JP5565285B2 - ガラス光学素子の製造方法 - Google Patents

ガラス光学素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5565285B2
JP5565285B2 JP2010258761A JP2010258761A JP5565285B2 JP 5565285 B2 JP5565285 B2 JP 5565285B2 JP 2010258761 A JP2010258761 A JP 2010258761A JP 2010258761 A JP2010258761 A JP 2010258761A JP 5565285 B2 JP5565285 B2 JP 5565285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten glass
glass
recess
optical element
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010258761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012106895A (ja
Inventor
亮介 今嶋
俊也 富阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010258761A priority Critical patent/JP5565285B2/ja
Priority to US13/288,363 priority patent/US20120128936A1/en
Priority to CN201110363227.9A priority patent/CN102557394B/zh
Publication of JP2012106895A publication Critical patent/JP2012106895A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5565285B2 publication Critical patent/JP5565285B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/084Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
    • C03B11/086Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/14Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
    • C03B2215/16Metals or alloys, e.g. Ni-P, Ni-B, amorphous metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/14Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
    • C03B2215/22Non-oxide ceramics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • C03B2215/46Lenses, e.g. bi-convex
    • C03B2215/49Complex forms not covered by groups C03B2215/47 or C03B2215/48
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24479Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including variation in thickness

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

本発明は、ガラス光学素子の製造方法に関し、特に、位置決め用の突起が形成されるガラス光学素子の製造方法に関する。
ガラス光学素子は、溶融ガラスが成形金型(上型および下型)に加圧成形されることによって製造される。一般的に、成形金型の成形面上には溶融ガラスに対する保護膜が予め形成される(下記の特許文献1〜4参照)。
図20および図21を参照して、上型110および下型120を使用する一般的なガラス光学素子の製造方法について説明する。図20は、一般的なガラス光学素子の製造方法における工程の一つを示す断面図である。図21は、図20中のXXI線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。
図20に示すように、上型110は、平坦な下端面111と、球面状に凸設された成形面112と、成形面112の周りに沿って間欠的に凹設された凹部113とを有する。下端面111、成形面112、および凹部113の各表面には、溶融ガラス141に対する保護膜115(図21参照)が予め形成される。凹部113は、ガラス光学素子に位置決め用の突起を形成するために利用される。この突起は、ガラス光学素子が基板等に取り付けられる際に利用される。
下型120は、平坦な上端面121と、球面状に凹設された成形面122とを有する。上端面121および成形面122の各表面にも、溶融ガラス141に対する保護膜125(図21参照)が予め形成される。上型110および下型120が準備された後、下型120上に溶融ガラス141が供給される。溶融ガラス141は、上型110および下型120によって高温の大気中で加圧される(図20に示す状態)。
図21に示すように、溶融ガラス141は、成形面112および成形面122の間に濡れ広がるとともに、凹部113内に入り込む。溶融ガラス141は、上型110および下型120によって放熱(脱熱)される。溶融ガラス141が固化することによって、突起144を有するガラス光学素子145が得られる。
特開2008−37703号公報 特開2006−176344号公報 特開2002−255568号公報 特開平10−330123号公報
ガラス光学素子145に形成する突起144の大きさおよび形状に応じて、凹部113の大きさおよび形状が設定される。凹部113の開口が小さく、且つ凹部113の深さが深い場合(アスペクト比が高い場合)がある。この場合、凹部113の表面の全体にわたって保護膜115を形成することは難しい。図21に示すように、凹部113の表面には、保護膜115が形成された領域113R1と、保護膜115が形成されずに上型110の地肌が直接露出している領域113R2とが形成される。
溶融ガラス141が上型110および下型120によって加圧される際、溶融ガラス141は領域113R2に押し付けられる。溶融ガラス141が固化することによって、溶融ガラス141は領域113R2に融着する。領域113R2の酸化が促進され、領域113R2において離型不良等が発生し易くなる。領域113R2を起点に上型110が劣化し、上型110の耐用時間が短くなり、ガラス光学素子の生産性が低下する。これは、位置決め用の突起を形成するための凹部が下型に設けられる場合も同様である。
本発明は、成形金型の凹部内に保護膜が形成されていない領域が存在していたとしても、当該領域における酸化を抑制することによって、ガラス光学素子の生産性を向上させることが可能なガラス光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に基づくガラス光学素子の製造方法は、ガラス光学素子の製造方法であって、上型および下型を準備する工程と、上記下型上に溶融ガラスを供給する工程と、上記上型および上記下型を使用して上記溶融ガラスを加圧成形する工程と、を備え、上記上型または上記下型には、上記ガラス光学素子に位置決め用の突起を形成するための凹部が設けられ、上記凹部の表面は、上記溶融ガラスに対する保護膜が形成された第1領域と、上記保護膜が形成されずに上記上型または上記下型が露出している第2領域とを含み、上記溶融ガラスを加圧成形する工程においては、上記溶融ガラスが上記凹部内に入り込んだ後、上記溶融ガラスの一部と上記第2領域とが接触しない状態で上記溶融ガラスが加圧成形されることによって、上記ガラス光学素子に位置決め用の上記突起が形成される。
好ましくは、上記溶融ガラスを加圧成形する工程における上記溶融ガラスの上記一部と上記第2領域とが接触しない状態は、上記溶融ガラスの粘性が調整されることによって得られる。
好ましくは、上記溶融ガラスを加圧成形する工程における上記溶融ガラスの上記一部と上記第2領域とが接触しない状態は、上記上型および上記下型の上記溶融ガラスに対する加圧量が調整されることによって得られる。
好ましくは、上記溶融ガラスを加圧成形する工程における上記溶融ガラスの上記一部と上記第2領域とが接触しない状態は、上記凹部の深さが調整されることによって得られる。
好ましくは、上記上型または上記下型には、上記凹部が複数設けられる。好ましくは、上記凹部は、上記上型に設けられる。
本発明によれば、成形金型の凹部内に保護膜が形成されていない領域が存在していたとしても、当該領域における酸化を抑制することによって、ガラス光学素子の生産性を向上させることが可能なガラス光学素子の製造方法を得ることができる。
実施の形態1におけるガラス光学素子の製造方法の第1ステップを示す断面図である。 実施の形態1におけるガラス光学素子の製造方法の第2ステップを示す断面図である。 実施の形態1におけるガラス光学素子の製造方法の第3ステップを示す断面図である。 実施の形態1におけるガラス光学素子の製造方法の第4ステップを示す断面図である。 図4中のV線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。 実施の形態1におけるガラス光学素子を基板上に取り付ける前の状態を示す断面図である。 実施の形態1におけるガラス光学素子を基板上に取り付けた後の状態を示す断面図である。 実施の形態2におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つを示す断面図である。 実施の形態2の他の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つを示す断面図である。 実施の形態3におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つを示す断面図である。 図10中のXI線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。 実施の形態4におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つを示す断面図である。 実施の形態4におけるガラス光学素子の製造方法の工程の他の一つを示す断面図である。 実施の形態5におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つを示す断面図である。 実施の形態5におけるガラス光学素子の製造方法の工程の他の一つを示す断面図である。 実施の形態1に基づいて行なった実験1〜3に使用される上型、凹部および下型を示す断面図である。 実験1における設定条件を示す図である。 実験2における設定条件を示す図である。 実験3における設定条件を示す図である。 一般的なガラス光学素子の製造方法における工程の一つを示す断面図である。 図20中のXXI線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態および各実施例について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態および各実施例の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態および各実施例の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、各実施の形態に示す構成および各実施例に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。
[実施の形態1]
図1〜図5を参照して、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法について説明する。当該製造方法はいわゆる液滴法に基づいており、ステップST1〜ST4(第1ステップ〜第4ステップ)を備える。図1〜図4は、ステップST1〜ST4をそれぞれ示す断面図である。図5は、図4中のV線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。
(ステップST1)
図1を参照して、上型10、下型20、ノズル30、および溶融ガラス40が準備される。ノズル30の上方には、溶融ガラス40を貯留する溶融炉(図示せず)設けられる。ノズル30は加熱装置(図示せず)によって加熱される。溶融炉内の溶融ガラスの一部は、ノズル30内を通してノズル30の下端にまで搬送され、溶融ガラス41としてノズル30の下端から露出する。溶融ガラス41は、表面張力によってノズル30の下端に溜まる。溶融ガラス41の粘性は、たとえば10〜1010Poise、好ましくは10〜10Poiseである。
上型10は、平坦な下端面11と、球面状に凸設された成形面12と、成形面12の周りに凹設された少なくとも1つの凹部13とを有する。凹部13は、成形面12を中心として円周方向に沿ってたとえば90°間隔で4つ設けられることができる。凹部13は、円錐台状に凹設される。凹部13は、円柱状、多角柱状、または多角錐状に凹設されていてもよい。下端面11、成形面12、および凹部13の各表面には、溶融ガラス41に対する保護膜15(図5参照)が予め形成される。保護膜15は、たとえば金属クロム(Cr)または窒化クロムから構成される。
保護膜15を形成するためには、蒸着法若しくはスパッタ法などのPVD(Physical Vapor Deposition)法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、またはイオン注入法等が使用される。詳細は図5を参照して後述されるが、凹部13の表面には、保護膜15が形成された領域13R1と、保護膜15が形成されずに上型10の地肌が直接露出している領域13R2とが存在する。
下型20は、ノズル30の下方に配置される。下型20は、平坦な上端面21と球面状に凹設された成形面22とを有する。上端面21および成形面22の各表面にも、溶融ガラス41に対する保護膜25(図5参照)が予め形成される。保護膜25を形成するためには、保護膜15を形成するための方法と同様な方法が使用され得る。
(ステップST2)
図2を参照して、矢印AR41に示されるように、ノズル30が加熱され続けることによって、溶融ガラス41はノズル30から離れる。溶融ガラス41は下型20に向かって滴下される。
(ステップST3)
図3を参照して、溶融ガラス41は、下型20の上端面21上に主に供給される。溶融ガラス41は下型20との接触によって放熱(脱熱)され、溶融ガラス41の下方側(下型20に近い側)から固化し始める。溶融ガラス41はガラスゴブ(溶融ガラスの塊)を形成する。矢印AR20に示すように、溶融ガラス41が供給された下型20は上型10の下方に移動する。下型20の上方に上型10が移動してもよい。
(ステップST4)
図4を参照して、矢印AR21に示すように、下型20の上端面21上に溶融ガラス41が供給されてから所定の時間が経過した後、下型20は上昇移動する。上型10が下降移動してもよい。溶融ガラス41の表面は上型10の成形面12に接触する。
溶融ガラス41は、上型10の成形面12および下型20の成形面22によって高温の大気中で加圧される。溶融ガラス41を加圧するために下型20(または上型10)を移動させるための手段としては、エアシリンダ、油圧シリンダ、またはサーボモータを用いた電動シリンダ等が利用されるとよい。
図5に示すように、溶融ガラス41は、成形面12および成形面22の間で濡れ広がるとともに、凹部13内に入り込む。凹部13の表面には、保護膜15が形成された領域13R1(第1領域)と、保護膜15が形成されずに上型10の地肌が直接露出している領域13R2(第2領域)とが存在している。なお、領域13R2は、凹部13の開口端の直径が4mm以下、凹部13の深さが0.4mm以上、且つ、凹部13のアスペクト比(凹部13の深さ/凹部13の開口端の直径)が0.5以上の場合に形成されやすい。
本実施の形態においては、溶融ガラス41が凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態で溶融ガラス41が加圧される。当該状態は、溶融ガラス41の粘性が最適な値に調整されることによって得られることができる。当該状態は、上型10および下型20の溶融ガラス41に対する加圧量が最適な値に調整されることによっても得られることができる。当該状態は、凹部13の深さが最適な値に調整されることによっても得られることができる。
溶融ガラス41が凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しないことによって、溶融ガラス41(突起44を形成する部分)の先端には自由曲面43が形成される。自由曲面43が形成された状態が維持されたまま、溶融ガラス41は上型10および下型20によって放熱(脱熱)される。溶融ガラス41が固化することによって、突起44を有するガラス光学素子45が得られる。
図6を参照して、ガラス光学素子45は、たとえば基板50上に取り付けられることができる。基板50には、位置決め用の凹部52が設けられる。凹部52の数および位置は、ガラス光学素子45における突起44の数および位置に対応している。基板50上には、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子51が実装される。
矢印ARに示すように、突起44が凹部52内に嵌め込まれる。ガラス光学素子45は接着剤(図示せず)等によって基板50に固定される。ガラス光学素子45が突起44を有していることによって、ガラス光学素子45は基板50に対して位置決めされた状態で容易に取り付けられることができる。
図7を参照して、ガラス光学素子45が基板50に固定されることによって、発光装置53が得られる。発光素子51から発光された光は、光学面46から光学面47に向かってガラス光学素子45を通過する。この場合、ガラス光学素子45は拡散レンズまたは集光レンズとして機能することができる。
(作用・効果)
図5を再び参照して、溶融ガラス41が凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と保護膜15が形成されていない領域13R2とが接触しない状態で、溶融ガラス41が加圧成形される。溶融ガラス41が固化する際、溶融ガラス41は領域13R2には接触しない。溶融ガラス41は領域13R2に融着することがなく、溶融ガラス41(突起44を形成する部分)の先端には自由曲面43が形成される。
領域13R2の酸化が抑制され、領域13R2において離型不良等が発生することがない。上型10の耐用時間が長くなり、ガラス光学素子45の生産性が向上する。得られたガラス光学素子45は、発光装置53(図7参照)のほかにも、たとえば、デジタルカメラ用レンズ、DVD等の光ピックアップレンズ、携帯電話用カメラレンズ、若しくは光通信用のカップリングレンズ等の各種レンズ、または各種ミラーとしても使用されることができる。
本実施の形態においては、上型10に、突起44を形成するための凹部13が設けられる。下型20上に溶融ガラス41が供給され、溶融ガラス41の表面は徐々に固化する。所定の時間が経過した後、上型10と溶融ガラス41とを接触させる。当該接触の時間(タイミング)を見計らって上型10と溶融ガラス41とを接触させるとよい。溶融ガラス41が凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と保護膜15が形成されていない領域13R2とが接触しない状態をより確実に得ることが可能となる。
[実施の形態2]
図8を参照して、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法について説明する。ここでは、上述の実施の形態1との相違点について説明する。図8は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST4に対応)を示す断面図である。
上述の実施の形態1においては、溶融ガラス41(図5参照)が凹部13内に入り込んだ後、凹部13の開口端付近を起点として自由曲面43が形成される。凹部13によって形成される突起44は、略半球状を呈している。
図8に示すように、溶融ガラス41は上述の実施の形態1の場合よりも深くまで凹部13内に入り込んでいてもよい。この場合、突起44の外周には、保護膜15との接触によって環状の側壁部44Aが形成される。側壁部44Aを利用して、ガラス光学素子45はより確実に(ガタツキが少なく)基板等に対して位置決めされることが可能となる。
図9に示すように、他の形態として、自由曲面43の先端44Bは、凹部13の底面に形成された保護膜15に接触していてもよい。溶融ガラス41がより深くまで凹部13内に入り込んでいることによって、位置決め用の突起44としてより効果的に機能することが可能となる。
溶融ガラス41がより深くまで凹部13内に入り込むと、溶融ガラス41と領域13R2とは接触し易くなる。溶融ガラス41の全部と領域13R2とが接触しない状態(図9に示す状態)が最も望ましいが、溶融ガラス41の一部と領域13R2とが接触しない状態でもよい。溶融ガラス41の一部と領域13R2とが接触しない部分において、自由曲面43が形成される。従来のように溶融ガラス41の全部と領域13R2とが接触する場合(図21に示す状態)に比べて、溶融ガラス41の一部と領域13R2とが接触していない部分における酸化等が抑制される。
[実施の形態3]
図10および図11を参照して、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法について説明する。ここでは、上述の実施の形態1との相違点について説明する。図10は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST4に対応)を示す断面図である。図11は、図10中のXI線に囲まれる領域を拡大して示す断面図である。
図10および図11に示すように、本実施の形態においては、下型20に凹部23が設けられる。凹部23の表面には、領域23R1(第1領域)と領域23R2(第2領域)とが存在する。領域23R1には、上述の実施の形態1における領域13R1(図5参照)と同様に、保護膜25が形成されている。領域23R2には、上述の実施の形態1における領域13R2(図5参照)と同様に、保護膜25が形成されずに下型20の地肌が直接露出している。
本実施の形態においても、溶融ガラス41が凹部23内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域23R2とが接触しない状態で溶融ガラス41が加圧される。溶融ガラス41が固化する際、溶融ガラス41は領域23R2には接触しない。溶融ガラス41は領域23R2に融着することがなく、溶融ガラス41(突起44を形成する部分)の先端には自由曲面43が形成される。領域23R2の酸化が抑制され、領域23R2において離型不良等が発生することがない。結果として、下型20の耐用時間が長くなり、ガラス光学素子45の生産性が向上する。
[実施の形態4]
図12および図13を参照して、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法について説明する。ここでは、上述の実施の形態1との相違点について説明する。図12は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST2に対応)を示す断面図である。図13は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の他の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST3に対応)を示す断面図である。
上述の実施の形態1においては、溶融ガラス41(図2参照)は、ノズル30が加熱され続けることによってノズル30から離れる。溶融ガラス41が下型20に向かって滴下されることで、下型20上に溶融ガラス41が供給される(いわゆる液適法)。
図12に示すように、本実施の形態においては、溶融ガラス40から垂れ下がるように溶融ガラス48が液線状に落下する。溶融ガラス48の落下によって、下型20上に溶融ガラス48が供給される。下型20には、溶融ガラス48の広がりを規制するための側壁22Rが設けられる。溶融ガラス48は、成形面22の表面上に供給される。溶融ガラス48は下型20との接触によって放熱(脱熱)され、溶融ガラス48の下方側(下型20に近い側)から固化し始める。
図13を参照して、矢印AR20に示すように、溶融ガラス48が供給された下型20は上型10の下方に移動する。下型20の上方に上型10が移動してもよい。溶融ガラス48は上述の実施の形態1と同様にして加圧成形される。本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
[実施の形態5]
図14および図15を参照して、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法について説明する。当該製造方法は、いわゆる再加熱法(またはリヒートプレス法)に基づいている。ここでは、上述の実施の形態1との相違点について説明する。図14は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST2に対応)を示す断面図である。図15は、本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法の工程の他の一つ(上述の実施の形態1におけるステップST3に対応)を示す断面図である。
上述の実施の形態1においては、溶融ガラス41(図2参照)は、ノズル30が加熱され続けることによってノズル30から離れる。溶融ガラス41が下型20に向かって滴下されることで、下型20上に溶融ガラス41が供給される(いわゆる液適法)。
図14に示すように、本実施の形態においては、所定の質量および形状を有するガラスプリフォーム49が準備される。ガラスプリフォーム49は、ガラスが切削または研磨等の機械加工を施されることよって製造されることができる。ガラスプリフォーム49は、下型20の成形面22上に載置される。ガラスプリフォーム49は下型20によって加熱される。当該加熱によってガラスプリフォーム49は下方側(下型20に近い側)から溶融し、下型20の成形面22上に溶融ガラスとして供給される。
図15を参照して、矢印AR20に示すように、溶融ガラスとなったガラスプリフォーム49が供給された下型20は上型10の下方に移動する。下型20の上方に上型10が移動してもよい。溶融ガラスとなったガラスプリフォーム49は、上述の実施の形態1と同様にして加圧成形される。本実施の形態におけるガラス光学素子の製造方法によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることが可能となる。
また、本実施の形態において、突起44を形成するための凹部23(図10および図11参照)が下型20に設けられてもよい。上述の実施の形態1における液適法および上述の実施の形態4における方法とは異なり、徐々に溶融ガラスへと変化するガラスプリフォーム49が、下型20に設けられた凹部23内にゆっくりと入り込む。
適宜の時間(タイミング)を見計らって上型10と溶融ガラス41とを接触させる。溶融ガラスとなったガラスプリフォーム49と保護膜25(図11参照)が形成されていない領域23R2(図11参照)とが接触しない状態を、容易に得ることが可能となる。
[実施例および比較例]
上述の実施の形態1におけるガラス光学素子の製造方法に基づいて行なった実験1〜3および結果について説明する。図16を参照して、当該実験においては、上型10に凹部13が設けられる。凹部13は円錐台状に凹設される。凹部13の開口端の直径Dは2mmに設定される。凹部13の側壁の傾斜角度θは80°に設定される。
(実験1)
図17を参照して、実験1においては、溶融ガラス(図示せず)の加圧時における上型10の下端面11と下型20の上端面21との間隔Aは18.0mmに設定される。凹部13の深さHは0.4mmに設定される。この設定条件の下、下記の4種類の溶融ガラスを準備した。
実施例1Aにおいては、粘性が100Poiseの溶融ガラスが準備された。上型10および下型20を使用して、この溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
実施例1Bにおいては、粘性が1.00×10Poiseの溶融ガラスが準備された。上型10および下型20を使用してこの溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
一方、比較例1Aにおいては、粘性が3Poiseの溶融ガラスが準備された。上型10および下型20を使用してこの溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41は凹部13の中をすべて埋め尽くすように濡れ広がった。溶融ガラス41は、領域13R2と接触し、溶融ガラス41は凹部13に完全に転写された。
比較例1Bにおいては、粘性が1.00×10Poiseの溶融ガラスが準備された。上型10および下型20を使用してこの溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込まず、位置決め用の突起は形成されなかった。
実験1の結果から、溶融ガラスの粘性が最適な値に調整されることによって、溶融ガラスが加圧されることによって凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラスと領域13R2とが接触しない状態を得ることができることがわかる。
(実験2)
図18を参照して、実験2においては、加圧される溶融ガラスの粘性は100Poiseに設定される。凹部13の深さHは0.4mmに設定される。この設定条件の下、溶融ガラスの加圧時における上型10の下端面11と下型20の上端面21との間隔Aを、下記の4種類に設定した。
実施例2Aにおいては、間隔Aが18.3mmに設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
実施例2Bにおいては、間隔Aが18.0mmに設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
比較例2Aにおいては、間隔Aが17.5mmに設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41は凹部13の中をすべて埋め尽くすように濡れ広がった。溶融ガラス41は、領域13R2と接触し、溶融ガラス41は凹部13に完全に転写された。
比較例2Bにおいては、間隔Aが18.6mmに設定された。上型10および下型20を使用してこの溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込まず、位置決め用の突起は形成されなかった。
実験2の結果から、溶融ガラスの加圧時における上型10の下端面11と下型20の上端面21との間隔A(すなわち溶融ガラスに対する加圧量)が最適な値に調整されることによって、溶融ガラスが加圧によって凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラスと領域13R2とが接触しない状態を得ることができることがわかる。
(実験3)
図19を参照して、実験3においては、加圧される溶融ガラスの粘性は100Poiseに設定された。溶融ガラスの加圧時における上型10の下端面11と下型20の上端面21との間隔Aは18.0mmに設定された。この設定条件の下、凹部13の深さHを以下の3種類に設定した。
実施例3Aにおいては、凹部13の深さHが0.4mmに設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
実施例3Bにおいては、凹部13の深さHが0.6mm以上に設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41と領域13R2とが接触しない状態が得られた。
比較例3Aにおいては、凹部13の深さHが0.2mmに設定された。上型10および下型20を使用して溶融ガラスを加圧した。溶融ガラスが凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラス41は凹部13の中をすべて埋め尽くすように濡れ広がった。溶融ガラス41は領域13R2と接触し、溶融ガラス41は凹部13に完全に転写された。
実験3の結果から、凹部13の深さHが最適な値に調整されることによって、溶融ガラスが加圧によって凹部13内に入り込んだ後、溶融ガラスと領域13R2とが接触しない状態を得ることができることがわかる。
以上、本発明に基づいた各実施の形態および各実施例について説明したが、今回開示された各実施の形態および各実施例はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 上型、11,111 下端面、12,22,112,122 成形面、13,23,52,113 凹部、13R1,23R1 領域(第1領域)、13R2,23R2 領域(第2領域)、15,25,115,125 保護膜、20,120 下型、21,121 上端面、22R 側壁、30 ノズル、40,41,48,141 溶融ガラス、43 自由曲面、44,144 突起、44A 側壁部、44B 先端、45,145 ガラス光学素子、46,47 光学面、49 ガラスプリフォーム、50 基板、51 発光素子、53 発光装置、110 上型、113R1,113R2 領域、A 間隔、AR,AR20,AR21,AR41 矢印、D 直径、H 深さ、ST1,ST1〜ST4 ステップ。

Claims (6)

  1. ガラス光学素子の製造方法であって、
    上型および下型を準備する工程と、
    前記下型上に溶融ガラスを供給する工程と、
    前記上型および前記下型を使用して前記溶融ガラスを加圧成形する工程と、を備え、
    前記上型または前記下型には、前記ガラス光学素子に位置決め用の突起を形成するための凹部が設けられ、
    前記凹部の表面は、前記溶融ガラスに対する保護膜が形成された第1領域と、前記保護膜が形成されずに前記上型または前記下型が露出している第2領域とを含み、
    前記溶融ガラスを加圧成形する工程においては、前記溶融ガラスが前記凹部内に入り込んだ後、前記溶融ガラスの一部と前記第2領域とが接触しない状態で前記溶融ガラスが加圧成形されることによって、前記ガラス光学素子に位置決め用の前記突起が形成される、ガラス光学素子の製造方法。
  2. 前記溶融ガラスを加圧成形する工程における前記溶融ガラスの前記一部と前記第2領域とが接触しない状態は、前記溶融ガラスの粘性が調整されることによって得られる、
    請求項1に記載のガラス光学素子の製造方法。
  3. 前記溶融ガラスを加圧成形する工程における前記溶融ガラスの前記一部と前記第2領域とが接触しない状態は、前記上型および前記下型の前記溶融ガラスに対する加圧量が調整されることによって得られる、
    請求項1または2に記載のガラス光学素子の製造方法。
  4. 前記溶融ガラスを加圧成形する工程における前記溶融ガラスの前記一部と前記第2領域とが接触しない状態は、前記凹部の深さが調整されることによって得られる、
    請求項1から3のいずれかに記載のガラス光学素子の製造方法。
  5. 前記上型または前記下型には、前記凹部が複数設けられる、
    請求項1から4のいずれかに記載のガラス光学素子の製造方法。
  6. 前記凹部は、前記上型に設けられる、
    請求項1から5のいずれかに記載のガラス光学素子の製造方法。
JP2010258761A 2010-11-19 2010-11-19 ガラス光学素子の製造方法 Expired - Fee Related JP5565285B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258761A JP5565285B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ガラス光学素子の製造方法
US13/288,363 US20120128936A1 (en) 2010-11-19 2011-11-03 Glass optical element and method for manufacturing the same
CN201110363227.9A CN102557394B (zh) 2010-11-19 2011-11-16 玻璃光学元件及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258761A JP5565285B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ガラス光学素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012106895A JP2012106895A (ja) 2012-06-07
JP5565285B2 true JP5565285B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=46064617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010258761A Expired - Fee Related JP5565285B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 ガラス光学素子の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120128936A1 (ja)
JP (1) JP5565285B2 (ja)
CN (1) CN102557394B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529365A (ja) * 2012-09-05 2015-10-05 エレメント,インク. カメラ付きデバイスに関連する生体認証のためのシステム及び方法
WO2014199702A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 コニカミノルタ株式会社 ガラス成形品の製造方法およびガラス成形品の製造装置
JP6494119B2 (ja) 2014-05-13 2019-04-03 エレメント,インク. モバイル装置に接続して電子キーを供給し、アクセスを管理するためのシステムおよび方法
US9965728B2 (en) 2014-06-03 2018-05-08 Element, Inc. Attendance authentication and management in connection with mobile devices
JP6688630B2 (ja) * 2016-02-24 2020-04-28 Hoya株式会社 プレス成形型、及び、光学素子の製造方法
WO2019056004A1 (en) 2017-09-18 2019-03-21 Element, Inc. METHODS, SYSTEMS AND MEDIA FOR DETECTING MYSTIFICATION DURING MOBILE AUTHENTICATION
KR20220004628A (ko) 2019-03-12 2022-01-11 엘리먼트, 인크. 모바일 디바이스를 이용한 안면 인식 스푸핑의 검출
US11507248B2 (en) 2019-12-16 2022-11-22 Element Inc. Methods, systems, and media for anti-spoofing using eye-tracking
CN218620605U (zh) * 2022-06-01 2023-03-14 常州市瑞泰光电有限公司 玻璃产品的成型模具

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1560062A (en) * 1920-03-12 1925-11-03 Capstan Glass Co Method and apparatus for cooling glassware and the like
US2148315A (en) * 1938-03-29 1939-02-21 Gen Electric Electric lamp
US3244497A (en) * 1962-09-27 1966-04-05 Bausch & Lomb Glass press mold structure with temperature regulation
US3796557A (en) * 1972-03-06 1974-03-12 Owens Illinois Inc Precision glass pressing mold and method of molding glass
US3961927A (en) * 1973-03-05 1976-06-08 Pilkington Brothers Limited Apparatus and method for moulding glass objects
US4165974A (en) * 1973-03-16 1979-08-28 Goodwin George I Mold lubricant and method
DE2458233C3 (de) * 1974-12-09 1978-08-24 Villeroy & Boch, Keramische Werke, Kg, 6622 Wadgassen Vorrichtung zum Herstellen von Gläsern nach dem Külbeldrehverfahren
US3973941A (en) * 1974-12-23 1976-08-10 The Nestle Company Inc. Method of producing a blown bottle having means determinative of relationship between the bottle body and the annular position of associated means mounted on the finish
FR2395959A1 (fr) * 1977-06-28 1979-01-26 Corning Glass Works Procede de realisation d'un bec verseur au cours du pressage d'articles en verre, et articles ainsi obtenus
JPS5925732B2 (ja) * 1979-01-26 1984-06-20 株式会社神奈川製作所 ブラウン管の製造装置
US4333756A (en) * 1981-03-09 1982-06-08 Seeman Thomas A Method for producing a pressed glass article
US4361429A (en) * 1981-09-17 1982-11-30 Corning Glass Works Method and apparatus for pressing glass articles
US4902329A (en) * 1988-07-22 1990-02-20 Corning Incorporated Method of using external system for locating the geometric center of an internal lens element
US5180412A (en) * 1991-07-30 1993-01-19 Asahi Glass Company Ltd. Apparatus for forming a glass product and a method for forming a glass product
KR100307861B1 (ko) * 1992-08-20 2001-12-15 요트.게.아. 롤페즈 중공콘제조방법과그방법을수행하기위한장치,그방법에의해제조된콘과그와같은콘으로제공된음극선관
US5738701A (en) * 1995-04-05 1998-04-14 Minolta Co., Ltd. Glass gob production device and production method
JP3664522B2 (ja) * 1995-07-18 2005-06-29 松下電器産業株式会社 光学素子成形型、光学素子成形方法及び光学素子
JPH10330123A (ja) * 1997-05-27 1998-12-15 Asahi Glass Co Ltd ガラス成形用金型及びガラス成形方法
DE19807061C1 (de) * 1998-02-20 1999-09-09 Schott Glas Verfahren zum Herstellen von Trichtern von Bildröhren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP2000247653A (ja) * 1999-02-24 2000-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学素子成形用金型及び光学素子
JP3812287B2 (ja) * 2000-06-01 2006-08-23 コニカミノルタホールディングス株式会社 成形型、成形装置、成形方法、射出成形機、射出圧縮成形機、圧縮成形機及びガラス成形機
JP4194809B2 (ja) * 2002-08-21 2008-12-10 フジノン株式会社 マイクロレンズアレイの成形装置
KR100561861B1 (ko) * 2004-02-11 2006-03-16 삼성전자주식회사 하이브리드 렌즈 어레이 및 그 제조 방법
EP1729950A4 (en) * 2004-02-11 2011-04-27 Diamond Innovations Inc PRODUCT TOOLS AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
JP4371048B2 (ja) * 2004-12-21 2009-11-25 コニカミノルタオプト株式会社 光学ガラス成形用金型及び光学ガラス素子
JP4779861B2 (ja) * 2006-08-07 2011-09-28 コニカミノルタオプト株式会社 ガラス光学素子の製造方法
CN101450835A (zh) * 2007-12-06 2009-06-10 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 模造装置及模压成型方法
JP5121610B2 (ja) * 2008-07-10 2013-01-16 キヤノン株式会社 光学素子の成形方法及び光学素子成形用素材

Also Published As

Publication number Publication date
CN102557394B (zh) 2014-07-30
US20120128936A1 (en) 2012-05-24
CN102557394A (zh) 2012-07-11
JP2012106895A (ja) 2012-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5565285B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
KR20060047529A (ko) 광학 소자 형성 방법 및 형성 장치와 기판과 성형 툴
JP3849669B2 (ja) 光学素子製造方法
JP2006251543A (ja) フレーム一体型光学部品、及びフレーム一体型光学部品の製造方法
CN1807297B (zh) 玻璃成形体的制造方法
US8111470B2 (en) Composite lens and method for manufacturing the same
JP6363609B2 (ja) ガラスの楕円形および球形のシェル型ミラーブランクの成形方法
JP2005320199A (ja) 光学ガラス素子およびその製造方法
US20100242544A1 (en) Optical lens forming mold
JP2007182372A (ja) 構造化された表面を有するガラス部材の製造方法
JP4045833B2 (ja) 光学素子の製造方法
JP2012111658A (ja) ガラス光学素子、その製造方法、および成形用金型
WO2010103968A1 (ja) 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法
JP4231315B2 (ja) ホルダ付光学素子の製造方法
US20080165438A1 (en) Optical lens unit including lens barrel containing lens and method for producing optical lens unit
JP2004279879A (ja) ホルダ付光学素子
JP2007119335A (ja) ガラス塊の製造方法、その製造装置および光学素子の製造方法
US8596093B2 (en) Optical element manufacturing method and optical element
JP4679264B2 (ja) レンズキャップの製造方法
JP2004345880A (ja) 玉枠付レンズの製造方法
WO2012066843A1 (ja) ガラス成形体およびその製造方法
JP4727596B2 (ja) 光学素子成形方法
JP5263164B2 (ja) ガラス成形体の製造方法
JP2012086996A (ja) 成形用型およびガラス成形体の製造方法
WO2012032872A1 (ja) 光学素子およびその製造方法、ならびに光学素子を備えた発光ユニットおよびその組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5565285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees