JP5605633B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
車載電装品の通電や断電を実行する電気接続箱としては、リレーなどの電子部品が実装された回路基板がケースに収容されたものなどがある。
近年、電気接続箱には、小型化および高密度化が求められている。電気接続箱においては、高機能化に伴いケース内に収容される電子部品の個数が多くなり、さらには搭載部品の増加等に伴って電気接続箱の搭載スペースが狭隘化してきていることから、電子部品からの発熱量が増加する一方でケースの容積は減少する傾向にある。
したがって、小型化および高密度化の要請を満たす電気接続箱では、発熱密度が高く、電子部品から発生した熱がケース内にこもってケース内が高温になる傾向があり、ケース内が高温になるとケース内に収容された電子部品の性能が低下するおそれがある。
ケース内で発生した熱を外に排出するために、ケースの上面に開口部分を設けることが考えられる。しかしながら、たとえば電気接続箱が車両のエンジンルーム内などに収容された場合に、降雨時や洗車時などに、電気接続箱に水が降りかかると、ケースの上面に設けられた開口部分からケース内に水が浸入することが懸念される。
そこで、上記問題を解決するものとして、特許文献1に記載の電気接続箱などが、提案されている。
特開2010−22161号公報
特許文献1においては、リレーを実装した回路基板で発生する熱を放熱し、かつ、基板への水の侵入を防ぐ通気構造が提案されている。
この電気接続箱には、回路基板への水の浸入を防止する止水壁が設けられるとともに回路基板を覆う上枠部に傾斜面が形成されているので、電気接続箱に水が降りかかって、開口した部分(たとえばヒューズ装着孔)から水が浸入した場合に、浸入した水は、止水壁により回路基板への浸入が防止され回路基板を覆う上枠部の傾斜面を流下して外部に排水される(特許文献1の図3を参照)。
しかしながら、上記電気接続箱においては、リレーで発生した熱により温められた空気は、ケースの上方に移動してケースの上部壁に当たった後、通気空隙を通ってケース側壁により下方に誘導され、その後、上方の開口部から出ていくようになっている(特許文献1の図11を参照)。つまり、上記電気接続箱においては、温められた空気がケースの外部に排出される途中で、下方に誘導されるので、円滑な通気が妨げられるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、空気の流れを円滑なものとして放熱性を向上させ、かつ、水の浸入を防止した電気接続箱を提供することを目的とする。
上記課題を解決するものとして本発明は、内部の空気を外部に流出可能な空気流出口を上壁に有するケースと、前記ケース内に収容される回路基板と、前記回路基板の基板面に沿って配されて前記回路基板を保持するとともに、前記ケース内に収容されて前記ケース内の空間を前記回路基板が収容される基板収容空間と、当該基板収容空間以外の他の空間とに仕切る保持部材と、を備え、前記保持部材には、前記ケース内で、前記基板収容空間と前記他の空間とを連通する第1通気口が設けられ、前記ケース内で前記他の空間に配され、前記ケース内の空気を前記空気流出口に通気する通気路と前記空気流出口から流入した水を排水する排水路とを兼ねた共通流通路が設けられ、前記共通流通路には、前記第1通気口よりも上側の、前記第1通気口および前記空気流出口と一直線上に並ばない位置に、前記第1通気口と連通する第2通気口が1以上形成され、前記ケースの上壁には下方に突出した凹み部が形成され、前記空気流出口は、前記凹み部の側壁に形成されていることを特徴とする電気接続箱である。
また、上記課題を解決するものとして本発明は、内部の空気を外部に流出可能な空気流出口を上壁に有するケースと、前記ケース内に収容される回路基板と、前記回路基板の基板面に沿って配されて前記回路基板を保持するとともに、前記ケース内に収容されて前記ケース内の空間を前記回路基板が収容される基板収容空間と、当該基板収容空間以外の他の空間とに仕切る保持部材と、を備え、前記保持部材には、前記ケース内で、前記基板収容空間と前記他の空間とを連通する第1通気口が設けられ、前記ケース内で前記他の空間に配され、前記ケース内の空気を前記空気流出口に通気する通気路と前記空気流出口から流入した水を排水する排水路とを兼ねた共通流通路が設けられ、前記共通流通路には、前記第1通気口よりも上側の、前記第1通気口および前記空気流出口と一直線上に並ばない位置に、前記第1通気口と連通する第2通気口が1以上形成され、前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の形状をなすとともにその下端部が開口し、前記保持部材には前記基板収容空間と前記他の空間とを仕切る仕切り壁が形成され、前記仕切り壁の前記他の空間側の面には、前記共通流通路の下端部の下側に配され、前記共通流通路の下端部から離れるに従い下方に傾斜する傾斜面を有する第2の排水路が形成されていることを特徴とする電気接続箱である。
本発明においては、回路基板が配される基板収容空間の空気は、保持部材に形成された第1通気口を通って、他の空間へ移動した後、共通流通路に形成した第2通気口から共通流通路を通って空気流出口から排気される。ここで、第2通気口は第1通気口よりも上側に形成され、空気流出口は第2通気口よりも上側のケース上壁に形成されているので、基板収容空間の空気は、円滑に上方へ誘導され、ケース外に排出される。
一方、本発明において、ケース上壁に形成された空気流出口に水が流入すると、空気流出口から流入した水はケース内で保持部材の他の空間に配された共通流通路に流れ込み、その後ケース外に排水される。つまり本発明においては、空気流出口から流入した水は、基板収容空間とは反対側の空間(他の空間)に配された共通流通路に流れ込んだ後、ケース外に排水されるので、回路基板に水が浸入しにくい。
ここで、たとえば、電気接続箱全体が傾くなどにより、空気流出口から流入した水が共通流通路に形成された第2通気口に浸入したとしても、第2通気口は第1通気口および空気流出口とは一直線上に並ばない位置に形成されているので、第2通気口に浸入した水は、第1通気口のほうに移動しにくいので、基板収容空間(回路基板側)に水が浸入することを防止することができる。
その結果、本発明によれば、空気の流れを円滑なものとして放熱性を向上させ、かつ、水の浸入を防止した電気接続箱を提供することができる。
本発明は以下の構成としてもよい。
前記保持部材の下端部には前記ケース外から前記ケース内に空気を導入する空気流入口が形成されていてもよい。このような構成とすると、ケース内の空気の流れが円滑となるので、より放熱性を向上させることができる。
前記ケースの上壁には下方に突出した凹み部が形成され、前記空気流出口は、前記凹み部の側壁に形成されていてもよい。このような構成とすると、上方に開口した空気流出口よりも、水が流入しにくくなるので水の浸入防止効果が高まる。 上記構成において、前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の側壁部を有し、かつ、前記側壁部が前記凹み部の側壁を兼ねて前記凹み部に隣接して設けられていると、空気流出口が共通流通路の側壁部に形成されていることとなり、構造を簡素なものとすることができる。
前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の形状をなすとともにその下端部が開口し、前記保持部材には前記基板収容空間と前記他の空間とを仕切る仕切り壁が形成され、前記仕切り壁の前記他の空間側の面には、前記共通流通路の下端部の下側に配され、前記共通流通路の下端部から離れるに従い下方に傾斜する傾斜面を有する第2の排水路が形成されていてもよい。
このような構成とすると、空気流出口から流入した水は、共通流通路を流れた後、第2の排水路の下方に傾斜する傾斜面を流れてケース外に排水されるので水がケース内にたまることなく速やかに排水される。
上記構成において、前記傾斜面の上端に、前記共通流通路の下端部よりも上方の位置まで形成され、前記基板収容空間へ水が浸入するのを防止する止水壁が形成されていると、電気接続箱が傾くなどにより共通流通路の下端部から水が飛散したとしても、止水壁により基板収容空間への水の浸入を防ぐことができる。
上記構成において、前記第1通気口は、前記止水壁の前記共通流通路の下端部よりも上側の位置に設けられていると、基板収容空間への水の浸入を防ぐだけでなく、第1通気口を共通流通路の近傍に配することができ、これにより、第1通気口から通気された空気が、第2通気口または共通流通路の下端部の開口から共通流通路を通って空気流出口から速やかに排気される。その結果、基板収容空間への水の浸入を防ぎ、かつ、放熱性をさらに高めることができる。
上記構成において、前記共通流通路の下端部の端面は、前記第1通気口から離れるに従い、下方に傾斜するように形成されていると、共通流通路を流れる水が第1通気口から遠ざかる方向に誘導され、第1通気口への水の浸入を防止することができる。
上記構成において、前記第2通気口が、前記共通流通路のうち、前記第1通気口と対面しない側の領域に形成されていると、第1通気口への水の浸入を防止することができる。
本発明によれば、空気の流れを円滑なものとして放熱性を向上させ、かつ、水の浸入を防止した電気接続箱を提供することができる。
実施形態1の電気接続箱の斜視図 電気接続箱の上面図 ケースの斜視図 電気接続箱の下面図 保持部材の斜視図 保持部材から回路基板を分解した分解斜視図 図2のA−A線における断面図 図7の拡大断面図 図2のB−B線における断面図 実施形態2の電気接続箱の断面図 図10の拡大断面図
<実施形態1>
本発明を、車両(図示せず)に搭載される電気接続箱10に適用した実施形態1について、図1ないし図9を参照しつつ説明する。本実施形態の電気接続箱10は、ケース11と、ケース11内に収容される回路基板20および保持部材30を備える。本実施形態の電気接続箱10は、例えば、電源(図示せず)と、ランプ、ホーン等の車載電装品(図示せず)との間に配されて、車載電装品に対して通電、及び断電を実行する。なお、以下の説明においては、図7における上方を上方とし、図7における下方を下方とする。
(ケース11)
図1ないし図3に示すように、ケース11は合成樹脂製であって、下方に開口している。ケース11は、図1における右手前側から左奥側へ向かう方向の寸法(幅寸法)よりも、左手前側から右奥側へ向かう方向の寸法(厚さ寸法)が小さく設定された、扁平な形状をなしている。ケース11の上壁には、図1および図2に示すように、ヒューズ(図示せず)が装着される複数(7つ)のヒューズ装着部13が、上方に開口して設けられている。ケース11の上壁の略中央部にはヒューズ装着部13と並んで、略方形状の凹み部12(下方に突出した凹み部12)が形成されている。凹み部12と隣接する位置には、凹み部12の側壁と一体化した側壁部16を有する筒状の部材15(詳細は後述)が設けられている。
ヒューズ装着部13の内部には、保持部材30から突出する端子金具38Cを収容するヒューズハウジング37が設けられている。保持部材30から突出する端子金具38Cの端部は基板方向に曲げ形成されて、回路基板20に形成された挿通孔20Cに挿通されて、回路基板20に形成された導電路と、例えば半田付け等により接続されている。
ケース11の側壁のうち、後述する回路基板20の基板面(面積の広い面であって、電子部品21などが実装される面)と略平行に配される一対の側壁11A,11A(図1における手前側の側壁および当該側壁と対向する位置にある側壁)の下端部には、保持部材30を係止する係止孔14が形成されている。
(回路基板20)
ケース11内には、図5に示すように、ケース11の上壁に対して略垂直な姿勢で(いわゆる縦置き配置で)、回路基板20が収容されている。回路基板20の表面には、プリント配線技術により図示しない導電路が形成されるとともに、リレー等の電子部品21が実装されており、当該電子部品21は導電路に、例えば半田付け等公知の手法により接続されている。
回路基板20の上端部には、図6に示すように、保持部材30に形成した基板保持部31を嵌めこみ可能な切欠部22が形成されており、回路基板20の縁部には、回路基板20を保持部材30に取り付けるためのネジ部材(図示せず)が挿通されるネジ挿通孔23が形成されている。
(保持部材30)
ケース11の内部に収容されている保持部材30は、合成樹脂製の部材であり、図5および図6に示すように、回路基板20の基板面に沿って配され、回路基板20を保持する機能を有する。保持部材30は回路基板20の基板面に沿って配された状態でケース11に収容され、これにより、図9に示すようにケース11内の空間を回路基板20が配される基板収容空間K1と、保持部材30を挟んで反対側の他の空間K2とに分けている。
保持部材30の回路基板20が配される側の面(基板側面30A)には、その上端部に、図5に示すように、回路基板20の切欠部22に嵌めこまれて回路基板20を挟持する基板保持部31が設けられ、回路基板20のネジ挿通孔23に対応して、ネジ部材を螺合可能なネジ孔32が設けられている。さらに、保持部材30の回路基板20が配される側の面には回路基板20に実装された電子部品21が収容される部品収容部33が形成されている。
保持部材30の下端部には、図5に示すように、ケース11の基板面に略平行に配される一対の側壁11A,11Aに形成された係止孔14に係止される係止突部34が、突出形成されている。
保持部材30の下端部には、図示しない相手側コネクタと嵌合可能な複数のコネクタハウジング35,36が下方に開口して形成されている。保持部材30の、図5に示す奥側に配される部分は、下端部の位置が他の部分よりも高い位置に(上側に)設定されているが、この部分には、図示しない相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジング35(第1のコネクタハウジング35)が、下方に開口して形成され、図5に示す手前側に配される部分にも、図示しない相手側コネクタと嵌合可能なコネクタハウジング36(第2のコネクタハウジング36)が複数個(5個)、下方に開口して形成されている。また、第1のコネクタハウジング35の開口縁のうち、回路基板20が配置される側の開口縁には、図6に示すように、回路基板20の端部を受ける基板受け部39が外側方向に突出形成されている。
複数個の第2のコネクタハウジング36の内側には、それぞれ、図6に示すように、第2のコネクタハウジング36の奥壁を上下方向に貫通して端子金具38Bが配されている。端子金具38Bの上端部は回路基板20側(図5における右側)に曲げ形成されて、回路基板20に形成された挿通孔20B内に挿通されて、回路基板20に形成された導電路(図示せず)と、例えば半田付けにより接続されている。
第1のコネクタハウジング35の内側には、図7に示すように、第1のコネクタハウジング35の奥壁を上下方向に貫通して端子金具38Aが配されている。
保持部材30の上端部のうち、ケース11のヒューズ装着部13の下方に相当する位置には、端子金具38Cが突出形成されたヒューズハウジング収容部48が設けられている。ヒューズハウジング収容部48は、端子金具38Cが上方に突出する下壁部48Aと、下壁部48Aから上方に切り立つ一対の壁部46,47とからなる。ヒューズハウジング収容部48の下壁部48Aに取り付けられている端子金具38Cのうち、保持部材30から外側に突出している端子金具38Cは、基板方向に曲げ形成されて、回路基板20に形成された挿通孔20Cに挿通されて、回路基板20に形成された導電路と、例えば半田付け等により接続されている。
保持部材30において、各コネクタハウジング35,36内に配される端子金具38A,38Bは、それぞれモールド成形されている。また、ケース11のヒューズハウジング37内に配される端子金具38Cも、保持部材30にモールド成形されている。これにより、各端子金具38A、38B,38Cは、保持部材30に対して液密的に貫通している。
保持部材30のヒューズハウジング収容部48から連なる側壁部(図7における右側壁部40、以下「右側壁部40」という)は、ケース11内において、ケース11の内壁面との間に間隔をあけて配されている。
保持部材30の右側壁部40の下端部を除き、保持部材30の下端部には、図5に示すように、第2のコネクタハウジング36の周方向外方に突出するフランジ45が形成されている。このフランジ45に、ケース11の下端縁が上方から当接することで、ケース11が保持部材30に対して下方に移動することが規制される。
なお、保持部材30の右側壁部40の下端部には、フランジ45が形成されていないので、保持部材30の右側壁部40とケース11の内壁との間には右側壁部40の上端部から下端部にわたり空間S1が形成されている(図7参照)。
(排水構造および通気構造)
さて、本実施形態においては、ケース11の上壁に設けた凹み部12の側壁部16には、図7に示すように、ケース11内の空気をケース11外に排出する空気流出口12Aが設けられている。凹み部12には水が流入するが、直上方向に開口した空気流出口を備えるものよりも、ケース11内に水が浸入しにくくなっている。
ケース11の上壁の内側面には筒状の部材15が凹み部12に隣接して設けられており、この筒状の部材15は、ケース11内の他の空間K2に配されている。筒状の部材15は、下端部が開口した角筒状をなしており、下方に伸びる筒状の側壁部16を有している。この筒状の部材15の側壁部16の一部は、凹み部12の空気流出口12Aが設けられた側壁と一体化されている。つまり、筒状の部材15の側壁部16は凹み部12の空気流出口12Aが設けられた側壁を兼ねて、凹み部12に隣接して設けられており、これにより構造が簡素化されている。
上記筒状の部材15は、空気流出口12A,13Aから流入した水を排水する排水経路として機能するとともに、ケース11内の空気を空気流出口12A,13Aに通気してケース11外に排気する通気路としても機能する部材である(共通流通路15の一例)。空気流出口13Aについては後述する。
共通流通路15の下端部の端面(側壁部16の下端面)は、ヒューズハウジング37側(図7における右側)が下方に傾斜するように形成されている。
共通流通路15の下側には、共通流通路15の直下から保持部材30のヒューズハウジング収容部48の下面壁部48Aに連なる傾斜面41Aが配されている。傾斜面41Aは、共通流通路15の下端部から離れるに従い下方に傾斜する下降面であり、保持部材30の図7における右端部まで形成されている。傾斜面41Aには共通流通路15から流れ込んだ水が流れるようになっており、ヒューズハウジング収容部48の一対の壁部46,47とともに第2の排水路41として機能する。一対の壁部46,47のうち基板側の壁部46はケース11内の空間を基板収容空間K1と他の空間K2とを仕切る仕切り壁の一部として機能している。以下の説明において、ケース11内で傾斜面41Aと一対の壁部46,47とにより仕切られた空間S2を排水空間S2とする。排水空間S2は、ケース11内の他の空間K2に配されている傾斜面41Aと一対の壁部46,47により仕切られた空間であり、共通流通路15も当該排水空間S2に配されていることとなる。
傾斜面41Aの上端には、上方に突出した止水壁42が、共通流通路15の下端部よりも上方の位置まで設けられており、この止水壁42には、共通流通路15の下端部よりも上側の位置に、基板収容空間K1と反対側の他の空間K2とを連通する第1通気口43が設けられている。
傾斜面41Aは、保持部材30の右側壁部40に連なっており、保持部材30の右側壁部40は上述したようにケース11との間に間隔をあけて配されているので、傾斜面41の下端部まで流れた水は、保持部材30の右側壁部40とケース11の内壁とにより形成される空間S1を流下して保持部材30の下端部からケース11外に排水されるようになっている(図7の矢線Yを参照)。
上述したように、本実施形態では、凹み部12の側壁に空気流出口12Aが設けられているが、通気路としても機能する共通流通路15の筒状の側壁部16のうち、ヒューズハウジング37側の側壁部16にも空気流出口13Aが設けられている。詳しくは、共通流通路15の側壁部16のうち、ヒューズハウジング37側の側壁部16の上端には、凹み部12の空気流出口12A(第1の空気流出口12A)と対向する位置に、ケース11内の空気をケース11外に排出する空気流出口13A(第2の空気流出口13A)が形成されている。
また、共通流通路15の側壁部16のうち、ヒューズハウジング37側の側壁部16の下端には、スリット状の通気口18が設けられている。この通気口18は各空気流出口12A,13Aおよび、第1通気口43と連通する第2の通気口18である。第2通気口18、第1通気口43、第1の空気流出口12Aおよび第2の空気流出口13Aは、図8に示すように一直線上に並ばない位置に形成されている
保持部材30の下端部には、図4に示すように、図4における左端の第2のコネクタハウジング36の左横と、右端の第2のコネクタハウジング36の左横にそれぞれ、ケース11外の空気をケース11内に導入する空気流入口44が形成されている。なお、本実施形態において、空気流入口44から導入された空気は基板収容空間K1に導入される。
(本実施形態の作用および効果)
本実施形態において、回路基板20に実装された電子部品21に電流が流れて熱が発生すると、電子部品21周辺の空気が温められる。ここで、本実施形態における空気の流れを図8を参照しながら説明する。基板収容空間K1において温められた空気は図8の矢線Xに示すように、保持部材30に形成された第1通気口43を通って、基板収容空間K1から他の空間K2へ移動した後、共通流通路15に形成した第2通気口18から共通流通路15を通って2つの空気流出口12A,13A(第1の空気流出口12Aおよび第2の空気流出口13A)から排気される。ここで、第2通気口18は第1通気口43よりも上側に形成され、各空気流出口12A,13Aは第2通気口18よりも上側のケース11の上壁に形成されているので、基板収容空間K1の空気は、円滑に上方へ誘導され、ケース11外に排出される。その結果、本実施形態によれば、放熱性を向上させることができる。
特に、本実施形態においては、保持部材30の下端部にケース11外からケース11内に空気を導入する空気流入口44が形成されているから、ケース11内の空気の流通が円滑となり、放熱性を確実に向上させることができる。さらに本実施形態では、空気流出口12A,13Aが2つ設けられているので、ケース11内の空気がケース11外に効率よく排出される。
ところで、本実施形態の電気接続箱10のように、ケース11の上壁に空気流出口12A,13Aが形成されている場合、電気接続箱10に雨水が降りかかるなどにより、各空気流出口12A,13Aからの水の浸入が懸念される。
本実施形態において、第1の空気流出口12Aは、ケース11の上壁に形成された凹み部12の側壁に形成され、第2の空気流出口13Aが共通流通路15の側壁部16に形成されているから、真上方向に開口した空気流出口よりも、水が流入しにくくなっている。
それでも、各空気流出口12A,13Aからケース11内に水が流入する場合があるが、本実施形態において、各空気流出口12A,13Aから流入した水は、図7および図8の矢線Yで示すように、ケース11内で排水空間S2に配された共通流通路15に流れ込み、傾斜面41A(第2の排水路41)を流れた後、保持部材30の右側壁部40とケース11の内壁とにより形成される空間S1を流下して保持部材30の下端部からケース11外に排水される。つまり、本実施形態によれば、各空気流出口12A,13Aから水が流入したとしても、流入した水は排水空間S2(他の空間K2に含まれる空間)に設けた共通流通路15および第2の排水路41を流れた後にケース11外に排水されるので、回路基板20に水が浸入することがない。
ここで、たとえば、電気接続箱10全体が傾くなどにより、カバー11の壁面が第1通気口43を下にして傾斜したとしても、各空気流出口12A,13Aから流入したのちに共通流通路15に形成された第2通気口18に浸入した水は、第2通気口18は第1通気口43、第1の空気流出口12Aおよび第2の空気流出口13Aとは一直線上に並ばない位置に形成されているので、第1通気口43のほうに移動しにくい。その結果、本実施形態によれば、基板収容空間K1(回路基板20側)に水が浸入することを防止することができる。
したがって、本実施形態によれば、空気の流れを円滑なものとして放熱性を向上させ、かつ、水の浸入を防止した電気接続箱10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、傾斜面41Aは、共通流通路15の下端部から離れるに従い下方に傾斜しているから、空気流出口12A,13Aから流入した水は、共通流通路15を流れた後、下方に傾斜する傾斜面41を流れてケース11外に排水されるので水がケース11内にたまることなく速やかに排水される。
また、本実施形態によれば、傾斜面41の上端に、共通流通路15の下端部よりも上方の位置まで形成され、基板収容空間K1へ水が浸入するのを防止する止水壁42が形成されているから、電気接続箱10が傾くなどにより共通流通路15の下端部から水が飛散したとしても、止水壁42により基板収容空間への水の浸入を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、第1通気口43が、止水壁42の共通流通路15の下端部よりも上側の位置に設けられているから、基板収容空間K1への水の浸入を防ぐだけでなく、第1通気口43を共通流通路15の近傍に配することができ、これにより、第1通気口43から通気された空気が、第2通気口18または共通流通路15の下端部の開口から共通流通路15を通って空気流出口12A,13Aから速やかに排気される。その結果、水の浸入を防ぎ、かつ、放熱性をさらに高めることができる。
また、本実施形態によれば、共通流通路15の下端部の端面は、ヒューズハウジング37側(図7における右側)が下方に傾斜するように形成されている。つまり、共通流通路15の下端部の端面は第1通気口43から離れるに従い、下方に傾斜するように形成されているから、共通流通路15を流れる水が第1通気口43から遠ざかる方向に誘導される。
また、本実施形態によれば、第2通気口18が、共通流通路15のうち、第1通気口43と対面しない側の領域に形成されているから、第1通気口43への水の浸入を防止することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図10および図11によって説明する。
本実施形態の電気接続箱50は、空気流出口52を凹み部12にのみ設けた点、第2通気口55の位置が実施形態1と相違する。その他の構成は概ね実施形態1と同じである。以下の説明において実施形態1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施形態においては、図10および図11に示すように、共通流通路53の側壁部54のうち、止水壁42側の側壁部54の下端に、スリット状の第2通気口55が設けられている。本実施形態においても、実施形態1と同様に、第2通気口55は、図11に示すように、第1通気口43および空気流出口52とは一直線上に並ばない位置に形成されている。
本実施形態において、回路基板20に実装された電子部品21に電流が流れて熱が発生すると、電子部品21周辺の空気が温められる。ここで、本実施形態における空気の流れを図11を参照しながら説明する。基板収容空間K1において温められた空気は、図11の矢線Pに示すように、保持部材51に形成された第1通気口43を通って、他の空間K2へ移動した後、共通流通路53に形成した第2通気口55から共通流通路53を通って空気流出口52から排気される。ここで、第2通気口55は第1通気口43よりも上側に形成され、空気流出口52は第2通気口55よりも上側のケース11の上壁に形成されているので、基板収容空間K1の空気は、円滑に上方へ誘導され、ケース11外に排出される。その結果、本実施形態によれば、放熱性を向上させることができる。
特に本実施形態によれば、第2通気口55が第1通気口43の近傍に形成されているから、ケース11外への空気の排出がより円滑である。
本実施形態においても、空気流出口52は、ケース11の上壁に形成された凹み部12の側壁に形成されているので水が流入しにくくなっている。特に本実施形態では、空気流出口52が1つだけ設けられているので、ケース11内に水が流入する可能性が低い。
それでも、空気流出口52からケース11内に水が流入する場合があるが、空気流出口52から流入した水は、図10および図11の矢線Qで示すように、ケース11内で排水空間S2に配された共通流通路53に流れ込み、傾斜面41A(第2の排水路41)を流れた後、保持部材51の右側壁部56とケース11の内壁とにより形成される空間S1を流下して保持部材51の下端部からケース11外に排水される。つまり、本実施形態によれば、空気流出口52から水が流入したとしても、流入した水は排水空間S2(他の空間K2に含まれる空間)に設けた共通流通路53および第2の排水路41を流れた後にケース11外に排水されるので、回路基板20に水が浸入し難い。
<他の実施形態>
本明細書で開示する技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態であってもよい。
(1)上記実施形態では、保持部材の下端部に空気流入口を形成したものを示したが、空気流入口が形成されていないものであってもよい。
(2)上記実施形態では第2通気口を1つ形成したものを示したが第2通気口を2以上形成してもよい。
(3)上記実施形態では、空気流出口を凹み部の側壁に形成したものを示したが、空気流出口は直上方向に開口した構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、凹み部の側壁と共通流通路の側壁部とを兼ねた構造のものを設けた構成を示したが、凹み部と共通流通路を別々に設けてもよい。
(5)上記実施形態では、ケース上壁に凹み部と角筒状の共通流通路とを設けたものを示したが、共通流通路を保持部材に設けてもよい。また共通流通路の形状は円筒状などであってもよい。
(6)上記実施形態では、共通流通路と第2の排水路とを備えるものを示したが、第2の排水路を設けず、共通流通路のみより排水を行う構成であってもよい。
(7)上記実施形態では、傾斜面を備える第2の排水路を備えるものを示したが、扁平面を備えるものであってもよい。
(8)上記実施形態では止水壁を設けたものを示したが、止水壁を設けないものであってもよい。
(9)上記実施形態では、止水壁に第1通気口を形成したものを示したが、止水壁以外の部材に第1通気口を形成してもよい。
(10)上記実施形態では、共通流通路の下端部の端面が、第1通気口から離れるに従い、下方に傾斜するように形成されているものを示したが、共通流通路の下端部の端面は同じ高さとなるように形成されていてもよい。
10,50…電気接続箱
11…ケース
12…凹み部
12A,52…第1の空気流出口(空気流出口)
13A…第2の空気流出口(空気流出口)
15,53…筒状の部材(共通流通路)
16,54…共通流通路の側壁部
18,55…第2通気口
20…回路基板
21…電子部品
30,51…保持部材
30A…基板側面(保持部材の回路基板が配される面)
30B…反対側面(保持部材の回路基板が配される面とは反対側の面)
40,56…保持部材の右側壁部
41…第2の排水路
41A…傾斜面
42…止水壁
43…第1通気口
44…空気流入口
46…壁部(基板側)
47…壁部(基板とは反対側)
K1…基板収容空間
K2…他の空間
S1…右側壁部とケース内壁の間の空間
S2…排水空間
X,P…空気の流れを示す矢線
Y,Q…水の流れを示す矢線

Claims (11)

  1. 内部の空気を外部に流出可能な空気流出口を上壁に有するケースと、
    前記ケース内に収容される回路基板と、
    前記回路基板の基板面に沿って配されて前記回路基板を保持するとともに、前記ケース内に収容されて前記ケース内の空間を前記回路基板が収容される基板収容空間と、当該基板収容空間以外の他の空間とに仕切る保持部材と、を備え、
    前記保持部材には、前記ケース内で、前記基板収容空間と前記他の空間とを連通する第1通気口が設けられ、
    前記ケース内で前記他の空間に配され、前記ケース内の空気を前記空気流出口に通気する通気路と前記空気流出口から流入した水を排水する排水路とを兼ねた共通流通路が設けられ、
    前記共通流通路には、前記第1通気口よりも上側の、前記第1通気口および前記空気流出口と一直線上に並ばない位置に、前記第1通気口と連通する第2通気口が1以上形成され
    前記ケースの上壁には下方に突出した凹み部が形成され、
    前記空気流出口は、前記凹み部の側壁に形成されていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記保持部材の下端部には前記ケース外から前記ケース内に空気を導入する空気流入口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の側壁部を有し、かつ、前記側壁部が前記凹み部の側壁を兼ねて前記凹み部に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 内部の空気を外部に流出可能な空気流出口を上壁に有するケースと、
    前記ケース内に収容される回路基板と、
    前記回路基板の基板面に沿って配されて前記回路基板を保持するとともに、前記ケース内に収容されて前記ケース内の空間を前記回路基板が収容される基板収容空間と、当該基板収容空間以外の他の空間とに仕切る保持部材と、を備え、
    前記保持部材には、前記ケース内で、前記基板収容空間と前記他の空間とを連通する第1通気口が設けられ、
    前記ケース内で前記他の空間に配され、前記ケース内の空気を前記空気流出口に通気する通気路と前記空気流出口から流入した水を排水する排水路とを兼ねた共通流通路が設けられ、
    前記共通流通路には、前記第1通気口よりも上側の、前記第1通気口および前記空気流出口と一直線上に並ばない位置に、前記第1通気口と連通する第2通気口が1以上形成され、
    前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の形状をなすとともにその下端部が開口し、
    前記保持部材には前記基板収容空間と前記他の空間とを仕切る仕切り壁が形成され、
    前記仕切り壁の前記他の空間側の面には、前記共通流通路の下端部の下側に配され、前記共通流通路の下端部から離れるに従い下方に傾斜する傾斜面を有する第2の排水路が形成されていることを特徴とする電気接続箱。
  5. 前記保持部材の下端部には前記ケース外から前記ケース内に空気を導入する空気流入口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電気接続箱。
  6. 前記ケースの上壁には下方に突出した凹み部が形成され、
    前記空気流出口は、前記凹み部の側壁に形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電気接続箱。
  7. 前記共通流通路は、下方に伸びる筒状の側壁部を有し、かつ、前記側壁部が前記凹み部の側壁を兼ねて前記凹み部に隣接して設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電気接続箱。
  8. 前記傾斜面の上端には、前記共通流通路の下端部よりも上方の位置まで形成され、前記基板収容空間へ水が浸入するのを防止する止水壁が形成されていることを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  9. 前記第1通気口は、前記止水壁の、前記共通流通路の下端部よりも上側の位置に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の電気接続箱。
  10. 前記共通流通路の下端部の端面は、前記第1通気口から離れるに従い、下方に傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の電気接続箱。
  11. 前記第2通気口は、前記共通流通路のうち、前記第1通気口と対面しない側の領域に形成されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電気接続箱。
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