JP5564388B2 - 車両用灯火器及びそれを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードが実装された基板を有する車両用灯火器及びそれを備えた車両に関する。
従来から、車両のウインカなどに発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を備えた車両用灯火器が広汎に利用されている。
この種の車両用灯火器を備えた車両として、ハンドルパイプの端部に複数の発光ダイオードを有するウインカユニットを設けた電動二輪車が提案されている(特許文献1参照)。
そして、この特許文献1に記載のウインカユニットは、前記ハンドルパイプ内に収納された基板に実装された複数の発光ダイオードをその光軸が前記電動二輪車の車幅方向外側に指向するように配置し、これら発光ダイオードを透明キャップで囲繞した構成となっている。
特開2003−72618号公報
上述した特許文献1に開示されたウインカユニットでは、複数の発光ダイオードが実装された基板をハンドルパイプ内に収納することで基板背面部を隠すことができ、さらに、前記複数の発光ダイオードを透明キャップで囲繞しているので、外観の美観が向上する。
しかしながら、前記複数の発光ダイオードの光軸を電動二輪車の車幅方向外側に向けている構成であり、特に指向性の高い発光ダイオードにあっては、前記複数の発光ダイオードから発光された光における前記電動二輪車の前方からの視認性を高めることが望ましい。
そこで、例えば、該視認性を高める方策として、前記複数の発光ダイオードを電動二輪車の前方又は後方に向けて配置することが考えられる。ところが、この場合、前記発光ダイオード及び前記基板の背面を含む全体を透明キャップ内に配置することになるため、該基板又は発光ダイオードの背面が前記透明キャップを介して視認され易くなる可能性がある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、発光ダイオードから発光された光における車両の前方又は後方からの視認性を向上させることができるとともに、外観の美観を向上させることができる車両用灯火器及びそれを備えた車両を提供することを目的とする。
本願の請求項1で特定される車両用灯火器は、ベース部材(128、256、304、326)と、前記ベース部材(128、256、304、326)に支持された基板(124、248、272)と、前記基板(124、248、272)に実装された発光ダイオード(122)と、前記発光ダイオード(122)及び前記基板(124、248、272)を囲繞するようにして前記ベース部材(128、256、304、326)に取り付けられ、前記発光ダイオード(122)と前記基板(124、248、272)が収納される収納空間(130)を形成する透明なカバー部材(240)と、を備える車両用灯火器であって、前記カバー部材(240)には、前記発光ダイオード(122)の光軸上に該発光ダイオード(122)から発光された光が透過する光透過部(208)が形成され、前記カバー部材(240)のうち前記光透過部(208)以外の部位であって、少なくとも前記基板(124、248、272)における前記発光ダイオード(122)の実装面の裏側を含む部位には、減光又は遮光処理が施され、前記減光又は遮光処理は、前記カバー部材(240)における前記光透過部(208)と対向する背面部(242)に施されていることを特徴とする。
なお、括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号を付けたものに限定して解釈されるものではなく、以下同様である。
本願の請求項2で特定される発明は、請求項1記載の車両用灯火器において、前記減光又は遮光処理は、前記発光ダイオード(122)を挟むようにして前記背面部(242)から前記光透過部(208)まで延在する一対の側面部(244、246)に施されていることを特徴とする。
本願の請求項3で特定される発明は、請求項1又は2記載の車両用灯火器において、前記基板(124、248、272)は、前記発光ダイオード(122)が実装される第1部位(136、274)と、前記第1部位(136、274)に屈曲して連なる第2部位(138、250、276)と、を有し、前記発光ダイオード(122)の実装面の裏側の面における、前記第1部位(136、274)及び前記第2部位(138、250、276)の少なくとも一方に接合した状態で前記基板(124、248、272)を保持し、且つ、前記ベース部材(128、256、304、326)に装着可能に形成された保持部材(126、288、324)を備えることを特徴とする。
本願の請求項4で特定される発明は、請求項3記載の車両用灯火器において、前記基板(124、248、272)は、前記第1部位(136、274)に屈曲して連なり、且つ、前記保持部材(126、288、324)を挟んで前記第2部位(138、250、276)に対向する第3部位(140、278)を有していることを特徴とする。
本願の請求項5で特定される発明は、請求項4記載の車両用灯火器において、前記基板(248)の一部には、意匠模様(251)が描かれていることを特徴とする。
本願の請求項6で特定される発明は、請求項5記載の車両用灯火器において、前記意匠模様(251)は、前記第2部位(250)及び前記第3部位(140)の少なくとも車両上方へ向く方に描かれていることを特徴とする。
本願の請求項7で特定される発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の車両用灯火器において、前記ベース部材(128)と前記カバー部材(132)との境界部は、平面視で前記発光ダイオード(122)に向かうに従って前記ベース部材(128)側に傾斜していることを特徴とする。
本願の請求項8で特定される発明は、請求項7記載の車両用灯火器において、
前記発光ダイオード(122)は、平面視で前記カバー部材(132)上に位置していることを特徴とする。
本願の請求項9で特定される発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用灯火器において、前記発光ダイオード(122)は、所定の配光性能を有していることを特徴とすることを特徴とする。
本願の請求項10で特定される車両は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用灯火器を備えることを特徴とする。
本願の請求項1で特定される発明によれば、基板を収納空間内に収納した状態で発光ダイオードを透明なカバー部材で囲繞し、前記カバー部材のうち光透過部以外の部位の少なくとも一部に減光又は遮光処理を施している。そのため、前記発光ダイオードの光軸が車両の前方又は後方に指向するように車両用灯火器の向きを設定し、前記発光ダイオード及び前記基板の背面を含む全体をカバー部材で囲繞するようにしても、カバー部材を介して前記基板又は該発光ダイオードの背面を視認され難くすることができる。これにより、前記発光ダイオードから発光された光における車両の前方又は後方からの視認性を向上させることを可能としながら、発光ダイオード及び基板の全体を単一のカバー部材で覆った新規な外観を得ることができる上に、美観も向上させることができる。また、カバー部材における背面部に減光又は遮光処理を施しているので、単一カバー部材でもって基板又は発光ダイオードの背面を視認され難くすることができる。

本願の請求項2で特定される発明によれば、カバー部材における一対の側面部に減光又は遮光処理を施しているので、単一カバー部材でもって基板又は発光ダイオードの背面を確実に視認され難くすることができる。
本願の請求項3で特定される発明によれば、基板における第1部位の一方の面に発光ダイオードを実装するとともに、前記第1部位に屈曲して第2部位が連なっているので、基板を平面的に大型化することなしに該第2部位から前記発光ダイオードで発生した熱を積極的に放熱させることができる。これにより、前記第1部位のみで構成された基板と比較して小型で且つ放熱効率も高めることができる。
また、前記基板を保持する保持部材がベース部材に装着可能となっている、言い換えると、前記基板及び前記保持部材をユニット化した状態で前記ベース部材に装着可能となっているので、前記ベース部材の形状を前記基板の形状に対応させる必要がない。よって、前記基板の形状とは異なる形状のベース部材であっても、同じ基板及び保持部材を用いることができ、車両用灯火器の汎用性を向上させることができる。
さらに、前記保持部材は、前記第1部位及び前記第2部位における裏側の面の少なくとも一方に接触した状態で前記基板を保持しているので、前記基板と前記保持部材をユニット化した状態でコンパクトにまとめることができる。これにより、小型化を図ることもできる。
本願の請求項4で特定される発明によれば、第1部位に屈曲して第3部位が連なっているので、該第3部位からも発光ダイオードから発生した熱を積極的に放熱させることができる。これにより、前記基板の放熱効率を一層高めることができる。また、前記第3部位が保持部材を挟んで第2部位に対向しているので、前記基板を前記保持部材の周囲に効率良く配設することができ、前記保持部材と前記基板をユニット化した状態で小型化を維持することができる。
本願の請求項5で特定される発明によれば、基板の一部に意匠模様を描いているので、該基板の外観の美観を向上させることができる。これにより、カバー部材を介して該基板が視認された場合であっても、車両用灯火器の外観の美観が損なわれることを抑えることができる。
本願の請求項6で特定される発明によれば、カバー部材を介して特に視認され易い第2部位及び第3部位の少なくとも車両上方へ向く方に意匠模様を描いているので、車両用灯火器の外観の美観が損なわれることを効果的に抑えることができる。
本願の請求項7で特定される発明によれば、ベース部材とカバー部材との境界部が平面視で発光ダイオードに向かうに従って前記ベース部材側に傾斜しているので、基板の一部を前記ベース部材にて覆い隠すことができる。これにより、前記基板を一層視認され難くすることができる。
本願の請求項8で特定される発明によれば、発光ダイオードが平面視でカバー部材上に位置しているので、前記発光ダイオードから発光された光がベース部材によって遮光されることを好適に抑えることができる。
本願の請求項9で特定される発明によれば、発光ダイオードが所定の配光性能を有しているので、透過性のカバー部材に配光性能を持たせる必要がなくなり、該カバー部材の汎用性を向上させることができる。
本願の請求項10で特定される発明によれば、上述した請求項1〜9に記載した効果と同様の効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の一部透視左側面図である。 図1に示す自動二輪車の車体カバーを示す左側面図である。 左側のフロントウインカの斜視図である。 図3のA視図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 発光ダイオードが実装された基板を保持部材に取り付けた状態を示す斜視図である。 ベース部材の内部を示す斜視図である。 発光ダイオード点灯回路の一例を示すブロック図である。 第2構成例に係る左側のフロントウインカの斜視図である。 図10のB視図である。 第2構成例に係る左側のフロントウインカを構成する基板の変形例を示す斜視図である。 第3構成例に係る左側のフロントウインカの正面図である。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 第4構成例に係る左側のフロントウインカの斜視図である。 図15に示すフロントウインカの断面図である。 第4構成例に係る左側のフロントウインカを構成する保持部材の変形例を示す斜視図である。 第4構成例に係る左側のフロントウインカを構成するベース部材の変形例を示す断面図である。
以下、本発明に係る車両用灯火器について、この車両用灯火器が組み込まれる車両である自動二輪車との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係る自動二輪車10について説明する。本実施形態に係る自動二輪車10は、スクータ型の自動二輪車を例示して説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、オンロード型、オフロード型等の自動二輪車であってもよい。なお、図1では、説明の便宜上、車体カバー78を仮想線(二点鎖線)で表示している。また、自動二輪車10において、車体の左右に1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素については、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付すものとする。
図1及び図2に示すように、自動二輪車10は、車体を構成する車体フレーム14と、操舵輪である前輪WFと、駆動輪である後輪WRと、前輪WFを操舵するハンドル16と、運転者が着座するフロントシート18と、同乗者が着座するリアシート20とを備える。
車体フレーム14は、前輪WFを回転自在に軸支する一対のフロントフォーク22L、22Rと、フロントフォーク22L、22Rに連結されてハンドル16を操作自在に支持するヘッドパイプ24と、ヘッドパイプ24の上部に連設されて後下がりに延びる一対のメインフレーム26L、26Rと、ヘッドパイプ24の下部に連設されて後下がりに延び、次いで略下に延び、最後に後方に延びてメインフレーム26L、26Rの後端に連結される一対のダウンフレーム28L、28Rと、各メインフレーム26L、26Rの中間部から後上がりに車両後部へ延びる一対のシートレール30L、30Rと、各メインフレーム26L、26Rの後端と各シートレール30L、30Rの中間部とを連結する一対のミドルフレーム32L、32Rとを有している。
メインフレーム26L、26Rとダウンフレーム28L、28Rとにより囲まれる空間には、燃料タンク34が配置されている。また、燃料タンク34の上方で、一対のメインフレーム26L、26Rの間には、第1クロスメンバ36が掛け渡され、燃料タンク34の下方で、一対のダウンフレーム28L、28Rの間には、第2クロスメンバ38が掛け渡されている。一対のシートレール30L、30Rの中間部の間には、第3クロスメンバ40が掛け渡され、一対のシートレール30L、30Rの後端の間には、第4クロスメンバ42が掛け渡されている。
シートレール30Lとミドルフレーム32Lの間にはピボットプレート44Lが、及び、シートレール30Rとミドルフレーム32Rの間には、ピボットプレート44Rがそれぞれ掛け渡されている。一対のピボットプレート44L、44Rの間には、リンク部材46を介してユニットスイングエンジンUEを揺動可能に軸支するピボット軸48が設けられている。
ユニットスイングエンジンUEは、フロントシート18及びリアシート20の下方に位置しており、シリンダ軸線を略水平とした水冷式のエンジンEと、エンジンEの出力を伝達ベルト及びプーリによって無段階に変速して後輪WRに伝達するベルト式の無段階変速機Mとを備えている。
無段階変速機Mは、変速用のアクチュエータとしての図示しない電動モータの作動に応じてクランクシャフト側の可動プーリを駆動し、変速比を無段階に変化させる。無段階変速機Mの変速機ケース50は、エンジンEにおけるクランクケース52の左側にエンジンEから張り出すようにして連設され、後輪WRの左側まで延設されている。エンジンEの上方には、スロットルボディ54を介してエアクリーナユニット56が接続され、エンジンEの下方には、車両後方に延びる排気管58が接続され、排気管58の後端には、マフラー60が接続されている。
ユニットスイングエンジンUEの後端における両側面部と、一対のシートレール30L、30Rの後端との間には、一対のリアクッションユニット62L、62Rが設けられている。ユニットスイングエンジンUEは、ピボット軸48により軸支されるとともに、その後端にはリアクッションユニット62L、62Rが設けられており、パワーユニットとしての機能に加え、後輪WRを揺動可能に支持するスイングアームとしての機能も有している。
また、ユニットスイングエンジンUEの下部には、メインスタンド64が取り付けられている。なお、ダウンフレーム28Lには、サイドスタンド66が取り付けられている。
前輪WFの後方においてダウンフレーム28L、28Rの前方には、エンジンEの冷却水を冷却するラジエータ68が設けられ、ラジエータ68の近傍には、前記冷却水のリザーバタンク70が設けられている。また、燃料タンク34の内部には、スロットルボディ54に燃料を供給する燃料ポンプ74が設けられている。
一対のメインフレーム26L、26Rの間、及び、一対のシートレール30L、30Rの間には、乗員用のヘルメット等の荷物を収納可能な収納ボックス76が設けられている。収納ボックス76は、一対のシートレール30L、30Rの間に掛け渡されるようにして設けられ、燃料タンク34の上方からユニットスイングエンジンUEの上方にかけて延在している。なお、上述したフロントシート18及びリアシート20は、収納ボックス76に対して開閉可能に設けられ、収納ボックス76の蓋として機能する。
このような自動二輪車10は、車両前後方向にかけて車体カバー78で覆われている。車体カバー78は、ヘッドパイプ24の前部及び前輪WFの上部を覆うフロントカバー80と、フロントカバー80の左右両側に連結されてヘッドパイプ24の側部を覆う一対の上部サイドカバー82L、82Rと、上部サイドカバー82L、82Rの下部に連結されて車体フレーム14の前部の下部を覆い、フロントシート18に着座した運転者の脚の前方を覆うレッグシールドを兼ねる一対の下部サイドカバー84L、84Rと、上部サイドカバー82L、82R及び下部サイドカバー84L、84Rに連結されて後方に向けて延在する一対のフロアステップ86L、86Rと、フロアステップ86L、86Rの下部に連結される一対のフロアスカート88L、88Rと、車体フレーム14の中央の下面を覆うアンダカバー90とを備えている。
また、車体カバー78は、ヘッドパイプ24の上方を覆うメータパネル92と、ヘッドパイプ24を後方側から覆うようにして上部サイドカバー82L、82Rのそれぞれに連結されるインナカバー94とを備えている。メータパネル92には、エンジンEを始動又は停止させるためのイグニッションスイッチ95が配設されている。なお、フロアスカート88L、88Rの後部には、リアシート20に着座した同乗者が足を置く一対のタンデムステップ96L、96Rが設けられている。
さらに、車体カバー78は、フロントシート18の下方に設けられる一対のシート下カバー98L、98Rと、シートレール30L、30Rに沿うように延在して車体フレーム14の側面を覆う一対のボディカバー100L、100Rと、ボディカバー100L、100Rの後端から後下がりに延びるボディカバースカート102とを備えている。
ボディカバースカート102の後端には、後輪WRを後方から覆うリアフェンダ104が取り付けられている。また、リアシート20の下方には、一対のグラブレール106L、106Rが取り付けられている。これにより、リアシート20に着座した同乗者は、グラブレール106L、106Rを把持することで体を支えることができる。
フロントフォーク22L、22Rには、前輪WFを上方から覆うフロントフェンダ108が固定されている。フロントカバー80の前部には、ヘッドライトユニット110が設けられている。ヘッドライトユニット110の後方に位置する下部サイドカバー84L、84Rには、車幅方向外側に向けて突出するようにして一対のフロントウインカ(車両用灯火器)112L、112Rが設けられている。ボディカバースカート102には、フロントウインカ112L、112Rと同一構造である一対のリアウインカ(車両用灯火器)114L、114Rが設けられている。また、ハンドル16には、一対のバックミラー116L、116Rと、フロントウインカ112L、112R及びリアウインカ114L、114Rを操作するためのウインカスイッチ120とが設けられている。
次に、フロントウインカ112L、112R及びリアウインカ114L、114Rの構成について説明する。なお、フロントウインカ112Rは、フロントウインカ112Lを左右対称にした構造であり、リアウインカ114Lは、フロントウインカ112Lを車両前後方向に反転させた構成であり、リアウインカ114Rは、フロントウインカ112Rを車両前後方向に反転させた構成である。そのため、以下の説明では、フロントウインカ112Lの構成を代表として説明し、フロントウインカ112R及びリアウインカ114L、114Rの構成の詳細な説明を省略する。
図3〜図5に示すように、フロントウインカ112Lは、光源としての複数(図では4つ)の発光ダイオード122、122、122、122と、前記複数の発光ダイオード122、122、122、122が実装された基板124と、前記基板124が取り付けられる保持部材126と、前記保持部材126が装着されるベース部材128と、前記ベース部材128に取り付けられることにより基板124及び保持部材126を収納可能な収納室(収納空間)130が形成され、且つ、前記複数の発光ダイオード122、122、122、122から発光する光が透過するカバー部材132と、前記ベース部材128に設けられる接続部材134とを備える。
複数の発光ダイオード122、122、122、122のそれぞれは、図示しないダイオードチップが埋め込まれた光透過性の樹脂からなるレンズ121と、該レンズ121及び前記ダイオードチップの両端に接続された両端子123a、123bを保持する樹脂製のベース125とからなる構成にされ、前記ダイオードチップから発光され前記レンズ121を透過した配光が、該レンズ121の形状に基づき所定の配光性能を有するように構成されている(図5参照)。
結果として、前記フロントウインカ112Lは、前記各発光ダイオード122、122、122、122の前記各ダイオードチップから発光され前記各レンズ121、121、121、121を透過した配光が、法令に沿う視認範囲等を備える所定の配光性能を有することとなる。これにより、カバー部材132に配光性能を持たせる必要がなくなるので、カバー部材132の汎用性を向上させることができる。
基板124は、放熱性を有する金属等で構成されており、複数の発光ダイオード122、122、122、122が所定間隔離間した状態で一方向に並んで実装される第1部位136と、前記第1部位136に対して前記発光ダイオード122、122、122、122とは反対側に車両上方側に面が向くように略直角に屈曲して連なる第2部位138と、前記第1部位136に対して車両下方側に面が向くように略直角に屈曲して連なるとともに前記第2部位138に対向する第3部位140とを有している(図6参照)。つまり、基板124は、複数の発光ダイオード122、122、122、122の並び方向に沿って延在し、断面コ字状(断面略U字状)に形成されている。また、基板124は、複数の切欠部が形成されることにより所定の形状パターンとなっている。
図7に示すように、第2部位138のうち第1部位136とは反対側(車両後方側)の端部には、複数の発光ダイオード122、122、122、122に流れる電流を制限する抵抗器142が設けられている。これにより、抵抗器142を第1部位136に設けた場合と比較して抵抗器142から複数の発光ダイオード122、122、122、122への熱伝導を抑えることができる。
抵抗器142は、第2部位138の切欠部に位置する抵抗器本体144と、抵抗器本体144から延伸して第2部位138に電気的に接続する一対の端子146、146とを有する。また、第2部位138には、基板124を保持部材126に保持するための複数の孔148a、148b、148c、148dが形成されている。
第2部位138の一方の端部には、複数の発光ダイオード122、122、122、122に電力を供給するためのハーネス150中、一のハーネス152aが電気的に接続され、第3部位140の一方の端部には、前記ハーネス150中、他のハーネス152bが電気的に接続される。これにより、一のハーネス152aと他のハーネス152bとが接触することを抑えることができる。また、ハーネス150を基板124に対して接続し易くなる。
保持部材126は、樹脂等で構成されており、平面視で長方形状に形成された板状の基部154(図5参照)と、前記基部154の短手方向の両端部に設けられ、且つ、該基部154の長手方向に延びた一対の側板156、158と、前記一対の側板156、158の間に位置して該側板156、158の長手方向に延在する筒部(第1係止部)160と、前記一対の側板156、158の間に位置して該側板156、158の短手方向に延在する一対の円筒部(第2係止部)162、164とを有する。
一対の側板156、158は、基部154と一体的に形成されている。一対の側板156、158における長手方向の一端部同士は、補助板166を介して連続しており、一対の側板156、158における長手方向の他端部のそれぞれは、平面視で三角形状となっている。
側板156の外面(側板158とは反対側に位置する面)には、上述した基板124の第2部位138に形成された複数の孔148a、148b、148c、148dに嵌合可能な複数の突起168a、168b、168c、168dが形成されている。また、側板156の外面における長手方向の略中央には、抵抗器本体144の一部が配置可能な凹部170が形成されている。
筒部160の長さは、側板156、158の幅(短手方向の長さ)よりも長く形成されている。また、筒部160は、円筒状に形成された筒部本体172と、筒部本体172の外周面から基部154側に張り出した張出部174とを含む。つまり、筒部160は、その断面の外形が略D字状となっている。筒部160の一端は、補助板166の端面に対して突出しており、筒部160の他方の端部は、円筒部164に連続している(図5参照)。また、筒部160の内部は、ねじ部材176が螺合可能なねじ穴178となっている。なお、基部154の一端は、筒部160の一端に対して若干突出している。
円筒部162は、基部154に連続するとともに、その外周部が側板156及び側板158に連続している(図7参照)。また、円筒部162のうち前記基部154とは反対側(車両後方側)の端面は、側板156の側面及び側板158の側面に対して面一となっている。円筒部162の内部は、後述するねじ部材268a(図14参照)が螺合可能なねじ穴180となっている。なお、円筒部164は、円筒部162と同一構成であるので、その詳細な説明を省略するが、円筒部164の内部は、後述するねじ部材268b(図14参照)が螺合可能なねじ穴182となっている。
一対の円筒部162、164は、基部154の長手方向において、側板156、158の他端(車両左側)から円筒部162までの間隔、円筒部162と円筒部164の間隔、及び円筒部164から補助板166までの間隔が等しくなるように配置されている。この理由は後述する。
ベース部材128は、樹脂等で構成されており、図3〜図5及び図8に示すように、略楕円筒状に形成されたベース部材本体184と、前記ベース部材本体184の内部を仕切るようにして設けられた固定板186とを有する。
ベース部材本体184の下面には、後述する接続部材134のねじ穴216に螺合する図示しないねじ部材が挿通する孔188が形成されている(図4参照)。また、ベース部材本体184の他端(車両左側)は、その短軸方向からの平面視で該ベース部材本体184の延在方向に傾斜している。言い換えれば、ベース部材本体184の他端は、その短軸方向からの平面視で上述した複数の発光ダイオード122、122、122、122の光軸方向に向かうに従って固定板186側に傾斜している。
固定板186は、ベース部材本体184と一体的に形成され、第1固定部位190と、前記第1固定部位190よりも該ベース部材本体184の他方の側(車両左側)に位置する第2固定部位192と、前記第1固定部位190と前記第2固定部位192とを接続する中間部位194とを有する。
第1固定部位190には、一対のハーネス取り出し口196a、196bが前記ベース部材本体184の短軸方向に沿って並んで形成されている。ハーネス取り出し口196aには上述したハーネス150中、一のハーネス152aが挿通し、ハーネス取り出し口196bには前記ハーネス150中、他のハーネス152bが挿通する。
第2固定部位192には、ベース部材本体184の他方の側(車両左側)に突出した台座198が形成されている。台座198には、通気孔200が形成されるとともに、該通気孔200を覆うように通気シート202が接着剤等によって貼り付けられている。
通気シート202は、空気の透過を許可するとともに水の透過を阻止するように構成されている。これにより、通気孔200を介して外部から収納室130内に水が流入することを抑えることができるとともに、収納室130内と外部とを連通させることができる。
また、第2固定部位192には、保持部材126の筒部160の形状に対応した形状(略D字形状)の孔部204と、ベース部材本体184の短軸方向に前記孔部204を挟むように位置し、且つ、ベース部材本体184の他方の側に突出した一対のガイド部206a、206bとが形成されている。
孔部204は、平面視でハーネス取り出し口196a、196bと台座198の略中間に位置している。また、ガイド部206a、206bのそれぞれは、中間部位194から台座198側に向けて略平行に延びている。ガイド部206a及び孔部204の間隔とガイド部206b及び孔部204の間隔は、任意に設定可能であるが、孔部204の大きさよりも狭く設定されている。
カバー部材132は、透明な樹脂等で有底筒状に形成されており、ベース部材本体184の他端(車両左側)に接着剤や溶着等で装着可能となっている。また、カバー部材132には、ベース部材本体184に装着された状態で、複数の発光ダイオード122、122、122、122の光軸上に該発光ダイオード122、122、122、122から発光された光が透過する光透過部208が形成されている(図3参照)。
接続部材134は、ゴム等の振動を吸収する材料で構成される接続部材本体210と、前記接続部材本体210に埋め込まれたインサートナット212とを有する。接続部材本体210は、ベース部材本体184の一方の側の開口部に嵌合可能な形状に形成されている。
また、接続部材本体210には、一のハーネス152aが挿通する挿通孔214aと、他のハーネス152bが挿通する挿通孔214bとが形成されるとともに、その下面に固定用のねじ穴216が形成されている。なお、挿通孔214aと挿通孔214bは、共通の(1つの)挿通孔としてもよい。挿通孔214a、214bのうちベース部材128が位置する側とは反対側の開口部には、カラー部材218が装着されている。
次に、フロントウインカ112Lの組み立て手順について説明する。先ず、複数の発光ダイオード122、122、122、122が実装された基板124を保持部材126に取り付ける。具体的には、抵抗器本体144の一部を側板156の凹部170に配置するとともに、第2部位138の複数の孔148a、148b、148c、148dを複数の突起168a、168b、168c、168dに嵌め込む。これにより、基板124を保持部材126に対して容易に保持することができる。
このとき、抵抗器本体144の一部を保持部材126の凹部170に配置しているので、基板124と保持部材126とをユニット化した状態でコンパクトにすることができる。また、基板124を保持部材126に取り付ける際に、抵抗器本体144及び凹部170を位置決め手段として利用することもできる。さらに、抵抗器本体144から発生する熱を保持部材126に好適に逃がすことができるので、基板124の放熱効率を高めることができる。
なお、第2部位138の複数の孔148a、148b、148c、148dから突出する突起部168a、168b、168c、168dの上端部のそれぞれを加熱して潰してもよい。この場合、基板124を保持部材126に強固に保持することができる。
そして、図6から諒解されるように、基板124を保持部材126に保持した状態では、第1部位136における複数の発光ダイオード122、122、122、122が実装された面の反対側の面(裏面)136aが基部154の外面154aに接触し、第2部位138における前記裏面136aに連なる面138aが側板156の外面156aに接触し、第3部位140における前記裏面136aに連なる面140aが側板158の外面158aに接触することとなる。これにより、基板124と保持部材126をユニット化した状態で一層コンパクトにまとめることができる。
続いて、複数の発光ダイオード122、122、122、122が第1固定部位190が位置する側に位置するように保持部材126をベース部材128に装着する。具体的には、先ず、保持部材126の筒部160の一端部をガイド部206a、206bで案内しながら第2固定部位192に形成された孔部204に嵌合させるとともに、第2固定部位192のうち孔部204と中間部位194の間に位置する部位を基部154の一部(脚部)154b及び筒部160の間の隙間に嵌合させる。次いで、ねじ部材176を筒部160のねじ穴178に螺合させることにより、固定板186と保持部材126とを締結する。
このとき、筒部160の断面形状の外形と孔部204の形状が略D字状となっているので、前記ねじ部176をねじ穴178に螺合する際に、保持部材126が固定板186に対して回転することはない。そのため、保持部材126とベース部材128との位置関係がずれることを抑えることができる。従って、保持部材126をベース部材128に対して精度良く装着することができる。
その後、一のハーネス152aを第2部位138に電気的に接続するとともに、他のハーネス152bを第3部位140に電気的に接続する。なお、前記一のハーネス152aと前記他のハーネス152bは、保持部材126とユニット化していてもよい。そして、接続部材134をベース部材本体184の一方の開口部に嵌合し、ねじ部材(不図示)を接続部材本体210のねじ穴216に螺合させることにより、ベース部材128と接続部材134とを締結する。
そして、図5に示すように、筒部160と台座198の間の空間と、中間部位194とベース部本体184の間の空間に樹脂材料Mを充填する(樹脂モールドを施す)。これにより、一対のハーネス取り出し口196a、196b及び孔部204を介して外部から収納室130内に水が流入することを抑えることができる。
また、カバー部材132をベース部材128の他端に取り付ける。この状態において、平面投影視で4つの発光ダイオード122、122、122、122の全てがカバー部材132上に位置することとなる。これにより、発光ダイオード122、122、122、122から発光される光がベース部材128によって遮光されることがない。
このようにして組み立てられたフロントウインカ112Lは、発光ダイオード122、122、122、122の光軸が車両前方に指向する。
次に、フロントウインカ112L、112R、リアウインカ114L、114R、及び、メータパネル92に設けられる図示しない点灯確認用インジケータのそれぞれの発光ダイオード122…122の点灯回路220について説明する。
図9に示すように、点灯回路220は、フロントウインカ112Lに対応するフロントウインカ回路224Lと、フロントウインカ112Rに対応するフロントウインカ回路224Rと、リアウインカ114Lに対応するリアウインカ回路226Lと、リアウインカ114Rに対応するリアウインカ回路226Rと、左側インジケータ回路228Lと、右側インジケータ回路228Rとを備える。
フロントウインカ回路224Lは、直列に接続された4つの発光ダイオード122、122、122、122に対して抵抗器142を直列に接続することにより構成されている。なお、フロントウインカ回路224R及びリアウインカ回路226L、226Rは、フロントウインカ回路224Lと同一構成であるため、その詳細な説明を省略する。
左側インジケータ回路228Lは、1つの抵抗器230と、その抵抗器230に接続された1つの発光ダイオード232を有している。なお、右側インジケータ回路228Rは、左側インジケータ回路228Lと同一構成であるため、その詳細な説明を省略する。
また、点灯回路220は、バッテリ234、イグニッションスイッチ95、ウインカスイッチ120、及び、制御部236をさらに備える。ウインカスイッチ120は、左オン、右オン、及び、オフの3つの状態に切り換え可能に構成されている。制御部236は、運転者がウインカスイッチ120を左オン・右オン・オフ操作することで、フロントウインカ回路224L、224R及びリアウインカ回路226L、226Rに対応する発光ダイオード122…122と、左右インジケータ回路228L、228Rに対応する発光ダイオード232、232と点灯又は非点灯する。
以上にように構成される点灯回路220では、運転者がイグニッションスイッチ95を操作して自動二輪車10のエンジンEを始動させた状態で、ウインカスイッチ120を左オンにすると、制御部236は、バッテリ234からの電流を間欠的にフロントウインカ回路224L、リアウインカ回路226L、及び、左側インジケータ回路228Lに流すべくドライバ237Lを駆動する。これにより、フロントウインカ回路224L及びリアウインカ回路226Lに対応する発光ダイオード122…122と、左側インジケータ回路228Lに対応する発光ダイオード232が点灯することとなる。
一方、運転者がウインカスイッチ120を右オンにすると、制御部236は、バッテリ234からの電流を間欠的にフロントウインカ回路224R、リアウインカ回路226R、及び、右側インジケータ回路228Rに流すべくドライバ237Rを駆動する。これにより、フロントウインカ回路224R及びリアウインカ回路226Rに対応する発光ダイオード122…122と、右側インジケータ回路228Rに対応する発光ダイオード232が点灯することとなる。
そして、ウインカスイッチ120をオフにすると、制御部236は、フロントウインカ回路224L、224R、リアウインカ回路226L、226R、及び、左右インジケータ回路228L、228Rへの間欠的な電流供給を停止する。
以上のように、フロントウインカ112Lによれば、基板124の第1部位136に複数の発光ダイオード122、122、122、122を実装するとともに、前記第1部位136に屈曲して第2部位138及び第3部位140が連なっているので、言い換えると、基板124が断面略コ字状に形成されているので、前記複数の発光ダイオード122、122、122、122から発生した熱を第2部位138及び第3部位140から好適に放熱させることができる。これにより、第1部位136のみで構成された基板と比較して放熱効率を高めることができる。
また、フロントウインカ112Lでは、基板124が取り付けられた保持部材126をベース部材128の固定板186に固定している、言い換えると、基板124及び保持部材126をユニット化した状態で固定板186に固定しているので、ベース部材128の形状を基板124の形状に対応させる必要がない。よって、基板124の形状とは異なる形状のベース部材128であっても対応することができるので、汎用性を向上させることができる。
さらに、保持部材126の筒部160をベース部材128の孔部204に嵌合することにより回り止め手段として機能させているので、回り止め手段を筒部160とは別に設けた場合と比較してフロントウインカ112Lをコンパクトにすることができる。
さらにまた、第2固定部位192のうち孔部204と中間部位194の間に位置する部位を保持部材126の基部154の一部154bと筒部160の隙間に嵌合させているので、保持部材126をベース部材128に対して強固に支持することができる。
フロントウインカ112Lでは、平面視で孔部204を挟むようにしてハーネス取り出し口196a、196bと通気孔200とが配置されているので、保持部材126とハーネス150とを収納室130内に効率良く配置することができる。また、孔部204の周囲に適度なスペースが形成されているので、保持部材126の筒部160を孔部204に嵌合し易くなる。
上述した自動二輪車10において、フロントウインカ112Lに代えて、図10及び図11に示す第2構成例に係るフロントウインカ238Lを採用してもよい。第2構成例に係るフロントウインカ238Lでは、上述したフロントウインカ112Lと共通する構成には同一の参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、後述する第3構成例に係るフロントウインカ254L及び第4構成例に係るフロントウインカ270Lについても同様である。
このフロントウインカ238Lは、カバー部材240の構成がフロントウインカ112Lと相違する。すなわち、このフロントウインカ238Lにおいて、カバー部材240には、光透過部208と対向する背面部242と、前記発光ダイオード122、122、122、122を車両上下方向から挟むようにして前記背面部242から前記光透過部208まで延在する一対の側面部244、246とに減光処理又は遮光処理が施されている。
減光処理又は遮光処理の方法としては、例えば、塗装、シボ加工、又は、スモーク加工などを利用すればよい。この場合、発光ダイオード122、122、122、122の光軸を車両前方に指向させた状態で、カバー部材240を介して基板124の第2部位138、第3部位140、又は、保持部材126等を視認され難くすることができる。これにより、発光ダイオード122、122、122、122から発光された光における車両前方からの視認性を向上させることができるとともに、フロントウインカ238Lの外観の美観を向上させることができる。
第2構成例に係るフロントウインカ238Lでは、カバー部材240のうち光透過部208以外の部位の少なくとも一部に減光処理又は遮光処理を施せばよい。すなわち、カバー部材240の背面部242、側面部244、又は、側面部246に対してのみ減光処理又は遮光処理を施した場合であってもカバー部材240を介して基板124の第2部位138、第3部位140、又は、保持部材126等を視認され難くすることができる。
第2構成例に係るフロントウインカ238Lにおいて、基板124の変形例として、図12に示す基板248を採用してもよい。この基板248は、第2部位250に所定の意匠模様(例えば、「HONDA」の文字)251が描かれるように複数の切欠部が形成されている。なお、該基板248では、抵抗器252が第2部位250の他端部に位置している。
変形例に係る基板248によれば、該基板248の外観の美観が向上する。そして、車両上方又は車両後方から視認され易い第2部位250に意匠模様251を描いているので、カバー部材240を介して該基板248が視認されたとしても、フロントウインカ238Lの外観の美観が損なわれることを効果的に抑えることができる。
この変形例に係る基板248は、前記意匠模様251を第2部位に代えて第3部位に描いてもよいし、該意匠模様251を第2部位及び第3部位の両方に描いてもよい。また、意匠模様251は、文字に限られず、絵や図柄であってもよい。
上述した自動二輪車10において、フロントウインカ112Lに代えて、図13及び図14に示す第3構成例に係るフロントウインカ254Lを採用してもよい。このフロントウインカ254Lは、ベース部材256とカバー部材258の構成がフロントウインカ112Lと相違する。すなわち、ベース部材256は、平板状に形成された固定板260と、前記固定板260に立設された立設部262とを有する。
固定板260は、ねじ部材263、263を介して下部サイドカバー84L等に固定される。また、固定板260の中央部近傍には、一対の凹部264a、264bが離間して形成されており、凹部264aには挿通孔266aが形成されており、凹部264bには挿通孔266bが形成されている。そして、挿通孔266aを介してねじ部材268aを保持部材126の円筒部162のねじ穴180に螺合するとともに、挿通孔266bを介してねじ部材268bを保持部材126の円筒部164のねじ穴182に螺合することにより、保持部材126と固定板260とを締結している。
立設部262は、保持部材126の一端部を覆うように形成されている。また、カバー部材258は、複数の発光ダイオード122、122、122、122を囲繞するように構成されている。
第3構成例に係るフロントウインカ254Lによれば、保持部材126の円筒部162のねじ穴180にねじ部材268aを螺合するとともに、保持部材126の円筒部164のねじ穴182にねじ部材268bを螺合しているので、保持部材126を固定板260に対して精度良く装着することができる。
また、上述したように、一対の円筒部162、164は、基部154の長手方向において、側板156、158の他端から円筒部162までの間隔、円筒部162と円筒部164の間隔、及び円筒部164から補助板166までの間隔が等しくなるように配置されているので、円筒部162、164を基部154の長手方向において片寄って配置した場合と比較して、保持部材126をバランス良く支持することができる。
第3構成例に係るフロントウインカ254Lでは、保持部材126の構造が第1構成例に係るフロントウインカ112Lと同一である。そして、保持部材126は、筒部160及び一対の円筒部162、164を有しているので、異なる形状のベース部材(例えば、ベース部材128とベース部材256)に対して容易に取り付けることが可能である。よって、保持部材126の汎用性が向上する。
上述した自動二輪車10において、フロントウインカ112Lに代えて、図15及び図16に示す第4構成例に係るフロントウインカ270Lを採用してもよい。このフロントウインカ270Lにおいて、基板272は、幅広で全長が短い第1部位274と、第1部位274に対して略直角に屈曲して連なる幅狭の第2部位276と、第1部位274に対して略直角に屈曲し、且つ、第2部位276に対向する幅狭の第3部位278とを有する。なお、基板272は、フロントウインカ112Lの基板と異なる形状パターンとなっている。
第1部位274の外面(第2部位276及び第3部位278から離間する側の面)には、その延在方向に所定間隔離間して設けられた2つの発光ダイオード122、122が2列配置されている。つまり、第1部位274の外面には4つの発光ダイオード122、122、122、122が実装されている。
第1部位274の一端部には、一対のリード部280a、280bが延伸しており、リード部280aにはハーネス150中、一のハーネス152aが、リード部280bにはハーネス150中、他のハーネス152bがそれぞれ電気的に接続している。なお、第1部位274には、基板272を保持部材288に保持するための一対の孔282a、282bが形成されている(図16参照)。
第2部位276のうち第1部位274とは反対側の端部には、リード部280a、280bが位置する側にややオフセットした位置に抵抗器284が設けられている。第3部位278のうち第1部位274とは反対側の端部には、リード部280a、280bとは反対側にややオフセットした位置に抵抗器286が設けられている。
保持部材288は、略直方体状に形成された基部290と、基部290の長手方向の両端部に設けられた一対の脚部292a、292bと、前記脚部292a、292bに設けられてベース部材304に連結される設置部294a、294bとを有する。基部290の両側面には、抵抗器284の抵抗器本体285の一部が配置可能な凹部296と、抵抗器286の抵抗器本体287の一部が配置可能な凹部298とが形成されている。保持部材288の外面(脚部296、298から離間する側の面)には、上述した一対の孔282a、282bに嵌合可能な一対の突起300a、300bが形成されている。
各設置部294a、294bは、脚部292a、292bよりも外方に張り出して形成されており、その張り出した部位は基部290が位置する側に湾曲している。また、各設置部294a、294bには、保持部材288をベース部材304に位置決めするための一対の孔302a、302bが形成されている。
ベース部材304は、ベース部材本体306と、前記ベース部材本体306に設けられて下部サイドカバー84Lに取り付けられる取付部308とを有する。ベース部材本体306は、平面視で長方形状に形成された平板状の底板310と、底板310の短手方向の両端から立設する一対の側部312、314と、底板310の長手方向両端から立設する一対の湾曲部316、318とを含む。
湾曲部316には、設置部294aの孔302aに嵌合可能な位置決めピン320aが設けられ、湾曲部318には、設置部294bの孔302bに嵌合可能な位置決めピン320bが設けられている。また、ベース部材本体306にはカバー部材322が取り付けられる。なお、カバー部材322は、透明な樹脂等で構成されている。
次に、第4構成例に係るフロントウインカ270Lの組み立て手順について説明する。先ず、複数の発光ダイオード122、122、122、122が実装された基板272を保持部材288に取り付ける。具体的には、第1部位274の一対の孔282a、282bに一対の突起300a、300bを嵌め込む。このとき、抵抗器本体285の一部が凹部296に配置されるとともに、抵抗器本体287の一部が凹部298に配置される。なお、第1部位274の一対の孔282a、282bから突出する突起300a、300bの上端部のそれぞれを加熱して潰してもよい。この場合、基板272を保持部材288に強固に保持することができる。
続いて、保持部材288の設置部294aの孔302aに位置決めピン320aを挿通させるとともに、保持部材288の設置部294bの孔302bに位置決めピン320bを挿通させ、接着剤等によって設置部294a、294bのそれぞれの下面を湾曲部316、318のそれぞれの内面に接着する。その後、ベース部材304に対してカバー部材322を取り付ける。
以上のように構成されたフロントウインカ270Lは、上述したフロントウインカ112Lと同様の効果を奏する。
第4構成例に係るフロントウインカ270Lにおいて、保持部材288及びベース部材304の変形例として、図17及び図18に示す保持部材324及びベース部材326を採用してもよい。なお、図17に示す基板272は、図15に示した基板272と基本的な構造が同一であるが、抵抗器284、286が基板272の長手方向の略中央に位置している点で異なっている。
この保持部材324は、前記基部290よりもやや薄い基部328と、該基部328の長手方向の両端に設けられた一対の脚部330a、330bと、前記各脚部330a、330bの下端から外方に延在する設置部332a、332bと、前記脚部330aと前記脚部330bの間に離間して配置されて前記基部328から下方に突出した一対の突出部334、336と、互いに対向して配置されて前記突出部334と前記突出部336を結ぶ一対の中間板335、337と、を備える。
基部328の厚さ方向において、脚部330a、330bの長さは、突出部334、336の長さよりも短く設定されている。設置部332aには、湾曲部316に設けられた台座340aの上面に設置された位置決めピン342aが挿通する孔338aが形成されている。一方、設置部332bには、湾曲部318に設けられた台座340bの上面に設置された位置決めピン342bが挿通する孔338bが形成されている。設置部332a、332bの平坦な下面は、接着剤等によって対応する台座340a、340bの上面に接着している。
各中間板335、337の上端部は基部328に連続しており、各中間板335、337の下端部は一対の突出部334、336の中途の位置にある。また、中間板335の外面、突出部334の一方の外面、及び、突出部336の一方の外面は、それぞれが一体に接続して1つの平坦面を形成している。同様に、中間板337の外面、突出部334の他方の外面、及び、突出部336の他方の外面は、それぞれが一体に接続して1つの平坦面を形成している。そして、中間板335側の平坦面には、抵抗器本体285の一部が配置可能な凹部339が形成され、中間板337側の平坦面には、抵抗器本体287の一部が配置可能な凹部341が形成されている。各突出部334、336の下端面は、平坦になっている。そして、各突出部334、336の下端面は、底板310の内面に接着剤等によって接着されている。
変形例に係る保持部材324及びベース部材326では、設置部332a、332bの平坦な下端面を台座340a、340bの上面に接着させるとともに、突出部334、336の平坦な下端面を底板310の内面に接着させているので、保持部材324とベース部材326との接着面積を大きくすることができる。これにより、保持部材324をベース部材326に対して強固に固定することができる。
上述した第1〜第4構成例において、発光ダイオード122の数は4つで説明したが、発光ダイオードの数は、1つ、2つ、3つ、又は5つ以上であってもよい。
本実施形態では、車両用灯火器として、フロントウインカ112L、238L、254L、270Lを例に説明したが、本発明に係る車両用灯火器は、上述したように、第1〜第4構成例に係るフロントウインカ112L、238L、254L、270Lに対応した構造の右側フロントウインカ、左右リアウインカであってもよい。
本発明は上記した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
10…自動二輪車(車両)
112L、112R、238L、254L、270L…フロントウインカ
114L、114R…リアウインカ 122…発光ダイオード
124、248、272…基板 126、288、324…保持部材
128、256、304、326…ベース部材
130…収納室(収納空間)
132、240、258、322…カバー部材
134…接続部材 136、274…第1部位
138、250、276…第2部位 140、278…第3部位
142、252、284、286…抵抗器
144、285、287…抵抗器本体 146…端子
150…ハーネス 152a…一のハーネス
152b…他のハーネス 154…基部
154b…脚部 160…筒部
162、164…円筒部
170、296、298、339、341…凹部
172…筒部本体 174…張出部
176、268a、268b…ねじ部材 178、180、182…ねじ穴
196a、196b…ハーネス取り出し口 198…台座
200…通気孔 204…孔部
208…光透過部 242…背面部
244、246…側面部 251…意匠模様
266a、266b…挿通孔

Claims (10)

  1. ベース部材(128、256、304、326)と、
    前記ベース部材(128、256、304、326)に支持された基板(124、248、272)と、
    前記基板(124、248、272)に実装された発光ダイオード(122)と、
    前記発光ダイオード(122)及び前記基板(124、248、272)を囲繞するようにして前記ベース部材(128、256、304、326)に取り付けられ、前記発光ダイオード(122)と前記基板(124、248、272)が収納される収納空間(130)を形成する透明なカバー部材(240)と、を備える車両用灯火器であって、
    前記カバー部材(240)には、前記発光ダイオード(122)の光軸上に該発光ダイオード(122)から発光された光が透過する光透過部(208)が形成され、
    前記カバー部材(240)のうち前記光透過部(208)以外の部位であって、少なくとも前記基板(124、248、272)における前記発光ダイオード(122)の実装面の裏側を含む部位には、減光又は遮光処理が施され
    前記減光又は遮光処理は、前記カバー部材(240)における前記光透過部(208)と対向する背面部(242)に施されていることを特徴とする車両用灯火器。
  2. 請求項1記載の車両用灯火器において、
    前記減光又は遮光処理は、前記発光ダイオード(122)を挟むようにして前記背面部(242)から前記光透過部(208)まで延在する一対の側面部(244、246)に施されていることを特徴とする車両用灯火器。
  3. 請求項1又は2記載の車両用灯火器において、
    前記基板(124、248、272)は、前記発光ダイオード(122)が実装される第1部位(136、274)と、
    前記第1部位(136、274)に屈曲して連なる第2部位(138、250、276)と、を有し、
    前記発光ダイオード(122)の実装面の裏側の面における、前記第1部位(136、274)及び前記第2部位(138、250、276)の少なくとも一方に接合した状態で前記基板(124、248、272)を保持し、且つ、前記ベース部材(128、256、304、326)に装着可能に形成された保持部材(126、288、324)を備えることを特徴とする車両用灯火器。
  4. 請求項3記載の車両用灯火器において、
    前記基板(124、248、272)は、前記第1部位(136、274)に屈曲して連なり、且つ、前記保持部材(126、288、324)を挟んで前記第2部位(138、250、276)に対向する第3部位(140、278)を有していることを特徴とする車両用灯火器。
  5. 請求項4記載の車両用灯火器において、
    前記基板(248)の一部には、意匠模様(251)が描かれていることを特徴とする車両用灯火器。
  6. 請求項5記載の車両用灯火器において、
    前記意匠模様(251)は、前記第2部位(250)及び前記第3部位(140)の少なくとも車両上方へ向く方に描かれていることを特徴とする車両用灯火器。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の車両用灯火器において、
    前記ベース部材(128)と前記カバー部材(132)との境界部は、平面視で前記発光ダイオード(122)に向かうに従って前記ベース部材(128)側に傾斜していることを特徴とする車両用灯火器。
  8. 請求項7記載の車両用灯火器において、
    前記発光ダイオード(122)は、平面視で前記カバー部材(132)上に位置していることを特徴とする車両用灯火器。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用灯火器において、
    前記発光ダイオード(122)は、所定の配光性能を有していることを特徴とすることを特徴とする車両用灯火器。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用灯火器を備えることを特徴とする車両。
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