JP5614553B2 - ロボット装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、ロボット装置に関する。
特許文献1には、ロボット装置に備えられるロボット本体が開示されている。このロボット本体(多関節ロボット)は、ロボットアーム(アーム)先端に、ロボットハンド(マグネットハンド)が取り付けられている。ロボット本体の近傍には、複数の処理対象物(鉄製ワーク)が不規則に積み上げられたパレットが置かれている。そして、ロボット本体は、ロボットハンドに処理対象物を吸着させてパレット内から繰返し取出す。
特開2001−300878号公報
上記従来技術のようにロボット本体に備えられたロボットハンドにより複数の処理対象物を順次移送して収集処理する場合、無作為な順番で処理対象物を移送したり、単にロボット本体からの距離が近い処理対象物から順に移送すると、移送時間が長くなる処理対象物が連続して移送されたり、移送時間が短くなる処理対象物が連続して移送されたりする可能性がある。この結果、移送作業の進捗状況に時間的なムラが生じ、円滑な移送作業を行うことが困難となる場合がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、円滑な移送作業を行うことができるロボット装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一の観点によれば、ロボットアーム、及び、処理対象物を把持又は吸着可能なロボットハンド、を備えたロボット本体を有し、前記ロボット本体の近傍に配置されたストッカに無作為に配置された複数の前記処理対象物のうちの所定の数を1セットとして、各セット毎で順次移送処理するロボット装置であって、各処理対象物の配置位置から当該処理対象物の移送先までの全移送距離をそれぞれ決定する距離決定部と、前記距離決定部が決定した各処理対象物毎の前記全移送距離に基づいて、各処理対象物毎の移送時間を算出する、移送時間算出部と、前記移送時間算出部で算出された各処理対象物毎の移送時間に基づいて、前記所定の数毎の前記処理対象物の移送時間が均等化されるように、各処理対象物の移送順序を決定する順序決定部と、前記順序決定部で決定された移送順序にしたがって各処理対象物を移送するように、前記ロボットアーム及び前記ロボットハンドの動作を制御する動作制御部と、を有し、前記順序決定部は、前記移送時間算出部により算出された前記各処理対象物毎の前記移送時間に基づいて、1個の前記処理対象物の移送に要する第1移送時間平均値を算出する第1平均値算出部と、前記第1平均値算出部により算出された前記第1移送時間平均値に基づいて、前記1セットの前記処理対象物の移送に要する第2移送時間平均値を算出する第2平均値算出部と、を有し、前記各セットごとに、前記処理対象物の移送時間の合計が前記第2移送時間平均値となるように、前記移送順序を決定することを特徴とする、ロボット装置が提供される。
本発明によれば、円滑な移送作業を行うことができる。
一実施の形態のロボットシステムの全体構成を模式的に表す側面図である。 ロボットシステムの全体構成を模式的に表す上面図である。 ストッカの内部を上方から見た上面図である。 画像処理装置及びロボットコントローラの機能的構成を表す機能ブロック図である。 ワークの把持動作態様について説明するための説明図である。 ワークの把持動作態様について説明するための説明図である。 ワークの把持動作態様について説明するための説明図である。 順序決定部による移送順序の決定方法の一例を説明するための説明図である。 画像処理装置及びロボットコントローラにより実行される制御手順の一例を表すフローチャートである。 小領域の所定の位置からワーク載置位置までの距離を全移送距離とみなす変形例におけるストッカの内部を上方から見た上面図である。 画像処理装置及びロボットコントローラの機能的構成を表す機能ブロック図である。 画像処理装置及びロボットコントローラにより実行される制御手順の一例を表すフローチャートである。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、図1、図2、及び図3を参照しつつ、本実施形態のロボットシステムの全体構成について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態のロボットシステム1は、ストッカ20と、ロボット装置10と、コンベア30とを有する。
ストッカ20は、例えば強化樹脂や金属等により形成された箱であり、床部40における後述するロボット装置10のロボット本体100の近傍(動作範囲内)に配置されている。なお、ストッカ20は、床部40に配置されなくてもよく、床部40に配置された台座等に配置されてもよい。このストッカ20の内部には、複数のワークW(処理対象物)が無作為(バラバラ)に配置されてストックされている。ワークWは、貫通孔61aを備えた頭部61と、頭部61から延びる棒状の腕部62とを有する。なお、ワークWとしては、上記のような形状を備えた物に限定されるものではなく、他の形状を備えた物でもよい。
一方、ロボット装置10は、ロボット本体100と、ロボットコントローラ200と、センサユニット300と、画像処理装置400とを有する。ロボット本体100とロボットコントローラ200とは、相互通信可能に有線又は無線で接続されている。なお、ロボット本体100の内部にロボットコントローラを設けてもよい。また、ロボットコントローラ200と画像処理装置400とは、相互通信可能に有線又は無線で接続されている。さらに、後述するセンサユニット300のセンサコントローラ310と画像処理装置400とは、相互通信可能に有線又は無線で接続されている。なお、センサユニット300の内部に画像処理装置を設けてもよい。
ロボット本体100は、いわゆる多関節ロボットであり、床部40に固定された基台101と、基台101に回転自在に設けられたアーム部102(ロボットアーム)とを有する。なお、基台101は、床部40に固定されなくてもよく、床部40に固定された台座等に固定されてもよい。
アーム部102は、基台101側からその反対の先端側にかけて複数の間接(回転間接)を有する。このアーム部102には、上記複数の間接を駆動する複数のサーボモータ(図示省略)が内蔵されている。また、アーム部102の先端には、ワークWを把持又は吸着可能なハンド部103(ロボットハンド)が設けられている。なお、アーム部102の先端以外の部位にハンド部を設けてもよい。
ハンド部103としては、ワークWを把持又は吸着可能なものであれば特に限定されるものではないが、例えば、指部材によりワークWを把持可能な把持装置、エアや電磁力等により駆動してワークWを吸着可能な吸着装置等が使用可能である。本実施形態では、ハンド部103として上記のような把持装置を適用しており、以後、ハンド装置103を把持装置103ともいう。
把持装置103は、ワークWを把持可能な一対の指部材103aを有する。一対の指部材103aは、把持装置103に内蔵された適宜のアクチュエータ(図示省略)により駆動され、互いの間隔を拡張・縮小することにより開閉動作する。なお、把持装置103としては、上記のような構造を備えたものに限定されるものではなく、例えば、複数の指部材を有し、これら複数の指部材が揺動することによりワークWを掴むグリッパ装置等でもよい。
このようなロボット本体100は、ストッカ20内の複数のワークWの移送作業(いわゆるランダム・ビン・ピッキング)を行う。すなわち、ロボット本体100は、ストッカ20内の複数のワークWを把持装置103の指部材103aにより1つずつ順次把持し、ワークWの移送先である後述するコンベア30上の所定のワーク載置位置30aへ載置する。なお、ワークWの移送先としては、上記のようなコンベア30上のワーク載置位置30aに限定されるものではなく、これ以外(例えば、後述する後処理工程に係る設備の一部等)でもよい。ロボット本体100による移送作業の内容については、後でより詳しく説明する。
ロボットコントローラ200は、例えば演算器、記憶装置、入力装置等を有するコンピュータにより構成されており、アーム部102及び把持装置103を含むロボット本体100全体の動作(例えば、アーム部102の各間接の駆動、把持装置103の指部材103aの開閉動作等)を制御する。なお、ロボットコントローラ200については、後でより詳しく説明する。
センサユニット300は、レーザスキャナ301とカメラ302とを有する。そして、センサユニット300は、ストッカ20の上方に位置すると共に、レーザスキャナ301及びカメラ302が下方を向くように、床部40に固定された適宜の支持部材50に支持されている。なお、センサユニット300を上記ロボット本体100の適宜の部位(例えばアーム部102の先端側等)に設けてもよい。
レーザスキャナ301は、スリット状のレーザ光(以下、レーザスリット光という)を発生するレーザ光源、レーザスリット光を反射するミラー、ミラーを回転させるモータ(いずれも図示省略)等を備える。このレーザスキャナ301は、レーザ光源から発生させたレーザスリット光をミラーで反射させ、ミラーをモータにより回転させることにより、ストッカ20内のワークWが存在し得る全領域(すべてのワークWが存在する領域。以下、ストッカ20内全域ともいう)に上方からレーザスリット光を照射する。これにより、レーザスキャナ301は、ストッカ20内全域のワークWを一括して走査する。
カメラ302は、撮像素子(図示省略)等を備える。このカメラ302は、上記のようにレーザ光源から発生された後ミラーで反射され、ストッカ20内全域に存在する被反射物(例えばワークWやストッカ20自体等)で反射されたレーザスリット光の反射光を、撮像素子により撮像(受光)する。すなわち、カメラ302は、ストッカ20内全域の上方からの画像(濃淡画像)と、当該ストッカ20内全域に存在する被反射物で反射されたレーザスリット光の反射光の画像とを、撮像素子により撮像する。
また、センサユニット300の内部には、センサコントローラ310が内蔵されている。センサコントローラ310は、例えば演算器や記憶装置等を有するコンピュータにより構成されており、レーザスキャナ301及びカメラ302を含むセンサユニット300全体の動作を制御する。このセンサコントローラ310は、モータ(ミラー)の回転角度と、受光したカメラ302の撮像素子の位置と、レーザ光源、ミラー、及びカメラ302の位置関係とに基づいて、公知の三角測量の原理を用いることにより、ストッカ20内全域の被反射物までの距離を検出する。そして、センサコントローラ310は、センサユニット300の検出結果として、ストッカ20内全域の上方からの画像と、上記検出したストッカ20内全域の被反射物までの距離に対応する上記画像上の距離情報とを含む検出信号を、画像処理装置400へ出力する。
画像処理装置400は、例えば演算器や記憶装置等を有するコンピュータにより構成されており、センサコントローラ310からの検出信号等に基づいて、センサユニット300により走査されたストッカ20内全域のワークWを個別に認識(3次元計測)する。なお、画像処理装置400については、後でより詳しく説明する。
一方、コンベア30は、上記ワーク載置位置30aがロボット本体100の動作範囲内となるように配置されており、上記のようにロボット本体100により移送されたワークWを所定の搬送方向(図2中に示す矢印Aの方向)に搬送する。このコンベア30の搬送方向下流側には、移送されたワークWに対し行われる次の処理工程である所定の後処理工程に係る設備(図示省略)が設けられている。すなわち、コンベア30は、移送されたワークWを後処理工程に係る設備に引き渡す。
後処理工程では、コンベア30により搬送されたワークWに対し所定の数毎に処理(例えば加工処理や組み立て処理等)が行われる。すなわち、後処理工程では、コンベア30により搬送された所定の数のワークWを1セットとして、1セット毎に処理が行われる。なお、後処理工程において1回に処理されるワークWの数は、特に限定されるものではないが、本実施形態では4個であるものとして説明する。後処理工程では、コンベア30により搬送された4個のワークWを1セットとして、1セット毎に処理が行われる。
次に、図4、図5、図6、図7、及び図8を参照しつつ、画像処理装置400及びロボットコントローラ200の機能的構成について説明する。
図4に示すように、画像処理装置400は、信号取得部401と、ワーク形状記憶部402と、画像処理部403とを有する。
信号取得部401は、上記センサユニット300のセンサコントローラ310から出力された検出信号を取得する。
ワーク形状記憶部402には、予め行われた計測等により取得されたワークWの3次元形状情報が記憶されている。
画像処理部403は、ワーク形状記憶部402に記憶されたワークWの3次元形状情報と、信号取得部401により取得された検出信号とに基づいて、公知の適宜の画像処理(例えば特徴抽出処理やパターンマッチング処理等)を行う。これにより、画像処理部403は、センサユニット300により走査されたストッカ20内全域のワークWを個別に認識する。この際、画像処理部403は、認識した各ワークWの水平方向及び鉛直方向(上下方向)における配置位置及び姿勢も同時に検出する。なお、以下では、ワークWの水平方向及び鉛直方向における配置位置を、単に、ワークWの配置位置という。そして、画像処理部403は、検出した各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を、ロボットコントローラ200へ出力する。なお、画像処理部403における各ワークWの姿勢を検出する機能が、姿勢決定部に対応する。
一方、ロボットコントローラ200は、情報取得部201と、把持情報記憶部202と、動作態様決定部203と、位置記憶部204と、距離決定部205と、時間記憶部206と、移送時間算出部207と、順序決定部208と、動作制御部209とを有する。
情報取得部201は、上記画像処理装置400の画像処理部403から出力された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を取得する。
把持情報記憶部202には、互いに移送時の速度の異なる複数種類のワークWの把持動作態様の情報と、当該把持動作態様の実行条件とが関連付けられて記憶されている。なお、把持情報記憶部202に記憶されるワークWの把持動作態様の情報は、必ずしも複数種類である必要はなく、1種類でもよい。
ワークWの把持動作態様とは、ワークWのどの位置(部位)をどのような方法(態様)により把持するのかを規定するものであり、各把持動作態様には、優先順位が付与されている。
この例では、最も優先順位の高い(例えば、最も移送時の速度の速い)把持動作態様として、図5に示すように、ワークWの貫通孔61aに把持装置103の指部材103aを閉じた状態で挿入させた後、指部材103aを開いてワークWを把持する動作の態様が規定されている。そして、この把持動作態様は、貫通孔61aが検出されること、及び、貫通孔61aへ指部材103aを進入させる際に、指部材103aを含む把持装置103及びロボット本体100が把持対象となるワークW以外のものと干渉しないことが、実行条件として規定されている。
また、2番目に優先順位の高い(例えば、2番目に移送時の速度の速い)把持動作態様として、図6に示すように、ワークWの頭部61を把持装置103の指部材103aにより把持する動作の態様が規定されている。そして、この把持動作態様は、頭部61の把持可能箇所が指部材103aを含む把持装置103及びロボット本体100と干渉しない姿勢にあることが、実行条件として規定されている。
また、3番目に優先順位の高い(例えば、3番目に移送時の速度の速い)把持動作態様は、図7に示すように、ワークWの腕部62を把持装置103の指部材103aにより把持する動作の態様が規定されている。そして、この把持動作態様は、腕部62の把持可能箇所が指部材103aを含む把持装置103及びロボット本体100と干渉しない姿勢にあることが、実行条件として規定されている。
なお、上記の把持動作態様及び実行条件は、あくまで一例であって、上記の把持動作態様及び実行条件の少なくとも一部を削除・変更してもよいし、上記以外の把持動作態様及び実行条件を追加してもよい。
動作態様決定部203は、情報取得部201により取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、把持情報記憶部202に記憶された複数種類のワークWの把持動作態様の情報及び当該把持動作態様の実行条件とを取得する。そして、動作態様決定部203は、取得したこれらの情報に基づいて、各ワークについて、把持動作態様の実行条件を満たすかどうかを個別に判定する。そして、動作態様決定部203は、把持動作態様の実行条件を満たした各ワークWについて、満たされた実行条件に関連する把持動作態様のうち最も優先順位の高い把持動作態様を、当該ワークWの把持動作態様として個別に決定する。なお、この際、把持動作態様の実行条件を満たすワークWが存在しない場合には、把持動作態様の決定は行われない。
位置記憶部204には、上記コンベア30上のワーク載置位置30aの位置情報が記憶されている。
距離決定部205は、情報取得部201により取得された情報のうち各ワークWの配置位置の情報と、位置記憶部204に記憶されたコンベア30上のワーク載置位置30aの位置情報とを取得する。そして、距離決定部205は、取得したこれらの情報に基づいて、各ワークWについて、配置位置からワーク載置位置30aまでの全移送距離を個別に算出する。すなわち、本実施形態では、上記センサユニット300によりストッカ20内全域を一括して走査した後、距離決定部205が、ストッカ20内全域の各ワークWの全移送距離を一括して算出するのである。
時間記憶部206には、各把持動作態様毎に、ロボット本体100によるワークWの所定の単位移送距離あたりの移送時間の情報が記憶されている。
移送時間算出部207は、距離決定部205により算出された各ワークW毎の全移送距離の情報と、動作態様決定部203により決定された各ワークW毎の把持動作態様の情報と、時間記憶部206に各把持動作態様毎に記憶されたワークWの所定の単位移送距離あたりの移送時間の情報とを取得する。そして、移送時間算出部207は、取得したこれらの情報に基づいて、各ワークWについて、ロボット本体100による移送時間を個別に算出する(見積もる)。
順序決定部208は、移送時間算出部207により算出された各ワークW毎の移送時間に基づいて、当該各ワークWの移送順序を決定する。より具体的には、順序決定部208は、各ワークWについて、上記後処理工程において1回に処理される1セット(4個)毎のワークWの移送時間がほぼ均等化されるように、移送順序を決定する。なお、順序決定部208による移送順序の決定方法は、特に限定されるものではないが、例えば以下のような方法等が挙げられる。
すなわち、順序決定部208は、移送時間算出部207により算出された各ワークW毎の移送時間に基づいて、1個のワークWの移送時間の平均値を算出する。その後、順序決定部208は、算出した1個のワークWの移送時間の平均値に基づいて、1セット(4個のワークW)の移送時間の平均値を算出する。そして、順序決定部208は、各ワークWについて、各セット(1セット目、2セット目、3セット目・・・)毎の移送時間が上記算出した1セットの移送時間の平均値とほぼ等しくなってほぼ均等化されるように4個ずつ組み合わせ、移送順序を決定する。この場合、各セットには、移送時間が短かったり長かったりするワークWが混在するか、あるいは、移送時間がほぼ平均値となるワークW同士が混在することとなり、1セット毎に見た場合の移送時間は、各セットでほぼ均等化される。
図8に、上記のような方法により決定された移送順序の一例を示す。
図8に示す例では、1セット目については、1個目及び4個目のワークWの移送時間が短く、2個目のワークWの移送時間が長く、3個目のワークWの移送時間がほぼ平均値になっている。このような1セット目の移送時間は、1セットの移送時間の平均値とほぼ等しくなっている。2セット目については、1個目(全体では5個目)及び4個目(全体では8個目)のワークWの移送時間が長く、2個目(全体では6個目)及び3個目(全体では7個目)のワークWの移送時間が短くなっている。このような2セット目の移送時間は、上記1セット目の移送時間よりもわずかに短いものの、1セットの移送時間の平均値とほぼ等しくなっている。3セット目については、1個目〜4個目(全体では9個目〜12個目)のワークWの移送時間がほぼ平均値になっている。このような3セット目の移送時間は、上記1セット目の移送時間よりもわずかに長いものの、1セットの移送時間の平均値とほぼ等しくなっている。なお、4セット目以降については、図示及び詳しい説明を省略するが、上記1セット目〜3セット目と同様、各セット毎の移送時間は、1セットの移送時間の平均値とほぼ等しくなる。従って、1セット毎に見た場合の移送時間は、各セットでほぼ均等化される。
図4に示すように、動作制御部209は、情報取得部201により取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、動作態様決定部203により決定された各ワークW毎の把持動作態様の情報と、順序決定部208により決定された移送順序の情報とを取得する。そして、動作制御部209は、取得したこれらの情報に基づいて、順序決定部209により決定された移送順序にしたがって、動作態様決定部203により決定された把持動作態様により各ワークWを把持しつつ移送するように、アーム部102の各サーボモータ及び把持装置103のアクチュエータに対する動作信号を生成する。そして、動作制御部209は、生成した動作信号をアーム部102の各サーボモータ及び把持装置103のアクチュエータへ出力し、ロボット本体100のアーム部102及び把持装置103の動作を制御する。
次に、図9を参照しつつ、本実施形態において画像処理装置400及びロボットコントローラ200により実行される制御手順の一例について説明する。なお、図9中のフローに示す処理において、ステップS10及びステップS20の処理は、画像処理装置400側で実行される処理であり、ステップS30〜ステップS90の処理は、ロボットコントローラ200側で実行される処理である。
図9に示すように、センサユニット300によりストッカ20内全域が一括して走査され、センサコントローラ310から検出信号が画像処理装置400へ出力されると、ステップS10で、画像処理装置400は、信号取得部401において、当該検出信号を取得する。
その後、ステップS20で、画像処理装置400は、画像処理部403において、ワーク形状記憶部402に記憶されたワークWの3次元形状情報と、上記ステップS10で取得された検出信号とに基づいて、センサユニット300により走査されたストッカ20内全域のワークWを個別に認識すると共に、認識した各ワークWの配置位置及び姿勢を検出する。そして、画像処理装置400は、画像処理部403において、検出した各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を、ロボットコントローラ200へ出力する。
そして、ステップS30で、ロボットコントローラ200は、情報取得部201において、上記ステップS20で画像処理部403において出力された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を取得する。
その後、ステップS40で、ロボットコントローラ200は、動作態様決定部203において、上記ステップS30で取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、把持情報記憶部202に記憶された複数種類のワークWの把持動作態様の情報及び当該把持動作態様の実行条件とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、動作態様決定部203において、取得したこれらの情報に基づいて、上記ステップS20で認識された各ワークについて、把持動作態様の実行条件を満たすかどうかを個別に判定する。そして、ロボットコントローラ200は、動作態様決定部203において、把持動作態様の実行条件を満たした各ワークWについて、満たされた実行条件に関連する把持動作態様のうち最も優先順位の高い把持動作態様を、当該ワークWの把持動作態様として個別に決定する。なお、この際、把持動作態様の実行条件を満たすワークWが存在しない場合には、把持動作態様の決定は行われない。
そして、ステップS50で、ロボットコントローラ200は、上記ステップS40で把持動作態様が決定されたかどうかを判定する。上記ステップS40で把持動作態様が決定されなかった場合、つまり把持動作態様の実行条件を満たすワークWが存在しなかった場合には、ステップS50の判定は満たされず、このフローに示す処理を終了する。但し、この際、まだワークWが存在する場合には、ロボット本体100により当該ワークWに対し適宜の撹乱動作を行わせた後、上記ステップS10に戻って同様の処理を繰り返してもよい。なお、撹乱動作については、例えば特開2011−183537公報等に詳しく記載されているので、ここでは詳しい説明を省略する。一方、上記ステップS40で把持動作態様が決定された場合には、ステップS50の判定が満たされて、ステップS60に移る。
ステップS60では、ロボットコントローラ200は、距離決定部205において、上記ステップS30で取得された情報のうち各ワークWの配置位置の情報と、位置記憶部204に記憶されたコンベア30上のワーク載置位置30aの位置情報とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、距離決定部205において、取得したこれらの情報に基づいて、各ワークWについて、配置位置からワーク載置位置30aまでの全移送距離を個別に算出する。
その後、ステップS70で、ロボットコントローラ200は、移送時間算出部207において、上記ステップS60で算出された各ワークW毎の全移送距離の情報と、上記ステップS40で決定された各ワークW毎の把持動作態様の情報と、時間記憶部206に各把持動作態様毎に記憶されたワークWの所定の単位移送距離あたりの移送時間の情報とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、移送時間算出部207において、取得したこれらの情報に基づいて、各ワークWについて、ロボット本体100による移送時間を個別に算出する。
そして、ステップS80で、ロボットコントローラ200は、順序決定部208において、上記ステップS70で算出された各ワークW毎の移送時間に基づいて、各ワークWについて、後処理工程において1回に処理される1セット(4個)毎のワークWの移送時間がほぼ均等化されるように、移送順序を決定する。
その後、ステップS90で、ロボットコントローラ200は、動作制御部209において、上記ステップS30で取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、上記ステップS40で決定された各ワークW毎の把持動作態様の情報と、上記ステップS80で決定された移送順序の情報とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、動作制御部209において、取得したこれらの情報に基づいて、上記ステップS80で決定された移送順序にしたがって、上記ステップS40で決定された把持動作態様により各ワークWを把持しつつ移送するように、ロボット本体100のアーム部102及び把持装置103の動作を制御する。その後、上記ステップS10に戻って同様の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態においては、ロボット本体100に備えられたアーム部102及び把持装置103によって4個毎に処理される複数のワークWを順次移送する。複数のワークWは、ロボット本体100からの距離が種々異なる位置に配置されている。このような各ワークWを順次移送する場合には、各ワークWの配置位置から移送先であるコンベア30のワーク載置位置30aまでの距離が、それぞればらばらとなる。この場合、無作為な順番でワークWを移送したり、単にロボット本体100からの距離が近いワークWから順に移送すると、移送時間が長くなるワークWが連続して移送されたり、移送時間が短くなるワークWが連続して移送されたりする可能性がある。この結果、移送作業の進捗状況に時間的なムラが生じ、円滑な移送作業を行うことが困難となる。
そこで本実施形態では、距離決定部205が、複数のワークWそれぞれについて、各ワークWの配置位置からワーク載置位置30aまでの全移送距離を算出する。そして、その算出結果に基づいて、順序決定部208が、4個毎のワークWの移送時間が均等化されるように、各ワークWの移送順序を決定する。そして、上記動作制御部209の制御によって当該決定された順序によりアーム部102及び把持装置103が移送作業を行う。これにより、4個毎にみた場合の移送時間を、ほぼ均等化させることができる。したがって、前述と異なり、移送作業の進捗状況に時間的なムラが生じることがなく、円滑な移送作業を行うことができる。
また、本実施形態では特に、距離決定部205が算出した各ワークW毎の全移送距離に基づいて、移送時間算出部207が、各ワークW毎の移送時間を算出する。そして、順序決定部208が、移送時間算出部207で算出された各ワークW毎の移送時間に基づいて、4個毎のワークWの移送時間が均等化されるように、各ワークWの移送順序を決定する。このように各ワークW毎に移送時間を算出し、その算出された移送時間を用いて順序決定を行うことにより、さらに精度良く確実に円滑な移送作業を行うことができる。
また、本実施形態では特に、距離決定部205が、各ワークWの全移送距離を一括して算出する。このように各ワークWの全移送距離を一括して算出することにより、距離算出処理のために必要な時間を短くすることができ、全体の移送時間を短縮することができる。
また、本実施形態では特に、次のような効果を得ることができる。すなわち、ワークWが配置されているときの姿勢が把持装置103によって把持しにくい場合には、移送時の速度を遅くしたり、あるいは把持装置103により一旦別の姿勢に変化させた後に把持する必要がある場合がある。このような場合には、通常の姿勢のワークWよりも、より長い移送時間が必要になる。そこで本実施形態では、画像処理部403が、各ワークWの姿勢を検出する。そして、移送時間算出部207が、各ワークW毎に、全移送距離のみならず姿勢にも応じて移送時間を算出する。これにより、上記のような姿勢に応じた移送時間の長期化補正を行うことができ、さらに精度良く円滑な移送作業を行うことができる。
また、本実施形態では特に、順序決定部208が、移送されたワークWに対し行われる所定の後処理工程において1回に処理される4個毎のワークWの移送時間が均等化されるように、各ワークWの移送順序を決定する。これにより、移送作業が終わったワークWを後処理工程に引き渡すときに滞留や時間ロスのない、効率的な処理を実現することができる。
なお、実施の形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順次説明する。
(1)小領域の所定の位置からワーク載置位置までの距離を全移送距離とみなす場合
本変形例のロボットシステム1においては、図10に示すように、複数のワークWが無作為に配置されてストックされたストッカ20内全領域が、複数の小領域に分割されている。なお、小領域の数は、特に限定されるものではないが、本変形例では9個であるものとして説明する。すなわち、本変形例では、ストッカ20内全域が、9個の小領域Ar1,Ar2,Ar3,Ar4,Ar5,Ar6,Ar7,Ar8,Ar9に分割されている。
また、本変形例におけるセンサユニット300のレーザスキャナ301は、レーザ光源から発生させたレーザスリット光をミラーで反射させ、ミラーをモータにより回転させることにより、各小領域Ar1〜Ar9毎に上方からレーザスリット光を照射する。これにより、レーザスキャナ301は、各小領域Ar1〜Ar9毎にワークWを走査する。
また、本変形例におけるセンサユニット300のカメラ302は、上記のようにレーザ光源から発生された後ミラーで反射され、1個の小領域に存在する被反射物で反射されたレーザスリット光の反射光を、撮像素子により撮像する。すなわち、カメラ302は、1個の小領域の上方からの画像(濃淡画像)と、当該小領域に存在する被反射物で反射されたレーザスリット光の反射光の画像とを、撮像素子により撮像する。
また、本変形例におけるセンサユニット300のセンサコントローラ310は、1個の小領域の被反射物までの距離を検出する。そして、センサコントローラ310は、センサユニット300の検出結果として、1個の小領域の上方からの画像と、上記検出した1個の小領域の被反射物までの距離に対応する上記画像上の距離情報とを含む検出信号を、画像処理装置400へ出力する。
更に、本変形例における画像処理装置400は、センサコントローラ310からの検出信号等に基づいて、センサユニット300により走査された小領域のワークWを個別に認識(3次元計測)する。
次に、図11を参照しつつ、本変形例における画像処理装置400及びロボットコントローラ200の機能的構成について説明する。なお、図11は、前述の図4に対応する図であり、図11において前述の図4と同等の部分には同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図11に示すように、本変形例におけるロボットコントローラ200は、前述の情報取得部201と、前述の把持情報記憶部202と、前述の動作態様決定部203と、前述の位置記憶部204と、範囲情報記憶部210と、距離決定部205′と、順序決定部208′と、動作制御部209′とを有する。
範囲情報記憶部210には、上記ストッカ20内全域の各小領域Ar1〜Ar9の範囲情報(位置情報)が記憶されている。
距離決定部205′は、範囲情報記憶部210に記憶された各小領域Ar1〜Ar9の範囲情報と、位置記憶部204に記憶されたコンベア30上のワーク載置位置30aの位置情報とを取得する。そして、距離決定部205′は、取得したこれらの情報に基づいて、各小領域Ar1〜Ar9における所定の位置(例えば中心位置等)からワーク載置位置30aまでの距離(以下、みなし全移送距離という)を、各小領域Ar1〜Ar9の各ワークWの全移送距離とみなして算出する。
順序決定部208’は、距離決定部205′により算出された各小領域Ar1〜Ar9毎のみなし全移送距離の情報に基づいて、ワークWの移送対象とする各小領域Ar1〜Ar9の順序を決定する。より具体的には、順序決定部208’は、各小領域Ar1〜Ar9について、前述の後処理工程において1回に処理される1セット(4個)毎のワークWの移送時間がほぼ均等化されるように、ワークWの移送対象とする順序を決定する。なお、上記のように、ワークWの移送対象とする各小領域Ar1〜Ar9の順序を決定することは、言い換えれば、各ワークWの移送順序を決定することともいえる。
動作制御部209′は、順序決定部208′により決定されたワークWの移送対象とする各小領域Ar1〜Ar9についての順序の情報を取得する。そして、動作制御部209′は、取得したこの情報に基づいて、順序決定部209′により決定された順序にしたがって、各小領域Ar1〜Ar9をセンサユニット300により走査させるように、センサコントローラ310に対する動作信号を生成する。そして、動作制御部209’は、生成した動作信号を、センサコントローラ310へ出力し、センサユニット300の動作を制御する。また、動作制御部209′は、情報取得部201により取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、動作態様決定部203により決定された各ワークW毎の把持動作態様の情報とも取得する。そして、動作制御部209′は、順序決定部209′により決定された順序にしたがって、動作態様決定部203により決定された把持動作態様により、センサユニット300により走査された小領域のワークWを移送するように、アーム部102の各サーボモータ及び把持装置103のアクチュエータに対する動作信号を生成する。そして、動作制御部209′は、生成した動作信号を、アーム部102の各サーボモータ及び把持装置103のアクチュエータへ出力し、ロボット本体100のアーム部102及び把持装置103の動作を制御する。なお、上記のように、順序決定部209′により決定された順序にしたがって走査された小領域のワークWを移送するように、アーム部102及び把持装置103の動作を制御することは、言い換えれば、順序決定部209′により決定された順序にしたがって各ワークWを移送するように、アーム部102及び把持装置103の動作を制御することともいえる。
一方、本変形例における画像処理装置400は、前述の信号取得部401と、前述のワーク形状記憶部402と、画像処理部403′とを有する。
画像処理部403′は、ワーク形状記憶部402に記憶されたワークWの3次元形状情報と、信号取得部401により取得された検出信号とに基づいて、前述の画像処理を行う。これにより、画像処理部403′は、センサユニット300により走査された小領域のワークWを個別に認識する。この際、画像処理部403′は、認識した各ワークWの配置位置及び姿勢も同時に検出する。そして、画像処理部403′は、検出した各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を、ロボットコントローラ200へ出力する。
次に、図12を参照しつつ、本変形例において画像処理装置400及びロボットコントローラ200により実行される制御手順の一例について説明する。なお、図12中のフローに示す処理において、ステップS140及びステップS150の処理は、画像処理装置400側で実行される処理であり、ステップS110〜ステップS130及びステップS160〜ステップS190の処理は、ロボットコントローラ200側で実行される処理である。
図12に示すように、ステップS110で、ロボットコントローラ200は、距離決定部205′において、範囲情報記憶部210に記憶された各小領域Ar1〜Ar9の範囲情報と、位置記憶部204に記憶されたコンベア30上のワーク載置位置30aの位置情報とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、距離決定部205′において、取得したこれらの情報に基づいて、各小領域Ar1〜Ar9のみなし全移送距離を、各小領域Ar1〜Ar9の各ワークWの全移送距離とみなして算出する。
そして、ステップS120で、ロボットコントローラ200は、順序決定部208’において、上記ステップS110で各小領域Ar1〜Ar9の各ワークW毎の全移送距離とみなして算出された各小領域Ar1〜Ar9毎のみなし全移送距離の情報を取得する。そして、ロボットコントローラ200は、順序決定部208’において、取得したこの情報に基づいて、各小領域Ar1〜Ar9について、後処理工程において1回に処理される1セット(4個)毎のワークWの移送時間がほぼ均等化されるように、ワークWの移送対象とする順序を決定する。
その後、ステップS130で、ロボットコントローラ200は、動作制御部209′において、上記ステップS120で決定されたワークWの移送対象とする小領域の順序の情報を取得する。そして、ロボットコントローラ200は、動作制御部209′において、取得したこの情報に基づいて、センサコントローラ310へ動作信号を出力し、上記ステップS120で決定された順序にしたがって、各小領域Ar1〜Ar9をセンサユニット300により走査させる。
これにより、センサコントローラ310から検出信号が画像処理装置400へ出力され、ステップS140で、画像処理装置400は、信号取得部401において、当該検出信号を取得する。
そして、ステップS150で、画像処理装置400は、画像処理部403′において、ワーク形状記憶部402に記憶されたワークWの3次元形状情報と、上記ステップS140で取得された検出信号とに基づいて、センサユニット300により走査された小領域のワークWを個別に認識すると共に、認識した各ワークWの配置位置及び姿勢を検出する。そして、画像処理装置400は、画像処理部403において、検出した各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を、ロボットコントローラ200へ出力する。
その後、ステップS160で、ロボットコントローラ200は、情報取得部201において、上記ステップS150で画像処理部403において出力された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報を取得する。
そして、ステップS170で、ロボットコントローラ200は、動作態様決定部203において、上記ステップS160で取得された各ワークWの配置位置及び姿勢の情報と、把持情報記憶部202に記憶された複数種類のワークWの把持動作態様の情報及び当該把持動作態様の実行条件とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、動作態様決定部203において、取得したこれらの情報に基づいて、上記ステップS150で認識された各ワークのうち、把持動作態様の実行条件を満たす特定のワークW(例えば、最も把持し易いワークW等)を移送対象とするワークWに決定すると共に、当該ワークWの把持動作態様を決定する。なお、この際、把持動作態様の実行条件を満たすワークWが存在しない場合には、移送対象とするワークWに決定は行われない。
その後、ステップS180で、ロボットコントローラ200は、上記ステップS170で移送対象とするワークWが決定されたかどうかを判定する。上記ステップS170で移送対象とするワークWが決定されなかった場合、つまり把持動作態様の実行条件を満たすワークWが存在しなかった場合には、ステップS180の判定は満たされず、このフローに示す処理を終了する。但し、この際、まだワークWが存在する場合には、ロボット本体100により当該ワークWに対し適宜の撹乱動作を行わせた後、上記ステップS140に戻って同様の処理を繰り返してもよい。一方、上記ステップS170で移送対象とするワークWが決定された場合には、ステップS180の判定が満たされて、ステップS190に移る。
ステップS190では、ロボットコントローラ200は、動作制御部209′において、上記ステップS180で決定された移送対象とするワークW及び当該ワークWの把持動作態様の情報とを取得する。そして、ロボットコントローラ200は、動作制御部209′において、取得したこれらの情報に基づいて、上記ステップS180で移送対象に決定されたワークWを同様に決定された把持動作態様により把持しつつ移送するように、ロボット本体100のアーム部102及び把持装置103の動作を制御する。その後、上記ステップS140に戻って同様の処理を繰り返す。なお、このステップS190で移送されるワークWは、上記ステップS120で決定された順序にしたがって走査された小領域のワークWである。従って、このステップS190では、動作制御部209′は、上記ステップS120で決定された順序にしたがって、各小領域Ar1〜Ar9のワークWを移送するように、アーム部102及び把持装置103の動作を制御しているともいえる。
以上説明した本変形例においては、距離決定部205′は、すべてのワークWが存在する領域を9個の小領域Ar1〜Ar9に分割し、各小領域Ar1〜Ar9における所定の位置からワーク載置位置30aまでの距離を、当該小領域に存在する各ワークWの全移送距離とみなして算出する。これにより、より簡便な手法で各ワークWの全移送距離を算出することができる。
(2)ロボットの設置位置から全ワークの配置面までの高さが一定値である場合
上記実施形態では、各ワークWの水平方向及び鉛直方向における配置位置を検出するセンサユニット300を設け、ロボットコントローラ200の距離決定部205は、センサユニット300の検出結果に基づいて、各ワークWの配置位置からコンベア30上のワーク載置位置30aまでの全移送距離を算出していた。しかしながら、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではない。
例えば、ロボット本体100の設置位置から全てのワークWの配置面までの上下方向高さが一定値である場合等がある。この場合、各ワークWの水平方向における配置位置を検出するセンサを設ける。そして、ロボットコントローラ200の距離決定部は、センサの検出結果に基づいて、各ワークWの配置位置からワーク載置位置30aまでの水平方向距離を算出する。そして、距離決定部は、算出した各ワークWの配置位置からワーク載置位置30aまでの水平方向距離に対し、予め固定的に定まる、各ワークWの配置位置からワーク載置位置30aまでの鉛直方向移送距離に相当する上記上下方向高さを加算して、上記全移送距離を決定してもよい。
本変形例によれば、センサの検出結果に基づく各ワークWの水平方向移送距離と、鉛直方向移送距離に相当する上記上下方向高さとを用いることにより、簡便な手法で迅速に全移送距離を決定することができる。
(3)その他
上記実施形態では、画像処理部403は、各ワークWの配置位置及び姿勢の両方を検出し、当該各ワークWの配置位置及び姿勢の両方の情報を出力していたが、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではない。例えば、画像処理部は、各ワークWの配置位置だけを検出し、当該各ワークWの配置位置だけの情報を出力してもよい。この場合、移送時間算出部207は、各ワークWの配置位置に基づいて決定された各ワークW毎の全移送距離に基づいて、各ワークW毎の移送時間を算出する。
また、上記実施形態では、順序決定部208は、移送時間算出部207により算出された各ワークW毎の移送時間に基づいて、各ワークWの移送順序を決定していたが、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではない。例えば、移送時間算出部207を省略して、順序決定部は、距離決定部205の算出結果に基づいて、各ワークWの移送順序を決定してもよい。
また、上記実施形態等では、レーザスキャナ301及びカメラ302を備えたセンサユニット300により各ワークWの配置位置等を検出した。しかしながら、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではなく、上記のような形式以外の形式が採用されたセンサにより各ワークWの配置位置等を検出してもよい。
また、上記実施形態等では、画像処理装置400により各ワークWの配置位置等を検出していたが、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではない。例えば、ロボットコントローラ又はセンサコントローラに画像処理機能を兼ね備えさせ、当該ロボットコントローラ又はセンサコントローラにより各ワークWの配置位置等を検出してもよい。
また、上記実施形態等では、ロボット装置10を複数のワークWを順次移送する場合に適用したが、本開示の実施形態はこの例に限定されるものではない。例えば、ロボット装置10を複数のワークWを順次移送して収集処理するような場合にも適用してもよい。
また、図4及び図11中に示す矢印は、信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図9及び図12に示すフローチャートは実施の形態を図示する手順に限定するものではなく、趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 ロボット装置
20 ストッカ
30 コンベア
30a 載置位置
100 ロボット本体
102 アーム部(ロボットアーム)
103 把持装置(ロボットハンド)
200 ロボットコントローラ
205 距離決定部
205′ 距離決定部
207 移送時間算出部
208 順序決定部
208′ 順序決定部
209 動作制御部
209′ 動作制御部
300 センサユニット
301 レーザスキャナ
302 カメラ
400 画像処理装置
403 画像処理部
403′ 画像処理部
Ar1〜Ar9 小領域
W ワーク(処理対象物)

Claims (5)

  1. ロボットアーム、及び、処理対象物を把持又は吸着可能なロボットハンド、を備えたロボット本体を有し、前記ロボット本体の近傍に配置されたストッカに無作為に配置された複数の前記処理対象物のうちの所定の数を1セットとして、各セット毎で順次移送処理するロボット装置であって、
    各処理対象物の配置位置から当該処理対象物の移送先までの全移送距離をそれぞれ決定する距離決定部と、
    前記距離決定部が決定した各処理対象物毎の前記全移送距離に基づいて、各処理対象物毎の移送時間を算出する、移送時間算出部と、
    前記移送時間算出部で算出された各処理対象物毎の移送時間に基づいて、前記所定の数毎の前記処理対象物の移送時間が均等化されるように、各処理対象物の移送順序を決定する順序決定部と、
    前記順序決定部で決定された移送順序にしたがって各処理対象物を移送するように、前記ロボットアーム及び前記ロボットハンドの動作を制御する動作制御部と、
    を有し、
    前記順序決定部は、
    前記移送時間算出部により算出された前記各処理対象物毎の前記移送時間に基づいて、1個の前記処理対象物の移送に要する第1移送時間平均値を算出する第1平均値算出部と、
    前記第1平均値算出部により算出された前記第1移送時間平均値に基づいて、前記1セットの前記処理対象物の移送に要する第2移送時間平均値を算出する第2平均値算出部と、
    を有し、
    前記各セットごとに、前記処理対象物の移送時間の合計が前記第2移送時間平均値となるように、前記移送順序を決定する
    ことを特徴とする、ロボット装置。
  2. 前記距離決定部は、
    各処理対象物の前記全移送距離を一括して決定する
    ことを特徴とする、請求項1記載のロボット装置。
  3. 前記複数の処理対象物の水平方向における配置位置を検出するセンサを有し、
    前記距離決定部は、
    前記センサの検出結果に基づいて算出される、各処理対象物の配置位置から当該処理対象物の移送先までの水平方向移送距離と、予め固定的に定まる、各処理対象物の配置位置から当該処理対象物の移送先までの鉛直方向移送距離と、を用いて、前記全移送距離を決定する
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のロボット装置。
  4. 各処理対象物の姿勢を決定する姿勢決定部を有し、
    前記移送時間算出部は、
    前記距離決定部が決定した各処理対象物の前記全移送距離と、前記姿勢決定部が決定した各処理対象物の前記姿勢と、に応じて、各処理対象物毎の移送時間を算出する
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のロボット装置。
  5. 前記順序決定部は、
    移送された前記処理対象物に対し行われる所定の後処理工程において1回に処理される前記所定の数毎の前記処理対象物の移送時間が均等化されるように、各処理対象物の移送順序を決定する
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のロボット装置。
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