JP5615652B2 - 自動二輪車の後部配線構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造に関するものである。
自動二輪車において、後部ブレーキランプや後部方向指示器などの配線を車体に配設するのに、例えば、後輪の上方に配置されたリヤフェンダに設けた開口から配線をリヤフェンダ内の収納空間に導入している(特許文献1)。
特開2009−208774号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、リヤフェンダの開口から配線を導入する場合、開口から導入された配線が、運転中に前記収納空間内で不測に移動する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、配線の移動を防止できる自動二輪車の後部配線構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車の後部配線構造は、後輪の上方に配置されたリヤフェンダ内に形成された収納空間に、車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造であって、前記電気機器に接続された配線を前記収納空間の外方から内方へ導出させる導出開口と、前記導出開口を通過して導出された配線を、上下方向に直交する方向に案内するガイド体とを備えている。
この構成によれば、ガイド体によって配線が上下方向に直交する方向に案内されるので、特に、運転中に収納空間内で配線が移動するのを抑制することができる。
本発明において、前記収納空間が、車体フレームの後部を形成するリヤフレームと、その下側を覆う前記リヤフェンダとの間に形成されることが好ましい。この構成によれば、配線がリヤフレームの上面に露出しないので、例えば、シートを開いた際の見栄えが良い。また、配線がリヤフレームとリヤフェンダとの間に入るので、リヤフレームに開口を設けて該開口から配線を上方に取り出す場合のように、開口を通過した配線をリヤフレームの下方へ戻す必要がなく、開口での配線の擦れによる磨耗が防止される。
本発明において、さらに、前記電気機器を支持し前記リヤフェンダに固定される電気機器支持体を備え、前記リヤフェンダと前記電気機器支持体の少なくとも一方に、前記配線を収納して前記導出開口まで導く凹所が形成されていることが好ましい。この構成によれば、凹所に配線を配置できるので、配線の位置決めが容易になる。
凹所が形成されている場合、前記ガイド体に、前記凹所に収納された配線の少なくとも一部を前記リヤフェンダの上方から視認させる視認窓が設けられていることが好ましい。この構成によれば、リヤフェンダの上方から凹所内において配線のよじれがないことを確認できる。
本発明において、前記導出開口に連通して前記リヤフェンダを上下方向に貫通する貫通孔が形成され、前記貫通孔と前記導出開口とが、両者間の前記配線の移動を許容するように連通し、前記貫通孔が前記導出開口よりも大きな開口面積を有することが好ましい。この構成によれば、開口面積の大きな貫通孔に配線を通過させた後、導出開口に移動させることができるので、配線を直接導出開口に通すよりも、配線を収納空間内に導出させやすい。さらに、導出開口の開口面積を配線の断面積よりも若干大きい程度に小さく設定することができるので、配線の変位を阻止しやすくなる。
貫通孔が形成される場合、前記リヤフェンダの下面に、前記電気機器が取り付けられたリヤフラップが連結され、前記貫通孔は、前記リヤフラップを前記リヤフレームに締結する締結部材を貫通させるものであることが好ましい。この構成によれば、リヤフラップ取付用の大きな貫通孔を利用して、大きなカプラを有する配線も容易に挿通できる。
本発明において、前記配線が複数設けられ、第1の配線を案内する第1のガイド体と、第2の配線を案内する第2のガイド体とが形成されることが好ましい。この構成によれば、複数の配線を異なる方向に配置する場合でも、それぞれの配線を適切な方向に導出できる。
本発明の自動二輪車の後部配線構造によれば、ガイド体によって配線が上下方向に直交する方向に案内されるので、特に、運転中に収納空間内で配線が移動するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る後部配線構造を備えた自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車の後部を示す分解斜視図である。 同自動二輪車の後部を示す平面図である。 同自動二輪車の後部において、リヤフレームを取り外した状態を示す平面図である。 (A)は、同自動二輪車の後部の縦断面図で、(B)は、図4のVB−VB断面図ある。 同自動二輪車のリヤフラップを示す斜視図である。 同自動二輪車のリヤフェンダを示す底面図である。 同リヤフェンダの一部を拡大した底面図である。 同リヤフェンダ内にケーブルを導入した状態を示す底面図である。 同リヤフェンダ内でケーブルを導入状態から配置状態へ移行する状態を示す底面図である。 同リヤフェンダ内にケーブルを配置した状態を示す底面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明が適用される自動二輪車を示す。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を構成するメインフレーム1と後半部を構成するリヤフレーム2とからなり、メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が取り付けられ、このヘッドパイプ4に回動自在に挿通されたステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク6が支持され、このフロントフォーク6の下端部に前輪8が支持されている。フロントフォーク6の上端部にハンドル10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端下部には、スイングアームブラケット12が設けられ、このスイングアームブラケット12にスイングアーム14の前端部が上下揺動自在に支持され、スイングアーム14の後端部に後輪16が支持されている。メインフレーム1の中央下部にはエンジンEが支持されている。
前記リヤフレーム2にライダー用シート18と同乗者用シート20とが支持されている。リヤフレーム2の後部の側方は、リヤカバー22によって覆われている。リヤフレーム2の下部に、車体構成部材の一つであるリヤフェンダ24が取り付けられている。リヤフェンダ24は後輪16上方に位置し、リヤフェンダ24の底壁にリヤフラップ26が装着されている。リヤフラップ26には、車体後部の電気機器である後部方向指示器28およびリヤライセンスランプ30が支持されている。つまり、リヤフラップ26は電気機器支持体として機能する。リヤフェンダ24の後端にはテールランプ32が取り付けられている。
車体の後部は、リヤフレーム2、リヤフェンダ24およびリヤフラップ26を有している。リヤフレーム2は、例えばアルミニウム合金からなり、前半部を構成し外側方に露出するリヤフレームフロント2Fと、後半部を構成し大部分がリヤカバー22で覆われるリヤフレームリヤ2Rとを有している。リヤフレームフロント2Fとリヤフレームリヤ2Rとは、図示しない締結部材により連結されている。
リヤフレームリヤ2Rは、同乗者用シート20の下方に位置しており、図2に示すように、その後半部が下方に凹入して工具などを収納する収納スペースTBが形成されている。収納スペースTBの底壁には、平面図である図3に示すように、4つのボルト挿通孔19が形成されている。
図2に示すリヤフェンダ24は樹脂製の型成形品で、上方に開口した横断面U字形状を有しており、このU字形状の内側に収納空間Sが形成されている。該収納空間Sに、平面図である図4に示すように、後部方向指示器28(図1)およびリヤライセンスランプ30(図1)の配線34等の配線類が設置される。本実施形態では、図5に示すように、リヤフレームリヤ2Rとリヤフェンダ24との間の空間に、配線34が配置され、該空間が収納空間Sを構成している。つまり、収納スペースTBの下方に収納空間Sが設けられている。リヤフェンダ24の詳細については、後述する。
図2に示すように、リヤフェンダ24から後方斜め下方に延びるリヤフラップ26は、左右2つ割りの樹脂製型成形品で、左半体26Lと右半体26Rとからなっている。左半体26Lに、上端部に前後方向に延びる車体取付面27Lが形成され、取付面27Lの下方に左側方に突出した方向指示器取付部29Lが形成されている。右半体26Rの上端部も同様に、前後方向に延びる車体取付面27Rが形成され、取付面27Rの下方に右側方に突出した方向指示器取付部29Rが形成されている。さらに、方向指示器取付部29Rから下方斜め後方に延出してライセンスランプ取付部31が形成され、ライセンスランプ取付部31の下方にライセンスプレート取付部33が形成されている。左半体26Lと右半体26Rとは、ボルトのような締結部材100により連結されている。
左半体26Lおよび右半体26Rにおける、車体取付面27L、27Rからライセンスランプ取付部31までの部分は内側方に開放されたU字形の横断面形状を有し、組み上げた状態で、リヤフラップ26の内部に配線スペースSP(図5(A))が形成される。左右の方向指示器取付部29L、29Rは側方に開口した筒状であり、方向指示器取付部29L、29Rに後部方向指示器28、28(図1)が装着されて、図5(A)に示すように、その電源ケーブル28a,28aが配線スペースSPに配置される。また、図2のライセンスランプ取付部31は後方に向いた取付面31aを有し、この取付面に、配線スペースSP(図5(A))に連通するケーブル導入口31bと、2つのねじ孔31c、31cとが形成されている。これらのねじ孔31c、31cに締結部材(図示せず)で締め付けることで、ライセンスランプ取付部31にリヤライセンスランプ30(図1)が装着されて、図5(A)に示すように、その電源ケーブル30aがケーブル導入口31bから配線スペースSP内に配置される。これらのケーブル28a、30aが、配線34の一部を構成している。
図2に示すように、左側の車体取付面27Lに、前後方向に並んで2つのねじ孔27La、27Laと、その中間の1つの下孔27Lbとが形成されている。底面図である図6に示すように、左半体26Lの車体取付面27Lの前後方向中央部には、内縁から左外側方へ凹入した切欠27Lcが形成されている。左半体26Rの車体取付面27Rにも同様に、2つのねじ孔27Ra、27Raと、1つの下孔27Rbと、切欠27Rcが形成されている。左右の車体取付面27L、27Rが連結された状態で、両切欠27Lc、27Rcが、配線スペースSPに連通する矩形のケーブル導出口23を構成する。
電源ケーブル28a、30aは、リヤフラップ26が組み立てられて状態で、一端側がケーブル導出口23から導出している。電源ケーブル28a、30aの一端側の先端にそれぞれ、ケーブルの直径よりも大きな幅を有するカプラ35,37が設けられている。カプラ35,37はそれぞれ、図4に示すように、リヤフェンダ24内部の収納空間Sで、エンジン・コントロール・ユニット(図示せず)に接続されたハーネス62,64に接続される。つまり、電源ケーブル28a、30aは、ハーネス62,64と接続可能な程度に、十分な長さと可撓性を有する。
図7に示すように、リヤフェンダ24の底壁24aに、上方に向かって凹入する凹部25が形成されており、この凹部25に、図6のリヤフラップ26の上部が嵌まり込んで係止される。図7に示す凹部25は、ほぼ矩形の天井壁25aと、この天井壁25aの周縁とリヤフェンダ24の底壁24aとを連結する前壁25b、2つの側壁25cおよび後壁25dを有している。天井壁25aの上面は、図5に示すように、リヤフレームリヤ2Rに設けられた収納スペースTB(リヤフレーム2)の下面に当接し、天井壁25aの下面の大部分は、リヤフラップ26の車体取付面27L、27Rが当接する。このように、凹部25の天井壁25aと収納スペースTBの下面が当接することで、凹部25が形成されていない領域では、リヤフレームリヤ2Rとリヤフェンダ24の底壁24aとの間に、収納空間Sとなる空間が形成される。
図4の天井壁25aにリヤフェンダ24を上下方向に貫通する前後2つの貫通孔36F,36Rが形成されており、前側の貫通孔36Fに配線34の移動を許容するように連通して第1および第2の導出開口38A,38Bが形成されている。導出開口38A,38Bは、前壁25b、側壁25cまたは後壁25dの一部に形成される。具体的には、第1の導出開口38Aは、凹部25の前壁25bおよび天井壁25a(図7)にわたって形成され、第2の導出開口38Bは、凹部25の側壁25cおよび天井壁25a(図7)にわたって形成されている。この前側の貫通孔36Fは、車幅方向に延びる楕円形状であり、導出開口38よりも大きな開口面積を有している。ただし、前側の貫通孔36Fは左右一対設けてもよい。さらに、両貫通孔36F,36Rの間に、左右一対のねじ挿通孔39が設けられている。本実施形態では、貫通孔36Fは、配線34で最も大きな幅を有するカプラ35,37よりも大きな開口幅を有している。導出開口38A,38Bはそれぞれ、カプラ35,37の幅よりも小さく、電源ケーブル28a,30aの直径Dとほぼ同程度の開口幅を有することが好ましい。
導出開口38A,38Bは、配線34を収納空間Sの外方(下方)から内方(上方)へ導出させる。つまり、図5(A)に示すように、リヤフラップ26の配線スペースSPから導出された配線34が、導出開口38A,38Bを介してリヤフェンダ24の収納空間Sに導出される。
図8に示すように、凹部25の天井壁25aは、リヤフラップ26のケーブル導出口23に、対向する対向部分101を有する。本実施形態では、天井壁25aのうちリヤフラップ26の上面が当接する当接部分102よりも上方に凹入して、凹所54が形成されており、この凹所54に対向部分101が存在している。対向部分101が当接部分102よりも凹入する量は、少なくともケーブル28a,30aの直径D(図4)以上に設定される。
天井壁25aには、対向部分101から導出開口38A,38Bに向かって延びて、上方に凹入するガイド溝40A,40Bが形成される。ガイド溝40A,40Bは、対向部分101の下面とほぼ面一な下面を有する上壁110A,110Bと、上壁110A,110Bの両側に隣接する側壁112A,113A,112B,113Bとを含んで構成される。このように、対向部分101、ガイド溝40A,40Bおよび導出開口38A,38Bが同一平面上に設けられることで、ケーブル28a,30a(図4)の一部に応力が集中するのを防ぐことができる。側壁112A,113A,112B,113Bは上壁110A,110Bの下面から下方に延びて、その先端面が当接部分102と同一高さに設定されている。ガイド溝40A,40Bは、ケーブル導出口23から導出開口38A,38Bまで配線34(図4)を導くために形成され、導出開口38A,38Bの幅よりも大きな幅を有する。
第1のガイド溝40Aは、前側の貫通孔36Fの後縁の左右方向中央部(対向部分101)から前方に延びて、図5(B)に示すように、上壁110Aの下面が第1の導出開口38Aの下面に対して上方に隙間g1をもって配置されている。他方、図8の第2のガイド溝40Bは、前側の貫通孔36Fの後端(対向部分101)から右側方に延びて、上壁110Bの下面が第2の導出開口38Bの下面に対して上方に隙間g2をもって配置されている。図4からも明らかなように、前側の貫通孔36Fは、第1のガイド溝40Aの上壁110Aにより、平面視で左右方向に並ぶ2つの開口49L,49Rに分けられる。
ガイド溝40A,40Bの上壁110A,110Bおよび対向部分101によって配線34が上方に移動するのを規制できる。また、ガイド溝40A,40Bの側壁112A,113A,112B,113Bによって配線34が水平方向に移動するのを規制できる。このように、ガイド溝40A,40Bは、配線34を上下方向に直交する方向に案内するガイド体として機能する。
第1の導出開口38Aは車体幅方向中央部に設けられて、配線34の一部である後部方向指示器28の電源ケーブル28aを前方に導出させる。第2の導出開口38Bは、車幅方向外側方、具体的には、右側方に設けられ、配線34の他部であるリヤライセンスランプ30(図1)の電源ケーブル30aを、前側の貫通孔36Fから外側方、具体的には右側方に導出させる。これら両導出開口38A,38Bにより複数の配線28a,30aを適切な方向に導出できる。導出開口38A,38Bの数や導出方向はこれに限定されない。
両ガイド溝40A,40Bは、配線34が通過する方向と直交する方向に配線34が変位するのを阻止する。具体的には、第1のガイド溝40Aは、前後方向に延びる後部方向指示器28の電源ケーブル28aが上下方向および左右方向に移動するのを阻止し、第1の導出開口38Aが左右方向に移動するのを阻止する。第2のガイド溝40Bは、左右方向、具体的には右側方に延びるリヤライセンスランプ30(図1)の電源ケーブル30aが上下方向および前後方向に移動するのを阻止し、第2の導出開口38Bが前後方向に移動するのを阻止する。
第1のガイド溝40Aは、2本の電源ケーブル28aをガイドするので、2本分の電源ケーブル28aの直径2Dよりも大きな幅を有する。第2のガイド溝40Bは、図8に示すように、対向部分101から第2の導出開口38Bに向かうにつれて幅が徐々に狭くなるように、一方の側壁113Bが滑らかに湾曲した形状に形成される。具体的には、図4に示す第2の導出開口38Bを通過した電源ケーブル30bが収納空間S内で進む方向の側壁が湾曲する。本実施形態では、電源ケーブル30aが収納空間Sにおいて後方に延びているので、図8の第2のガイド溝40Bにおける車体後方側の側壁113Bが湾曲している。これにより、ケーブル導出口23で電源ケーブル30aに応力が集中するのを防ぐことができる。
図5(B)に示す各導出開口38A、38Bと各ガイド溝40A,40Bとの上下方向の隙間g1、g2は、カプラ35,37の幅wよりも小さく形成され、各配線28a,30aの直径dよりも若干大きく形成されている。前側の貫通孔36Fの第1のガイド溝40Aを挟んだ左右の開口49L,49Rは、カプラ35,37の幅wよりも大きく設定される。これにより、カプラ35が開口49Lを容易に通過し、カプラ37が開口49Rを容易に通過する。
図8に示すように、天井壁25aには、貫通孔36Fとガイド溝40A,40Bとを連通する第1および第2連通路48,52が形成されている。連通路48,52の幅は、貫通孔36Fの開口幅よりも小さく、電源ケーブル28a,30aの直径Dよりも大きい。これにより、電源ケーブル28a,30aが貫通孔36Fを通過して収納空間Sに導入された後、連通路48,52を通って導出開口38A,38Bまで移動されることで、電源ケーブル28a,30aがガイド溝40A,40Bに配置された状態に容易に移行できる。
図4に示す第1のガイド溝40Aの上壁110Aの先端の一部に、後方に湾曲するように切り欠かれた第1の切欠部46が形成され、第2のガイド溝40Bの上壁11Bの端(右側端)の一部に、内方に湾曲するように切り欠かれた第2の切欠部50が形成されている。これにより、図8の連通路48,52が形成される。前側の貫通孔36Fの開口49Lを通過した電源ケーブル28a,28aは、手作業により、第1の切欠部46に滑らかにガイドされて、第1の導出開口38Aに導かれ、上述のとおり移動が阻止される。前側の貫通孔36Fの開口49Rを通過した電源ケーブル30aは、手作業により、第2の切欠部50に滑らかにガイドされて、第2の導出開口38Bに導かれて移動が阻止される。
上述のように、凹部25の天井壁25aに、さらに上方に凹入した凹所54が形成されている。図5(A)に示すように、凹所54内には電源ケーブル28aが配置されており、リヤフラップ26のケーブル導出口23から導出された電源ケーブル28aが凹所54内を通って第1の導出開口38Aに導かれる。すなわち、凹所54の上壁が第1のガイド溝40Aの一部を構成している。具体的には、図7の凹所54は、底面視でL字形に形成され、L字形の各片がそれぞれ、第1のガイド溝40Aおよび第2のガイド溝40Bの一部を構成する。本実施形態では、リヤフェンダ24に凹所54を設けているが、リヤフラップ26の上面に凹所54を設けてもよく、また、凹所54はなくてもよい。
図4に示すように、各貫通孔36R,36Lの縁部は上方に膨出した膨出部56を有しており、これにより貫通孔36R,36L付近の強度を向上させている。第1のガイド溝40Aの上壁110Aに、凹所54に収納された配線34の少なくとも一部をリヤフェンダ24の上方から視認させる視認窓58が設けられている。視認窓58は、第1のガイド溝40Aを貫通した開口として形成されている。さらに、図7に示すように、リヤフェンダ24における凹部25の天井壁25a、具体的には、天井壁25aの左右方向中央部で、後側の貫通孔36Rの前方に、リヤフラップ26のケーブル導出口23(図6)に係止される係止片60が設けられている。
つぎに、図2のリヤフレームリヤ2R、リヤフェンダ24およびリヤフラップ26の組立手順について説明する。まず、リヤフェンダ24とリヤフラップ26とを連結する。図5(A)に示すように、リヤフラップ26の上端部をリヤフェンダ24の凹部25に挿入して、リヤフラップ26の上面である車体取付面27L、27Rと、凹部25の天井壁25aの下面とを当接させる。このとき、天井壁25aに形成された係止片60を車体取付面27L、27Rに形成されたケーブル導出口23に係止させることで、リヤフェンダ24に対するリヤフラップ26の位置決めがなされる。
つづいて、図2に示すタッピングスクリューのような締結部材104をリヤフェンダ24のねじ挿通孔39、39に挿通してリヤフラップ26の下孔27Lb、27Rbにねじ込むことで、リヤフェンダ24とリヤフラップ26とが仮連結される。この状態で、図4に示すように、リヤフェンダ24の上方から見て、リヤフラップ26のねじ孔27La、27Raが、リヤフェンダ24の前後の貫通孔36F,36Rに、それぞれ1つずつ露出する。
つぎに、図5(A)の後部方向指示器28(図1)の電源ケーブル28aおよびリヤライセンスランプ30(図1)の電源ケーブル30aの配線について説明する。各ケーブル28a、30aは、リヤフラップ26の配線スペースSPを通って、リヤフラップ26の上面のケーブル導出口23から導出される。ケーブル導出口23から導出された各ケーブル28a、30aは、前方に折れ曲がって、図9に示すように、リヤフェンダ24の前側の貫通孔36F、具体的には、後部方向指示器28の電源ケーブル28aは開口49Lを通って,リヤライセンスランプ30の電源ケーブル30aは49Rを通って、リヤフェンダ24内に導入される。
リヤフェンダ24内に導入された電源ケーブル28aは、図10に示すように、第1の連通路48によって第1の導出開口38Aに導かれる。さらに、図11に示すように、電源ケーブル28aを第1のガイド溝40Aに案内して、前側の貫通孔36Fに連通する第1の導出開口38Aからリヤフェンダ24の収納空間Sに導出する。収納空間Sに導出された電源ケーブル28aは、図4に示すように、ガイド立壁42に沿って右側に折れて車体右側寄りに延びて、前記ハーネス62に、カプラ35を介して連結される。
同様に、リヤフェンダ24内に導入された電源ケーブル30aは、図10に示すように、第2の連通路52によって第2の導出開口38Bに導かれる。さらに、図11に示すように、電源ケーブル30aを第2のガイド溝40Bに案内して、前側の貫通孔36Fに連通する第2の導出開口38Bからリヤフェンダ24の収納空間Sに導出する。収納空間Sに導出された電源ケーブル30aは、後方斜め右側方に案内されて、前記ハーネス64に、カプラ37を介して連結される。
このとき、第1の切欠部46および第2の切欠部50により、各ケーブル28a,30aが円滑に導かれ、かつケーブルが損傷するのも防いでいる。こうして、リヤフェンダ24とリヤフラップ26とが仮連結された状態で、図5(A)に示すように、各ケーブル28a,30aはリヤフェンダ24の下面の凹所54内に配置される。
このような配線34のルートは自動二輪車の機種によって様々であるが、ガイド溝40A,40Bがリヤフェンダ24に一体形成されているので、型成形可能な範囲でガイド溝40A,40Bの位置や形状を変更してルートを決めることができる。配線が完了した後で、リヤフレームリヤ2Rが装着される。
装着されたリヤフレームリヤ2Rは、図5(A)のリヤフレームリヤ2Rの収納スペースTBの底壁の下面が、リヤフェンダ24における凹部25の天井壁25aの上面に近接する。この状態で、図2に示すボルト106をリヤフレームリヤ2Rのボルト挿通孔19に挿通して、貫通孔36F,36R(図4)から露出したリヤフラップ26のねじ孔27La、27Raに締め付けることで、リヤフレームリヤ2R、リヤフェンダ24およびリヤフラップ26が一体化される。
本実施形態では、図4に示すように、ボルト106の近傍にガイド溝40A,40Bが形成されている。具体的には、第1のガイド溝40Aは左右に並んだボルト106の間に、第2のガイド溝40Bは前後に並んだボルト106の間に形成されている。
上記構成において、第1のガイド溝40Aにより後部方向指示器28の電源ケーブル28aが前方に案内され、第2のガイド溝40Bによりリヤライセンスランプ30(図1)の電源ケーブル30aが右側方に案内されるので、複数のケーブル28a,30aを異なる方向に配置する場合でも、各電源ケーブル28a,30aからなる配線34を適切な方向に導出できるうえに、特に、運転中に収納空間S内で電源ケーブル28a,30aが移動するのを抑制することができる。
図5(A)に示すように、収納空間Sは、リヤフレームリヤ2Rと、その下側を覆うリヤフェンダ24との間に形成されているので、配線34がリヤフレームリヤ2Rの上面、具体的には、収納スペースTBに露出しないので、同乗者シート20を開いた際の見栄えが良い。また、配線34がリヤフレーム2とリヤフェンダ24との間に入るので、リヤフレーム2に開口を設けて該開口から配線を上方に取り出す場合のように、開口を通過した配線34をリヤフレーム2の下方へ戻す必要がなく、開口での配線34の擦れによる磨耗が防止される。
さらに、リヤフェンダ24の下面に、配線34を収納して導出開口40まで導く凹所54が形成されているので、凹所54内に配線34が配置されて、配線34の位置決めが容易になる。
図4に示すように、第1のガイド溝40Aに、凹所54に収納された配線34、具体的には、電源ケーブル28aをリヤフェンダ24の上方から視認させる視認窓58が設けられているので、凹所54内において電源ケーブル28aのよじれがないことをリヤフェンダ24の上方から確認できる。
また、リヤフェンダ24に導出開口40に連通し、導出開口40よりも大きな開口面積を有する貫通孔36Rが形成されているので、開口面積の大きな貫通孔36Rにカプラ35,37付きの電源ケーブル28a,30aを通過させた後、導出開口40に移動させることができるから、電源ケーブル28a,30aを収納空間S内に導出させやすい。さらに、貫通孔36F,36Rは、リヤフラップ26とリヤフレーム2との取付用のボルト106を挿通させるものであるから、ボルト106挿通用の大きな貫通孔36を利用して、大きなカプラ35,37を有する電源ケーブル28a,30aも容易に挿通できる。さらに、各導出開口42,44の開口面積を各電源ケーブル28a,30aの断面積よりも若干大きい程度に小さく設定すれば、電源ケーブル28a,30aの変位を阻止しやすくなる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本件明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。例えば、上記実施形態では、ガイド体はガイド溝40A,40Bとして形成されたが、ガイド体は上下方向に直交する方向に配線が移動するのを防ぐものであればよく、溝に限定されない。さらに、ガイド体によって配線が水平面に対して斜め方向に延びて案内されるものも本発明に含まれる。たとえば、配線が前方に進むにつれれて上方に傾斜した状態で導出開口を通過する場合には、ガイド体が傾斜状態を維持して上下方向に直交する方向への移動を規制する場合も含まれる。上下方向に直交する方向は、前後方向、左右方向のいずれか一つの方向でもよい。
また、ガイド体は、配線が収納空間に導出された状態で、収納空間内、収納空間外または収納空間内外の境界の少なくとも一部分で配線を案内する構造であればよい。上記実施形態では、収納空間外側においてガイド溝40A,40Bで配線34を案内し、境界において導出開口38A,38Bの縁で配線34を案内している。
上記実施形態では、後部電気機器として後部方向指示器28およびリヤライセンスランプ30を用いているが、収納空間Sに配線34が引き込まれる電気機器であればよく、たとえば、ブレーキランプ、ポジションランプであってもよく、また、送受信機、盗難防止装置等の一部であってもよい。さらに、後部電気機器はリヤフラップ以外に取り付けられる電気機器であってもよい。上記実施形態では、配線34を導入する貫通孔36Fとしてリヤフレームとリヤフラップとを締結するためのボルト挿通孔を用いたが、配線導入用の貫通孔とボルト挿通孔を別々に設けることもできる。
また、本発明は、エンジンに代えて電動モータを搭載する自動二輪車にも適用可能である。また、エンジンと電動モータの両方を搭載し、いずれか片方または両方の動力で駆動力を得る自動二輪車にも適用可能である。したがって、そのような変更および修正は、添付のクレームから定まるこの発明の範囲内のものと解釈される。
2 リヤフレーム
16 後輪
24 リヤフェンダ
26 リヤフラップ(電気機器支持体)
28 後部方向指示器(電気機器)
28a 後部方向指示器の電源ケーブル(第1の配線)
30 リヤライセンスランプ(電気機器)
30a リヤライセンスランプの電源ケーブル(第2の配線)
34 配線
36F,36R 貫通孔
38A,38B 導出開口
40A 第1のガイド溝(ガイド体)
40B 第2のガイド溝(ガイド体)
54 凹所
58 視認窓
S 収納空間

Claims (7)

  1. 後輪の上方に配置されたリヤフェンダ内に形成された収納空間に、車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造であって、
    前記電気機器を支持し前記リヤフェンダに着脱自在に固定される電気機器支持体を備え、
    前記電気機器支持体の上面に、前記電気機器に接続された配線を前記電気機器支持体の内部の配線スペースから外方へ導出させるケーブル導出口が形成され
    前記リヤフェンダの下面に、記配線を前記収納空間の外方から内方へ導出させる導出開口が形成され
    前記ケーブル導出口と前記導出開口は上下方向に直交する方向にずれて配置され
    前記ケーブル導出口から導出された配線を、上下方向に直交する方向に案内して前記導出開口に導くガイド体を備えた自動二輪車の後部配線構造。
  2. 請求項1において、前記収納空間が、車体フレームの後部を形成するリヤフレームと、その下側を覆う前記リヤフェンダとの間に形成され、
    前記リヤフェンダの底壁に上方に向かって凹入する凹部が形成され、
    前記凹部は、天井壁とこの天井壁と前記リヤフェンダの前記底壁とを連結する縦壁とを有し、
    前記天井壁に、前記リヤフェンダを上下方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記導出開口が前記貫通孔に形成され、前記導出開口は前記天井壁から前記縦壁の一部にわたって形成され、
    前記ガイド体は、前記天井壁から前記導出開口に向かって延びて、上方に凹入するガイド溝で構成されている自動二輪車の後部配線構造。
  3. 請求項1または2において、前記リヤフェンダと前記電気機器支持体の少なくとも一方に、前記配線を収納して前記導出開口まで導く凹所が形成されている自動二輪車の後部配線構造。
  4. 後輪の上方に配置されたリヤフェンダ内に形成された収納空間に、車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造であって、
    前記電気機器に接続された配線を前記収納空間の外方から内方へ導出させる導出開口と、
    前記導出開口を通過して導出された配線を、上下方向に直交する方向に案内するガイド体と、
    前記電気機器を支持し前記リヤフェンダに固定される電気機器支持体と、
    を備え、
    前記リヤフェンダと前記電気機器支持体の少なくとも一方に、前記配線を収納して前記導出開口まで導く凹所が形成され、
    前記ガイド体に、前記凹所に収納された配線の少なくとも一部を前記リヤフェンダの上方から視認させる視認窓が設けられている自動二輪車の後部配線構造。
  5. 請求項1から4のいずれか一項において、前記導出開口に連通して前記リヤフェンダを上下方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔と前記導出開口とが、両者間の前記配線の移動を許容するように連通し、
    前記貫通孔が前記導出開口よりも大きな開口面積を有する自動二輪車の後部配線構造。
  6. 後輪の上方に配置されたリヤフェンダ内に形成された収納空間に、車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造であって、
    前記電気機器に接続された配線を前記収納空間の外方から内方へ導出させる導出開口と、
    前記導出開口を通過して導出された配線を、上下方向に直交する方向に案内するガイド体と、
    を備え、
    前記導出開口に連通して前記リヤフェンダを上下方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔と前記導出開口とが、両者間の前記配線の移動を許容するように連通し、
    前記貫通孔が前記導出開口よりも大きな開口面積を有し、
    前記リヤフェンダの下面に、前記電気機器が取り付けられたリヤフラップが連結され、
    前記貫通孔は、前記リヤフラップを前記リヤフレームに締結する締結部材を貫通させるものである自動二輪車の後部配線構造。
  7. 後輪の上方に配置されたリヤフェンダ内に形成された収納空間に、車体後部の電気機器の配線を設置する後部配線構造であって、
    前記電気機器を支持し前記リヤフェンダに着脱自在に固定される電気機器支持体を備え、
    前記電気機器支持体の上面に、前記電気機器に接続された配線を前記電気機器支持体の内部の配線スペースから外方へ導出させるケーブル導出口が形成され、
    前記リヤフェンダの下面に、前記配線を前記収納空間の外方から内方へ導出させる導出開口が形成され、
    前記ケーブル導出口と前記導出開口は上下方向に直交する方向にずれて配置され、
    前記リヤフェンダと前記電気機器支持体の少なくとも一方に、前記配線を収納して前記導出開口まで導く凹所が形成されている自動二輪車の後部配線構造。
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