JP5620513B2 - 固定要素をセットするための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求項1の上位概念部(前置部)に記載した、固定要素をセット(配置固定)するための装置に関する。
この種の装置は下記特許文献1から公知である。公知の当該装置は、セット制御溝を有するセット制御リンク機構部と、リベット打ち込み棒とを有し、該リベット打ち込み棒はセット制御ピンと接続状態にあり、該セット制御ピンは再び前記セット制御溝へ係合している。更に前送りシャフトロッドが設けられており、該前送りシャフトロッドには前記セット制御リンク機構部が相対回転不能に設けられている。更に当該装置には駆動ユニットが装備されており、該駆動ユニットを用い、前記リベット打ち込み棒を(後方へ)引き込まれた組立前位置と(前方へ)押し出された組立位置との間で移動させるために前記前送りシャフトロッドが回転駆動可能である。それによりリベット打ち込み棒の移動を介して例えばリベットピンが拡開リベットのバネアームの間へ押し込み可能であることにより、特に拡開リベット(プッシュリベット Spreizniet)として形成されている固定要素を機械的にセット(配置固定)することができる。当該装置では、前送り棒と接続状態にあるリベット保持ヘッドが受容ハウジングの端面を超えて比較的僅かに突出しているだけなので、全体的にコンパクトな構造がもたらされている。
DE 10 2005 054 719 B3
本発明の基礎を成す課題は、セットの箇所において比較的正確に規定されたセット力を用いて固定要素が適用可能であることにより特徴付けられる、冒頭に掲げた形式の装置を提供することである。
前記課題は、冒頭に掲げた形式の装置において、本発明に従い、特許請求項1の特徴を有する装置により解決される。
即ち、本発明の一視点により、固定要素をセットするための装置であって、リベット打ち込み棒と、ヘッドスリーブと係合する前送りシャフトロッドと、該前送りシャフトロッドを回転駆動可能とする駆動ユニットと、前記固定要素を搬送要素から取り外すため、前記前送りシャフトロッドを前送りするため、そして前記リベット打ち込み棒による打ち込みのために、所定数のリンク機構部と、各リンク機構部の制御溝に係合する対応所定数の制御ピンを有するリンク機構制御系とを備え、該リンク機構制御系を用い、前記前送りシャフトロッドの回転により前記リベット打ち込み棒は、引き込まれた組立前位置と押し出された組立位置との間で移動可能であるという形式の装置において、前記前送りシャフトロッドには、前記制御ピンの1つが設けられており、該制御ピンは、軸方向において該前送りシャフトロッドに対して固定の軸方向力伝達部材であること、及び、押圧力センサユニットが設けられており、該押圧力センサユニットは、前記ヘッドスリーブが前記前送りシャフトロッドの回転により押し出されて前記固定要素のセットが可能となるセット位置において前記軸方向力伝達部材を用い、機械的な力の流れ経路を介し、前記前送りシャフトロッドへ加えられた押し当て力により付勢可能であることを特徴とする装置が提供される。
本発明の更なる目的に適った展開形態は、下位請求項の対象である。尚、本願の特許請求の範囲に付記されている図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
本発明に従う装置において直接的に前送りシャフトロッドと連結された押圧力センサユニットが設けられていることにより、空間的に極めて制限された適用箇所で直接的に極めて正確に測定することのできる押し当て力(押し付け力 Andruckkraefte)を用いて固定要素をセット(配置固定)することができる。
発明において下記の形態が可能である
(形態1)定要素をセットするための装置であって、リベット打ち込み棒と、前送りシャフトロッドと、該前送りシャフトロッドを回転駆動可能とする駆動ユニットと、少なくとも1つのリンク機構部及び該リンク機構部又は1つのリンク機構部に割り当てられた制御ピンを有するリンク機構制御系とを備え、該リンク機構制御系を用い、前記前送りシャフトロッドの回転により前記リベット打ち込み棒は、引き込まれた組立前位置と押し出された組立位置との間で移動可能であるという形式の装置において、前記前送りシャフトロッドには、軸方向において該前送りシャフトロッドに対して固定の軸方向力伝達部材が設けられていること、及び、押圧力センサユニットが設けられており、該押圧力センサユニットは、前記前送りシャフトロッドのセット位置において前記軸方向力伝達部材を用い、機械的な力の流れ経路を介し、前記前送りシャフトロッドへ加えられた押し当て力により付勢可能であること。
(形態2)前記力の流れ経路は前記リンク機構制御系を含むことが好ましい。
(形態3)前記押圧力センサユニットは押圧力センサを有し、該押圧力センサと前記軸方向力伝達部材との間に配設されており且つ軸方向において摺動可能に支持された少なくとも1つのスライド部材が設けられていることが好ましい。
(形態4)前記軸方向力伝達部材は前記リンク機構制御系の制御ピンであることが好ましい。
(形態5)前記リンク機構制御系は、引き込まれた開始位置と押し出されたセット位置との間において前記前送りシャフトロッドを軸方向移動させるための前送りリンク機構部と前送り制御ピンを有し、該前送り制御ピンが前記軸方向力伝達部材であることが好ましい。
(形態6)前記押圧力センサユニットは、前記前送りシャフトロッドにおいて出口側部とは反対側の領域に配設されていることが好ましい。
(形態7)リリース表示器が設けられており、該リリース表示器を用い、前記押圧力センサユニットを付勢する予め定められた最小セット力に達した場合又は該最小セット力を超過した場合にはリリース信号が出力可能であることが好ましい。
本発明の更なる目的に適った展開形態及び長所は、図面に図示された本発明によるセット工具の一実施例の以下の説明から明らかである。
本発明による装置の一実施例を示す部分断面透視図である。 図1による実施例の、特に前送りシャフトロッドと、セット制御リンク機構部と、前送りリンク機構部とを示す分解透視図である。 図1及び図2による実施例の、2つの前送りリンク機構部シェル部材から構成された前送りリンク機構部を示す図である。 図1による実施例の押圧力センサユニットを示す部分断面透視図である。 図1による実施例を、前送りシャフトロッドが開始位置にある状態で示す断面透視図である。 図1による実施例を、前送りシャフトロッドが離脱位置(拡開リベットの支持円盤が搬送ベルトから離脱されることをもたらす位置)にある状態で示す断面透視図である。 図1による実施例を、前送りシャフトロッドがセット位置(拡開リベットが所望箇所に配置固定されることをもたらす位置)にある状態で示す断面透視図である。 図1による実施例を、前送りシャフトロッドがセット位置にあり且つリベット打ち込み棒が押し出された組立位置にある状態で示す図である。
図1は、特に拡開リベット(プッシュリベット Spreizniet)1の形態の固定要素をセット(配置固定)するための本発明による装置の一実施例を示す部分断面透視図である。それらの拡開リベット1は、円盤形状の支持円盤2と、該支持円盤2の一側面に成形されたバネアーム3と、リベットピン4とを有しており、該リベットピン4は、支持円盤2に作り込まれた穴(貫通穴)を通して組立前位置から最終組立位置へとバネアーム3を拡開するためにバネアーム3(複数)の間へ摺動可能である。
図1による装置はピストル形状に形成されており、ピストル形状のハンドグリップ6を備えた受容ハウジング5を有しており、ハンドグリップ6の自由端部には、電気エネルギーを提供するための図1では非図示の蓄電池(アキュムレータ)と接続(ないし結合)するための蓄電池受容部7が設けられている。ハンドグリップ6において蓄電池受容部7の反対側には作動プッシュボタン8が設けられており、該作動プッシュボタン8を用い、制御電子装置9を介して電気モータと伝動機構(歯車機構)とを有する駆動ユニット10が駆動制御可能である。
図1に従う本発明による装置は、組立前位置ではバネアーム3の反対側で支持円盤2を超えて突出するリベットピン4によって拡開リベット1を保持するために、リベット保持ヘッド11を有するように構成されており、該リベット保持ヘッド11は、ヘッドスリーブ12において受容ハウジング5とは反対側の端部に配設されており、該ヘッドスリーブ12のリベット保持ヘッド11とは反対側の端部は、受容ハウジング5内へ入り込んでおり且つリンク機構制御系の(拡開リベット1の支持円盤2を搬送ベルト18から離脱させる即ち取り外すための)離脱リンク機構部(Ausbrechkulisse)13を包囲している。
離脱リンク機構部13は、前送りシャフトロッド(送りシャフトロッド Vorlageschaftstange)14においてヘッドスリーブ12の側の端部に相対回転不能に装着されており、該前送りシャフトロッド14は軸受部材(支承部材)15において回転可能に支持されている。前送りシャフトロッド14の離脱リンク機構部13とは反対側の端部は、リンク機構制御系の前送りリンク機構部(Vorlagekulisse)16内へ入り込んでおり、該前送りリンク機構部16は受容ハウジング5に対して相対回転不能に配設されている。
更に長尺のリベット打ち込み棒17が設けられており、該リベット打ち込み棒17は、図1による図面では前送りリンク機構部16内へ進入しており、前送りリンク機構部16から前送りシャフトロッド14の中を通って、リベット保持ヘッド11を支持するヘッドスリーブ12の端部へ至るまで延在している。
更に図1による図面から、本発明による装置が押圧力センサユニット(Druckkraftsensoreinheit)18を有することが見てとれ、該押圧力センサユニット18は、前送りリンク機構部16においてヘッドスリーブ12の反対側で、機械的に保護され、本発明による装置の受容ハウジング5の後側部分に配設されている。
また図1による図面から、拡開リベット1の支持円盤2が、互いに対向する2つの搬送ベルト19に装着されており、該搬送ベルト19は、受容ハウジング5において外側に配設されているレール装置を介してリベット保持ヘッド11にフィード可能であることも見てとれる。
図2は、図1による実施例のヘッドスリーブ12と、離脱リンク機構部13と、前送りシャフトロッド14と、軸受部材15と、前送りリンク機構部16とを示す透視図である。図2による図面から、離脱リンク機構部13を包囲するヘッドスリーブ12の端部にはリンク機構制御系の離脱制御ピン20が配設されており、該離脱制御ピン20は、離脱リンク機構部13に形成された離脱制御溝21へ係合するために設けられている。離脱制御溝21は、離脱リンク機構部13においてリベット保持ヘッド11の側の端部に直接的に配設され且つ周方向に延在する前側部分(Vorderabschnitt)22と、該前側部分22に対してリベット保持ヘッド11から離間する方向でずらされた後側部分(Rueckabschnitt)23とを有し、該後側部分23は同様に周方向に延在している。前側部分22と後側部分23との間には、斜めに延びる離脱傾斜部分24が延在している。
更に図2から、前送りシャフトロッド14を包囲する軸受部材15が駆動歯車25を受容していることが見てとれ、該駆動歯車25は前送りシャフトロッド14と相対回転不能に結合されており、該前送りシャフトロッド14を回転駆動するために図2による図面では非図示の駆動ユニット10と連結されている。更に軸受部材15には(ここでは2つの)連結ロッド26、27が固定されており、該連結ロッド26、27は、前送りリンク機構部16を構成する2つの前送りリンク機構部シェル部材28、29との摺動可能な係合のために設けられている。
前送りシャフトロッド14は、離脱リンク機構部13とは反対側の端部において前送り軸受リング(前送り支承リング)30とセット制御リンク機構部(Setzsteuerkulisse)31とを有し、該セット制御リンク機構部31は同様に前送りシャフトロッド14と相対回転不能に結合されている。前送り軸受リング30は、後続段落において詳細に説明するように軸方向力伝達部材(Axialkraftvermittlungsteil)としても機能するリンク機構制御系の前送り制御ピン32を支持し、該前送り制御ピン32は半径方向において前送り軸受リング30を超えて突出している。セット制御リンク機構部31にはセット制御溝33が形成されており、該セット制御溝33は、特に、軸方向に延在するセット部分34と、離脱リンク機構部13の側の端部から螺旋状に離脱リンク機構部13から離間するように延在する締め付け部分35と、該締め付け部分35のセット部分34とは反対側の端部から、セット部分34の離脱リンク機構部13とは反対側の端部の方向へ実質的に周方向に延在する保持部分36とを有している。
更に図2による図面から、前送りリンク機構部16を構成する2つの前送りリンク機構部シェル部材28、29が前送り制御カム溝37を有するように形成されていることが見てとれ、該前送り制御カム溝37は前送り制御ピン32との係合のために設けられている。
前送りリンク機構部シェル部材28、29の間には、中空円筒状に形成された軸受スリーブ(支承スリーブ)38が配設されており、該軸受スリーブ38は、一方では半径方向において外側へ突出するスライド部材39を支持し、他方では半径方向において内側へ突出するリンク機構制御系のセット制御ピン40を支持しており、該セット制御ピン40は、セット制御溝33との係合のために設けられている。軸受スリーブ38の内部の中央にはリベット打ち込み棒17が固定されている。
リベット打ち込み棒17は軸受スリーブ38内の中央に配設されており、該軸受スリーブ38のスライド部材39は、該軸受スリーブ38を前送りリンク機構部16と相対回転不能に連結するために、一方の前送りリンク機構部シェル部材(半部分シェル部材)28に作り込まれており且つ軸方向に延在するスライド溝41に挿入されている。
軸受スリーブ38にはリベット打ち込み棒17の反対側でセット圧縮バネ(つるまきバネ)42が係合し、該セット圧縮バネ42は、一端ではリベット打ち込み棒17において支持され、他端では、軸受スリーブ38の反対側に位置する支持プレート43において支持されている。
図3は、前送りリンク機構部16を構成する2つの前送りリンク機構部シェル部材28、29を前送り制御ピン32の側となる内面側において示している。図3による図面から、前送り制御カム溝37が、規定どおりの配置構成では離脱リンク機構部13の側にある張り出し用部分(ヘッドスリーブ12の張り出し(押し出し)のための張り出し用部分 Vorstehabschnitt)44と、該張り出し用部分44とは反対側に位置する引き込み用部分(ヘッドスリーブ12の引き込みための引き込み用部分 Rueckzugabschnitt)45とを有し、これらの張り出し用部分44と引き込み用部分45との間において螺旋状に延びる無段の前送り傾斜部分46、47が延在している。
図4は、図1による実施例の押圧力センサユニット18を示す部分断面透視図である。図4から、軸受ブロック(支承ブロック)48内に配設された押圧力センサユニット18がスライド部材としてのスライドスリーブ49を有することが見てとれ、該スライドスリーブ49は、軸受ブロック48内に形成されたスリーブガイド50内で縦方向(軸方向)において摺動可能に配設されており、一方の端部が、軸方向力伝達部材を構成する前送り制御ピン32に対向している。スライドスリーブ49において前送り制御ピン32とは反対側の端部には押圧棒51が軸方向において締まりばめで(festsitzend)固定されており、該押圧棒51は、スライドスリーブ49において前送り制御ピン32とは反対側の端部を超えて突出しており、軸受ブロック48内に固定された押圧力センサ52と接触状態にある。該押圧力センサ52は、測定値変換及び増幅ユニットを介して制御電子装置9へ接続されており、該制御電子装置9は、この実施例では光学的に作用するリリース表示器(使用許可表示器 Freigabeanzeige)53と接続されている。
リリース表示器53を用い、押圧力センサ52を介して記録された押し当て力(押し付け力 Andruckkraefte)によりセット力(Setzkraft)が達せられるか又は超過されると直ちにリリース信号(使用許可信号)が出力可能である。この最小の押し当て力は、予め定められたセット力(最小セット力)に対応し、該セット力は、機械的な力の流れ経路(ないし力伝達経路 Kraftflusskette)を介し、即ちこの実施例では、セットすべき拡開リベット1、ヘッドスリーブ12、離脱制御ピン20、離脱リンク機構部13、前送りシャフトロッド14、前送り軸受リング30、前送り制御ピン32、スライドスリーブ49、そして押圧棒51を介することを含んだリンク機構制御系(Kulissensteuerung)を介して押圧力センサ52に達する。
更にリリース表示器53を用い、過負荷損傷を回避するために、押圧力センサ52を介して記録された押し当て力が最大セット力を超過すると直ちにストップ信号が出力可能である。この最大の押し当て力は、機械的な力の流れ経路を介して押圧力センサ52に達する予め定められた最大セット力に対応する。最大セット力が超過されている場合には、過負荷損傷を回避するために更に阻止信号(Inhibierungssignal)が制御電子装置9へ出され、該制御電子装置9を用いてセット過程の作動が阻止可能である。
以下、図5〜図8による図面に基づき、例として上述した本発明による装置の作動方式について説明する。
図5は、図1による実施例を、リベット打ち込み棒17が(受容ハウジング5内に)引き込まれた組立前位置にある状態で示す断面透視図であり、該組立前位置においてセット制御ピン40はセット制御溝33の保持部分36に配置されており、セット圧縮バネ42には最大限に張力(圧縮力)がかかっている。更に前送りシャフトロッド14と該前送りシャフトロッド14に装着されたヘッドスリーブ12とは、引き込まれた開始位置(スタート位置)にあり、該開始位置において、前送り制御ピン32は前送り制御カム溝37の引き込み用部分45に配置されており、スライド部材39は、前送りリンク機構部16から見て前送り軸受リング30とは反対側で、案内プレート54へ作り込まれ且つスライド溝41と位置合せされた(一直線に並ぶ fluchten)スライドレール55内に配置されている。本発明による装置の出口側部56に配置された拡開リベット1のリベットピン4は、該リベットピン4のために寸法決定されたスリットを介してリベット保持ヘッド11内へ入り込んでおり、この際、支持円盤2はまだ搬送ベルト19と結合されている。
ヘッドスリーブ12は、離脱制御溝21の後側部分23に離脱制御ピン20を配置することによりリベットピン4を妨げなく取り入れるために、引き込まれた準備位置(予保持位置 Vorhaltestellung)にあり、該準備位置において、支持円盤2の側のリベット保持ヘッド11の端面は支持円盤2から所定の間隔を有している。
図6は、一セットサイクル中の図5による配置構成を、図5による配置構成に比べて前送りシャフトロッド14が回転された移行位置にある状態で示しており、該移行位置において離脱制御ピン20は離脱制御溝21の前側部分22に配置されており、ヘッドスリーブ12の所定の前送り(Vorschub)により拡開リベット1は搬送ベルト19から離脱され、即ち取り外された状態にあり、リベットピン4において支持円盤2とは反対側の端部はリベット保持ヘッド11により包囲されている。前送りシャフトロッド14は、図5による図面の場合と同じポジションにあるが、その理由は、前送り制御ピン32が引き続き前送り制御カム溝37の引き込み用部分45にあり、セット制御ピン40が引き続きセット制御溝33の保持部分36にあるためである。
図7は、図5及び図6による配置構成を、ヘッドスリーブ12と前送りシャフトロッド14と軸受スリーブ38とからなる全体が押し出されたセット位置にある状態で示しており、該セット位置において拡開リベット1は、本発明による装置の出口側部56から比較的大きな間隔をおいて配置されている。凹みや窪みなどで深いところに位置する(拡開リベット1の)適用位置又は出口側部56からヘッドスリーブ12の突出量が比較的短い場合には届きずらい(拡開リベット1の)適用位置へも極めて簡単に届くことのできるこのセット位置は、前送り制御ピン32が引き込み用部分45から前送り傾斜部分46、47を介して張り出し用部分44へ移されたことにより、図6による配置構成から出発して前送りシャフトロッド14の更なる回転によりとられた位置である。セット圧縮バネ42は引き続き張力(圧縮力)のかかった状態にあるが、その理由は、セット制御ピン40が引き続きセット制御溝33の保持部分36に位置決めされているためである。
図7に図示されている前送りシャフトロッド14のセット位置及びリベット打ち込み棒17の組立前位置では、本発明による装置を規定どおりに操作することにより拡開リベット1はセット箇所へもたらされ、例えば図7では非図示の支持部材上へ載置された図7では同様に非図示の載置部材(取り付け部材)に対して押し当てられ、この際、バネアーム3は支持部材と載置部材とに作り込まれた穴(貫通穴)へ嵌め込まれる。載置部材に対する本発明による装置の押し当て(ないし押圧 Andruecken)により、押圧力センサ52が、図4との関連で説明した力の流れ経路を介して押し当て力により付勢される。最小セット力として予め定められた閾値に達した場合又は該閾値を超過した場合には、リリース表示器53の作動(点灯)のもと、制御電子装置9を介して作動プッシュボタン8が解放(アンロック freischalten)される。
図8は、図5〜図7による配置構成を、図7による配置構成から出発して作動プッシュボタン8の押圧により作動された前送りシャフトロッド14の回転後の状態であってリベット打ち込み棒17が押し出された組立位置にある状態で示す図である。この状態ではセット(配置固定)された拡開リベット1のバネアーム(対)3の間にリベットピン4が押し込まれている。この組立位置においてセット圧縮バネ42は、セット制御溝33のセット部分34へセット制御ピン40を挿入することによりリベット打ち込み棒17を衝撃的に支持プレート43から離間する方向へ移動させたことにより、比較的弛緩された状態にある。
図8による配置構成から出発し、作動プッシュボタン8から手を離した後に前送りシャフトロッド14の更なる回転により、再び図5による開始位置及び組立前位置がとられ、次の拡開リベット1がリベット保持ヘッド11へ挿入され、図7による配置構成が達成されるに至る。
1 拡開リベット
2 支持円盤
3 バネアーム
4 リベットピン
5 受容ハウジング
6 ハンドグリップ
7 蓄電池受容部
8 作動プッシュボタン
9 制御電子装置
10 駆動ユニット
11 リベット保持ヘッド
12 ヘッドスリーブ
13 離脱リンク機構部
14 前送りシャフトロッド
15 軸受部材(支承部材)
16 前送りリンク機構部
17 リベット打ち込み棒
18 押圧力センサユニット
19 搬送ベルト
20 離脱制御ピン
21 離脱制御溝
22 前側部分
23 後側部分
24 離脱傾斜部分
25 駆動歯車
26 連結ロッド
27 連結ロッド
28 前送りリンク機構部シェル部材(半部分シェル部材)
29 前送りリンク機構部シェル部材(半部分シェル部材)
30 前送り軸受リング(前送り支承リング)
31 セット制御リンク機構部
32 前送り制御ピン
33 セット制御溝
34 セット部分
35 締め付け部分
36 保持部分
37 前送り制御カム溝
38 軸受スリーブ(支承スリーブ)
39 スライド部材
40 セット制御ピン
41 スライド溝
42 セット圧縮バネ
43 支持プレート
44 張り出し用部分
45 引き込み用部分
46 前送り傾斜部分
47 前送り傾斜部分
48 軸受ブロック(支承ブロック)
49 スライドスリーブ
50 スリーブガイド
51 押圧棒
52 押圧力センサ
53 リリース表示器
54 案内プレート
55 スライドレール
56 出口側部

Claims (6)

  1. 固定要素(1)をセットするための装置であって、
    リベット打ち込み棒(17)と、
    ヘッドスリーブ(12)と係合する前送りシャフトロッド(14)と、
    該前送りシャフトロッドを回転駆動可能とする駆動ユニット(10)と、
    前記固定要素(1)を搬送要素から取り外すため、前記前送りシャフトロッド(14)を前送りするため、そして前記リベット打ち込み棒(17)による打ち込みのために、所定数のリンク機構部(13、16、31)と、各リンク機構部の制御溝(21、37、33)に係合する対応所定数の制御ピン(20、32、40)を有するリンク機構制御系とを備え、
    該リンク機構制御系を用い、前記前送りシャフトロッド(14)の回転により前記リベット打ち込み棒(17)は、引き込まれた組立前位置と押し出された組立位置との間で移動可能である
    という形式の装置において、
    前記前送りシャフトロッド(14)には、前記制御ピンの1つが設けられており、該制御ピンは、軸方向において該前送りシャフトロッドに対して固定の軸方向力伝達部材(32)であること、及び、
    押圧力センサユニット(18)が設けられており、該押圧力センサユニットは、前記ヘッドスリーブ(12)が前記前送りシャフトロッド(14)の回転により押し出されて前記固定要素(1)のセットが可能となるセット位置において前記軸方向力伝達部材(32)を用い、機械的な力の流れ経路を介し、前記前送りシャフトロッド(14)へ加えられた押し当て力により付勢可能であること、
    を特徴とする装置。
  2. 前記力の流れ経路は前記リンク機構制御系(13、16、31;20、32、40)を含むこと、
    を特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記押圧力センサユニット(18)は押圧力センサ(52)を有し、該押圧力センサ(52)と前記軸方向力伝達部材(32)との間に配設されており且つ軸方向において摺動可能に支持された少なくとも1つのスライド部材(49)が設けられていること、
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記リンク機構制御系は、引き込まれた開始位置と押し出されたセット位置との間において前記前送りシャフトロッド(14)を軸方向移動させるための前送りリンク機構部(16)と前送り制御ピン(32)を有し、該前送り制御ピン(32)が前記軸方向力伝達部材であること、
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記押圧力センサユニット(18)は、前記前送りシャフトロッド(14)において出口側部(56)とは反対側の領域に配設されていること、
    を特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  6. リリース表示器(53)が設けられており、該リリース表示器を用い、前記押圧力センサユニット(18)を付勢する前記前送りシャフトロッド(14)へ加えられた押し当て力が、前記固定要素(1)のセットのために最低限必要な予め定められた最小セット力に達した場合又は該最小セット力を超過した場合には、前記リベット打ち込み棒(17)による打ち込みが可能であることが表示され、作動プッシュボタン(8)を解放するためのリリース信号が出力可能であること、
    を特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
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