JP5606581B1 - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、端子装置の固定部材の中間部との接合面にクラックが入っても、固定部材と端子本体との接合面に沿った水の侵入を確実に防ぐことができる車両用電源装置を得る。
【解決手段】端子装置4は、端子本体5、樹脂製の固定部材9を備え、端子本体5は、電源部の接続端子が接続される内側端子部6、外部接続端子が接続される外側端子部7、および内側端子部6と外側端子部7を連結する中間部8を備えた一体の金属部品であり、固定部材9は、中間部8を埋設する本体部91、および本体部91の外側端子部側から径方向外方に突き出たフランジ部92を備えている。端子装置4は、筐体に形成された取付穴と本体部91の間を通る筐体内への水の侵入を阻止する第1Oリング15と、本体部91と中間部8との間の接合面に沿った筐体内への水の侵入を阻止する第2Oリング16と、を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、車両に搭載されるDC/DCコンバータ装置などの車両用電源装置に関し、特に車両用電源装置の電源部とワイヤハーネスとを電気的に接続する端子装置の防水構造に関するものである。
従来の車両用電源装置は、電力を生成する電源部と、電源部を覆う筐体と、筐体に固定されるとともに電源部から出力を取り出す出力端子と、を有し、出力端子は、金属製の端子本体と、筐体に端子本体を固定するための樹脂製の固定部材とから構成され、端子本体は、電源部に接続される内側接点部と、外部接続端子が接続される外側接点部と、内側接点部と外側接点部との間に介在して固定部材を外周に固定した中間部とを備えた一体の金属部品に構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
この従来の車両用電源装置においては、端子本体の中間部を、軸方向の複数箇所において、断面外径の最大直径が変化する径変部を有するように形成し、固定部材との接合面の面積を大きくするとともに、接合面に沿って外側接点部から内側接点部まで辿り着く経路を長くしている。これにより、水が外側接点部から端子本体と固定部材との間に侵入しても、そこから内側接点部まで水が辿り着くことを防ぐことができるので、筐体内への水の侵入を効果的に防ぐことができるとしている。
特開2011−108633号公報
従来の車両用電源装置では、端子本体の中間部の断面外径を軸方向に変化させて、固定部材との接合面に沿った水の侵入経路を長くして、水の侵入を防いでいた。しかしながら、金属製の端子本体と樹脂製の固定部材との熱膨張差、さらには外部からの過負荷や衝撃が加わることに起因して固定部材の中間部との接合面にクラックが入ると、筐体内への水の侵入を防止することができなくなるという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、万一、端子装置の固定部材の中間部との接合面にクラックが入っても、固定部材と端子本体との接合面に沿った水の侵入を確実に防ぐことができる車両用電源装置を得ることを目的とする。
本発明に係る車両用電源装置は、電力を生成する電源部と、上記電源部を内部に収納する筐体と、上記筐体に固定されて、上記電源部と外部装置との電気的接続を行う端子装置と、を備えている。上記端子装置は、端子本体、および上記筐体に上記端子本体を固定するための樹脂製の固定部材を備え、上記端子本体は、上記電源部の接続端子が接続される内側端子部、上記外部装置と接続するための外部接続端子が接続される外側端子部、および上記内側端子部と上記外側端子部を連結する中間部を備えた一体の金属部品であり、上記固定部材は、上記中間部を埋設する本体部、および上記本体部の上記外側端子部側から径方向外方に突き出たフランジ部を備えている。上記端子装置は、上記本体部の上記内側端子部側を上記筐体に形成された取付穴に挿入し、上記フランジ部を上記筐体に締着固定して、上記筐体に取り付けられており、上記取付穴と上記本体部の間を通る上記筐体内への水の侵入を阻止する第1環状シール部材と、上記本体部と上記中間部との間の接合面に沿った上記筐体内への水の侵入を阻止する第2環状シール部材と、を備える。そして、上記第2環状シール部材は、上記内側端子部側の上記本体部の内周面が上記中間部の外周面から離反して形成された、上記内側端子部側に開口し、かつ口開き状の断面形状を有する環状の第2環状シール部材収納部内に収められ、上記内側端子部側から押圧されて、弾性により密閉性を確保するように構成されている。
本発明によれば、取付穴と本体部の間を通る筐体内への水の侵入を阻止する第1環状シール部を有し、本体部と中間部との間の接合面に沿った筐体内への水の侵入を阻止する第2環状シール部材を有している。そこで、固定部材の中間部との接合面にクラックが入っても、水は固定部材と端子本体との接合面に沿って第2環状シール部材まで侵入することができるが、それ以上の侵入は阻止される。これにより、筐体内への水の侵入が確実に阻止される。
この発明の実施の形態1に係る車両用電源装置を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置を示す部分断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置の端子本体を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用電源装置における端子装置を示す斜視図である。
以下、本発明の車両用電源装置の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用電源装置を示す要部断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置を示す分解斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置を示す部分断面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用電源装置における端子装置の端子本体を示す断面図である。
図1において、車両用電源装置1は、電力を生成する電源部2と、電源部2を内部に収納する筐体3と、筐体3に固定され、電源部2から出力を取り出す端子装置4と、を備えている。この車両用電源装置1は、例えば、電気自動車やハイブリッドカーに搭載されるスイッチング電源装置としてのDC/DCコンバータ装置であり、リチウム電池などの駆動用バッテリから供給される高電圧を、絶縁を保ちながら補機系電装品の電源電圧である低電圧に降圧する動作を行う。端子装置4に接続される外部接続端子としてのワイヤハーネス21は補機バッテリに接続されている。
端子装置4は、図1から図4に示されるように、金属製の端子本体5と、端子装置4を筐体3に固定するための樹脂製の固定部材9と、を備え、端子本体5と固定部材9をインサート成形により一体化して構成されている。
端子本体5は、電源部2に接続される内側端子部6と、ワイヤハーネス21が接続される外側端子部7と、内側端子部6と外側端子部7との間に介在して両者を連結する中間部8と、を備え、例えば、アルミダイカストにより一体に成形されている。
内側端子部6は、雄ねじ部61と、雄ねじ部61の先端側の外周を切り欠いて断面D字状の内側接点部62が形成されている。そして、雄ねじ部61の軸方向と直交するねじ穴63が内側接点部62に形成されている。
外側端子部7は、雄ねじ部71と、雄ねじ部71の根元部に雄ねじ部71より小径の首部72が同軸に形成されている。
中間部8は、大径鍔部81と小径鍔部82が軸方向両側部分に形成されている。大径鍔部81は、中間部8の外側端子部7に近い側に形成され、雄ねじ部61,71の直径より大きな直径を有する。小径鍔部82は、中間部8の内側端子部6に近い側に形成され、大径鍔部81の直径より小さく、雄ねじ部61の直径より僅かに大きな直径を有する。さらに、平坦面83が、大径鍔部81の外周面の小径鍔部82側に、それぞれ大径鍔部81の径方向と直交するように、周方向に等角ピッチで4つ形成され、固定部材9に対する端子本体5の回り止めとして機能する。
固定部材9は、樹脂成型体であり、端子本体5の中間部8を埋設する本体部91と、本体部91の大径鍔部81の外周部から径方向外方に突出するフランジ部92と、を備える。フランジ部92は、本体部91を挟んで径方向の両側に突き出る細長の外形形状に形成され、カラー10がフランジ部92の突出端側に埋設されている。第1環状シール部材収納溝93が、本体部91のフランジ部92の内側端子部6側の外周面に、周方向の全周にわたって凹設されている。さらに、本体部91の内側端子部6側の端部側の内周面が、内側端子部6に向かって、小径鍔部82の外周面から漸次離間する切頭円錐の内周面に形成され、小径鍔部82との間に口開き状、かつ環状の第2環状シール部材収納部94を構成している。
このように構成された端子装置4は、図2および図3に示されるように、第1環状シール部材である第1Oリング15が第1環状シール部材収納溝93に装着され、第2環状シール部材である第2Oリング16が第2環状シール部材収納部94に装着される。そして、リング平板状のスペーサ17を雄ねじ部61に装着し、雄ねじ部61に螺着した雌ねじ部材であるナット18を締着して、第2Oリング16を押し潰す。押し潰された第2Oリング16が、小径鍔部82の外周面、本体部91の内周面およびスペーサ17の側面に当接し、自身の弾性により密閉性が確保される。
このように組み立てられた端子装置4は、筐体3に形成された取付穴23に内側端子部6側を挿入し、取付ボルト(図示せず)をカラー10に通して筐体3に締着してフランジ部92を筐体3に固定し、筐体3に取り付けられる。これにより、第1Oリング15が押し潰され、取付穴23の内周面と第1環状シール部材収納溝93の底面に当接する。そして、電源部2の接続端子としての出力端子19が、出力端子19に形成された取付穴(図示せず)に通してねじ穴63に螺着された取付ボルト20により、内側接点部62に締着固定され、端子本体5に電気的に接続される。また、ワイヤハーネス21が雄ねじ部71に装着され、雄ねじ部71に螺着されたナット22により、中間部8の大径鍔部81の端面に締着固定され、端子本体5に電気的に接続される。
このように構成された車両用電源装置1は、リチウム電池などの駆動用バッテリから供給される高電圧(例えば、300V)を、補機系電装品の電源電圧である低電圧(例えば、12V)に降圧し、端子装置4およびワイヤハーネス21を介して補機バッテリに供給し、補機バッテリを充電する。
この実施の形態1によれば、端子本体5が一つの金属部品で作製されているので、部品点数が削減され、端子装置4を安価に製造できる。
第1環状シール部材収納溝93に装着された第1Oリング15が押し潰されて筐体3の取付穴23の内周面と第1環状シール部材収納溝93の底面との間に加圧挟持される。これにより、第1Oリング15が取付穴23の内周面と第1環状シール部材収納溝93の底面に接し、自身の弾性により密閉性が確保されるので、水が固定部材9と取付穴23との間を通って筐体3内に侵入することが阻止される。
端子本体5の中間部8の断面外径を軸方向に変化させているので、固定部材9と中間部8の接合面に沿った水の侵入経路が長くなり、水の侵入を抑制できるとともに、固定部材9と中間部8の接合面積が増大し、固定部材9の接合強度を高めることができる。
固定部材9の内側端子部6側の端部側の内周面と中間部8の小径鍔部82の外周面との間に形成された口開き状の第2環状シール部材収納部94に第2Oリング16を装着し、内側端子部6側からリング平板状のスペーサ17を押し付けて、第2Oリング16を押し潰している。これにより、第2Oリング16が、固定部材9の内側端子部6側の端部側の内周面、中間部8の小径鍔部82の外周面およびスペーサ17の側面に接し、自身の弾性により密閉性が確保される。そこで、仮に、端子本体5と固定部材9との熱膨張差、さらには外部からの過負荷や衝撃が加わることに起因して固定部材9の中間部8との接合面にクラックが入っても、水が中間部8と固定部材9の接合面に沿って第2環状シール部材収納部94までは到達するが、それ以上の侵入は第2Oリングにより阻止される。したがって、筐体3内への水の侵入を確実に防止することができる。
平坦面83が、大径鍔部81の外周面の小径鍔部82側に形成されているので、平坦面83が固定部材9に対する端子本体5の回り止めとして機能する。そこで、ワイヤハーネス21を締着固定する際、固定部材9に対して端子本体5が回ることが阻止される。これにより、クラックが固定部材9の中間部8との接合面に発生することが抑制される。
外側端子部7の根元部に小径の首部72を形成しているので、ワイヤハーネス21を締着固定する際に、許容トルクを超える負荷がかかると、首部72が破損し、第2Oリング16を経由しないクラックが固定部材9に発生することが回避される。
第2環状シール部材収納部94が、最大外径部である大径鍔部81を避けて、固定部材9の内側端子部6側に形成されているので、端子装置4の小型化が図られる。
なお、上記実施の形態1では、第2環状シール部材収納部94が固定部材9の内側端子部6側に形成されているが、第2環状シール部材収納部94は、端子本体5の最大外径部である大径鍔部81側に形成してもよい。しかしながら、第2環状シール部材収納部94を形成することは、固定部材9の大径化をもたらし、端子装置4の大型化につながるので、端子装置4の小型化する観点から、第2環状シール部材収納部94は端子本体5の最大外径部である大径鍔部81を避けて形成することが好ましい。
また、上記実施の形態1では、ねじ穴63が内側端子部6の内側接点部62に非貫通状態に形成されているが、ねじ穴は内側端子部6を貫通するように形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、ねじ穴63が内側端子部6の軸方向と直交するように形成されているが、ねじ穴は内側端子部6の端面から軸方向に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、外側端子部7に雄ねじ部71を形成しているが、ねじ穴を外側端子部7の端面から軸方向に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、端子本体5の回り止めとして、平坦面83を大径鍔部81の外周面に形成しているが、大径鍔部81の外周面にローレット加工を施して、端子本体5の回り止めとしてもよい。
また、上記実施の形態1では、第2環状シール部材収納部94を構成する固定部材9の内周面が、内径が内側端子部6に向かって漸次大きくなる切頭円錐の内周面に形成されているが、固定部材9の内周面を円筒面とし、小径鍔部82の外周面を、外径が内側端子部6に向かって漸次小さくなる切頭円錐の外周面に形成してもよい。また、固定部材9の内周面を、内径が内側端子部6に向かって漸次大きくなる切頭円錐の内周面に形成し、小径鍔部82の外周面を、外径が内側端子部6に向かって漸次小さくなる切頭円錐の外周面に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、固定部材9の内周面が、内径が内側端子部6に向かって漸次大きくなる切頭円錐の内周面に形成され、小径鍔部82の外周面が円筒面に形成されて、第2環状シール部材収納部94が口開き状の断面形状に構成されているが、固定部材9の内周面と小径鍔部82の外周面を円筒面に形成し、第2環状シール部材収納部94を矩形の断面形状に構成してもよい。
また、上記実施の形態1では、第1および第2環状シール部材として断面円形の第1および第2Oリング15,16を用いているが、第1および第2環状シール部材の断面形状は円形に限定されず、収納部の断面形状に適合する断面形状としてもよい。
また、上記実施の形態1では、リング平板状のスペーサ17がナット18と第2Oリング16との間に配設されているが、スペーサ17を省略してもよい。この場合、ナット18の端面で第2Oリング16を直接押圧できるように、ナット18の外径を大きくすればよい。また、スペーサ17の内周面に雌ねじを形成し、スペーサ17を雌ねじ部材とすれば、ナット18を省略することができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係る車両用電源装置における端子装置を示す斜視図である。
図5において、隔壁95が、カラー10側から少なくとも外側端子部7の根元側を遮蔽するように、本体部91のフランジ部92からの突出部の外周縁部に形成されている。
このように構成された端子装置4Aは、ワイヤハーネス21が外側端子部7に螺着されたナット22により締着固定された際に、隔壁95がワイヤハーネス21およびナット22とカラー10を通して筐体3に締着される取付ボルトとの間に位置する。これにより、取付ボルト側からナット22が遮蔽され、取付ボルト(筐体3)とナット22との間の絶縁距離が長くなる。そこで、本体部91のフランジ部92からの突出部の突出長さを短くすることができので、端子本体5の軸方向長さがその分短くなり、端子装置4Aの軸方向寸法を縮小することができる。
なお、上記各実施の形態では、端子装置が車両用電源装置の電源部の出力端子に接続されているが、端子装置は車両用電源装置の電源部の入力端子に接続されてもよい。
1 車両用電源装置、2 電源部、3 筐体、4,4A 端子装置、5 端子本体、6 内側端子部、7 外側端子部、8 中間部、9 固定部材、15 第1Oリング(第1環状シール部材)、16 第2Oリング(第2環状シール部材)、17 スペーサ、18 ナット(雌ねじ部材)、19 出力端子(接続端子)、21 ワイヤハーネス(外部接続端子)、61 雄ねじ部、72 首部、91 本体部、92 フランジ部、93 第1環状シール部材収納溝、94 第2環状シール部材収納部、95 隔壁。

Claims (5)

  1. 電力を生成する電源部と、上記電源部を内部に収納する筐体と、上記筐体に固定されて、上記電源部と外部装置との電気的接続を行う端子装置と、を備えた車両用電源装置において、
    上記端子装置は、端子本体、および上記筐体に上記端子本体を固定するための樹脂製の固定部材を備え、
    上記端子本体は、上記電源部の接続端子が接続される内側端子部、上記外部装置と接続するための外部接続端子が接続される外側端子部、および上記内側端子部と上記外側端子部を連結する中間部を備えた一体の金属部品であり、
    上記固定部材は、上記中間部を埋設する本体部、および上記本体部の上記外側端子部側から径方向外方に突き出たフランジ部を備え、
    上記端子装置は、上記本体部の上記内側端子部側を上記筐体に形成された取付穴に挿入し、上記フランジ部を上記筐体に締着固定して、上記筐体に取り付けられており、
    上記取付穴と上記本体部の間を通る上記筐体内への水の侵入を阻止する第1環状シール部材と、上記本体部と上記中間部との間の接合面に沿った上記筐体内への水の侵入を阻止する第2環状シール部材と、を備え、
    上記第2環状シール部材は、上記内側端子部側の上記本体部の内周面が上記中間部の外周面から離反して形成された、上記内側端子部側に開口し、かつ口開き状の断面形状を有する環状の第2環状シール部材収納部内に収められ、上記内側端子部側から押圧されて、弾性により密閉性を確保するように構成されていることを特徴とする車両用電源装置。
  2. 雄ねじ部が上記内側端子部に形成され、上記雄ねじ部に螺着された雌ねじ部材の締着力により上記第2環状シール部材が押圧されていることを特徴とする請求項1記載の車両用電源装置。
  3. 上記雌ねじ部材がナットであり、リング平板状のスペーサが上記ナットと上記第2環状シール部材との間に配設されていることを特徴とする請求項2記載の車両用電源装置。
  4. 隔壁が、上記フランジ部の上記筐体への固定部から少なくとも上記外側端子部の根元側を遮蔽するように、上記本体部の上記フランジ部から上記外側端子部側への突出部の外周縁部を軸方向外方に伸ばして形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用電源装置。
  5. 上記外側端子部の根元部を細くして首部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用電源装置。
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