JP5607011B2 - サーバ冗長化システム、仮想ルータおよびサーバ - Google Patents
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Description
そして、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、前記予備系サーバに接続するポートを閉塞状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
そして、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
または、前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、前記第二ルータは、前記予備系サーバに接続するポートを閉塞状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放することを特徴とする。
第一実施形態では、本発明に係る「サーバ冗長化システム、仮想ルータおよびサーバ」の一例として監視制御システム101に適用する場合について説明する。図1は監視制御システム101の構成例を示す図である。図1において、監視制御システム101は、監視対象であるネットワーク上の装置(N1)と、オペレータが監視や制御を行うためのHMI(Human Machine Interface)を提供する制御端末(H1)と、冗長化された監視用のサーバ(S1)およびサーバ(S2)と、制御端末(H1)側のネットワーク(NW1)に接続される仮想ルータ(VR1)と、装置(N1)側のネットワーク(NW2)に接続される仮想ルータ(VR2)とで構成される。監視制御システム101は、制御端末(H10)からサーバ(サーバ(S1)およびサーバ(S2))にアクセスし、ネットワーク上の装置(N1)を監視・制御するシステムで、例えば装置(N1)の動作設定を変更したり、装置(N1)の動作状態を監視したり、装置(N1)に異常が発生した場合の警報をモニタすることができる。特にサーバが冗長化されていないシステムでは、サーバ自体やサーバへの経路に問題が発生した場合、全ての装置の監視や制御を行えない状態になり、通信システムに多大な影響を及ぼすためサーバや経路の冗長化は必須であり、本実施形態に係る監視制御システム101のようなサーバを冗長化するシステムが有効である。
ここで、仮想ルータについて説明する。仮想ルータは、複数の物理ルータを用いて多重化を行うための周知のプロトコル(VRRP)に対応する。VRRPでは、複数のルータに優先度を割り当てて1つのグループとして扱い、通常はそのうち1つのルータが稼動中の運用ルータとして通信を行い、その他のルータは待機する。そして、運用ルータが障害を起こした場合に、同じグループに属する待機中の予備ルータの中で優先度の高いものが自動的に通信を受け継いで稼動する。図2は、仮想ルータの仕組みを説明するための図で、IPアドレス(IP:B10)の制御端末(H10)からIPアドレス(IP:A10)のサーバ(S10)へアクセスする例を示している。図2において、サーバ(S10)はネットワーク(NW10)を介して仮想ルータ(VR10)の仮想IPアドレス(IP:RL)で接続され、制御端末(H10)はネットワーク(NW11)を介して仮想ルータ(VR11)の仮想IPアドレス(IP:RW)で接続されている。そして、仮想ルータ(VR10)および仮想ルータ(VR11)は、共にルータ(R10)およびルータ(R11)の物理ルータで構成され、ルータ(R10)には優先度:10、ルータ(R11)には優先度:5がそれぞれ与えられている。ここで、ルータ(R10)のポート(IP:r1L)とルータ(R11)のポート(IP:r2L)は、仮想ルータVR10のVRRP機能に属するポートであり、ルータ(R10)のポート(IP:r1W)とルータ(R11)のポート(IP:r2W)は、VRRP機能に属さないポートである。
図1において、2台のサーバ(S1)とサーバ(S2)は、インターフェースカードをそれぞれ2枚実装しており、同時に異なる2つのネットワークを構成できる。特に、サーバ(S1)とサーバ(S2)は冗長構成をとっており、制御端末(H1)から各サーバにアクセスする場合、同一のIPアドレス(IP:A)で接続することができる。同様に、装置(N1)から各サーバにアクセスする場合は、同一のIPアドレス(IP:B)で接続することができる。尚、図1の例では、サーバ(S1)とサーバ(S2)のIPアドレスが重複しないように、サーバ(S2)は電源が投入されていない状態になっている(コールドスタンバイ状態)。
ここで、図1において、サーバ(S1)にアクセスする経路に障害が発生した場合にルータ(R2)、ルータ(R4)、サーバ(S2)で構成される経路に切り替える動作について図4および図5を用いて説明する。尚、図5は、図4の各ルータ間の処理の流れを示す図である。図4において、ルータ(R3)とサーバ(S1)の間で障害が発生した場合、ルータ(R3)はサーバ(S1)との間のリンクが切断されたことを検出する(図5のステップS101)。そして、ルータ(R3)は装置(N1)が接続されるネットワーク(NW2)側のVRRP機能に対応するポートを閉塞すると共に優先度を1に下げる(ステップS102)。これにより、ルータ(R4)に対してVRRPによる切り替え機能が発動され(ステップS103)、ルータ(R4)のIPアドレス(IP:B)に対応するネットワーク(NW2)側の装置(N1)に接続されるVRRPに属するポートを開放する(ステップS104)。
ここで、上記実施形態の応用例1について説明する。図1および図4の例では、サーバ(S2)はコールドスタンバイ状態になっているので、保守者がサーバ(S2)の電源を投入して立ち上げる必要があった。そこで、サーバ(S2)をホットスタンバイ状態にしておき、保守者がサーバ(S2)の立ち上げを行うことなく、サーバ(S1)からサーバ(S2)に自動的に切り替える例について図6、図7および図8を用いて説明する。
ここで、図6において、サーバ(S1)にアクセスする経路に障害が発生した場合にルータ(R2)、ルータ(R4)、サーバ(S2)で構成される経路に切り替える動作について図7および図8を用いて説明する。尚、図8は、図6の各ルータ間の処理の流れを示す図である。
ここで、上記実施形態の応用例2について説明する。応用例1では、サーバ(S2)をホットスタンバイ状態にしておき、サーバ(S2)に接続されるルータ(R2)およびルータ(R4)のサーバ(S2)側のポートが開放されると直ぐに稼動できるようになっていた。ところが、サーバ(S2)を常に稼動状態にしておかなければならず、無駄な電力を消費するという課題が生じる。そこで、本応用例2では、サーバ(S2)をスリープ状態にしておき、サーバ(S1)からサーバ(S2)に切り替わったときに、サーバ(S2)をウェイクアップさせる。これにより、保守者がサーバ(S2)の立ち上げを行うことなく、且つ、省電力化を図ることができる。
次に、第二実施形態に係る監視制御システム101aについて説明する。図10は監視制御システム101aの構成例を示す図である。尚、図10の監視制御システム101aにおいて、図1の監視制御システム101と同符号のものは同じ機能のブロックを示す。図1と異なる部分は、図1のルータ(R1)とルータ(R3)との間の監視用ポート(SVP1)が図10のルータ(R1a)とルータ(R3a)との間には配置されていないことと、図1のルータ(R2)とルータ(R4)との間の監視用ポート(SVP2)が図10のルータ(R2a)とルータ(R4a)との間には配置されていないことである。また、リンク断を検出したときの稼働中のサーバ(S1a)(或いはサーバ(S2a))の動作と各ルータの動作が異なるが、通常稼働中の動作については図1の監視制御システム101と同じである。
次に、障害発生時の動作について図11および図12を用いて説明する。尚、図12は先の実施形態の図5に対応し、同符号の処理ステップは同じ処理を示す。
次に、第三実施形態に係るサーバ冗長化システム201について説明する。図13は、先にVRRP機能を説明するために用いた図2の構成の一部に該当し、サーバ(S10)を冗長化して運用系のサーバ(S11)および予備系のサーバ(S12)をルータ(R10)およびルータ(R11)に接続している。そして、IPアドレス(IP:B10)を有する制御端末(H10)は、ネットワーク(NW11)を介して仮想ルータ(VR11)に仮想IPアドレス(IP:RW)で接続され、運用系のサーバ(S11)および予備系のサーバ(S12)を意識することなく同じIPアドレス(IP:A10)でアクセスできるようになっている。また、図13において、ルータ(R10)とルータ(R11)は、ネットワーク(NW11)側のポートはVRRP機能に対応し、制御端末(H10)からのアクセスは優先度の高い方のルータ(図13の例ではルータ(R10))に接続される。
次に、ルータ(R10)の制御端末(H10)側の経路において障害が発生した時の動作について図14および図15を用いて説明する。尚、図14は図13においてネットワーク(NW11)とルータ(R10)との間で障害が発生した場合の様子を示す図で、図13と同符号のものは同じものを示す。
次に、ルータ(R10)の運用系のサーバ(S11)側の経路において障害が発生した時の動作について図17および図18を用いて説明する。尚、図17は、先に説明した図13においてルータ(R10)と運用系のサーバ(S11)との間で障害が発生した場合の様子を示す図で、図13と同符号のものは同じものを示す。
次に、第四実施形態に係るサーバ冗長化システム301について説明する。図13のサーバ冗長化システム201の例では、ルータ(R10)とルータ(R11)の間はネットワーク(NW11)とネットワーク(NW12)を介して冗長化されており、例えばネットワーク(NW11)に障害が発生した場合でもルータ(R10)からネットワーク(NW12)を介してルータ(R11)にポート開放依頼通知(POI)を送信することができた。これに対して、本実施形態に係るサーバ冗長化システム301は、図20に示すようにルータ(R10)とルータ(R11)との間にネットワーク(NW12)が配置されていないので、ルータ(R10)とネットワーク(NW11)との間で障害が発生した場合、図14の例のようにルータ(R10)からルータ(R11)にポート開放依頼通知(POI)を送信することができない。
次に、ネットワーク(NW11)とルータ(R10)との間で障害が発生した時の即時開放モードにおける動作について図21および図22を用いて説明する。尚、図22において、先に説明した図15と同符号のものは同じ処理を示す。
次に、第五実施形態に係るサーバ冗長化システム401について説明する。図23は、先の実施形態の図13に対応する図で、図13と同符号のものは同じものを示す。図23において、仮想ルータ(VR11a)を構成するルータ(R10a)およびルータ(R11a)の動作が図13の例と異なるが、それ以外の動作については図13の例と基本的に同じである。
次に、ルータ(R10a)の制御端末(H10)側の経路において障害が発生した時の動作について図24および図25を用いて説明する。尚、図24は図23においてネットワーク(NW11)とルータ(R10a)との間で障害が発生した場合の様子を示す図で、図23と同符号のものは同じものを示す。
次に、ルータ(R10a)の運用系のサーバ(S11)側の経路において障害が発生した時の動作について図27および図28を用いて説明する。尚、図27は、先に説明した図24においてルータ(R10a)と運用系のサーバ(S11)との間で障害が発生した場合の様子を示す図で、図24と同符号のものは同じものを示す。
次に、第六実施形態に係るサーバ冗長化システム501について説明する。図23のサーバ冗長化システム401の例では、ルータ(R10a)とルータ(R11a)の間はネットワーク(NW11)とネットワーク(NW12)を介して冗長化されており、例えば図24のように、ネットワーク(NW11)に障害が発生した場合でもルータ(R10a)からネットワーク(NW12)を介してルータ(R11a)にフィルタ解除通知(FRI)を送信することができた。これに対して、本実施形態に係るサーバ冗長化システム501は、図30に示すようにルータ(R10a)とルータ(R11a)との間にネットワーク(NW12)が配置されていないので、ルータ(R10a)とネットワーク(NW11)との間に障害が発生した場合、図24の例のようにルータ(R10a)からルータ(R11a)にフィルタ解除通知(FRI)を送信することができない。
次に、ネットワーク(NW11)とルータ(R10a)との間で障害が発生した時の即時開放モードにおける動作について図31および図32を用いて説明する。尚、図32において、先に説明した図25と同符号のものは同じ処理を示す。
次に、第一実施形態から第四実施形態におけるルータの構成例について説明する。図33は、ルータ150の構成を示すブロック図で、本発明に関係するブロックを中心に描いてある。図33において、ルータ150は、OS(オペレーションシステム)151と、ポート制御部152と、状態管理部153と、コマンド処理部154と、ルーティングテーブル管理部155と、VRRP機能部156と、ルータ間通信部157と、ポート閉塞制御部158と、ポート閉塞管理テーブル159とで構成される。
次に、第五実施形態および第六実施形態におけるルータの構成例について説明する。図34は、ルータ150aの構成を示すブロック図である。図34において、ルータ150aは、OS(オペレーションシステム)151と、ポート制御部152と、状態管理部153と、コマンド処理部154と、ルーティングテーブル管理部155と、VRRP機能部156と、ルータ間通信部157aと、フィルタリング制御部160と、フィルタリング管理テーブル161とで構成される。尚、図33と同符号のブロックの基本的な動作は同じなので重複する説明は省略するが、図33と同様に、ポート制御部152、状態管理部153、コマンド処理部154、ルーティングテーブル管理部155、VRRP機能部156、ルータ間通信部157aおよびフィルタリング制御部160の各ブロックの処理は、OS151上で実行される。
R1、R2、R3、R4、R10、R11、R1a、R2a、R3a、R4a、R10a、R11a・・・ルータ
VR1、VR2、VR10、VR11、VR1a、VR2a、VR11a・・・仮想ルータ
H1、H10・・・制御端末
N1・・・装置
NW1、NW2、NW10、NW11、NW12・・・ネットワーク
SVP1、SVP2・・・監視用ポート
LDI・・・リンク断検出情報
SDI・・・信号開通検出情報
POI・・・ポート開放依頼通知
SFI・・・信号断検出情報
FLI・・・フィルタ指示
FRI・・・フィルタ解除通知
150、150a・・・ルータ
151・・・OS
152・・・ポート制御部
153・・・状態管理部
154・・・コマンド処理部
155・・・ルーティングテーブル管理部
156・・・VRRP機能部
157・・・ルータ間通信部
157a・・・ルータ間通信部
158・・・ポート閉塞制御部
159・・・ポート閉塞管理テーブル
160・・・フィルタリング制御部
161・・・フィルタリング管理テーブル
Claims (34)
- 第一ネットワークに収容される制御端末と、
第二ネットワークに収容される伝送装置と、
前記第一ネットワークを介して前記制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第二ネットワークを介して前記伝送装置に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第三ルータおよび第四ルータと、
前記第一ルータに対して第一IPアドレス、前記第三ルータに対して第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバと、
前記第二ルータに対して前記第一IPアドレス、前記第四ルータに対して前記第二IPアドレスをそれぞれ有する予備系サーバと
で構成されるサーバ冗長化システムにおいて、
前記運用系サーバに接続される前記第一ルータおよび前記第三ルータの間を監視用ポートにより接続し、
前記第三ルータは、前記伝送装置から前記運用系サーバにアクセスする経路の障害を検出した場合、リンク断検出通知を前記第一ルータに前記監視用ポートにより送信し、優先度を前記第四ルータより低く設定すると共に、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより高くなった場合、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放し、
前記第一ルータは、前記第三ルータから前記リンク断検出通知を前記監視用ポートにより受信した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 第一ネットワークに収容される制御端末と、
第二ネットワークに収容される伝送装置と、
前記第一ネットワークを介して前記制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第二ネットワークを介して前記伝送装置に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第三ルータおよび第四ルータと、
前記第一ルータに対して第一IPアドレス、前記第三ルータに対して第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバと、
前記第二ルータに対して前記第一IPアドレス、前記第四ルータに対して前記第二IPアドレスをそれぞれ有する予備系サーバと
で構成されるサーバ冗長化システムにおいて、
前記運用系サーバは、前記第三ルータとの間の障害を検出した場合、信号断検出通知を前記第一ルータに主信号により送信し、
前記第三ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、優先度を前記第四ルータより低く設定すると共に、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより高くなった場合、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放し、
前記第一ルータは、前記運用系サーバから前記信号断検出通知を主信号により受信した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項1に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記予備系サーバは、ホットスタンバイ状態で待機し、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にしておき、優先度が前記第三ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にしておき、優先度が前記第一ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項2に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記予備系サーバは、ホットスタンバイ状態で待機し、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にしておき、優先度が前記第三ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にしておき、優先度が前記第一ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項3に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第二ルータおよび前記第四ルータは、前記予備系サーバに接続するための互いの前記第一IPアドレスと前記第二IPアドレスとを対応付けるテーブルをそれぞれ有し、
前記第二ルータまたは前記第四ルータは、前記予備系サーバに接続されるポートを開放した場合に、前記予備系サーバを介して対向する前記第二ルータまたは前記第四ルータに信号開通検出情報と開放したポートに接続する前記予備系サーバのIPアドレス情報とを前記監視用ポートにより送信し、
前記第二ルータまたは前記第四ルータは、前記予備系サーバを介して対向する前記第二ルータまたは前記第四ルータから前記信号開通検出情報と前記IPアドレス情報とを受信した場合に、前記IPアドレス情報に対応する自装置のIPアドレスを前記テーブルにより検索し、当該IPアドレスに対応するポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項3から5のいずれか一項に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記予備系サーバは、スリープ状態で待機する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項6に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより高くなった場合に、前記スリープ状態にある前記予備系サーバにウェイクアップ信号を出力する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバとを有するサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバとを有するサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバとを有するサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバとを有するサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバとを有するサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、前記予備系サーバに接続するポートを閉塞状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第一ルータに第一IPアドレスで接続される運用系サーバと、
前記第二ルータに前記運用系サーバと同じ前記第一IPアドレスで接続される予備系サーバと
で構成されるサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、且つ、前記第二ルータに対して前記予備系サーバに接続するポートから入力する前記第一IPアドレスのパケットをフィルタリングして廃棄するフィルタ開始指示を送信し、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記第一ルータからフィルタ開始指示を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項13に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項13に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にフィルタ解除通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項13に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項13に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にフィルタ解除通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 請求項13に記載のサーバ冗長化システムにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、前記予備系サーバに接続するポートから入力するパケットのフィルタリングを行って廃棄する状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とするサーバ冗長化システム。 - 第一ネットワークに収容される制御端末と、第二ネットワークに収容される伝送装置と、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、
設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有し、
前記第一ネットワークを介して前記制御端末に接続され、前記仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、
前記第二ネットワークを介して前記伝送装置に接続され、前記仮想ルータを形成する第三ルータおよび第四ルータと
で構成され、
前記運用系サーバに接続される前記第一ルータおよび前記第三ルータの間を監視用ポートにより接続し、
前記第三ルータは、前記伝送装置から前記運用系サーバにアクセスする経路の障害を検出した場合、リンク断検出通知を前記第一ルータに前記監視用ポートにより送信し、優先度を前記第四ルータより低く設定すると共に、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより高くなった場合、前記伝送装置を収容する前記第二ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放し、
前記第一ルータは、前記第三ルータから前記リンク断検出通知を前記監視用ポートにより受信した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するVRRPに属するポートを閉塞し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末を収容する前記第一ネットワークに接続するポートをVRRP機能により開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項19に記載の仮想ルータにおいて、
前記予備系サーバをホットスタンバイ状態で待機させる場合、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にし、優先度が前記第三ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより低い場合は前記予備系サーバに接続されるポートを閉塞状態にし、優先度が前記第一ルータより高くなった場合に前記予備系サーバに接続されるポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項20に記載の仮想ルータにおいて、
前記予備系サーバをスリープ状態で待機させる場合、
前記第四ルータは、優先度が前記第三ルータより高くなった場合、前記予備系サーバに接続されるポートを開放すると共に、スリープ状態にある前記予備系サーバにウェイクアップ信号を出力する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項20または21に記載の仮想ルータにおいて、
前記第二ルータおよび前記第四ルータは、前記予備系サーバに接続するための互いの前記第一IPアドレスと前記第二IPアドレスとを対応付けるテーブルをそれぞれ有し、
前記第二ルータまたは前記第四ルータは、前記予備系サーバに接続されるポートを開放した場合に、前記予備系サーバを介して対向する前記第二ルータまたは前記第四ルータに信号開通検出情報と開放したポートに接続する前記予備系サーバのIPアドレス情報とを前記監視用ポートにより送信し、
前記第二ルータまたは前記第四ルータは、前記予備系サーバを介して対向する前記第二ルータまたは前記第四ルータから前記信号開通検出情報と前記IPアドレス情報とを受信した場合に、前記IPアドレス情報に対応する自装置のIPアドレスを前記テーブルにより検索し、当該IPアドレスに対応するポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにポート開放依頼通知を送信し、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートを開放し、且つ、前記第一ルータからポート開放依頼通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にポート開放依頼通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートの閉塞とを行い、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、優先度が前記第一ルータより低い場合、VRRPに属するポートおよびVRRPに属さないポートを閉塞し、前記予備系サーバに接続するポートを閉塞状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートを開放する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - ネットワークを介して制御端末に接続され、第一IPアドレスと第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバおよび予備系サーバとで構成されるサーバ冗長化システムに用いられる仮想ルータにおいて、
前記仮想ルータは、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能を有する第一ルータおよび第二ルータで構成され、
前記第一ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記運用系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、且つ、前記第二ルータに対して前記予備系サーバに接続するポートから入力する前記第一IPアドレスのパケットをフィルタリングして廃棄するフィルタ開始指示を送信し、
前記第二ルータは、VRRPに属さないポートに前記第一IPアドレスで前記予備系サーバに接続すると共に、VRRPに属するポートに前記ネットワークを介して前記制御端末を接続し、前記第一ルータからフィルタ開始指示を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項28に記載の仮想ルータにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項28に記載の仮想ルータにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にフィルタ解除通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項28に記載の仮想ルータにおいて、
前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知を受信した場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項28に記載の仮想ルータにおいて、
前記第一ルータは、前記運用系サーバとの間の障害を検出した場合、前記第二ルータにフィルタ解除通知を送信すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、優先度が前記第一ルータより高くなった場合、前記制御端末に接続するポートをVRRP機能により開放し、且つ、前記第一ルータからフィルタ解除通知の受信を待つ受信待ち処理を行い、前記受信待ち処理期間にフィルタ解除通知を受信できない場合は前記第一ルータに死活確認パケットを送信し、前記死活確認パケットの応答がある場合は前記受信待ち処理をリトライし、予め設定した最大リトライ回数を超えた場合または前記死活確認パケットの応答がない場合は、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 請求項28に記載の仮想ルータにおいて、
前記第一ルータは、前記制御端末との間の障害を検出した場合、優先度を前記第二ルータより低く設定すると共に、前記制御端末に接続するVRRPに属するポートの閉塞と、前記運用系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを開始して廃棄し、
前記第二ルータは、前記予備系サーバに接続するポートから入力するパケットのフィルタリングを行って廃棄する状態にして前記第一ルータに確認パケットを定期的に送信し、前記第一ルータから前記確認パケットに対する応答が予め設定された期間内に受信されない場合、前記予備系サーバに接続するVRRPに属さないポートから入力するパケットのフィルタリングを解除する
ことを特徴とする仮想ルータ。 - 第一ネットワークを介して制御端末に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第一ルータおよび第二ルータと、第二ネットワークを介して伝送装置に接続され、設定された優先度の高いルータが動作するVRRP機能による仮想ルータを形成する第三ルータおよび第四ルータと、前記第一ルータおよび前記第二ルータに対して第一IPアドレス、前記第三ルータおよび前記第四ルータに対して第二IPアドレスをそれぞれ有する冗長化された複数のサーバにおいて、
前記サーバは、前記第一ルータに対して第一IPアドレス、前記第三ルータに対して第二IPアドレスをそれぞれ有する運用系サーバと、前記第二ルータに対して前記第一IPアドレス、前記第四ルータに対して前記第二IPアドレスをそれぞれ有する予備系サーバとで構成され、
前記運用系サーバは、前記第三ルータとの間の障害を検出した場合、信号断検出通知を前記第一ルータに主信号により送信する
ことを特徴とするサーバ。
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