JP5552509B2 - 超仕上研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば球面ころ軸受に使用される球面ころの表面の平滑度を高める処理を行うことができる超仕上研削装置に関する。
球面ころ軸受は、軸方向中央が膨らんだ、たる形の球面ころを有し、これが二列に並んだものは、自動調心性があることから、取り付け誤差が生じ易い大型の機械設備に適している。球面ころの表面は、平滑度が高いほど球面ころ軸受の耐久性が高まり、使用された回転機器の振動および騒音が低下する。
球面ころの表面の平滑化処理に、従来、図13に示される超仕上研削装置8が使用されている。超仕上研削装置8は、2つの揺動アーム81,82および2つの揺動リンク83,84が4つの揺動軸85〜88で平行に連結され、揺動アーム81,82の下方端が保持軸89,90に揺動可能に支持されたものである。超仕上砥石91を保持する砥石保持装置92は、2つの揺動軸93,94により揺動リンク83,84に揺動可能に保持されている。
超仕上研削装置8は、図13において手前から奥に向けて、砥石保持装置92、揺動リンク83,84、揺動アーム81,82が配されている。一方の揺動アーム81は、揺動軸95を介してコンロッド96により駆動モータ97に連結されている。
駆動モータ97とコンロッド96の一端とは、駆動モータ97の回転中心P1周りに回転する偏心カム99に連結軸100により回動可能に連結されている。
超仕上研削装置8は、駆動モータ97の回転を、コンロッド96によって往復運動に変えて、揺動アーム81,82および揺動リンク83,84による4節の平行リンク機構を動作させ、超仕上砥石91の高速振動を実現している。
ところで、超仕上砥石91の振幅(揺動角度)は、超仕上げ対象物(ワーク)Wの大きさ、形状により変更される。超仕上研削装置8は、揺動角度が偏心カム99の回転中心P1と連結軸100の中心P2との距離R1により決まるため、揺動角度を変更するには、クランプボルト98,98,98をゆるめ、調整ノブ101によりウォーム102を回して偏心カム99を中心P3周りに回転させ、連結軸100(の中心P2)と回転中心P1との距離を変更後の揺動角度に対応する値R2に変更する作業が必要であった。
また、超仕上研削装置8では、コンロッド96の往復動が単弦運動に限定され、超仕上
砥石91の揺動過程の速度を多様に変化させることができなかった。
これに対して、駆動モータにACサーボモータを使用し、揺動アームにおける保持軸に揺動可能に支持された端部をタイミングベルトによりACサーボモータの駆動軸に連結し、駆動軸を正逆回転させることにより平行リンク機構を動作させる、超仕上げを行う研削装置が開示されている(特許文献1)。
特許第4531100号公報
特許文献1に開示された研削装置は、ACサーボモータの採用によって超仕上砥石の揺動角度の変更が容易となり、揺動の速度選択の自由度が高い。
しかし、前述したように、球面ころ軸受は大型の機械設備にも使用され、径の大きな軸受に使用される球面ころ軸受はその球面ころも大きく、研削装置の平行リンク機構も大きなものが必要となる。特許文献1に開示された研削装置は、揺動アームおよび揺動リンクに軽量化が図られているが、平行リンク機構が大きくなる(揺動アームが長くなる)とそれに応じて揺動時の慣性力が大きくなり、安定した駆動のためには不釣り合いな高出力の駆動モータが必要となる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、超仕上砥石の揺動角度の変更が容易でありかつ大型のワークを研削可能な超仕上研削装置を提供することを目的とする。
本発明に係る超仕上研削装置は、2つの揺動リンクおよび2つの揺動アームが4点の揺動軸で連結された平行リンクに、揺動アームにおける揺動軸の並びに平行に並ぶ2つの揺動軸によって砥石保持装置が揺動可能に連結されている。砥石保持装置が保持する超仕上砥石は、駆動源としてのサーボモータと、ねじ軸およびナットにより構成されサーボモータによりねじ軸が回転するボールねじと、ナットに揺動アームを非固定的に連結する連結手段とによって振動する。
ボールねじにおけるねじ軸は、揺動リンクに平行である。
「非固定的に連結」とは、ねじ軸を貫通させたナットの直線移動をこれに連結された揺動アームが阻止することが無い程度に互いの相対位置変更を許容して連結された状態をいう。
超仕上研削装置における連結手段は、一端がナットに連結され他端が揺動アームに連結されたコンロッドで実現される。
また、超仕上研削装置における連結手段は、ナットおよび揺動アームのいずれか一方を貫通する孔である連結ピン移動孔と、ナットおよび揺動アームのいずれか一方に一体化され連結ピン移動孔にナットの直線移動が可能なように嵌め入れられた棒状の連結ピンと、によっても実現される。
駆動源であるサーボモータは、好ましくは、ねじ軸の両端にそれぞれに1つずつ連結される。
超仕上研削装置は、好ましくは、ねじ軸の両端間にボールねじと砥石保持装置とを隔てるカバーを備える。カバーには、いずれもねじ軸に平行に延びた、棒状のガイドレールおよびこのガイドレールが嵌り込んで摺動可能なレール案内溝のいずれか一方が設けられ、ナットまたはナットに一体化された部材にガイドレールおよびレール案内溝のいずれか他方が設けられる。
本発明によると、超仕上砥石の揺動角度の変更が容易でありかつ大型のワークを研削可能な超仕上研削装置を提供することができる。
図1は超仕上研削装置の正面断面図である。 図2はリンク駆動部の拡大図である。 図3は超仕上研削装置の平面断面図である。 図4は超仕上研削装置の側面断面図である。 図5は砥石保持装置における砥石研削面位置調整の様子を示す図である。 図6は球面ころW湾曲表面の超仕上げ加工における超仕上研削装置の動作図である。 図7は位置決め治具と基準ピンとの関係を示す図である。(a)は断面図、(b)は(a)のE−E矢視図である。 図8は他の超仕上研削装置の正面図である。 図9は他の超仕上研削装置の正面図である。 図10は異形のワークと超仕上砥石との関係を示す図である。 図11は他のリンク駆動部を有する超仕上研削装置の平面断面図である。 図12は図11におけるD−D矢視図である。 図13は従来の超仕上研削装置の概略図である。
図1は超仕上研削装置1の正面断面図、図2は図1のリンク駆動部2の拡大図、図3は超仕上研削装置1の平面断面図、図4は超仕上研削装置1の側面断面図である。なお、図1は、図4のA1〜A10を結ぶ折れ線を含む図4に垂直な断面におけるA−A矢視断面である。図3は、図1のB1〜B6を結ぶ折れ線を含む図1に垂直な断面におけるB−B矢視断面である。図4は、図3のC1〜C6を結ぶ折れ線を含む図3に垂直な断面におけるC−C矢視断面である。
超仕上研削装置1は、リンク機構部3、リンク駆動部2、砥石保持装置4、駆動装置5および制御装置等からなる。
リンク機構部3は、2つの揺動リンク11a,11b、2つの揺動アーム12a,12bおよびリンクベース13等からなる。
2つの揺動リンク11a,11bは、断面形状が矩形の細長い棒状で、2つの形状および大きさは同じである。
2つの揺動アーム12a,12bは、いずれも断面形状が矩形の棒状であり、棒状の一端側から他端側に向けて徐々に矩形断面の長辺が大きくなっている。2つの揺動アーム12a,12bの形状および大きさは同じである。
揺動アーム12a,12bは、いずれもその細くなった一端が、一方の揺動リンク11aにおける異なる端に、揺動軸14,15によって揺動可能に連結されている。また、揺動アーム12a,12bは、長手方向の中間部分が、もう一方の揺動リンク11bにおける異なる端に、揺動軸16,17によって揺動可能に連結されている。2つの揺動リンク11a,11bは、2つの揺動アーム12a,12bに対して同じ側に位置する。
揺動アーム12a,12bは、その太くなった他端が、保持軸18,19によってリンクベース13に回動可能に保持されている。
一方の揺動アーム12aにおける揺動軸14,16および保持軸18の軸心は一つの仮想平面内に存在し、他方の揺動アーム12bにおける揺動軸15,17および保持軸19の軸心は、一方の揺動アーム12aの各軸心を含む仮想平面に平行な仮想平面内に存在する。
片方の揺動アーム12bは、2つの揺動軸15,17の間に、揺動軸15,17に平行な駆動伝達軸121を有する。駆動伝達軸121は、揺動アーム12bに対して揺動リンク11a,11bが位置する側の反対側に延びている。
リンクベース13は、図示しない角柱状のコラムに上下動可能に保持されている。コラムには、ねじ軸が上下方向に延びたボールねじ、ボールねじのねじ軸を駆動するサーボモータが備えられ、リンクベース13は、ボールねじのナットと一体化されて上下動する。リンクベース13は、一端にリンクベース13を含むリンク機構部3全体の重さに略等しいバランスウェイトが連結されたチェーンの他端に連結されている。コラムの上端にはチェーンが噛み合うスプロケットが設けられており、スプロケットが定滑車として機能し、
ボールねじによるリンクベース13の上下を円滑に行わせる。また、リンクベース13は、コラムに固定されたサーボモータにより任意の高さに移動し、静止する。
リンク機構部3は、上述した各要素によって構成された、2つの揺動リンク11a,11b同士、2つの揺動アーム12a,12b同士がいずれも平行な平行リンク機構である。
リンク駆動部2は、ボールねじ21、ナット支持材22、コンロッド23およびガイドレール24等からなる。
ボールねじ21は、ねじ軸211、ナット212およびナット212内に保持された複数の鋼球等からなる、一般的なものである。
ねじ軸211は、水平に配されて、その両端は、超仕上げ装置1の架台に固定された2つの後述するサーボモータ41,42の駆動軸にそれぞれカップリングケース43,44を介して連結されている。
ナット支持材22は、中央を幅が広い溝が横断して全体として断面形状が「コ」字状であり、その凹状となった部分(以下「凹部221」という)にナット212が一体化(固定)されている。凹部221は、ナット212におけるねじ軸211が貫通する孔(以下「ねじ軸孔」という)に平行に延びている。ナット支持材22は、ナット212を挟んで凹部221の両側に、ねじ軸孔に平行に延びた溝であるレール案内溝222,222を備える。レール案内溝222は、断面形状が矩形である。
ナット支持材22は、ナット212を固定する側の反対側に、2つのレール案内溝222,222(の底)を含む仮想平面の直交方向に延びたコンロッド回動軸223を有する。したがって、コンロッド回動軸223とねじ軸孔とは、平面視(図3)において90度の角度を有する。
コンロッド23は、断面形状が略矩形の厚板状であって、一端が回動可能にコンロッド回動軸223に連結され、他端が揺動アーム12bの駆動伝達軸121に回動可能に連結されている。超仕上研削装置1においては、コンロッド23は、揺動アーム12を挟んで揺動リンク11a,11bの反対側に配されている。
ところで、超仕上研削装置1では、ボールねじ21に超仕上げ処理により生じた研削粉がボールねじ21まで飛散して噛み込むことを防ぐために、ねじ軸211の両端間を覆うカバー31が設けられる。カバー31は、その長手方向、すなわちねじ軸211の軸方向に直交する断面形状が略「コ」字状であり、カバー31における「コ」字状の対向する2つの側面の間隔は、ナット212のねじ軸211に沿った移動を妨げない十分な大きさである。
ガイドレール24は、このカバー31における「コ」字状の対向する2つの側面にそれぞれ1つずつ固定されている。2つのガイドレール24,24は、断面が矩形の棒状の同じ形状、大きさであって、互いの間隔はナット支持材22のレール案内溝222の間隔に等しい。ガイドレール24の断面の形状は、ナット支持材22のレール案内溝222にぴったりと嵌り込んでレール案内溝222に対して摺動可能なものである。ガイドレール24は、カバー31の長手方向における中央に設けられ、その長さは、コンロッド23を介して連結される揺動アーム12bの揺動範囲に対応する(揺動範囲を円弧とするとその弦の長さ)。ガイドレール24は、レール案内溝222内を摺動してナット支持材22の移動を円滑に行わせることにより、ボールねじ21の動作精度および耐久性を向上させる。カバー31は、ねじ軸211の両側の端にそれぞれ連結されたサーボモータ41,42のカップリングケース43,44に固定されている。
図5は砥石保持装置4における砥石研削面位置調整の様子を示す図である。
砥石保持装置4は、ベース35、第1介在部36、第2介在部37および砥石保持部38からなる。
ベース35は、一方の表面に、突出元を短尺の底面(上底)および突出端を長尺の底面(下底)とする断面台形のアリ351が突出して上下方向に延びている。ベース35は、アリ351が延びた方向を揺動リンク11a,11bに直交させ、その上下の端近傍がそれぞれ異なる一方の揺動リンク11a(,11b)に、揺動軸352,353によって揺
動可能に支持されている。
第1介在部36は、一方の表面に、ベース35のアリ351を嵌め入れるアリ溝361が設けられている。アリ溝361は、ギブ363を用いてベース35のアリ351と嵌め合わされている。第1介在部36は、アリ351に嵌め合わされたアリ溝361を移動させることにより、ベース35に対して上下動させることができる。第1介在部36の上下動は、ギブ363の雌ねじに螺合させた六角穴付きボルト364を締め付け、ギブ363を第1介在部に引き寄せることにより制限される。第1介在部36は、他方の表面に、上下方向に延びたアリ362を備える。
第1介在部36および第2介在部37は、アリ362とアリ溝371との組み合わせで上下方向に伸縮可能に一体化されている。第2介在部37および砥石保持部38は、アリ373とアリ溝382との組み合わせで、水平方向(揺動リンク11a,11bの長手方向)に伸縮可能に一体化されている。
砥石保持装置4は、例えば研削対象物の加工面の曲率が小さい(曲率半径が大きい)ときは、砥石保持部38を上昇させて超仕上砥石39の研削面の振動中心からの距離を大きくし、この逆に加工面の曲率が大きいときには、砥石保持部38を下降させて超仕上砥石39の研削面の振動中心からの距離を小さくすることができる。
このように、超仕上研削装置1は、研削対象物の加工曲率の大小に応じて超仕上砥石39を保持する砥石保持装置4を上下させることができる。
超仕上研削装置1は、リンクベース13をコラムに対して上下動させること、および砥石保持装置4の上下動によって、加工面の曲率が異なる種々の研削対象物に対応することができる。リンクベース13の上下動がサーボモータで行われることにより、研削が終了したワークの取り出し時に砥石保持装置4を上昇させ、未研削のワークのセット時に正確に砥石保持装置4を下降させることができる。
駆動装置5は、2つのサーボモータ41,42で構成される。サーボモータ41,42は、その回転軸が、ボールねじ21のねじ軸211両端の互いに異なる一方に、カップリンクケース43,44を介して連結されている。一方のサーボモータ41をマスターサーボモータ41ということがある。他方のサーボモータ42をスレーブサーボモータ42ということがある。
サーボモータ41,42は、連結されたねじ軸211を回転させ、これに螺合されたナット212を水平方向に移動させる。ナット212は、連結されたコンロッド23を、自らの移動方向と同じ方向に移動させ、コンロッド23は連結された揺動アーム12bを保持軸19周りに回動させる。サーボモータ41,42は、協働してねじ軸211の正回転、逆回転を繰り返すことによりナット212を往復移動させ、コンロッド23に連結されたリンク機構部3を保持軸18,19周りに揺動させる(図6参照)。
制御装置は、コントローラおよびサーボアンプ等からなる。
コントローラは、超仕上げ加工条件、演算処理結果、エンコーダの出力データおよびサーボアンプの制御プログラム等を記憶するRAM、演算処理を行うCPU、大容量磁気ディスク等の記憶装置、超仕上げ加工条件等を入力しかつ超仕上げ加工の状況を表示させる入出力装置(タッチパネル)、ならびに異常を知らせる警報装置等からなる。
コントローラは、サーボアンプに対してサーボモータ41,42の動作条件を指令しこれらの動作を制御させる。
次に超仕上げ加工時の超仕上研削装置1の動作を説明する。
図6は球面ころW湾曲表面の超仕上げ加工における超仕上研削装置1の動作図である。図6(a)はナット212が右端に移動し超仕上砥石39が角度θ振れた図、図6(c)はナット212が左端に移動し超仕上砥石39が角度−θ振れた図である。
初めに、超仕上研削装置1の動作条件が入出力装置からコントローラに入力される。動作条件とは、超仕上砥石39を振動させる角度(振動角度)θ、振動数、振動速度および1つの球面ころW(以下「ワークW」ということがある)を研削加工する時間等である。サーボモータ41,42を駆動源とする超仕上研削装置1は、コントローラのプログラムによって、超仕上砥石39の振動が、図13に示される超仕上研削装置8のような単弦運
動(単振動、サインカーブ)でなく、振動の1周期で多段的に振動速度を変化させること、および1サイクルの研削加工の途中で振動速度を段階的に変更することが可能である。これらの一連の動作条件は、都度入力するのではなく、個別のプログラムとして記憶装置に保存してワークWが変更されるごとに対応プログラムを呼び出して、または単一のプログラムにおける変数の扱いでワークWごとに保存された一連のパラメータを記憶装置から読み出すようにすることもできる。
なお、「振動」は超仕上砥石39の動きを説明するものであり、「揺動」はリンク機構部3またはこの構成要素の動きを説明するものであるが、これらを厳密に区別するものではない。
ワークWが、水平に並んで同一方向に回転する2つのロール51,51(図4参照)の間に搬送され、回転を始める。ロッドを伸張させるための所定の圧力の圧縮空気がエアシリンダ385に供給されて、超仕上砥石39の研削面がワークWの湾曲表面に押し当てられる。これと同時に、コントローラは、サーボモータ41,42を、設定された振動速度に応じた回転速度で正逆回転を繰り返すよう制御し、研削加工を開始させる。コントローラは、ナット212の原点位置(揺動アーム12bの傾斜角度がゼロの位置)をマスターサーボモータ41における回転角として記憶しており、ナット212が原点位置の両側に距離±Xの間で往復移動を繰り返すように、サーボアンプに対してサーボモータ41,42の駆動指令を発する。距離±Xは、超仕上砥石39を角度±θで振動させるためのナット212の移動距離である。
駆動装置5は、サーボモータ41をマスターとしてこれにより位置制御を行い、他方のサーボモータ42は駆動力のみ担当するマスタースレーブ制御とする。
原点位置の設定(記憶)は、縦ロッド12a,12bが完全に垂直になるようナット212を移動させることにより始められる。
図7を参照して、縦ロッド12a,12bが完全に垂直になったら、位置決め治具45を縦ロッド12b側に移動させて、縦ロッド12bに設けられた孔46に嵌め入れられている円柱形の基準ピン47を、位置決め治具45の縦ロッド12b側端部に設けられた溝に収める。この溝は、基準ピン47の外径より僅かに大きな内径の半円形断面を有する。位置決め治具45を縦ロッド12bに向けて水平に移動させたときその溝に基準ピン47が嵌り込めば、縦ロッド12a,12bが完全に垂直になったときである。
すなわち、縦ロッド12a,12bが垂直か否かは、リングベース13に固定された治具における半円形断面の溝に収まった状態で基準ピンが縦ロッド12aに設けられた孔に挿入されているか否かで判断される。
なお、位置決め治具45は、縦ロッド12a,12bの垂直が確認されると、溝から基準ピン47が抜け出る位置まで(図7では左方向に)移動される。
縦ロッド12a,12bが垂直になった位置をナット212の原点位置(傾斜角度θ=0度)として、このときのサーボモータ41のエンコーダの値と関連づけて記憶される。
縦ロッド12a,12bを傾斜角度θ傾ける場合には、予め計算された傾斜角度θに対応する原点位置からの距離Xまでナット212を移動させる。次にナット212を原点位置に戻し、さらに逆方向に距離X移動させて縦ロッド12a,12bを傾斜角度−θまで傾斜させる。
ナット212のこの一連の移動を繰り返すことにより、超仕上砥石39の揺動運動が行われる。
ナット212は、コンロッド23を介して揺動アーム12bを往復揺動させる。揺動アーム12bは、リンク機構部3全体を往復揺動させる。揺動軸352,353によって揺動リンク11a,11bに支持された砥石保持装置4は、揺動アーム12a,12bと同じように、設定された振動角度±θ内で往復揺動を繰り返す。
砥石保持装置4の揺動中心(軸)Oは、揺動アーム12a,12bの保持軸18,19に平行かつこれらと同一仮想平面に出現する。超仕上砥石39は、その研削面が周面における軸方向中央が膨らんだ樽状のワーク(球面ころ)Wの母線の曲率と同一の曲率でへこんでおり、保持軸18,19と中間の揺動リンク11bとの間に保持されて揺動リンク1
1bと同一方向に振動する。
砥石保持装置4の往復揺動によって、保持された超仕上砥石39の研削面は回転するワーク(球面ころ)Wの湾曲する表面を押圧した状態で振動し、超仕上げ加工が行われる。
コントローラは、入力された動作条件に従って研削加工を制御し、全ての研削加工が終了する(または設定加工時間が経過する)と、サーボモータ41,42を制御してナット212を原点に移動させる。
同時に超仕上砥石39の加圧を停止し、超仕上砥石39の位置を保った状態でコラムに備えられたサーボモータが回転し、ボールねじによりリンクベース13が上昇する。研削されたワークWは、リンクベース13が上昇した後に、未研削のワークWに取り換えられる。
超仕上研削装置1は、サーボモータ41,42を使用するため、超仕上砥石39の振動角度および振動速度の変更をデータ入力またはプログラム変更等で容易に行うことができる。
また、超仕上研削装置1は、ボールねじ21、コンロッド23を介して、揺動アーム12bにおける揺動中心である保持軸19から離れた位置を駆動するために、(支点、力点および作用点の相互関係から)小さな力で大きなリンク機構を動作させることができ、小さな出力のモータで大型のワークを研削することができる。
超仕上研削装置1は、研削条件の変更をタッチパネル(操作盤)等から簡単に行うことができる。
図8および図9は他の超仕上研削装置1B,1Cの正面図である。
超仕上研削装置1Bは、リンク機構部3、リンク駆動部2、4つの砥石保持装置4B,4B,4B,4B、駆動装置5および制御装置等からなる。
超仕上研削装置1Bは、2つの揺動リンク11a,11bに並列に4つの砥石保持装置4B,4B,4B,4Bが、揺動可能に連結されている。また、砥石保持装置4Bは、4つの並列設置を可能とするために、超仕上研削装置1の砥石保持装置4に比べて細長く設計されている。このことを除き、超仕上研削装置1Bは前述した超仕上研削装置1とその構造、動作は同一である。したがって、図8において超仕上研削装置1と同一の構造、作用を有するものについては超仕上研削装置1におけるものと同一の符合を付し、その説明を省略する。
超仕上研削装置1Cは、リンク機構部3C、リンク駆動部2、4つの砥石保持装置4C,4C,4C,4C、駆動装置5および制御装置等からなる。
超仕上研削装置1Cのリンク機構部3Cは、砥石保持装置4Cが保持する超仕上砥石39Cの研削面が、保持軸18,19を含む仮想平面に対して揺動リンク11bの反対側に配されるように、揺動アーム12a,12bの中間に連結された揺動リンク11bが保持軸18,19に近づけられている。このように構成された超仕上研削装置1Cでは、砥石保持装置4Cの揺動中心(軸)Oの先に位置する超仕上砥石39Cの研削面は、ナット212の移動方向、すなわち揺動リンク11a,11bの移動方向と逆の方向に移動(振動)する。砥石保持装置4Cに保持された超仕上砥石39Cは、その研削面が、幅方向両端に比べて中央が凸となった湾曲面に形成されている。超仕上研削装置1Cは、図9に示されるような、周面における軸方向中央部分がへこんだ鼓状の回転体(ワークW)の表面の研削に使用される。
以上のことを除き、超仕上研削装置1Cは、前述した超仕上研削装置1とその構造、動作が同一である。図9において超仕上研削装置1と同一の構造、作用を有するものについては超仕上研削装置1におけるものと同一の符合を付し、その説明を省略する。
図10は異形のワークWと超仕上砥石39,39Cとの関係を示す図である。
超仕上研削装置1,1Bは、図10(a)に示される、軸心を含む断面形状が点対称でなく周面が凸状に湾曲するワークWaの超仕上げ加工を、コントローラの制御プログラムの変更または制御定数の変更により行うことができる。ワークWaの超仕上げ加工は、超仕上砥石39の振動の中心(砥石保持装置4の揺動の中心)OHの垂直面からの傾斜角度がゼロではなく、ワーク回転用ロールに保持されたワークWaの軸方向における周面の母
線の中央と砥石保持装置4の揺動中心(軸)Oとを含む面の(垂直面からの)傾斜角度−α(α>0)が採用される。コントローラは、入力されたこの傾斜角度−αから、マスターサーボモータ41における揺動中心の回転角の値を算出し、この回転角のときを振動角度ゼロとし、入力されたと振動角度θ(θ>0)に基づいてマスターサーボモータ41およびスレーブサーボモータ42に正逆回転動作を行わせる。
超仕上研削装置1Cは、図10(b)に示される、軸心を含む断面形状が点対称でなく周面が凹状に湾曲するワークWbの超仕上げ加工を、コントローラの制御プログラムの変更または制御定数の変更により行うことができる。このときの超仕上研削装置1Cにおける超仕上砥石39の振動の中心(砥石保持装置4の揺動の中心)OHの垂直面からの傾斜角度は、ワーク回転用ロールに保持されたワークWbの軸方向における周面の母線の中央と砥石保持装置4の揺動中心(軸)Oとを含む面の傾斜角度α(α>0)が採用される。ワークWbの超仕上げ加工時における振動角度θに基づくコントローラの制御等は、図10(a)に示されるワークWaの場合と同じである。
図11は他のリンク駆動部2Dを有する超仕上研削装置1Dの平面断面図、図12は図11におけるD−D矢視図である。図12(a)は砥石保持装置4が原点位置にあるとき、図12(b)は砥石保持装置4が揺動したときの図である。
リンク駆動部2Dは、ボールねじ21、ナット支持材22D、連結ピン55Dおよびガイドレール24,24等からなる。ボールねじ21およびガイドレール24,24の基本的な構成は、超仕上研削装置1のリンク駆動部2におけるものと同じである。
ナット支持材22Dは、全体として断面形状が「コ」字状であり、その凹状となった部分にナット212が固定されており、凹状部分を挟んだ両側にガイドレール24を案内するレール案内溝を有する点で、リンク駆動部2のナット支持材22と同じである。ナット支持材22Dは、水平方向に突出して棒状に形成され断面が円形の連結ピン55Dが一体化(固定)されている。連結ピン55Dは、突出端に他の部分よりも径が大きな断面円形のフランジ部551Dを有する。
超仕上研削装置1Dは、リンク駆動部2Dの連結ピン55Dに対応させて、一方の揺動アーム12bを貫通する連結ピン移動孔122Dが設けられている。連結ピン移動孔122Dは、フランジ部551Dを除く連結ピン55Dの径よりわずかに大きな径を有する円が2分され少し離された長円形の断面を有する。連結ピン移動孔122Dは、その開口形状における長手方向を揺動アーム12bに揃えて、2つの揺動リンク11a,11bを連結する揺動軸15,17の間に配されている。
リンク駆動部2Dは、連結ピン55Dが連結ピン移動孔122Dを貫通し、フランジ部551Dが、揺動アーム12bをあいだにナット支持材22Dの反対側で連結ピン移動孔122Dからの連結ピン55Dの抜けを防止することにより、揺動アーム12bに揺動可能に連結されている。連結ピン移動孔122Dが上記長円形とされたのは、保持軸19を中心とした円弧上を移動する連結ピン移動孔122Dによって、連結ピン55Dの直線移動が妨げられることのないように考慮されたものである。
超仕上研削装置1Dは、リンク駆動部2Dにおけるナット212が一方の揺動アーム12bの直近に位置する。超仕上研削装置1Dは、砥石保持装置4の傾斜角度がゼロのときをナット212の原点位置であるとコントローラに記憶させることにより、超仕上研削装置1と同様に、任意の角度±θで超仕上砥石39を振動させることができる。また、超仕上砥石39の振動速度の制御等も、超仕上研削装置1と同様に行うことができる。
超仕上研削装置1Dは、一方の揺動アーム12に連結ピン55Dを一体化し、ナット支持材22Dに連結ピン移動孔122Dを貫通させてもよい。
超仕上研削装置1Dにおける上記以外の構成は、超仕上研削装置1におけるものと同じであり、その説明を省略する。
超仕上研削装置1,1B,1Cにおいて、ナット212および揺動アーム12bとコンロッド23との連結部分のいずれか一方を、揺動不能に固着してもよい。その場合、固着されない側の連結部分は、コンロッド23が揺動アーム12bの保持軸19(揺動中心O)とは反対側に移動可能に形成される。
超仕上研削装置1,1B,1C,1Dは、リンク機構部3,3Cの剛性を高めることにより、例えば超仕上げ前の断面形状が真円でない球面ころWの表面の超仕上げ加工において、表面の平滑化だけでなく、断面形状を真円に矯正することができる。
超仕上研削装置1,1B,1C,1Dにおいて、ガイドレールをナット支持材22,22に固着し、レール案内溝をカバー31に設けても、上記ガイドレール24,24およびレール案内溝222,222と同じ作用効果を奏する。また、これらを各1対でなく、それぞれ1つずつとしても、ボールねじ21の動作精度および耐久性の向上が期待できる。
この処理は、サーボモータを2台使用する場合、いずれか一方の相対回転角ゼロおよびエンコーダ出力を基準として、他方には基準とするサーボモータと同じ動作を行わせる。
その他、超仕上研削装置1,1B,1C,1D、および超仕上研削装置1,1B,1C,1Dの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、例えば球面ころ軸受に使用される球面ころの表面の平滑度を高める処理を行うことができる超仕上研削装置に利用することができる。
1,1B,1C,1D 超仕上研削装置
4,4B 砥石保持装置
11a,11b 揺動リンク
12a,12b 揺動アーム
14〜17 (リンク駆動部の)揺動軸
21 ボールねじ
22,22D ナット支持材(ナットに一体化された部材)
23 コンロッド(連結手段)
24 ガイドレール
31 カバー
41 サーボモータ(マスターサーボモータ)
42 サーボモータ(スレーブサーボモータ)
55D 連結ピン(連結手段)
122D 連結ピン移動孔(連結手段)
211 ねじ軸
212 ナット
222 レール案内溝
352,353 (砥石保持装置の)揺動軸

Claims (5)

  1. 2つの揺動リンクおよび2つの揺動アームが4点の揺動軸で連結された平行リンクに、前記揺動アームにおける揺動軸の並びに平行に並ぶ2つの揺動軸によって砥石保持装置が揺動可能に連結された超仕上研削装置であって、
    駆動源としてのサーボモータと、
    ねじ軸およびナットにより構成され前記サーボモータにより前記ねじ軸が回転するボールねじと、
    前記ナットに前記揺動アームを非固定的に連結する連結手段と、を有し、
    前記ねじ軸が前記揺動リンクに平行である
    ことを特徴とする超仕上研削装置。
  2. 前記連結手段は、一端が前記ナットに連結され他端が前記揺動アームに連結されたコンロッドを有する、
    請求項1に記載の超仕上研削装置。
  3. 前記連結手段は、
    前記ナットおよび前記揺動アームのいずれか一方を貫通する孔である連結ピン移動孔と、
    前記ナットおよび前記揺動アームのいずれか一方に一体化され前記連結ピン移動孔に前記ナットの直線移動が可能なように嵌め入れられた棒状の連結ピンと、を有する
    請求項1に記載の超仕上研削装置。
  4. 前記サーボモータは、前記ねじ軸の両端にそれぞれに1つずつ連結された
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の超仕上研削装置。
  5. 前記ねじ軸の両端間に前記ボールねじと前記砥石保持装置とを隔てるカバーを備え、
    前記カバーには、いずれも前記ねじ軸に平行に延びた、棒状のガイドレールおよびこのガイドレールが嵌り込んで摺動可能なレール案内溝のいずれか一方が設けられ、
    前記ナットまたは前記ナットに一体化された部材に前記ガイドレールおよび前記レール案内溝のいずれか他方が設けられた
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の超仕上研削装置。
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