JP5595682B2 - 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット - Google Patents

制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5595682B2
JP5595682B2 JP2009159360A JP2009159360A JP5595682B2 JP 5595682 B2 JP5595682 B2 JP 5595682B2 JP 2009159360 A JP2009159360 A JP 2009159360A JP 2009159360 A JP2009159360 A JP 2009159360A JP 5595682 B2 JP5595682 B2 JP 5595682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
scram
control rod
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009159360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011013164A (ja
Inventor
悟 関根
和浩 川越
龍俊 徳山
悟郎 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009159360A priority Critical patent/JP5595682B2/ja
Publication of JP2011013164A publication Critical patent/JP2011013164A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5595682B2 publication Critical patent/JP5595682B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)

Description

本発明は、制御棒駆動機構を作動させる制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットに係り、特に水圧制御ユニットを構成するスクラム弁の弁シート周辺構造を改良した制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットに関する。
沸騰水型原子炉には、原子炉圧力容器の下部に多数の制御棒駆動機構が設けられる。制御棒駆動機構は制御棒の挿入・引抜、スクラム動作が制御棒駆動水圧系により行なわれ、原子炉の運転が制御される。制御棒駆動水圧系は、制御棒駆動水ポンプ、スクラムディスチャージボリューム、水圧制御ユニット(以下、HCUという。)から主に構成される。
また、水圧制御ユニットは、スクラム弁、流路選択弁等の各種弁とアキュムレータおよび窒素ガス容器とから構成されており、特にスクラム動作時には、水圧制御ユニットのスクラム入口弁とスクラム出口弁を開き、アキュムレータの水圧力を制御棒駆動機構の駆動ピストン下部に付与し、制御棒に大きな加速度を与え、スクラム動作させるようになっている。
従来の水圧制御ユニット(HCU)は、特許文献1に示すようにHCU室に設けられ、ユニットフレーム内にNガス容器、アキュムレータおよびスクラム弁が収容されてユニット構造に構成される。
また、スクラム弁は、スクラム入口弁とスクラム出口弁とからなる。スクラム弁は、スクラム入口弁とスクラム出口弁の弁箱(上部弁箱と下部弁箱)内に特許文献2に示すように、弁シート機構を組み込んで一体化される複合型弁である。スクラム弁の上部弁箱と下部弁箱は4隅部がスタッドボルトで締め付けられ、一体化される。上部弁箱と下部弁箱内に弁体と弁シートが収納され、スクラム弁は開閉可能に保持される。
スクラム弁は、特にスクラム動作の場合、水圧制御ユニットのスクラム入口弁とスクラム出口弁が開口し、アキュムレータ内の高圧水圧力をCRDの駆動ピストン下部に与える。駆動ピストン上部の冷却材は、スクラム出口弁からスクラムディスチャージボリュームに逃がし、制御棒に大きな加速度を与え、制御棒を緊急に挿入し、スクラム動作させるようになっている。
また、水圧制御ユニットのスクラム弁は、図9に示されるものが用いられている。このスクラム弁1は、上部弁箱2aと下部弁箱2bの間に弁シート機構3が一体に保持される。弁シート機構3は、弁シート4がSUS鋼からなるシート受け5aとディスク状のシート押え5bに挟持されてサンドイッチ構造に構成される。
弁シート4に着座する弁体6はスクラム弁1の本体駆動部(図示せず)にて昇降駆動される弁ステム6Aの先端に一体に設けられる。弁体6が弁シート4に着座することでスクラム弁1は閉じられ、弁体6が弁シート4から離れることで、スクラム弁1は開放される。なお、符号7a,7bはリング状のガスケットである。
さらに、スクラム弁1の上部弁箱2aと下部弁箱2bとの、例えば4隅部はスタッドボルト(図示せず)で締結され、固定される。上部弁箱2aと下部弁箱2bとの間に弁シート機構3が挟持され、一体的に据え付けられる。
特開2002−181980号公報 特開平2−16494号公報
水圧制御ユニットのスクラム弁1は、図9に示すように、弁シート機構3がサンドイッチ構造に構成され、シート受け5aとディスク状のシート押え5bの間に弁シート4が挟持される。ディスク状シート押え5bは、下面に周辺リブ8が突出し、この周辺リブ8がシート受け5aの上面に形成される凹部にメタルタッチで接触している。これにより、シート押え5bは、シート受け5aの上面凹部に嵌り合って、シート押え5bはスライドが防止され、安定的に保持される。
スクラム弁1の弁シート機構3は、上部弁箱2aと下部弁箱2bとの間に締め付けられ挟持される。弁シート4はシート受け5aとシート押え5bの間に固定される一方、シート押え5bは周辺リブ8を介してシート受け5aにメタルタッチ(メタルコンタクト)で保持されている。
その際、シート受け5aとシート押え5bのメタルタッチ面積が周辺リブ8の小さな接触面積で規制されるため、シート押え5bの接触面積(受圧面積)が小さく、シート押え5bの周辺リブ8に局所的に弾性限界荷重を超える大きな変形荷重が作用する虞があった。
また、上部弁箱2aと下部弁箱2bとをスタッドボルト・ナットの締付けにより、締付力を調整しているが、隅部に設けられる4本のスタッドボルトの締付状態をバランスよく調整することが困難である。各スタッドボルトの締付力、締付状態如何によっては、締付状態がアンバランスになり、締付時の調整が困難となったり、シート押え5bの周辺リブ8は弾性変形領域の変形で対応することができず、塑性変形が局所的に発生し、弁シート4を過大に圧縮し、シート機能を阻害する虞があった。
スクラム弁1の弁シート周辺構造は、スクラム弁上部弁箱2aと下部弁箱2bを締め付ける際の締付力や締付手順の影響を受け易く、スクラム弁1の組立時に締付状態をバランスよく全体調整することが困難であり、この締付力のバランスの困難性に起因して、保守・メンテナンス作業に多大の作業時間を要している。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、スクラム弁の分解・組付けの作業性を良好にし、弁シート機構の構成部材が塑性変形するのを未然にかつ確実に防止し、弾性変形領域内の変形にて対応が可能な制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、スクラム弁の弁シート機構に弾性変形領域を超える変形荷重が作用するのを未然にかつ確実に防止し、スクラム弁の保守・メンテナンス作業を容易にして作業性を良好にし、信頼性を向上させた制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットを提供するにある。
本発明の別の目的は、スクラム弁の全体形状や外形寸法の外形形態を変えることなく、分解・組付け作業を簡素化し、保守・メンテナンス作業を容易にした制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットを提供するにある。
本発明に係る制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、高圧窒素ガスを蓄える窒素ガス容器と、この窒素ガス容器に接続されて高圧水を制御棒駆動機構に供給するアキュムレータと、制御棒緊急挿入時にアキュムレータ内の高圧水を開放するスクラム弁と、これらを接続する配管とを備えた制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットにおいて、前記スクラム弁は、上部弁箱と下部弁箱が一体結合された2分割構造の弁箱と、この弁箱内に収納されて保持される弁シート機構とを有し、前記弁シート機構は、シート受けとシート押えの間に弁シートを挟持してサンドイッチ構造に積層して構成し、前記シート押えまたはシート受けと一体に、あるいは前記シート押えまたはシート受けを組み付けて一体的に、外周スリーブを設け、この外周スリーブの上面および下面を前記上部弁箱の下面および下部弁箱の上面にメタルタッチで接触させ、挟持させたことを特徴とするものである。
本発明に係る制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットは、スクラム弁の分解・組付けの作業性が良好で、弁箱内の弁シート構造の塑性変形を未然にかつ確実に防止し、保守・メンテナンス作業を容易にかつ効率よく行なえ、また、外周スリーブにより締付力を受け、弁シートの圧縮代はシート押え、シート受けの寸法差により決定されるため、弁シートに過大な圧縮を生じることはなく、弁シート機構の機能を高い信頼性をもって維持することができる。
制御棒駆動機構を作動させる制御棒駆動水圧系に備えられる水圧制御ユニットを示すユニット構造図。 制御棒挿入時の水圧制御ユニットを示す系統図。 制御棒引抜時の水圧制御ユニットを示す系統図。 制御棒スクラム時の水圧制御ユニットを示す系統図。 本発明に係る水圧制御ユニットのスクラム弁の実施形態を示す縦断面図。 図5に示された水圧制御ユニットのスクラム弁の弁シート周辺構造を示す部分断面図。 スクラム弁の弁シート周辺構造の第2実施形態を示す部分断面図。 スクラム弁の弁シート周辺構造の第3実施形態を示す部分断面図。 従来のスクラム弁の弁シート周辺構造を示す部分断面図。
本発明に係る制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットの実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、制御棒駆動機構(以下、CRDという。)を作動させる制御棒駆動水圧系に備えられる水圧制御ユニット(以下、HCUという。)10を示す。HCU10は沸騰水型原子力プラントの原子炉建屋内のHCU室(図示せず)に、CRDに対応して据え付けられる。HCU10はユニットフレーム11内に高圧窒素ガス(N2ガス)を蓄える窒素ガス容器12と、この窒素ガス容器12に接続されて高圧水をCRD27(図2〜図4参照)に供給するアキュムレータ13と、制御棒28の緊急挿入時(スクラム時)にアキュムレータ13内の高圧水を開放するスクラム弁14とを組み込んで主なユニット構成部材が構成される。スクラム弁14は、スクラム時に、アキュムレータ内の高圧水をCRDの駆動ピストン下部に付与するスクラム入口弁15と駆動ピストン上部の冷却材をスクラムディスチャージボリュームに逃がすスクラム出口弁16とを組み合せて構成される。
HCU10は、図2ないし図4に示す制御棒駆動水圧系18の主要な構成要素を構成している。制御棒駆動水圧系18はHCU10の他、制御棒駆動水ポンプ19、スクラムディスチャージボリューム20を備えている。スクラムディスチャージボリューム20にスクラム排出容器21が備えられており、このスクラム排出容器21にスクラム時のスクラム排水がディスチャージされる。
また、HCU10は、スクラム弁14の他に、4個の方向制御弁22a,22b,22c,22dを備えた流路選択弁22、HCU10を制御棒駆動水圧系18の系統から仕切る複数の仕切弁23、チェック弁24等の各種弁を有する。符号25はゴミ、異物等を除去するフィルタである。
さらに、制御棒駆動水圧系18は、制御棒駆動水ポンプ19からの駆動水をCRD27の駆動ピストン27aの下側に供給する挿入配管29と、駆動ピストン27aの上側の冷却材(水)を排出水ヘッダ30に引き抜く引抜き配管31、アキュムレータ13に冷却水を充填させるアキュムレータ充填配管32、およびHCU10から分岐され、スクラムディスチャージボリューム20にスクラム水を排出するスクラム排出管33等の各種配管を有する。
[第1実施形態]
HCU10に備えられるスクラム弁14は、図5に示す縦断面構造を有する。スクラム弁14は、スクラム入口弁15とスクラム出口弁16を備えるが、この入口弁15および出口弁16は構成が類似するので、一方のスクラム入口弁15について説明する。
スクラム弁14(15)は、ケース本体36の上部に本体駆動部37を備える。本体駆動部37は、空気圧力の付加によりスプリング38の付勢力に抗して押圧駆動するダイアフラム機構39を有する。このダイアフラム機構39には、ケース本体36内をガイドスリーブ40に案内されるコネクチングロッド41が設けられ、コネクチングロッド41の下端に、コネクタ44を介して弁ステム45が一体に連結される。
ケース本体36の下端部には、スクラム弁14の弁箱(弁ケース)46が設けられる。弁箱46は、上部弁箱47と下部弁箱48とから2分割構造に構成される。上部弁箱47と下部弁箱48は、隅部、例えば4隅部を、上下方向に貫くナット付スタッドボルト56で締め付けることにより、弁箱46が一体的に構成される。上部弁箱47の弁ステム45はスライド可能にシールするグランドパッキン50を貫いて下方に延び、弁ステム45の下端に弁体51が一体に設けられる。
弁体51は、弁シート機構52の弁シート53に着座することにより、スクラム弁14が閉じられ、弁体51が弁シート53から上動して離れることによりスクラム弁14開放される。
弁シート機構52は、シート受け54とシート押え55の間に弁シート53を挟持して一体的に組み付けられる。弁シート機構52は、上部弁箱47下面の内周側凹部と下部弁箱48上面の内周側凹部とにより形成される合わせ収納部に収納される。上部弁箱47と下部弁箱48とは、4隅部にスタッドボルト56を通し、スタッドボルト56の上下端部を締付ナット57で締め付けることにより、弁シート機構52が締着される。
弁箱46の上部弁箱47内に、弁チャンバ58が形成され、弁シート機構52の上方の弁チャンバ58からスクラム流路59がほぼ直交する方向に延びており、スクラム流路59の反対側流路は、弁(図示せず)により閉塞されている。このスクラム流路59は、CRD27の挿入配管29に連通しており、挿入配管29の一部を構成している。
また、弁箱46の下部弁箱48内に、弁シート機構52の流入口からアキュムレータ13に通じる流路60が形成され、この流路60を介してスクラム弁14に、アキュムレータ12の高圧水を作用させている。
また、アキュムレータ13内で、ピストン62が昇降自在に支持され、このピストン62にNガス容器12の高圧Nガスを作用させている。Nガス容器12内の圧力は図1に示す圧力計63により常時計測される。
ところで、スクラム弁14(15)の弁シート機構52は、上部弁箱47および下部弁箱48とともに弁シート周辺構造を構成している。スクラム弁14の弁シート周辺構造は、図6に示す断面構造を有する。スクラム弁14の弁シート機構52は、スカートあるいはスリーブ付きのシート押え55とブロック状のシート受け54の間に弁シート53が介装され、挟持される。シート受け54は、シート押え55の外周スリーブに嵌め合うように挿入され、シート押え55の外周部頂面、すなわち、外周スリーブの上面および外周スリーブの下面が、上部弁箱47下面の内周側凹部および下部弁箱48上面の内周側凹部にメタルタッチ(メタルコンタクト)で接触し、シート押え55は外周部の上面および下面が上部弁箱47および下部弁箱48とそれぞれメタルタッチで接触し、挟持される。外周スリーブは、上部弁箱47および下部弁箱48と広い接触面積を有し、受圧面積を従来の弁シート機構より増加させることができた。
加えて、弁シート機構52のシート押え55およびシート受け54は耐熱ステンレス鋼原子力発電規格GXM−1あるいはGXM−2のオーステナイト系SUS鋼が用いられ、従来のSUS鋼より大きな耐圧荷重を有する。また、弁シート53には、例えばカーボン繊維やグラス繊維を含有したフッ素樹脂材料、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)あるいはETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)が用いられる。弁シート53に用いられるPTFEは、締付応力を緩和する側にシート形態を変形させることができ、受圧応力を分散させ、均一化を図ることができる。
また、シート押え55の外周スリーブにより締付けを受け、弁シート53の圧縮代はシート押え55とシート受け54の寸法差により規定され、弁シート53に過大な圧縮を生じさせることがない。
なお、図6において、符号65はリーク流を防止するリング状ガスケット、符号66はリーク流を案内するガイド溝であり、図5の符号67は積層されたグランドパッキンのパッキン押え、符号68はストッパである。
[制御棒の挿入時]
制御棒駆動機構(CRD)27を動作させて制御棒28を原子炉炉心部に挿入する場合には、制御棒駆動水ポンプ19の駆動状態において、制御棒駆動水圧系18を図2に示すように動作させる。一方、HCU10の各種弁の開閉関係は、図2に示すように制御され、流路選択弁22の方向制御弁22a,22cを閉じ、他の方向制御弁22b,22dを開放させる。また、スクラム弁14を構成するスクラム入口弁15とスクラム出口弁16は共に閉じており、HCU10の仕切弁23はそれぞれ開放させておく。なお、流路選択弁22の方向制御弁22a,22dには、流量調整弁が備えられている。
制御棒駆動水ポンプ19の駆動状態で、HCU10の各種弁類が図2に示す開閉状態をとるとき、復水器や復水貯蔵器(共に図示せず)からの駆動水は、流路選択弁22内の流路を通り、挿入配管29からCRD27の駆動ピストン27aの下側に供給され、制御棒28を押し上げて原子炉炉心部に挿入させる。
一方、CRD27の駆動ピストン27aの上側の冷却材(冷却水)は引抜配管31から流路選択弁22内の流路を通り、排水配管71を経て排出水ヘッダ30に排出される。
これにより、CRD27の駆動ピストン27aは上動し、ピストン作動ロッドの上端にカップリングされた制御棒28は原子炉炉心部に挿入され、原子炉の出力を低下させる方向で制御する。
[制御棒の引抜き時]
制御棒28を原子炉炉心部から引き抜く場合には、水圧制御ユニット(HCU)10の流路選択弁22を図3に示すように、開閉制御する。流路選択弁22の方向制御弁22b,22dを閉じ、他の方向制御弁22a,22cを開放させる。このHCU10の各種弁の開閉状態で流路を切り換えると、図2の挿入配管29はCRD27からの排水側に、引抜配管31はCRD27の供給側にそれぞれシフトする。
この制御棒駆動水ポンプ19駆動状態で、HCU10の各種弁類を図3に示す開閉状態とすると、駆動水は流路選択弁22内の流路を通って引抜配管31から、CRD27の駆動ピストン27aの上側に供給され、駆動ピストン27aを押し下げる。
一方、駆動ピストン27aの下側の冷却材(水)は、挿入配管29から流路選択弁22内の流路を通り、排水配管71から排出水ヘッダ30に排出される。
CRD27の駆動ピストン27aの上下の冷却水を給排することにより、駆動ピストン27aが下降し、この下降に伴って制御棒28が原子炉炉心部から引き抜かれ、原子炉の出力を向上させる方向に制御している。
[スクラム時]
CRD27の制御棒28をスクラム動作させる場合には、HCUの各種弁類を図4に示すように開閉制御させる。このスクラム動作時にはスクラム弁14の入口弁15および出口弁16をそれぞれ開放する。
このスクラム時には、図5に示すダイアフラム機構39への加圧空気の供給を停止する。すると、ダイアフラム機構39のダイアフラムは、スプリング38のばね力(付勢力)により上動し、コネクチングロッド41を上動させる。このコネクチングロッド41の上動に追従してコネクタ44および弁ステム45を上動させ、弁体51を弁シート機構52の弁シート53から離す。弁体51が上動することにより、弁が開状態となり、スクラム弁14(入口弁15および出口弁16)が開放し、スクラム動作が開始される。
スクラム弁14が開口すると、アキュムレータ13内の高圧水は、流路60から弁チャンバ58に入り、続いて、弁チャンバ58からスクラム流路59、および図3に示す挿入配管29を通り、CRD27の駆動ピストン27aの下側に供給される。HCU10のスクラム弁14(入口弁15および出口弁16)が開くと、アキュムレータ13の高圧水がCRD27の駆動ピストン27aの下部に付与される。
一方、CRD27の駆動ピストン27a上部の冷却材は、引抜配管31から引き抜かれ、スクラム出口弁16を通ってスクラム排出管33に導かれ、スクラムディスチャージボリューム20のスクラム排出容器21に逃がす。スクラム出口弁16では、CRD27の駆動ピストン27a上部の冷却材は、スクラム流路50から流路60、弁ポート53a、弁チャンバ58を経てスクラム排出容器21側に排出される。
これにより、CRD27の駆動ピストン27aに大きな加速度を付与し、制御棒28は原子炉炉心部に緊急挿入される。
何らかの理由により、アキュムレータ13の出口圧力が原子炉圧力より低下する場合には、CRD27のボール逆止弁(図示せず)のボール位置が変わり、原子炉圧力が駆動ピストン27aの下部に加わり、スクラム動作が完了する。
また、スクラム弁14(15,16)の弁シート周辺構造は、図6に示すように構成される。弁箱46は上部弁箱47と下部弁箱48の2分割構造に構成され、上部弁箱47および下部弁箱48の4隅部をスタッドボルト56、ナット57で締め付けて挟持させることで一体化され、弁シート機構52はサンドイッチ構造に構成される。その後、弁シート機構52は、シート押え55の外周部が、従来の周辺リブより支圧面積が大きい外周スリーブ(あるいはスカート)として一体に構成され、シート押え55と一体構造の外周スリーブは上面(シート押え外周部上面)および下面が上部弁箱47の下面および下部弁箱48の上面とメタルタッチ(コンタクト)で接触し、挟持される。
具体的には、シート押え55(と一体の)外周スリーブは、その上面および下面が上部弁箱47下面の内周側凹部および下部弁箱48上面の内周側凹部とメタルタッチで接触して挟持される。シート押え55の外周スリーブ内に弁シート53およびブロック状シート受け54が積層状態で収納される。シート受け54はシート押え55と外周部で接しているものの、軸方向には直接接触していない。
しかも、シート押え55およびシート受け54は、従来のSUS鋼より耐荷重が大きな耐熱ステンレス鋼原子力発電用規格GXM−1またはGXM−2で形成される。このため、締付荷重を受けるシート押え55の変形は、常に弾性変形領域内で行なわれる。したがって、弁シート機構52はシート押え55やシート受け54に塑性変形が生じて破損したり、永久変形が生じるのを未然にしかも確実に防止できる。
弁シート機構52が締付荷重を受けたり、締付力のバラツキが生じても、弁シート機構52のシート押え55は弾性変形領域の変形で対応することができ、塑性変形が生じることがない。
弁シート機構52は締付方法にかかわらず、弾性限界を超える荷重を受けて塑性変形することがないので、弁シート機構52を含むスクラム弁14の組立作業が容易となり、スクラム弁14(15,16)の保守・メンテナンス作業を簡単かつ容易に行なうことができる。
また、サンドイッチ構造に保持される弁シート53は、カーボン繊維入りのPTFEやETFEのシート材料が用いられ、締付荷重を受けてコールドフロー(Cold Flow)が生じ、応力を緩和する側に形態が変化し、シート機能を充分に維持することができる。
さらに、スクラム弁14(15,16)の弁シート機構52の外形形状、寸法は、従来の弁シート機構の外形形状、寸法と同じであり、従来の弁箱46に収納可能である。同じ外形形態に構成される。しかも、弁シート機構52は弁シート53を挟持するシート押え55の外周部に外周スリーブを一体に形成し、シート押え55の外周スリーブ内に弁シート53およびシート受け54を収納する3ピースの弁シートサンドイッチ収納構造としたので、シート押え55、弁シート53およびシート受け54が締付荷重や衝撃荷重を受けて塑性変形することがない。
[第2実施形態]
図7は、制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットの第2実施形態を示すものである。
水圧制御ユニット(HCU)の全体的な構成は、図1ないし図5に示すHCU10と異ならないので、同じ構成および作用には同一符号を用いて説明を省略ないし簡略化する。
第2実施形態に示される水圧制御ユニット(HCU)のスクラム弁14Aは、第1実施形態に示されるスクラム弁14と、同じ外形形状、寸法の外形形態を有し、弁箱46内に弁シート機構52Aが収納され、保持される。弁シート機構52Aはシート受け54A、弁シート53およびシート押え55Aの3ピースを組み立てて構成される。弁シート機構52Aは3ピースのサンドイッチ収納構造であるが、弁シート機構52Aに設けられる外周スリーブをシート受け54Aに一体に成形したものである。
この弁シート機構52Aは、シート受け54Aの周辺部から立ち上がる円筒状の外周スリーブを設け、シート受け54Aと一体の外周スリーブ内に弁シート53と弁押え55Aを積層して収納し、3ピースのサンドイッチ収納構造としたものである。シート受け54Aの外周スリーブの上面および下面、すなわちシート受け54Aの上面(頂面)および下面(底面)は、弁箱46の上部弁箱47下面の内周側凹部および下部弁箱48上面の内周側凹部にメタルタッチ(メタルコンタクト)で接触している。シート受け54Aの外周スリーブ上面および外周スリーブ下面(シート受け底面)は上部弁箱47下面の内周側凹部および下部弁箱48上面の内周側凹部に(一部リング状のガスケット65を介して)メタルタッチで接触し、挟持される。
弁シート機構52Aの弁シート53およびシート押え55Aの外周面は、シート受け54Aの外周スリーブに嵌合して収納され、放射方向のスライドが防止される。
第2実施形態の弁シート機構52Aも、第1実施形態の弁シート機構52と同様に弁シート機構52Aは、締付荷重をシート受け54Aの弾性変形領域で受け、塑性変形するのを未然にしかも確実に防止することができる。このため、弁シート機構52Aは塑性変形して損傷を受けることがない。また、シート受け54Aの外周スリーブにより締付力を受け、弁シート53の圧縮代は、シート受け54Aとシート押え55Aの寸法差により規定されるため、弁シート53に過大な圧縮を生じることがないため、第1実施形態の弁シート機構52と同様に、弁シート機構52Aを含むスクラム弁14の組立作業性が良好となり、保守・メンテナンス作業を容易に効率よく行なうことができる。
[第3実施形態]
図8は、制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットの第3実施形態を示すものである。
水圧制御ユニット(HCU)の全体的構成は、図1ないし図5で示すHCU10と異ならないので、同じ構成および作用にも同一符号を用いて説明を省略ないし簡略化する。
第3実施形態に示された水圧制御ユニット(HCU)のスクラム弁14Bは、第1実施形態に示されるスクラム弁14と同じ外形形状、寸法の外形形態を有する。このスクラム弁14Bは、第1実施形態と同様に弁箱46内に弁シート機構52Bが収納され、保持されるが、弁シート機構52Bは、シート受け54B、弁シート53、シート押え55Bおよび外周スリーブ70の4ピースを組み立てて構成される4ピースのサンドイッチ収納構造であり、3ピースのサンドイッチ構造の弁シート機構52,52Aとは異なる。
弁シート機構52Bの外周スリーブ70は、スリーブ上面および下面が上部弁箱47の下面の内周側凹部および下部弁箱48上面の内周側凹部にメタルタッチ(メタルコンタクト)で接触し、外周スリーブ70内にシート受け54B、弁シート53およびシート押え55Bがサンドイッチ構造に積層され、このサンドイッチ構造のシート受け54B、弁シート53およびシート押え55Bは外周スリーブ70内に積層状態で収納され、シート受け54B、弁シート53およびシート押え55Bの放射方向のスライドが規制される。
第3実施形態の弁シート機構52Bにおいても、従来の弁シート機構の周辺リブより大きな支圧面積(接触面積)で締付荷重を受け、しかも、外周スリーブ70は、XM−19あるいは耐熱ステンレス鋼原子力発電用規格GXM−1またはGXM−2が用いられる。
第3実施形態の弁シート機構52Bは、締付荷重を外周スリーブ70の弾性変形領域で受けることができ、弁シート機構52Bが塑性変形するのを未然にしかも確実に防止できる。
したがって、第3実施形態に用いられる弁シート機構52Bも、シート受け54B、シート押え55B、外周スリープ70が、塑性変形するのを確実に防止でき、弁シート機構52Bを含むスクラム弁14Bの組立作業性を良好に維持することができ、保守・メンテナンス作業を容易に効率よく行なうことができる。
10 水圧制御ユニット(HCU)
11 ユニットフレーム(本体フレーム)
12 窒素(N)ガス容器
13 アキュムレータ
14 スクラム弁
15 スクラム入口弁
16 スクラム出口弁
18 制御棒駆動水圧系
19 制御棒駆動水ポンプ
20 スクラムディスチャージボリューム
21 スクラム排出容器
22 流路選択弁
22a,22b,22c,22d 方向制御弁
23 仕切弁
24 チェック弁
25 フィルタ
27 制御棒駆動機構(CRD)
27a 駆動ピストン
29 挿入配管
30 排出水ヘッダ
31 引抜き配管
32 アキュムレータ充填配管
33 スクラム排出管
36 ケース本体
37 本体駆動部
38 スプリング
39 ダイアフラム機構
40 ガイドスリーブ
41 コネクチングロッド
44 コネクタ
45 弁ステム
46 弁箱
47 上部弁箱
48 下部弁箱
50 グランドパッキン
51 弁体
52 弁シート機構
53 弁シート
53a 弁ポート
54 シート受け
55 シート押え
56 スタッドボルト
57 ナット
58 弁チャンバ
59 スクラム流路
60 流路
62 ピストン
63 圧力計
65 ガスケット
66 ガイド溝
67 パッキン押え
68 ストッパ
70 スリーブガイド
71 排水配管

Claims (8)

  1. 高圧窒素ガスを蓄える窒素ガス容器と、この窒素ガス容器に接続されて高圧水を制御棒駆動機構に供給するアキュムレータと、制御棒緊急挿入時にアキュムレータ内の高圧水を開放するスクラム弁と、これらを接続する配管とを備えた制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニットにおいて、
    前記スクラム弁は、上部弁箱と下部弁箱が一体結合された2分割構造の弁箱と、この弁箱内に収納されて保持される弁シート機構とを有し、
    前記弁シート機構は、シート受けとシート押えの間に弁シートを挟持してサンドイッチ構造に積層して構成し、
    前記シート押えまたはシート受けと一体に、あるいは前記シート押えまたはシート受けを組み付けて一体的に、外周スリーブを設け、この外周スリーブの上面および下面を前記上部弁箱の下面および下部弁箱の上面にメタルタッチで接触させ、挟持させたことを特徴とする制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  2. 前記弁シート機構は、シート押えの周辺部から立ち下がる外周スリーブを一体に設け、この外周スリーブに弁シートおよびシート受けを収納し、
    前記シート押えと一体の外周スリーブの上面および下面を、前記上部弁箱下面の内周側凹部および下部弁箱上面の内周側凹部にメタルタッチで接触させ、挟持させた請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  3. 前記弁シート機構は、シート受けの周辺部から立ち上がる外周スリーブを一体に設け、この外周スリーブに弁シートおよびシート押えを収納し、
    前記シート受けと一体の外周スリーブの上面および下面を前記上部弁箱下面および内周側凹部および下部弁箱上面の内周側凹部にメタルタッチで接触させ、挟持させた請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  4. 前記弁シート機構は、シート押え、弁シートおよびシート受けを積層状態で収納する外周スリーブを備え、
    前記外周スリーブの上面および下面を前記弁箱下面の内周側凹部および前記下部弁箱上面の内周側凹部にメタルタッチで接触させ、挟持させた請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  5. 前記弁シート機構は、弁シートにETFE(テトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体)またはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)またはPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)のシート材料を用いた請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  6. 前記弁シート機構は、シート押えとシート受けが相互に軸方向に非接触であることを特徴とする請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  7. 前記弁シート機構の外周スリーブの材質は外周スリーブに作用する支圧応力を上回る許容応力を有する材料であることを特徴とする請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
  8. 前記弁シート機構の外周スリーブの材質はXM−19あるいは耐熱ステンレス鋼原子力規格GXM−1あるいはGXM−2であることを特徴とする請求項1に記載の制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
JP2009159360A 2009-07-03 2009-07-03 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット Active JP5595682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159360A JP5595682B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159360A JP5595682B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011013164A JP2011013164A (ja) 2011-01-20
JP5595682B2 true JP5595682B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=43592208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009159360A Active JP5595682B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5595682B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103042177B (zh) * 2012-12-25 2015-02-25 王连法 一种不锈钢水龙头的覆膜砂铸造工艺
JP2015158459A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 水圧制御ユニット

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6056290A (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 株式会社日立製作所 制御棒駆動水圧装置用隔離弁
JPS60100089A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 株式会社日立製作所 制御棒駆動水圧装置用スクラム弁
JPH02182854A (ja) * 1989-01-06 1990-07-17 Hitachi Ltd 軽水炉配管用弁
JP3373338B2 (ja) * 1995-07-24 2003-02-04 株式会社キッツ 逆止め弁付ボールバルブ
JP4220120B2 (ja) * 2000-12-12 2009-02-04 株式会社東芝 水圧制御ユニットおよびその据付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011013164A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101969934B1 (ko) 고압 레귤레이터용 안전밸브
CA2277585A1 (en) Air drive pumps and components therefor
JP2008175267A (ja) 蒸気弁装置及びそれを備えた発電設備
JP2016184259A (ja) 減圧装置
JP2017040502A (ja) 燃料供給装置の燃料ガス漏れ検出装置
JP5595682B2 (ja) 制御棒駆動水圧系の水圧制御ユニット
CN102959290A (zh) 阀座体以及阀装置
CA2568706C (en) Wafer-type direct-acting valve
EP3150886B1 (en) Structure and method for fixing ball seat for ball valve, trunnion-type ball valve, and hydrogen station using said valve
CN206361185U (zh) 一种低温球阀
US20150221400A1 (en) Shaft sealing structure and reactor coolant pump
CN217898825U (zh) 先导式呼阀
JP4557580B2 (ja) ガス供給システム
KR102310549B1 (ko) 수소 공급계 연료전지 시스템 및 그 제어 방법
JP6089622B2 (ja) 流体制御弁
JP4557802B2 (ja) 蒸気弁および蒸気弁を備えた発電設備
JP7216497B2 (ja) 減圧弁
JP4386414B2 (ja) 開閉弁
JP4959464B2 (ja) 調節弁
EP2372204A1 (en) Seal system for high-pressure fluid shut-off valves
JP2819219B2 (ja) 弁装置
CN205991183U (zh) 减压阀
CN219159567U (zh) 一种调节阀
JPH0334537Y2 (ja)
CN219327817U (zh) 一种卸压阀主阀

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140806

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5595682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151