JP5476835B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムに関するものである。
複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムにおいて、往ヘッダの圧力を冷温水の流量に基づいて最適に制御する空調システムの制御装置は、特許文献1に技術開示がある。
図9は、直送方式による従来のセントラル空調システムの構成例を示す機能ブロック図である。説明の簡略化のため、熱源および熱源ポンプは2台構成を示しているが、熱源が3台以上でも同様の制御となる。
熱源1及び熱源2で熱交換された冷温水は、往ヘッダ3を通して空調機4へ送水される。空調機4は必要な熱量を熱交換し、熱交換された冷温水は循環して還ヘッダ5を通して熱源1、2側へ戻る。
熱源1及び熱源2の送水量は、熱源ポンプ6及び7で操作される。これら熱源ポンプ6及び7の回転数は、インバータ8及び9の周波数で制御される。インバータ8及び9の周波数は、熱源制御装置40からの操作量MV1及びMV2で調節される。
空調機4よりの冷温水は還流量センサ10で測定され、その流量測定値PV1が熱源制御装置40に入力される。往ヘッダ3の圧力は、圧力センサ11で測定され、その圧力測定値PV2が熱源制御装置40に入力される。
往ヘッダ3と還ヘッダ5間はバイパス管路12で結ばれており、途中にバイパス弁13が挿入されている。圧力コントローラ14は、圧力センサ11の測定値PV2が所定値となるようにバイパス弁13の開度を調節する。このコントローラ14は、往ヘッダ3の圧力異常上昇を防ぐため、圧力が上がり過ぎた場合はバイパス弁13を開き還ヘッダ5側へ圧力を逃がす制御を行う。
往ヘッダ3の温度が、温度センサ15で測定され、その測定値PV3が熱源制御装置40に入力される。同様に、還ヘッダ5の温度が、温度センサ16で測定され、その測定値PV4が熱源制御装置40に入力される。
熱源制御装置40において、熱量演算手段41は、還流量の流量測定値PV1、往ヘッダ3の温度測定値PV3、還ヘッダ5の温度測定値PV4を入力して空調機4で熱交換される熱量Qを演算する。
空調機4で熱交換される熱量は、損失を0とすると、
熱量Q=(還ヘッダ温度PV4−往ヘッダ温度PV3)×還流量PV1 (式1)
で与えられる。この熱量演算値Qが運転台数切り替え手段42に入力される。
空調機4で熱交換される熱量が増加して1台の熱源の仕様を超えると十分な空調効果が得られなくなる。運転台数切り替え手段42は熱量Qの値を監視し、熱源1及び熱源2に運転指令D1及びD2を出力して運転台数を切替える。
運転台数切り替え手段42は、空調機4で要求される熱量が、熱源の容量を超える少し手前に2台目の熱源および熱源ポンプの起動を行い熱源容量の確保を行う。また、空調機側から要求される熱量が減少し、熱源1台の容量で熱量を確保できる状態となったら、熱源および熱源ポンプ1台を停止する。即ち、要求熱量が少ない時は、ペアとなる熱源と熱源ポンプを停止し、運転台数を減少させることで省エネを図っている。
熱源ポンプ6、7にインバータが付いていないシステムの場合には、熱源ポンプは商用周波数による一定回転数で運転するため、省エネは熱源の台数制御のみとなる。熱源ポンプ6、7がインバータ8、9を備える場合には、このインバータの周波数制御により往ヘッダ3の圧力制御を実行する。
圧力コントローラ43は、圧力センサ11の圧力測定値PV1と熱源ポンプの最低流量を確保するための圧力設定値P1との偏差を制御演算し、操作量MVをハイセレクタ44、MV値分配手段45を介して熱源ポンプ6、7のインバータ8、9に出力する。
システム起動時およびポンプ増段時は熱源の通過流量を確保するために、インバータ周波数を一定時間(最低流量保証時間T1)、商用周波数またはそれに準じる一定周波数とする必要がある。最低流量保証時間T1経過後、一定圧力制御へ移行する。
流量保証手段46は、運転台数切り替え手段42からの運転指令D1及びD2情報を入力し、ポンプの起動時及び増段時に最低流量保証時間T1の期間、ポンプ流量が最大となる操作量MVをハイセレクタ44に出力する。
図10は、熱源ポンプ運転台数と圧力制御動作点の遷移を説明する特性図である。図10(A)は、流量Fと熱源ポンプ運転台数の関係を示す。ヒステリシスを省略すれば、ポンプ増段ポイントPで、流量F1max以上で1台運転から2台運転に、流量F1max以下で2台運転から1台運転に切り替わる。
図10(B)は、流量Fに対する往ヘッダの圧力特性を示し、K1は、ポンプ1台の圧力特性、K2はポンプ2台の圧力特性を示す。熱源には機器保護のために、最低流量値が定められている。このため、熱源ポンプにインバータを付けても、最低流量値を確保できるインバータ周波数より下げることはできない。
よって、往ヘッダの圧力設定値は、最低流量値を得られる周波数より高い圧力設定値P1が設定されなければならない。この圧力設定値P1は、2台運転時の圧力特性K2上でポンプの最大流量F2maxを得るA点の圧力P1で与えられる。
圧力コントローラ43の圧力設定値がP1で一定のため、ポンプの動作点は、ポンプの運転台数には関係なく、圧力特性K2上のA点と、流量ゼロ時のB点間の直線上を遷移する。
図11は、熱源ポンプの運転状態変化に対する操作量の保証動作を説明する波形図である。図11(A)は熱源ポンプ6の運転状態、(B)は熱源ポンプ7の運転状態、(C)は熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の操作量MV1の波形、(D)は熱源ポンプ7を駆動するインバータ9の操作量MV2の波形を示す。
時刻t0でシステムが起動し、熱源ポンプ6が停止状態から運転状態になる。この時刻t0から時刻t1までの一定時間T1の期間、熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の操作量MV1を強制的に100%に維持する。
時刻t2でポンプ増段が発生すると、熱源ポンプ7が停止状態から運転状態になる。この時刻t2から時刻t3までの一定時間T1の期間、熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の操作量MV1及び熱源ポンプ7を駆動するインバータ9の操作量MV2を強制的に100%に維持する。
時刻t4でポンプ減段が発生すると、熱源ポンプ6が運転状態から停止状態になる。この場合には、インバータ8及びインバータ9に対する強制的な操作量の変更は実施されない。
図12は、2次ポンプ方式による従来のセントラル空調システムの構成例を示す機能ブロック図である。図9の直送方式によるセントラル空調システムの構成との相違点は、
(1)往ヘッダは、1次往ヘッダ31と2次往ヘッダ32で構成され、往還ヘッダ間のバイパス管路12には調節弁が付いていない。
(2)2次往ヘッダ32へ送水する2次ポンプ17を駆動するインバータ18の制御は、熱源の台数制御とは独立しており、圧力センサ11の測定値PV2を入力する圧力制御部19により2次往ヘッダ32の吐出圧力が一定となるように制御される。この制御系の詳細は特許文献1に開示されている。
(3)熱源制御装置40は、共通の圧力設定値P1が設定される2台の圧力コントローラ43a、43bを備える。コントローラ43aは、熱源1の吐出圧力を測定する圧力センサ20の測定値PV5と共通設定値P1の偏差を制御演算した操作量MV11をハイセレクタ44に入力する。
同様に、コントローラ43bは、熱源2の吐出圧力を測定する圧力センサ21の測定値PV6と共通設定値P1の偏差を制御演算した操作量MV12をハイセレクタ44に入力する。
(4)バイパス管路12を1次往ヘッダ31から還ヘッダ5に流れる流体Faが熱源ポンプによる冷温水の循環ルート、還ヘッダ5から往ヘッダ31に流れる流体Fbが2次ポンプ17による冷温水の循環ルートである。
Fa>Fbのとき、バイパス管路12を流れる冷温水は、矢印Fa方向に流れる。Fb>Faのとき、冷温水は、矢印Fb方向に流れる。従来の空調システムでは、Fa>Fbになるように制御する。
そうしないと、空調機への熱量(≒流量)が足りなくなるからである。しかしながら、空調システムではバイパス管路に冷温水を循環しても仕事にならず無駄となる。ここに省エネのポイントがある。
特開2003−106731号公報
従来の空調システムでは、次のような問題がある。
(1)セントラル空調システムで省エネを行う場合、送水ポンプの変揚程制御という既知の技術がある。熱源ポンプを変揚程制御すると、熱源の最低流量値の制約があるために、例外(一部の熱源装置は、内部に負荷情報を直接コントローラに出力することで熱源ポンプの変揚程制御を可能とする機能を備える)を除き変揚程制御を行うことができない。
一般に、熱源は仕様により最低流量値を定められているため、省エネ制御のためにインバータを設置しても、全ての熱源の最低流量保証値の合計流量が得られる圧力値を下回らないようにポンプ側の回転数を制御する必要がある。
しかしながら、最低流量値が得られる最適な圧力設定値P1を決定することが難しく、その結果、マージンを大きく取らざるをえず、充分な省エネ効果を期待することが困難である。
(2)システム稼動時とポンプ増段時に必要となる最低流量保証時間は同じ一定時間T1が設定される。システム稼動時は圧力制御系の設定値は、測定値対して差が大きいため、制御が安定するまでの時間が長い。このため最低流量保証時間を長めに設定する必要がある。
これに対して、ポンプ増段時はその差が小さいので、制御が安定するまでの時間は短くて済む。この結果、ポンプ増段時は最低流量保証時間が余分に設定されることとなり、無駄が発生する。
(3)2次ポンプ方式では、圧力調節部19による往ヘッダ吐出圧の圧力制御系と、熱源制御装置40による熱源吐出圧の圧力制御系とが互いに独立している。1次往ヘッダ31から還ヘッダ5方向に流れる熱源の1次冷温水Faが、還ヘッダ5からバイパス管路12を1次往ヘッダ31方向に流れる2次冷温水Fbと等しい時に最も省エネ効果が高くなる。しかしながら、熱源制御装置40による熱源吐出圧の圧力制御系のみではこの理想状態を実現することが困難である。
本発明の目的は、熱源ポンプのインバータ制御により、従来手法より省エネ効果を更に高めることを可能とした空調システムを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムにおいて、
前記冷温水の還流量測定値に基づく管路抵抗圧力演算手段と、
前記熱源ポンプの運転台数に基づく最低流量値保証圧力演算手段と、
管路抵抗圧力演算手段の演算値と前記最低流量値保証圧力演算手段の演算値を入力するハイセレクタと、
このハイセレクタの選択出力を圧力設定値とし、前記往ヘッダの圧力測定値との偏差を制御演算して前記インバータへの操作量を出力する圧力コントローラと、
前記熱源ポンプの起動時及び増段時に対応して、前記インバータへの操作量を所定時間最大値に維持させる、流量保証時間演算手段と、
前記熱源ポンプの動作点が、前記管路抵抗圧力演算値より高い前記最低流量保証設定値にある期間に、前記往ヘッダより前記還ヘッダにバイパスする冷温水流量を調節するバイパス弁開度演算手段と、
を備えることを特徴とする空調システム。
)複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより1次往ヘッダ及び2次ポンプを備える2次往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムにおいて、
前記冷温水の還流量値に比例して前記インバータへの操作量を演算する還流量比例演算手段と、
前記熱源ポンプの運転台数に基づく最低流量値保証操作量を演算する最低流量値演算手段と、
前記還流量比例演算手段の演算値と前記最低流量値演算手段の演算値を入力し、前記インバータへの操作量を選択出力するハイセレクタと、
前記熱源ポンプの起動時及び増段時に対応して、前記インバータへの操作量を所定時間最大値に維持させる、流量保証時間演算手段と、
冷房運転時に前記2次往ヘッダの温度測定値が設定温度上限値を超える期間には前記インバータへの操作量を最大値に維持させると共に、暖房運転時に前記2次往ヘッダの温度測定値が設定温度下限値より低下する期間には、前記インバータへの操作量を最小値に維持させる冷温水温度補償手段と、
を備えることを特徴とする空調システム。
本発明によれば、次のような効果を期待することができる。
(1)空調機からの流量要求が少なく熱源ポンプの稼働台数が少ないときは、必要となる最低流量値も下がるので、従来の圧力設定値P1よりも設定圧力を下げることで省エネ効果を更に向上させることができる。
ポンプの軸動力は、流量の3乗に比例するので、ポンプの運転台数に合わせて個別に最低流量値を得られる圧力設定値を用意すれば、ポンプ動力で大きな省エネ効果を得ることができる。
(2)直送方式の場合、管路抵抗にあわせた変揚程制御を組み合わせることにより、更に高い省エネ効果を得ることができる。
(3)システム起動時用の最低流量保証時間T2と、ポンプ増段時の最低流量保証時間T3の2種類のタイマを使い分けることにより、ポンプ増段時の無駄を削除し、更に高い省エネ効果を得ることができる。
(4)2次ポンプ方式では、空調機からの還流量に基づいて熱源の流量をインバータ制御することにより、バイパス管路12を1次往ヘッダ31から還ヘッダ5方向に流れる熱源の1次冷温水Faを、還ヘッダ5からバイパス管路12を1次往ヘッダ31方向に流れる2次冷温水Fbと等しく操作することにより、バイパス管路12を流れる無断な冷温水の循環をゼロとした省エネ運転か可能となる。
本発明を適用した直送方式による空調システムの一実施例を示す機能ブロック図である。 図1の、熱源制御装置の詳細を示す機能ブロック図である。 図1の、直送方式の熱源ポンプ運転台数と圧力制御動作点の遷移を説明する特性図である。 図1の、熱源ポンプの運転状態変化に対する制御出力の保証動作を説明する波形図である。 本発明を適用した2次ポンプ方式による空調システムの一実施例を示す機能ブロック図である。 図5の、熱源制御装置の詳細を示す機能ブロック図である。 図5の、2次ポンプ方式の熱源ポンプ運転台数と還流量に基づく操作量出力の動作点遷移を説明する特性図である。 図5の、往ヘッダ温度に対する制御出力の保証動作を説明する波形図である。 直送方式による従来のセントラル空調システムの構成例を示す機能ブロック図である。 熱源ポンプ運転台数と圧力制御動作点の遷移を説明する特性図である。 熱源ポンプの運転状態変化に対する制御出力の保証動作を説明する波形図である。 2次ポンプ方式による従来のセントラル空調システムの構成例を示す機能ブロック図である。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明を適用した直送方式による空調システムの一実施例を示す機能ブロック図である。図9で説明した従来の直送方式による空調システムと同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図1において、熱源と空調機周りの基本構成は図9の構成と同一である。相違点は、バイパス弁13の制御が本発明を適用した熱源制御装置100側の操作量MV3で開度制御される点である。
本発明空調システムは、熱源及び熱源ポンプの台数に制限はないが、説明の簡略ために仮に熱源及び熱源ポンプを従来空調システム(図9)と同様に2台として示している。本発明空調システムは、従来空調システムの熱源および熱源ポンプ台数制御が機能していることを前提とする。
熱源制御装置100の機能構成を説明する。管路抵抗圧力演算手段101は、還流量センサ10の測定値PV1を入力して圧力設定値Pxを出力する。最低流量値保証圧力演算手段102は、上位のシステム(図示せず)により運転台数が管理される熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、最低流量保証圧力Pnを出力する。
ハイセレクタ103は、圧力設定値Px及び最低流量保証圧力Pnを入力し、大の値を選択して設定値CASを出力する。圧力コントローラ104は、往ヘッダ3の圧力センサ11の測定値PV2とハイセレクタ103で選択された設定値CASの偏差を制御演算し、操作量MVを出力する。
流量保証時間演算手段105は、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、起動時と増段時を識別した操作量MVを出力する。ハイセレクタ106は、圧力コントローラ104の操作量MVと流量保証時間演算手段105の操作量MVを入力し、大の値を選択する。
ハイセレクタ106で選択された操作量MVは、MV値分配手段107でMV1及びMV2に分配され、熱源ポンプ6及び7を駆動するインバータ8及び9に出力される。バイパス弁開度演算手段108は、ハイセレクタ106で選択された操作量MVを入力し、操作量MV3を出力し、バイパス管路12に挿入されているバイパス弁13の開度を制御する。
図2は、図1の、熱源制御装置100の詳細を示す機能ブロック図である。管路抵抗圧力演算手段101は、還流量センサ10の測定値PV1を入力して流量Fをパラメータとする所定の管路抵抗圧力曲線Rを演算し、与えられた流量Fに対する最適な圧力設定値Pxを出力する。この管路抵抗圧力演算は周知の技術であり、特許文献1に開示がある。
最低流量保証圧力演算手段102は、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、ポンプ1台運転の時は最低流量保証圧力P1を、ポンプ1台運転の時は最低流量保証圧力P2を最低流量保証圧力Pnとして出力する。このように、ポンプの運転台数に応じて最低流量保証圧力を変更する点が、従来の固定圧力設定の手法とは異なっている。
流量保証時間演算手段105は、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、操作量MVを出力する。タイマ時間T2にセットされたシステム起動用タイマ105a及びタイマ時間T3にセットされた増段用タイマ105bを備え、D1,D2を入力する論理回路とSRフリップフロップにより、システム起動時には時間T2の操作量MVを、増段時には時間T2の操作量MVをハイセレクタ106に出力する。
バイパス弁開度演算手段108は、ハイセレクタ106で選択された操作量MVを入力し、ポンプの動作点が管路抵抗圧力曲線Rより高い最低流量保証圧力設定値上にある時、熱源の最低流量を確保するための余剰流量を、往還ヘッダ間でバイパス制御するための操作量MV3を出力する。
図3は、図1の、直送方式の熱源ポンプ運転台数と圧力制御動作点の遷移を説明する特性図である。図3(A)は、図10(A)と同様に、流量Fと熱源ポンプ運転台数の関係を示す。ヒステリシスを省略すれば、ポンプ増段ポイントPで、流量F1max以上で1台運転から2台運転に、流量F1max以下で2台運転から1台運転に切り替わる。
図3(B)は、流量Fに対するポンプ1台の圧力特性K1、ポンプ2台の圧力特性K2、管路抵抗圧力曲線R、従来の最低流量保証圧力設定値P1、本発明で採用される最低流量保証圧力設定値P2及びP3の関係を示している。
ポンプ2台運転の最大流量F2maxは、2台運転の圧力特性K2と管路抵抗圧力曲線Rの交点Aで決まり、このA点の圧力が従来システムの最低流量保証圧力設定値P1を決定している。
本発明では、2台運転時には、従来システムの最低流量保証圧力設定値P1よりも低い最低流量保証圧力設定値P2を設定し、1台運転時には、このP2よりも更に低い最低流量保証圧力設定値P3を設定することで、更なる省エネを実現する。
真夏の昼・厳冬期などの空調負荷ピーク時は、空調機側で消費される熱量が高くなるため流量が増大する。流量が最大のとき、動作点はA点となる。ピーク時間が過ぎ、熱負荷が下がると流量も下がる。従来システムによる吐出圧力一定制御の場合は、図10(B)で説明したように、A点からB点へ向けて直線上を動作点は移動する。
本発明による吐出圧力可変制御では、管路抵抗曲線Rにあわせて変揚程制御と、熱源ポンプの運転台数による最低流量保証圧力設定値P2,P3による最低流量保証制御を行うため、流量が下がると動作点は移動する。
管路抵抗曲線Rと設定値P2の交点をC点、ポンプ切り替え時の流量F1maaxでの管路抵抗曲線RをF点、管路抵抗曲線Rと設定値P3の交点をG点、流量ゼロ時の設定値P3をD点、F1maax時の最低流量保証圧力設定値P3をH点で示す。
流量減少時の動作点は、熱源ポンプの運転台数を考慮しない変揚程制御の場合、動作点はA→C→Eとなるが、本発明により熱源ポンプの運転台数を考慮することで、動作点はA→C→D→F→G→Hと遷移し、低流量時の設定圧力を大きく下げることが可能になり、熱源ポンプの電力削減が可能となる。
ポンプ動作点がC−D間またはG−H間にある時、即ち、ポンプの動作点が管路抵抗圧力曲線Rより高い最低流量保証圧力設定値上にある時、バイパス弁開度演算手段108は、熱源の最低流量を確保するために余剰流量を往還ヘッダ間でバイパス制御を行うための操作量MV3をバイパス弁13に出力する。
図4は、流量保証時間演算手段204による、熱源ポンプの運転状態変化に対する制御出力の保証動作を説明する波形図である。図11と同様に、図4(A)は熱源ポンプ6の運転状態、(B)は熱源ポンプ7の運転状態、(C)は熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の操作量MV1、(D)は熱源ポンプ7を駆動するインバータ9の操作量MV2の波形を示す。
時刻t0でシステムが起動し、熱源ポンプ6が停止状態から運転状態になる。この時刻t0から時刻t1までの一定時間T2の期間、熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の操作量MV1を強制的に100%に維持する。
時刻t2でポンプ増段が発生すると、熱源ポンプ7が停止状態から運転状態になる。この時刻t2から時刻t3までのT2よりは短い一定時間T3の期間、熱源ポンプ6を駆動するインバータ8の制御出力及び熱源ポンプ7を駆動するインバータ9の操作量MV2を強制的に100%に維持する。
時刻t4でポンプ減段が発生すると、熱源ポンプ6が運転状態から停止状態になる。この場合には、インバータ8及びインバータ9に対する強制的な操作量の変更は実施されない。
このように、システム起動時用の最低流量保証時間T2と、ポンプ増段時の最低流量保証時間T3の2種類のタイマを使い分けることにより、ポンプ増段時の無駄を削除することが可能となり、更なる省エネ効果を得ることができる。
図5は、本発明を適用した2次ポンプ方式による空調システムの一実施例を示す機能ブロック図である。2次ポンプ方式では、直送方式とは異なり、管路抵抗による圧力制御を行っていない。
直送方式では空調負荷の変動を熱源ポンプが受けるが、2次ポンプ方式では熱源空調負荷の変動による管路抵抗の変化の影響を受けるのは2次ポンプ17であり、熱源ポンプは基本的に管路抵抗の変化が影響しないためである。
空調機周りの構成は、図12に示した従来構成と同一である。本発明が適用される熱源制御装置200は、空調機4からの還流量を還流量センサ10で測定し、この還流量が熱源から出力される冷温水の流量と等しくなるように熱源ポンプ6,7を駆動するインバータ8,9の周波数を操作して還流量比例制御を実行する。
空調機4からの還流量と熱源1,2からの冷温水の流量が等しくなれば、バイパス管路を流れる流量は、Fa=Fbとなり、バイパス管路に流れる冷温水の無駄はゼロとなり、熱源ポンプの省エネを図ることができる。
本発明で採用している還流量比例制御の考え方の基本は、還流量センサ10によって流量瞬時値PV1を取り込み、その流量が得られる熱源ポンプ回転数を与える操作量MVをインバータへ出力する。
流量∝回転数(=インバータ周波数)なので、操作量MVは流量瞬時値に比例したインバータ周波数になる。例えば、流量瞬時値=800m3/h、熱源ポンプ定格流量=500m3/h(50Hz)、ポンプ運転台数2台であれば、
インバータ周波数=800/(500*2)=0.8=80%=50Hz*0.8=40Hz
これによりFa=Fbが実現され、バイパス管路12に流れる流量は0となる。
ここでも制約事項として、熱源の最低流量値が問題となる。流量が0だからといって、インバータ周波数を0にすれば熱源に流れる流量が0になってしまう。従って、熱源ポンプの状態信号を取り込み、熱源ポンプの運転台数に応じた最低流量値を与えるインバータ周波数を決定し、この値と還流量比例制御のインバータ周波数とのハイセレクトをインバータへの操作量とする必要がある。
熱源制御装置200の機能構成を説明する。還流量比例演算手段201は、還流量センサ10の測定値PV1を入力し、還流量比例制御のための操作量MVを出力する。最低流量値保証圧力演算手段202は、上位のシステム(図示せず)により運転台数が管理される熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、最低流量を保証する操作量MVを出力する。
流量保証時間演算手段203は、図1の105と同一構成であり、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、起動時と増段時を識別した操作量MVを出力する。
2次ポンプ方式では、空調機の露点温度制御等の必要条件から、冷温水の往温度を一定に保つ必要がある場合がある。本発明を適用した熱源制御装置200では、2次往ヘッダ32の温度測定値PV3を取り込み、往温度が設定範囲外となった場合に熱源ポンプの操作量を調整することで、往温度一定制御を行う。
冷温水温度補償手段204は、2次往ヘッダ32の温度センサ15の測定値PV3を入力し、温度が所定のアラームを超えて上昇または減少したときに冷温水の流量を規制する操作量MVを出力する。
ハイセレクタ205は、還流量比例演算手段201、最低流量値保証圧力演算手段202、流量保証時間演算手段203、冷温水温度補償手段204から出力される操作量MVを入力し、大の値を選択する。
ハイセレクタ205で選択された操作量MVは、MV値分配手段206でMV1及びMV2に分配され、熱源ポンプ6及び7を駆動するインバータ8及び9に出力される。
図6は、熱源制御装置200の詳細を示す機能ブロック図である。還流量比例演算手段201は、還流量センサ10の測定値PV1を入力し、流量Fに比例した操作量MVを演算してハイセレクタ205に出力する。比例係数はポンプ及びインバータの仕様で決定される。
最低流量値保証圧力演算手段202は、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、ポンプ1台運転の時は最低流量保証操作量MV1を、ポンプ2台運転の時は最低流量保証操作量MV2を最低流量保証操作量MVとしてハイセレクタ205に出力する。
流量保証時間演算手段203は、熱源ポンプ6及び7の運転状態信号D1及びD2を入力し、操作量MVを出力する。タイマ時間T2にセットされたシステム起動用タイマ203a及びタイマ時間T3にセットされた増段用タイマ203bを備え、D1,D2を入力する論理回路とSRフリップフロップにより、システム起動時には時間T2の操作量MVを、増段時には時間T2の操作量MVをハイセレクタ205に出力する。
冷温水送水温度補償手段204は、2次往ヘッダ32の温度センサ15の測定値PV3を入力し、冷房時に空調側の負荷が高まり往温度が上昇し設定温度上限値(ハイアラーム)を超えると、熱源ポンプの操作量MVを100%として空調機側への熱量の確保を行うことで往温度の補償制御を行う。
暖房時に空調側の負荷が高まり往温度が下降し設定温度下限値(ローアラーム)を超えると、熱源ポンプの操作量MVを0%として空調機側への熱量の確保を行うことで往温度の補償制御を行う。
図7は、2次ポンプ方式の熱源ポンプ運転台数と還流量に基づく操作量出力の動作点遷移を説明する特性図である。図7(A)は、図10(A)と同様に、流量Fと熱源ポンプ運転台数の関係を示す。ヒステリシスを省略すれば、ポンプ増段ポイントPで、流量F1max以上で1台運転から2台運転に、流量F1max以下で2台運転から1台運転に切り替わる。図7(B)は、運転台数と還流量に基づく操作量出力の動作点遷移を示す。
熱源の最低流量値はメーカや仕様によって千差万別であるが、熱源の定格流量(=ポンプの定格流量)の50%程度が一般である。しかしながら、熱源に付いている流量センサの精度は高くはなく、流量を50%まで下げてしまうと保護回路が働き熱源が緊急停止してしまう可能性があるので、+15%くらいの余裕をもったところを制御上の最低流量値とする。そのため、図7(B)では、最低流量値を65%として表記している。
(1)運転台数が1台の場合:
還流量Fの値を、X1軸で表示する。流量0%〜100%変化に対して還流量比例演算手段201からの操作量MVは、直線G1に従い0%〜100%に変化する。流量が65%〜100%の領域ではG1に従い操作量MVも65%から100%に比例的に増加する。
流量が65%以下に領域では、G1に従わず、操作量MVは最低流量を確保するために65%に一定値に規制される。従って、動作点はA−B−Cと遷移する。
(2)運転台数が2台の場合:
還流量Fの値を、X2軸で表示する。流量0%〜100%変化に対して還流量比例演算手段201からの操作量MVは、直線G2に従い0%〜100%に変化する。流量が65%〜100%の領域ではG2に従い操作量MVも65%から100%に比例的に増加する。
流量が65%以下に領域では、G2に従わず、操作量MVは最低流量を確保するために65%に一定値に規制される。従って、動作点はD−E−Fと遷移する。
図8は、往ヘッダ温度に対する制御出力の保証動作を説明する波形図である。図8(A)は、2次往ヘッダ32の温度測定値PV3の変化を示し、時刻t1からt2の期間に設定温度上限値SVHをオーバーしている。
図8(B)は、冷房時における熱源ポンプのインバータ操作量MV1,MV2の遷移を示す。温度測定値PV3が設定温度上限値SVHをオーバーしている時刻t1からt2に期間に、操作量MV1,MV2は強制的に100%に規制される。
冷房時において、温度測定値PV2が設定温度下限値SVLより低下する場合は図示されていないが、PV3が設定温度下限値SVLより低下する期間に、操作量MV1,MV2は強制的に0%に規制される。
流量保証時間演算手段203の構成は、図1の直送方式における流量保証時間演算手段105と同一構成である。従ってその動作特性は、図4で説明した動作特性と同一である。
以上説明した実施例の空調システムでは、説明の簡略ため熱源が2台の場合を示したが、本発明は3台以上の熱源を備える空調システムに適用することができ、熱源台数が多いほどより大きな省エネ効果を期待することができる。
1、2 熱源
3 往ヘッダ
4 空調機
5 還ヘッダ
6、7 熱源ポンプ
8、9 インバータ
10 還流量センサ
11 圧力センサ
12 バイパス管路
13 バイパス弁
100 熱源制御装置
101 管路抵抗圧力演算手段
102 最低流量値保証圧力演算手段
103 ハイセレクタ
104 圧力コントローラ
105 流量保証時間演算手段
106 ハイセレクタ
107 MV値分配手段
108 バイパス弁開度演算手段

Claims (2)

  1. 複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムにおいて、
    前記冷温水の還流量測定値に基づく管路抵抗圧力演算手段と、
    前記熱源ポンプの運転台数に基づく最低流量値保証圧力演算手段と、
    管路抵抗圧力演算手段の演算値と前記最低流量値保証圧力演算手段の演算値を入力するハイセレクタと、
    このハイセレクタの選択出力を圧力設定値とし、前記往ヘッダの圧力測定値との偏差を制御演算して前記インバータへの操作量を出力する圧力コントローラと、
    前記熱源ポンプの起動時及び増段時に対応して、前記インバータへの操作量を所定時間最大値に維持させる、流量保証時間演算手段と、
    前記熱源ポンプの動作点が、前記管路抵抗圧力演算値より高い前記最低流量保証設定値にある期間に、前記往ヘッダより前記還ヘッダにバイパスする冷温水流量を調節するバイパス弁開度演算手段と、
    を備えることを特徴とする空調システム。
  2. 複数の熱源で熱交換された冷温水を、インバータの周波数で回転制御される複数の熱源ポンプにより1次往ヘッダ及び2次ポンプを備える2次往ヘッダを介して空調機に送水し、空調機で熱交換された前記冷温水を還ヘッダを介して前記熱源に循環させる空調システムにおいて、
    前記冷温水の還流量値に比例して前記インバータへの操作量を演算する還流量比例演算手段と、
    前記熱源ポンプの運転台数に基づく最低流量値保証操作量を演算する最低流量値演算手段と、
    前記還流量比例演算手段の演算値と前記最低流量値演算手段の演算値を入力し、前記インバータへの操作量を選択出力するハイセレクタと、
    前記熱源ポンプの起動時及び増段時に対応して、前記インバータへの操作量を所定時間最大値に維持させる、流量保証時間演算手段と、
    冷房運転時に前記2次往ヘッダの温度測定値が設定温度上限値を超える期間には前記インバータへの操作量を最大値に維持させると共に、暖房運転時に前記2次往ヘッダの温度測定値が設定温度下限値より低下する期間には、前記インバータへの操作量を最小値に維持させる冷温水温度補償手段と、
    を備えることを特徴とする空調システム。
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