JP5620535B2 - 電圧飽和を検出する電動機の制御システム - Google Patents

電圧飽和を検出する電動機の制御システム Download PDF

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Description

本発明は、電動機の制御システムに関し、特に電動機を駆動するための電流増幅器における電圧飽和を検出し、上位制御装置に通知可能な電動機の制御システムに関する。
工作機械等の同期電動機を用いて駆動するシステムでは、指令加速度が大きくなると、同期電動機の最大トルクを超えることにより、指令通りに動かせなくなる場合がある。これと同様に、同期電動機のインダクタンスによっては、指令加々速度が大きくなると、同期電動機の指令電圧が電流増幅器(アンプ)の最大電圧を超えることにより、指令通りに動かせなくなる場合がある。ここで、同期電動機の電圧指令が電流増幅器の最大電圧を超えることを「電圧飽和」という。
そこで、指令電圧が電圧飽和を生じるか否かを検出する制御装置が報告されている(例えば、特許文献1、2)。従来の電動機の制御装置の構成を図1に示す。従来の制御装置は、電力変換器1001に入力される電圧指令の大きさが、電力変換器1001がPMモータ1002に印加することのできる最大電圧を越え、電圧飽和が生じた時に「−1」となり、そうでない時に「1」となる電圧飽和信号を出力する飽和検出器1009と、飽和検出器1009の出力の電圧飽和信号が「1」の時はd軸電流idcを所定の上限値まで徐々に正方向に増加させ、電圧飽和信号が「−1」の時はd軸電流idcを所定の下限値まで徐々に負の方向に増加させる磁束電流調整器1010とを具備する。このような構成とすることにより、自動的にd軸電流指令idcの大きさが調整されて電圧指令Vcが電力変換器1001の出力可能最大電圧Vmを越えないようにすることができ、q軸電流やd軸電流をそれらの電流指令にそれぞれ追従させることができるため、電圧が飽和しても運転を継続でき、電圧が飽和しないときは効率を最大にした運転状態とすることができるというものである。
特開2000−341991号公報 特開2003−209996号公報
上記のように特許文献1には、電圧飽和を検出して出力すること、及び電流指令を低減することが開示されている。しかし、特許文献1には、電圧飽和の際、電流指令を低減することが記載されているものの、電流指令を低減すると、トルク指令通りにトルクが発生しなくなる。その結果、指令形状通りの速度・位置に動かすことが出来なくなり、特に複数の軸の動きでワークの輪郭を加工する場合には、形状精度が悪化するという問題が生じる。
本発明は、電圧飽和が発生したかどうかを検出して、それを上位制御装置に通知することにより、指令加々速度を抑えるようにする機能を有する同期電動機の制御システムを提供することを目的とする。
本発明の電動機の制御システムは、電動機を制御する複数の制御装置と、該制御装置に指令を与える上位制御装置と、有する電動機の制御システムであって、制御装置は、上位制御装置及び上位制御装置から出力される位置指令及び指令速度に基づき、位置制御を行う位置制御部と、位置制御部から出力される速度指令に基づき、速度制御を行う速度制御部と、速度制御部から出力される電流指令に基づき、電流制御を行う電流制御部と、電流制御部から出力される電圧指令に基づき、電動機を駆動するための電流を増幅する電流増幅器と、を有し、電流制御部は、電圧指令が電流増幅器の電源電圧を超えたか否かを判断し、その判断結果を出力する電圧飽和処理部と、電圧飽和処理部が出力した判断結果を上位制御装置に通知する電圧飽和通知部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、上位制御装置に電圧飽和を通知し、これにより、電圧飽和を回避するために、送り速度を下げることが可能になり、形状精度を維持することが出来る。
従来の電動機の制御装置の構成図である。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムの構成図である。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムにおける電流制御部及び電流増幅器の構成図である。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムにおける電圧飽和部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムにおける送り速度を変更する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムにおける最大加速度を変更する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る電動機の制御システムにおける補間計算の手順を示すフローチャートである。 加工点の軌跡を極座標及び2次元座標で示した図である。 加工速度を変えた場合のC軸速度の角度依存性を示す図である。 加工速度を変えた場合のX軸速度の角度依存性を示す図である。 加工速度を変えた場合のX軸加速度の角度依存性を示す図である。 加工速度を変えた場合のX軸加々速度の角度依存性を示す図である。 加工速度を変えた場合のX軸電圧の角度依存性を示す図である。 本発明の実施例2に係る電動機の制御システムの構成図である。 本発明の実施例3に係る電動機の制御システムにおいて加工速度を変えた場合のC軸速度の角度依存性を示す図である。 本発明の実施例4に係る電動機の制御システムの構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電動機の制御システムについて説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
〔実施例1〕
本発明の実施例1に係る電動機の制御システム100の構成を図2に示し、電動機の制御システム100を構成する制御装置10の電流制御部4及び電流増幅器5の詳細な構成を図3に示す。本発明の電動機の制御システム100は、電動機を制御する制御装置10と、該制御装置10に指令を与える上位制御装置1と、有する。制御装置10は、上位制御装置1から出力される位置指令及び指令速度に基づき、位置制御を行う位置制御部2と、位置制御部2から出力される速度指令に基づき、速度制御を行う速度制御部3と、速度制御部3から出力される電流指令に基づき、電流制御を行う電流制御部4と、電流制御部4から出力される電圧指令に基づき、電動機である駆動体8を駆動するための電流を増幅する電流増幅器5と、を有し、電流制御部4は、電圧指令が電流増幅器5の電源電圧を超えたか否かを判断し、その判断結果を出力する電圧飽和処理部41と、電圧飽和処理部41が出力した判断結果を上位制御装置1に通知する電圧飽和通知部42と、を備えることを特徴とする。
図2に示すように、上位制御装置1から出力された位置指令は、第1加算器101により駆動体8の位置を検出するための位置検出器9からの位置フィードバックデータ(位置FB)を減算し、位置偏差が位置制御部2に入力される。
位置制御部2は、入力された位置偏差に基づいて速度指令を出力する。位置制御部2から出力された速度指令は、第2加算器102によりサーボモータ6の速度を検出する速度検出器7の速度フィードバックデータ(速度FB)を減算し、速度制御部3に入力される。
速度制御部3は、入力された速度指令に基づいて、電流指令を出力する。速度制御部3から出力された電流指令は、第3加算器103により電流増幅器5からの電流フィードバックデータ(電流FB)を減算し、電流制御部4に入力される。
電流制御部4は、入力された電流指令に基づいて、電圧指令を電流増幅器5に出力する。電流増幅器5は、電流検出結果を電流制御部4にフィードバックして、電流制御部4は電圧飽和の有無を判断するが、詳細な説明は後述する。
電流増幅器5は、サーボモータ6を駆動するための電流を出力し、サーボモータ6は、伝達機構61により駆動体8を駆動する。
次に、図3を用いて、電流制御部4及び電流増幅器5の構成について説明する。図3に示すように、電流制御部4は、電圧飽和処理部41と、電圧飽和通知部42と、dq/3相変換部43と、電圧計算部44と、3相/dq変換部45と、を有する。
一方、電流増幅器5は、3相PWM変調器51と、モータ駆動回路52と、電流検出器53と、を有する。3相PWM変調器51は、電圧指令値に応じたデューティ比を有するPWM信号を生成する。モータ駆動回路52は、電力用MOSトランジスタなどのスイッチング素子を用いて構成されたPWM電圧形インバータである。モータ駆動回路52は、各スイッチング素子を上記PWM信号によってオンまたはオフに制御することにより、サーボモータ6に印加すべき3相電圧を生成する。電流検出器53はモータ駆動回路52に流れる電流を検出し、電流制御部4へフィードバックする。
電流増幅器5の電流検出器53からフィードバックされた電流値は、サーボモータ6の速度検出器7から出力された電流値とともに、電流制御部4の3相/dq変換部45に入力され、フィードバック電流idf及びiqfを出力する。電圧計算部44は、電流指令値idc、iqc及びフィードバック電流idf、iqfに基づいて、以下の式に従って、d相電圧Vd及びq相電圧Vqを算出する。
Vd=k1Σ(idc−idf)+k2(pi*idc−idf) (1)
Vq=k1Σ(iqc−iqf)+k2(pi*iqc−iqf)
ここで、k1は積分ゲイン、k2は比例ゲインを示す。また、piは電流PI率であって、I−P制御の場合は0、PI制御の場合は1となる。
電圧計算部44で算出されたVd及びVqは電圧飽和処理部41に入力され、電圧飽和が生じているか否かを判断する。電圧飽和処理部41における電圧飽和の有無の判断方法について図4のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS101において、Vd及びVqから実行電圧V=√(Vd2+Vq2)を算出し、実行電圧Vが電流増幅器5の電源電圧の最大値Vmax以下であるか否かを判断する。実行電圧VがVmaxより大きい場合は、ステップS102において、飽和フラグが1に設定され、カウンタ変数cntがNに設定される。さらに、Vd、Vqは以下の式に従って、飽和しない値に変換される。
Vd=Vd×Vmax/√(Vd2+Vq2) (2)
Vq=Vq×Vmax/√(Vd2+Vq2
一方、ステップS101において、実行電圧VがVmax以下の場合は、ステップS103において、カウント数cntが0以下であるか否かを判断する。カウント数cntが0以下である場合は、ステップS104において、飽和フラグが0に設定される。一方、ステップS103において、カウント数cntが0より大きい場合は、ステップS105において、カウント数を1だけ減少させる。以上のフローにより、一旦飽和フラグが1となってから所定の期間において、飽和フラグが1に維持される。例えば、このフローが1[ms]に1回だけ動く場合、N=1000とすれば、飽和してから、フラグを1秒間保持することができる。
電圧飽和処理部41で算出した飽和フラグの値は電圧飽和通知部42に出力され、電圧飽和通知部42は、飽和フラグの値を上位制御装置1に通知する。
電圧飽和処理部41は、電圧飽和が生じないd相電圧Vd及びq相電圧Vqをdq/3相変換部43に出力する。即ち、電圧飽和が生じていない場合は、式(1)に従って計算されたVd、Vqを出力し、電圧飽和が生じた場合は、式(1)で算出したVd、Vqを式(2)で変換してから出力するようにしている。
次に、電圧飽和通知部42から飽和フラグを受信した上位制御装置1における送り速度及び最大加速度の変更方法について説明する。図5に送り速度を変更する手順を表すフローチャートを示す。図5に示すように、まず、ステップS201において、送り速度Fを初期値F0に設定する。次にステップS202において送り速度Fで加工プログラムを実行し、電動機の制御装置10から、飽和フラグを受け取る。
次に、ステップS203において、加工プログラムの実行中に1回でも飽和フラグが1になったか否かを判断する。加工プログラムの実行中に1回でも飽和フラグが1になった場合には、ステップS204において、送り速度Fに係数kを乗じた値を新たに送り速度Fに置き換える。ここで、係数kは1未満の正数であるので送り速度が減少することとなる。また、kは上位制御装置1の中に、パラメータあるいは、プログラム固定値として格納されている。一方、加工プログラムの実行中に1度も飽和フラグが1とならなかった場合には、送り速度Fは初期値F0のまま維持される。上記のフローは、加工終了時に実行し、加工中に1度でも飽和が発生したら、次の加工では、加工速度を遅くする。
次に、最大加速度の変更方法について説明する。図6に最大加速度を変更する手順を表すフローチャートを示す。図6に示すように、まず、ステップS301において、最大加速度Aを初期値A0に設定する。次にステップS302において最大加速度Aで加工プログラムを補間し、電動機の制御装置10から、飽和フラグを受け取る。
次に、ステップS303において、加工プログラムの実行中に1回でも飽和フラグが1になったか否かを判断する。加工プログラムの実行中に1回でも飽和フラグが1になった場合には、ステップS304において、最大加速度Aに係数kを乗じた値を新たに最大加速度Aに置き換える。ここで、係数kは1未満の正数であるので最大加速度が減少することとなる。一方、加工プログラムの実行中に1度も飽和フラグが1とならなかった場合には、最大加速度Aは初期値A0のまま維持される。
以上のようにして、上位制御装置1において送り速度及び最大加速度が決定される。次に、決定された送り速度及び最大加速度に基づいて各軸の位置指令を計算する手順を図7のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS401において加工プログラムを実行させる。次に、ステップS402において、加速度制限や減速条件等のパラメータを設定する。次に、ステップS403において、補間開始前にNC指令による送り速度に基づいて各軸の加減速制御のための速度指令を算出する補間前加減速制御を行う。このとき飽和フラグの値に応じて送り速度及び最大加速度を調整する。
次に、ステップS404において、加減速時定数や加工速度等のパラメータを設定する。次に、ステップS405において補間計算を行う。補間計算は、位置指令により指令された2点間について直線補間または円弧補間により計算する。
次に、ステップS406において、各軸の位置指令を計算する。最後に、ステップS407において、計算した位置指令を各サーボ軸へ送ることにより、各サーボ軸を駆動する。
以上のようにして、飽和フラグの値に応じて送り速度及び最大加速度が決定されるが、これらの値を調整することにより電圧飽和を抑制する例について説明する。図8は円運動をする加工点の中心からの位置rと角度θとの関係を示し、図8(a)は極座標で表したものであり、図8(b)は2次元座標で表したものである。図8(a)、(b)に示すように、180°の近傍を除く範囲ではrは、ほぼ一定(r=r0)であるが、θ=180°近傍で、r>r0となる。
ここで加工点は反時計方向に一定の速度で運動すると仮定する。円周方向の速度であるC軸速度は一定であるので、図9(a)、(b)に示すように、C軸速度は角度θに依存せず一定となる。ここで、図9(a)に示す速度120[mm/sec]は飽和フラグの値を考慮せずに設定した速度であり、図9(b)に示す速度100[mm/sec]は飽和フラグの値を考慮して送り速度を減速させた場合を示している。
加工点の中心から遠ざかる方向を正にとった場合の速度X軸速度の角度依存性を図10(a)、(b)に示す。図10(a)は図9(a)と同様に、C軸速度を120[mm/sec]とした場合を示し、図10(b)は図9(b)と同様にC軸速度を100[mm/sec]とした場合を示す。180°の近傍を除く範囲では加工点は中心から距離r0の位置から動かないためX軸速度はほぼ0である。一方、θ<180°で180°に近づくにつれて加工点は中心から離れる方向に移動するためX軸速度が増加する。θ=180°では加工点は中心から所定の距離だけ離れた場所で留まるため、X軸速度は瞬間的に0となる。さらにθ>180°となると中心方向に戻されるためX軸速度は負の値となる。図10(a)、(b)から、送り速度を減少させることにより、X軸速度が減少していることがわかる。
図11(a)、(b)に図10(a)、(b)のX軸速度を時間微分したX軸加速度の角度依存性を示す。図11(a)は図9(a)と同様に、C軸速度を120[mm/sec]とした場合を示し、図11(b)は図9(b)と同様にC軸速度を100[mm/sec]とした場合を示す。X軸加速度の大きさも送り速度の大きさを減少させることにより、減少していることがわかる。
図12(a)、(b)に図11(a)、(b)のX軸加速度を時間微分したX軸加々速度の角度依存性を示す。図12(a)は図9(a)と同様に、C軸速度を120[mm/sec]とした場合を示し、図12(b)は図9(b)と同様にC軸速度を100[mm/sec]とした場合を示す。X軸加々速度の大きさも送り速度の大きさを減少させることにより、減少していることがわかる。
図13(a)、(b)にX軸電圧の角度依存性を示す。図13(a)は図9(a)と同様に、C軸速度を120[mm/sec]とした場合を示し、図13(b)は図9(b)と同様にC軸速度を100[mm/sec]とした場合を示す。X軸電圧は後述するように、送り速度、加速度、加々速度に基づいて算出される。また同図には電圧飽和レベルも示している。図13(a)に示すように、送り速度120[mm/sec]の場合は、X軸電圧の最大値は約270[Vrms]であり、電圧飽和レベルである180[Vrms]を超えるため、電圧飽和が生じていることがわかる。一方、図13(b)に示すように、送り速度100[mm/sec]の場合は、X軸電圧の最大値は約170[Vrms]であり、電圧飽和レベルである180[Vrms]未満であるため、電圧飽和が抑制されていることがわかる。以上の点から、上位制御装置が飽和フラグの通知を受けて送り速度を調整することにより、電圧飽和を抑制可能であることがわかる。
次に、送り速度、加速度、加々速度に基づいて指令電圧を算出する方法について説明する。指令電圧の計算結果と電流増幅器における最大電圧とを比較することにより、電圧飽和が生じない範囲内で最大の送り速度等を算出することができるため、電圧飽和を抑制しつつ、最適な速度で電送機を駆動することが可能となる。
同期電動機の端子間電圧V[Vrms]は、送り速度、加速度、加々速度を用いて、以下のように計算される。
Figure 0005620535
式(3)から、指令電圧Vは、指令速度、指令加速度、及び指令加々速度によって決定されるため、上位制御装置は、電圧飽和が生じている旨の判断結果に基づいて、電圧指令が電源電圧を超えた場合に、指令速度、指令加速度、及び指令加々速度のうちの少なくとも1つを減少させることにより、電圧指令が電源電圧を超えないようにすることができる。
式(3)は以下のようにして算出することができる。まず、Vd、Vqは、id、iqを用いて次式で表される。
Figure 0005620535
工作機械などの同期電動機で駆動するシステムにおいて、上記の式(3)の第1項は指令から計算可能である。しかし、制御ソフトにて、リアルタイムで計算するのは処理時間の観点から困難である。また、切削反力や摩擦を正確に見積もることも困難である。結果として、電圧飽和が発生して加工精度が劣化しても、原因を究明することは容易ではない。そこで、本発明では、電流制御にてd相、q相の電圧指令を計算しているため、この電圧指令が電源電圧レベルを超えたかどうか判定を行い、判定結果を上位の制御装置に通知することとしている。
〔実施例2〕
次に実施例2に係る電動機の制御システムについて説明する。実施例2に係る電動機の制御システムは、上位制御装置が、電圧飽和処理部における判断結果に基づいて、電圧指令が電源電圧を超えた場合に、飽和フラグを出力する飽和フラグ出力部を備える点を特徴としている。図14に実施例2に係る電動機の制御システム200の構成図を示す。実施例1の電動機の制御システム100と同様の構成については同一の符合で表し、詳細な説明は省略する。図14に示すように、実施例2に係る電動機の制御システム200は、上位制御装置1が、電圧飽和処理部41における判断結果に基づいて、電圧指令が電源電圧を超えた場合に、飽和フラグを出力する飽和フラグ出力部20を備える点を特徴としている。
飽和フラグ出力部20は、上位制御装置1が電流制御部4内の電圧飽和通知部42(図3参照)から電圧飽和フラグを受信すると、受信した飽和フラグをプログラム可能機械式コントローラ(PMC:Programmable Machine Controller)21に出力する。ここで、PMCとはプログラムで定められた順序や条件などに従って設備や機械の動きを制御する装置である。飽和フラグ出力部20により飽和フラグが上位制御装置1の外部に出力されるため、ユーザは電圧飽和が発生していることを知り、それが精度悪化の原因であることを認識することができる。また、ユーザは、指令速度、指令加速度、及び指令加々速度の少なくともいずれか1つを減少させて、電圧飽和を緩和することにより、加工精度を確保することが可能となる。この例では上位制御装置1から電圧飽和フラグを外部装置21に出力しているが、高速に処理するために、電圧飽和通知部42から直接外部装置21に出力してもよい。
〔実施例3〕
実施例1においては、図9〜13に示すように、送り速度であるC軸速度を120[mm/sec]から100[mm/sec]に下げることによって電圧飽和を回避できることを示した。この時の送り速度は角度θによらずに一定である。従って、X軸速度やX軸加速度等が大きくなる角度180°以外の角度においても送り速度を一律に低下させているために作業時間が全体的に長くなる。
一方、実施例3に係る電動機の制御システムにおいては、上位制御装置1が、電圧飽和処理部41における判断結果に基づいて、電圧指令が電源電圧を超えた場合に、電圧指令が電源電圧を超える所定の箇所のみについて、電圧指令が電源電圧を超えないように、指令速度、指令加速度、及び指令加々速度のうちの少なくとも1つを減少させる点を特徴としている。実施例3に係る電動機の制御システムにおけるC軸速度の角度依存性のグラフの一例を図15に示す。図15(a)は図9(a)と同様に、C軸速度を角度によらずに一定とした場合であって、電圧飽和が生じる条件である。一方、図15(b)は、角度θが180°近傍のみにおいてC軸速度を90[mm/sec]まで減少させ、それ以外の領域ではC軸速度を120[mm/sec]に維持した例を示している。具体的には、0°≦θ≦130°の範囲及び230°≦θ≦360°の範囲でC軸速度を120[mm/sec]一定とし、130°≦θ≦165°の範囲でC軸速度を120[mm/sec]から90[mm/sec]まで角度に比例して減少させる。165°≦θ≦195°の範囲でC軸速度を90[mm/sec]に維持した後、195°≦θ≦230°の範囲でC軸速度を90[mm/sec]から120[mm/sec]まで角度に比例して増加させる。ただし、これは一例であってC軸速度の増減の仕方はこれには限られない。
実施例3の電動機の制御システムにおいては、電圧飽和が生じる所定の箇所のみにおいて電動機を低速で駆動することにより電圧飽和を回避しながら、電圧飽和が生じない個所においては高速で駆動することができるため、全体の加工時間を短縮することができる。図15においては、送り速度であるC軸速度を所定の箇所のみにおいて減少させる例を示したが、電圧飽和が生じる所定の箇所のみにおいて、加速度または加々速度を減少させるようにしてもよい。
〔実施例4〕
次に、実施例4に係る電動機の制御システムについて説明する。図16に本発明の実施例4に係る電動機の制御システムの構成図を示す。実施例4に係る電動機の制御システム300が、実施例1に係る電動機の制御システム100と異なる点は、上位制御装置1からの位置指令に従って駆動するための学習制御部11をさらに備える点である。実施例1の電動機の制御システム100と同様の構成については同一の符合で表し、詳細な説明は省略する。
学習制御部11は、位置偏差データを受け取り、学習補正量を計算し学習メモリ12に格納する。学習補正量は第4加算器104によって位置偏差データに加算されて、補正された位置偏差データが位置制御部2に入力される。学習制御部11は、学習メモリ12に格納された1試行前の学習補正量に基づいて新たな学習補正量を計算し位置偏差が小さくなるように学習を繰り返す。
位置指令に電圧飽和を引き起こす加々速度成分を含んでいた場合、通常のフィードバック制御では指令電圧が電源電圧を超えない場合でも、学習制御を有効にした場合には指令電圧が電源電圧を超えてしまう場合がある。そこで、本実施例では学習制御を有効とした場合であっても、電圧飽和を検知して送り速度等を低下させるようにしているので、電圧飽和を回避することができる。
以上、本発明の電動機の制御システムに係る実施例についての説明において、制御装置を1つのみ有する構成を示したが、制御装置は単数には限られず、複数あってもよい。
1 上位制御装置
2 位置制御部
3 速度制御部
4 電流制御部
5 電流増幅器
6 サーボモータ
7 速度検出器
8 駆動体
9 位置検出器
10 制御装置
20 飽和フラグ出力部
21 PMC
41 電圧飽和処理部
42 電圧飽和通知部
43 dq/3相変換部
44 電圧計算部
45 3相/dq変換部
51 3相PWM変調器
52 モータ駆動回路
53 電流検出器
100、200、300 電動機の制御システム

Claims (7)

  1. 電動機を制御する複数の制御装置と、該制御装置に指令を与える上位制御装置と、有する電動機の制御システムであって、
    前記制御装置は、
    前記上位制御装置から出力される位置指令及び指令速度に基づき、位置制御を行う位置制御部と、
    前記位置制御部から出力される速度指令に基づき、速度制御を行う速度制御部と、
    前記速度制御部から出力される電流指令に基づき、電流制御を行う電流制御部と、
    前記電流制御部から出力される電圧指令に基づき、電動機を駆動するための電流を増幅する電流増幅器と、を有し、
    前記電流制御部は、
    前記電圧指令が前記電流増幅器の電源電圧を超えたか否かを判断し、その判断結果を出力する電圧飽和処理部と、
    前記電圧飽和処理部が出力した前記判断結果を前記上位制御装置に通知する電圧飽和通知部と、を備えることを特徴とする電動機の制御システム。
  2. 前記上位制御装置は、前記判断結果に基づいて、前記電圧指令が電源電圧を超えた場合に、飽和フラグを出力する飽和フラグ出力部を備える、請求項1に記載の電動機の制御システム。
  3. 前記上位制御装置は、前記判断結果に基づいて、前記電圧指令が電源電圧を超えた場合に、前記電圧指令が電源電圧を超えないように、前記指令速度、前記指令加速度、及び前記指令加々速度のうちの少なくとも1つを減少させる、請求項1または2に記載の電動機の制御システム。
  4. 前記上位制御装置は、前記判断結果に基づいて、前記電圧指令が電源電圧を超えた場合に、前記電圧指令が電源電圧を超える所定の箇所のみについて、前記電圧指令が電源電圧を超えないように、前記指令速度、前記指令加速度、及び前記指令加々速度のうちの少なくとも1つを減少させる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動機の制御システム。
  5. 前記上位制御装置からの位置指令に従って駆動するための学習制御部をさらに備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動機の制御システム。
  6. 前記電圧飽和処理部は、前記判断結果を一定時間保持する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動機の制御システム。
  7. 前記上位制御装置は、前記位置指令から以下の式に従って電圧指令Vを計算し、該電圧指令Vが所定の最大電圧を超える場合には、前記指令速度、前記指令加速度、及び前記指令加々速度のうちの少なくとも1つを減少させることによって前記電圧指令Vを下げる、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電動機の制御システム。
    Figure 0005620535
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