JP5595975B2 - 空調配管システム - Google Patents
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Description
図11は、このような空調機を備えた従来の一次ポンプ方式の空調配管システム100を示す。ここでは、二方弁(流量制御弁)105による流量制御方式が採用されている。
従来の一次ポンプ方式の空調配管システム100は、一次ポンプ102で、空調機106で温度変化後還ってきて熱源機101にて温調される一定温度の熱媒体を多層階に設けた各空調機106に持ち上げている。
一次ポンプ102は、各空調機106の負荷に対応するために、多量の熱媒体を送る必要がある。また、一次ポンプ102は、熱源機101の圧力損失と各配管、二方弁105及び空調機106の圧損とを受け持つ。
従来の一次ポンプ式の空調配管システム100では、例えば、建屋の高さ距離や熱源機101からの離れ距離を右方向に大きくなるよう示す、図13に示すように、最上階まで熱媒体を送れるように揚程を確保するため、大きな揚程を有する一次ポンプ102となり、事務所ビル等の各階が略同じ熱負荷を有し、各空調機106の受け持ち熱負荷が略同じことから各階の温度制御配管系の圧損が略同じとなったとしても、一次ポンプ102に近い低層階の温度制御配管系に、図13のように大揚程の搬送動力が付与されて必要以上の熱媒体が入るので、下層階側の二方弁105が絞り勝手になる。
従って、一次ポンプ102側の二方弁105は、抵抗を付けて流量を調整するため、100%負荷の場合でも絞りが必要となり、一次ポンプ102の動力の無駄が生じる。
従来の一次ポンプ二次ポンプ方式の空調配管システム200では、一次ポンプ102は、熱源機101の圧力損失を受け持ち、二次ポンプ201は負荷側の圧力損失を受け持つように、2つの往きヘッダ109a、109b間に二次ポンプ201と圧力調節弁202とが配置されている。
その他の構成は、従来の一次ポンプ方式の空調配管システム100と同じである。
従って、二次ポンプ201側の二方弁105は、抵抗を付けて流量を調整するため、100%負荷の場合でも絞りが必要となり、二次ポンプ201の動力の無駄が生じる。
また、各空調機毎にそれぞれインバータ付きポンプを設置すると共に、各熱媒体往き管路側に逆止弁(逆流防止手段)を設置することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の供給管路のうち一系統のみでインバータ付きポンプが停止した際、他の供給管路の動作しているインバータ付きポンプの搬送力により、熱媒体が停止中のインバータ付きポンプや空調機に逆流してしまうという問題がある。
また、特許文献2の液体配管設備では、図12に示すように、一次ポンプ二次ポンプ方式として二次ポンプを設けると、二次ポンプ付近の空調機の温度制御配管系のみが停止した場合、二次ポンプの搬送力により、順方向へ熱媒体が送給されるので逆止弁では止めようがなく、二次ポンプの搬送力によりその停止した温度制御配管系を熱媒体がスルーしてしまい、つまりその分の二次ポンプ搬送動力の無駄が生じてしまう。
そして、インバータ付き分散ポンプが温度制御配管系のみの揚程を受持つ場合、分散ポンプ系での流量を所定の焼損防止最小流量以上を確保することや、その調整機構が三方弁であることから、インバータ付き一次ポンプやインバータ付き二次ポンプの揚程によらず、これら主管路に備わるポンプの揚程に起因する熱媒体の温度制御配管系への押し込みスルーを排除可能なため、インバータ付き一次ポンプやインバータ付き二次ポンプの動力の無駄を無くすことができる。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係る空調配管システム1を示す。
本空調配管システム1は、インバータ付き分散ポンプによる熱媒体全揚程受持ち方式であって、冷凍機又はボイラのような2つの熱源機11と、2つの熱源機11の出口側にそれぞれ接続される流量調整弁12と、流量調整弁12の出口側に接続される往きヘッダ13と、2つの熱源機11の入口側に接続される還りヘッダ14と、往きヘッダ13と還りヘッダ14との間に配置されるインバータ付き流量補償用ポンプ15を有する一次バイパス管15aとを備えている。
インバータ付き流量補償用ポンプ15は、2つの熱源機11の最小流量を確保するために設置されている。2つの熱源機11と流量調整弁12とは、冷凍機台数制御コントローラ40に接続されている。冷凍機台数コントローラ40は、複数の冷凍機を、後述する主管路温度計38,39及び流量計37の計測値から演算される熱量により自動台数制御運転を行うために用いられる。
還りヘッダ14には、後述する複数の温度制御配管系20からの熱媒体を移送する熱媒体還り主管路17が接続されている。熱媒体還り主管路17には、還りヘッダ14の入口近傍に流量計37が設けられている。流量計37は、流量調節器35を備えたインバータ付き流量補償用ポンプ制御回路36、及び主管路温度計38,39の計測信号をも取り込む熱量計40に接続されている。インバータ付き流量補償用ポンプ制御回路36は、インバータ付き流量補償用ポンプ15のインバータに接続されている。熱媒体還り主管路17の還りヘッダ入口近傍には、主管路温度計39が設けられている。
そして、各温度制御配管系20は、本空調配管システム1が設置される建物に対して、熱媒体往き主管路16と熱媒体還り主管路17との間に互いに並列配置されている。
各三方弁21の入口側は、熱媒体往き主管路16から分岐した複数の熱媒体往き管路18にそれぞれ接続されている。各バイパス管25は、熱媒体還り主管路17にそれぞれ接続される熱媒体還り管路19にそれぞれ接続されている。
図2(a)に示す熱媒体流入パターンでは、空調機24側のゾーン負荷に応じて、定格に近い負荷ではインバータ付き分散ポンプ22を100%の回転数で回転させる定格運転と、空調機24側のゾーン負荷の低減に伴い、インバータ付き分散ポンプ22に供給される商用電源の周波数を、例えば、50Hzから15Hz程度まで低下して、インバータ付き分散ポンプ22の回転数を低下させる負荷に応じた部分負荷運転と、さらにゾーン負荷の低減が進んで、電源周波数が下限、例えば、15Hz程度に低下して、インバータ付き分散ポンプ22のモータの回転トルクが小さくなってポンプの回転が困難になる直前の最小回転数まで低下させるモータ焼損防止の最小回転運転と、推移して行われる。
この熱媒体混合パターンによって、例えば、冷房時には、図3(a)に示すように、ゾーン負荷があまりに小さくなり、インバータ付き分散ポンプ22の回転数が低下できない場合にも、温度制御配管系主管20aを流れる熱媒体の温度を上昇することによって、空調機24の入口温度が高くなる。従って、空調ゾーン26における冷えすぎ現象が解消される。
各温度計23は、インバータ付き分散ポンプ22から空調機24へ移送される熱媒体の温度を計測する。各温度計23には、それぞれ往き温度伝送計装線32を介してセレクタ33に連絡している。セレクタ33は、複数の各温度計23の入力信号を受け、設定された設定閾値を超える信号がある場合に、下流の温度調整器34の入力信号として選択して流すよう、温度調整器34に計装線を介して連絡している。温度調整器34は、2つの熱源機11それぞれの機側盤に計装線を介して、機側盤内の調節計の設定値可変用の入力信号を流すよう連絡している。
そして、空調ゾーン26内の室内温度計27と湿度計28とに基づくゾーン負荷制御信号によって、三方弁21の切換制御・比例制御及びインバータ付き分散ポンプ22の回転数制御が行われるように構成されている。
先ず、立ち上げ時には、熱源機11を駆動して生成される一定温度の熱媒体を、例えば、図8に示すように、各インバータ付き分散ポンプ22によって往きヘッダ13及び熱媒体往き主管16を介して吸い込むことで各温度制御配管系20へ供給する。
各温度制御配管系20では、三方弁21を弁21aを全開、21cを全閉にして温度制御配管系主管20aに供給されて空調立ち上げ時に運転を始め、その後、空調機24が受け持つ空調ゾーン26の熱負荷に対応した流量で供給するよう、図3のインバータ付き分散ポンプ22のポンプ回転数や空調機入口熱媒体温度になるよう三方弁21の開度を調整して、冷房や暖房が行われる。
次に、空調ゾーン26のゾーン負荷に応じて空調機24に供給される熱媒体の量は、図2(a)に示す熱媒体流入パターンでは、空調機24側のゾーン負荷に応じて、定格に近い負荷ではインバータ付き分散ポンプ22を100%の回転数で回転させる定格運転と、空調機24側のゾーン負荷の低減に伴い、インバータ付き分散ポンプ22に供給される商用電源の周波数を、例えば、50Hzから15Hz程度まで低下して、インバータ付き分散ポンプ22の回転数を低下させる負荷に応じた部分負荷運転と、さらにゾーン負荷の低減が進んで、電源周波数が下限、例えば、15Hz程度に低下して、インバータ付き分散ポンプ22モータの回転トルクが小さくなってポンプの回転が困難になる直前の最小回転数まで低下させるモータ焼損防止の最小回転運転と、推移してインバータ付き分散ポンプ22の回転数を調節することによって制御される。
例えば、冷房時には、図3(a)に示すように、インバータ付き分散ポンプ22の回転数が焼損防止最小回転数になってさらに制御出力が小さくなった際に、空調機入口温度制御に移行して空調機24の入口温度が高くなる。つまり、熱媒体往き主管路16を流れる熱媒体の温度は一定だが、インバータ付き分散ポンプ22のモータ焼損防止の最小回転運転まで温度制御配管系主管20aを流れる量が減少し、さらに三方弁21による熱媒体混合パターンの運転で、空調機24で熱交換されて温度が高くなった熱媒体が三方弁21の弁21cから流入して混合し、空調機24の入口に導入されるので、空調機24の入口熱媒体温度が高くなる。従って、インバータ付き分散ポンプ22のモータ焼損を防止しつつ、ゾーン負荷に適切に対応できる熱媒体供給が可能となる。
ところで、熱源装置が圧縮式冷凍機の場合、蒸発器で冷凍する冷水の出口温度設定を高くすると、蒸発温度が高く、つまり蒸発器の冷媒圧力は高くて良くなり、圧縮機の圧縮仕事を減らすことができて、同じ冷却能力を発生するのに圧縮機運転エネルギが少なくて済む。つまり、成績係数COPが向上する。これは、吸収式冷凍機においても、冷水出口温度を上げれば再生器で熱交換する駆動エネルギが小さくなることで、成績係数COPが同様に向上する。
このインバータ付き流量補償用ポンプ15の制御は、複数のインバータ付き分散ポンプ22のインバータ周波数出力信号を図示しない演算器に入れて演算し熱媒体往き主管路16の流量を想定したり、熱媒体還り主管路17に設置されている流量計37で熱媒体流量を計測したりして得られた信号を流量調整器35に入力し、さらに、熱源機11が複数ある場合、その運転信号を熱源機11機側盤から得て運転台数を図示しない演算器で演算し、その信号も流量調節器35の条件信号として入力し、始動及び流量制御する。
この冷水出口温度設定を高くする(たとえて言うと、空調機二次側の変風量単一ダクト方式における給気温度制御のロードリセット制御:換気上必要な給気量を確保するため負荷が減少しても送風量を絞らず給気温度を上げる制御、の水版)には、冷水出口温度設定を上げて良いかどうか、どのぐらい上げるのかの判断及び制御が必要となるが、その制御に用いる計測信号として、各温度制御配管系20の空調機入口温度を計測する温度計23の温度計測値を用いる。
逆に、一旦熱媒体往き主管路16の温度を変化させて、冷房時高くして運転を継続し、各ゾーン負荷が増加してきた場合には、図3に示すポンプ回転数が100%になった温度制御配管系20が一つでもあれば、冷水出口温度設定を元に戻す制御をすればよい。
冷房時には、図6に示すように、往き温度可変制御回路32を介して温度調節器34において、ステップS1で、各温度計23から送られてくる空調機24の入口温度t1〜tnのうちから最低温度を求める。
次に、ステップS2で、求められた最低値tminから、例えば、0.5℃を差し引いた値をインバータ付き熱源機(冷凍機)11の出口温度に設定する。
以上の最低値の設定を求めて、熱源機11の出口温度を変更させるフローを1時間に1回行わせる。
暖房時には、図6における最低値tminを最高値tmaxと置き換え、熱源機11の出口温度=tmax+0.5℃とする。
即ち、各温度計23に往き温度伝送計装線32及びセレクタ33を介して接続される温度調節器34において、最大温度tmaxが、例えば、30分に1回設定される。そして熱源機11の出口温度を選択された最大温度に0.5℃を加算した値に設定する。
逆に、一旦熱源機11の出口温度を変化させて、冷房時高くして運転を継続し、各ゾーン負荷が増加してきた場合には、図3に示すポンプ回転数が100%になった温度制御配管系20が一つでもあれば、冷水出口温度設定を元に戻す制御を同様に行えばよい。
また、分散ポンプ系それぞれに、三方弁21とバイパス管25とで構成するバイパスを設けているので、ゾーン負荷から演算された熱媒体流量が、インバータ付き分散ポンプ22のインバータの最小周波数から規定される焼損防止最小流量以下の流量となる場合は、インバータ付き分散ポンプ22の流量を焼損防止最小流量一定にし、かつ余分な流量をバイパス循環で戻して熱量を減少させて、熱媒体の必要熱量のみを確保する、三方弁によるブリードイン式の負荷対応ができる。
図9は、本発明の第二実施形態に係る空調配管システム2を示す。
第二実施形態に係る空調配管システム2は、一次ポンプ方式に分散ポンプ系を適用した例を示す。
第二実施形態に係る空調配管システム2は、熱源機11と往きヘッダ13及び還りヘッダ14、及び往きヘッダ13と還りヘッダ14とをヘッダ間流量調整弁43を介して繋ぐヘッダ間バイパス管42で構成される一次側に、インバータ付き一次ポンプ41を備え、インバータ付き分散ポンプ22は、受け持つ揚程を、往きヘッダ13より下流の熱媒体往き主管路16と還りヘッダ14より上流の熱媒体還り主管路17と温度制御配管系20との圧力損失分としており、インバータ付き一次ポンプ41は、熱源機11から往きヘッダ13までの熱媒体往き主管路、還りヘッダ14までの熱媒体還り主管路、及び熱源機11の熱媒体搬送圧力損失分の揚程を有して熱媒体を搬送すると共に、インバータ付き流量補償ポンプの代わりに熱源機11の最小流量を確保する働きを有する点で、第一実施形態に係る空調配管システム1とは相違する。
そして、各ゾーン負荷が小さくなり、温度制御配管系20で空調機入口温度制御に移行すると、空調機24からの給気でゾーン負荷が処理できるように図3に示すように制御するので、空調機24が内蔵する冷水コイルや温水コイルが熱交換性能上要求する熱媒体温度を把握しなくても、三方弁21でバイパス管25からの戻り熱媒体との混合で自動的に適切な空調機24入口温度の熱媒体に調整される。つまり、この空調機24の入口熱媒体温度を計測すれば、空調機24が内蔵する冷水コイルや温水コイルが要求する熱媒体温度が判る。
逆に、一旦熱媒体往き主管路16の温度を変化させて、冷房時高くして運転を継続し、各ゾーン負荷が増加してきた場合には、図3に示すポンプ回転数が100%になった温度制御配管系20が一つでもあれば、冷水出口温度設定を元に戻す制御をすればよい。
また、分散ポンプ系である各温度制御配管系20に、三方弁21とバイパス管25とで構成するバイパスを設けているので、ゾーン負荷から演算された熱媒体流量が、インバータ付き分散ポンプ22のインバータの最小周波数から規定される焼損防止最小流量以下の流量となる場合は、インバータ付き分散ポンプ22の流量を焼損防止最小流量一定にし、かつ余分な流量をバイパス循環で戻して熱量を減少させて、熱媒体の必要熱量のみを確保する、三方弁によるブリードイン式の負荷対応ができる。
図10は、本発明の第三実施形態に係る空調配管システム3を示す。
第三実施形態に係る空調配管システム3は、一次ポンプ二次ポンプ方式に分散ポンプ系を適用した例を示す。
第三実施形態に係る空調配管システム3は、熱源機11と往きヘッダ13及び還りヘッダ14、及び往きヘッダ13と還りヘッダ14とをヘッダ間流量調整弁43を介して繋ぐヘッダ間バイパス管42で構成される一次側に、インバータ付き一次ポンプを備え、インバータ付き分散ポンプ22は、受け持つ揚程を温度制御配管系20の圧力損失分としており、往きヘッダ13を二つの往きヘッダ13a、13bとすると共に、往きヘッダ13a、13b間に二つのインバータ付き二次ポンプ44と圧力調整弁45とを配置し、往きヘッダ13a,13b間の圧力差を測定する圧力計46と圧力調節器47とを備える二次ポンプ吐出圧力制御回路48を備え、インバータ付き一次ポンプ41は、熱源機11から往きヘッダ13までの熱媒体往き主管路、還りヘッダ14までの熱媒体還り主管路、及び熱源機11の熱媒体搬送圧力損失分の揚程を有して熱媒体を搬送すると共に、インバータ付き流量補償ポンプの代わりに熱源機11の最小流量を確保する働きを有する点で、第一実施形態に係る空調配管システム1とは相違する。
本例においても、インバータ付き二次ポンプ44による熱媒体往き主管路16への押し込み搬送と、各温度制御配管系20における流量調整及び搬送を受け持つインバータ付き分散ポンプ22の揚程ミスマッチにより、熱媒体往き主管路16内の圧力変動が生じやすいところ、2つの往きヘッダ13a,13b間にバイパス弁として設置される圧力調整弁45の開閉制御は、往きヘッダ13a、13bの圧力差分を計測する差圧計46からの信号に基づいて圧力調整弁45を制御する圧力調整器47によって行われる構成となっている。これによって、熱媒体往き主管16の送水圧力が安定するよう制御される。
そして、複数の温度制御配管系20毎に、インバータ付き分散ポンプ22と三方弁21とバイパス管25とを備えていることで、ある温度制御配管系20が停止した後にゾーン負荷が増加し空調機24が再度稼働する際にも、予め、三方弁21の弁21aを閉じてバイパス管25側を循環させてから、徐々に弁21aを開け、弁21cを閉めることで、熱媒体往き主管路16の流量変動を穏やかにさせて、インバータ付き一次ポンプ41やインバータ付き二次ポンプ44の、オーバーシュートを伴う流量変動などを防止することも可能である。
なお、本実施形態においても、ゾーン負荷が小さくなり、一定数以上の温度制御配管系20の各インバータ付き分散ポンプ22の回転数が焼損防止最小回転数になる際には、熱源機11の最小流量を確保するために、流量調節器35からの指令に基づいて、インバータ付き一次ポンプ制御回路36aを介してインバータ付き一次ポンプ41の流量、及びヘッダ間流量調整弁43の開度を制御する。
また、本発明の係る空調配管システムを第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、図11に示す従来の一次ポンプ方式及び図12に示す従来の一次ポンプ二次ポンプ方式における温度制御配管系を、上記各実施形態において説明した温度制御配管系20とすることによって、上記各実施形態と同様の作用効果を奏することが可能となる。
11 熱源機
12 流量調整弁
13 往きヘッダ
14 還りヘッダ
15 インバータ付き流量補償用ポンプ
15a 一次バイパス管
16 熱媒体往き主管路
17 熱媒体還り主管路
18 熱媒体往き管路
19 熱媒体還り管路
20 温度制御配管系
20a 温度制御配管系主管
21 三方弁
22 インバータ付き分散ポンプ
23 温度計
24 空調機
25 バイパス管
26 空調ゾーン
32 往き温度伝送計装線
33 セレクタ
34 温度調節器
35 流量調節器
36 インバータ付き流量補償用ポンプ制御回路
36a インバータ付き一次ポンプ制御回路
37 流量計
40 熱量計
41 インバータ付き一次ポンプ
44 インバータ付き二次ポンプ
47 圧力調節器
Claims (4)
- 入口側から出口側に向かって、熱媒体往き管路に三方弁、インバータ付き分散ポンプ、温度計及び空調機を備え、前記空調機の出口側に熱媒体還り管路を備えると共に、前記三方弁と前記熱媒体還り管路とを繋ぐバイパス管を備えて、複数のゾーンをそれぞれ独立して前記空調機により熱媒体と空気とを熱交換して空調するための複数の温度制御配管系と、
前記複数の温度制御配管系に温度調整した熱媒体をインバータ付き分散ポンプの搬送力により供給する熱源装置と、
前記熱源装置の出口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の入口側に繋がる熱媒体往き主管路と、
前記熱源装置の入口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の出口側に繋がる熱媒体還り主管路と、
前記複数の温度制御配管系の往き側に前記熱媒体往き主管路を介して途中で繋がる往きヘッダと、
前記複数の温度制御配管系の還り側に前記熱媒体還り主管路を介して途中で繋がる還りヘッダと、
前記往きヘッダと前記還りヘッダとを繋ぐ、前記熱源装置の最小流量を確保するためのインバータ付き流量補償用ポンプを備えた一次バイパス管と、
前記各温度計からの前記熱媒体の温度を入力し、最低温度又は最高温度を選択するセレクタ及びセレクタ出力信号を基に演算し前記熱源装置の熱媒体設定温度を決定する信号を発する温度指示調節計を有し、かつ前記インバータ付き流量補償用ポンプの回転制御を行う一次側制御装置と、
前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの回転制御、前記三方弁の切換制御を行う二次側制御装置と
を備え、
前記二次側制御装置は、前記空調機の定格運転時には、前記バイパス管を閉じ勝手となるように前記三方弁を制御すると共に、前記インバータ付き分散ポンプを稼働させ、前記空調機の部分負荷運転時には、前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの流量を制御し、前記空調機の停止時には、前記インバータ付き分散ポンプを停止して、前記三方弁の前記熱媒体往き主管路側を閉とするように制御し、前記熱媒体往き主管路からの前記熱媒体の流入を止めると共に前記バイパス管を開くように前記三方弁を制御し、かつ前記一次側制御装置は、前記複数の温度制御配管系の一定数が前記インバータ付き分散ポンプを停止した状態では、前記インバータ付き流量補償用ポンプを駆動させて前記熱源装置の最小流量を確保し、前記複数の温度制御配管系の全てが前記三方弁の熱媒体往き管路上流側と接続される弁体を絞られている状態では、前記熱源装置の出口熱媒体設定温度を、前記複数の温度制御配管系の前記温度計計測値からセレクタが選択した前記最低温度又は前記最高温度を元に、可変制御を行う
ことを特徴とする空調配管システム。 - 請求項1に記載の空調配管システムにおいて、
前記一次側制御装置は、前記複数の温度制御配管系の一定数が前記インバータ付き分散ポンプを停止した状態を、前記熱媒体還り主管路に設けた流量計の計測値に基づいて判断し、前記インバータ付き流量補償用ポンプの駆動及び回転数を制御する
ことを特徴とする空調配管システム。 - 入口側から出口側に向かって、熱媒体往き管路に三方弁、インバータ付き分散ポンプ、温度計及び空調機を備え、前記空調機の出口側に熱媒体還り管路を備えると共に、前記三方弁と前記熱媒体還り管路とを繋ぐバイパス管を備えて、複数のゾーンをそれぞれ独立して前記空調機により熱媒体と空気とを熱交換して空調するための複数の温度制御配管系と、
前記複数の温度制御配管系に供給される前記熱媒体を温度調整する熱源装置と、
前記熱源装置の出口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の入口側に繋がる熱媒体往き主管路と、
前記熱源装置の入口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の出口側に繋がる熱媒体還り主管路と、
前記複数の温度制御配管系の往き側に前記熱媒体往き主管路を介して途中で繋がる往きヘッダと、
前記複数の温度制御配管系の還り側に前記熱媒体還り主管路を介して途中で繋がる還りヘッダと、
前記往きヘッダと前記還りヘッダとをヘッダ間流量調整弁を介して繋ぐヘッダ間バイパス管と、
前記熱媒体還り主管路の前記熱源装置の近傍に位置し、前記熱源装置から前記往きヘッダまでの熱媒体往き主管路、前記還りヘッダまでの熱媒体還り主管路、及び前記熱源装置の熱媒体搬送圧力損失分の揚程を有して前記熱媒体を搬送すると共に、前記熱源装置の最小流量を確保するためのインバータ付き一次ポンプと、
前記各温度計からの前記熱媒体の温度を入力し、最低温度又は最高温度を選択するセレクタ及びセレクタ出力信号を基に演算し前記熱源装置の熱媒体設定温度を決定する信号を発する温度指示調節計を有し、かつ前記インバータ付き一次ポンプの回転制御を行う一次側制御装置と、
前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの回転制御、前記三方弁の切換制御を行う二次側制御装置と
を備え、
前記二次側制御装置は、前記空調機の定格運転時には、前記バイパス管を閉じ勝手となるように前記三方弁を制御すると共に、前記インバータ付き分散ポンプを稼働させ、前記空調機の部分負荷運転時には、前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの流量を制御し、前記空調機の停止時には、前記インバータ付き分散ポンプを停止して、前記三方弁の前記熱媒体往き主管路側を閉とするように制御し、前記熱媒体往き主管路からの前記熱媒体の流入を止めると共に前記バイパス管を開くように前記三方弁を制御し、かつ前記一次側制御装置は、前記複数の温度制御配管系の一定数が前記インバータ付き分散ポンプを停止した状態では、前記インバータ付き一次ポンプの流量を調整しつつ前記ヘッダ間流量調整弁の開度を制御して前記熱源装置の最小流量を確保し、前記複数の温度制御配管系の全てが前記三方弁の熱媒体往き管路上流側と接続される弁体を絞られている状態では、前記熱源装置の出口熱媒体設定温度を、前記複数の温度制御配管系の前記温度計計測値からセレクタが選択した前記最低温度又は前記最高温度を元に、可変制御を行う
ことを特徴とする空調配管システム。 - 入口側から出口側に向かって、熱媒体往き管路に三方弁、インバータ付き分散ポンプ、温度計及び空調機を備え、前記空調機の出口側に熱媒体還り管路を備えると共に、前記三方弁と前記熱媒体還り管路とを繋ぐバイパス管を備えて、複数のゾーンをそれぞれ独立して前記空調機により熱媒体と空気とを熱交換して空調するための複数の温度制御配管系と、
前記複数の温度制御配管系に供給される前記熱媒体を温度調整する熱源装置と、
前記熱源装置の出口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の入口側に繋がる熱媒体往き主管路と、
前記熱源装置の入口側に繋がると共に前記複数の温度制御配管系の出口側に繋がる熱媒体還り主管路と、
前記複数の温度制御配管系の往き側に前記熱媒体往き主管路を介して途中で繋がる往きヘッダと、
前記複数の温度制御配管系の還り側に前記熱媒体還り主管路を介して途中で繋がる還りヘッダと、
前記複数の温度制御配管系へ前記熱媒体を搬送するための、前記往きヘッダ以降の前記熱媒体往き主管路、及び前記還りヘッダまでの前記熱媒体還り主管路の熱媒体搬送圧力損失分の揚程を有する前記熱媒体往き主管の往きヘッダ後流に位置するインバータ付き二次ポンプと、
前記往きヘッダと前記還りヘッダとをヘッダ間流量調整弁を介して繋ぐヘッダ間バイパス管と、
前記熱媒体還り主管路の前記熱源装置の近傍に位置し、前記熱源装置から前記往きヘッダまでの熱媒体往き主管路、前記還りヘッダまでの熱媒体還り主管路、及び前記熱源装置の熱媒体搬送圧力損失分の揚程を有して前記熱媒体を搬送すると共に、前記熱源装置の最小流量を確保するためのインバータ付き一次ポンプと、
前記各温度計からの前記熱媒体の温度を入力し、最低温度又は最高温度を選択するセレクタ及びセレクタ出力信号を基に演算し前記熱源装置の熱媒体設定温度を決定する信号を発する温度指示調節計を有し、かつ前記インバータ付き一次ポンプの回転制御を行う一次側制御装置と、
前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの回転制御、前記三方弁の切換制御を行う二次側制御装置と
を備え、
前記二次側制御装置は、前記空調機の定格運転時には、前記バイパス管を閉じ勝手となるように前記三方弁を制御すると共に、前記インバータ付き分散ポンプを稼働させ、前記空調機の部分負荷運転時には、前記ゾーンの負荷に応じて前記インバータ付き分散ポンプの流量を制御し、前記空調機の停止時には、前記インバータ付き分散ポンプを停止して、前記三方弁の前記熱媒体往き主管路側を閉とするように制御し、前記熱媒体往き主管路からの前記熱媒体の流入を止めると共に前記バイパス管を開くように前記三方弁を制御し、かつ前記一次側制御装置は、前記複数の温度制御配管系の一定数が前記インバータ付き分散ポンプを停止した状態では、前記インバータ付き一次ポンプの流量を調整しつつ前記ヘッダ間流量調整弁の開度を制御して前記熱源装置の最小流量を確保し、前記複数の温度制御配管系の全てが前記三方弁の熱媒体往き管路上流側と接続される弁体を絞られている状態では、前記熱源装置の出口熱媒体設定温度を、前記複数の温度制御配管系の前記温度計計測値からセレクタが選択した前記最低温度又は前記最高温度を元に、可変制御を行う
ことを特徴とする空調配管システム。
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