JP2017080853A - 電動工具 - Google Patents

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勇樹 高橋
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Abstract

【課題】手持ち式の電動工具のサブハンドルの装着角度を容易に変更可能とし、作業時及び移動時の使い勝手を良くした。【解決手段】サブハンドル50を有する電動工具において、サブハンドル取付部20は、先端工具の軸方向に延びるように配置され、サブハンドルを回転可能とする第1の領域21と、サブハンドルの回転規制部と係合してサブハンドルの回転を規制する第2の領域22と、第3の領域23を有する。サブハンドルの取付リング52には第2の領域22と第3の領域23に対応する凹凸部が形成される。サブハンドルの軸方向位置を変更することで、サブハンドルの回転を許容することも、規制することも容易にできる。【選択図】図4

Description

本発明は手持ち式の電動工具に関し、特に、サブハンドルの取付角度や取付位置を容易に変更できるようにした電動工具を提供することである
手持ち式の電動工具では、例えば特許文献1に示されるように、トリガレバーが設けられるメインハンドルの他に、安定して電動工具を支えるためのサブハンドルが設けられる場合がある。図9は従来の電動工具301を示す斜視図であり、電動工具301の先端工具60に近い側(前側)であって、ハウジング303の前方側に延びるシリンダケースカバー302にサブハンドル取付部320が設けられ、そこにサブハンドル350が装着される。サブハンドル350は、サブハンドル取付部320に巻き付けられるバンド352と、バンド352の一端及び他端を保持すると共に軸方向に見て略D字型のハンドルを固定するハンドルホルダ353を有する。ハンドルホルダ353には、サブハンドル取付部320からハンドルホルダ353へ向かう牽引方向にバンド352の一端及び他端を引っ張るようにしてD字形状のサブハンドルフレーム351を保持する。ハンドルホルダ353によるバンド352の引っ張り量は、締付けノブ358を回転させることにより調整する。
特開2012−40623号公報
上記した従来の電動工具は、軸方向に延びるシリンダケースカバー302の装着箇所(サブハンドル取付部320)の外周を覆うバンド352を有し、締付けノブ358を回転させてハンドルホルダ353を締めることでサブハンドル350を着脱可能とすると共に、その位置決め、固定が行われる。よって、作業者がサブハンドルの取付位置、すなわち工具本体に対するサブハンドル350の取付角度(回転位置)を変更する際には、締付けノブ358をその都度緩めたり、締め付けたりする作業を行う必要があった。サブハンドル350は作業時の電動工具301本体を支えるために使用するだけで無く、作業位置から次の作業位置への運搬時の把持部位として利用する。特に、打撃工具が大型化して装置重量が大きくなると作業時におけるサブハンドル350の操作性だけでなく、運搬時におけるサブハンドル350の使い勝手も十分考慮すべきである。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、サブハンドルの取付角度(回転位置)を容易に変更することができるようにして、作業性だけでなく運搬性の良い電動工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、作業を行っている際にサブハンドルが周方向に回転してしまうことを防止し、操作性の良い手持ち式の電動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の電動工具は、モータと、モータを収容するハウジングと、モータの回転力を受け、回転又は軸方向に往復動する先端工具を着脱可能に保持するハウジングに設けられた先端工具保持部と、ハウジングの先端工具保持部と離間する位置に設けられたハンドル部と、ハウジングの先端工具保持部とハンドル部との間に設けられるサブハンドル取付部と、サブハンドル取付部に着脱可能に取り付けられるサブハンドルと、を有する。サブハンドル取付部は先端工具の軸方向に延びるように配置され、サブハンドルを回転可能とする第1の領域と、サブハンドルの回転規制部と係合してサブハンドルの回転を規制する第2の領域とを有し、サブハンドル取付部に対するサブハンドルの軸方向位置に応じてサブハンドルの回転を許容、規制するように構成した。この構成により、ハンドル部とサブハンドルを把持して、又はサブハンドルを保持して工具本体を運搬する際や、例えば壁などの穴あけ作業で工具本体の位置を維持する際は、サブハンドルの回転位置が規制されるため、工具本体の姿勢を安定させやすくなるので、作業性と運搬性が共に良くなる。
本発明の他の特徴によれば、サブハンドル取付部は、第1の領域から先端工具側に近い隣接する位置に、サブハンドルを回転可能とする第2の領域を有し、サブハンドルが第2の領域から第1の領域に移動した際に、サブハンドルの回転方向への移動が許容される。サブハンドル取付部は、第1の領域からハンドル部側に近い隣接する位置に、サブハンドルを回転可能とする第3の領域を有し、サブハンドルが第1の領域から第3の領域に移動した際に、サブハンドルの回転方向への移動が規制されるようにした。また、サブハンドルには、第1の領域内に位置する際にもサブハンドルの回転を規制することができるように、取付部に締付け機構を持つと好ましい。このようにサブハンドルに締付け機構を設けたので、サブハンドルを第1の領域内に位置する際にもサブハンドルの回転を規制することができるので、従来のサブハンドルと同じ使用法を実現できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、サブハンドル取付部は、第1の領域に円周方向に連続した第1の外径(半径R1)の外周面を有し、第2の領域に第2の外径(半径R2、但しR2>R1)と第1の外径(半径R1)の面が周方向に交互に出現する凹凸外周部を有する。サブハンドルには、凹凸外周部に対応する凸凹状に形成された内周壁を持つリング状取付部を形成する。また、サブハンドル取付部は第2の領域に加えて、第1の領域からハンドル部側に近い隣接する位置に、サブハンドルを回転可能とする第3の領域を設けた。第3の領域では、第2の外径(半径R2、但しR2>R1)と第1の外径(半径R1)の面が周方向に交互に出現する凹凸外周部を有する。この際、第2の領域の径方向外向きへの凸部の周方向位置が、第3の領域の凸部の周方向位置とずれるように配置される。このようにお互いの凸部をずらした構成により、サブハンドルを第2の領域側から第3の領域側に、もしくはその逆方向に大きく移動させた時に不意の係合を防ぐことができる。
本発明によれば、シリンダケースカバーまたはシリンダケースの打撃軸方向の先端側とメインハンドル側の凹凸部とサブハンドルの凸凹部が係合しないとき、即ち第1の領域にある場合はサブハンドルが周方向に位置を変える回動ができるので、サブハンドルの位置を容易に変更できる使い勝手の良い電動工具を実現できる。また、サブハンドルを第2の領域又は第3の領域にスライドさせることにより、サブハンドルが取付部の周方向に回転することを阻止できるので作業時の姿勢を安定させることができる上に、運搬時にもサブハンドルの回転を阻止できるので安定して運搬できる。
本発明の実施例に係るハンマドリル1のサブハンドル50が装着された状態での左側面図である。 本発明の実施例に係るハンマドリル1のサブハンドル50が装着されていない状態での右側面図である。 本発明の実施例に係るハンマドリル1の全体構造を示す縦断面図である。 本発明の実施例に係るハンマドリル1のシリンダケースカバー2へのサブハンドル50の取付構造を示す部分斜視図である。 本発明の実施例に係るハンマドリル1のサブハンドル50単体の背面図である。 本発明の第二の実施例に係る電動工具のサブハンドル150の取付構造を示す部分斜視図である。 本発明の第三の実施例に係る電動工具のサブハンドル250の取付構造を示す部分斜視図である(その1)。 本発明の第三の実施例に係る電動工具のサブハンドル250の取付構造を示す部分斜視図である(その2)。 従来例に係る電動工具301のサブハンドル350が装着された状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、電動工具の例としてハンマドリル1にサブハンドル50を取り付ける例を用いて説明する。また同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。本明細書においては、電動工具の前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1に示される電動工具(ハンマドリル1)は、先端に先端工具を装着して作業を行う工具でありメインハウジング3とシリンダケースカバー2により広義のハウジングが形成される。メインハウジング3の後方側であって先端工具保持部16と離間する位置には、左側面視で略D字状となるようなハンドル部3bが形成される。ハンドル部3bと先端工具保持部16の間には、図示しないモータを収容するためのモータ収容部3aが形成される。メインハウジング3はプラスチック等の合成樹脂により左右分割式に形成される。ハンドル部3bは、ハンマドリル1の最後端位置に配置され、使用者がハンマドリル1を使用するときに把持部分が軸方向と直交する方向(ここでは上下方向)に延出するように設けられる。ハンドル部3bの延出方向の一端側(下端側)には図9と同様に電源コード(図3で後述)が取付けられ、他端側(上端側)の前方には後述するスイッチ機構に接続されるトリガレバー5aが設けられる。作業者は、トリガレバー5aを操作することにより、後述のモータ6の起動と停止を切換えることができる。
シリンダケースカバー2は、メインハウジング3から前方側に突出するシリンダケース(図3にて後述)の外周部分を覆うと共に、サブハンドル50を保持する部分でもある。シリンダケースカバー2に先端側には、先端工具を保持するための先端工具保持部16が設けられる。先端工具保持部16にはワンタッチ式で図示しないビットやドリル等の先端工具が装着可能である。シリンダケースカバー2の軸方向中央付近の外周側には、サブハンドル取付部20が設けられる。サブハンドル取付部20は、サブハンドル50を取り付け又は取り外し可能にすると共に、取り付けられたサブハンドル50が軸方向に逸脱してしまうことを防止するために、外径をやや細く形成して、サブハンドル取付部20の軸方向前方側と後方側に段差部を形成したものである。
シリンダケースカバー2のサブハンドル取付部20に設けられるサブハンドル50は、前方又は後方からみた時に略D字状の形状であって、図1では把持部(握り部)51aが鉛直方向になるように取り付けられた状態が図示されている。つまり把持部51aとハンドル部3bとを略平行に位置させた回転位置にあり、作業形態や作業者によって使用形態は異なるが、この状態が作業時にサブハンドル50を介してハンマドリル1に押付力を付与し易い状態である。
図2はハンマドリル1の右側面図であり、図1の状態からサブハンドル50を取り外した状態を示している。合成樹脂の成形により製造されるシリンダケースカバー2の前半部分の外周部分は、長さLの略円筒状の部分を有する。この長さLのうち軸方向(前後方向)の中央部分に、長さLのサブハンドル取付部20が形成される。サブハンドル取付部20は、シリンダケースカバー2の外周面2cの外径よりも僅かに細く形成された部分であり、その内部は周方向に細い径が一定に形成された第1の領域21と、第1の領域21の前側(先端工具側)にサブハンドル50の回転を規制するように取り付けるための第2の領域22と、第1の領域21の後側(ハンドル部3b側)であってサブハンドル50の回転を規制するように取り付けるための第3の領域23が形成される。第1の領域21は円周方向に連続した部分であって、その軸方向長さは、第2の領域22及び第3の領域23の軸方向長さよりも長くすると良い。第2の領域22と第3の領域23は、外径が大きい太径部(22a、23a)と小さい細径部(22b、23b)が周方向に向かって交互に出現する凸凹状に形成される。また、矢印24aのように第2の領域22の太径部22aの後方側に、第3の領域23の細径部23bが位置するようにし、同様に、矢印24bのように第3の領域23の太径部23aの前方側に、第2の領域22の細径部22bが位置するようにした。即ち、シリンダケースカバー2の第2及び第3の領域の凹凸が、お互いの凹凸の位置が周方向に所定の角度、ここでは1山分ずれるように形成した。このように凹凸の位置をずらして形成することにより、サブハンドル取付部20に対するサブハンドル50の軸方向位置に応じてサブハンドル50の回転を許容又は規制することが可能となる。さらにサブハンドル50を先端側(第2の領域22側)から手前に引いて、第3の領域23側に軸方向に移動させた時に、不意のサブハンドル50の取付リング52(後述)が第3の領域23に入り込むことを防ぐことができる。
図3は本実施例に係るハンマドリル1の全体構成を示す縦断面図である。ハンマドリル1は、モータ6と、打撃力変換機構30と、回転力伝達機構40と、シリンダ部25を有して構成され、これらはハウジング(シリンダケースカバー2、メインハウジング3)の内部に収容される。モータ収容部3aは、ハンドル部3bの前側下部に設けられ、その回転駆動力を出力する出力軸7は、取り付けられる先端工具の軸方向A1に対して垂直になるように、つまり出力軸7の軸方向が上下方向と一致するように配置される。出力軸7の先端(上端)には、ピニオンギヤ8が設けられる。モータ6の後方側には、モータ6の回転制御を行うための制御装置10が設けられる。制御装置10には、電源コード15によって供給される交流電源を整流する整流回路(図示せず)と、整流された直流からブラシレスDC方式のモータ6を駆動する励磁電流を生成するインバータ回路(図示せず)が含まれる。
ピニオンギヤ8は、隣接する第一回転伝達軸11に設けられた第一ピニオンギヤ12と噛合する。第一回転伝達軸11はモータ6の回転力を打撃力変換機構30と回転力伝達機構40側へ分配するための機構である。第一回転伝達軸11の上側端部には打撃力変換機構30を構成するクランク31が設けられ、第一回転伝達軸11の第一ピニオンギヤ12の下側には回転力伝達機構40の一部を構成するピニオンギヤ42と噛合する第二ピニオンギヤ13が設けられる。クランク31にはクランクピン32によってコンロッド33が連結される。コンロッド33の軸方向前端にはピストン34が固定され、これらの部材で構成される機構によって、モータ6の回転運動がピストン34の往復運動に変換される。ピストン34はシリンダ26の内部において前後方向に摺動可能に設けられる。シリンダ26内の前端側には打撃子36が設けられ、打撃子36はシリンダ26の内部において前後方向に摺動可能である。シリンダ26内のピストン34と打撃子36との間には、空気室35が画成される。ピストン34の往復運動によって空気室35の内圧が変動するため、この内圧の変動によって打撃子36がシリンダ26内を前後方向に往復動して中間子37に間欠的に衝突するため、中間子37から図示しない先端工具に打撃力が伝達される。
一方、第一回転伝達軸11に設けられた第二ピニオンギヤ13は、ピニオンギヤ42と噛合ことにより第二回転伝達軸41を回転させる。第二回転伝達軸41は図示しない先端工具を回転させるための回転力伝達機構40の一部を構成するものであり、軸方向が鉛直方向であって第一回転伝達軸11と平行に配置され、シリンダ26に近い側の端部に第一ベベルギヤ43が設けられる。第一ベベルギヤ43は、円筒状のボディ部を有し後端部に歯部を有する第二ベベルギヤ44と噛合する。第二ベベルギヤ44はシリンダ26に対して相対回転可能なように保持され、外周側からメタル28bにより軸支される。第二ベベルギヤ44の前側端部は爪部が形成され、軸方向に移動可能な伝達部材45の後端に設けられた凹部に係合又は離反可能に構成される。伝達部材45がスプリング46の付勢力により第二ベベルギヤ44と当接している状態の時は、第二ベベルギヤ44からの動力が伝達されて伝達部材45が回転する。伝達部材45の内周面にはキー溝が形成され、シリンダ26の伝達部材45と対向する箇所にはキーが形成され、これらキー溝とキーによって伝達部材45はシリンダ26に対して軸方向には相対移動可能であるが、回転方向には相対回転が不能なように保持される。伝達部材45の前後方向の移動は、モード切替ダイヤル9を回転させることにより図示しないリンク機構を介して移動させる。従って、モード切替ダイヤル9を回転させることにより先端工具の打撃だけの打撃モードと、打撃に加えて回転力を与える打撃回転モードに切り替えることができる。
シリンダ26はベアリング作用を有するメタル28bと第二ベベルギヤ44によって
回転可能に保持される。シリンダ26の前方側には、先端部に先端工具保持部16が設けられるリテーナスリーブ27が接続される。打撃子36が前方に移動した際に生ずる打撃力は、中間子37に伝達され、中間子37がリテーナスリーブ27内で前後方向に摺動する。中間子37が前方に摺動すると、その前端が図示しない先端工具に衝突する。この衝突による衝撃力によって、図示しない先端工具が被削材を破砕し、被削材に穿孔穴を生じさせる。
リテーナスリーブ27の軸方向中央方向の外周側には段差が形成され、その段差の後方側には軸受28aが配置され、リテーナスリーブ27がシリンダケース4に回転可能なように保持される。シリンダケース4は金属製の略円筒形の部材であり、その外周側は合成樹脂製のシリンダケースカバー2によって覆われる。シリンダケースカバー2には段差状に外径が小さくされたサブハンドル取付部20が形成される。つまり、サブハンドル取付部20はシリンダ26における打撃機構の移動範囲の外周側に設けられる。シリンダケースカバー2から前方側にはリテーナスリーブ27が突出し、そこに先端工具保持部16が設けられる。先端工具保持部16を後方側に移動させると、装着片17が径方向外側に移動するので、先端工具を装着又は取り外すことができる。
次に、本実施形態によるハンマドリル1の動作について説明する。作業者は、ハンドル部3bを手で把持した状態で、図示せぬ先端工具を図示せぬ被削材に押し当てる。この際、ハンドル部3bを把持した手ではないもう一方の手でサブハンドル50を把持することにより、ハンマドリル1を安定して保持できる。次に、作業者はトリガレバー5aを引いてトリガスイッチ5をオンにすることによりモータ6を回転させる。モータ6の回転駆動力は、ピニオンギヤ8から第一ピニオンギヤ12を介して第一回転伝達軸11に伝達され、クランク31が回転する。クランク31の回転は、クランクピン32、コンロッド33、ピストン34によって、シリンダ26内におけるピストン34の往復運動に変換される。ピストン34の往復運動により空気室35中の空気の圧力は上昇及び低下を繰り返し、打撃子36に打撃力を付与する。打撃力を受けた打撃子36は、前進することにより中間子37の後端に衝突し、中間子37を介して打撃力が図示せぬ先端工具に伝達される。
また、モータ6の回転駆動力は第一回転伝達軸11から、第二ピニオンギヤ13、ピニオンギヤ42を介して第二回転伝達軸41に伝達される。第二回転伝達軸41の回転力は、第一ベベルギヤ43を介して第二ベベルギヤ44に伝達される。ここで、モード切替ダイヤル9が打撃回転モードに設定されているときは伝達部材45が後方側に位置して第二ベベルギヤ44に係合するので、第二ベベルギヤ44の回転により伝達部材45を介してシリンダ26が回転する。シリンダ26の回転により、シリンダ26の先端側のリテーナスリーブ27と、それに装着される先端工具に回転力が付与される。この回転力と上記の打撃力により、図示せぬ先端工具には打撃力と回転打撃力の双方が伝達され、被削材は破砕される。
図4は本発明の実施例に係る電動工具のシリンダケースカバー2へのサブハンドル50の取付構造を示す部分斜視図である。シリンダケースカバー2は合成樹脂の一体成形により製造され、前方に先端開口部2aを有し、シリンダ部25等を収容する円筒部分の後方には後方開口部2bが形成され、後方開口部2bの周囲には後方のメインハウジング3に接続するための壁面2dが形成される。ハンマドリル1の軸方向にみて、後方のハンドル部3bと先端工具保持部16の間であって、先端工具保持部16に近い部分には、サブハンドル50を取り付けるためのサブハンドル取付部20が形成される。サブハンドル50は、把持部51aを有するサブハンドルフレーム51と、サブハンドルフレーム51に接続されサブハンドル取付部20の外周側に沿うように位置づけられる環状の取付リング52を有して構成される。取付リング52は軸方向に所定の幅Wを有するリング状又は円筒状の部材であり、ここでは合成樹脂の成形により製造され、内周壁には凸凹部(52a、52b)が周方向に連続的に形成される。取付リング52はサブハンドル取付部20の外周1周分に僅かに足りない長さ(周方向長さ)とされ、端部から把持部51a側に突出する第一クランプボス54、第二クランプボス57が接続される。第一クランプボス54と対向する第二クランプボス57の対向しない外側の面(図4では上側と下側)には、略D字状のサブハンドルフレーム51が接続される。第一クランプボス54とサブハンドルフレーム51、及び第二クランプボス57とサブハンドルフレーム51との接続面は、相対回転ができないように凹凸を有するセレート加工が施される。サブハンドルフレーム51には締付けノブ58が設けられ、ナットが鋳込まれた締付けノブ58を回転させて長ボルト(後述)に締めることによってサブハンドルフレーム51と取付リング52との相対取付角度を変更して把持部の取り付け角を変更したり、取付リング52のシリンダケースカバー2に対する締め付け具合を調整することができる。
サブハンドル取付部20の前方側には前側回転抑止領域(第2の領域)22が設けられる。前側回転抑止領域22では、周方向に太径部22aと細径部22bが均等間隔で交互に出現する凹凸状に形成される。サブハンドル取付部20の後方側には後側回転抑止領域(第3の領域)23が設けられる。後側回転抑止領域23では、周方向に太径部23aと細径部23bが均等間隔で交互に出現する凹凸状に形成される。
図5は本実施例のサブハンドル50単体の背面図である。サブハンドル50は、把持部51aを有するサブハンドルフレーム51と、サブハンドル取付部20に装着される取付リング52と、取付リング52とサブハンドルフレーム51を連結及び固定するための締め付け機構により構成される。締め付け機構は、長ボルト59と締付けノブ58を含んで構成される。 長ボルト59は、サブハンドルフレーム51のアーム部51bから、ボス51dを貫通して、円筒状の第一クランプボス54、第二クランプボス57を貫通し、円筒部51fを貫通してからナットが鋳込まれた締付けノブ58に接続される。ボス51dと第一クランプボス54の間、及び、第二クランプボス57と円筒部51fの接合面は、双方の接合面が凹凸を有して、それらが噛み合うことによりサブハンドルフレーム51と取付リング52の取付角度の相対的な移動を阻止できる。締付けノブ58は、サブハンドルフレーム51のアーム部51cの下側に配置され、作業時に操作上の邪魔にならないように配置される。
締付けノブ58を緩めることにより、長ボルト59の頭頂部と締付けノブ58の距離が離れ、それに合わせてアーム部51b、51cの取付リング52側の端部間が離れる。アーム部51b、51cは締付けノブ58による締め付け時には、取付リング52側の端部間が接近するように曲がるようにして所定のテンションがかかるような基本形状とすれば、締付けノブ58を緩めることで第一クランプボス54と第二クランプボス57の距離を容易に離すことができる。取付リング52側の端部に接続された第一クランプボス54と第二クランプボス57は、サブハンドルフレーム51のボス51dと円筒部51fとの間に挟持されているため、締付けノブ58の締結により、第一クランプボス54及び第二クランプボス57も互いに近づくように移動する。本実施例では第一クランプボス54と第二クランプボス57との間には、何も介在しないが、ここでスプリングやゴム等の弾性体を介在させても良い。この第一クランプボス54及び第二クランプボス57が接近することにより取付リング52の内径が小さくなるため、取付リング52が周方向に回転しないようにサブハンドル取付部20に強固に固定することも可能である。
取付リング52は、ここでは回動軸55によって回動可能な2つの部材、即ち第一半リング53と第二半リング56によって構成される。第一半リング53と第二半リング56は、面対称な形状とされ第一クランプボス54と第二クランプボス57の対向する面の延長仮想面に対して面対称の形状となるように形成される。このように回動軸55によって折り曲がるようにしたので、長ボルト59と締付けノブ58を分離させて取付リング52をサブハンドルフレーム51と分離させれば、シリンダケースカバー2への取り付け及び取り外しがきわめて容易になる。取付リング52の内周側であって、シリンダケースカバー2に対向する側には、外側に窪むように形成された凹部52a、56a(半径R1)と、内側に突出するように形成された凸部52b、56b(半径R2)が交互に形成され、これがサブハンドル50の回転規制部として機能する。半径R1、R2は締付けノブ58を締め付けることにより距離が変わるが、基本的にはサブハンドル取付部20の回転自在領域21の半径とほぼ同じとなるように半径R2の大きさが決定される。また、前側回転抑止領域22の太径部22aとほぼ同じになるように半径R1の大きさが決定される。
以上、本実施例のサブハンドル50においては、締付けノブ58を適度に締めて、図1に示すように取付リング52がサブハンドル取付部20の軸方向中央付近、即ち回転自在領域21(図2参照)にあるときに、作業者がサブハンドル50を軸方向及び周方向に移動できる程度にする。このようにすれば、作業者はハンマドリル1を対象物に押しつけるように作業を行う場合は、サブハンドル取付部20を容易に回転できるので作業位置によってサブハンドル50の周方向位置を変更することが容易になる。また、サブハンドル50の周方向位置を固定したい場合は、サブハンドル50をハンマドリル1の前方側に移動させて前側回転抑止領域22に位置づければ良いので、サブハンドル50及びハンドル部3bを前方側に押しつけるようにして力を入れた状態での作業を安定して行うことできる。特に、打撃だけで無く回転動作を伴う場合であっても前側回転抑止領域22に位置づけた際には、太径部22aと細径部22bが、取付リング52の凹凸部(凹部52a、56aと凸部52b、56b)に係合するので、サブハンドル50がハンマドリル1に対して回転してしまうこと無い。
一方、壁に対して打撃作業を行うような場合で、電動工具の軸方向A1が水平方向になるように保持して作業を行う場合は、取付リング52がサブハンドル取付部20の軸方向後方の後側回転抑止領域23に位置づける。このようにサブハンドル50を手前側に位置づけることにより、サブハンドルを左手で引く方向に力をいれてハンマドリル1の重量を支えつつ、右手でハンドル部3bを押すような姿勢で作業を行うことができる。この場合であっても太径部23aと細径部23bが、取付リング52の凹凸部(凹部52a、56aと凸部52b、56b)に係合するので、サブハンドル50がハンマドリル1に対して回転してしまうことが防止できるので、安定してハンマドリル1を保持することができる。
さらに、打撃作業が終了して作業者がハンマドリル1を移動させる時は、先端工具側を下にしてサブハンドルを第3の領域23側に移動させることによりハンマドリル1を保持しやすくなる。この際、作業時に回転自在領域21又は前側回転抑止領域22に位置づけられたサブハンドル50を後側回転抑止領域23に移動させれば、重量20〜30kgもあるハンマドリル1をサブハンドル50を使って効率よく保持できる。この場合、サブハンドル50は周方向に回転しないので、作業者はハンマドリル1を安定して保持することができる。
以上のように本実施例のサブハンドル取付部20は、回転自在領域(第1の領域)21と、前側回転抑止領域(第2の領域)22と後側回転抑止領域(第3の領域)23を設けて、作業中にこれらの使いやすい位置にサブハンドル50を移動しながら作業や移動ができるように構成した。この際、図2に示すように前側回転抑止領域22の太径部22aの後方側対応位置は、矢印24aに示すように細径部23bになるようにした。同様に、後側回転抑止領域23の太径部23aの前方側対応位置は、矢印24bに示すように細径部22bになるようにした。このように前側回転抑止領域22における径方向外向きへの凸部の周方向位置と、後側回転抑止領域23における径方向外向きへの凸部の周方向位置が周方向にずれるように配置したので、サブハンドル50を先端側からハンドル部3b側もしくはハンドル部3b側から先端側へ軸方向に移動(スライド)させた時に不意の係合を防ぐことができるので、使い勝手の良いハンマドリル1が実現できた。
図6は本発明の第二の実施例に係る電動工具のサブハンドル150の取付構造を示す部分斜視図である。基本原理は実施例1と同様であり、サブハンドル150のサブハンドルフレーム51は同一部品を用いる。一方、取付リング152はシリンダケース104の形状に合わせたものとした。金属製のシリンダケース104には、サブハンドル取付部120が一体的又は別体に設けられたケース部分であり、シリンダケース104と同様、金属材料から成る。サブハンドル取付部120には、回転自在領域121と、凹凸部(太径部122a、細径部122b)を有する前側回転抑止領域122と、凹凸部(太径部123a、細径部123b)を有する後側回転抑止領域123が隣接して形成される。前側回転抑止領域122における太径部122aと後側回転抑止領域123における太径部123aの位置を周方向にずらすことは実施例1と同じである。ここでは凹凸部の段差が実施例1にくらべて大きくなっており、周方向への強い力を保持することができる。取付リング152の内周面には凹凸部(152a、152b)が周方向に連続的に形成される点も実施例1と同様である。実施例2でもサブハンドルフレーム51と同様に取付リング152を合成樹脂にて製造できるが、取付リング152は金属製とすることも可能である。このようにサブハンドル取付部120と取付リング152を金属製とすれば、さらに重量が大きいハンマドリルであっても十分対応できる。
図7は本発明の第三の実施例に係る電動工具のサブハンドル250の取付構造を示す部分斜視図であり、図8は別の角度からみた部分斜視図である。実施例3は実施例1、2と同様の思想で、サブハンドル取付部220に前方側又は後方側にサブハンドル250を押しつけた状態ではサブハンドル250がシリンダケースカバー202に対して回転不能なように維持される。一方、サブハンドル取付部220の軸方向中央付近においては、サブハンドル250の周方向への回転が許容される状態にある(但し、締付けノブ58を堅く締めていない場合)。サブハンドル250のサブハンドルフレーム51は実施例1及び2と同じ部品を用いるが、取付リング252の形状が異なる。取付リング252の先端工具に近い側の前方面252aと、モータ6に近い側の後方面252bは、周方向に交互に現れる斜面による凸凹部が形成される。これら凹凸部に対応してシリンダケースカバー202には前側当接部220aと、後側当接部220bが形成される。前側当接部220aと後側当接部220bは、サブハンドル取付部220の前側の段差部分と後ろ側段差部分に形成される。このようにサブハンドル250の取付リング252とシリンダケースカバー202の軸方向と略直交する方向の当接面に相互の相対移動(摺動)を阻止する部位を形成したので、作業時にサブハンドル250が容易に回転しないように構成することができる。このような構成とすることで、サブハンドル取付部220及び取付リング252の軸A1方向の寸法を小さくすることができる。
上述の実施例1〜3のような構成によると、取付リングを締結することによる取付リングと装着箇所(サブハンドル取付部)との間の摩擦力に頼ること無く、お互い噛合するような凹凸部を形成した箇所にてサブハンドルの周方向への回転を阻止できるので、より確実なサブハンドルの電動工具への保持方法を実現できる。また、シリンダケースカバーと取付リング側の凹凸が係合しない位置にサブハンドルを移動するだけで、サブハンドルを容易に回動させることができるので、作業時の姿勢に応じた任意の回転方向位置にサブハンドルを回動させることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の改良や変形が可能である。また、本発明の手持ち式の電動工具は、上述したハンマドリルだけに限らず、サブハンドルを備えて両手で支える必要があるその他の電動工具、例えばハンマ、ドリル等にも同様に適用できる。
1 ハンマドリル 2 シリンダケースカバー 2a 先端開口部
2b 後方開口部 2c 外周面 2d 壁面
3 メインハウジング 3a モータ収容部 3b ハンドル部
4 シリンダケース 5 トリガスイッチ 5a トリガレバー
6 モータ 7 出力軸 8 ピニオンギヤ 9 モード切替ダイヤル
10 制御装置 11 第一回転伝達軸 12 第一ピニオンギヤ
13 第二ピニオンギヤ 15 電源コード 16 先端工具保持部
17 装着片 20 サブハンドル取付部
21 回転自在領域(第1の領域) 22 前側回転抑止領域(第2の領域)
22a 太径部 22b 細径部 23 後側回転抑止領域(第3の領域)
23a 太径部 23b 細径部 25 シリンダ部
26 シリンダ 27 リテーナスリーブ 28a 軸受
28b メタル 30 打撃力変換機構 31 クランク
32 クランクピン 33 コンロッド 34 ピストン
35 空気室 36 打撃子 37 中間子 40 回転力伝達機構
41 第二回転伝達軸 42 ピニオンギヤ 43 第一ベベルギヤ
44 第二ベベルギヤ 45 伝達部材 46 スプリング
50 サブハンドル 51 サブハンドルフレーム 51a 把持部
51b、51c アーム部 51d ボス 51f 円筒部
52 取付リング 52a 凹部 52b 凸部
53 第一半リング 54 第一クランプボス 55 回動軸
56 第二半リング 57 第二クランプボス 58 締付けノブ
59 長ボルト 60 先端工具 104 シリンダケース
120 サブハンドル取付部 121 回転自在領域
122 前側回転抑止領域 122a 太径部 122b 細径部
123 後側回転抑止領域 123a 太径部 123b 細径部
150 サブハンドル 152 取付リング
202 シリンダケースカバー 220 サブハンドル取付部
220a 前側当接部 220b 後側当接部 250 サブハンドル
252 取付リング 252a 前方面 252b 後方面
301 電動工具 302 シリンダケースカバー 303 ハウジング
320 サブハンドル取付部 350 サブハンドル
351 サブハンドルフレーム 352 バンド
353 ハンドルホルダ 358 締付けノブ

Claims (11)

  1. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記モータの回転力を受け、回転又は軸方向に往復動する先端工具を着脱可能に保持する前記ハウジングに設けられた先端工具保持部と、
    前記ハウジングの前記先端工具保持部と離間する位置に設けられたハンドル部と、
    前記ハウジングの前記先端工具保持部と前記ハンドル部との間に設けられるサブハンドル取付部と、
    前記サブハンドル取付部に着脱可能に取り付けられるサブハンドルと、を有する電動工具であって、
    前記サブハンドル取付部は、前記先端工具の軸方向に延びるように配置され、前記サブハンドルを回転可能とする第1の領域と、前記サブハンドルの回転規制部と係合して前記サブハンドルの回転を規制する第2の領域とを有し、前記サブハンドル取付部に対する前記サブハンドルの軸方向位置に応じて前記サブハンドルの回転を許容、規制することを特徴とする電動工具。
  2. 前記電動工具は、前記先端工具に軸方向の打撃力を加える打撃力変換機構を有するハンマ、又は、前記打撃力変換機構と前記先端工具に回転力を加える回転力伝達機構の双方を持つハンマドリルであることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記打撃力変換機構は、前記先端工具の軸方向に延びるシリンダと、該シリンダの内部を往復動するピストンを有し、前記サブハンドル取付部は前記シリンダの移動範囲の外周側に設けられることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記サブハンドル取付部は、前記第1の領域から前記先端工具側に近い隣接する位置に、前記サブハンドルを回転可能とする第2の領域を有し、
    前記サブハンドルが前記第2の領域から前記第1の領域に移動した際に、前記サブハンドルの回転方向への移動が許容されることを特徴とする請求項1又は3に記載の電動工具。
  5. 前記サブハンドル取付部は、前記第1の領域から前記ハンドル部側に近い隣接する位置に、前記サブハンドルを回転可能とする第3の領域を有し、
    前記サブハンドルが前記第1の領域から前記第3の領域に移動した際に、前記サブハンドルの回転方向への移動が規制されることを特徴とする請求項4に記載の電動工具。
  6. 前記ハンドル部は前記先端工具の軸方向と直交する方向に位置する握り部を有し、
    前記サブハンドルは握り部が形成されたD字状のサブハンドルフレームと、該サブハンドルフレームを前記サブハンドル取付部に接続する取付リングを有し、
    前記サブハンドル取付部に対する回転位置に応じて前記握り部を前記ハンドル部の握り部と略平行に位置させることができることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
  7. 前記サブハンドルは、サブハンドル取付部の第1の領域内に位置する際にも、サブハンドルの回転を規制することができるよう、締付け機構を持つことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  8. 前記サブハンドル取付部は、前記第1の領域に円周方向に連続した第1の外径(半径R1)の外周面を有し、
    前記第2の領域に第2の外径(半径R2、但しR2>R1)と前記第1の外径(半径R1)の面が周方向に交互に出現する凹凸外周部を有し、
    前記サブハンドルは、前記凹凸外周部に対応する凸凹状に形成された内周壁を持つリング状取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  9. 前記サブハンドル取付部は、前記第1の領域から前記先端工具側に近い隣接する位置に、前記サブハンドルを回転可能とする第2の領域、前記第1の領域から前記ハンドル部側に近い隣接する位置に、前記サブハンドルを回転可能とする第3の領域を有し、
    前記第3の領域に第2の外径(半径R2、但しR2>R1)と前記第1の外径(半径R1)の面が周方向に交互に出現する凹凸外周部を有し、
    前記第2の領域の径方向外向きへの凸部の周方向位置が、前記第3の領域の凸部の周方向位置とずれるように配置されることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
  10. 前記第1の領域の軸方向の幅は、前記第2及び前記第3の領域の軸方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の電動工具。
  11. 前記ハウジングは前記先端工具側に近い部分に金属製のケース部を含んで構成され、前記サブハンドル取付部は前記ケース部の外周部分に設けられることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電動工具。
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