JP5567428B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、トレッド部の部分、とりわけトレッド部の中央域部分だけが局所的に摩耗する場合であっても、リトレッド前のタイヤの使用寿命をさほど犠牲にすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を格段に向上させた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤが負荷転動を続けてトレッド部が摩耗するにつれ、タイヤが具備する諸性能は通常低下する方向に変化し、特に耐ウエットスキッド性などの排水性能の低下が著しい場合は非常に危険である。そのため、トレッド部の摩耗限度はトレッドウェアインジケータによって表示される。一般的なトレッドウェアインジケータは、トレッド部に設けられた溝の溝底を周上6箇所程度、溝底から所定高さ***させたものである。JIS D4230には、自動車タイヤ(二輪自動車用、農業機械用、産業車両用、建設車両用タイヤは除く)の場合、トレッドウェアインジケータは溝底から1.6mmの高さの***とすることが規定されている。この場合、摩耗により残溝が1.6mmとなり、トレッド部の踏面にトレッドウェアインジケータが露出すると、使用者は該***部を視認しうるため、トレッドウェアインジケータは使用者に対してタイヤの交換を促すものとなる。
特許文献1には、溝内に10〜20mmの間隔をおいて、トレッドウェアインジケータとして2つの***部を設けることによって、これらがトレッド部の踏面に露出した際にポンピング音を生じさせ、視覚のみならず聴覚に訴えてタイヤ交換を促す技術が開示されている。
特開平8−207515号公報
ところで、近年環境問題に配慮するために、タイヤをリサイクルする需要が高まってきている。リサイクルしたタイヤは、更生タイヤとして広く知られている。一般に、更生タイヤは使用済みのタイヤからトレッドを除去して台タイヤとし、この台タイヤにトレッド部として新しい素材を張りつけたものをいう。このタイヤの更生を「リトレッド」ともいう。
従来、例えば航空機用タイヤであれば、規定回数の使用でリトレッドを行っていた。また、トラック・バス用タイヤであれば、規定走行距離の使用でリトレッドを行うなどしていた。しかし、実際には様々な路面状態でタイヤが負荷転動することになるため、規定回数または規定走行距離による摩耗の進行度合は一定ではない。タイヤの摩耗が進みすぎて、タイヤのベルト層が一部でも露出してしまうと、台タイヤとして使用不可能となり、リトレッドできなくなることも考えられる。
このように、従来、タイヤの使用条件に関わらず、台タイヤとして使用不可能になる前にリトレッドの時期を認識する有効な手段はなかった。
ここで、特許文献1に記載されているようなタイヤ交換の時期を示すトレッドウェアインジケータを、リトレッドの時期にも兼用できないかについて、本発明者らが検討を行った。つまり、トレッドウェアインジケータを、タイヤ交換に適した摩耗限界と同様に、リトレッドする場合の摩耗限界を示すものとして使用することを試みた。しかしながら、タイヤ交換に適した摩耗限界を示すトレッドウェアインジケータがトレッド部の踏面に露出してからリトレッドをしようとしても、タイヤの摩耗が進みすぎており、台タイヤとして使用できる確率が低いことがわかった。
また、確実に台タイヤとして使用できるようにするため、トレッドウェアインジケータを観察して、トレッド部踏面に露出する前の状態でリトレッドする手段が考えられる。しかし、かかる手段では、トレッドゴムの摩耗量の正確な判断は難しい。例えば、トレッドゴムの交換時期でないにもかかわらず、交換すべきと誤って判断してタイヤ使用寿命を極端に短くする場合などが想定される。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、リトレッド前のタイヤの使用寿命をさほど犠牲にすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を格段に向上させることが可能な空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者らの上記検討によれば、トレッド部の摩耗によりトレッドウェアインジケータよりも先にトレッド部の踏面に露出しうる何らかのインジケータがあれば、台タイヤとして使用不可能となる確率は低減できる。さらに、後述するリトレッドを行う場合の特有の事情を考慮して、このインジケータを配置する最適な位置をも検討した結果、以下の発明を完成した。
すなわち、上記課題に鑑み、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)トレッド部に複数本のトレッド溝が設けられ、該複数本のトレッド溝のうち、所定のトレッド溝である第1トレッド溝の溝底に、該第1トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離がx1である頂面をもつトレッドウェアインジケータである第1の***部を有する空気入りタイヤであって、
前記複数本のトレッド溝のうち、前記トレッド部の中央域に設けられた所定のトレッド溝である第2トレッド溝の溝底に、該第2トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離が前記x1よりも短い距離x2である頂面をもつリトレッドインジケータである第2の***部を有し、
前記第1トレッド溝は、前記トレッド部の中央域に設けられた周方向溝であり、前記第2トレッド溝は、前記トレッド部の中央域に設けられた幅方向溝であることを特徴とする空気入りタイヤ。
(2)前記第1トレッド溝の溝深さをd1としたとき、d1−x2の値が、3.0mm以上である上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
)前記幅方向溝は前記周方向溝の溝壁から分岐した溝であり、
前記第2の***部は、前記周方向溝の溝壁からの分岐位置から離れた位置で、かつ、前記幅方向溝の溝幅中心線と前記周方向溝の溝幅中心線との交点から前記幅方向溝の溝幅中心線方向に15mm以内の位置に設けられる上記(1)又は(2)に記載の空気入りタイヤ。
)前記第2の***部は、同一タイヤ周線上に所定の間隔をおいて2個以上8個以下設けられる上記(1)乃至()のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
)前記第2の***部の頂面が平面視で10mm2以上30mm2以下である上記(1)乃至()のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
)前記第2の***部の頂面に、凹凸が設けられる上記(1)乃至()のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
)前記第2の***部は、前記第2トレッド溝の幅方向断面で見て、前記第2の***部の頂面が前記第2トレッド溝の溝壁と曲線状に連結した形状を有する上記(1)乃至()のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
本発明によれば、トレッド部の摩耗によりトレッドウェアインジケータよりも先にトレッド部の踏面に露出しうる第2の***部をトレッド部の中央域の溝に設けたので、リトレッド前のタイヤの使用寿命をさほど犠牲にすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を格段に向上させることが可能となった。
本発明に従う代表的な空気入りタイヤのトレッド部の一部の展開図である。 (a)は、図1の破線で囲まれた円内に拡大して示された図のI−I線上の断面図であり、第1の***部の溝幅方向断面を示すものであり、(b)は、図1に同様に示された図のII−II線上の断面図である。 (a)は、図1の破線で囲まれた円内に拡大して示された図のIII−III線上の断面図であり、第2の***部の溝幅方向断面を示すものであり、(b)は、図1に同様に示された図のIV−IV線上の断面図である。 図1における第2の***部20の好適な配設位置を説明するための図である。 本発明に従う別の空気入りタイヤを構成する第2の***部20を示したものであって、(a)が第2トレッド溝の幅方向断面図、(b)が第2トレッド溝の長手方向断面図、(c)が第2の***部のみを抜き出したときの斜視図である。 本発明に従うさらに別の空気入りタイヤを構成する第2の***部を示したものであって、第2トレッド溝の幅方向断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより詳細に説明する。なお、同一の構成要素には原則として同一の参照番号を付し、説明は省略する。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に複数本のトレッド溝が設けられ、該複数本のトレッド溝のうち、所定のトレッド溝である第1トレッド溝の溝底に、トレッドウェアインジケータである第1の***部を有し、かつ、トレッド部の中央域に設けられた所定のトレッド溝である第2トレッド溝の溝底にリトレッドインジケータである第2の***部を有する。第1の***部は、第1トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離がx1である頂面をもつ。そして、第2の***部は、第2トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離がx1より短い距離x2である頂面をもつ。
(第1の実施形態)
上記のような本発明に従う代表的な空気入りタイヤについて、図1〜4を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる空気入りタイヤ1のトレッド部2の一部の展開図である。空気入りタイヤ1は、トレッド部2にタイヤ周方向Tに延在する4本の周方向溝5,6,7a,7bを有し、略タイヤ幅方向Wに延在する複数本の幅方向溝15,16a,16bを有する。4本の周方向溝5,6,7a,7bのうちタイヤ赤道S寄りに位置する2本の周方向溝5,6および幅方向溝15により、複数個のブロックからなるブロック列7が区画されている。また、周方向溝5,6とタイヤ幅方向外側に隣接する2本の周方向溝7a,7bおよび幅方向溝16a,16bにより、各1列のブロック列12a,12bが区画されており、ブロック列を基調としたトレッドパターンが形成されている。また、トレッド部の両側方域4には、タイヤ幅方向外側に位置する周方向溝7a,7bと各トレッド端Eとによって区画された各1本のリブ(ショルダーリブ)13a,13bが形成されている。
本実施形態では、トレッド部の中央域3に設けられた周方向溝5の溝底5bに、トレッドウェアインジケータとしての第1の***部10が形成されている。なお、本明細書において、「トレッド部の中央域」とは、タイヤ赤道Sを中心として、トレッド幅Wの50%の領域を意味する。そして、「側方域」とは、トレッド部の中央域3以外の領域を意味する。
図2(a),(b)に示すように、第1の***部10は、第1トレッド溝としての周方向溝5の開口端位置5aからタイヤ径方向に測定したときの距離がx1である頂面10aをもつ。周方向溝5の溝深さをd1、第1の***部の高さをh1とする。自動車タイヤ(二輪自動車用、農業機械用、産業車両用、建設車両用タイヤは除く)の場合、h1を1.6mmとすることがJIS D4230に規定されている。この場合、摩耗により残溝が1.6mmとなり、トレッド部の踏面に第1の***部10が露出すると、使用者は該***部10を視認しうるため、第1の***部10は使用者に対してタイヤの交換を促すものとなる。ここで、第1の***部の高さh1は、トレッド表面(開口端位置5a)から第1の***部の頂面10aまでの深さx1と、第1の***部を配設した第1トレッド溝の深さd1とを測定して、その差分を求めることにより決定する。例えば、d1=8mmの場合、x1は6.4mmとなる。
本発明の特徴的構成は、図1,図3(a),(b)に示すように、トレッド部2の中央域3に設けられた所定のトレッド溝である第2トレッド溝、本実施形態では幅方向溝15の溝底15bに、該幅方向溝15の開口端位置15aからタイヤ径方向に測定したときの距離がx1よりも短い距離x2である頂面20aをもつ第2の***部20を有することである。第2の***部20はリトレッドインジケータであり、トレッド部が距離x2に対応する厚み分摩耗すると第2の***部20がトレッド部踏面に露出するため、このタイミングをもってリトレッドを促すものである。幅方向溝15の溝深さをd2、第2の***部の高さをh2とする。第2の***部の高さh2は、第1の***部と同様にして求めることができる。
ここで、上記特徴的構成を採用して本発明を完成させるに至った経緯を作用効果も含めて説明する。すでに説明したとおり、タイヤの使用条件に関わらず、摩耗が進みすぎて台タイヤとして使用不可能になる前のリトレッドに適した時期を認識する手法として、本発明者らはトレッドウェアインジケータと同様の原理で、リトレッドに適した摩耗限界を示すインジケータを用いることを着想した。そして、通常の自動車タイヤにおいて、一般的なトレッドウェアインジケータである高さが1.6mmのトレッドウェアインジケータがトレッド部の踏面に露出するまで使用すると、台タイヤとして加工したときにいずれかの部分でタイヤのベルト層が露出してしまうなどして、台タイヤとして使用できる比率が極端に低い場合があった。すなわち、一般的にタイヤ交換を要する摩耗限界までタイヤを使用してしまうと、リトレッドできなくなることが多い。そこで、少なくともトレッド部が均一に摩耗する前提においては、トレッドウェアインジケータよりも早くトレッド部の踏面に露出する高さのインジケータを設けることが必要である。そこで、x1よりも短い距離x2に頂面20aを有する第2の***部20を設けることとした。
さらに、本発明者らは第2の***部20を、トレッド部2に配設したトレッド溝のうちどのトレッド溝に設けるかも重要な要素であることを見出した。実際の使用下では、トレッドが偏摩耗することが多い。例えば、重荷重用タイヤなどトレッド接地面が大きい場合には、トレッド端周辺が早期に摩耗する傾向があり、一方、トレッド接地面が小さい場合には、トレッドの中央域に位置する部分が早期に摩耗する傾向がある。まず、トレッド中央域が早期に摩耗する場合、第2の***部20を側方域4のトレッド溝(例えば周方向溝7a,7b)に設けると、第2の***部20がトレッド部の踏面に露出するころには、中央域でより摩耗が進んでおり、台タイヤとして使用不可能な状態になってしまうおそれがある。そこで、第2の***部20は、中央域3に設けられたトレッド溝に配置することとした。
一方で、トレッド側方域が早期に摩耗する場合、第2の***部20を中央域のトレッド溝に設けると、第2の***部20がトレッド部の踏面に露出するころには、側方域でより摩耗が進んでいることになる。しかし、空気入りタイヤ1をリトレッドする場合、摩耗後のトレッド部をバフで除去した台タイヤとするが、側方域では中央域よりも一般にトレッドゴム厚みが厚いため、側方域でのベルトの露出の問題は生じにくい。そのため、第2の***部20を中央域に設けられたトレッド溝に配置しても、側方域の偏摩耗に起因して台タイヤとして使用不可能な状態になることは少ないことを見出した。
上記の通り、リトレッドを行う場合、偏摩耗の態様に関わらず、第2の***部20を中央域に設けられたトレッド溝に配置すると、摩耗が進みすぎて台タイヤとして使用不可能になる前のリトレッドに適した時期をより確実に認識することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
このようにして、第2の***部20は、トレッド部の摩耗により第2の***部20が踏面に露出したときがリトレッドの時期であることを示すためのリトレッド用インジケータとして用いることができる。適切なリトレッドの時期を示す上記のリトレッドインジケータを設けたことにより、トレッドウェアインジケータのみを設けた場合に比べて、リトレッド前のタイヤの使用寿命を犠牲にすることもない。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、使用者がリトレッドをするか否かを自由に選択することができる。リトレッドをする場合、第2の***部20が踏面に露出したらリトレッドをすればよく、リトレッドをしない場合には、第2の***部20が踏面に露出しても使用を続け、第1の***部10が踏面に露出したら使用を止め、タイヤを交換すればよい。
第1の***部10は周方向溝に設けることが通常であり、本実施形態ではトレッド部2の中央域3の周方向溝に設けている。すなわち、本実施形態では、第1トレッド溝は、トレッド部2の中央域3の周方向溝である。そして、第2の***部20は、トレッド部2の中央域3の幅方向溝に設けること、すなわち、第2トレッド溝は、トレッド部2の中央域3の幅方向溝であることが好ましい。トレッドウェアインジケータが周方向溝に、リトレッド用インジケータが幅方向溝にそれぞれ配置すれば、両者を混同することなく、インジケータとしての機能が高まるためである。冬用タイヤ場合、トレッドの溝が50%まで摩耗したことを示す表示であるプラットフォームが周方向溝に配置されることがあるが、これと混同することもない。また、第2の***部20を幅方向溝に配置すれば、周方向溝5,6の排水性を阻害することもなく好ましい。
図4を参照して、第2の***部20の好ましい配置を説明する。第2の***部20を設ける幅方向溝15は、周方向溝5の溝壁5cから分岐した溝であり、第2の***部20は、周方向溝の溝壁5cからの分岐位置17から離れた位置で、かつ、幅方向溝15の溝幅中心線18と周方向溝5の溝幅中心線19との交点Pから幅方向溝の溝幅中心線18方向に15mm(点Q)以内の位置に設けられることが好ましい。第2の***部20が、分岐位置17から離れているとは、第2の***部20の周方向溝側端部20bが分岐位置17から離れていることを意味する。第2の***部20が周方向溝5と接していると、溝壁5bと第2の***部20との間に応力が集中し、亀裂が発生しやすくなるが、周方向溝5から離すことによって、それを抑制することができるからである。また、第2の***部20が、交点Pから15mm以内の位置に設けるとは、第2の***部20の周方向溝とは反対側の端部20bが点Qよりも周方向溝側に位置することを意味する。第2の***部20がトレッド部踏面に露出した段階で確実にリトレッドを行うため、露出する前から周方向溝の摩耗量を適時観察することがある。その場合、上記の通り15mm以内とすれば、周方向溝と第2の***部20が近接しており、両者を同時に視認しやすいため好ましい。
トレッドウェアインジケータに対応するタイヤ側面には印がつけられ、インジケータの位置を確認しやすくするのが、通常である。リトレッド用インジケータである第2の***部20に対応するタイヤ側面にも、印をつけることが好ましい。このようにすれば、第1の***部10と第2の***部20との周方向の位置関係は特に限定されない。
本発明者の検討によれば、後述する実施例に示すように、275/80R22.5のタイヤサイズで、中央域の周方向溝5(溝深さd1=15.8mm)に、高さh1=1.6mmの第1の***部を設けたオールシーズントラック・バス用タイヤにおいて、幅方向溝15の溝深さd2=15.8mmであるとき、第2の***部の高さh2は、3.0mm以上であることが好ましく、3.2mmの場合に、台タイヤとして利用できる比率が飛躍的に向上し、最も好ましい値であった。
さらに、検討を行ったところ、異なるタイヤサイズ(225/80R17.5)で、中央域の周方向溝5(溝深さd1=14.7mm)に、高さh1=1.6mmの第1の***部を設けたトラック用タイヤにおいて、幅方向溝15の溝深さd2=14.7mmとした場合にも、同様にh2=3.0mm以上で好ましく、h2=3.2mmの場合に、台タイヤとして利用できる比率が飛躍的に向上し、最も好ましい値であることが判明した。このとき、d2を1mm小さく13.7mmとしたら、h2=2.2mmの場合が、最も好ましい値となった。このことから、第2の***部の頂面の位置は、タイヤサイズに関わらず、トレッドウェアインジケータ(第1の***部)が設けられる周方向溝5の溝底を基準として、3.2mmの高さが最も好ましいことが判明した。そのため、本発明では、d1−x2の値(周方向溝5の溝底から第2の***部の頂面までの距離)が、3.0mm以上であることが好ましく、3.2mmが最も好ましい。さらに、d1−x2の値の上限としては、4.0mmであることが好ましく、3.5mmがより好ましい。3.0mm以上であれば、第2の***部20がトレッド部の踏面に露出したときには摩耗が進みすぎていることがなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率がより高くなり好ましい。また、4.0mmより大きくしたとしても、リトレッドの台タイヤとしての使用可能性がより高くなることはなく、リトレッドを早くしすぎても、タイヤ寿命が短くなってしまい環境面・コスト面で不利となるため、4.0mm以下とすればよい。すなわち、d1−x2の値は、3.0mm以上4.0以下とすれば、タイヤ使用寿命を短くすることなく、リトレッドの台タイヤとしての使用可能性を有効に高める効果がより期待できる。
なお、トレッドウェアインジケータ(第1の***部)が設けられる周方向溝5の溝深さはd1は、タイヤサイズによって異なるが、残溝1.6mmでタイヤの使用限界を示すものである以上、必然的に設けるべき溝が特定されるものである。そして、トレッドウェアインジケータが設けられる溝の溝底を基準とした高さが、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率に影響する因子であることを見出したものである。なお、主溝の最大溝深さについては、TRA ENGINERRING DESIGN INFORMATION3−01〜07に記載されている。
上記の通り、第2の***部20の高さを高くすれば、台タイヤとして使用できる確率が高くなるが、高くしすぎてもタイヤ寿命を短くしてしまう。このため、タイヤ使用寿命を短くすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を有効に向上させる効果をより達成するために、全段落の内容をさらに一般化して、x2/x1が0.84以上0.91以下とすることが好ましい。すなわち、0.91以下とすれば、第2の***部20がトレッド部の踏面に露出したときには摩耗が進みすぎていることがなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率がより高くなり好ましい。また、0.84より小さくしたとしても、リトレッドの台タイヤとしての使用可能性がより高くなることはなく、リトレッドを早くしすぎても、タイヤ寿命が短くなってしまい環境面・コスト面で不利となるため、0.84以上とすればよい。
第2の***部20は、同一タイヤ周線上に所定の間隔をおいて2個以上8個以下設けることが好ましい。タイヤ周方向に2個以上設ければ、1つが設置面内に隠れていたとしてももう1つを確実に視認しうるため好ましい。また、タイヤ周方向に8個より多く設けたとしても、視認性がより向上することはないため、8個以下とすればよい。これらは、略等間隔に設けることが、視認性を均一に確保する観点から好ましい。
第2の***部の頂面20aは、平面視で10mm以上30mm以下とすることが好ましい。10mm以上とすることにより、第2の***部20がトレッド部の踏面に露出した際の視認性がより高まるからである。また、30mmを超えると、***部前後のパターンの動きを抑制してしまい、偏摩耗(局部摩耗)の核となるおそれがあるためである。
(第2の実施形態)
図5を用いて、本発明に従う別の空気入りタイヤを説明する。第1の実施形態では、第2の***部20の頂面20aは、フラットな平面であったが、本実施形態の空気入りタイヤでは、第2の***部20の頂面20aに、凹凸を設ける。図5(c)の斜視図に示した通り、本実施形態では、頂面20aに、幅方向溝15の溝幅方向を横切る2つの凸部22と、溝延在方向に延びる1つの凸部21が設けられている。図5(b)は、第2トレッド溝である幅方向溝15の長手方向断面図であり、凸部21を含まない断面図である。
頂面20aに凸部を設けることによって、トレッド部の摩耗が進み頂面20aが踏面に露出する前に凸部のみが露出するため、リトレッドの摩耗限界に到達する多少前の段階で、近々リトレッドの摩耗限界に達することを事前に表示することができる。また、図5に示すように交差する2方向凸部を設けることによって、凸部が踏面に露出したときに視認性をより高めることができる。
また、凸部に替えて凹部を設けても構わない。この場合、凹部がくりぬかれた頂面20aが最初に踏面に露出し、さらに摩耗が進み、凹部が消失して頂面がフラットな平面となった段階が、リトレッドの摩耗限界を示すように、第2の***部の寸法設計をすることが好ましい。
本実施形態では、頂面20aの形状が異なる点以外は、第1の実施形態で説明した内容と同様である。
(第3の実施形態)
図6を用いて、本発明に従うさらに別の空気入りタイヤを説明する。本実施形態の空気入りタイヤでは、第2の***部20は、第2トレッド溝である幅方向溝15の幅方向断面で見て、第2の***部20の頂面20aが幅方向溝15の溝壁15cと曲線状に連結した形状を有する。この場合、第2の***部20の頂面20aは、溝壁15cとなだらかな曲面を介して連結しているため、第2の***部20と溝壁15cとの間にクラックが発生することを抑制することができる。
本実施形態では、曲線20cを有する点以外は、第1の実施形態で説明した内容と同様である。
(その他の実施形態)
第1〜3の実施形態では、中央域3の周方向溝5に第1の***部10を設け、中央域3の幅方向溝15に第2の***部20を設けた例を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されることはない。第2の***部20が中央域3のトレッド溝内にあれば、それが周方向溝であってもよい。また、その場合、第1の***部10と第2の***部20とを同一の周方向溝5に設ける、すなわち第1トレッド溝および第2トレッド溝が同一であってもよい。さらに、第1の***部10と第2の***部20とを異なるトレッド溝に設ける場合には、第1の***部10を設けるトレッド溝は、トレッド部に設けられた溝であれば、側方域4のトレッド溝でも構わない。
また、第2の実施形態のように、第2の***部20の頂面20aに凹凸を設けると共に、第3の実施形態のように、踏面20aと溝壁15cとを曲面で連結しても構わない。
本発明においては、タイヤの内部構造は特に限定されない。ベルト層が露出することによってリトレッドの台タイヤとして使用不可能となりやすい傾向にあるため、トレッドゴムの内部にベルト層が配置されている空気入りタイヤの場合、本発明を好適に適用できる。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車用タイヤをはじめ、いずれの用途のタイヤにも用いることができるが、オールシーズントラック・バス用タイヤとして用いることで、台タイヤの回収率向上につながり、より効果を発揮することができる。
第1〜3の実施形態では、ブロック列を基調としたトレッドパターンで説明したが、本発明は任意のトレッドパターンを有する空気入りタイヤに適用可能である。例えば、センターリブがあり、該センターリブに複数の幅方向溝が設けられているようなトレッドパターンでも構わない。また、本実施形態のように、幅方向溝が周方向溝に開口していなくともよい。
本発明の空気入りタイヤは、加硫時のモールドに、第1及び第2の***部に対応するパターンを設けて加硫成形することによって製造することができる。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、以下の(A)および(B)2種類のサイズのタイヤについて、実施例及び比較例にかかる空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。それぞれの空気入りタイヤに共通する事項は以下の通りである。
タイヤサイズ:(A)275/80R22.5(トラック・バス用タイヤ),(B)225/80R17.5(トラック用タイヤ)
トレッドパターン:図1に示したブロックパターン
周方向溝5,6,7a,7bは溝幅=(A)11〜14mm,(B)8〜11mm、溝深さd1=(A)15.8mm,(B)14.7mm
幅方向溝15,16a,16bは溝幅=(A)7〜9mm,(B)5.5〜6.5mm、溝深さd2=(A)15.8mm,(B)14.7mm
タイヤ内部構造:1組の交差ベルトを有するラジアルタイヤ
(コード角度74°,カーカス1枚)
第1の***部:
中央域の周方向溝5(溝深さd1=(A)15.8mm,(B)14.7mm)に、高さh1=1.6mmで頂面の面積が(A)60mm,(B)50mmの***部を周方向に1つ設け、トレッドウェアインジケータとした。(よって、x1=(A)14.2mm,(B)13.1mm)
第2の***部:
比較例タイヤ1には、第2の***部(リトレッド用インジケータ)を設けなかった。
また、比較例タイヤ2,3では、側方域にある周方向溝7aに、表1に示す種々の高さh2で頂面の面積が(A)26mm,(B)21mmの第2の***部を設けた。頂面はフラットで凹凸や溝壁に連結する曲面のないものとした。なお、周方向溝7aの溝幅中心線は、タイヤ赤道から(A)(B)ともに0.325W離れた位置である。
実施例タイヤ1では、中央域にある周方向溝5に、高さh2=3.2mmで頂面の面積が(A)26mm,(B)21mmの第2の***部を設けた。頂面はフラットで凹凸や溝壁に連結する曲面のないものとした。なお、周方向溝5の溝幅中心線は、タイヤ赤道から(A)(B)ともに0.13W離れた位置である。
実施例タイヤ2〜5では、中央域にある幅方向溝15に、表1に示す種々の高さh2で頂面の面積が実施例1と同じ第2の***部を設けた。頂面はフラットで凹凸や溝壁に連結する曲面のないものとした。図4で説明した配置について、***部の周方向溝側端部は、周方向溝から幅方向溝が分岐する分岐位置から2mm離れており、反対側の端部は、交点Pから(A)で12.4mm,(B)で10.9mmの位置にある。
(台タイヤとして利用できる比率の評価)
各タイヤをJATMA規格に定める適用リム(リム巾:(A)7.50,(B)6.00)に装着し、内圧(A)900kPa,(B)700kPa、荷重(A)1.6t,(B)0.75で走行させ、比較例1については、第1の***部がトレッド部の踏面に露出したとき、比較例2,3および実施例1〜5については、第2の***部がトレッド部の踏面に露出したときに取外し、リトレッド用の台タイヤとして利用可能かを調べた。各比較例・実施例について、(A)では110本,(B)では160本のタイヤで実験を行い、台タイヤとして利用できる比率を評価結果として、表1に示した。
(リトレッド前の使用寿命の評価)
また、走行開始から各***部がトレッド部の踏面に露出するまでの時間(1次ライフ走行時間)を測定し、比較例1を100とした指数表示で「タイヤの使用寿命(1次ライフ使いきり感)」を評価し、表1に示した。なお、タイヤの使用寿命は、数値が大きいほど優れていることを示す。
(2次寿命の評価)
さらに、(A)では110本,(B)では160本のタイヤのうち、リトレッドが可能であったタイヤについてはリトレッドを行い、故障が生じるまで、または、故障が生じない場合は残溝1.6mmのトレッドウェアインジケータが露出するまで、さらに走行させた(2次ライフ走行)。そして、リトレッドしなかったタイヤについては、1次ライフ走行時間を、リトレッドしたタイヤについては、1次ライフ走行時間と1次ライフ走行時間の総和を算出し、全てのタイヤの平均値をとって、リトレッド後を含むタイヤの使用寿命(2次寿命)を算出し、比較例1を100とした指数表示で表1に示した。この2次寿命は、数値が大きいほど優れていることを示す。
Figure 0005567428
Figure 0005567428
比較例1と実施例1〜5を比べると、トレッドウェアインジケータよりも早期に踏面に露出するリトレッド用のインジケータを設けることによって、台タイヤとして利用できる比率を高めることができた。ここで、タイヤの使用寿命(1次)は、当然比較例1よりも小さな指数となるが、比較例1を100として最小で83であり、その後リトレッドすることを考慮すれば問題ない範囲である。リトレッド用インジケータを設けないで、確実にリトレッドするために早期に1次ライフを終了させた場合には、タイヤの1次使用寿命はより小さいものとなるのであるから、実施例1〜5はリトレッド前のタイヤの使用寿命をさほど犠牲にすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を向上させることができた。
また、実施例1〜5より、d1−x2の値が3.0mm以上で好ましい結果が得られ、特に、3.2mmとすると(実施例1,2)、台タイヤとして利用できる確率が格段に上がることがわかる。この傾向は、実施例6〜9のように異なるタイヤサイズの場合も同じであった。
次に、(A)サイズである実施例1と実施例2のタイヤについて、JATMA規格に定める適用リム(7.50×22.5)に装着し、車輌:2−D・4、D軸に4本装着し、内圧900kPaで、プルービンググラウンドにてWET加速試験を行った。実施例1に比べ、実施例2のほうが多少優れた排水性を示した。
(実施例タイヤ10)
実施例タイヤ2と同様の条件で、図4で説明した第2の***部の配置について、***部の周方向溝側端部を分岐位置と一致させた場合を実施例タイヤ10として、同様の実験を行った。第2の***部のつけ根において亀裂が発生し、台タイヤとして利用できる比率がわずかに低下し、63%となった。
(実施例タイヤ11)
実施例タイヤ2と同様の条件で、図5に示した高さ0.3〜0.5mmの凹凸を設けた空気入りタイヤを実施例タイヤ11として、同様の実験を行った。台タイヤとして使用できる比率は、実施例2と同様であり、踏面に最初に露出するのは、凸部のみであったため、実施例2よりもさらに視認性が高いことを確認できた。
(実施例タイヤ12)
実施例タイヤ2と同様の条件で、図6に示したとおり、溝壁と第2の***部の頂面とをなだらかな曲面で連結した空気入りタイヤを実施例タイヤ12として、同様の実験を行った。台タイヤとして使用できる比率は、実施例2と同様であり、実施例2よりもさらに溝壁と***部頂面との連結線付近での亀裂発生が抑制されたことを確認した。
本発明によれば、トレッド部の摩耗によりトレッドウェアインジケータよりも先にトレッド部の踏面に露出しうる第2の***部をトレッド部の中央域の溝に設けたので、リトレッド前のタイヤの使用寿命をさほど犠牲にすることなく、リトレッドの台タイヤとして使用できる確率を格段に向上させることが可能となった。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 トレッド部の中央域
5 周方向溝(第1トレッド溝)
5a 周方向溝の開口端
5b 周方向溝の溝底
10 第1の***部
10a 第1の***部の頂面
15 幅方向溝(第2トレッド溝)
15a 幅方向溝の開口端
15b 幅方向溝の溝底
20 第2の***部
20a 第2の***部の頂面

Claims (7)

  1. トレッド部に複数本のトレッド溝が設けられ、該複数本のトレッド溝のうち、所定のトレッド溝である第1トレッド溝の溝底に、該第1トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離がx1である頂面をもつトレッドウェアインジケータである第1の***部を有する空気入りタイヤであって、
    前記複数本のトレッド溝のうち、前記トレッド部の中央域に設けられた所定のトレッド溝である第2トレッド溝の溝底に、該第2トレッド溝の開口端位置からタイヤ径方向に測定したときの距離が前記x1よりも短い距離x2である頂面をもつリトレッドインジケータである第2の***部を有し、
    前記第1トレッド溝は、前記トレッド部の中央域に設けられた周方向溝であり、
    前記第2トレッド溝は、前記トレッド部の中央域に設けられた幅方向溝であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1トレッド溝の溝深さをd1としたとき、d1−x2の値が、3.0mm以上である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記幅方向溝は前記周方向溝の溝壁から分岐した溝であり、
    前記第2の***部は、前記周方向溝の溝壁からの分岐位置から離れた位置で、かつ、前記幅方向溝の溝幅中心線と前記周方向溝の溝幅中心線との交点から前記幅方向溝の溝幅中心線方向に15mm以内の位置に設けられる請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第2の***部は、同一タイヤ周線上に所定の間隔をおいて2個以上8個以下設けられる請求項1乃至のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第2の***部の頂面が平面視で10mm以上30mm以下である請求項1乃至のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第2の***部の頂面に、凹凸が設けられる請求項1乃至のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第2の***部は、前記第2トレッド溝の幅方向断面で見て、前記第2の***部の頂面が前記第2トレッド溝の溝壁と曲線状に連結した形状を有する請求項1乃至のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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