JP5582741B2 - シート処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、シートに対して選択的に穴をあける穿孔処理を行い積載するシート処理装置、及びこのシート処理装置を有する画像形成システムに関する。
従来、画像形成装置によって画像を形成したシートを順次装置内に搬送し、そのシートに対して穴をあけるパンチ処理を行い、そのシートをトレイ上に順次積載して、整合部材を用いて整合するシート処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3284782号
上記従来のシート処理装置では、パンチ処理されたシートが既に積載されているトレイ上に新たにパンチ処理されたシートを積載する際に、既に積載されているシートのパンチ穴部の上を新たに積載されるシートのパンチ穴部が通過して積載される。しかしながら、パンチ処理によって生じたパンチ穴部のケバ立ちが大きい場合、2枚のシートのパンチ穴部が互いに干渉することによって、パンチ済みシートをトレイ上に積載する際、既積載シートを押出してしまう等の積載不良が発生するという問題がある。
本発明の目的は、穴があけられたシートをトレイに順次積載する際に、互いの穴が干渉するのを防止し、穴の干渉によるシート積載時の積載不良を防止することである。
上記課題を解決するため、本発明は、シートを搬送するための搬送手段と、前記搬送手段の搬送方向に対して直交する幅方向に沿ってシートに穴をあける穿孔手段と、前記穿孔手段によって穿孔されたシートを幅方向に移動させる移動手段と、前記搬送手段によって搬送されたシートを積載するための積載手段と、を有し、前記移動手段は、前記穿孔手段により、前記積載手段に先に積載される第1のシートにあけられた穴と、その上に積載される第2のシートにあけられた穴と、が幅方向において重ならないように、前記穿孔手段がシートにあける穴の大きさより大きく、穴と穴の間の長さより小さい範囲で、第1、第2のシートのうちの少なくとも一方を幅方向に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、穴があけられたシートを積載手段に順次積載する際に、互いの穴が干渉するのを防止することができる。これにより、穴の干渉によるシート積載時の積載不良を防止することができる。さらに、シートのあけられた穴の種類に応じてシートを搬送方向と直交する方向に移動する移動量を変えることで、シートにあける穴の種類を変更した場合でも、互いの穴の干渉を防止することができる。
画像形成システムのシステム構成を示すブロック図 画像形成装置本体の制御部を示すブロック図 スタッカの制御部を示すブロック図 画像形成システムの主要部構成を示す縦断面図 シフトローラの斜視図 操作表示装置の平面図 操作表示装置における操作表示部の平面図 (a)はパンチ処理装置の縦断面図、(b)はパンチユニットの斜視図 パンチユニットの種類に応じたシフト量を示す表図 パンチ済みシートの積載フローを示すフローチャート シートがスタックトレイに積載される様子を示す断面図及び上視図 シートがスタックトレイに積載される様子を示す断面図及び上視図 シートがスタックトレイに積載される様子を示す断面図及び上視図 シートがスタックトレイに積載される様子を示す上視図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(画像形成システムの全体構成)
ここでは、画像形成装置本体とシート処理装置(シート処理部)とを備えた画像形成システムを例示して説明する。まず図1を用いて画像形成システムの全体構成について説明する。図1は画像形成システムの構成を示すブロック図である。
画像形成システムは、図1に示すように、画像形成装置本体101と、シート処理装置(シート処理部)としてのスタッカ102を備えており、画像形成装置本体101とスタッカ102は装置間通信ネットワーク120により接続されている。
画像形成装置本体101は、ジョブの管理を行うコントローラ部3000と、画像データをシート上に可視像として形成し、シートの搬送を行うプリンタ制御部3100を備えている。また、スタッカ102は、それぞれシートの搬送及びシート処理を行うためのスタッカ制御部3200を備えている。
画像形成装置本体101及びスタッカ102は、装置間通信ネットワーク120を介してシート処理に必要なシート情報や、タイミング情報をやりとりする。
図2は画像形成装置本体101の内部構成を示す制御ブロック図である。
コントローラ部3000のCPU301は装置全体の制御を行う。CPU301には、制御プログラムが書き込まれたROM303及び処理を行うためのデータを格納するRAM302が、アドレスバス及びデータバスを介して接続されている。
また、CPU301には、外部と通信を行うための外部I/F部304、受信したデータの加工、蓄積、画像処理を行うPDL制御部305、通信ネットワーク320を介してプリンタ制御部3100との通信を行う内部I/F部306が接続されている。
さらにCPU301には操作部307が接続されており、CPU301は操作部307の表示手段、キー入力手段を制御する。使用者はキー入力手段を通して、表示の切り替えをCPU301に指示し、CPU301は操作部307の表示手段に対して、装置の動作状態や、キー入力によって設定された動作モードの表示を行う。
プリンタ制御部3100のCPU311は画像形成動作の基本制御を行う。CPU311には、制御プログラムが書き込まれたROM313及び画像形成動作の処理を行うためのデータを格納するRAM312が、アドレスバス及びデータバスを介して接続されている。ROM313には、後述する制御手順等が記憶されているものとする。デバイス制御部314は、プリンタ部の各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路である。内部I/F部315はコントローラ部3000と画像信号、タイミング信号のやり取りを行う。装置間I/F部316は、通信ネットワーク120を介してスタッカとシート情報、タイミング情報のやりとりを行う。
CPU311は制御プログラムの内容にしたがって、コントローラ部3000と内部I/F部315を介して画像信号を受信し、デバイス制御部314を制御して画像形成動作を実行する。また、装置間I/F部316を介して他装置とシート情報、タイミング情報のやりとりをし、シートの搬送動作を実行する。
図3はスタッカ102のスタッカ制御部3200を示す制御ブロック図である。
CPU711はシート搬送及びシート処理の制御を行う。CPU711には、制御プログラムが書き込まれたROM713及び制御データを格納するためのRAM712が、アドレスバス及びデータバスを介して接続されている。ROM713には、後述する制御手順等が記憶されているものとする。デバイス制御部714は、スタッカ102の各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路である。デバイス制御部714は、整合板制御部717、シフトローラ制御部718、パンチ制御部719、パンチユニット読取制御部720を備えている。整合板制御部717は、後述する整合板411を制御する。同様に、シフトローラ制御部718は、シフトローラ420を制御する。パンチ制御部719は、パンチ処理装置850を制御する。パンチユニット読取制御部720は、接続されているパンチユニットの種類を読み取る。装置間I/F部716は、他のシート積載装置あるいは画像形成装置とシート情報、タイミング情報のやりとりを行う。
CPU711は制御プログラムの内容にしたがって、装置間I/F部716を介して他装置とシート情報、タイミング情報のやりとりをし、シートの搬送動作及びシート処理を実行する。
(操作表示部)
図6は画像形成装置本体101における操作表示装置600を示す図である。図6に示すように、操作表示装置600には、様々なキーが配置されている。602は画像形成動作を開始するためのスタートキーである。603は画像形成動作を中断するためのストップキーである。604〜612及び614は置数設定等を行うテンキーである。613はIDキー、615はクリアキー、616はリセットキーである。また、操作表示装置600には、上部にタッチパネルが形成された操作表示部620が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
画像形成システムでは、スタッカの処理モードとして、ノンソートやソート、パンチモードなどの各処理モードを有する。このような処理モードを設定する場合は操作表示装置600からの入力操作により行われる。
(画像形成システム)
図4は画像形成システムの主要部の構成を示す縦断面図である。図4に示すように、画像形成システムは、画像形成装置本体101とシート処理装置(シート処理部)としてのスタッカ102から構成される。
(画像形成装置本体)
画像形成装置本体101は、原稿の画像を読み取るイメージリーダ20及びシートに画像を記録するプリンタ30を備えている。
イメージリーダ20には、原稿給送装置5が搭載されている。原稿給送装置5は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭ページから順に1枚ずつ給送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス6上の読取位置へ搬送し、その後外部の排出トレイ7に向けて排出する。
この原稿がプラテンガラス6上の読取位置を通過するときに、原稿の画像は読取位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット21により読み取られる。この読取方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が読取位置を通過する際に、原稿の読取面(画像面)がスキャナユニット21のランプ(不図示)の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー22a,22b,22cを介してレンズ23に導かれる。このレンズ23を通過した光は、イメージセンサ24の撮像面に結像する。
このように読取位置を通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取走査が行われる。すなわち、原稿が読取位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ24で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われる。このようにして光学的に読み取られた画像はイメージセンサ24によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ24から出力された画像データは、画像信号制御部で所定の処理が施された後にプリンタ30の露光制御部31にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置5により原稿をプラテンガラス6上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット21を副走査方向へ走査させることにより原稿の画像を読み取ることも可能である。この読取方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置5を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置5を持ち上げてプラテンガラス6上に原稿を載置する。そして、スキャナユニット21を副走査方向へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置5を使用しないで原稿の画像を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ30の露光制御部31は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、レーザ光はポリゴンミラーにより走査されながら画像形成部を構成する感光ドラム32上に照射される。感光ドラム32には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部31は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
プリンタ30には、画像を形成するためのシートを収納する複数の給送カセット33が装置手前方向に引き出し可能に設けられている。そして、各給送カセット33に対応して設けられている分離給送部33aにより各給送カセット33からプリンタ30にシートを一枚ずつ供給することができる。また、一面に画像を形成したシートの裏面に画像を形成する両面複写をする場合に、一面に画像が形成されたシートを反転する反転パス34と反転されたシートを再度プリンタ30に供給するための両面搬送パス35とが設けられている。
この感光ドラム32上の静電潜像は、現像器(不図示)から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各給送カセット33、手差給送部39又は両面搬送パス35からシートが給送される。このシートは感光ドラム32と転写部36との間に搬送される。感光ドラム32に形成された現像剤像は転写部36により給送されたシート上に転写される。
現像剤像が転写されたシートは定着部37に搬送される。定着部37はシートに熱及び圧力を付与することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部37を通過したシートは排出ローラ38を経てプリンタ30からスタッカ102に向けて排出される。
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部37を通過したシートを反転パス34との分岐部に設けられている切替部材(不図示)により一旦反転パス34内に導く。その後、そのシートの後端が切替部材を通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ38によりプリンタ30から排出する。以下、この排出形態を反転排出と呼ぶ。この反転排出は、原稿給送装置5を使用して読み取った画像を形成するとき、又はコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭ページから順に画像形成するときに行われる。その排出後のシートの順序は正しいページ順になる。
また、手差給送部39からOHPシートなどの硬いシートが給送され、このシートに画像を形成するときには、シートを反転パス34に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ38により排出する。これにより硬いシートなどのジャムし易いシートの画像形成を行う。
さらに、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、反転パス34の分岐部に設けられている切替部材(不図示)の切換動作によりシートを反転パス34に導いた後に両面搬送パス35へ搬送する。そして、両面搬送パス35へ導かれたシートを上述したタイミングで感光ドラム32と転写部36との間に再度給送する制御が行われる。
(スタッカ)
スタッカ102は、画像形成装置本体101からのシートを順に取り込み、積載手段であるスタックトレイ405に積載する処理を行う。スタッカ102の入口部には、シートに対して穴をあけるパンチ処理(穿孔処理)を選択的に行うことが可能な穿孔手段としてのパンチ処理装置850が設けられている。操作表示装置600において、処理モードにパンチが指定され、ジョブが開始された場合、パンチ処理装置850において、通過するシートに対して搬送方向と直交する方向に穴をあけるパンチ処理を行う。
パンチ処理装置850は、図8(a)に示すようにパンチユニット854、カム852、搬送ローラ860,861、パンチ屑収納箱853から成り、パンチ制御部719(図3参照)によって制御される。図8(b)はパンチ処理装置850に備えられた、穿孔ユニットとしてのパンチユニット854である。このパンチユニット854には、穿孔のためのポンチ刃と刃受けが備えられており、パンチユニット854をシートが通過する際に、パンチユニット854の上部を押圧することにより、パンチ処理を行う。パンチユニット854は交換可能(着脱可能)であり、穴の種類が異なる複数のパンチユニットが用意される。
パンチ処理装置850を通過したシートは、搬送パス401に案内されてスタックトレイ405に積載される。搬送パス401には、搬送手段として、シートを搬送するための多数の搬送ローラRが設けられている。更に搬送パス401には、シートを搬送方向と直交する方向に所定量だけ移動させる移動手段としてのシフトローラ420が設けられている。具体的には、図5に示すように、シフトローラ420は、シートSを挟持して搬送する搬送部材であり、シートSの搬送方向(矢印a方向)に対して直交する方向(矢印b方向)に移動可能である。従って、シフトローラ420は、シートSを挟持した状態で搬送方向に対して直交する方向に移動することでシートSをシフトさせることが可能である。
また、シートが積載されるスタックトレイ405は、シートを積載する面を所定の位置に維持するように、上下に動作することが可能である。スタックトレイ405に積載されたシートは、以下の整合部材によって整合される。整合板411は、シートの搬送方向と直交する方向に移動してシートの搬送方向と直交する方向の端部を整合するシート整合部材である。ストッパ412はシートの搬送方向の整合を行うためにシートの搬送方向の端部を規制するシート規制部材である。
シート先端部上面検出センサ410とシート後端部上面検出センサ408は、スタックトレイ405上に積載されたシートの先端部と後端部の上面をそれぞれ検知する。スタックトレイ下限検知センサ406は、スタックトレイ405の下限位置を検知するセンサであり、スタックトレイ405をシート取り出し位置に下降させた際に、そのスタックトレイ405の位置を検知する。シート検知センサ407は、スタックトレイ405上のシートの有無を検知するセンサであり、スタックトレイ405上のシートがユーザによって取り出されたかを判断する際に使用する。
次に、シートにあけられた穴の種類に応じて、シフトローラを移動させる制御方法について説明する。ここでは、パンチ処理装置に着脱可能に装着されるパンチユニットの種類を検出し、シートをスタックトレイ405上に積載する際にパンチユニットの種類に応じてシフトローラ420を所定量移動させる制御方法を説明する。
まず、パンチユニット854の種類を検出する検出方法について説明する。
スタッカ102のパンチユニット854の上部には、図8(b)に示すようにパッシブタグ型のアンテナ付きの非接触通信ICタグ868(ICチップ)が搭載されている。このICタグ868には、穴の種類に関する情報が記憶されている。そして、ICタグ868は、図示しない、非接触通信IC読取装置(以下、ICタグリーダー)と通信することが可能であり、前述の情報が読み取られる。
パンチユニット読取制御部720による読取処理を行う。これにより、前記ICタグリーダーがパンチユニットのICタグと通信してパンチユニットの情報(穴に関する情報)を読み取る。このパンチユニット読取制御部720による読取処理をが終了すると、スタッカ102のCPU711は、装置間通信ネットワーク120を介して読み取ったパンチユニットの情報をプリンタ制御部3100に送信する。プリンタ制御部3100のCPU311は、パンチにユニットの情報の受信処理を行い、受信処理が終了すると、通信ネットワーク320を介してパンチユニットの情報をコントローラ部3000に送信する。コントローラ部3000のCPU301は、パンチユニットの情報の受信処理を行い、受信処理が終了すると、図7(c)に示すように操作表示部620にパンチユニットの情報(例えば4穴(角形))を表示する。
ここでは、スタッカ102は非接触通信を用いて、パンチユニットの種類(穴に関する情報)を判別しているが、これに限定されるものではない。例えば、非接触通信ではなく、ドロアなどにより有線接続し、パンチユニット854のICタグと通信して前述の情報を判別する構成でもよい。また通信手段を用いず、パンチユニットの一部にフラグを装着し、フラグの切り欠きなどをパンチ処理装置850に設けた光学センサ等により読み取って、パンチユニットの種類を判別する構成でもよい。
図7(a)に示す初期画面でソフトキーである「ソータ」を選択すると、図7(b)に示すソータ選択画面が操作表示部620に表示され、この画面を用いて「ステイプル」又は「パンチ」の処理モードの設定を行う。処理モードを選択し、操作表示装置600のスタートキー602を押下することでジョブが開始される。さらにジョブが開始されると同時にジョブの情報(枚数、部数、後処理モード)が操作表示装置600からコントローラ部3000、プリンタ制御部3100を介してスタッカ102のシフトローラ制御部718に送信される。スタッカ102のROM713には、図9に示すようにパンチユニット854の穴の数と形に応じて、穴径L1と、穴と穴との距離L2と、シフトローラ420の移動量L3が予め格納されている。シフトローラの移動量L3は、パンチの穴径L1より大きく、穴と穴との距離L2より小さい値が格納されている。すなわち、シフトローラの移動量L3は、パンチユニット854がシートにあける穴の大きさ(L1)より大きく、穴と穴の間の長さ(L2)より小さい範囲で設定されている。
ここで、図10〜図14を用いて、2枚のシートS1,S2をスタックトレイ405に積載する制御を例示して説明する。
まず、図10のステップS11において、スタッカ102に搬送される1枚目のシート(第1のシート)S1の処理情報がパンチ指定であるか否かを判別する。ここで、パンチ指定でない場合、パンチ処理装置850によるパンチ処理及びシフトローラ420によるシフト処理は行わずに、第1のシートS1をスタックトレイ405に積載する(ステップS14)。そして、整合板411を用いて前記シートS1の整合を行い(ステップS15)、シートの積載処理を完了する。
一方、ステップS11においてスタッカ102に搬送される第1のシートS1の処理情報がパンチ指定である場合、まずパンチ処理装置850によるパンチ処理を行う(ステップS12)。パンチ処理を行った後、図9に示すパンチ穴の種類に応じたシフト量(移動量)分、シフトローラ420による第1のシートS1のシフト処理を行う(ステップS13)。シフト処理された第1のシートS1は、図11(a)、図11(b)に示すようにスタックトレイ405上に搬送され、積載される(ステップS14)。この時、第1のシートS1の搬送方向の端部がストッパ412に規制されて搬送方向の整合がなされる。
更に、図12(a)、図12(b)に示すように、スタックトレイ405上に第2のシートが積載される前に、整合板411により、前記スタックトレイ405上に積載された第1のシートS1を搬送方向と直交する方向に移動させる。すなわち、第1のシートS1がスタックトレイ405上に積載された後、第1のシートS1がシフトされる前の位置も戻るように整合板411を制御することで、第1のシートS1のシフト動作と整合動作を行う(ステップS15)。
次にスタッカ102に搬送される2枚目のシート(第2のシート)S2も同様に、ステップS11においてシートの処理情報がパンチ指定であるか否かを判別する。ここで、パンチ指定でない場合、パンチ処理装置850によるパンチ処理及びシフトローラ420によるシフト処理は行わずに、第2のシートS2をスタックトレイ405に積載する(ステップS14)。そして、整合板411を用いて前記シートS2の整合を行い(ステップS15)、シートの積載処理を完了する。
一方、ステップS11においてスタッカ102に搬送される第2のシートS2の処理情報がパンチ指定である場合、まずパンチ処理装置850によるパンチ処理を行う(ステップS12)。パンチ処理を行った後、図9に示すパンチ穴の種類に応じたシフト量(移動量)分、シフトローラ420による第2のシートS2のシフト処理を行う(ステップS13)。シフト処理された第2のシートS2は、図13(a)、図13(b)に示すようにスタックトレイ405上に搬送され、積載される(ステップS14)。すなわち、スタックトレイ405上に先に積載されている第1のシートS1に対して、その上に積載される第2のシートS2は、互いの穴が重ならないように、シートの搬送方向と直交する方向に移動された後、スタックトレイ405上に搬送され、積載される。この時、第1のシートS1と同様に、第2のシートS2の搬送方向の端部がストッパ412に規制されて搬送方向の整合がなされる。すなわち、第2のシートS2は、第1のシートS1と穴が重ならない状態で搬送方向の整合がなされる。
さらに、第2のシートS2がスタックトレイ405に積載された後、1枚目と同様に第2のシートS2がシフトされる前の位置も戻るように整合板411を制御することで、シートS2のシフト動作と整合動作を行う(ステップS15)。
このように、スタックトレイ405に穴があけられたシートを積載する際に、先に積載される第1のシートS1と、その上に積載される第2のシートS2とを、搬送方向に対して直交する方向に所定量オフセットさせる。これにより、穴があけられた第1、第2のシートS1,S2をスタックトレイ405に積載する際に、互いの穴が干渉するのを防止することができ、穴の干渉によるシート積載時の積載不良を防止することができる。
さらに、パンチユニットの種類に応じてシートを搬送方向と直交する方向にシフトする移動量を変えることで、パンチユニットの種類を変更した場合でも、重ね合わされるシートの互いのパンチ穴の干渉を防止でき、積載不良を未然に防止することができる。
またパンチ穴の形状が角形の場合には丸形に比べて穴のケバ立ちが大きく、さらにパンチ穴の形状が長方形の場合には短辺部と比較して長辺部のケバ立ちが非常に大きい。そのため、穴の長辺部が搬送方向に対して直交する方向に位置している場合、重ね合わされるシートの互いの穴の干渉による積載不良がより顕著になる。そのため、前述したように、互いの穴が重ならないようにシートを搬送方向に対して直交する方向に所定量移動させることで、互いの穴の干渉を防止し、穴の干渉によるシート積載時の積載不良を防止することができる。
なお、前述した形態では、スタックトレイ405に既に積載されている第1のシートS1に対して、新たに積載する第2のシートS2を所定量シフトさせる移動手段としてシフトローラを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、シフトローラを備えていない構成としても良い。すなわち、第1のシートS1がスタックトレイ405上に積載された後に、図14(a)に示すように整合板411を用いてパンチ穴の種類に応じたシフト量分(図9参照)だけ、第1のシートS1を搬送方向と直交する方向にシフトさせる。このようにすることで、図14(b)に示すようにスタックトレイ405に新たに積載される第2のシートS2と既に積載されている第1のシートS1のパンチ穴部の干渉を防止してもよい。
また、互いの穴が重ならないように移動させるシートは、スタックトレイに先に積載される第1のシート、その上に積載される第2のシートのうちの少なくとも一方であれば良い。すなわち、第1のシートのみ、あるいは第2のシートのみを搬送方向と直交する方向に移動させても良いし、第1、第2のシートの両方を搬送方向と直交する方向に移動させるても良い。
なお、前述した形態では、パンチユニットを交換可能にする構成にすることで穴の種類が異なるパンチ処理を可能とする構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、1種類のパンチ穴処理を行うパンチユニットを複数台接続することで複数種類のパンチ処理を実現するように構成しても構わない。また、1台のパンチユニットが複数種類(例えば3穴と30穴)のパンチダイを切替可能に設けた構成としても構わない。ここで、複数種類のパンチダイを切替可能に設ける構成としては、例えばロータリ回転部材に3穴のパンチダイと30穴のパンチダイを設けて、このロータリ回転部材を回転させることで3穴又は30穴のパンチダイを切り替える構成などがある。
また前述した形態では、シートに対して選択的に処理を行う処理手段として、パンチ処理装置(穿孔手段)を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、前記穿孔手段の他に、処理手段として、シートに対して綴じ処理を行う綴じ手段や折り処理を行う折り手段などのその他の処理手段を有するシート処理装置であっても本発明は有効である。
また前述した形態では、モノクロ画像形成装置を例示しているが、これに限定されるものではなく、色の異なる複数の画像形成部を有するカラー画像形成装置であっても構わない。
また前述した形態では、画像形成システムにおける画像形成装置本体として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置本体や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置本体であっても良い。これらの画像形成装置本体に組み合わせるシート処理装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した形態では、画像形成装置本体に対して着脱自在なシート処理装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像形成装置本体が一体的に有するシート処理装置であっても良く、該シート処理装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
R …搬送ローラ
S,S1,S2 …シート
102 …スタッカ
405 …スタックトレイ
420 …シフトローラ
850 …パンチ処理装置
854 …パンチユニット

Claims (8)

  1. シートを搬送するための搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向に対して直交する幅方向に沿ってシートに穴をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段によって穿孔されたシートを幅方向に移動させる移動手段と、
    前記搬送手段によって搬送されたシートを積載するための積載手段と、
    を有し、
    前記移動手段は、前記穿孔手段により、前記積載手段に先に積載される第1のシートにあけられた穴と、その上に積載される第2のシートにあけられた穴と、が幅方向において重ならないように、前記穿孔手段がシートにあける穴の大きさより大きく、穴と穴の間の長さより小さい範囲で、第1、第2のシートのうちの少なくとも一方を幅方向に移動させることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記穿孔手段は、穴の種類が異なる複数の穿孔ユニットが着脱可能であり、前記穿孔ユニットが有する穴の種類に関する情報に基づいて、前記移動手段が幅方向に移動させる移動量を設定することを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記移動手段は、シートの幅方向に移動してシートの幅方向の端部を整合する整合部材であり、前記積載手段に第2のシートが積載される前に、前記積載手段に既に積載されている第1のシートを幅方向に移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記移動手段は、シートを挟持して搬送する間に幅方向に移動可能な搬送部材であり、前記積載手段に第2のシートが積載される前に、第2のシートを挟持して幅方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記積載手段に積載されたシートを整合する整合部材を有し、前記整合部材は、前記積載手段に既に積載されている第1のシートと幅方向において穴が重ならないように前記積載手段に積載された第2のシートを、穴が重ならない状態で搬送方向の整合を行った後、幅方向の整合を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. シートを搬送するための搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向に対して直交する幅方向に沿ってシートに穴をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段によって穿孔されたシートを幅方向に移動させる移動手段と、
    前記搬送手段によって搬送されたシートを積載するための積載手段と、
    を有し、
    前記穿孔手段は、穴の種類が異なる複数の穿孔ユニットが着脱可能であり、前記穿孔ユニットが有する穴の種類に関する情報に基づいて、前記移動手段が幅方向に移動させる移動量を設定し、
    前記移動手段は、前記穿孔手段により、前記積載手段に先に積載される第1のシートにあけられた穴と、その上に積載される第2のシートにあけられた穴と、が幅方向において重ならないように、第1、第2のシートのうちの少なくとも一方を幅方向に移動させることを特徴とするシート処理装置。
  7. シートを搬送するための搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向に対して直交する幅方向に沿ってシートに穴をあける穿孔手段と、
    前記穿孔手段によって穿孔されたシートを幅方向に移動させる移動手段と、
    前記搬送手段によって搬送されたシートを積載するための積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートを整合する整合部材と、
    を有し、
    前記移動手段は、前記穿孔手段により、前記積載手段に先に積載される第1のシートにあけられた穴と、その上に積載される第2のシートにあけられた穴と、が幅方向において重ならないように、第1、第2のシートのうちの少なくとも一方を幅方向に移動させ、
    前記整合部材は、前記積載手段に既に積載されている第1のシートと幅方向において穴が重ならないように前記積載手段に積載された第2のシートを、穴が重ならない状態で搬送方向の整合を行った後、幅方向の整合を行うことを特徴とするシート処理装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成されたシートに対して選択的に処理を行い、前記シートを積載するシート処理部と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記シート処理部として、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のシート処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
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