JP5613943B2 - 連続式焼結炉 - Google Patents

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Description

本発明は、金属を加熱処理し焼結させる連続式焼結炉に関する。
従来、連続式焼結炉として、特許文献1の図1に記載のもののように、脱ロウ部が焼結部と仕切り無しで連続し、ワークを終始水平方向に搬送しながら処理を行う形式のものがある。
特開昭60−13002号公報
前記従来のものは、ワークを終始水平方向に搬送する形式であるため、炉の配設のために大きなスペースが必要となる。また、脱ロウ部と焼結部が仕切り無しで連通しているため、雰囲気上も温度上も各部ごとに最適な条件で処理を行うことが難しく、これが処理時間短縮のネックとなっていた。さらに、脱ロウ部と焼結部が仕切り無しで連通していることにより、ガスの流れによっては脱ロウ部の汚染ガスが焼結部へと移動することがあり、焼結部が汚染される等の問題もある。
本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、配設スペースが節約でき、処理時間の短縮に貢献でき、加えて、ロウを含むガスにより焼結部が汚染されることもない、連続式焼結炉を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る連続式焼結炉は、それぞれ独立した条件でワークの処理が可能な予熱室と焼結室が隣接して配設され、ワークを前記予熱室のワーク受入時位置へと順次搬入するワーク搬入装置が配設され、前記予熱室には前記ワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる予熱室用ワーク移送装置が配設され、前記予熱室と前記焼結室の間の隔壁には前記予熱室の前記ワーク送出時位置と前記焼結室のワーク受入時位置とを連通させるワーク転送通路が設けられ、該ワーク転送通路は仕切り扉で開閉自在とされ、前記ワーク転送通路を介して前記予熱室内のワークを前記焼結室内へと移動させる第一のワーク転送装置が配設され、前記焼結室には前記ワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる焼結室用ワーク移送装置が配設され、前記焼結室の前記ワーク送出時位置のワークを前記焼結室から順次搬出する第二のワーク転送装置が配設され、前記予熱室用ワーク移送装置と前記焼結室用ワーク移送装置の少なくともいずれかが、互いに向かい合わせて配設される複数段の固定棚と複数段の移動棚の組み合わせで構成され、該移動棚が前記固定棚に対して進退移動自在且つ上下方向に移動自在に構成されることにより、ワークが前記固定棚を上下方向に順次移動させられることを特徴とする(請求項1)。
本発明によれば、ワークは、前記ワーク搬入装置によって前記予熱室の前記ワーク受入時位置へと順次搬入される。これに対応して、前記予熱室の前記ワーク受入時位置のワークは、前記予熱室用ワーク移送装置によって前記ワーク送出時位置へと上下方向に順次移動させられる。この間に、ワークは、前記予熱室内で加熱され脱ロウ処理を受ける。
前記予熱室で前記ワーク送出時位置へと到達したワークは、前記第一のワーク転送装置によって、前記ワーク転送通路を介して前記焼結室の前記ワーク受入時位置へと順次移送される。前記仕切り扉は、ワークの移送の都度、開閉される。
前記焼結室においても、前記予熱室と同様に、前記ワーク受入時位置のワークが、前記焼結室用ワーク移送装置によって前記ワーク送出時位置へと上下方向に順次移動させられる。この間に、ワークは、前記焼結室内で加熱され焼結処理を受ける。
前記焼結室で前記ワーク送出時位置へと到達したワークは、前記第二のワーク転送装置によって前記焼結室から順次搬出される。そして、自然冷却されるか、あるいは、冷却室へと搬送されて強制冷却されることになる。
本発明によれば、前記予熱室と前記焼結室においてそれぞれ独立した条件でワークの処理が可能であるので、脱ロウ及び焼結をそれぞれの最適な条件で行うことが可能となり、処理時間の短縮につながる。
また、前記予熱室と前記焼結室におけるワークの移動方向が上下方向であるので、前記予熱室と前記焼結室の面積が小さくてすみ、配設スペースが節約できる。
さらに、前記予熱室と前記焼結室が隔壁と仕切り扉で仕切られているので、予熱室で発生した、ロウを含むガスによって焼結室が汚染されることもない。
本発明の実施の一形態として、ワークを冷却する冷却室を備え、該冷却室には、前記第二のワーク転送装置によって前記焼結室から搬出されたワークを受け入れるワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる冷却室用ワーク移送装置が配設される態様とすることもできる(請求項)。
本発明の実施の一形態として、前記複数段の固定棚と前記複数段の移動棚の少なくとも一方の棚がフォーク式である態様とすることもできる(請求項)。
本発明の実施の一形態に係る連続式焼結炉の全体平面(断面)図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 図1のC−C矢視断面図である。 図1のD−D矢視断面図である。 予熱室用ワーク搬送装置によるワーク搬送手順を示す説明図である。 焼結室用ワーク搬送装置によるワーク搬送手順を示す説明図である。 図2のE−E矢視断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。
図1に示すように、本発明の実施の一形態に係る連続式焼結炉1は、搬入部2と、予熱部3と、焼結部4と、冷却部5と、搬出部6を備え、これらが連続的に配置されている。ワークは、所定数がトレイTに載せられ、多数のトレイTが一つずつ前記搬入部2から予熱部3、焼結部4、冷却部5、搬出部6の順に搬送されて、この過程で所定の処理が完了する。前記予熱部3と前記焼結部4では、それぞれ独立した条件でワークの処理が可能である。
前記ワークの一例としては、内燃エンジンのバルブシートを挙げることができる。このバルブシートは、内燃エンジンにおいて、吸気弁、排気弁の弁座となり、各弁と接触して燃焼室の気密性を保持する部品である。一例として、前記バルブシートは、薄型のトレイ一つに10個ずつ収められる。但し、ワークの具体的な内容やトレイの具体的態様等は、前記のものに限定される必要はない。
前記搬入部2は、ワークを載せたトレイT(以下、単にトレイという。)を前記予熱部3へと装入するためのゾーンである。前記搬入部2にはワーク搬入装置7が配設されている。該ワーク搬入装置7は、図示例では、入口プッシャー8と、入口リフター9(図2参照)と、装入プッシャー10とで構成され、いずれも、エアシリンダをアクチュエータとして作動する。トレイは、前記入口プッシャー8で押されて前記入口リフター9上に載せられ、該入口リフター9で所定の装入高さ位置まで上昇させられる。そして前記トレイTは、前記装入プッシャー10の作動で前記予熱部3へと一つずつ順次装入される。
なお、前記搬入部2は不活性ガス雰囲気としておき、予熱室11への酸素の流入を抑制し、ワークの酸化を抑制することが好ましい。
図2に示すように、前記予熱部3は、内部に予熱室11を画成する予熱炉体12を備え、該予熱炉体12の一つの側壁に、ワーク装入口13が形成されている。前記トレイTは、前記装入プッシャーで押されて前記ワーク装入口13を通り、ワーク受入時位置14へと装入される。
前記予熱室11には、前記ワーク受入時位置14から所定のワーク送出時位置15までワークを下方へ順次移動させる予熱室用ワーク移送装置16が配設されている。本実施の形態では、多段フォーク式の固定棚17と、同じく多段フォーク式の移動棚18との組み合わせで、前記予熱室用ワーク移送装置16が形成される。固定棚17、移動棚18とも、各フォーク17f,18fは、トレイTを支持できる大きさである。前記移動棚18のフォーク18fの段数は、前記固定棚17のフォーク17fの段数より1段だけ少ない段数とされ、段と段の間の上下間隔は、移動棚18、固定棚17とも略同一で均等である。さらに、図8に示すように、前記移動棚18のフォーク18fの形状は、前記固定棚17の上下のフォーク間に突入した状態で上下に通り抜け可能な形状とされている。
なお、固定棚または移動棚のいずれか一方がフォーク式であり、他方が例えば矩形の棚であっても、前述のように上下に通り抜け可能な形状、機能を有すれば良く、また、前記機能を有すれば其の外の形状を排除するものではない。
前記固定棚17と前記移動棚18は、フォーク17f,18fを互いに向かい合わせて配設される。そして、移動棚18が固定棚17に対して進退移動自在且つ上下方向に移動自在に構成され、これによりトレイTが前記固定棚17を上から下へと順次移動させられる。図示例では、図2に示すように、前記固定棚17の最上段のフォーク17f上が前記ワーク受入時位置14とされ、前記固定棚17の最下段のフォーク17f上が前記ワーク送出時位置15とされる。
前記移動棚18の進退移動及び上下移動は、次の構成によって実現される。図2に示すように、前記移動棚18の多段のフォーク18fは、共通の支柱19に取り付けられている。この支柱19は、前記固定棚17に対して進退移動自在及び上下移動自在とされている。
まず、前記移動棚18の進退移動について具体的に述べると、前記支柱19が前記予熱炉体12を上下に貫通し、予熱炉体12から上下に突出した支柱上端部19aと支柱下端部19bは、水平な上ガイドレール20と下ガイドレール21のそれぞれに対して上下一対のガイドローラ22を複数対用いて係合されている。前記上ガイドレール20と前記下ガイドレール21は、前記移動棚18から前記固定棚17の方向に向かって水平に延びている。前記支柱19と前記予熱炉体12との間には、前記予熱室11の密閉性を保つように、断熱シール体23が配設される。この断熱シール体23は、前記支柱19の進退移動に伴って前記予熱炉体12の上下外面に沿って摺動し、且つ、前記支柱19の上下動を許容する。前記支柱上端部19aと支柱下端部19bにはエアシリンダをアクチュエータとするプッシャー24が駆動上連結され、これらのプッシャー24の作動によって、前記移動棚18が前記固定棚17に対して進退移動させられる。
次に、前記移動棚18の上下移動について具体的に述べると、前記上ガイドレール20には、昇降アクチュエータとして、サーボモータで制御されるジャッキ25が連結される。一方、前記下ガイドレール21には、前記ジャッキ25の作動に伴う前記支柱19の上下移動を案内するための昇降案内機構26が配設される。前記ジャッキ25の作動により前記支柱19が上下動させられることで、前記移動棚18が上下移動させられる。
前記構成において、前記移動棚18の前記固定棚17に対する進退移動と上下移動の組み合わせにより、前記固定棚17をトレイTが上から下へと順次移動させられる。
具体的には、移動棚18が固定棚17から水平方向に離間し、且つ、横から見て移動棚18の最上段のフォーク18fが固定棚17の最上段のフォーク17fと上から二段目のフォーク17fとの間に位置する図2の状態を、移動棚18の初期状態とする。このとき、移動棚18のフォーク数は固定棚17のフォーク数より一つ少ない(図示例では、前記固定棚17がフォーク4段構成、前記移動棚18がフォーク3段構成)ので、移動棚18のフォーク18fはすべて、横から見て固定棚17の上下のフォーク間に位置することになる。
図6(a)に示すように、第一の動作として、前記初期状態から、前記移動棚18が前記固定棚17方向へ進出移動し、移動棚18の各フォーク18fが固定棚の上下のフォーク17f,17f間に突入する。
図6(b)に示すように、第二の動作として、前記移動棚18がフォーク1段分上昇する。これにより、固定棚17のフォーク17f上のトレイTが移動棚18のフォーク18fによってリフトアップされる。
図6(c)に示すように、第三の動作として、前記移動棚18が前記固定棚17から離れる方向に退避移動する。
図6(d)に示すように、第四の動作として、前記移動棚18がフォーク1段分下降する。
図6(e)に示すように、第五の動作として、前記移動棚18が前記固定棚17方向へ進出移動し、移動棚18の各フォーク18fが固定棚17の上下のフォーク17f,17f間に突入する。
図6(f)に示すように、第六の動作として、前記移動棚18がフォーク1段分下降する。これにより、移動棚18のフォーク18f上のトレイTが固定棚17のフォーク17f上に移し替えられる。
図6(g)に示すように、第七の動作として、前記移動棚18が前記固定棚17から離れる方向に退避移動する。
図6(h)に示すように、第八の動作として、前記移動棚18がフォーク1段分上昇し、図2に示す前記初期状態へ戻る。
図6(c)〜図6(h)の間、すなわち第三の動作から第八の動作の間に、次のトレイTがワーク搬入装置7により、予熱室11のワーク受入時位置14である固定棚17の最上段のフォーク17f上に順次搬入される。そして、前記一連の動作の繰り返しにより、固定棚17の各フォーク17f上のトレイTが順次下の段のフォーク17f上へと移動することになる。
図2に示すように、前記予熱炉体12には多数のヒータ27が配設されている。これらのヒータ27は、予熱室11内の雰囲気ガスおよびトレイTに載せられたワーク等を加熱する。図示例では、多数の棒状のヒータ(一部のみ図示)27が予熱室11を水平に横切るように配設され、各ヒータ27の両端部が前記予熱炉体12の互いに対向する側壁に支持されている。前記ヒータ27により前記予熱室11内は、例えば、800〜1300℃の範囲の所定の脱ロウ温度まで昇温させられた状態である。すなわち、搬入部2から予熱室11にワークが移動したときに、ワークは極めて急速に加熱される。具体的には数分で脱ロウ温度まで昇温するので、脱ロウ時間を従来と比べて非常に短時間で行うことができる。
図3に示すように、前記予熱炉体12には、予熱用雰囲気ガスの入口28と出口29が形成されている。予熱用雰囲気ガス入口28は前記予熱炉体12の底部に形成され、予熱用雰囲気ガス出口29は前記予熱炉体12の天井部に形成される。そして、前記入口28から供給された雰囲気ガスは、前記予熱室11内を充満しつつ上向きに流通し、前記出口29から取り出される。取り出されたガスにはワークからの脱脂分(バインダ)が含まれるので、図示しないアフターバーナで再燃焼させられる。
なお、予熱用雰囲気ガスは、例えば窒素と水素の混合ガスである。脱ロウにより発生するガス成分を上方に円滑に排出するために、雰囲気ガスは下方から上方に流すことが好ましく、また焼結室30に移動する直前のワークに脱ロウ成分が付着して、焼結への悪影響を及ぼすことを抑制するために、ワークを上から下に移動させるのが好ましい。
以上の構成により、前記トレイ(ワーク)は、前記予熱室11内において、前記固定棚17のフォーク17f上を一段ずつ下降しながら、加熱された予熱用雰囲気ガス中で脱ロウ処理される。
前記固定棚17の最下段のフォーク17f上(ワーク送出時位置15)に到達したトレイTは順次、前記焼結部4へと送られる。
図3に示すように、前記焼結部4は、内部に焼結室30を画成する焼結炉体31を備える。該焼結炉体31は前記予熱炉体12と一側壁32を共有している。このため、予熱室11及び焼結室30における放散熱が低減され、熱効率が良い。前記一側壁32、すなわち、前記予熱室11と前記焼結室30の間の隔壁32には、前記予熱室11の前記ワーク送出時位置15と前記焼結室30のワーク受入時位置33とを連通させるワーク転送通路34が形成されている。該ワーク転送通路34は仕切り扉35で開閉自在とされる。該仕切り扉35は、エアシリンダ35aをアクチュエータとして昇降駆動される。前記ワーク転送通路34は、前記予熱室11のワーク送出時位置15に到達したトレイTを前記焼結室30へ送るたびごとに開閉させられる。
前記ワーク転送通路34を介してのトレイTの移送は、第一のワーク転送装置80によって行われる。該第一のワーク転送装置80は、エアシリンダをアクチュエータとするプッシャーであり、図示例では、前記予熱炉体12に支持されている。前記第一のワーク転送装置80は、トレイTの移送時に伸長作動して前記予熱室11を横切って伸び、前記予熱室11内において前記ワーク送出時位置15にあるトレイTを押し、前記仕切り扉35が下降して開放されたワーク転送通路34を通って前記トレイTを焼結室30の前記ワーク受入時位置33へと搬送する。
なお、前記プッシャー37との干渉を避けるため、前記予熱室11の固定棚17の最下段のフォーク17fと、前記焼結室30の固定棚37の最下段のフォーク37fには、上面に切欠き50が形成されている(図2及び図4参照)。
前記焼結室30には、前記ワーク受入時位置33からワーク送出時位置51までワークを上方へ順次移動させる焼結室用ワーク移送装置36が配設されている。本実施の形態では、前記予熱室用ワーク移送装置16と同じく、多段フォーク式の固定棚37と、多段フォーク式の移動棚38との組み合わせで、前記焼結室用ワーク移送装置36が形成される。固定棚37、移動棚38とも、各フォーク37f,38fは、トレイTを支持できる大きさである。前記移動棚38のフォーク38fの段数は、前記固定棚37のフォーク37fの段数より1段だけ少ない段数とされ、段と段の間の上下間隔は、移動棚38、固定棚37とも略同一で均等である。さらに、前記予熱室用ワーク移送装置16における前記固定棚17と前記移動棚18との関係と同じく、前記移動棚38のフォーク38fの形状は、前記固定棚37の上下のフォーク間に突入した状態で上下に通り抜け可能な形状とされている。
図示例では、前記固定棚37がフォーク11段構成、前記移動棚38がフォーク10段構成とされ、前記予熱室用ワーク移送装置16のものよりフォークが多数とされている。これは、前記焼結炉30内における処理時間を前記予熱室11内における処理時間より長くするためである。
なお、固定棚37または移動棚38のいずれか一方がフォーク式であり、他方が例えば矩形の棚であっても、前述のように上下に通り抜け可能な形状、機能を有すれば良く、また、前記機能を有すれば其の他の形状を排除するものではない。
前記固定棚37と前記移動棚38は、フォーク37f,38fを互いに向かい合わせて配設される。そして、移動棚38が固定棚37に対して進退移動自在且つ上下方向に移動自在に構成され、これによりトレイTが前記固定棚37を下から上へと順次移動させられる。図示例では、前記固定棚37の最下段のフォーク37f上が前記ワーク受入時位置33とされ、前記固定棚37の最上段のフォーク37fが前記ワーク送出時位置51とされる。
前記移動棚38の進退移動及び上下移動は、次の構成によって実現される。前記移動棚38の多段のフォーク38fは、共通の支柱39に取り付けられている。この支柱39は、前記固定棚37に対して進退移動自在及び上下移動自在とされている。
まず、前記移動棚38の進退移動について具体的に述べると、前記支柱39が前記焼結炉体31を上下に貫通し、焼結炉体31から上下に突出した支柱上端部39aと支柱下端部39bは、水平な上ガイドレール40と下ガイドレール41のそれぞれに対して上下一対のガイドローラ42,42を複数対用いて係合されている。前記上ガイドレール40と前記下ガイドレール41は、前記移動棚38から前記固定棚37の方向に向かって水平に延びている。前記支柱39と前記焼結炉体31との間には、前記焼結室30の密閉性を保つように、断熱シール体43が配設される。この断熱シール体43は、前記支柱39の進退移動に伴って前記焼結炉体31の上下外面に沿って摺動し、且つ、前記支柱39の上下動を許容する。前記支柱上端部39aと支柱下端部39bにはエアシリンダをアクチュエータとするプッシャー44が駆動上連結され、これらのプッシャー44の作動によって、前記移動棚38が前記固定棚37に対して進退移動させられる。
次に、前記移動棚38の上下移動について具体的に述べると、前記上ガイドレール40には、昇降アクチュエータとして、図示しないサーボモータで制御されるジャッキ45が連結される。一方、前記下ガイドレール41には、前記ジャッキ45の作動に伴う前記支柱39の上下移動を案内するための昇降案内機構46が配設される。前記ジャッキ45の作動により前記支柱39が上下動させられることで、前記移動棚38が上下移動させられる。
前記構成において、前記移動棚38の前記固定棚37に対する進退移動と上下移動の組み合わせにより、前記固定棚37をトレイTが下から上へと順次移動させられる。
具体的には、図4に示すように、移動棚38が固定棚37から水平方向に離間し、且つ、横から見て移動棚38の最下段のフォーク38fが固定棚37の最下段のフォーク37fよりやや低い位置にある状態を、移動棚の初期状態とする。このとき、移動棚38のフォーク38fは、最下段のものを除いて、横から見て固定棚37の上下のフォーク間に位置することになる。
図7(a)に示すように、第一の動作として、前記初期状態から、前記移動棚38が前記固定棚37方向へ進出移動する。これにより、移動棚38の最下段のフォーク38fが固定棚37の最下段のフォーク37fの下方空間に突入し、移動棚38のその他のフォークは、固定棚37の上下のフォーク間に突入する。
図7(b)に示すように、第二の動作として、前記移動棚38がフォーク1段分上昇する。これにより、固定棚37のフォーク上のトレイTが移動棚38のフォーク38fによってリフトアップされる。
図7(c)に示すように、第三の動作として、前記移動棚38が前記固定棚37から離れる方向に退避移動する。
図7(d)に示すように、第四の動作として、前記移動棚38がフォーク1段分上昇する。
図7(e)に示すように、第五の動作として、前記移動棚38が前記固定棚37の方向へ進出移動し、移動棚38の各フォーク38fが、最上段のものを除いて固定棚37の上下のフォーク間に突入する。移動棚37の最上段のフォークは、固定棚37の最上段のフォーク37fの上方空間に突入する。
図7(f)に示すように、第六の動作として、前記移動棚38がフォーク1段分下降する。これにより、移動棚38のフォーク38f上のトレイTが固定棚37のフォーク37f上に移し替えられる。
図7(g)に示すように、第七の動作として、前記移動棚38が前記固定棚37から離れる方向に退避移動する。
図7(h)に示すように、第八の動作として、前記移動棚38がフォーク1段分下降し、前記初期状態へ戻る。
図7(c)〜図7(h)の間、すなわち第三の動作から第八の動作の間に、次のトレイTが前記第一のワーク転送装置80により、焼結室30のワーク受入時位置33である固定棚37の最下段のフォーク37f上に順次搬入される。そして、前記一連の動作の繰り返しにより、固定棚37の各フォーク37f上のトレイTが順次上の段のフォーク上へと移動することになる。
図3に示すように、前記焼結炉体31には多数のヒータ47が配設されている。これらのヒータ47は、焼結室30内の雰囲気ガスおよびトレイに載せられたワーク等を加熱する。図示例では、多数の棒状のヒータ47が焼結室30を水平に横切るように配設され、図4に一部のみ示すように、各ヒータ47の両端部が前記焼結炉体31の互いに対向する側壁に支持されている。前記ヒータ47により前記焼結室30内が、例えば1100〜1400℃程度に維持される。
図3に示すように、前記焼結炉体31には、焼結用雰囲気ガスの入口48と出口49が形成されている。焼結用雰囲気ガス入口48は前記焼結炉体31の底部に形成され、焼結用雰囲気ガス出口49は前記焼結炉体31の天井部に形成される。そして、前記入口48から供給された雰囲気ガスは、前記焼結室30内を充満しつつ上向きに流通し、前記出口49から取り出される。取り出されたガスは、図示しないアフターバーナで再燃焼させることが好ましい。なお、焼結用雰囲気ガスは、例えば窒素と水素の混合ガスである。
以上の構成により、前記トレイ(ワーク)Tは、前記焼結室30内において、前記固定棚37のフォーク37f上を一段ずつ上昇しながら、加熱された焼結用雰囲気ガス中で焼結処理される。
前記固定棚37の最上段のフォーク37f上(ワーク送出時位置51)に到達したトレイTは順次、前記冷却部5へと送られる。この目的で、図3に示すように、前記焼結炉体31には、前記焼結室30の前記ワーク送出時位置51と前記冷却部5のワーク受入時位置52とを連通させるワーク転送通路53が形成されている。図5に示すように、該ワーク転送通路53は仕切り扉54で開閉自在とされる。該仕切り扉54は、エアシリンダ55をアクチュエータとして昇降駆動される。前記ワーク転送通路53は、前記焼結室30の前記ワーク送出時位置51に到達したトレイTを前記冷却部5へ送るたびごとに開閉させられる。
図3に示すように、前記ワーク転送通路53を介してのトレイTの移送は、第二のワーク転送装置56によって行われる。該第二のワーク転送装置56は、エアシリンダをアクチュエータとするプッシャーであり、図示例では、前記焼結炉体31に支持されている。前記第二のワーク転送装置56は、トレイTの移送時に伸長作動して前記焼結室30を横切って伸び、前記焼結室30内において前記ワーク送出時位置51にあるトレイTを押し、前記仕切り扉54が上昇して開放されたワーク転送通路53を通って前記トレイTを前記冷却部5の前記ワーク受入時位置52へと搬送する。
なお、前記プッシャーとの干渉を避けるため、前記焼結室30の固定棚37の最上段のフォーク37fには、上面に切欠き57が形成されている(図4参照)。
図5に示すように、前記冷却部5は、内部に冷却室58を画成する内外二重の水冷ジャケット59を備え、前記冷却室58内に、冷却室用ワーク移送装置60と、送風機61が配設されている。前記冷却室用ワーク移送装置60は、前記冷却室58において、前記ワーク受入時位置52からワーク送出時位置62までワークを上下方向に順次移動させる。前記送風機61は、前記冷却室用ワーク移送装置60によるワークの移送中に、該ワークに対して送風してこれを強制冷却する。前記水冷ジャケット59内には冷却水が流通させられる。その結果、ワークは、前記冷却室58内において、例えば100℃程度まで効率的に冷却される。
前記冷却室用ワーク移送装置60はチェーンコンベア式のものとされている。すなわち、本実施の形態では、前記冷却室用ワーク移送装置60は、一対の上スプロケット63と一対の下スプロケット64との間に二本のチェーン65を巻き掛けてなるチェーンコンベア66に等間隔で多数の受棚67を配設し、これらの受棚67が上下ループ状に循環するようにしたものである。循環の駆動源としては、前記上下いずれかのスプロケットを駆動する図示しないサーボモータ等が用いられる。チェーンコンベア66の上部の所定の位置に到達した受棚67の位置が前記ワーク受入時位置52とされ、この時点でチェーンコンベア66の下部の所定の位置に到達した受棚67の位置が前記ワーク送出時位置62とされる。受棚67が前記ワーク受入時位置52に到達したことを図示しない光電センサ等の位置検出器で検出し、ここで得られる信号を用いて前記サーボモータ等の駆動原が制御される。この繰り返しにより、前記受棚67が一段分ずつ、前記ワーク受入時位置52から前記ワーク送出時位置62へと(図示では10段分)上から下へ移動する。
前記焼結室30の前記ワーク送出時位置51に達したトレイTは、前記ワーク最終移送装置56によって、前記冷却室58の前記ワーク受入時位置52に停止した前記受棚67上へと移送される。そして、前記冷却室用ワーク移送装置60の間欠的な作動により、トレイが順次下に送られ、同時に、後続の受棚67上には順次次のトレイTが載せられる。トレイTを載せた受棚67が前記ワーク送出時位置62で停止すると、ワーク搬出装置68(図1参照)が作動してトレイTが前記冷却室58から前記搬出部6へと取り出される。ワークの取り出しのため、前記水冷ジャケット59には、前記ワーク送出時位置62の側方となる位置にワーク搬出口69が形成される。
前記ワーク搬出装置68は、エアシリンダをアクチュエータとするプッシャー70であり、図示例では、前記水冷ジャケット59に支持されている。前記ワーク搬出装置68は、トレイTの移送時に伸長作動して前記冷却室58を横切って伸び、該冷却室58内において前記ワーク送出時位置62にあるトレイTを押し、前記ワーク搬出口69から前記搬出部6へと搬出する。
図1に示すように、前記搬出部6には、ワークを円滑に搬出できるように、出口リフター71や出口プッシャー72が適宜配設される。
図示してはいないが、前記予熱室11、前記焼結室30及び前記冷却室58には、各室内の温度を常時検出するために熱電対などの測温体が配設される。
本実施の形態に係る連続式焼結炉1によれば、前記予熱室11と前記焼結室30においてそれぞれ独立した条件でワークの処理が可能であるので、脱ロウ及び焼結をそれぞれの最適な条件で行うことが可能となり、処理時間の短縮につながる。
例えば、ワークとして前記バルブシートを用い、従来の汎用炉で脱脂、焼結処理を行ったところ、6〜7時間を要した。これに対し、同じバルブシートを本実施の形態の装置で処理したところ、48〜50分の処理時間で、従来の汎用炉による処理品に優るとも劣らない品質の処理品が得られた。すなわち、各室におけるトレイの移動を2分で1段分移動するように設定すると、一つのトレイの処理時間は、予熱室で6分、焼結室で22分、冷却室で20分であり、合計処理時間は48〜50分となる。従来と比べて著しく短い処理時間で、従来と同等の品質が実現できたのである。
また、前記予熱室11、前記焼結室30及び前記冷却室58におけるワークの移動方向が上下方向であるので、前記予熱室11、前記焼結室30及び前記冷却室58の面積が小さくてすみ、配設スペースが節約できる。
さらに、前記予熱室11と前記焼結室30が前記隔壁32と前記仕切り扉35で仕切られているので、予熱室11で発生した、ロウを含むガスによって焼結室が汚染されることもない。
本発明の範囲内で、前記実施の形態に対し種々の変更を加えることもできる。
例えば、前記実施の形態とは逆に、前記予熱室11内においてトレイTを下から上へと移動させ、前記焼結室30内においてトレイTを上から下へと移動させ、前記冷却室58内においてトレイTを下から上へと移動させる構成としてもよい。
また、前記予熱室用ワーク搬送装置16及び/又は前記焼結室用ワーク搬送装置36を、前記冷却室用ワーク搬送装置60と同じくチェーンコンベア式のものとしたり、前記冷却室用ワーク搬送装置60を、前記予熱室用ワーク搬送装置16や前記焼結室用ワーク搬送装置36の如き形式としたりすることもできる。
7 ワーク搬入装置
11 予熱室
14 予熱室のワーク受入時位置
15 予熱室のワーク送出時位置
16 予熱室用ワーク移送装置
30 焼結室
32 隔壁
33 焼結室のワーク受入時位置
34 ワーク転送通路
35 仕切り扉
36 焼結室用ワーク移送装置
51 焼結室のワーク送出時位置
56 第二のワーク転送装置
80 第一のワーク転送装置

Claims (3)

  1. それぞれ独立した条件でワークの処理が可能な予熱室と焼結室が隣接して配設され、ワークを前記予熱室のワーク受入時位置へと順次搬入するワーク搬入装置が配設され、前記予熱室には前記ワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる予熱室用ワーク移送装置が配設され、前記予熱室と前記焼結室の間の隔壁には前記予熱室の前記ワーク送出時位置と前記焼結室のワーク受入時位置とを連通させるワーク転送通路が設けられ、該ワーク転送通路は仕切り扉で開閉自在とされ、前記ワーク転送通路を介して前記予熱室内のワークを前記焼結室内へと移動させる第一のワーク転送装置が配設され、前記焼結室には前記ワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる焼結室用ワーク移送装置が配設され、前記焼結室の前記ワーク送出時位置のワークを前記焼結室から順次搬出する第二のワーク転送装置が配設され、前記予熱室用ワーク移送装置と前記焼結室用ワーク移送装置の少なくともいずれかが、互いに向かい合わせて配設される複数段の固定棚と複数段の移動棚の組み合わせで構成され、該移動棚が前記固定棚に対して進退移動自在且つ上下方向に移動自在に構成されることにより、ワークが前記固定棚を上下方向に順次移動させられる、連続式焼結炉。
  2. ワークを冷却する冷却室を備え、該冷却室には、前記第二のワーク転送装置によって前記焼結室から搬出されたワークを受け入れるワーク受入時位置からワーク送出時位置までワークを上下方向に順次移動させる冷却室用ワーク移送装置が配設されている、請求項1に記載の連続式焼結炉。
  3. 前記複数段の固定棚と前記複数段の移動棚の少なくとも一方の棚がフォーク式である、請求項1又は2に記載の連続式焼結炉。
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