JP5443933B2 - 釘打ち機 - Google Patents

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本発明は金釘、ステープル等のための釘打ち機に関する。
従来、釘打ち機として、特許文献1に記載の如くに、釘を保持する釘保持装置と、釘保持装置に保持されている釘をワークに打込むハンマーと、ハンマーの駆動装置とを有してなるものがある。この釘打ち機では、釘打ち不良を検出可能にするため、金属センサを付帯するとともに、金属センサの移動機構にストロークセンサを設けている。釘打ち機による釘打ち完了後に、金属センサをワーク上の釘打ち位置へ移動させる。釘が供給されずに、釘打ち機が空打ち動作していた場合には、金属センサが応答せず釘がないことが検知される。釘が最後まで打込まれずに浮き上がっている場合には、金属センサが釘に衝突して移動できず、ストロークセンサによって打込み不良が検知される。
特開平8-174381
しかしながら、特許文献1に記載の釘打ち機では、釘1がワーク2A、2Bに最後まで打込まれていても、図2(B)に示す如くの釘外れ、又は図2(C)に示す如くの木材割れを生じている釘打ち不良については検出できない。
本発明の課題は、釘打ち機において、釘打ち品質を高精度に検査することにある。
請求項1の発明は、釘を保持する釘保持装置と、釘保持装置に保持されている釘をワークに打込むハンマーと、ハンマーの駆動装置とを有してなる釘打ち機において、ハンマーにかかる釘打ち荷重を検出する荷重検出センサと、ハンマーの位置を検出するハンマー位置検出センサと、荷重検出センサとハンマー位置検出センサの検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する判別手段とを有してなり、前記判別手段が、釘がワークに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定し、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマーの位置Leを採取するとともに、釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置Lを設定し、このハンマーの位置Lにおける打込み荷重Pを採取し、前記のハンマーの位置Le、打込み荷重Pを、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、Pの合格データLea、Paに対比して釘打ち品質を判別するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記判別手段が、前記釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置L1、L2の2点を設定し、このハンマーの位置L1、L2における打込み荷重P1、P2を採取し、前記のハンマーの位置Le、打込み荷重P1、P2を、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、P1、P2の合格データLea、P1a、P2aに対比して釘打ち品質を判別するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記判別手段が、釘打ち品質の合格判別条件として、LeがLea以上、P1がP1a以上、P2がP2a以上、P2−P1が一定値以上とするようにしたものである。
(請求項1)
(a)釘打ち機において、荷重検出センサとハンマー位置検出センサと判別手段を有することにより、判別手段が荷重検出センサとハンマー位置検出センサの検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する。これにより、釘外れや木材割れ等の釘打ち不良も検出できる。
(b)判別手段が、釘がワークに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定し、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマーの位置Leを採取するとともに、釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置Lを設定し、このハンマーの位置Lにおける打込み荷重Pを採取し、前記のハンマーの位置Le、打込み荷重Pを、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、Pの合格データLea、Paに対比して釘打ち品質を判別することにより、釘打ち品質を高精度に検査できる。
(請求項
(c)判別手段が、上述(b)において、釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置L1、L2の2点を設定し、このハンマーの位置L1、L2における打込み荷重P1、P2を採取し、前記のハンマーの位置Le、打込み荷重P1、P2を、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、P1、P2の合格データLea、P1a、P2aに対比して釘打ち品質を判別することにより、釘打ち品質を確実に高精度に検査できる。
(請求項
(d)判別手段が、上述(c)において、釘打ち品質の合格判別条件として、LeがLea以上、P1がP1a以上、P2がP2a以上、P2−P1が一定値以上とすることにより、釘打ち品質を一層確実に高精度に検査できる。
図1は釘打ち機を示す模式図である。 図2は釘打ち状態を示し、(A)は正常な釘打ち状態を示す模式図、(B)は釘外れを示す模式図、(C)は材料割れを示す模式図である。 図3は釘打ち合格データを示す線図である。 図4は釘無しの場合の釘打ちデータを示す模式図である。 図5は釘打ち未了の場合の釘打ちデータを示す模式図である。 図6は釘外れの場合の釘打ちデータを示す模式図である。 図7は木材割れの場合の釘打ちデータを示す模式図である。 図8は釘打ち品質判別手段へのデータ採取方法を示す模式図である。
図1に示す釘打ち機10は、被打込み材たる釘1(ステープルでも可)を保持する釘保持装置11と、釘保持装置11に保持されている釘1をワーク2A、2Bに打込むハンマー12と、ハンマー12の駆動装置13とを有する。
釘保持装置11は釘1を保持する筒状ガイド11Aを有する。この筒状ガイド11Aには、釘1の自動供給機構が接続されても良い。
ハンマー12は釘1より硬質で、打込み動作の繰り返しによっても変形しない材質からなることが好ましい。釘1が鉄釘であれば、ハンマー12は焼入鋼、工具鋼、金型材等が好ましい。
駆動装置13はハンマー12に対し概ね直線的に駆動力を伝達できるものであれば良く、空圧シリンダ、油圧シリンダ、電動シリンダ等のシリンダ13A、又はモータ等の直線動機構により構成される。
釘打ち機10は、ハンマー12にかかる釘打ち荷重を検出する荷重検出センサ21と、ハンマー12の位置を検出するハンマー位置検出センサ22とを有する。
荷重検出センサ21は、ハンマー12による釘打込み時の反力を検出できれば何でも良い。釘1が鉄釘であれば、最大荷重500kg、分解能1%程度の検出能力があれば良い。荷重検出センサ21の取付位置も、反力を測定できる部位であれば、図1に示す駆動装置13(シリンダ13A)の固定部でも、シリンダ13Aへのハンマー12の取付部でも、ハンマー12の打込み側先端等のいずれの部位でも良い。
ハンマー位置検出センサ22は、ハンマー12の位置を検出できるものであれば、光学式、磁気式等のエンコーダ、歪みゲージ式のリニアゲージ、ポテンションメータ等の何でも良い。このとき、ハンマー12による打込み速度を考慮し、最低でも1mm単位でのデータ収集が可能十分なサンプリング速度を確保する必要がある。例えば、打込み時のハンマー12の移動ストロークが50mmとし、0.1秒で打込みを完了させるときには、500Hz以上のサンプリング速度が必要になる。
釘打ち機10は、荷重検出センサ21とハンマー位置検出センサ22の検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する判別手段30を有する。判別手段30は、荷重検出センサ21とハンマー位置検出センサ22の各検出信号をA/D変換器31を経由して演算装置32に取込み、演算装置32において取得した検出データから特定情報を抽出採取して打込みの良否、釘打ち品質の合格判別を行なう。演算装置32による合格判別結果を表示器33に表示する。判別手段30は、パソコン、シーケンサ等のいずれでも良い。
判別手段30の合格判別動作は以下の手順でなされる。
(1)釘1がワーク2A、2Bに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定する。例えば、Pe=200kgとする。
そして、荷重検出センサ21、ハンマー位置検出センサ22から取得した検出データを用いて、上記釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマー12の位置Leを採取する。
釘1をワーク2A、2Bに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマー12の位置L1、L2の2点を設定する。例えば、L1=65mm、L2=75mmとする。
そして、荷重検出センサ21、ハンマー位置検出センサ22から取得した検出データを用いて、上記ハンマー12の位置L1、L2における打込み荷重P1、P2を採取する。
(3)上述(1)、(2)で採取したハンマー12の位置Le、打込み荷重P1、P2を、釘1がワーク2A、2Bに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLea(例えばLea=79mm)、P1a(例えばP1a=25kg)、P2a(例えばP2a=25kg)に対比して釘打ち品質を判別する。
このとき、判別手段30は、釘打ち品質の合格判別条件として、LeがLea以上(79mm以上)、P1がP1a以上(25kg以上)、P2がP2a以上(25kg以上)、P2−P1が例えば5kg以上とする。
以下、釘打ち機10による釘打ち例とその釘打ち品質の良否判別例について説明する。
釘打ち機10において、ハンマー12の駆動装置13としてストローク90mmの圧縮空気駆動のエンコーダ付シリンダを用いる。荷重検出センサ21として最大測定荷重500kgのロードセルを設置する。荷重検出センサ21とハンマー位置検出センサ22の検出信号を5msecのサンプリング速度のA/D変換器31により演算装置32に取込む。
この釘打ち機10により、釘1がワーク2A、2Bに良好に打込まれた正常時の検出データ(合格データ)を図3に示す。図3は、横軸にハンマー12の位置(移動距離)をとり、縦軸に釘打ち荷重をとってグラフ化したものであり、釘打ち荷重とハンマーの位置は以下の如くに推移する。
ハンマー12が駆動されると、(i)の位置で釘1がワーク2Aに当たり、(ii)〜(iii)の位置でワーク2Aを貫通してワーク2Bへの打込みが始まる(ワーク2Aの木材がワーク2Bの木材に比べ堅い材料であったため、図3の如くのデータになった)。(iv)の位置で、釘1の打込みが完了し、ハンマー12自体が打込み対象のワーク2Aに突当たった状態になる。
釘打ち機10による釘打ち時に、「釘無し」の場合には、図4に示す如くの検出データになる。ハンマー12が打込み対象の木材に当たるまで、打込み荷重がほぼゼロのまま推移する。
釘打ち機10による釘打ち時に、釘1がワーク2B内の節目等に当たり、最後まで打込まれなかった場合には、図5に示す如くの検出データになる。ハンマー12の打込み完了位置が図3の正常時と異なるデータになる。
釘打ち機10による釘打ち時に、「釘外れ」を生じた場合には、図6に示す如くの検出データになる。釘1とワーク2Bの木材との摩擦の増加がなくなり、釘1の先端がワーク2Bの木材から外れた時点から釘打ち荷重が横ばいになる。
釘打ち機10による釘打ち時に、ワーク2Bの「木材割れ」を生じた場合には、図7に示す如くの検出データになる。木材割れが生じた時点から釘打ち荷重が急に下がり、その後横ばいになる。
判別手段30にあっては、釘1がワーク2A、2Bに良好に打込まれた正常時の合格データ(図3)を基準にして、前述の手順で図8に示す如くに釘打ち品質の良否判別を行なう。
まず、合格データより、正常時の釘打ち完了荷重Pe=200kgとし、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマー12の位置Leの合格データをLea=79mmとする。また、釘打ち荷重をチェックするハンマー12の位置をL1=65mm、L2=75mmとし、このハンマー12の位置L1、L2における打込み荷重P1、P2の合格データをP1a=25kg、P2a=25kgとする。
そして、釘打ち機10による各釘打ち時における検出データから採取される上述のLe、P1、P2を上述の合格データLea、P1a、P2aに対比し、それらの各釘打ち時における釘打ち品質の良否判別を行なう。このとき、釘打ち品質の合格判別条件は、前述の如く、LeがLea以上(79mm以上)、P1がP1a以上(25kg以上)、P2がP2a以上(25kg以上)、P2−P1が例えば5kg以上とする。
従って、前述の図3〜図7の各釘打ち時に、それらの検出データに上述の合格判別条件を照らし、それらの釘打ち品質の良否を判別すれば、以下の通りになる(表1)。
Figure 0005443933
(図3の検出データ)
Le=80mmであり、これはLea(=79mm)以上であってOK、P1=87kgであり、これはP1a(=25kg)以上であってOK、P2=102kgであり、これはP2a(=25kg)以上であってOK、P2−P1=15kgが5kg以上であってOKであり、全合格判別条件がOKで満たされる。即ち、図3の釘打ち時の釘打ち品質は「合格」である。
(図4の検出データ)
Le=80mmがLea以上であってOK、P1=0kgがP1a以上でなくNG、P2=0kgがP2a以上でなくNG、P2−P1=0kgが5kg以上でなくNGであり、全合格判別条件を満たさない。即ち、図4の釘打ち時の釘打ち品質は「釘無し」である。
(図5の検出データ)
Le=75mmがLea以上でなくNG、P1=87kgがP1a以上であってOK、P2=280kgがP2a以上であってOK、P2−P1=163kgが5kg以上であってOKであり、全合格判別条件を満たさない。即ち、図5の釘打ち時の釘打ち品質は「釘打ち未了」である。
(図6の検出データ)
Le=80mmがLea以上であってOK、P1=82kgがP1a以上であってOK、P2=81kgがP2a以上であってOK、P2−P1=−1kgが5kg以上でなくNGであり、全合格判別条件を満たさない。即ち、図6の釘打ち時の釘打ち品質は「釘外れ」である。
(図7の検出データ)
Le=80mmがLea以上であってOK、P1=48kgがP1a以上であってOK、P2=47kgがP2a以上であってOK、P2−P1=−1kgが5kg以上でなくNGであり、全合格判別条件を満たさない。即ち、図7の釘打ち時の釘打ち品質は「材料割れ」である。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)釘打ち機10において、荷重検出センサ21とハンマー位置検出センサ22と判別手段30を有することにより、判別手段30が荷重検出センサ21とハンマー位置検出センサ22の検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する。これにより、釘外れや木材割れ等の釘打ち不良も検出できる。
(b)判別手段30が、釘1がワーク2A、2Bに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定し、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマー12の位置Leを採取するとともに、釘1をワーク2A、2Bに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマー12の位置L1、L2の2点を設定し、このハンマー12の位置L1、L2における打込み荷重P1、P2を採取し、前記のハンマー12の位置Le、打込み荷重P1、P2を、釘1がワーク2A、2Bに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、P1、P2の合格データLea、P1a、P2aに対比して釘打ち品質を判別することにより、釘打ち品質を確実に高精度に検査できる。
(c)判別手段30が、上述(b)において、釘打ち品質の合格判別条件として、LeがLea以上、P1がP1a以上、P2がP2a以上、P2−P1が一定値以上とすることにより、釘打ち品質を一層確実に高精度に検査できる。
尚、本発明にあっては、前記判別手段が、釘がワークに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定し、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマーの位置Leを採取するとともに、釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置Lを設定し、このハンマーの位置Lにおける打込み荷重Pを採取し、前記のハンマーの位置Le、打込み荷重Pを、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、Pの合格データLea、Paに対比して釘打ち品質を判別することもできる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、荷重検出センサとハンマー位置検出センサの検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する。これにより、釘打ち品質を高精度に検査、管理できる。特に、釘打ち部の裏面観察をしないと発見できない釘外れや、目視判断が困難であった木材割れ等の釘打ち不良も検出できる。釘打ち製品の信頼性を格段に向上させることができる。
1 釘
2A、2B ワーク
10 釘打ち機
11 釘保持装置
12 ハンマー
13 駆動装置
21 荷重検出センサ
22 ハンマー位置検出センサ
30 判別手段

Claims (3)

  1. 釘を保持する釘保持装置と、
    釘保持装置に保持されている釘をワークに打込むハンマーと、
    ハンマーの駆動装置とを有してなる釘打ち機において、
    ハンマーにかかる釘打ち荷重を検出する荷重検出センサと、
    ハンマーの位置を検出するハンマー位置検出センサと、
    荷重検出センサとハンマー位置検出センサの検出データを取得し、釘打ち荷重とハンマーの位置の推移に基づいて釘打ち品質を判別する判別手段とを有してなり、
    前記判別手段が、
    釘がワークに打込み完了したときの釘打ち完了荷重Peを設定し、この釘打ち完了荷重Peに到達したときのハンマーの位置Leを採取するとともに、
    釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置Lを設定し、このハンマーの位置Lにおける打込み荷重Pを採取し、
    前記のハンマーの位置Le、打込み荷重Pを、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、Pの合格データLea、Paに対比して釘打ち品質を判別することを特徴とする釘打ち機。
  2. 前記判別手段が、
    前記釘をワークに打込む中間段階における釘打ち荷重をチェックするハンマーの位置L1、L2の2点を設定し、このハンマーの位置L1、L2における打込み荷重P1、P2を採取し、
    前記のハンマーの位置Le、打込み荷重P1、P2を、釘がワークに良好に打込まれた正常時におけるそれらのLe、P1、P2の合格データLea、P1a、P2aに対比して釘打ち品質を判別する請求項に記載の釘打ち機。
  3. 前記判別手段が、
    釘打ち品質の合格判別条件として、LeがLea以上、P1がP1a以上、P2がP2a以上、P2−P1が一定値以上とする請求項に記載の釘打ち機。
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