JP5576503B2 - 光源装置及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置及び当該光源装置を有する表示装置に関する。
光源と、当該光源からの光を面状の光に変換するための導光板とを有する光源装置が知られている(例えば特許文献1)。このような光源装置は、例えば、液晶表示装置等の表示装置に用いられている。光源には、当該光源に電力を供給するための配線が接続される。配線は、適宜に引き回され、例えば、光源装置若しくは表示装置の外部へ延び出る。
特開2002−133933号公報
配線には、組み立て時若しくは組み立て後において張力が加えられやすい。当該張力は、光源の導光板に対する位置ずれを招く。その結果、光源装置において、所望の輝度若しくは輝度の均一性が得られないおそれがある。
従って、配線の張力に起因する光源の位置ずれを抑制可能な光源装置及び当該光源装置を有する表示装置を提供されることが望まれる。
本発明の一態様に係る光源装置は、光源と、前記光源からの光が入射される導光板と、前記光源側から前記導光板の縁部に沿って延び、前記光源に電力を供給する配線と、を有し、前記導光板は、前記光源に対して前記配線の配置側に位置し、前記光源の前記配置側への移動を規制するストッパを有する。
本発明の一態様に係る表示装置は、光源と、前記光源からの光が入射される導光板と、前記導光板の光が照射される表示パネルと、前記光源側から前記導光板の縁部に沿って延び、前記光源に電力を供給する配線と、を有し、前記導光板は、前記光源に対して前記配線の配置側に位置して前記光源の前記配置側への移動を規制するストッパを有する。
上記の構成によれば、配線の張力に起因する光源の位置ずれを抑制できる。
本発明の実施形態に係る表示装置の外観斜視図である。 図1の表示装置の模式的な分解斜視図である。 図1のIII−III線における断面図である。 図1の表示装置の光源装置の平面図である。 図4の光源装置の光源ユニットの斜視図である。 一の光源ユニットの周辺を示す斜視図である。 他の光源ユニットの周辺を示す斜視図である。 図4の光源装置の導光板の配線付近を拡大して示す斜視図である。 図8の領域IXを拡大して示す斜視図である。 図9のX−X線の断面図である。 図9のXI−XI線の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、符号は、同一又は類似する構成のものについて、「第1光源ユニット13A、第2光源ユニット13B」などのように、同一の符号に大文字のアルファベットの付加符号を付すことがある。また、この場合において、単に「光源ユニット13」というなど、名称の頭の番号、及び、上記の付加符号を省略することがあるものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置1の外観斜視図である。
表示装置1は、例えば、表示面1aに画像を表示可能な液晶表示装置により構成されている。表示装置1は、筐体3を有している。筐体3は、例えば、概ね薄型の直方体状に形成されており、第1角部3a、第2角部3b、第3角部3c及び第4角部3dを有するとともに、これら角部間の第1側面3ab、第2側面3bc、第3側面3cd及び第4側面3daを有している。表示面1aは、筐体3の一主面に設けられている。表示面1aは、例えば、筐体3の主面と概ね相似の形状(本実施形態では矩形)であり、筐体3の主面に対して第1角部3a側へ偏って設けられている。
図2は、表示装置1の模式的な分解斜視図である。
表示装置1は、筐体3を構成するフェースボード5及びバックボード7を有している。また、表示装置1は、筐体3の内部に、表示パネル9と、表示パネル9を照明するバックライトとしての光源装置11とを有している。
バックボード7は、例えば、光源装置11及び表示パネル9を収容可能な箱状に形成されている。フェースボード5は、例えば、バックボード7よりも一回り大きい箱状に形成されており、光源装置11及び表示パネル9を収容したバックボード7に被せられ、バックボード7の開口を塞ぐとともに、バックボード7の外周を囲む。フェースボード5には、表示パネル9を露出させるための表示窓5aが開口している。表示窓5aは、フェースボード5に対して第1角部3a側へ偏って設けられている。
フェースボード5及びバックボード7は、例えば、金属により形成されている。より具体的には、例えば、フェースボード5及びバックボード7は、板金のプレス加工により構成されている。ただし、フェースボード5及びバックボード7は、樹脂により形成されていてもよい。フェースボード5及びバックボード7は、特に図示しないが、係合部、ネジ、半田、及び/又は、接着剤により互いに固定される。
表示パネル9は、いわゆる液晶表示パネルにより構成されている。すなわち、表示パネル9は、互いに対向配置され、隙間に液晶が封入された2枚の透明基板(狭義の液晶表示パネル9a(図3参照))と、これらの両面に積層された偏光板9b(図3参照)とを有している。2枚の透明基板には、特に図示しないが、画素電極、共通電極、(狭義の)カラーフィルタ等が積層される。
表示パネル9は、例えば、表示窓5aよりも一回り大きい矩形状に形成されている。表示パネル9は、表示窓5aと同様に、筐体3の主面に対して第1角部3a側に偏って配置され、表示窓5aを内側から塞ぐ。表示パネル9の表示窓5aから露出する部分により、表示面1aが構成されている。
特に図示しないが、表示パネル9は、フレキシブル基板(例えばTABテープ)と接続され、フレキシブル基板は、配線基板と接続されている。配線基板には、表示情報を表示信号に変換するICが実装され、フレキシブル基板には、ICからの表示信号に基づいて、画素電極と共通電極との間に画素毎に電圧を印加するドライバーICが実装されている。これらのフレキシブル基板及び配線基板は、表示パネル9に対して、筐体3の第2側面3bc側及び第3側面3cd側に配置されている。なお、ドライバーIC等は、COG技術により表示パネル9に実装されてもよい。
光源装置11は、光を生成する第1光源ユニット13A及び第2光源ユニット13B(図4参照)と、光源ユニット13の生成した光を導光する導光板15と、光源ユニット13に電力を供給するための第1配線17A及び第2配線17B(図4参照)とを有している。さらに、光源装置11は、導光板15により導光された光をより効率的に利用するために、光学シート19及び反射板21を有している。
導光板15は、例えば、概略、矩形状の平板状に形成されており、第1主面15e及び第2主面15fを有している。また、導光板15は、例えば、透光性のアクリル板により形成されている。第2主面15fには、例えば、導光板15と一体的に形成された、若しくは、導光板15とは別部材により形成された不図示のドットパターン(複数の突部)が設けられている。
光源ユニット13は、点状光源として構成されている。光源ユニット13は、導光板15の側面(角部を含む)に対向して配置されている。より具体的には、例えば、導光板15の角部は面取りされており、光源ユニット13は、その面取り面に対向している。
光源ユニット13において生成された光は、上記の面取り面(導光板15の側面)から導光板15に入射する。導光板15の側面に入射された光は、第1主面15e及び第2主面15fにより全反射しながら、これら主面に沿って導かれる。導かれた光はドットパターンにより散乱されて第1主面15eから出射する。このようにして、光源ユニット13において生成された光は、面状の光に変換される。
光学シート19は、例えば、微細な凹凸が形成された2枚のプリズムシートを積層して構成され、第1主面15eに積層される。プリズムシートは、例えば、ポリエステル若しくはポリカーボネイト等の樹脂により形成されている。第1主面15eから出射された光は、光学シート19を透過する際に指向性が付与され、これにより、光源装置11の輝度が向上する。
反射板21は、例えば、導光板15を収容可能な箱状(ただし、第3側面3cd側の側面はなし)に形成されており、導光板15の第2主面15f及び側面を覆う。反射板21は、例えば、金属、樹脂を金属でコーティングしたもの、又は、樹脂に散乱材等を含有させたものにより形成されている。導光板15の第2主面15f若しくは側面から漏れた光は、反射板21により反射され、再度導光板15に入射する。これにより、光源装置11の輝度が向上する。
導光板15は、ほぼ、反射板21に嵌合する。また、導光板15を収容した反射板21は、ほぼ、バックボード7(筐体3)に嵌合する(図4も参照)。なお、導光板15若しくは反射板21は、適宜な部材を介して筐体3の内側面に間接的に当接してもよい。また、導光板15、光学シート19及び反射板21は、接着剤等の適宜な手段により互いに固定されてよい。
図3は、図1のIII−III線における断面図である。
上述したように、筐体3は、フェースボード5及びバックボード7を有している。また、筐体3内には、表示面1a側から順に、表示パネル9、光学シート19、導光板15、反射板21が積層されている。光源ユニット13は、導光板15の側面に対向して配置されている。
なお、筐体3の内部には、光源装置11、表示パネル9等の各部材と筐体3との隙間に嵌合するなどして、各部材の筐体3に対する位置決めに寄与する保持部材6も設けられている。
図4は、光源装置11の平面図である。ただし、光学シート19は図示を省略されている。また、筐体3(バックボード7)の内側面が2点鎖線で示されている。なお、筐体3(バックボード7)は、光源装置11の一部と捉えられてもよい。
導光板15は、上述のように、概ね矩形に形成され、筐体3の第1角部3a〜第4角部3dに対応する第1角部15a〜第4角部15dを有するとともに、これら角部間の第1側面15ab、第2側面15bc、第3側面15cd及び第4側面15daを有している。
表示パネル9における画像を表示する表示領域9c(一点鎖線で示す)若しくは筐体3の表示窓5a(図2)は、導光板15の第1主面15eに対して、第1角部15a側へ偏って配置されている。換言すれば、導光板15において、表示領域9cの外側領域は、第2側面15bc及び第3側面15cd側が、第1側面15ab及び第4側面15da側よりも広くなっている。従って、第2側面15bc及び第3側面15cdは、第1側面15ab及び第4側面15daに比較して、反射等が表示領域9cの輝度に及ぼす影響が相対的に低い部分となっている。なお、表示領域9cは、例えば、画素(画素電極)の配置範囲により規定される。
2つの光源ユニット13は、導光板15の1辺の両端の角部に対向して配置されている。具体的には、例えば、光源ユニット13は、導光板15の、表示領域9cの外側領域が相対的に大きい側の短辺(第3側面15cd)の両端の第3角部15c及び第4角部15dに対向している。
光源ユニット13は、概ね導光板の対角線方向を放射方向として、所定の放射角度αで光を放射する。放射角度αは、例えば、相対照度50%の範囲を放射角度として定義され、その大きさは例えば60度である。
光源ユニット13が生成した光は、導光板15等による導光、反射及び散乱により、第1主面15eから均一に取り出される。ただし、導光板15の側面のうち、放射角度αの範囲に収まらない領域(非照射領域)には光は届きにくい。従って、第3側面15cdの全体、第2側面15bcの第3角部15c側部分及び第4側面15daの第4角部15d側部分は、導光板15の側面の他の部分に比較して、表示領域9cの輝度に及ぼす影響が相対的に低い部分となっている。
第1配線17Aは、第1光源ユニット13Aに電力を供給するためのものである。第1配線17Aは、第1光源ユニット13A(第4角部15d)から第3側面15cdに沿って第3角部15cまで延び、更に、筐体3の第3角部3c周辺に形成された不図示の孔部から筐体3の外部へ延び出ている。従って、第1配線17Aは、表示領域9cとの距離が相対的に大きい側面に沿って設けられ、また、光源ユニット13の非照射領域に設けられている。
第2配線17Bは、第2光源ユニット13Bに電力を供給するためのものである。第2配線17Bは、第2側面15bcの第3角部15c側の部分に配置されている。そして、第1配線17Aと合流して、筐体3の第3角部3c周辺に形成された不図示の孔部から筐体3の外部へ延び出ている。従って、第2配線17Bは、表示領域9cとの距離が相対的に大きい側面に沿って設けられ、また、光源ユニット13の非照射領域に設けられている。
複数の配線17の先端には、複数の配線17を他の機器に接続するためのコネクタ18が設けられている。なお、複数の配線17は、第1配線17Aと第2配線17Bとの合流地点又は当該合流地点からコネクタ18に至るまでの適宜な位置・範囲において、適宜な部材により束ねられたり、配線17の絶縁膜が互いに接着されたりしていてもよい。
図5は、光源ユニット13の斜視図である。なお、配線17等の一部の部材は模式的に示されている。
光源ユニット13は、点状光源としての発光素子23と、発光素子23が実装された基板25と、基板25を保持する放熱板27とを有している。
発光素子23は、例えば、LEDにより構成されており、より具体的には、概ね直方体状のチップLEDにより構成されている。
配線17は、例えば、1又は複数本の金属線を絶縁膜により被覆することにより形成されている。配線17は、一の光源ユニット13に対して、電位の正負に対応して2本設けられている。なお、配線17の断面外形は一般的には円形であるが、図5は模式図であることから、矩形により示されている。また、2本の配線17は、被膜が互いに結合されていてもよい。被膜は、適宜な色とされてよいが、導光板15の輝度向上に寄与するように
かつ色度に影響を与えないように白色とされることが好ましい。
基板25は、例えば、硬質の樹脂若しくはセラミックを基体とするリジッド式の回路基板、又は、ポリエステルフィルム若しくはポリイミドフィルムの片面若しくは両面に銅張積層板を使用したフレキシブルプリント基板により構成されており、一方の主面に実装面25aを有している。基板25は、例えば、矩形に形成されている。
実装面25aには、発光素子23が半田により表面実装されているとともに、配線17が半田により接続されている。発光素子23と配線17とは、基板25の不図示の配線パターンを介して電気的に接続されている。発光素子23は、例えば、実装面25aの長手方向の一方側に実装され、配線17は、例えば、実装面25aの長手方向の他方側に接続されるとともに当該他方側へ延びている。
放熱板27は、例えば、一枚の板金をプレス加工することにより形成されている。放熱板27は、基板25の実装面25aの背面に対向する背面部27aと、背面部27aに直交する延在部27bと、背面部27aの延在部27bとは反対側において突出し、延在部27bと対向する突部27cとを有している。延在部27bには、空所としての孔部27hが形成されている。
基板25は、例えば、半田、接着剤若しくは両面テープにより、実装面25aの背面が背面部27aに接着されることにより、放熱板27に固定される。なお、基板25と放熱板27とを接着する材料若しくは部材は、伝熱性が高いことが好ましい。
突部27cは、基板25の一の側面に当接可能であり、基板25の移動の規制に寄与する。当該規制方向は、例えば、基板25の短手方向、発光素子23及び配線17の実装領域の配列方向に直交する方向、配線17の延びる方向に直交する方向である。
また、基板25は、一の側面部分が孔部27hに収容され、好ましくは嵌合されることにより、放熱板27に対して孔部27hの径方向における移動が規制される。規制方向は、例えば、基板25の長手方向、発光素子23及び配線17の実装領域の配列方向、配線17の延びる方向、突部27cの規制方向に直交する方向である。
なお、基板25の孔部27hに収容される側面(図5の紙面下方に面する側面)は、延在部27bの背面部27aとは反対側の面(図5の紙面下方に面する面)と面一になることが好ましい。
延在部27bの背面部27a側の面には両面テープ29が配置されている。より具体的には、両面テープ29は、孔部27hよりも延在部27bの先端側に配置されている。そして、図3に示すように、両面テープ29が反射板21の背面(導光板15とは反対側の面)に接着されることにより、放熱板27は、反射板21及び導光板15に対して固定される。なお、両面テープ29に代えて、接着剤若しくは半田が用いられてもよい。
図3に示すように、延在部27bは、バックボード7の内側面に当接する。さらに、基板25の孔部27hに収容された部分もバックボード7の内側面に当接する。これにより、基板25の熱は、放熱板27を介して間接的に、また、直接的に、バックボード7に伝達される。
図6は、第1光源ユニット13Aの周辺を示す斜視図である。
平面視において、導光板15の第4角部15d(面取り面)には、切り欠き部が形成されている。第1光源ユニット13Aは、当該切り欠き部に収容されるように配置され、導光板15に対する移動が規制されている。換言すれば、導光板15は、第1光源ユニット13Aが対向する対向面15rを側面に含む導光板本体15qと、導光板本体15qから突出して、第1光源ユニット13Aの移動を規制するストッパ15s及び位置決め部15tとを有している。
ストッパ15sは、第1光源ユニット13A(若しくは発光素子23)に対して第1配線17Aの配置側に位置しており、第1光源ユニット13A(若しくは発光素子23)の第1配線17Aの配置側への移動を規制する。より具体的には、ストッパ15sは、導光板本体15qの背面側(図6の紙面奥手側)にも突出するように形成されており、ストッパ15sには、放熱板27の延在部27bの縁部が当接する。
位置決め部15tは、第1光源ユニット13A(若しくは発光素子23)に対して第1配線17Aの配置側とは反対側に位置しており、第1光源ユニット13A(若しくは発光素子23)の第1配線17Aの配置側とは反対側への移動を規制する。より具体的には、位置決め部15tは、導光板本体15qと同等の厚さで形成されており、位置決め部15tには、放熱板27の背面部27aの縁部が当接する。
ストッパ15s及び位置決め部15tは、例えば、導光板15を射出成形する金型に、ストッパ15s及び位置決め部15tに対応する形状が形成されていることにより、導光板本体15qと一体的に形成される。
なお、光源ユニット13、ストッパ15s及び位置決め部15tは、導光板15に面取り面や切欠き部を設けなかったと仮定した場合の矩形に収まっており、図4に示すように、導光板15がほぼ嵌合する矩形の筐体3内に収まる。
また、対向面15rには、発光素子23を対向面15rに当接させつつも、配線17と導光板15との干渉を抑制するために、段差が形成されている。ただし、段差は形成されていなくてもよいし、発光素子23は、対向面15rに当接していなくてもよい。
図7は、第2光源ユニット13Bの周辺を示す斜視図である。
第2光源ユニット13B側においても、第1光源ユニット13A側と同様に、ストッパ15s及び位置決め部15tが設けられている。第2光源ユニット13B側におけるストッパ15s及び位置決め部15tの構成は、上述した第1光源ユニット13A側のストッパ15s及び位置決め部15tと同様である。
図8は、導光板15の配線17付近を拡大して示す斜視図である。
導光板15は、第1配線17Aを位置決めする第1ガイド部31Aと、第2配線17Bを位置決めする第2ガイド部31Bとを有している。ガイド部31は、例えば、導光板15を射出成形する金型に、ガイド部31に対応する形状が形成されていることにより、導光板15の他の部分と一体的に形成される。
図9は、図8の領域IXを拡大して示す斜視図である。
図8及び図9に示すように、第1ガイド部31Aは、導光板15の第3側面15cdに沿って設けられており(第1ガイド部31Aが第3側面15cdを構成していると捉えることもできる。)、第1配線17Aを第3側面15cdに沿って案内している。
より具体的には、第1ガイド部31Aは、第3側面15cdに沿って延びる溝部31aを有しており、第1配線17Aは、溝部31aに収容されることにより、案内されている。
溝部31aは、導光板15の第1主面15eに形成された第1凹溝31bと、第2主面15fに形成された第2凹溝31cとを有している。第1凹溝31b及び第2凹溝31cは、第3側面15cdに沿う方向(第1配線17Aの配設方向)において交互に設けられて接続されている。
より具体的には、第1光源ユニット13A側から第2光源ユニット13B側へ、順に、第1凹溝31b、第2凹溝31c、第1凹溝31b、第2凹溝31c及び第1凹溝31bが設けられている。これらの第1凹溝31b及び第2凹溝31cは、例えば、第3側面15cdの中央に対して、概略対称に配置されている。例えば、第3側面15cdの中央には、第1凹溝31bが位置し、その両側に、概ね同等の位置及び長さで第2凹溝31cが位置し、さらにその両側に第1凹溝31bが位置している。
第1ガイド部31Aには、第1主面15eから第2主面15fへ貫通するスリット31sが形成されている。スリット31sは、第1配線17A(の少なくとも一本分)を通過させることが可能な幅で形成され、第1凹溝31bに連続するとともに、第2凹溝31cに対して並走している。スリット31sの第2凹溝31cに並走する部分は、第2凹溝31cに対して導光板15の主面内方に位置している。
なお、本実施形態では、スリット31sの第2凹溝31cに並走する部分は、第2凹溝31cの底部に開口している。第1配線17Aを通過させることが可能な幅は、必ずしも第1配線17Aの径よりも大きい必要はなく、第1配線17Aの皮膜を弾性変形させながら通過させることが可能な幅であってもよい。
第1配線17Aは、まず、第1主面15e側から、第1凹溝31bに収容されるとともに、スリット31sを通過させられる。そして、第1配線17Aは、スリット31sを通過した部分が導光板15の主面外方に移動されることにより、第1凹溝31b及び第2凹溝31cにより位置決めされる。
図10は、図9のX−X線の断面図である。図11は、図9のXI−XI線の断面図である。
上述した第1凹溝31b及び第2凹溝31cについては、別の観点から捉えることができる。すなわち、第1ガイド部31Aは、第1配線17Aに側方一方側(第2主面15f側)から当接可能な第1係止部31dと、第1配線17Aに側方他方側(第1主面15e側)から当接可能な第2係止部31eとを有していると捉えることができる。そして、第1係止部31d及び第2係止部31eは、第1配線17Aの延設方向において交互に配置されている。また、第1ガイド部31Aは、第1係止部31d及び第2係止部31eの配置位置に亘って配置され、第1係止部31d及び第2係止部31eの当接方向に直交する方向において第1配線17Aに当接する第3係止部31j及び導光板本体15qを有している。
第1配線17Aの延設方向に見て、第1係止部31dと第2係止部31eとの隙間d(第1凹溝31bの底面と第2凹溝31cの底面との隙間)は、第1配線17Aの1本分の直径よりも狭い。従って、第1配線17Aは、第1係止部31dと第2係止部31eにより、若干蛇行するように位置決めされている。
なお、第1ガイド部31Aよりも導光板15の主面内方に位置する突条15j(図9も参照)は、光学シート19の縁部に当接することにより、光学シート19を位置決めするためのものである。ただし、突条15jは、他の位置に配置され、光学シート19は、第1凹溝31b及びスリット31sを塞ぐ位置まで広がっていてもよい。
既に参照した図7は、第2ガイド部31Bを拡大して示す斜視図にもなっている。
第2ガイド部31Bは、第1主面15e側の表面が導光板本体15qよりも低くなった薄肉部31fと、薄肉部31fから第1主面15eの面する方向に突出する突部31gとを有している。
突部31gは、第2光源ユニット13Bに対して、概ね第2側面15bcに沿う方向に位置している。突部31gの平面形状は、適宜に設定されてよいが、例えば、第2側面15bcに沿う方向を長手方向とする概ね矩形状に形成されている。
そして、第2配線17Bは、薄肉部31f上において、第2光源ユニット13B側から突部31g側へ第2側面15bcに沿って延び、その後、突部31gを所定角度(本実施形態では180度)周回する。第2配線17Bは、突部31gを周回することにより、方向転換がなされるとともに、位置決めされる。方向転換がなされた第2配線17Bは、再度、第2側面15bcに沿って、今度は突部31g側から第2光源ユニット13B側へ延びる。
突部31gと導光板本体15qとの間には、突部31gの外周の一部に沿う第3凹溝31hが形成されている。なお、第3凹溝31hの一部は第2側面15bcに沿って延び、他の一部は第2側面15bcに直交している。第3凹溝31hは、第2配線17Bを収容することにより、第2配線17Bを位置決めしている。第3凹溝31hは、光学シート19(2点鎖線で示す)により塞がれる。
なお、第2配線17Bを配置するための薄肉部31fは、第2光源ユニット13B側のストッパ15sと連続し若しくは共用されている。第1ガイド部31Aの両端は、第1光源ユニット13A側のストッパ15s(図6)及び第2光源ユニット13B側の位置決め部15t(図7)と連続し若しくは共用されている。
以上の実施形態によれば、第1の観点では、光源装置11は、発光素子23と、発光素子23からの光が入射される導光板15と、発光素子23に電力を供給する配線17とを有し、導光板15は、配線17を位置決めするガイド部31を有している。
従って、配線17は、導光板15に対して位置決めされる。その結果、例えば、配線17の導光板15に対する浮遊による作業性の低下が抑制される。また、例えば、配線17が意図しない部材に挟まれて応力を受けることが抑制される。すなわち、配線17は、導光板15に対して好適に配置される。ガイド部31は、導光板15に設けられることから、部材点数が増加することもない。
第1ガイド部31Aは、導光板15の縁部に沿って延び、第1配線17Aを収容する溝部31aを含む。
従って、第1ガイド部31Aは、第1配線17Aを導光板15の外周側に配置して第1配線17Aが輝度等に及ぼす影響を軽減しつつ、第1配線17Aを収容して第1配線17Aが導光板15と他の部材(例えば筐体3)との間に挟まれることを抑制して第1配線17Aを保護することができる。また、第1配線17Aが導光板15と筐体3との間に挟まれることが抑制されることから、光源装置11をバックボード7に嵌合させる作業も容易化される。
第1ガイド部31Aは、第1配線17Aに側方一方側から当接可能な第1係止部31dと、第1配線17Aに側方他方側から当接可能な第2係止部31eとを有する。
従って、側方一方側及び側方他方側の双方向において第1配線17Aを確実に位置決めすることができる。
第1係止部31d及び第2係止部31eは、第1配線17Aの延設方向において交互に配置されている。
従って、第1係止部31d及び第2係止部31eが第1配線17Aを挟んで対向している場合に比較して、第1配線17Aに過度の荷重(圧縮荷重)が加えられることを抑制しつつ、上述のような双方向における位置決めを行うことができ、また、第1配線17Aの直径に係る誤差若しくは設計変更にも柔軟に対応することができる。
第1配線17Aの延設方向に見て、第1係止部31dと第2係止部31eとの隙間dは、第1配線17Aの径(断面の幅)よりも狭い。
従って、上述のように過度の圧縮荷重を回避しつつも、第1配線17Aの屈曲に対する抵抗力を利用して、第1配線17Aを双方向から確実に位置決めすることができる。さらに、第1配線17Aが第1係止部31d及び第2係止部31eにより確実に当接するから、第1配線17Aの引張りに対する摩擦抵抗が増加することも期待される。
第1ガイド部31Aは、導光板15の一方の主面(第1主面15e)に形成され、第1配線17Aを収容する第1凹溝31bと、導光板15の他方の主面(第2主面15f)に形成され、第1配線17Aを収容する第2凹溝31cとを有する。
従って、第1配線17Aが径方向の全方向において位置決めされることになり、第1配線17Aの浮遊がより確実に抑制される。
第1凹溝31b及び第2凹溝31cは、第1配線17Aの延設方向において交互に配置されて接続されている。
従って、第1係止部31d及び第2係止部31eが交互に配置されていることによる効果と同様に、第1凹溝31bの底面及び第2凹溝31cの底面によって過度の荷重(圧縮荷重)が加えられることを抑制しつつ、これら底面によって位置決めを行うことができ、また、第1配線17Aの直径に係る誤差若しくは設計変更にも柔軟に対応することができる。
導光板15には、第1配線17Aを通過させることが可能な幅で、第1主面15eから第2主面15fへ貫通するとともに、第1凹溝31bに連続して延びて第2凹溝31cと並走するスリット31sが形成されている。
従って、既に述べたように、第1配線17Aをその延設方向に移動させて第1凹溝31b及び第2凹溝31cに挿入するのではなく、第1配線17Aを径方向に移動させて第1凹溝31b及び第2凹溝31cに収容することができる。すなわち、簡便に第1配線17Aを第1凹溝31b及び第2凹溝31cに配置することができる。
光源ユニット13は、導光板15の縁部の一辺(第3側面15cd)の両端の第3角部15c及び第4角部15dにそれぞれ設けられている。第1凹溝31b及び第2凹溝31cは、第1光源ユニット13A側から第2光源ユニット13B側へ第3側面15cdに沿って延びて第1光源ユニット13Aに電力を供給する第1配線17Aを案内している。スリット31sは、第2凹溝31cに対して導光板15の主面内方に位置している。第3側面15cdに沿う方向において、中央に第1凹溝31bが位置しており、その両側にはそれぞれ第2凹溝31c及びスリット31sが設けられている。
従って、第2凹溝31c及びスリット31sの組み合わせに比較して、表示領域9cの輝度を相対的に低下させるおそれの低い第1凹溝31bが2つの光源ユニット13から最も離れた位置に配置される。その結果、輝度の局部的な低下の抑制が期待される。また、第1凹溝31bの両側に第2凹溝31c及びスリット31sが配置されることにより、第1凹溝31bの両側における輝度の均等化、及び、双方の光源ユニット13における第1配線17Aの確実な位置決めが期待される。
第2ガイド部31Bは、第2配線17Bが周回されることにより第2配線17Bを方向転換する突部31gを有する。
従って、簡便に第2配線17Bの延びる方向を変化させる位置決めが可能となる。さらに、第2配線17Bに張力が加えられると、突部31gの摩擦抵抗によりその張力の一部若しくは全部が打ち消され、張力が先端まで伝達されることが抑制される。その結果、例えば、第2配線17Bと第2光源ユニット13Bとの接続部を保護することができる。
第2配線17Bは、導光板15の縁部(第2側面15bc)に沿って延び、突部31gを周回して折り返し、再度前記縁部に沿って延びる。
従って、第2配線17Bが折り返すような周回により、上記の張力の伝達の抑制効果が確実に得られる。さらに、そのような折り返しを、導光板15の縁部に沿って行うことから、第2配線17Bを導光板15の外周側に配置して輝度に及ぼす影響を緩和しつつ、第2配線17Bが折り返すスペースを確保することができる。
ガイド部31は、発光素子23の非照射領域(第3側面15cd側部分等)に配置されている。
従って、ガイド部31若しくはガイド部31により位置決めされた配線17が輝度に及ぼす影響が緩和される。また、導光板15において、発光素子23の非照射領域は、表示領域9cの輝度向上に及ぼす影響が低く、いわばデッドスペースとなる領域であり、このような領域の有効利用が図られる。
光源装置11は、導光板15の第1主面15eに積層され、導光板15からの光を透過させる光学シート19を更に有する。第2ガイド部31Bは、第1主面15eに設けられ、第2配線17Bを収容する第3凹溝31hを含む。光学シート19は、第3凹溝31hを塞いでいる。
従って、光学シート19は、第2配線17Bが第3凹溝31hから外れることを抑制する部材に兼用される。すなわち、部材点数を削減しつつ、より確実に第2配線17Bを位置決めすることができる。
表示装置1は、発光素子23と、発光素子23からの光が入射される導光板15と、導光板15により導光された光が照射される表示パネル9と、発光素子23に電力を供給する配線17とを有する。導光板15は、配線17を位置決めするガイド部31を有している。従って、表示装置1においても、上述した第1の観点の光源装置11の効果が奏される。
表示パネル9は液晶表示パネルであり、液晶表示パネルの表示領域9cは、導光板15の主面に対して偏って設けられている。ガイド部31は、導光板15の縁部のうち表示領域9cとの距離が大きい縁部(第2側面15bc又は第3側面15cd)に沿って形成されている。
従って、ガイド部31若しくはガイド部31により位置決めされた配線17が表示領域9cの輝度に及ぼす影響が緩和される。また、導光板15において、表示領域9cとの距離が大きい領域は、表示領域9cの輝度向上に及ぼす影響が低く、いわばデッドスペースとなる領域であり、このような領域の有効利用が図られる。
また、以上の実施形態によれば、第2の観点では、光源装置11は、発光素子23と、発光素子23からの光が入射される導光板15と、発光素子23側から導光板15の縁部(第2側面15bc又は第3側面15cd)に沿って延び、発光素子23に電力を供給する配線17とを有する。導光板15は、発光素子23に対して配線17の配置側に位置し、発光素子23の配線17の配置側への移動を規制するストッパ15sを有する。
従って、配線17に張力が加えられても、発光素子23の導光板15に対する位置ずれを抑制することができる。その結果、導光板15における輝度の低下若しくは輝度の均一性の低下が抑制される。さらに、ストッパ15sは導光板15に形成されることから、部材点数の増加が生じず、また、ストッパ15sにより、発光素子23からその側方へ漏れた光が反射等されて利用されることも期待される。
導光板15は、発光素子23に対して配線17の配置側とは反対側に位置し、発光素子23の前記反対側への移動を規制する位置決め部15tを有している。
従って、発光素子23の位置ずれがより確実に抑制される。さらに、位置決め部15tは、ストッパ15sと同様に、導光板15に形成されることから、部材点数の増加が生じず、また、発光素子23からその側方へ漏れた光が反射等されて利用されることも期待される。
導光板15は、第2光源ユニット13Bの発光素子23側から延びる第2配線17Bが発光素子23側へ折り返されるように第2配線17Bが周回される突部31gを有する。
従って、第2配線17Bの外部側端部に張力が加えられたとしても、突部31gから受ける摩擦抵抗により、張力が発光素子23まで伝達されることが抑制され、発光素子23の位置ずれが一層抑制される。また、このような突部31gは、導光板15に形成されることから、部材点数の増加も生じない。
光源装置11は、導光板15の第1主面15eに積層され、導光板15からの光を透過させる光学シート19を更に有する。導光板15は、第1主面15eに第2配線17Bが収容される第3凹溝31hが形成されている。突部31gは、第3凹溝31hが第1主面15eの一部の領域を他の領域から切り離すように延びることにより前記一部の領域において構成されている。光学シート19は第3凹溝31hを塞いでいる。
従って、光学シート19は、第2配線17Bの突部31gに対する係合が外れることを抑制する部材に兼用される。すなわち、部材点数を削減しつつ、より確実に第2配線17Bの張力の伝達を抑制することができる。
光源装置11は、発光素子23及び配線17が実装された基板25と、基板25を保持する放熱板27とを更に有する。ストッパ15sは、放熱板27に当接して発光素子23の移動を規制する。
従って、基板25及び放熱板27を避けて微小な発光素子23に当接可能なストッパを形成する場合(この場合も本願発明に含まれる)に比較して、ストッパ15sの構成を簡素にすることができ、また、微細な加工が不要である。
放熱板27は、導光板15よりも導光板15の面する方向の一方側に位置し、導光板15に平行に延びる延在部27bを有する。延在部27bには、基板25の少なくとも一部を収容する孔部27hが形成されている。
従って、放熱面積を拡大するための延在部27bにより、基板25の放熱板27に対する位置決めが可能となるとともに、延在部27bと基板25の重複分だけ光源ユニット13の小型化(光源装置11の薄型化)が図られる。基板25を直接的に筐体3等に当接させて放熱することも可能となる。
表示装置1は、発光素子23と、発光素子23からの光が入射される導光板15と、導光板15の光が照射される表示パネル9と、発光素子23側から導光板15の縁部(第2側面15bc又は第3側面15cd)に沿って延び、発光素子23に電力を供給する配線17とを有する。導光板15は、発光素子23に対して配線17の配置側に位置し、発光素子23の配線17の配置側への移動を規制するストッパ15sを有する。従って、表示装置1においても、上述した第2の観点の光源装置11の効果が奏される。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
表示装置は、液晶表示装置に限定されない。例えば、表示装置は、光源装置により照明されるフィルムを有するもの(画像が変化しないもの)であってもよい。また、例えば、表示装置は、有機EL表示装置であってもよい(表示パネルは有機ELパネルであってもよい。)。有機ELパネルは、自発光式であるから、画像表示自体にバックライト等(導光板を含む光源装置)は不要であるが、有機ELパネルを照明することによって全体の視認性を向上させることができる。なお、表示パネルが有機ELパネルである場合において、その表示領域が導光板の主面に対して偏って設けられ、ガイド部が導光板の縁部のうち表示領域との距離が大きい縁部に沿って形成されてよいことは、表示パネルが液晶パネルである場合と同様である。また、表示装置は、タッチパネルを構成するものであってもよい。
光源の数は2個に限定されない。1個でもよいし、3個以上設けられてもよい。また、光源は、導光板の角部に配置されるものに限定されない。例えば、光源は、導光板の1辺の中央に設けられてもよい。光源は、LEDに限定されず、例えば、冷陰極管であってもよい。
配線及び当該配線を位置決めするガイド部は、光源の非照射領域だけでなく若しくは表示領域からの距離が相対的に大きい領域だけでなく、照射領域若しくは表示領域からの距離が相対的に短い領域に配置されてもよい。なお、光源が導光板の4隅に配置されるなどして非照射領域が存在しなくてもよいし、表示領域が導光板の中央に位置して表示領域からの距離が相対的に大きい領域が存在しなくてもよい。
ガイド部は、配線を収容可能な溝部を有するものに限定されない。例えば、ガイド部は、配線の延設方向に沿って複数配置されたピンにより配線を位置決めするものであってもよい。
ガイド部を構成する溝部は、凹溝に限定されず、抜け穴状のものであってもよい。さらに、溝部は、導光板の主面に設けられるものに限定されず、導光板の側面に設けられるものであってもよい。
配線の延設方向において交互に配置される第1係止部及び第2係止部(31d、31e)は、導光板の主面の面する方向において配線の側面に当接するものに限定されず、導光板の主面に沿う方向において配線の側面に当接するものであってもよい。
また、第1係止部及び第2係止部は、第1凹溝(31b)及び第2凹溝(31c)を構成しなくてもよい。例えば、実施形態において、第3係止部31j(図10及び図11)が省略されてもよい。なお、この場合、配線は、導光板15の側方から第1係止部31d及び第2係止部31eに係止されることが可能であるから、スリット31sは不要である。
また、第1凹溝及び第2凹溝が形成される場合において、配線17のこれらの凹溝からの抜けを抑制する係止部が更に設けられてもよい。例えば、図10において、第3係止部31jの紙面上方側の端部から、第1主面15eの内方へ突出して第1凹溝31bの側方一部を塞ぐ係止部が設けられてもよい。また、例えば、図11において、第2係止部31eのスリット31s側の端部から、第2主面15f側へ突出する係止部が設けられてもよい。
また、配線の延設方向に見た第1係止部と第2係止部との隙間(d)は、配線の径よりも広くてもよい。この場合であっても、配線の側方一方側及び他方側の位置決め効果は得られる。
第1係止部及び第2係止部(第1凹溝及び第2凹溝)の数は、合計5つに限定されない。例えば、合計2個(第1係止部及び第2係止部が1個ずつ)であってもよい。ただし、第1係止部及び第2係止部が合計3個以上あることが十分な位置決め効果を得る観点から好ましい。
配線が周回される突部(31g)は、配線を折り返させるものに限定されない。例えば、配線の90度程度の方向転換を行うものであってもよい。また、配線が折り返すという場合には、配線の向きが180度変化する場合に限定されず、例えば、配線の向きが135度〜225度、若しくは、150度〜210度変化する場合を含んでもよい。また、配線は、突部に1周以上巻かれてもよい。
また、配線が周回される突部は、導光板の主面の面する方向に突出するものに限定されない。例えば、突部は、導光板の側面の面する方向に突出するものであってもよい。さらに、突部の形状は直方体状に限定されない。例えば、突部は、円柱状であってもよいし、先端側ほど拡径するテーパ状であってもよい。
光学シート及び反射板(若しくは反射シート)は省略されてもよいし、他の部材にこれらの代わりをさせてもよいし、これらの機能を発揮する部位を導光板に一体的に形成してもよい。
発光素子が実装される基板及び当該基板を保持する放熱板は省略されてもよい。すなわち、発光素子が直接的に導光板に対して位置決めされてもよい。放熱板の空所は、孔部に限定されず、切欠き部や凹部であってもよい。
1…表示装置、11…光源装置、13…光源ユニット(光源)、15…導光板、17…配線、23…発光素子(光源)、31…ガイド部、15s…ストッパ。

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源からの光が入射される導光板と、
    前記光源側から前記導光板の縁部に沿って延び、前記光源に電力を供給する配線と、
    前記光源及び前記配線が実装された基板と、
    前記基板を保持する放熱板と、
    を有し、
    前記導光板は、前記光源に対して前記配線の配置側に位置しかつ前記光源の前記配置側への移動を規制するストッパを有し、
    前記ストッパは、前記放熱板に当接して前記光源の移動を規制する
    光源装置。
  2. 前記導光板は、前記光源に対して前記配線の配置側とは反対側に位置しかつ前記光源の前記反対側への移動を規制する位置決め部を有している
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記導光板は、前記光源側から延びる配線が前記光源側へ折り返されるように前記配線が周回される突部を有する
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記突部は、前記光源の非照射領域に設けられている
    請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記導光板の一方の主面に積層された光学シートを更に有し、
    前記導光板は、前記一方の主面に前記配線が収容される凹溝が形成され、
    前記突部は、前記凹溝が前記一方の主面の一部の領域を他の領域から切り離すように延びることにより前記一部の領域において構成されており、
    前記光学シートは前記凹溝を塞いでいる
    請求項3又は4に記載の光源装置。
  6. 前記放熱板は、前記導光板よりも当該導光板の面する方向の一方側に位置し、前記導光板に平行に延びる延在部を有し、
    前記延在部には、前記基板の少なくとも一部を収容する空所が形成されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 光源と、
    前記光源からの光が入射される導光板と、
    前記導光板の光が照射される表示パネルと、
    前記光源側から前記導光板の縁部に沿って延び、前記光源に電力を供給する配線と、
    前記光源及び前記配線が実装された基板と、
    前記基板を保持する放熱板と、
    を有し、
    前記導光板は、前記光源に対して前記配線の配置側に位置して前記光源の前記配置側への移動を規制するストッパを有し、
    前記ストッパは、前記放熱板に当接して前記光源の移動を規制する
    表示装置。
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