付して説明を省略する。第1の実施の形態と異なるところは、赤外線センサ25が1点の温度を検出するものではなく、複数箇所の温度を検出するもので加熱庫2全体の温度分布を検出する手段である。
加熱制御手段14の皿検出部15には赤外線センサ25の検出する温度分布のうち、加熱皿7を正しく装着したときに取っ手部19が視野となる範囲の温度分布から最高温度を抽出する第1の最高温度抽出部26と、食品を載置する金属板17が視野となる範囲の温度分布から最高温度を抽出する第2の最高温度抽出部27を含んでいる。
温度分布を検出する赤外線センサ25について、図9の構成図を用いて説明する。図9において、赤外線センサ25は、基板28上に一列に並んで設けられた8個の赤外線検出
素子29と、基板28全体を収納するケース30と、ケース30を赤外線検出素子29が並んでいる方向と垂直に交わる方向に移動させるステッピングモータ31と、を備えるものである。
基板28上には、赤外線検出素子29を封入する金属製のカン32と、赤外線検出素子の信号を処理する電子回路33とを設けている。また、カン32には赤外線が通過するレンズ34を設けている。
また、ケース30には、赤外線を通過させる赤外線通過孔35と、電子回路33からのリード線を通過させるリード線孔36とを設けている。この構成により、ステッピングモータ31が回転運動することで、ケース30を、赤外線検出素子29が一列に並んでいる方向とは垂直方向に移動させることができる。
図10は、加熱庫2の底面における赤外線温度検出スポットを説明する図である。図に示すように、本実施の形態3の加熱調理器1は、赤外線センサ25のステッピングモータ31が往復回転動作することにより、加熱庫2内のほぼ全ての領域の温度分布を検出することができるものである。
具体的には、例えば、まず図10中のA1〜A8の領域の温度分布を、赤外線センサ25が有する一列に並んだ8個の赤外線検出素子29が同時に検出する。次に、ステッピングモータ31が回転動作しケース30が移動するとき、赤外線検出素子29がB1〜B8の領域の温度分布を検出する。
さらに、ステッピングモータ31が回転動作してケース30が移動するとき、赤外線検出素子29がC1〜C8の領域の温度分布を検出し、同様に、D1〜D8、E1〜E8、F1〜F8、G1〜G8、H1〜H8の領域の温度分布を順次検出する。
また、上記の動作に続けて、ステッピングモータ31が逆回転することで、H1〜H8の領域側から、G1〜G8、F1〜F8、E1〜E8、D1〜D8、C1〜C8、B1〜B8、A1〜A8の順に、温度分布を検出する。赤外線センサ25は、以上の動作を繰り返すことで、加熱庫2内の全体の温度分布を検出することができる。
ここで、図10においてA1、A2、A3、H1、H2、H3などの視野は加熱庫2底面からはみ出しているが、これは視野の一部に開閉扉9や加熱庫2の壁面などが含まれることとなり、その面積比に応じて両方の温度が平均化されたような温度を検出することとなる。
このように構成することで、例えば冷えた食品を再加熱するような場合、加熱制御手段14はマグネトロン3を駆動して加熱庫2内に高周波を発生させて食品を加熱し、赤外線センサ25で加熱庫2内の温度分布を検出してA1〜H8のどこかの箇所が所定温度(例えば70℃)を超えれば加熱を終了とすれば、食品はどこに置かれていても適温に加熱することができる。
図11は加熱庫2に加熱皿7を装着したときに、加熱皿7の表面における赤外線検出スポットを説明する図である。加熱皿7は赤外線センサ25に近い高さに装着されるので、赤外線検出スポット全体は図11にVで示すように、赤外線センサ25に近く狭い領域となる。そのうち、図中破線で囲んだVxが取っ手部19の部分であり温度上昇しない領域である。またVyが食品を載置する金属板17の部分であり、温度上昇する領域である。
図10に戻って、Vx、Vyに対応する検出スポットの範囲を説明すると、A1〜A3、B1〜B3、・・・、H1〜H3(以下A1〜H3と記す)がVyに対応する検出範囲
であり、A5〜A8、B5〜B8、・・・、H5〜H8(以下A5〜H8と記す)がVxに対応する検出範囲である。
皿検出部15の第1の最高温度抽出部26はこのVxの領域であるA5〜H8の検出温度の中から最高温度を抽出する。また、第2の最高温度抽出部27はVyの領域であるA1〜H3の検出温度の中から最高温度を抽出する。
皿検出部15はこの二つの最高温度の相対値、即ち第2の最高温度抽出部が抽出したVyの領域の最高温度と第1の最高温度抽出部が抽出したVxの領域の最高温度の差により、加熱皿7が適切に装着されているかどうかを判定する。
ここで、最高温度を抽出するのは、加熱皿7の上に食品が載置されているときに、Vyの領域に食品が入ってくることがある。検出スポットが食品の場合と金属板17の場合とでは温度は大きく異なるものであり、金属板17はマグネトロン3による加熱開始直後から一気に高温になるものであるが、食品であればその金属板17からの熱伝導による加熱とスリット孔20を通って回り込んだマイクロ波での加熱なので温度上昇はするものの金属板17の温度上昇よりは遅い。
最高温度を抽出すれば、食品ではなく露出した金属板17の温度を検出していることとなり、加熱皿7が正しく装着されているときには、早くそのことを検出できるようになる。
また、加熱皿7が装着されていないときには、Vyの領域で最高温度を抽出するとスポット的にある程度高温になっている場合があり、それと同じようにVxの領域でスポット的に高温になっている温度との差を算出することで、差が大きくならないようにするためにVxの領域でも最高温度を抽出するようにしている。
次に、図12のフローチャートを用いて実施の形態3の動作について説明する。図12において、実施の形態1を説明する図5と同じ処理には同じ記号を付して説明を省略する。
使用者が加熱皿7に魚などの食品を載せて加熱庫2に装着し、開閉扉9を閉めて加熱開始の操作を行うと、加熱制御手段14はまずS1でマグネトロン3を駆動して加熱庫2内で高周波加熱を開始し、ステップS2で所定時間t1経過を待機すると、ステップS31に進む。
ステップS31では赤外線センサ25により、加熱庫2内の温度分布としてA1〜H8の各検出スポットの温度を検出する。そして、ステップS32では第1の最高温度抽出部26が、そのうちA5〜A8の検出温度の中から最高温度をT1maxとして抽出する。
次に、ステップS33で第2の最高温度抽出部27がA1〜H3の検出温度の中から最高温度をT2maxとして抽出する。そして、ステップS34でこの抽出した第1の最高温度T1maxと第2の最高温度T2maxとの差T2max−T1maxを演算する。
この演算結果が所定の値Tsより大きければステップS7に進む一方、演算結果がマイナスとなる場合も含めてTsより大きくなければ、加熱皿7が正しく装着されていないものとしてステップS5に進む。そしてステップS5でマグネトロン3を停止し、ステップS6で使用者に報知して処理を終了する。
以上のように、本実施の形態では、加熱皿7が正しく装着されているときには視野が取
っ手部19となってほとんど温度上昇しないA5〜H8の最高温度T1maxと、視野が金属板17となって温度上昇するA1〜A3の最高温度T2maxとの差により加熱皿7が正しく装着されているかどうかを判定しているので、加熱皿7の上に食品が載置されていても、金属板17の露出面の温度を確実に検出でき、素早く確実に装着の判定ができる。
なお、実施の形態3では、第1の最高温度と第2の最高温度の差で加熱皿7が正しく装着されているかどうかを判定したが、実施の形態2で説明したように初期に検出した温度を記憶してそれとの温度差を算出して、その温度差が最高箇所の第1の最高温度差と第2の最高温度差との差により加熱皿7が装着されているかどうかを判定しても良い。
この場合には、加熱開始初期に加熱皿7に温度分布があってもその影響を受けにくく、加熱皿7の装着をより正確に判定できる。
以上、実施の形態1〜3において、皿検出部15が、加熱皿7が装着されていないと判定したときには、マグネトロン3を停止することとして説明してきたが、安全を確保することが目的であるから、停止するのでなく安全を確保できるレベルに出力を低下させて高周波加熱を継続しても良い。
使用者が冷やご飯や牛乳などを高周波加熱するつもりで加熱庫2に入れて、間違えて焼き物の加熱を開始してしまっても、やはり加熱皿7がないと判定する可能性が高いが、それで停止するのでなく低下した出力ででも加熱しておくことで、使用者の目的は達成できる場合もあるからである。
以上のように、本発明は、高周波発熱体を貼り付けた加熱皿を加熱庫に装着して高周波発生手段で高周波を発生して加熱したときには、第1の赤外線センサで加熱皿の温度上昇しない箇所の温度を検出し、この第1および第2の赤外線センサの検出した温度の相対値より加熱皿が装着されているかを判定し、加熱皿が装着されていないと判定したときには高周波発生手段の出力を低下または停止して安全を確保できる。
従って、高周波発熱体を貼り付けた加熱皿を使って食品を加熱する加熱調理器に適用できるほか、調理器の分野に限らず高周波加熱をする上で空焼きを防止する安全装置として適用することができるものである。
2 加熱庫
3 マグネトロン(高周波発生手段)
7 加熱皿
11 第1の赤外線センサ
12 第2の赤外線センサ
14 加熱制御手段
16 タイマー
18 高周波発熱体
19 取っ手部
22 第1の温度差算出部
24 第2の温度差算出部
25 赤外線センサ(温度分布検出手段)
26 第1の最高温度抽出部
27 第2の最高温度抽出部

Claims (2)

  1. 高周波波発生手段と、前記高周波発生手段の高周波を受けて発熱する高周波発熱体を貼り付けた加熱皿と、前記加熱皿を装着する加熱庫と、前記加熱皿の複数箇所の温度を前記加熱皿の装着位置より上方から検出する温度分布検出手段と、前記高周波発生手段を制御する加熱制御手段を有し、前記加熱制御手段は、前記温度分布検出手段の検出する温度のうち温度上昇しない第1の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第1の最高温度抽出部と、前記温度分布検出手段の検出する温度のうち温度上昇する第2の検出範囲の温度のうち最高温度を抽出する第2の最高温度抽出部を有し、前記第1の最高温度抽出部が抽出する第1の最高温度と前記第2の最高温度抽出部が抽出する第2の最高温度との温度差より前記加熱皿が装着されていないと判定したときには前記高周波発生手段の出力を低下または停止させる加熱調理器。




  2. 前記加熱皿の温度上昇する箇所は裏面に前記高周波発熱体を貼り付けた部分であり、前記加熱皿の温度上昇しない箇所は使用者が把持する取っ手部であり、前記取っ手部周辺には前記高周波発熱体を貼り付けていない請求項1記載の加熱調理器。
JP2010186809A 2010-08-24 2010-08-24 加熱調理器 Expired - Fee Related JP5625618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010186809A JP5625618B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010186809A JP5625618B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012047348A JP2012047348A (ja) 2012-03-08
JP5625618B2 true JP5625618B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=45902439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010186809A Expired - Fee Related JP5625618B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5625618B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6657496B2 (ja) * 2016-04-18 2020-03-04 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0533942A (ja) * 1991-07-25 1993-02-09 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JPH05264042A (ja) * 1992-03-18 1993-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP3402051B2 (ja) * 1996-02-22 2003-04-28 松下電器産業株式会社 高周波加熱調理器
JPH11182851A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP3681931B2 (ja) * 1999-08-25 2005-08-10 株式会社東芝 電子レンジ
JP3787512B2 (ja) * 2001-09-28 2006-06-21 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社 高周波加熱装置
JP2003287232A (ja) * 2002-03-29 2003-10-10 Hitachi Hometec Ltd 加熱調理器
JP2007120874A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理装置
JP2007192518A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
JP5076627B2 (ja) * 2007-05-11 2012-11-21 パナソニック株式会社 マイクロ波加熱装置
JP4629085B2 (ja) * 2007-11-27 2011-02-09 パナソニック株式会社 加熱調理器
EP2348257B1 (en) * 2008-12-25 2016-06-29 Panasonic Corporation Microwave cooking device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012047348A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021077583A1 (zh) 控制方法、烹饪器具、烹饪***及计算机可读存储介质
WO2021184569A1 (zh) 烹饪器具
CN111061202A (zh) 烹饪方法、烹饪电器和计算机可读存储介质
JP4969991B2 (ja) 加熱調理器
JP5625613B2 (ja) 加熱調理器
JP2024010154A (ja) 加熱調理器
JP5625618B2 (ja) 加熱調理器
JP5347954B2 (ja) 加熱調理器
JP5471436B2 (ja) 加熱調理器
JP6461656B2 (ja) 加熱調理器
JP6167292B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR20050075267A (ko) 전기 가열 조리기
JP2010252832A (ja) 加熱調理器
JP6823152B2 (ja) 加熱調理器
JP6783637B2 (ja) 加熱調理器
JP5467344B2 (ja) 加熱調理器
JP2008017959A (ja) 加熱調理器
JP2009213685A (ja) 加熱調理器
JP2012042146A (ja) 加熱調理器
JP6910237B2 (ja) 加熱調理器
JP6818793B2 (ja) 加熱調理器
JP2006012606A (ja) 誘導加熱調理器
JP5974297B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2023199559A1 (ja) 高周波加熱調理器
JP2007107739A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130612

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130712

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140416

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5625618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees