JP5593673B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5593673B2
JP5593673B2 JP2009241713A JP2009241713A JP5593673B2 JP 5593673 B2 JP5593673 B2 JP 5593673B2 JP 2009241713 A JP2009241713 A JP 2009241713A JP 2009241713 A JP2009241713 A JP 2009241713A JP 5593673 B2 JP5593673 B2 JP 5593673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
layer
semiconductor
heterojunction
gan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009241713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011091109A (ja
Inventor
忠紘 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009241713A priority Critical patent/JP5593673B2/ja
Publication of JP2011091109A publication Critical patent/JP2011091109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5593673B2 publication Critical patent/JP5593673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
従来、基板の上方に結晶成長によりAlGaN層及びGaN層が形成されたGaN系トランジスタについての研究が行われている。GaNのバンドギャップは3.4eVであり、Siのバンドギャップ(1.2eV)及びGaAsのバンドギャップ(1.4eV)よりも大きい。このため、GaN系トランジスタの耐圧は高く、自動車用等の高耐圧電力デバイスとして有望である。
また、GaN系トランジスタの構造には、ソース及びドレインが基板の表面に平行に配置された横型構造と、ソース及びドレインが基板の表面に垂直に配置された縦型構造とがある。
縦型構造は、電流の経路が3次元的になるため、チップ当たりの電流量を横型構造と比較して増加することができる。また、ドレイン電極及びソース電極が基板の上下に位置するため、これらの面積を大きくしてもチップの面積を小さくしやすい。従って、大きな電流を流すために、ドレイン電極及びソース電極の面積を大きくしても、チップの面積は増加しにくい。更に、チップ当たりの金属の割合が大きくなるため、放熱特性が向上する。
そして、従来のGaN系縦型トランジスタの構造として、p型GaN層上にn型GaN層が形成され、p型GaN層にp型不純物としてMgイオンが導入されたものが知られている。
しかしながら、一般的にMgイオンは活性化しにくく、p型GaN層上にn型GaN層が形成されていると、この活性化しにくさが顕著となる。更に、Mgイオンはトランジスタの動作中にマイグレーションしやすい。このため、Mgイオンが導入されたp型GaN層を備えたGaN系縦型トランジスタの制御は困難であり、実用化も非常に困難である。
Applied Physics Express 1 (2008) 011105 Applied Physics Express 1 (2008) 021104
本発明の目的は、縦型トランジスタの制御を容易に行うことができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
半導体装置の一態様には、第1の半導体層と、前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、が設けられている。更に、前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、が設けられている。前記第1の半導体層は、前記ヘテロ接合面から離間するほど、連続的又は段階的にバンドギャップが小さくなる領域を含む。
半導体装置の他の一態様には、第1の半導体層と、前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、が設けられている。更に、前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、が設けられている。前記第2の半導体層は、前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、を含む。前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御する。
上記の半導体装置等によれば、p型GaN層を用いずとも縦型トランジスタを構成することができる。このため、制御を容易に行うことができる。
第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 第2の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 ゲート電極及びソース電極のレイアウトを示す図である。 半導体装置の使用方法の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るGaN系縦型トランジスタの製造方法を工程順に示す断面図である。 図5Aに引き続き、GaN系縦型トランジスタの製造方法を工程順に示す断面図である。 図5Bに引き続き、GaN系縦型トランジスタの製造方法を工程順に示す断面図である。 MOCVD装置の構成を示す図である。 第2の実施形態の変形例を示す図である。 第2の実施形態について行ったシミュレーション及び実験の結果を示す図である。 第2の実施形態について行った他の実験の結果を示す図である。 第3の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 第3の実施形態について行ったシミュレーション及び実験の結果を示す図である。 第3の実施形態について行った他の実験の結果を示す図である。 第4の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 第4の実施形態について行ったシミュレーション及び実験の結果を示す図である。 第4の実施形態について行った他の実験の結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第1の実施形態では、図1(a)に示すように、半導体層1上に半導体層2が形成されている。半導体層1のバンドギャップは半導体層2のバンドギャップよりも大きく、半導体層1及び2は互いにヘテロ接合している。半導体層1にドレイン電極10dが接続され、半導体層2にソース電極10sが接続されている。また、半導体層2を貫通し、半導体層1の内部まで到達する開口部9が設けられており、この開口部9の内面に沿ってゲート絶縁膜3が形成され、その上にゲート電極10gが形成されている。
このように構成された第1の実施形態では、ゲート電極10gに電圧が印加されていない場合(オフ時)の半導体層1及び2の伝導帯の準位は、図1(b)に示すようなものとなる。このため、オフ時には、半導体層1内の電子の密度が半導体層2内のそれよりも著しく低く、半導体層1及び2間のヘテロ接合面でのキャリア密度の変化が極めて大きい。このため、ソース電極10sとドレイン電極10dとの間に電流が流れない。一方、ゲート電極10gに正に電圧が印加されると(オン時)、ゲート電極10gが生じる電界に電子が引き寄せられ、半導体層1内の電子の密度が著しく高くなる。この結果、ソース電極10sとドレイン電極10dとの間に電流が流れるようになる。
従って、第1の実施形態はノーマリーオフ動作が可能なトランジスタとして機能する。また、従来のトランジスタで必要とされる、Mgイオンが導入されたp型GaN層を用いる必要もない。
また、半導体層1及び2間のヘテロ接合面は、半導体層2から半導体層1への電子の移動を上記のように妨げることはあるが、半導体層1から半導体層2への電子の移動を妨げることはない。つまり、半導体層1及び2は寄生ダイオードを含んでいる。このため、ドレイン電極10dとソース電極10sとの間に逆電圧が印加された場合でも、この寄生ダイオードによってその状態を正常に戻すことが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第2の実施形態では、図2に示すように、導電性のSiC基板17上にAlN層18、n型のAlGaN層11、n型のGaN層12及びn+GaN層14がこの順で形成されている。AlN層18の厚さは1nm〜10μm程度であり、バッファ層として機能する。AlGaN層11の厚さは0.1μm〜10μm程度である。AlGaN層11の組成は、例えばAl0.2Ga0.8Nで表わされる。GaN層12にはSiが1×1016cm-3〜1×1020cm-3程度ドーピングされており、その厚さは1nm〜1μm程度であることが好ましい。1nmより薄いと十分な耐圧が取れなくなり、1μmより厚いとオン抵抗の増加により、オン時の電流密度が低下するためである。n+GaN層14にはSiがAlGaN層11及びGaN層12よりも高濃度でドーピングされている。つまり、n+GaN層14にはSiが1×1017cm-3〜1×1020cm-3程度ドーピングされている。また、n+GaN層14の厚さは0.1〜100nm程度である。
また、n+GaN層14及びGaN層12を貫通し、AlGaN層11の内部まで到達する開口部19が設けられており、この開口部19の内面に沿ってゲート絶縁膜13が形成され、その上にゲート電極20gが形成されている。開口部19の幅は、例えば100nm〜1μm程度である。ゲート絶縁膜13としては、例えば厚さが1nm〜1μm程度のシリコン窒化膜が形成されている。
ゲート電極20gを覆う絶縁膜16がn+GaN層14上に形成されており、n+GaN層14上にソース電極用の開口部16xが形成されている。そして、開口部16x内においてn+GaN層14上にソース電極20sが形成され、ソース電極20s上に絶縁膜16を覆うソース配線15が形成されている。また、SiC基板17の裏面にはドレイン電極20dが形成されている。
このようにして、1個のGaN系縦型トランジスタが構成されている。また、このようなGaN系縦型トランジスタは、図3(a)に示すように、例えば互いに直交する2方向に配列するように設けられている。なお、ソース電極20sの平面形状は、図3(a)に示す矩形の他に、図3(b)に示す八角形等の他の多角形であってもよく、円形等の曲線を含む形状であってもよい。なお、ソース配線15には、ゲート電極20gの一部(又はゲート電極20gに接続されたゲートパッド)を露出する開口部が形成されており、この開口部の側面は絶縁されている。
このような第2の実施形態では、AlGaN層11が第1の実施形態の半導体層1と同様に機能し、GaN層12が半導体層2と同様に機能する。このため、第1の実施形態と同様に、ノーマリーオフ動作が可能なトランジスタとして機能する。
第2の実施形態に係る半導体装置は、例えば、図4に示すように、実装基板28に実装される。そして、実装基板28に設けられたゲート端子Gとゲート電極20gの一部(又はゲート電極20gに接続されたゲートパッド)とがゲート用ワイヤ26により接続され、ソース端子Sとソース配線15とがソース用ワイヤ27により接続され、ドレイン端子Dにドレイン電極20dが接続される。
次に、上述のようなGaN系縦型トランジスタを製造する方法について説明する。図5A乃至図5Cは、第2の実施形態に係るGaN系縦型トランジスタの製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図5A(a)に示すように、SiC基板17上に、有機化学気相堆積(MOCVD:metal organic chemical vapor deposition)法によりAlN層18を形成する。
ここで、MOCVD装置について説明する。図6は、MOCVD装置の構成を示す図である。石英製反応管140の周囲に高周波コイル141が配置され、反応管140の内側に基板120を載置するためのカーボンサセプタ142が配置されている。反応管140の上流端(図6中の左側の端部)に、2本のガス導入管144及び145が接続され、化合物のソースガスが供給される。例えば、ガス導入管144からNソースガスとしてNH3ガスが導入され、ガス導入管145からIII族元素のソースガスとしてトリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)等の有機III族化合物原料が導入される。基板120上で結晶成長が行われ、余剰のガスはガス排出管146から除害塔へ排出される。なお、MOCVD法による結晶成長を減圧雰囲気で行う場合は、ガス排出管146は真空ポンプへ接続され、真空ポンプの排出口が除害塔に接続される。MOCVD装置は、AlN層18だけでなく、後述のAlGaN層11、GaN層12及びn+GaN層14の形成にも使用される。
AlN層18を形成する場合の条件は、例えば、以下のように設定する。
トリメチルアルミニウム(TMA)の流量:0〜30sccm、
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜30sccm、
アンモニア(NH3)の流量:5slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:90Torr、
温度:1000℃
AlN層18を形成した後には、AlN層18上に、MOCVD法によりn型のAlGaN層11を形成する。
AlGaN層11を形成する場合の条件は、例えば、以下のように設定する。
トリメチルアルミニウム(TMA)の流量:0〜30sccm、
アンモニア(NH3)の流量:5slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:100Torr、
温度:1100℃
AlGaN層11を形成した後には、AlGaN層11上に、MOCVD法によりn型のGaN層12を形成する。
GaN層12を形成する場合の条件は、例えば、以下のように設定する。
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜50sccm、
アンモニア(NH3)の流量:20slm、
n型不純物:シラン(SiH4)、
圧力:100Torr、
温度:1100℃
GaN層12を形成した後には、GaN層12上に、MOCVD法によりn+GaN層14を形成する。
+GaN層14を形成する場合の条件は、例えば、以下のように設定する。
トリメチルガリウム(TMG)の流量:0〜50sccm、
アンモニア(NH3)の流量:20slm、
n型不純物:シラン(SiH4
+GaN層14を形成した後には、図5A(b)に示すように、例えばリフトオフ法により、n+GaN層14上にソース電極20sを形成する。ソース電極20sの形成の際には、例えば、Ta膜を形成し、その上にAl膜を形成する。
次いで、図5A(c)に示すように、ゲート用の開口部19をn+GaN層14、GaN層12及びAlGaN層11に形成する。開口部19の形成に際しては、例えば開口部19を形成する予定の領域を露出するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてn+GaN層14、GaN層12及びAlGaN層11を所定量だけエッチングすればよい。その後、レジストパターンは除去する。
その後、図5B(d)に示すように、絶縁膜13aを表面の全体にプラズマCVD法により形成する。絶縁膜13aとしては、例えばシリコン窒化膜を形成する。
続いて、図5B(e)に示すように、例えばリフトオフ法により、開口部19内の絶縁膜13a上にゲート電極20gを形成する。ゲート電極20gの形成の際には、例えば、Ni膜を形成し、その上にAu膜を形成する。
なお、ソース電極20sの形成を絶縁膜13a及びゲート電極20gの形成後に行ってもよい。この場合には、絶縁膜13aにソース電極20s用の開口部を形成することになる。絶縁膜13aの選択エッチング時には、例えばSF6ガスをエッチングガスとして用いる。
次いで、図5B(f)に示すように、絶縁膜16aを表面の全体にプラズマCVD法により形成する。絶縁膜16aとしては、例えばシリコン窒化膜を形成する。
その後、図5C(g)に示すように、絶縁膜13a及び16aの選択エッチングを行い、ゲート電極20gが絶縁膜13a及び16aにより覆われた状態を維持しながら、ソース電極20sを露出する。絶縁膜13a及び16aの選択エッチング時には、例えばSF6ガスをエッチングガスとして用いる。なお、ゲート電極20gのゲート用ワイヤ26に接続される部分も露出する。
続いて、図5C(h)に示すように、各ソース電極20sに接するソース配線15を、ゲート電極20gのゲート用ワイヤ26に接続される部分を除いて、表面側のほぼ全面に形成する。ソース配線15の形成の際には、例えばAu膜をめっき法で形成する。
次いで、SiC基板17を所定の厚さまで薄化する。この際には、例えば、SiC基板17の表面側に表面保護膜を形成した上で、裏面の研磨を行う。その後、SiC基板17の裏面の全体にドレイン電極20dを形成する。その後、表面保護膜を除去する。
このようにして半導体装置を完成させることができる。
なお、絶縁膜13aのn+GaN層14の表面よりも下方の部分がゲート絶縁膜13に相当し、絶縁膜13aのn+GaN層14の表面よりも上方の部分及び絶縁膜16aが絶縁膜16に相当する。
なお、図7に示すように、SiC基板17に代えて導電性のGaN基板37を用いてもよい。この場合、GaN基板37上にAlGaN層11を直接エピタキシャル成長させることが可能であるため、バッファ層として機能するAlN層18は不要となる。
ここで、第2の実施形態について行ったシミュレーション及び実験について説明する。図8A及び図8Bに第2の実施形態について行った種々のシミュレーション及び実験の結果を示す。このシミュレーション及び実験は、図7に示す構造に基づいて行った。図8A(a)はシミュレーションの結果を示し、図8A(b)、図8B(c)及び図8B(d)は実測の結果を示す。
図8A(a)は、AlGaN層11の下面からの距離と電子の密度との関係を示す。このシミュレーションでは、ソース電極20sを基準にしてドレイン電極20dに10Vの電圧を付与した。そして、ゲート電極20gに印加する電圧を0V(オフ)又は5V(オン)として電子の密度を算出した。図8A(a)に示すように、オフ時には、GaN層12内の電子の密度がAlGaN層11内のそれよりも著しく高く、これらの間のヘテロ接合面でのキャリア密度の変化が極めて大きい。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れない。一方、ゲート電極20gに5Vの電圧が付与されると(オン時)、ゲート電極20gが生じる電界に電子が引き寄せられ、AlGaN層11内の電子の密度が著しく高くなる。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れるようになる。
図8A(b)は、ゲート電極20gに印加された電圧(ゲート電圧Vg)と、ソース電極20s及びドレイン電極20dの間に流れる電流の密度(ソース−ドレイン間の電流密度Ids)との関係を示す。図8A(b)に示すように、ノーマリーオフ動作が確認された。図8B(c)は、ゲート電圧Vgを0V〜5Vに変化させた場合のドレイン電極20dに印加された電圧(ドレイン電圧Vd)と電流密度Idsとの関係を示す。図8B(c)に示すように、オン動作時には適切な密度で電流が流れた。図8B(d)は、ゲート電圧Vgを0Vとしたときのドレイン電圧Vdと電流密度Idsとの関係を示す。図8B(d)に示すように、良好なダイオード特性が得られた。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図9は、第3の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第3の実施形態では、図9(a)に示すように、AlGaN層11とGaN層12との間に、厚さ方向でAl及びGaの割合が変化するn型のAlXGa1-XN層21が設けられている。図9(b)に示すように、AlXGa1-XN層21内では、GaN層12との界面におけるAlの割合は20原子%(X=0.2)である。そして、AlGaN層11に近づくほどAlの割合は曲線的に低くなっており、AlGaN層11との界面におけるAlの割合は0原子%である。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような第3の実施形態では、AlGaN層11とAlXGa1-XN層21とがヘテロ接合し、AlXGa1-XN層21とGaN層12とがヘテロ接合している。従って、AlGaN層11が第1の実施形態の半導体層1と同様に機能し、AlXGa1-XN層21及びGaN層12が半導体層2と同様に機能する。更に、AlXGa1-XN層21が半導体層1と同様に機能し、GaN層12が半導体層2と同様に機能する。このため、第3の実施形態の構造は、ヘテロ接合における伝導帯のエネルギの差が第2の実施形態より大きい構造と等価であるといえる。従って、第2の実施形態よりもオフ時の電流を確実に阻止することが可能である。つまり、リークによる電力損失の発生をより一層低減することが可能である。
なお、図9(b)中の破線で示すように、AlXGa1-XN層21中のAl及びGaの割合が直線的に変化していてもよい。
AlXGa1-XN層21は、例えば、反応管140内に供給するTMA及びTMGの量を連続的又は段階的に変化させることにより形成することができる。
また、第2の実施形態と同様に、GaN基板37が用いられ、AlN層18が省略されていてもよい。
ここで、第3の実施形態について行ったシミュレーション及び実験について説明する。図10A及び図10Bに第3の実施形態について行った種々のシミュレーション及び実験の結果を示す。このシミュレーション及び実験は、図7に示す構造と同様に、GaN基板37が用いられ、AlN層18が省略された構造に基づいて行った。図10A(a)はシミュレーションの結果を示し、図10A(b)、図10B(c)及び図10B(d)は実測の結果を示す。
図10A(a)は、AlGaN層11の下面からの距離と電子の密度との関係を示す。このシミュレーションでは、ソース電極20sを基準にしてドレイン電極20dに10Vの電圧を付与した。そして、ゲート電極20gに印加する電圧を0V(オフ)又は5V(オン)として電子の密度を算出した。図10A(a)に示すように、オフ時には、GaN層12内の電子の密度がAlXGa1-XN層21内のそれよりも著しく高く、また、AlXGa1-XN層21内の電子の密度がAlGaN層11内のそれよりも著しく高く、これらの間のヘテロ接合面でのキャリア密度の変化が極めて大きい。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れない。一方、ゲート電極20gに5Vの電圧が付与されると(オン時)、ゲート電極20gが生じる電界に電子が引き寄せられ、AlGaN層11及びAlXGa1-XN層21内の電子の密度が著しく高くなる。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れるようになる。
図10A(b)は、ゲート電圧Vgと電流密度Idsとの関係を示す。図10A(b)に示すように、ノーマリーオフ動作が確認された。図10B(c)は、ゲート電圧Vgを0V〜5Vに変化させた場合のドレイン電圧Vdと電流密度Idsとの関係を示す。図10B(c)に示すように、オン動作時には適切な密度で電流が流れた。図10B(d)は、ゲート電圧Vgを0Vとしたときのドレイン電圧Vdと電流密度Idsとの関係を示す。図10B(d)に示すように、良好なダイオード特性が得られた。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図11は、第4の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第4の実施形態では、図11(a)に示すように、AlGaN層11に代えて、厚さ方向でAl及びGaの割合が変化するn型のAlYGa1-YN層22が設けられている。図11(b)に示すように、AlYGa1-YN層22内では、GaN層12との界面におけるAlの割合は20原子%(X=0.2)である。そして、AlN層18に近づくほどAlの割合は曲線的に低くなっており、AlN層18との界面におけるAlの割合は0原子%である。他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような第4の実施形態では、AlYGa1-YN層22の下部の組成がGaNに極めて近いため、第2の実施形態よりもオン抵抗が低くなる。従って、ダイオードの順方向電流が大きくなり、より高速でノイズの少ないスイッチング動作が可能となる。また、第2の実施形態と同様に、GaN基板37を用いることが可能であり、GaN基板37を用いた場合には、GaN基板37とAlYGa1-YN層22との間の格子整合が極めて良好なものとなる。このため、結晶の配向も極めて良好になり、より高い歩留まり及び信頼性を得ることができる。
なお、図11(b)中の破線で示すように、AlYGa1-YN層22中のAl及びGaの割合が直線的に変化していてもよい。
AlYGa1-YN層22は、例えば、反応管140内に供給するTMA及びTMGの量を連続的又は段階的に変化させることにより形成することができる。
ここで、第4の実施形態について行ったシミュレーション及び実験について説明する。図12A及び図12Bに第4の実施形態について行った種々のシミュレーション及び実験の結果を示す。このシミュレーション及び実験は、図7に示す構造と同様に、GaN基板37が用いられ、AlN層18が省略された構造に基づいて行った。図12A(a)はシミュレーションの結果を示し、図12A(b)、図12B(c)及び図12B(d)は実測の結果を示す。
図12A(a)は、AlYGa1-YN層22の下面からの距離と電子の密度との関係を示す。このシミュレーションでは、ソース電極20sを基準にしてドレイン電極20dに10Vの電圧を付与した。そして、ゲート電極20gに印加する電圧を0V(オフ)又は5V(オン)として電子の密度を算出した。図12A(a)に示すように、オフ時には、GaN層12内の電子の密度がAlYGa1-YN層22内のそれよりも著しく高く、これらの間のヘテロ接合面でのキャリア密度の変化が極めて大きい。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れない。一方、ゲート電極20gに5Vの電圧が付与されると(オン時)、ゲート電極20gが生じる電界に電子が引き寄せられ、AlYGa1-YN層22内の電子の密度が著しく高くなる。このため、ソース電極20sとドレイン電極20dとの間に電流が流れるようになる。
図12A(b)は、ゲート電圧Vgと電流密度Idsとの関係を示す。図12A(b)に示すように、ノーマリーオフ動作が確認された。図12B(c)は、ゲート電圧Vgを0V〜5Vに変化させた場合のドレイン電圧Vdと電流密度Idsとの関係を示す。図12B(c)に示すように、オン動作時には適切な密度で電流が流れた。図12B(d)は、ゲート電圧Vgを0Vとしたときのドレイン電圧Vdと電流密度Idsとの関係を示す。図12B(d)に示すように、良好なダイオード特性が得られた。
なお、いずれの実施形態においても、GaN層12の代わりに、Alの割合(Al原子及びGa原子の総量に対するAl原子の割合)がAlGaN層11よりも低いAlGaN層を用いてもよい。また、AlGaN層11及びGaN層12の代わりに、AlInGaN層を用いてもよい。この場合も、GaN層12の代わりに用いられるAlInGaN層のAlの割合は、AlGaN層11の代わりに用いられるAlInGaN層のAlの割合よりも低くする。
例えば、第1の半導体層1を構成する半導体のヘテロ接合面における組成がAlaInbGa1-a-bNが表わされ、第2の半導体層2を構成する半導体のヘテロ接合面における組成がAlcIndGa1-c-dNで表わされ、0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1が満たされていればよい。
また、AlN層18とAlGaN層11との間にn型のAlGaN層がバッファ層として形成されていてもよく、AlN層18の代わりにn型のAlGaN層がバッファ層として形成されていてもよい。更に、半導体層1、AlGaN層11、AlXGa1-XN層21、及びAlYGa1-YN層22等の導電型がp型でもよく、半導体層1、AlGaN層11、AlXGa1-XN層21、及びAlYGa1-YN層22等に不純物が導入されていなくてもよい。
また、いずれの実施形態においても、基板及び各層の材料、厚さ及び不純物濃度等は特に限定されない。例えば、基板として、導電性のSiC基板及びGaN基板の他に、導電性シリコン基板等を用いてもよい。なお、導電性のGaN基板を用いる場合には、その表面が無極性面となっているものを用いることが好ましい。無用な二次元電子ガスの発生を抑制するためである。
また、これらの半導体装置の用途は特に限定されず、サーバ及びパーソナルコンピュータの電源、並びに自動車等の部品として用いることができる。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
第1の半導体層と、
前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップは、前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップよりも大きいことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第2の半導体層は、
前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、
前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、
を有し、
前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御することを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記5)
前記第1の半導体層は、前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが小さくなる領域を有することを特徴とする付記3又は4に記載の半導体装置。
(付記6)
少なくとも前記第2の半導体層に前記ヘテロ接合面まで到達する開口部が形成されており、
前記ゲート電極は、前記開口部内に設けられていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記7)
前記ゲート電極と前記ヘテロ接合面との間に設けられたゲート絶縁膜を有することを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記8)
前記ゲート絶縁膜はシリコン窒化物を含むことを特徴とする付記7に記載の半導体装置。
(付記9)
互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極を形成する工程と、
前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
1、2:半導体層
3:ゲート絶縁膜
10g:ゲート電極
10s:ソース電極
10d:ドレイン電極
11:AlGaN層
12:GaN層
13:ゲート絶縁膜
14:n+GaN層
21:AlXGa1-XN層
22:AlYGa1-YN層
37:GaN基板

Claims (6)

  1. 第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
    前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
    前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
    を有し、
    前記第1の半導体層は、前記ヘテロ接合面から離間するほど、連続的又は段階的にバンドギャップが小さくなる領域を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層とヘテロ接合した第2の半導体層と、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極と、
    前記第1の半導体層に接続されたドレイン電極と、
    前記第2の半導体層に接続されたソース電極と、
    を有し、
    前記第2の半導体層は、
    前記ヘテロ接合面に接し、前記ヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、
    前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域と、
    含み
    前記ゲート電極は、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位も制御することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlaInbGa1-a-bNで表わされ、
    前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面における組成は、AlcIndGa1-c-dNで表わされ、
    0≦c<a≦1、0≦b<1及び0≦d<1の関係が成り立つことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップは、前記第2の半導体層を構成する半導体の前記ヘテロ接合面におけるバンドギャップよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体装置。
  5. 互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位を制御するゲート電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体層に、前記ヘテロ接合面から離間するほど、連続的又は段階的にバンドギャップが小さくなる領域を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 互いにヘテロ接合する第1の半導体層及び第2の半導体層を形成する工程と、
    前記第1の半導体層に接続されるドレイン電極及び前記第2の半導体層に接続されるソース電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面から離間するほどバンドギャップが大きくなる第1の領域と、前記第1の領域とヘテロ接合した第2の領域とを、前記第2の半導体層に形成する工程と、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間のヘテロ接合面の電位と、前記第1の領域と前記第2の領域との間のヘテロ接合面の電位とを制御するゲート電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2009241713A 2009-10-20 2009-10-20 半導体装置及びその製造方法 Active JP5593673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241713A JP5593673B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241713A JP5593673B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011091109A JP2011091109A (ja) 2011-05-06
JP5593673B2 true JP5593673B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=44109121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241713A Active JP5593673B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5593673B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114535A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JP5672734B2 (ja) * 2010-03-25 2015-02-18 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
CN103003929B (zh) * 2010-07-14 2015-12-09 富士通株式会社 化合物半导体装置及其制造方法
JP5765147B2 (ja) 2011-09-01 2015-08-19 富士通株式会社 半導体装置
JP6804690B2 (ja) * 2018-02-23 2020-12-23 三菱電機株式会社 半導体装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3209270B2 (ja) * 1999-01-29 2001-09-17 日本電気株式会社 ヘテロ接合電界効果トランジスタ
JP2003151996A (ja) * 2001-09-03 2003-05-23 Nichia Chem Ind Ltd 2次元電子ガスを用いた電子デバイス
JP3573149B2 (ja) * 2002-10-16 2004-10-06 日産自動車株式会社 炭化珪素半導体装置
JP2006210693A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nissan Motor Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP4904716B2 (ja) * 2005-05-09 2012-03-28 住友電気工業株式会社 縦型トランジスタ
JP5348364B2 (ja) * 2007-08-27 2013-11-20 サンケン電気株式会社 ヘテロ接合型電界効果半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011091109A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10020361B2 (en) Circuit structure having islands between source and drain and circuit formed
JP5533661B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JP5099116B2 (ja) 化合物半導体装置とその製造方法
JP5064824B2 (ja) 半導体素子
JP5566670B2 (ja) GaN系電界効果トランジスタ
JP4956155B2 (ja) 半導体電子デバイス
US8551821B2 (en) Enhancement normally off nitride semiconductor device manufacturing the same
JP2010258441A (ja) 電界効果トランジスタ
JP2005244072A (ja) 半導体装置
JP2014078710A (ja) 高電子移動度トランジスタ及びその駆動方法
JP2010171416A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法および半導体装置のリーク電流低減方法
JP5593673B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
WO2013161478A1 (ja) 窒化物系半導体素子
CN105810728A (zh) 增强型鳍式绝缘栅高电子迁移率晶体管
KR101172857B1 (ko) 인헨스먼트 노멀리 오프 질화물 반도체 소자 및 그 제조방법
KR20140112272A (ko) 고전자 이동도 트랜지스터 및 그 제조방법
JP4748501B2 (ja) 高電子移動度トランジスタ
JP5504660B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
CN111613669B (zh) 具有高击穿电压的AlGaN高电子迁移率晶体管及其制备方法
CN108493111B (zh) 半导体器件制造方法
US20210305418A1 (en) High electron mobility transistor and method of manufacturing the same
JP5692357B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JPWO2011161791A1 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120720

A977 Report on retrieval

Effective date: 20131122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20140721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5593673