JP5561804B2 - 画像表示装置および光源冷却方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧水銀灯等の光源を備える画像表示装置に関する。
液晶ディスプレイやプロジェクタなどの画像表示装置において、高圧水銀灯等の光源が用いられている。高圧水銀灯は、ガラス管内に水銀やガスなどを封入した構造を備えており、温度が上がり過ぎると、ガラス管が破裂する場合がある。このため、高圧水銀灯を光源として用いる画像表示装置では、通常、光源を冷却するための冷却ファンを備える。
特許文献1には、光源と、光源近傍の温度を測定する温度測定手段と、光源を冷却する冷却ファンと、温度測定手段によって測定された温度に基づいて、冷却ファンへの供給電圧を制御する制御部と、を有するプロジェクタが記載されている。
上記のプロジェクタでは、温度の測定値に応じて回転数が設定され、その設定値で冷却ファンの回転数が維持されるように、冷却ファンに供給される電圧が制御される。
ところで、高圧水銀灯等の光源を備える最近のプロジェクタは、映像の明るさを低減する省エネルギーモードの設定が可能とされている。この省エネルギーモードの一つに、ランプへの供給電力を最大電力の数十%程度まで低減させる低電力点灯モードがある。
上記低電力点灯モードは、高輝度が必要とされない環境で手動により設定されることもあるが、例えば、レンズシャッタ等により投影画像を黒画面にする場合や、外部からの映像信号の入力が無い状態が一定時間続いたときにブルースクリーン(青画面)を表示する場合、さらには、映像表示や音声出力を一時的に停止するAVミュート機能を起動した場合などの、実際に目視されることのない画像が表示される場合にその映像信号の出力とともに設定される。
高輝度表示の際の光源の温度と低輝度の表示の際の光源の温度を比較すると、当然ながら低輝度の映像を表示する場合の光源の温度が低いものとなる。また、これらの各温度はある程度一定の温度となるため、特許文献1に開示されるような温度測定手段を設けることなく、点灯モードに応じて冷却ファンの回転数を制御する構成も考えられている。
特開2009−69459号公報
一般に、高圧水銀灯は、温度が下がり過ぎると、ガラス管内面への水銀付着による黒化現象が生じる。このため、高圧水銀灯等の光源を備える画像表示装置において、上述した低電力点灯モードでの動作中に光源用冷却ファンを動作させると、光源の過冷却が生じ、光源の温度が必要以上に低下して黒化現象を生じる場合がある。
本発明の目的は、簡単な構成で、低電力点灯モードにおける黒化現象の発生を抑制することができる、画像表示装置および光源冷却方法を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、光源を備え、該光源からの光を空間的に変調することで得られた画像が表示される画像表示装置であって、
前記光源に電力を供給する電源部と、
前記光源を冷却する第1の冷却ファンと、
前記光源に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードと、前記光源に供給される電力値が前記第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードのうちのいずれかを指定する入力を受け付けると、指定されたモードを示す指示信号を出力する入力部と、
前記第1の冷却ファンの動作を制御するとともに、前記電源部による前記光源への電力供給を制御する制御部と、を有する。
前記制御部は、前記入力部から前記第1の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けると、前記第1の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを動作させ、前記入力部から前記第2の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けると、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを停止させる。
本発明の光源冷却方法は、光源と、光源に電力を供給する電源部と、前記光源を冷却する冷却ファンと、を備え、前記光源からの光を空間的に変調することで得られた画像が表示される画像表示装置にて行われる光源冷却方法であって、
前記光源に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードが設定された場合に、前記第1の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記冷却ファンを動作させ、
前記光源に供給される電力値が前記第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードが設定されると、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記冷却ファンを停止させることを特徴とする。
本発明の第1の実施形態である画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態である画像表示装置の比較例としての、n個のファンを備えるシステムにおいて用いられている保護回路の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態である画像表示装置の概略を示すブロック図である。 図3に示す画像表示装置にて行われるランプ/ファン制御の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示すシステムのファン回転信号に基づくランプ点灯制御を説明するためのタイミングチャートである。 図3に示す画像表示装置のファン回転信号に基づくランプ点灯制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態である画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の画像表示装置にて行われるランプ制御の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像表示装置にて行われるランプ用ファン以外のファンの制御の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像表示装置にて行われるランプ用ファンの制御の一例を示すタイミングチャートである。
1 制御部
2 電源部
3 光源
4 冷却ファン
5 入力部
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す画像表示装置は、高圧水銀灯等の光源3を備え、この光源3からの光を空間的に変調することで得られた画像が表示される画像表示装置であって、制御部1、電源部2、光源3、冷却ファン4および入力部5を有する。
電源部2は、光源3に電力を供給する。冷却ファン4は、光源を冷却する。
入力部5は、複数のボタンを有する。使用者は、これらボタンのうちの特定のボタンまたは複数のボタンを用いた入力操作によって、光源3に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードと、光源3に供給される電力値が第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードのうちからモードを指定することができる。入力部5は、指定されたモードを示す指示信号を出力する。
第1の設定値は、例えば、光源3に供給可能な最大電力である。第2の設定値は、冷却ファン4を停止した状態でも、光源3の温度上昇によりガラス管が破裂するといった問題が生じないような電力値であって、例えば、最大電力の30%以下の電力値である。本実施例では、最大電力の25%の電力値とした。
制御部1は、冷却ファン4の動作を制御するとともに、電源部2による光源3への電力供給を制御する。
入力部5から第1の点灯モードが指定されたことを示す指示信号を受け付けると、制御部1は、第1の設定値に対応する電力を電源部2から光源3へ供給させるとともに冷却ファン4を動作させる。入力部5から第2の点灯モードが指定されたことを示す指示信号を受け付けると、制御部1は、第2の設定値に対応する電力を電源部2から光源3へ供給させるとともに冷却ファン4を停止させる。
本実施形態の画像表示装置によれば、低電力点灯モードである第2の点灯モードが設定された場合は、冷却ファン4を停止させるので、光源3が過冷却されることはない。よって、黒化現象の発生を抑制することができる。
本実施形態の画像表示装置において、映像信号が供給される入力端子を、さらに備え、制御部1が、入力端子への映像信号の供給を監視し、映像信号が一定時間にわたって入力端子に供給されない場合は、第2の設定値に対応する電力を電源部2から光源3へ供給させるとともに冷却ファン4を停止させてもよい。
また、本実施形態の画像表示装置は、光源3からの光を空間的に変調することで得られた画像光を投射する投射部と、投射部の画像光が出射される面に対向して配置されたシャッタと、をさらに有してもよい。この場合、制御部1は、シャッタの開閉状態を監視し、シャッタが閉状態であることを検出すると、第2の設定値に対応する電力を電源部2から光源3へ供給させるとともに冷却ファン4を停止させてもよい。
さらに、制御部1は、冷却ファン4の動作状態を監視し、第1の点灯モードでの動作中に、冷却ファン4が停止したことを検出すると、電源部2による光源3への電力供給を停止させてもよい。
(第2の実施形態)
特許文献1に記載されたような画像表示装置においては、故障により冷却ファンが停止すると、光源の温度が上昇してガラス管が破裂する場合がある。このため、通常は、冷却ファンが停止すると、光源を停止させる保護回路が設けられている。
図2に、n個のファン1411〜141nを備え、これらファン1411〜141nのうちの1つがランプ用冷却ファンとされるシステムにおいて用いられている保護回路の一例を示す。
ランプ用電源130は、ランプ制御部110からの制御信号(オン/オフ信号)に従ってランプへの電力供給を行うようになっており、保護回路120は、ランプ制御部110とランプ用電源130の間を接続する制御信号線に直列に挿入されている。
保護回路120は、ゲート回路121、ファン制御部122およびファン回転検出部123を有する。
ファン制御部122は、電圧制御部1401〜140nのそれぞれにイネーブル信号を供給する。電圧制御部1401〜140nは、ファン1411〜141nと一対一対応で設けられている。電圧制御部1401〜140nはそれぞれ、ファン制御部122からのイネーブル信号に従ってファン1411〜141nのうちの対応するファンに電圧を供給する。
ファン1411〜141nのそれぞれは、自身の回転数を示す回転信号をファン回転検出部123に供給する。ファン回転検出部123は、ファン1411〜141nからの回転信号に基づき、ファン1411〜141nの全てが回転している第1の状態と、ファン1411〜141nの少なくとも1つのファンが停止している第2の状態とのいずれかの状態を検出する。
ファン回転検出部123は、第1の状態を検出した場合は、その旨を示す状態検出信号(Low信号)を出力し、第2の状態を検出した場合は、その旨を示す状態検出信号(high信号)を出力する。
ファン回転検出部123から出力された状態検出信号(Low信号またはhigh信号)は、ファン制御部122を介してゲート回路121の一方の入力に供給される。ゲート回路121の他方の入力には、ランプ制御部110から出力された制御信号(オン/オフ信号)が供給される。
ゲート回路121は、ファン回転検出部123からの状態検出信号がLow信号である場合にのみ、ランプ制御部110から出力された制御信号をランプ用電源130に供給する。ファン回転検出部123からの状態検出信号がhigh信号である場合は、ゲート回路121は、制御信号としてオフ信号をランプ用電源130に供給する。
図2に示したシステムでは、ファン1411〜141nのいずれか1つでも停止すると、保護回路120がランプ用電源130をオフにする。したがって、ランプ用冷却ファンが停止した場合には、ランプへの電力供給が停止する。
しかし、上記のシステムにおいては、光源用冷却ファンを停止すると、光源も停止するようになっているため、低電力点灯モードでの動作中に光源用冷却ファンを停止する制御を適用することは困難である。
以下では、本発明の第2の実施形態として、保護回路としての機能を維持するとともに、低電力点灯モードでの動作中に光源用冷却ファンを停止する制御を適用することができる画像表示装置を説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態である画像表示装置の概略を示すブロック図である。
図3を参照すると、画像表示装置は、入力端子部11、映像処理部12、映像表示部13、入力部14、CPU(Central Processing Unit)15、ランプ制御部10、保護機能付きファン制御部20、ランプ用電源30、ランプ31、電圧制御部401〜40n、ファン411〜41n、および選択回路50を有する。
ランプ31は、高圧水銀灯等である。ランプ用電源30は、ランプに電力を供給する。ランプ制御部10は、CPU15からのランプ制御信号に従って、ランプ用電源30によるランプ31への電力供給を制御する。具体的には、ランプ制御部10は、電力供給制御信号であるオン/オフ信号および電力値を示す電力指定信号を出力する。
映像信号は、外部映像供給装置から入力端子部11を介して映像処理部12に供給される。外部映像供給装置は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
映像処理部12は、入力端子部11から供給された映像信号に対して映像表示部13で表示するために必要な処理を行う。映像表示部13は、例えば、ランプ31からの光が照射される表示素子と、表示素子で生成された画像を投射する投射部とを有する。表示素子は、例えば液晶パネルやDMDなどである。
ファン411〜41nは、入力電圧に応じて回転数が変化するものであって、自身の回転数を示す回転信号を出力する。回転信号は、一定時間間隔で出力される。ファン41nは、ランプ31を冷却する。残りのファン411〜41n-1は、例えば排気ファンや吸気ファンなどである。排気ファンおよび吸気ファンは、映像処理部12、映像表示部13、CPU15、ランプ制御部10、保護機能付きファン制御部20、ランプ用電源30、ランプ31、電圧制御部401〜40nなどを収容する筐体に設けられる。
電圧制御部401〜40nは、ファン411〜41nと一対一対応で設けられている。電圧制御部401〜40n-1はそれぞれ、ファン制御部22からの第1のイネーブル信号に従ってファン411〜41n-1のうちの対応するファンに電圧を供給する。電圧制御部40nは、ファン制御部22からの第2のイネーブル信号に従ってファン41nに電圧を供給する。すなわち、ファン411〜41n-1の制御系とファン41nの制御系は独立して設けられている。
保護機能付きファン制御部20は、ゲート回路21、ファン制御部22およびファン回転検出部23を有する。
ファン制御部22は、CPU15からのファン制御信号に従って、電圧制御部401〜40n-1のそれぞれに第1のイネーブル信号を供給するとともに、電圧制御部40nに第2のイネーブル信号を供給する。
ファン411〜41n-1から出力された回転信号はそれぞれファン回転検出部23に供給されている。ファン41n-1からの回転信号の出力は分岐されており、分岐出力は、選択回路50の一方の入力に供給されている。
ファン41nから出力された回転信号は、選択回路50の他方の入力に供給されている。選択回路50には、入力切替のための制御信号として、電圧制御部40nの出力が供給されている。選択回路50は、電圧制御部40nの出力がオンを示す場合は、ファン41nから供給された回転信号を選択し、電圧制御部40nの出力がオフを示す場合は、ファン41n-1から供給された回転信号を選択する。選択回路50は、選択した回転信号をファン回転検出回路23に出力する。
ファン回転検出部23は、ファン411〜41n-1からの回転信号および選択回路50からの回転信号に基づき、それら回転信号の入力の全てが回転状態を示す第1の状態と、少なくとも1つが停止状態を示す第2の状態とのいずれかの状態を検出する。ファン回転検出部23は、第1の状態を検出した場合は、その旨を示す状態検出信号(Low信号)を出力し、第2の状態を検出した場合は、その旨を示す状態検出信号(high信号)を出力する。
ファン回転検出部23から出力された状態検出信号(Low信号またはhigh信号)は、ファン制御部22を介してゲート回路21の一方の入力に供給される。ゲート回路21の他方の入力には、ランプ制御部10から出力された電力供給制御信号(オン/オフ信号)が供給される。なお、ランプ制御部10から出力された電力指定信号は、ゲート回路21を介さずに、直接、ランプ用電源30に供給される。
ゲート回路21は、ファン回転検出部23からの状態検出信号がLow信号である場合にのみ、ランプ制御部10から出力された電力供給制御信号(オン信号)をランプ用電源30に供給する。ファン回転検出部23からの状態検出信号がhigh信号である場合は、ゲート回路21は、電力供給制御信号としてオフ信号をランプ用電源30に供給する。
入力部14は、複数のボタンを有する。使用者は、これらボタンのうちの特定のボタンまたは複数のボタンを用いた入力操作によって、ランプ31に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードと、ランプ31に供給される電力値が第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードのうちからモードを指定することができる。入力部14は、指定されたモードを示す指示信号を出力する。
第1の設定値は、例えば、ランプ31に供給可能な最大電力である。第2の設定値は、ファン41nを停止した状態でも、ランプ31の温度上昇によりガラス管が破裂するといった問題が生じないような電力値であって、例えば、最大電力の30%以下の電力値である。本実施例では、最大電力の25%の電力値とした。
CPU15は、冷却ファン4の動作を制御するとともに、電源部2による光源3への電力供給を制御する。
入力部14から第1の点灯モードが指定されたことを示す指示信号を受け付けると、CPU15は、第1の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第1のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41nをそれぞれ動作させるための第1のファン制御信号をファン制御部22に供給する。
入力部14から第2の点灯モードが指定されたことを示す指示信号を受け付けると、CPU15は、第2の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41n-1をそれぞれ動作させ、かつ、ファン41nを停止させるための第2のファン制御信号をファン制御部22に供給する。ここで、ファン41nを停止させないとランプを過度に冷却することになってしまい、その結果としてランプの寿命が低下してしまう。
次に、本実施形態の画像表示装置の動作を具体的に説明する。
図4は、ランプ/ファン制御の動作を説明するためのフローチャートである。
CPU15が、入力部14からの指示信号に基づき、第1および第2の点灯モードのいずれが指定されたかを判定する(ステップS10)。
ステップS10で、第1の点灯モードが指定されたと判定された場合は、CPU15は、第1のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、第1のファン制御信号をファン制御部22に供給する(ステップS11)。
ランプ制御部10は、第1のランプ制御信号を受信すると、制御信号(オン信号)をゲート回路21に供給するとともに、第1の設定値に対応する電力値を指定した電力指定信号をランプ用電源30に供給する。ランプ用電源30は、制御信号(オン信号)および電力指定信号を受信すると、電力指定信号で指定された量の電力をランプ31に供給する。
ファン制御部22は、第1のファン制御信号を受信すると、第1のイネーブル信号(オン信号)を電圧制御部401〜40n-1に供給するとともに、第2のイネーブル信号(オン信号)を電圧制御部40nに供給する。第1および第2のイネーブル信号に基づき、電圧制御部401〜40nが、それぞれ対応するファンに電圧を供給する。
上記のステップS11の動作によれば、電圧制御部40nからファン41nへ電圧が供給されるので、選択回路50は、ファン41nからの回転信号をファン回転検出部23に供給する。よって、ゲート回路21は、ランプ制御部10からの制御信号(オン信号)をそのままランプ用電源30に供給する。
ステップS10で、第2の点灯モードが指定されたと判定された場合は、CPU15は、第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、第2のファン制御信号をファン制御部22に供給する(ステップS12)。
ランプ制御部10は、第2のランプ制御信号を受信すると、制御信号(オン信号)をゲート回路21に供給するとともに、第2の設定値に対応する電力値を指定した電力指定信号をランプ用電源30に供給する。ランプ用電源30は、制御信号(オン信号)および電力指定信号を受信すると、電力指定信号で指定された量の電力をランプ31に供給する。
ファン制御部22は、第2のファン制御信号を受信すると、第1のイネーブル信号(オン信号)を電圧制御部401〜40n-1に供給するとともに、第2のイネーブル信号(オフ信号)を電圧制御部40nに供給する。
第1のイネーブル信号に基づき、電圧制御部401〜40n-1が、それぞれ対応するファンに電圧を供給する。電圧制御部40nは、第2のイネーブル信号に基づき、ファン41nへの電圧の供給を停止する。
上記のステップS12の動作によれば、電圧制御部40nからファン41nへ電圧供給は停止されるので、選択回路50は、ファン41n-1からの回転信号をファン回転検出部23に供給する。よって、ゲート回路21は、ランプ制御部10からの制御信号(オン信号)をそのままランプ用電源30に供給する。
上述の動作によれば、第2の点灯モードで動作中(ステップS12)は、ファン41nは停止するが、ファン41n-1からの回転信号が選択回路50からファン回転検出部23に供給されるので、ランプ制御部10からの制御信号(オン信号)をそのまま、ゲート回路21を介してランプ用電源30に供給される。したがって、ファン41nが停止しても、ランプ31は、第2の設定値に応じた電力の供給を受けて点灯し続ける。
以下、本実施形態の画像装置の特徴的な動作について、図2に示した装置の動作と比較しながら詳細に説明する。
図5に、図3に示したシステムのファン回転信号に基づくランプ点灯制御に関するタイミングチャートを示し、図6に、本実施形態の画像表示装置のファン回転信号に基づくランプ点灯制御に関するタイミングチャートを示す。
まず、図5を参照して図3に示した回路のランプ点灯制御を説明する。図5において、ファン1411、141n-1、141nはそれぞれ吸気ファン、排気ファン、ランプ用ファンに対応する。
周期T1では、ファン1411、141n-1、141nからの回転信号がファン回転検出123に供給されているので、ゲート制御信号として、オフ信号(0V)がファン制御部122からゲート回路121に供給される。この場合、オン信号(3.3V)がゲート回路121からランプ用電源130に供給され、ランプ131が点灯する。
周期T2では、ファン1411、141n-1、141nからの回転信号はファン回転検出123に供給されないので、ゲート制御信号として、オン信号(3.3V)がファン制御部122からゲート回路121に供給される。この場合、オフ信号(0V)がゲート回路121からランプ用電源130に供給され、ランプ131は点灯しない。
次に、図6を参照して、本実施形態の画像表示装置のランプ点灯制御を説明する。図6において、ファン411、41n-1、41nはそれぞれ吸気ファン、排気ファン、ランプ用ファンに対応する。
周期T1では、第1および第2のイネーブル信号はともにハイレベルであるので、ファン411、41n-1、41nはそれぞれ回転する。この場合、選択回路50は、ファン41nの回転信号を選択するので、ファン411、41n-1、41nからの回転信号がファン回転検出23に供給される。よって、ゲート制御信号として、ロウレベル信号がファン制御部22からゲート回路21に供給され、ハイレベル信号がゲート回路21からランプ用電源30に供給される。この結果、ランプ131が点灯する。
周期T3、T5、T7も周期T1と同様の動作が行われる。
周期T2では、第1のイネーブル信号はハイレベルとされているため、ファン411、41n-1はそれぞれ回転するが、第2のイネーブル信号はロウレベルとされているため、ファン41nは回転しない。この場合、選択回路50は、ファン41n-1の回転信号を選択するので、ファン411、41n-1からの回転信号がファン回転検出23に供給されるとともに、ファン41nの回転信号の代わりとしてファン41n-1からの回転信号が選択回路50を介して回転検出23に供給される。よって、ゲート制御信号として、ロウレベル信号がファン制御部22からゲート回路21に供給され、ハイレベル信号がゲート回路21からランプ用電源30に供給される。この結果、ランプ131が点灯する。
周期T4、T6も周期T2と同様の動作が行われる。
上記の図6に示した動作において、周期T1、T3、T5、T7は第1の点灯モードでの動作であり、周期T2、T4、T6は第2の点灯モードでの動作である。第1の点灯モードでは、ファン411、41n-1、41nを回転させた状態で、ランプ31を点灯させることができる。一方、第2の点灯モードでは、ファン411、41n-1を回転させ、ファン41nを停止させた状態でランプを点灯させることができる。
なお、本実施形態の画像表示装置においては、第1の点灯モードでの動作中に、ファン411〜41nのうち少なくとも1つのファンが故障により停止すると、ファン回転検出23にてファン停止状態が検出される。この結果、ゲート制御信号がハイレベルとなって、ロウレベル信号がゲート回路21からランプ用電源30に供給される。この結果、ランプ131が消灯する。
また、第2の点灯モードでの動作中に、ファン411〜41n-1のうち少なくとも1つのファンが故障により停止すると、ファン回転検出23にてファン停止状態が検出される。この結果、ゲート制御回路21への制御信号がハイレベルとなって、ロウレベル信号がゲート回路21からランプ用電源30に供給される。この結果、ランプ31が消灯する。
このように、第1および第2の点灯モードのそれぞれで、保護機能を提供することができる。第2の点灯モードでは、ランプを最大電力の25%の電力値で駆動するだけでなく、同時にランプ用冷却ファンを停止するのでより省電力となる。
本実施形態の画像表示装置において、CPU15は、入力端子部11への映像信号の供給を監視し、映像信号が一定時間にわたって入力端子部11に供給されない場合に、第2の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41n-1をそれぞれ動作させ、かつ、ファン41nを停止させるための第2のファン制御信号をファン制御部22に供給してもよい。
また、映像表示部13は、ランプ31からの光を空間的に変調することで得られた画像光を投射する投射部と、投射部の画像光が出射される面に対向して配置されたシャッタとを有してもよい。この場合、CPU15は、シャッタの開閉状態を監視し、シャッタが閉状態であることを検出した場合に、第2の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41n-1をそれぞれ動作させ、かつ、ファン41nを停止させるための第2のファン制御信号をファン制御部22に供給してもよい。
また、第2の点灯モードを指定する入力操作は、AVミュート機能を起動するための入力操作であってもよい。AVミュート機能とは映像表示部13において、その全ての画素を「黒」に設定し、光が投射されないようにする機能である。AVミュート機能を起動するための入力操作が入力部14で行われた場合に、CPU15は、入力部14からその旨を示す指示信号を受け付け、AVミュート機能を起動する。このAVミュート機能の起動時に、CPU15は、第2の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41n-1をそれぞれ動作させ、かつ、ファン41nを停止させるための第2のファン制御信号をファン制御部22に供給してもよい。
図3に示したランプ制御部10、ゲート回路21、ファン制御部22は、1つの制御ユニットで構成されてもよい。この場合、制御ユニットは、ファン回転検出部23から第1の状態信号(Low信号)を受信している期間において、第1または第2の点灯モードでの制御を実行し、ファン回転検出部23から第2の状態信号(high信号)を受信すると、ランプ用電源30によるランプ31への電力供給を停止させてもよい。
(第3の実施形態)
高圧水銀灯等の光源を標高の高い場所(気圧の低い場所、すなわち高地)で使用する場合は、標高の低い場所(気圧の高い場所)での使用と比較して、光源の温度が上昇し易い。このため、高地での使用においては、低電力点灯モードで光源を点灯させた場合に、光源用冷却ファンを停止すると、光源の温度が上昇して、光源のガラス管が破裂する場合がある。
ここでは、本発明の第3の実施形態として、高地での使用の場合は、低電力点灯モードでも光源用冷却ファンを動作させる制御を行うことができる画像表示装置を説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態である画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、画像表示装置は、気圧センサ16を有する以外は、第2の実施形態の画像表示装置と同様の構成である。図7において、同じ構成には同じ符号を付している。
気圧センサ16の出力は、CPU15に供給されている。CPU15は、高地であるか否かの判定を行うための閾値を保持している。CPU15は、気圧センサ16の出力値が閾値を超えた場合に高地であると判定し、気圧センサ16の出力値が閾値未満の場合は、高地以外の場所であると判定する。
高地以外の場所であると判定した場合は、CPU15は、第2の実施形態と同じ制御を実施する。高地であると判定した場合は、CPU15は、第2の点灯モードに代わる低電力点灯モードとして、第3の点灯モードを実施する。
第3の点灯モードでは、CPU15は、第2の設定値に対応する電力をランプ用電源30からランプ31へ供給させるための第2のランプ制御信号をランプ制御部10に供給するとともに、ファン411〜41nをそれぞれ動作させるための第1のファン制御信号をファン制御部22に供給する。
ランプ制御部10は、第2のランプ制御信号を受信すると、制御信号(オン信号)をゲート回路21に供給するとともに、第2の設定値に対応する電力値を指定した電力指定信号をランプ用電源30に供給する。ランプ用電源30は、制御信号(オン信号)および電力指定信号を受信すると、電力指定信号で指定された量の電力をランプ31に供給する。
ファン制御部22は、第1のファン制御信号を受信すると、第1のイネーブル信号(オン信号)を電圧制御部401〜40n-1に供給するとともに、第2のイネーブル信号(オン信号)を電圧制御部40nに供給する。第1および第2のイネーブル信号に基づき、電圧制御部401〜40nが、それぞれ対応するファンに電圧を供給する。
上記の動作によれば、高地においては、低電力でランプ3が点灯されるが、ファン41nを動作させることで、ガラス管が破裂することを抑制することができる。また、高地以外の場所では、第2の点灯モードが実施されるので、過冷却によるランプ31の黒化現象の発生を抑制することができる。
第3の点灯モードの実施タイミングは、第2の実施形態における第2の点灯モードの実施タイミングと同じである。
前述した第1の実施形態の画像表示装置においても、気圧センサ16を設けることで、第3の実施形態と同様の動作を行うことができる。この場合は、制御部1が、気圧センサ16の出力値が閾値を超えた場合に高地であると判定し、気圧センサ16の出力値が閾値未満の場合は、高地以外の場所であると判定する。そして、高地であると判定した場合は、制御部1は、第2の点灯モードに代えて、第3の点灯モードを実施する。
以上説明した各実施形態の画像表示装置は、本発明の一例であり、その構成および動作については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者が想到し得る変更を適用することができる。
例えば、第2の実施形態の画像表示装置において、第2の点灯モードでの動作で、ファン411〜41nのうち、ファン411〜41n-1に供給される電圧を第1の点灯モードと異なるようにしてもよい。さらに、黒化現象の発生抑制のために、リフレッシュ期間を設けても良い。
以下、リフレッシュ期間を設けた場合の制御を簡単に説明する。
図8は、ランプ制御のタイミングチャートである。図9は、ファン411〜41n-1の制御を示すタイミングチャートである。図10は、ファン41nの制御を示すタイミングチャートである。
図8に示すランプ制御では、第1の点灯モードでの動作中に、第2の点灯モードがオンされると、電力が最大電力の25%まで低減する。第1の点灯モードにおいては、図9および図10に示すように、ファン411〜41nには第1の電圧が供給される。一方、第2の点灯モードにおいては、図9に示すように、ファン411〜41n-1には第1の電圧より小さな第2の電圧が供給されるとともに、図10に示すように、ファン41nは停止する。
また、図8に示すように、第2の点灯モードでの動作が指定時間だけ継続すると、リフレッシュ開始信号がCPU15からランプ制御部10に供給される。ランプ制御部10は、最大電力の75%の電力値を示す電力指定信号をランプ31に供給する。リフレッシュ期間中は、ランプ31は、最大電力の75%の電力で点灯される。このリフレッシュ期間では、図9および図10に示すように、ファン411〜41nには第2の電圧が供給される。
第2の点灯モードでの動作中は、リフレッシュが、一定時間間隔で実施される。リフレッシュの期間は、例えば5分程度である。第2の点灯モードの指定時間継続は30分〜50分程度である。
本発明は、高圧水銀灯等の光源を備え、この光源からの光を空間的に変調して画像が表示される画像表示装置全般に適用することができる。具体的には、本発明は、液晶ディスプレイやプロジェクタに適用することができる。

Claims (8)

  1. 光源を備え、該光源からの光を空間的に変調することで得られた画像が表示される画像表示装置であって、
    前記光源に電力を供給する電源部と、
    前記光源を冷却する第1の冷却ファンと、
    前記光源に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードと、前記光源に供給される電力値が前記第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードのうちのいずれかを指定する入力を受け付けると、指定されたモードを示す指示信号を出力する入力部と、
    前記第1の冷却ファンの動作を制御するとともに、前記電源部による前記光源への電力供給を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記入力部から前記第1の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けると、前記第1の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを動作させ、前記入力部から前記第2の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けると、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを停止させる、画像表示装置において、
    前記第1の冷却ファンは、自身が回転しているか否かを示す第1の回転信号を出力し、
    自身が回転しているか否かを示す第2の回転信号を出力する第2の冷却ファンと、
    前記第1の冷却ファンに電圧を供給する第1の電圧制御部と、
    前記第2の冷却ファンに電圧を供給する第2の電圧制御部と、
    前記第1および第2の冷却ファンからの前記第1および第2の回転信号をそれぞれ入力とし、前記第1の電圧制御部から前記第1の冷却ファンへ電圧が出力されている期間は、前記第1の回転信号を出力し、前記第1の電圧制御部から前記第1の冷却ファンへ電圧が出力されていない期間は、前記第2の回転信号を出力する選択回路と、
    前記第2の冷却ファンからの前記第2の回転信号および前記選択回路の出力をそれぞれ入力とし、該入力がいずれも回転していることを示す信号である場合は、その旨を示す第1の状態信号を出力し、該入力の少なくとも1つが回転していないことを示す信号である場合は、その旨を示す第2の状態信号を出力するファン回転検出部と、をさらに有し、
    前記制御部は、前記ファン回転検出部から前記第1の状態信号を受信している期間において、前記第1または第2の点灯モードでの制御を実行し、前記ファン回転検出部から前記第2の状態信号を受信すると、前記電源部による前記光源への電力供給を停止させる、画像表示装置
  2. 映像信号が供給される入力端子を、さらに備え、
    前記制御部は、前記入力端子への前記映像信号の供給が一定時間にわたって行われない場合は、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記冷却ファンを停止させる、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 光源からの光を空間的に変調することで得られた画像光を投射する投射部と、
    前記投射部の画像光が出射される面に対向して配置されたシャッタと、をさらに有し、
    前記制御部は、前記シャッタの開閉状態を監視し、前記シャッタが閉状態であることを検出すると、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記冷却ファンを停止させる、請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の冷却ファンの動作状態を監視し、前記第1の点灯モードでの動作中に、前記第1の冷却ファンが停止したことを検出すると、前記電源部による前記光源への電力供給を停止させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 気圧センサを、さらに有し、
    前記制御部は、
    前記気圧センサの出力値が閾値を超えた場合は、高地であると判定し、前記気圧センサの出力値が前記閾値未満である場合は、高地以外の場所であると判定し、
    前記高地であると判定した場合で、前記入力部から前記第2の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けた場合は、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを動作させ、
    前記高地以外の場所であると判定した場合で、前記入力部から前記第2の点灯モードが指定されたことを示す前記指示信号を受け付けた場合には、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに、前記第1の冷却ファンを停止させる、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記第2の設定値は、前記光源に供給可能な最大電力の30%以下の値である、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記第2の点灯モードを指定する入力は、前記画像を生成する表示部の全ての画素からの光が投射されないAVミュート機能を起動するための入力である、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 光源と、光源に電力を供給する電源部と、前記光源を冷却し、自身が回転しているか否かを示す第1の回転信号を出力する第1の冷却ファンと、自身が回転しているか否かを示す第2の回転信号を出力する第2の冷却ファンと、前記第1および第2の冷却ファンにそれぞれ電圧を供給する第1および第2の電圧制御部と、前記第1および第2の冷却ファンからの前記第1および第2の回転信号をそれぞれ入力とし、前記第1の電圧制御部から前記第1の冷却ファンへ電圧が出力されている期間は、前記第1の回転信号を出力し、前記第1の電圧制御部から前記第1の冷却ファンへ電圧が出力されていない期間は、前記第2の回転信号を出力する選択回路と、を備え、前記光源からの光を空間的に変調することで得られた画像が表示される画像表示装置にて行われる光源冷却方法であって、
    前記光源に供給される電力値が第1の設定値とされる第1の点灯モードが設定された場合に、前記第1の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを動作させ、
    前記光源に供給される電力値が前記第1の設定値より小さな第2の設定値とされる第2の点灯モードが設定されると、前記第2の設定値に対応する電力を前記電源部から前記光源へ供給させるとともに前記第1の冷却ファンを停止させ、
    前記第2の冷却ファンからの前記第2の回転信号および前記選択回路の出力がいずれも回転していることを示すことを検出すると、前記第1または第2の点灯モードでの制御を実行し、前記第2の冷却ファンからの前記第2の回転信号および前記選択回路の出力の少なくとも1つが回転していないことを示すことを検出すると、前記電源部による前記光源への電力供給を停止する、光源冷却方法。
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