JP5584030B2 - 集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、打撃工具が所定の加工作業を遂行する際に生じた粉塵を集塵するための集塵装置に関する。
例えば、コンクリートのような被加工材に対して、工具ビットによるハンマ作業あるいはハンマドリル作業等の加工作業を行なう打撃工具では、加工作業時に粉塵が発生する。このため、従来の打撃工具では、加工作業時に発生する粉塵を集塵する集塵装置を備えたものがある。例えば、特開2007−303271号公報(特許文献1)には、工具ビットの周りを取り囲むように筒状のフードを配置し、加工作業により生じた粉塵を当該フードの先端開口から吸引して集塵ホースを経て集塵するように構成された集塵装置が開示されている。
上述した従来の打撃工具は、工具本体側に集塵装置を取付けるための取付部を設定していた。このため、集塵装置を取付けるための取付部を備えていない打撃工具には、集塵装置を取付けることができなかった。
特開2007−303271号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、打撃工具の加工作業により生ずる粉塵を集塵する集塵装置において、集塵装置のための取付部を備えていない打撃工具に対する取付けを可能とする技術を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の好ましい形態によれば、集塵装置は、工具本体と、当該工具本体に取り外し可能に取付けられた補助ハンドルとを有する打撃工具に取付けられ、工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う際に発生する粉塵を集塵する。集塵装置は、先端が粉塵吸引口として開口された集塵部と、集塵部に連接されて当該集塵部内に吸引された粉塵を下流側へと移送する集塵ホースと、集塵ホースを保持するホース保持部とを有する。そして、ホース保持部が補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされている。なお、本発明における「ホース保持部が補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされている」とは、補助ハンドルを工具本体に取付け、あるいは取り外す場合に、ホース保持部が当該補助ハンドルと共に工具本体に取付けられ、あるいは取り外されることを可能とする態様、または工具本体に取付けられた状態の補助ハンドルに対してホース保持部を取付け、あるいは取り外すことを可能とする態様のいずれも好適に包含する。
本発明によれば、補助ハンドルを介して集塵装置を打撃工具に取り付けることが可能とされる。このため、集塵装置のための取付部を備えていない既存製品への取付けが可能であり、また打撃工具が集塵装置付き専用機にならない。
また、本発明によれば、補助ハンドルは、工具本体を外側から把持可能なリング状の取付部と、取付部の自由端側に形成された一対の基部と、作業者が握る棒状のグリップ部と、グリップ部から当該グリップ部の長軸方向と交差する方向に延出されたアーム部とを有し、取付部の一対の基部とアーム部の延出端部がグリップ部の長軸方向と平行な方向に関して並んでおり、取付部の一対の基部及びアーム部の延出端部が、それらを貫通するボルト及びナットによって締付けられることで取付部が工具本体を把持する構成とされている。ホース保持部は、ボルトに当該ボルトの径方向から嵌め込み可能な切欠き溝と、ホース保持部とボルトが相対回動しないようにボルトの頭部に係合する凹状係合部を有する。そして、ホース保持部は、切欠き溝がボルトに嵌め込まれ、凹状係合部がボルトの頭部に係合された状態でナットの回転によるボルト及びナットの締付けにより補助ハンドルと共に工具本体に取付けられる構成とした。なお、本発明における「ホース保持部がボルト及びナットの締付けにより補助ハンドルと共に工具本体に取付けられる」とは、典型的にはホース保持部の一部が、ボルトの頭部とアーム部との間、アーム部と基部との間、一対の基部の間等のように、二部材間に挟持状に保持される態様をいう。
本発明によれば、補助ハンドルを工具本体に取付ける手段としてのボルト及びナットを利用してホース保持部を取り付けることを可能としたものであり、これにより集塵装置の打撃工具に対する取付けを合理的に行うことができる。
本発明の別な形態によれば、集塵装置は、工具本体と、当該工具本体に取り外し可能に取付けられた補助ハンドルとを有する打撃工具に取付けられ、工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う際に発生する粉塵を集塵する。集塵装置は、先端が粉塵吸引口として開口された集塵部と、集塵部に連接されて当該集塵部内に吸引された粉塵を下流側へと移送する集塵ホースと、集塵ホースを保持するホース保持部とを有する。そして、ホース保持部が補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされている。なお、本発明における「ホース保持部が補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされている」とは、補助ハンドルを工具本体に取付け、あるいは取り外す場合に、ホース保持部が当該補助ハンドルと共に工具本体に取付けられ、あるいは取り外されることを可能とする態様、または工具本体に取付けられた状態の補助ハンドルに対してホース保持部を取付け、あるいは取り外すことを可能とする態様のいずれも好適に包含する。
本発明の別な形態によれば、補助ハンドルは、長尺状のグリップ部と、グリップ部から当該グリップ部の長軸方向と交差する方向に延在された互いに対向する複数のアーム部とを有する。そして、ホース保持部は、対向する複数のアーム部間に介在状に配置されるとともに当該アーム部の延在方向と交差する方向に伸縮自在な取付部材を有し、当該取付部材が伸長方向に作用する付勢力によって複数のアーム部に対し突っ張り状に固定されることでホース保持部が補助ハンドルに取付けられる構成とされる。
本発明によれば、取付部材を対向するアーム部間に突っ張り状に固定することによってホース保持部を補助ハンドルに取付ける構成のため、補助ハンドルを工具本体に取り付けたままの状態で、取付け、取外し作業を容易に行うことができる。
また、本発明の更なる形態によれば、請求項1又は2に記載の集塵装置を有する打撃工具が構成される。これにより、集塵装置のための取付部を備えていない既存の打撃工具に容易に取付けることが可能とされた集塵装置を備えた打撃工具を提供することができる。
本発明によれば、打撃工具の加工作業により生ずる粉塵を集塵する集塵装置において、集塵装置のための取付部を備えていない打撃工具に対する取付けを可能とする技術が提供されることとなった。
本発明の第1の実施形態に係る集塵装置が装着された電動ハンマの全体構成を示す外観図である。 集塵装置の全体構成を示す断面図である。 集塵フードの先端構造を示す正面図である。 サイドハンドルの全体構成を示す部分断面図である。 図4のA矢視図である。 サイドハンドルに対する集塵装置、具体的にはホース保持部の取付構造を示す部分断面図である。 図6のB矢視図である。 集塵ホースを保持するホース保持具の変形例を示す正面図であり、集塵ホースの移動規制状態(ロック状態)を示す。 同じくホース保持具の変形例を示す正面図であり、集塵ホースの移動規制解除状態(アンロック状態)を示す。 図8のC矢視図である。 サイドハンドルに対する集塵装置、具体的にはホース保持具の取付構造の変形例を示す部分断面図である。 図11のD−D線断面図であり、ホース保持具のサイドハンドルに対する装着状態を示す。 図11のD−D線断面図であり、サイドハンドルに対するホース保持具の取付け(取外し)の途中状態を示す。 サイドハンドルに対する集塵装置、具体的にはホース保持具の取付構造の他の変形例を示す部分断面図である。 図14のE−E線断面図である。 ホース保持具を示す上面図である。 サイドハンドルに対する集塵装置、具体的にはホース保持具の取付構造の更に他の変形例を示す部分断面図である。 図17のF矢視図である。 ホース保持具の取付部材を示す部分断面図である。 サイドハンドルに対する集塵装置、具体的にはホース保持具の取付構造の更に他の変形例を示す部分断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る集塵装置、具体的にはホース保持具の電動ハンマの本体部に対する取付構造を説明する正面図である。 同じく側面図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る集塵装置につき、図1〜図7を参照しつつ説明する。本実施の形態は、打撃工具の一例としての電動ハンマに適用した場合で説明する。図1には電動ハンマ101に補助ハンドルとしてのサイドハンドル110が装着されるとともに、当該サイドハンドル110に集塵装置140が取付けられた状態が外観図として示される。図1を参照しつつ電動ハンマ101の構成を簡略に説明する。電動ハンマ101は、概括的に見て、電動ハンマ101の外郭を形成する本体部103と、当該本体部103の先端領域(図示左側)にツールホルダ(便宜上図示を省略する)を介して着脱自在に取付けられた長尺状のハンマビット119と、本体部103のハンマビット119の反対側に連接された使用者が握るメインハンドルとしてのハンドグリップ109とを主体として構成されている。本体部103は、本発明における「工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダに対しチャック108を介してその長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、ハウジング105及び当該ハウジング105の前方に連接される略円筒状のバレル107を主体として構成される。そして、本体部103内には、便宜上図示を省略する駆動モータ、駆動モータの回転運動を直線運動に変換する運動変換機構としてのクランク機構、当該クランク機構によって駆動され、ハンマビット119を長軸方向に打撃するストライカ(打撃子)と当該ストライカの打撃をハンマビット119に伝達するインパクトボルト(中間子)とによって構成される打撃要素等が収容されている。
上記のように構成される電動ハンマ101において、駆動モータが通電駆動されると、ハンマビット119には、クランク機構から打撃要素を介して長軸方向への打撃力が加えられ、当該ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作を行い、被加工材(例えば、コンクリート)に対し加工作業(ハツリ作業)を遂行する。
次に集塵装置140が装着される補助ハンドルとしてのサイドハンドル110につき、図4及び図5を参照して説明する。サイドハンドル110は、電動ハンマ101のバレル107に着脱自在に取付けられる着脱式である。サイドハンドル110は、概ね円筒形のバレル107の外周面を外側から把持することによって取付けられる取付リング部111、当該取付リング部111に連接される作業者が握るグリップ部121、取付リング部111を締付けたり緩めたりするための通しボルト131とナット133付きの固定ノブ135により構成される固定手段を主体として構成されている。
取付リング部111は、略半円弧状の上下1対のリング構成部材113の一端部をバレル107の長軸方向と平行な軸117によって相対回動自在に連結することで構成されており、当該一対のリング構成部材113の他端側、すなわち自由端側がそれぞれ外向きに突出する基部115とされている。
グリップ部121は、概ね円形断面の棒状に形成されるとともに、長軸方向(図4の上下方向)の各端部には、当該端部からそれぞれ取付リング部111側に向かって当該グリップ部121の長軸方向と交差する方向に互いに平行に延出する上部及び下部のアーム部123を一体に有する。上下のアーム部123の延出端部125間には、取付リング部111の基部115が上下のリング状のカム部材137を介して配置されている。そして、通しボルト131が、アーム部123の延出端部125、カム部材137及び取付リング部111の基部115にそれぞれ形成された各孔を上下方向に遊嵌状に貫通している。通しボルト131は、一端部に六角形の頭部131aを有し、当該頭部131aが一方(上部)のアーム部123の延出端部125の上面(ザグリ穴の穴底)に係止して最大挿入位置が規制されるとともに、他端部が他方(下部)のアーム部123の延出端部125から所定長さで突出されており、当該通しボルト131のネジ部に固定ノブ135のナット133が螺合されている。
上記のように構成されたサイドハンドル110は、取付リング部111をバレル107の外側に遊嵌状に嵌合した状態で、固定ノブ135を一方向(締付け方向)に回転操作すると、通しボルト131と固定ノブ135(ナット133)の協働により上下のアーム部123の延出端部125が締付けられて間隔を狭める方向(互いに接近する方向)へと移動(アーム部123の弾性撓み)される。これにより上下のカム部材137を介して取付リング部111の基部115もリング構成部材113の径を縮小する方向に互いに接近され、取付リング部111がバレル107に締付け固定される。
一方、固定ノブ135を反対方向(緩め方向)へと回転操作したときは、通しボルト131と固定ノブ135との締付けが解除され、これにより上下のアーム部123の延出端部125及び取付リング部111の基部115が締付け前の初期位置に復帰し、バレル107に対する取付リング部111の締付けが解除される。この状態では、サイドハンドル110をバレル107から取り外すことができる。
次に上記のように構成されたサイドハンドル110に装着され、被加工材に対する加工作業時に生じた粉塵を吸塵する集塵装置140につき、図1〜図3を参照しつつ説明する。本実施形態の集塵装置140は、ハンマビット119がハンマ動作を行うハツリ作業用として備えられており、大別して、加工作業時に生ずる粉塵を吸引して集塵する樹脂製ないしゴム製の集塵フード141と、当該集塵フード141に集塵された粉塵を下流側へ移送させる粉塵移送用の集塵ホース146と、当該集塵ホース146を保持するホース保持具147とを主体として構成される。集塵フード141は、本発明における「集塵部」に対応し、集塵ホース146は、本発明における「粉塵移送部」に対応し、ホース保持具147は、本発明における「ホース保持部」に対応する。
集塵フード141は、図2及び図3に示すように、ハンマビット119の長軸周りの全周を径方向に所定の間隔を置いて取り囲むとともに、先端(前端)が粉塵吸引口141aとして開口された内部空間141bを有する略カップ状部材(略有底筒状部材)として備えられる。そして、集塵フード141の底部(粉塵吸引口141aの反対側)には、摺動筒体143を取付けるためのハンマビット長軸方向の貫通孔141cと、当該貫通孔141cに隣接して形成されたホース接続部144とを有する。
摺動筒体143は、ハンマビット119の軸部119bに対して摺動自在に嵌合する筒孔が形成された集塵フード141の案内部材であり、集塵フード141の貫通孔141cに対し着脱自在に嵌合される。集塵フード141は、摺動筒体143がハンマビット119に対し先端側から嵌め込まれることで、フード先端に相当する粉塵吸引口141aがハンマビット119のビット先端119aから所定距離だけ離れた位置に置かれるように配置される。摺動筒体143の筒孔内壁面は、ハンマビット119の軸部外面に対して摺動自在に係合される。これにより集塵フード141は、摺動筒体143を介してハンマビット119に対する長軸方向への相対移動が許容された状態で当該ハンマビット119の軸部119bに直接に保持される構成とされる。
ホース接続部144は、一端が集塵フード141の内部空間141bに粉塵入口として開口される。ホース接続部144の他端側は、チャック108の外形形状(テーパ筒状)に沿うように後方へ所定長さで突出されており、当該突出端部が粉塵出口として開口されるとともに、当該粉塵出口に集塵ホース146の一端が着脱自在に嵌め込まれて接続される。また、ホース接続部144の粉塵入口側には、当該ホース接続部144の通路を複数に区画するための仕切り壁145が設けられ、当該仕切り壁145で区画されたホース接続部144の各通路144aの流路断面積が集塵ホース146の最小流路断面積よりも小さくなるように設定されている。このことにより、大きな塊状の粉塵(欠片)が仕切り壁145で堰き止められ、集塵ホース146に進入して詰まることを防止できる。
集塵フード141は、図3に示すように、正面視(ハンマビット119のビット先端から見て)で概ね楕円形(長円形)の内部空間141bを有する形状に形成されている。また、図2に示すように、集塵フード141の先端側(粉塵吸引口141a側)は、摺動筒体143(ハンマビット119)を挟んで集塵ホース146との連接部側と、その反対側につき、集塵ホース146との連接部側がハンマビット119のビット先端119aから離間し、集塵ホース146との連接部側とは反対側がビット先端に近接するような傾斜形状に形成されている。すなわち、集塵フード141の先端部形状は、粉塵吸引口141a側の周方向につき、ホース接続部144側がビット先端119aから遠ざかるように傾斜された構成とされ、これによりビット先端119a(被加工材の加工作業領域)をホース接続部144越しに見たときの視認性を向上させ、同時に集塵フード141内に吸引された粉塵がホース接続部144へ流れ易い構成としている。
集塵ホース146は、少なくとも一部に蛇腹状部分146aを含むゴムまたは樹脂製の管状部材であり、一端(先端)がホース接続部144の粉塵出口に嵌め込まれることで、集塵フード141に接続される。集塵フード141に接続された集塵ホース146は、電動ハンマ101の本体部103に沿ってハンマビット119の概ね長軸方向に延在されるとともにホース保持具147によって本体部103のうちのバレル107にサイドハンドル110を介して保持される。なお、集塵ホース146は、少なくとも加工作業の遂行時には、その他端部が集塵機(便宜上、図示を省略する)に接続される。このように、本実施形態の集塵装置140は、集塵ホース146が本体部103に保持され、集塵フード141がハンマビット119に保持される構成であり、電動ハンマ101に対して長軸方向の2箇所で保持される。なお、集塵ホース146は、電動ハンマ101とは別に設けられる集塵機に接続される態様に限られない。例えば、電動ハンマ101がモータ及び当該モータで駆動される集塵ファンによって構成される吸引源を備えている場合、あるいは集塵装置自体がモータ及び当該モータで駆動される集塵ファンによって構成される吸引源を備えている場合であれば、集塵ホース146の他端部は、それら吸引源に接続される。
図6及び図7に示すように、ホース保持具147は、集塵ホース146を保持するホース保持本体部148と、当該ホース保持本体部148から一体に延在された平板状の取付基部149とを有する。ホース保持本体部148は、周方向の所定の領域にわたってホース着脱用の切れ目148a(以下、ホース着脱用開口という)を有する略円形環状体として形成されるとともに、その内周面には集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部(谷部)と係合可能な周方向に延在する複数のリブ状の突起148bが形成されている。ホース着脱用開口148aの周方向の開口幅は、ホース径よりもやや狭く設定されており、蛇腹状部分146aを略楕円形に変形させた(潰した)状態でホース着脱用開口148aを通してホース保持本体部148に対し着脱可能とされる。そして、ホース保持本体部148に嵌合保持された集塵ホース146は、蛇腹状部分146aの凹部に突起148bが係合されることで軸方向の移動が規制(ロック)される。
ホース保持具147の取付基部149は、サイドハンドル110における通しボルト131の頭部131aとグリップ部121の上側のアーム部123との間に挟まれてサイドハンドル110に固定され、通しボルト131を緩めた状態ではサイドハンドル110から取り外すことができるように構成される。このために、取付基部149には、図6及び図7に示すように、通しボルト131に対して径方向から嵌め込むことが可能な平面視で略U字状の切欠き溝151と、当該切欠き溝151の上面側の周縁に沿って形成され、切欠き溝151に嵌め込まれた通しボルト131の頭部131aと相対回動不能に係合する凹状係合部152が形成されている。従って、通しボルト131を緩めた状態では、ホース保持具147は、凹状係合部152に頭部131aが係合された通しボルト131と共に当該通しボルト131の軸回りに概ね全周について回動自在とされ、ボルト軸回りの位置調整が可能とされる。一方、ホース保持具147を位置決めした後、当該ホース保持具147を一方の手で位置決め位置に保持しつつ他方の手で固定ノブ135を回転させて通しボルト131を締付ければ、ホース保持具147の凹状係合部152に頭部131aが係合されて回り止めされた通しボルト131が固定ノブ135側に引き寄せられる。これにより、ホース保持具147の取付基部149は、通しボルト131の頭部131aとグリップ部121の上側のアーム部123との間に挟まれてサイドハンドル110に固定される。
本実施の形態に係る集塵装置140は、上記のように構成したものであり、集塵機を駆動した状態において、電動ハンマ101を駆動し、ハンマビット119に直線状のハンマ動作を行わせ、被加工材に対するハツリ作業を遂行したときに発生する粉塵を集塵することができる。すなわち、ハツリ作業によって発生した粉塵は、粉塵吸引口141aから集塵フード141内に吸引され、当該集塵フード141のホース接続部144から集塵ホース146を経て集塵機に集塵される。
ところで、ハツリ作業を遂行する場合において、作業状況によって種々の長さのハンマビット119が用いられる。このような事情に鑑み、本実施形態では、ホース保持具147による集塵ホース146の保持位置を変えることによって、集塵フード141の先端位置(粉塵吸引口141aの位置)をハンマビット119に対して位置調整可能としている。これにより、集塵フード141の粉塵吸引口141aを、使用するハンマビット119のビット先端からの位置が適正となるように定めることが可能となり、その結果、粉塵発生部位と粉塵吸引口141aとの距離が離れ、集塵効率が低下するといった不具合を解消できる。すなわち、本実施の形態によれば、集塵能力を落とすことなく、長さの異なるハンマビット119の長さに対応可能となり、また複数の集塵フード141を用意する必要もない。
また、ハンマビット119は、長さが異なる複数種類が存在するのみならず、軸部119bの外径が異なる複数種類が存在する。このような事情に鑑み、本実施形態では、集塵フード141の貫通孔141cに対して摺動筒体143が着脱自在に嵌合する構成となすとともに、軸部119bの外径が異なる複数のハンマビット119に対応して設定された内径の異なる筒孔を有する複数の摺動筒部143を用意している。これにより、摺動筒部143を集塵フード141の貫通孔141cに嵌め替えることで軸部119bの外径が異なる複数のハンマビット119に対応可能である。
また、本実施の形態では、集塵ホース146を、ホース保持本体部148の周方向の一部に設けたホース着脱用開口148aを通して着脱可能とするとともに、ホース保持具147の環状のホース保持本体部148に設けたリブ状の突起148bを集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部に噛み合い係合することによって集塵ホース146を軸方向の移動規制状態で保持する構成としている。このため、ホース保持本体部148に対して集塵ホース146を着脱操作し、突起148bに対する蛇腹状部分146aの係合位置を変えることで集塵フード141の先端位置を容易に調整できる。また、突起148bが蛇腹状部分146aの凹部に噛み合い係合によって集塵ホース146の軸方向の移動が規制されるので、ハツリ作業時の振動に起因する集塵フード141の位置変動を防止し、定位置に確保できる。
また、本実施の形態では、集塵フード141の一部にハンマビット119の軸部119bに対して摺動自在に嵌合するスリーブ状の摺動筒体143を設け、集塵フード141をハンマビット119の軸部119bで直接案内する構成としている。このため、集塵フード141を安定して保持することができる。また、安定保持が可能なことから、集塵フード141を粉塵の発生部位に近づけて配置することが可能となり、集塵効率も向上する。
また、本実施の形態では、集塵フード141の先端形状をハンマビット119の長軸線に対して傾斜状に形成している。このため、例えば縦壁に対してハツリ作業をする場合であれば、集塵フード141の周方向領域のうちビット先端119aから離れている側(集塵ホース接続側)が視線上、すなわち視点(作業者の目の位置)と作業領域との間に位置するように定めて作業をすることにより、集塵フード141越しに作業領域を見る場合の視認性が向上する。また、集塵フード141の周方向領域のうちビット先端119aに近い側がハンマビット119の下方に置かれることで、ハツリ作業時に飛散する欠片を粉塵吸引口141aが受け易くなる。
また、本実施の形態では、集塵フード141を略カップ状とし、ハンマビット119のビット先端119aから離れた位置において軸部119bの長軸周りを包囲する構成としたので、集塵フード141がコンパクトになり、また作業領域の視認性も向上する。
また、本実施の形態においては、ホース保持具147の取付基部149を、サイドハンドル110における通しボルト131の頭部131aとグリップ部121の上側のアーム部123との間に挟んでサイドハンドル110に固定し、また通しボルト131を緩めることでサイドハンドル110から取り外すことを可能としている。すなわち、本実施の形態によれば、サイドハンドル110を本体部103に取付ける場合において、集塵装置140の集塵ホース146を保持するためのホース保持具147を当該サイドハンドル110と共に電動ハンマ101の本体部103に取付けることができる。このため、電動ハンマ101に集塵装置140のための取付部を備えていなくても、当該電動ハンマ101に集塵装置140を取付けることができる。また、サイドハンドル110を本体部103に取付ける手段としての通しボルト131及びナット133を利用してホース保持具147を挟んで固定する構成のため、簡易に取付けが可能であり、本体部103はもとよりサイドハンドル110の構造変更が不要となる。
次に集塵装置140の集塵ホース146の保持構造に関する変形例につき、図8〜図10を参照しつつ説明する。この変形例は、集塵装置140のうち、集塵ホース146を保持するための第1の実施形態で説明したホース保持具147の変形例であり、この点以外の集塵装置140の全体構成については、第1の実施形態と同様に構成される。
本変形例のホース保持具161は、集塵ホース146を保持するための当該集塵ホース146が挿通可能な円環状の環状部材からなるホース保持本体部162と、当該ホース保持本体部162から一体に延在された平板状の取付基部163と、ホース保持本体部162に集塵ホース146を固定する半円弧状のロック部材164とを主体として構成されている。ホース保持具161は、本発明における「ホース保持部」に対応する。
ホース保持本体部162は、集塵ホース146の蛇腹状部分146aの外径よりやや大きい内径を有する円形の環状体として構成され、軸方向の中央部には、周方向の所定領域(概ね180度の範囲)にわたって延在する開口部162a(図10参照)が形成されている。ロック部材164は、ホース保持本体部162の内径の曲率半径と略同一の曲率半径の略半円弧状に形成されるとともに、ホース保持本体部162の開口部162aに配置される。開口部162aに配置されたロック部材164は、周方向の一端がホース保持本体部162にピン165によって径方向に回動自在に取付けられ、他端がホース保持本体部162の外径方向に突出されており、当該突出端部164aが取付基部163の上面に対向状に配置されている。ロック部材164の内面には、内径方向に突出する単一もしくは複数の規制突起164bが設定され、この規制突起164bが集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部(谷部)に係合することで当該集塵ホース146のホース保持本体162に対する軸方向の移動を規制(ロック)する構成とされる。この状態が図8に示される。
取付基部163とこれに対向する突出端部164aとの間には、付勢部材としての圧縮コイルバネ166が介在状に配置され、これによりロック部材164は、規制突起164bが集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部と係合する径方向内側に回動するべく付勢されている。このため、規制突起164bの凹部に対する係合状態が維持され、集塵ホース146の軸方向の移動が規制される。なお、ロック部材164には、当該ロック部材164が圧縮コイルバネ166によって径方向内側へ回動される際の回動限界を規定するストッパ164cが設けられる。このストッパ164cは、ロック部材164に軸方向の突部として備えられ、ロック部材164が径方向内側へ回動されたとき、ホース保持本体部162の外面に径方向から当接してロック部材164の回動を規制する。
また、ロック部材164の突出端部164aは、操作ノブを構成するものであり、当該突出端部164aを指先で圧縮コイルバネ166の付勢力に抗して押圧すれば、ピン165を支点にしてロック部材164が径方向外側へと回動し、これにより蛇腹状部分146aに対する規制突起164bの係合が解除され、集塵ホース146の軸方向の移動が許容される構成とされる。この状態が図9に示される。
上記のように構成された本実施形態によれば、ロック部材164の突出端部164aを押圧操作し、集塵ホース146の蛇腹状部分146aに対する規制突起164bの係合を解除後、集塵ホース146を長軸方向に移動させることによりハンマビット119に対する集塵フード141の先端部分の位置調整を行うことができる。一方、集塵フード141の位置調整後にあっては、蛇腹状部分146aに対する規制突起164bの係合状態が圧縮コイルバネ166によって維持されるため、加工作業による振動で不測に集塵フード141の位置が変わる虞もない。
次にサイドハンドル110に対する集塵装置140の取付構造、具体的にはホース保持具147の取付構造の各変形例につき、図11〜図20を参照しつつ説明する。
先ず、図11〜図13に示す変形例につき説明する。この変形例は、ホース保持具147を、取付基部149に設けたクランプ機構153を用いてサイドハンドル110に取付ける構成としたものである。クランプ機構153は、サイドハンドル110の上側のアーム部123を上下方向から挟み付けることでサイドハンドル110に固定する構成とされる。なお、集塵装置140は、前述した第1の実施形態と同様に構成されており、図11〜図13では、便宜上集塵装置140のうちホース保持具147のみが示される。
クランプ機構153は、互いのクランプ面154a,155aが対向するように配置される固定側及び可動側クランプアーム154,155と、可動側クランプアーム155を固定側クランプアーム154に接近させる方向に常時に付勢するクランプ用付勢部材としての圧縮コイルバネ156と、可動側クランプアーム155を固定側クランプアーム154から離間する方向に移動させるためのクランプ解除操作用の操作部材157とを主体として構成されている。
固定側クランプアーム154は、ホース保持具147の取付基部149に一体に形成されており、図12及び図13に示すように、下面側をクランプ面154aとするクランプ部154bと、当該クランプ部154bの一端から下方へと延在するとともに可動側クランプアーム155のクランプ面155aの背面側(下面側)に回り込むように配置されるアームガイド部154cを有する。可動側クランプアーム155は、固定側クランプアーム154のクランプ面154aの下方に配置されている。可動側クランプアーム155は、クランプ面155aの背面側にガイドロッド部155bを一体に有し、このガイドロッド部155bが固定側クランプアーム154のアームガイド部154cに形成されたガイド孔に摺動自在に挿入されている。
圧縮コイルバネ156は、ガイドロッド部155bの外周において、固定側クランプアーム154のアームガイド部154cと可動側クランプアーム155の背面との間に介在状に配置され、可動側クランプアーム155を固定側クランプアーム154に接近させるべく付勢する。操作部材157は、ガイドロッド部155bの下端部にネジ158によって締着されたノブによって構成される。
クランプ機構153は、上記のように構成されている。従って、図13に示すように、操作部材157を下方へと引き操作し、可動側クランプアーム155を固定側クランプアーム154のクランプ面154aから離間させた状態で、両クランプアーム154,155間にサイドハンドル110の上側のアーム部123を位置させて操作部材157の引き操作を解除すれば、図12に示すように、圧縮コイルバネ156の付勢力で両クランプアーム154,155が互いに接近し、クランプ面154a,155aによってアーム部123を挟み付ける。これにより、ホース保持具147をサイドハンドル110に取付けることができる。
この変形例によれば、クランプ機構153を用いてホース保持具147をサイドハンドル110に取付可能としたものであり、これにより第1の実施形態と同様、集塵装置140の取付部を備えていない電動ハンマ101に対し、サイドハンドル110を介して集塵装置140を取付けることができる。また、操作部材157の引き操作と、当該引き操作の解除といった簡単な操作を行うことで、サイドハンドル110に対してホース保持具147を取付け及び取外すことが可能となり、取付け、取外しのための作業性が向上する。
なお、クランプ機構153につき、例えば可動側クランプアーム155と操作部材157とを、送りねじとナットを用いた送り機構により連結し、操作部材157の回転操作によって可動側クランプアーム155を直線状に移動させ、これにより固定側クランプアーム154と可動側クランプアーム155でアーム部123を挟み付ける構成に変更することも可能である。
次に図14〜図16に示す変形例につき説明する。この変形例は、集塵ホース146を保持するためのホース保持具147を、サイドハンドル110の取付リング部111を構成する一対のリング構成部材113の基部115間において、通しボルト131に径方向から嵌め込んで取付ける構成としたものである。この構成以外の集塵装置140の全体構成については、前述した第1の実施形態と概ね同様であり、図14〜図16では、便宜上集塵装置140のうちホース保持具147のみが示される。
ホース保持具147は、集塵ホース146を保持するホース保持本体部148と、当該ホース保持本体部148の外面に一体に形成された突状部185とを主体として構成される。ホース保持本体部148は、周方向の所定の領域にわたってホース着脱用開口148aを有する略円形環状体として形成され、その内周面には集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部(谷部)と係合可能な周方向に延在する複数のリブ状の突起148bが形成されている。突状部185は、図16に示すように、ホース保持本体部148の径方向に突出するとともに、その突出端部には通しボルト131の軸部に係合可能な周方向の一部が嵌め込み口186aとして開口された半円筒状部186を備えている。
一方、サイドハンドル110については、図14に示すように、取付リング部111が本体部103のバレル107に締付け固定された状態において、一対のリング構成部材113の基部115間に突状部185の半円筒状部186を介在することが可能な所定の隙間(間隔)を有している。従って、半円筒状部186の嵌め込み口186aを一対のリング構成部材113の基部115間の隙間を通して通しボルト131の軸部に径方向から押付け、半円筒状部186の弾性撓みを利用して当該半円筒状部186を軸部に嵌め込むことにより、通しボルト131に取付けることが可能とされ、また、半円筒状部186を押付方向とは逆方向に引っ張ることで軸部から取り外すことが可能とされる。
上記のように、本変形例は、ホース保持具147をサイドハンドル110の通しボルト131に取付可能としたものであり、これにより第1の実施形態と同様、集塵装置140の取付部を備えていない電動ハンマ101に対し、サイドハンドル110を介して集塵装置140を取付けることができる。
また、本変形例によれば、取付リング部111がバレル107に締着固定されたサイドハンドル110の取付状態において、上下の基部115の対向間隔を半円筒状部186の軸方向長さよりもやや広く設定している。このため、本体部103のバレル107にサイドハンドル110を取付けたままで、半円筒状部186を通しボルト131の軸部に嵌め込むことができ、また取り外すことができる。
なお、上下の基部115の対向間隔を半円筒状部186の軸方向長さと概ね同じに設定し、通しボルト131とナット133で取付リング部111をバレル107に締付け固定したときに、基部115で挟まれて固定するように構成してもよい。
次に図17〜図19に示す変形例につき説明する。この変形例は、集塵ホース146を保持するためのホース保持具147につき、サイドハンドル110のグリップ部121から並行状に延在する上下のアーム部123を利用して取付ける構成としたものである。なお、この構成以外の集塵装置140の全体構成については、前述した第1の実施形態と概ね同様であり、図17〜図19では、便宜上集塵装置140のうちホース保持具147のみが示される。
ホース保持具147は、図19に示すように、集塵ホース146を保持するホース保持本体部148と、当該ホース保持本体部148に連接された伸縮自在な突っ張り部材187とを主体として構成される。突っ張り部材187は、本発明における「取付部材」に対応する。ホース保持本体部148は、周方向の所定の領域にわたってホース着脱用開口148aを有する略円形環状体として形成され、その内周面には集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部(谷部)と係合可能な周方向に延在する複数のリブ状の突起148bが形成されている。
突っ張り部材187は、筒状の第1棒状部材188と、第1棒状部材188内に相対的に摺動自在に挿入された第2棒状部材189と、第1棒状部材188内に収容され、第2棒状部材189を第1棒状部材188から突出させる方向(伸長方向)に付勢する付勢部材としての圧縮コイルバネ191とから構成されている。第1棒状部材188及び第2棒状部材189の伸長方向の先端には、アーム部123に係合可能な二股状の係合凹部188a,189aが形成されている。
本変形例のホース保持具147は、上記のように構成されている。従って、第1棒状部材188と第2棒状部材189に互いに内向きに外力を加えることにより、圧縮コイルバネ191に抗して突っ張り部材187を縮小し、その状態で上下のアーム部123間に配置して外力を解除すれば、突っ張り部材187が圧縮コイルバネ191の付勢力によって伸長し、例えば第1棒状部材188の係合凹部188aが下部のアーム部123に係合され、第2棒状部材189の係合凹部189aが上部のアーム部123に係合される。
上記のように、本変形例は、ホース保持具147をサイドハンドル110のアーム部123間に突っ張り部材187によって取付可能としたものであり、これにより第1の実施形態と同様、集塵装置140の取付部を備えていない電動ハンマ101に対し、サイドハンドル110を介して集塵装置140を取付けることができる。また、突っ張り部材187を用いて取付ける構成としたので、本体部103のバレル107にサイドハンドル110を固定した状態のままで、ホース保持具147をサイドハンドル110に取付けることができ、また取り外すことができる。
なお、上記変形例は、突っ張り部材187につき、圧縮コイルバネ191による付勢力によって突っ張り状に固定する構成としたが、ネジ構造を用いて突っ張り状に固定する構成に変更することも可能である。
次に図20に示す変形例につき説明する。この変形例は、通しボルト131の軸方向一端部に取付ネジ193を用いてホース保持具147を取付ける構成としたものである。なお、この構成以外の集塵装置140の全体構成については、前述した第1の実施形態と概ね同様であり、図20では、便宜上集塵装置140のうちホース保持具147のみが示される。
本変形例のホース保持具147は、第1の実施形態と同様、ホース着脱用開口148aを有し、内周面には集塵ホース146の蛇腹状部分146aの凹部と係合可能な複数のリブ状の突起148bが形成された略円形環状のホース保持本体部148と、ホース保持本体部148から一体に延在された平板状の取付基部149から構成されている。そして、取付基部149には延在方向と交差する方向の通し孔149aが形成されるとともに、一方の面(固定ノブ135に対する当接面)には通し孔149aと同軸のボス部149bが設けられている。一方、通しボルト131の一端(ナット133付き固定ノブ135側端部)には、軸方向のネジ孔131bが形成されている。
従って、取付基部149の突部149bを固定ノブ135に形成されたナット嵌合用凹部に嵌め込むとともに、通し孔149aにスリーブ194を介して取付ネジ193を挿入し、通しボルト131のネジ孔131bにねじ込むことによってホース保持具147をサイドハンドル110に固定することができる。
上記のように、本変形例は、ホース保持具147を取付ネジ193によってサイドハンドル110の通しボルト131に取付ける構成としたものであり、これにより第1の実施形態と同様、集塵装置140の取付部を備えていない電動ハンマ101に対し、サイドハンドル110を介して集塵装置140を取付けることができる。なお、本変形例では、通しボルト131にネジ孔131bを形成するだけの僅かな構造変更で済む。
(本発明の第2の実施形態)
次に電動ハンマ101に対する集塵装置140の取付構造に関する本発明の第2の実施形態につき、図21及び図22を参照しつつ説明する。この第2の実施形態は、ベルト、テープ、バンド等の可撓性の帯状部材197を用いて集塵装置140を電動ハンマ101の本体部103に巻付けて取付けることを可能としたものである。帯状部材197は、本発明における「巻付き部材」に対応する。なお、集塵装置140の全体構成については、前述した第1の実施形態と概ね同様であり、図21及び図22では、便宜上集塵装置140のうちホース保持具147のみが示される。
本実施の形態に係る集塵装置140の集塵ホース146を保持するホース保持具147は、ホース保持本体部148の基部に形成された幅広の通し孔に帯状部材197が引き通しされた構成とされている。従って、当該帯状部材197を本体部103の外面、具体的にはバレル107の長軸方向周りに巻付けて固定することにより、ホース保持具147を本体部103に取付けることが可能とされ、その結果、ホース保持具147によって集塵装置140の集塵ホース146を保持することができる。このため、前述した第1の実施形態の場合と同様に、電動ハンマ101に集塵装置140のための取付部が備えられていなくても、当該電動ハンマ101に集塵装置140を取付けることができる。また、帯状部材197をバレル107に巻付ける際に、ホース保持具147をハンマビット119の長軸周りの任意の位置に取付けることが可能であり、これにより集塵ホース146が作業の邪魔にならないように位置を定めることができる。
なお、帯状部材197は、典型的には面ファスナーによって固定する構成とされる。しかしながら帯状部材197の固定手段は、面ファスナーに限られるものではなく、様々な方式を採用することが可能である。例えば、ベルト孔にピンを差し込んで止める方式、バックルと呼称される留め具によってベルトを挟んで止める方式、角リングにベルトを折り返し状に通して締付け固定する方式等を適宜採用することが可能である。
また、バレル107に対する帯状部材197の巻付け位置は、サイドハンドル110よりも前方あるいは後方のいずれであっても可能であるし、サイドハンドル110を取り外して当該サイドハンドル110の装着領域に巻付けることも可能である。
また、巻付き部材は、帯状部材197に限らず、ロープあるいはチェーン(例えば、多数のボールがカップリングにより結合された構成のボールチェーン)のような可撓性の紐状部材であってもよい。また、巻付き部材は、サイドハンドル110の取付リング部111と同様な一対の半円形のプレートを用いて構成することも可能であるし、あるいは周方向の一部が欠けた弾性変形可能な切れ目付きリング部材で構成することも可能である。
なお、上述した実施の形態は、打撃工具の一例としてハンマビット119が長軸方向のハンマ動作のみを行なう電動ハンマの場合で説明したが、ハンマビット119がハンマ動作を行うハンマ作業モードと、長軸方向のハンマ動作と周方向のハンマドリル動作を行うハンマドリル作業モードとの間で作業モードの切り替えが可能なハンマドリルに適用することが可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、下記のごとき態様が構成可能である。
(態様1)
「工具本体と、当該工具本体に取り外し自在に取付けられた補助ハンドルとを有する打撃工具に取付けられ、前記工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線状に動作することで被加工材に所定の加工作業を遂行する際に発生する粉塵を集塵する集塵装置であって、
先端が粉塵吸引口として開口された集塵部と、前記集塵部に連接されて当該集塵部内に吸引された粉塵を下流側へと移送するための集塵ホースと、前記集塵ホースを長軸方向の移動が規制された状態で保持するホース保持部とを有し、前記ホース保持部が前記補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされ、これにより集塵装置のための取付部を備えていない打撃工具への集塵装置の取付けを可能としたことを特徴とする集塵装置。」
(態様2)
「請求項1に記載の集塵装置であって、
前記補助ハンドルは、長尺状のグリップ部と、前記グリップ部から当該グリップ部の長軸方向と交差する方向に延在されたアーム部とを有し、
前記ホース保持部は、前記アーム部を上下方向から挟み付けることで前記補助ハンドルに固定されるクランプ機構によって当該補助ハンドルに取付けられることを特徴とする集塵装置。」
101 電動ハンマ(打撃工具)
103 本体部
105 ハウジング
107 バレル
108 チャック
109 ハンドグリップ(メインハンドル)
110 サイドハンドル(補助ハンドル)
111 取付リング部
113 リング構成部材
115 基部
117 軸
119 ハンマビット(工具ビット)
119a ビット先端
119b 軸部
121 グリップ部
123 アーム部
125 延出端部
131 通しボルト
131a 頭部
133 ナット
135 固定ノブ
137 カム部材
140 集塵装置
141 集塵フード(集塵部)
141a 粉塵吸引口
141b 内部空間
141c 貫通孔
143 摺動筒体
144 ホース接続部
144a 通路
145 仕切り壁
146 集塵ホース(粉塵移送部)
146a 蛇腹状部分
147 ホース保持具(ホース保持部)
148 ホース保持本体部
148a ホース着脱用開口
148b 突起
149 取付基部
151 切欠溝
152 凹状係合部
153 クランプ機構
154 固定側クランプアーム
154a クランプ面
154b クランプ部
154c アームガイド部
155 可動側クランプアーム
155a クランプ面
155b ガイドロッド部
156 圧縮コイルバネ
157 操作部材
158 ネジ
161 ホース保持具(ホース保持部)
162 ホース保持本体部
162a 開口部
163 取付基部
164 ロック部材
164a 突出端部
164b 規制突起
164c ストッパ
165 ピン
166 圧縮コイルバネ
185 突状部
186 半円筒状部
186a 嵌め込み口
187 突っ張り部材(取付部材)
188 第1棒状部材
188a 係合凹部
189 第2棒状部材
189a 係合凹部
191 圧縮コイルバネ(付勢部材)
193 取付ネジ
197 帯状部材(巻付き部材)

Claims (3)

  1. 工具本体と、当該工具本体に取り外し自在に取付けられた補助ハンドルとを有する打撃工具に取付けられ、前記工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線状に動作することで被加工材に所定の加工作業を遂行する際に発生する粉塵を集塵する集塵装置であって、
    先端が粉塵吸引口として開口された集塵部と、前記集塵部に連接されて当該集塵部内に吸引された粉塵を下流側へと移送するための集塵ホースと、前記集塵ホースを保持するホース保持部とを有し、前記ホース保持部が前記補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされており、
    前記補助ハンドルは、前記工具本体を外側から把持可能なリング状の取付部と、前記取付部の自由端側に形成された一対の基部と、作業者が握る棒状のグリップ部と、前記グリップ部から当該グリップ部の長軸方向と交差する方向に延出されたアーム部とを有し、前記取付部の一対の基部と前記アーム部の延出端部が前記グリップ部の長軸方向と平行な方向に関して並んでおり、前記取付部の一対の基部及び前記アーム部の延出端部が、それらを貫通するボルト及びナットによって締付けられることで前記取付部が前記工具本体を把持する構成であり、
    前記ホース保持部は、前記ボルトに当該ボルトの径方向から嵌め込み可能な切欠き溝と、前記ホース保持部と前記ボルトが相対回動しないように前記ボルトの頭部に係合する凹状係合部を有し、
    前記ホース保持部は、前記切欠き溝が前記ボルトに嵌め込まれ、前記凹状係合部が前記ボルトの頭部に係合された状態で前記ナットの回転による前記ボルト及びナットの締付けにより前記補助ハンドルと共に前記工具本体に取付けられることを特徴とする集塵装置。
  2. 工具本体と、当該工具本体に取り外し自在に取付けられた補助ハンドルとを有する打撃工具に取付けられ、前記工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線状に動作することで被加工材に所定の加工作業を遂行する際に発生する粉塵を集塵する集塵装置であって、
    先端が粉塵吸引口として開口された集塵部と、前記集塵部に連接されて当該集塵部内に吸引された粉塵を下流側へと移送するための集塵ホースと、前記集塵ホースを保持するホース保持部とを有し、前記ホース保持部が前記補助ハンドルに対し取付け及び取外しが可能とされており、
    前記補助ハンドルは、長尺状のグリップ部と、前記グリップ部から当該グリップ部の長軸方向と交差する方向に延在された互いに対向する複数のアーム部とを有し、
    前記ホース保持部は、前記対向する複数のアーム部間に介在状に配置されるとともに当該アーム部の延在方向と交差する方向に伸縮自在な取付部材を有し、当該取付部材が伸長方向に作用する付勢力によって前記複数のアーム部に対し突っ張り状に固定されることで前記ホース保持部が前記補助ハンドルに取付けられることを特徴とする集塵装置。
  3. 請求項1又は2に記載の集塵装置を有することを特徴とする打撃工具。
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