JP5552278B2 - ネット状のパンツ及びその装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネット状のパンツ及びその装着方法に関する。詳しくは、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有するネット状のパンツ及びその装着方法に関する。
従来、生理用ナプキンや失禁パッド等の略矩形形状を有する吸液パッドを固定し、この吸液パッドを装着者の身体にフィットさせるショーツが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以上のショーツは、このショーツの装着者が自分の手で装着しやすいように縦方向(丈方向)における伸長率を小さく構成している。
特開2006−144164号公報
ところで、上述の吸液パッドは、介護の現場においても用いられている。介護の現場においては、装着者に対する吸液パッドの装着や、この吸液パッドを固定するショーツのようなネット状のパンツの装着は、介護者により行われる。この場合、装着者が自ら装着しやすいように構成されている特許文献1で提案されたショーツを、介護者の手により装着させることは困難であった。
また、外装体は、吸液パッドの外側に直接装着される。そのため、介護者が吸液パッドの装着に不慣れな場合、吸液パッドから尿等の液体が漏れてしまう場合があり、このように液漏れが発生してしまうと、吸液パッドから漏れた液体により外装体や衣類が汚れてしまう場合があった。
従って、本発明は、吸液パッドの装着に不慣れな場合でも液漏れによる汚れが生じにくいネット状のパンツ及びその装着方法を提供することを目的とする。
本発明は、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有し、吸液パッドの外面側に装着可能なネット状のパンツであって、前記吸液パッドの外面側を覆うように装着された使い捨ておむつの外面側に装着された状態で該使い捨ておむつの略全長を被覆可能に構成されているネット状のパンツに関する。
また、ネット状のパンツは、丈方向における伸長率が60〜230%であることが好ましい。
また、ネット状のパンツは、繊維状部材が編み込まれて形成された伸縮性を有するシート状部材により構成され、前記吸液パッドの外面側に装着された状態で該吸液パッドの外面を視認可能であり、かつ、前記使い捨ておむつの外面側に装着された状態で該使い捨ておむつの外面を視認可能であることが好ましい。
また、本発明は、使い捨ておむつの内面側に吸液パッドを配置する工程と、前記吸液パッドが配置された前記使い捨ておむつを被装着者に装着する工程と、前記使い捨ておむつの外面側にウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有するネット状のパンツを装着して、該ネット状のパンツにより前記使い捨ておむつの略全長を被覆する工程と、を備えるネット状のパンツの装着方法に関する。
また、前記使い捨ておむつとして、展開型の使い捨ておむつを用いることが好ましい。
本発明によれば、吸液パッドの装着に不慣れであっても液漏れによる汚れが生じにくいネット状のパンツ及びその装着方法を提供できる。
本発明のネット状のパンツの好ましい一実施形態としての伸縮パンツを示す斜視図である。 図1に示す伸縮パンツの平面図である。 図1に示す伸縮パンツを吸液パッドの外面側に装着した状態を示す斜視図である。 図1に示す伸縮パンツを使い捨ておむつの外面側に装着した状態を示す斜視図である。 吸液パッドの平面図である。 吸液パッドを配置した使い捨ておむつの展開状態における分解斜視図である。
以下、本発明の好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のネット状のパンツの好ましい一実施形態としての伸縮パンツ1を示す斜視図である。図2は、伸縮パンツ1の平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の伸縮パンツ1は、前身頃2及び後身頃3を有する。また、この伸縮パンツ1は、ウエスト開口部4及び一対のレッグ開口部5を有している。
伸縮パンツ1は、図2に示すように、2枚の略同形の横長矩形形状のシート状部材を重ね合わせた状態で、これらのシート状部材の幅方向に沿う一対の側縁6を接合すると共に、シート状部材の長手方向に沿う一対の側縁7a,7bのうちの一方の側縁7aの略中央部を接合して形成される。即ち、シート状部材の長手方向に沿う一対の側縁7a,7bのうちの一方の側縁7aにおける非接合部分により一対のレッグ開口部5が形成され、他方の側縁7bによりウエスト開口部4が形成される。
伸縮パンツ1を構成するシート状部材は、繊維状部材が編み込まれて形成されており、伸縮性を有する。
伸縮パンツ1のウエスト開口部4近傍には、伸縮パンツ1の幅方向(図1及び図2に示すX方向)に沿って弾性部材8が配置されている。また、伸縮パンツ1のウエスト開口部4と一対のレッグ開口部5との間にも、伸縮パンツ1の幅方向に沿って複数の弾性部材8が所定間隔をあけて配置されている。
以上の伸縮パンツ1は、図3に示すように、尿パッド等の略矩形形状の吸液パッド10を高齢者等の装着者に装着した状態で、この吸液パッド10の外面側に装着される。また、伸縮パンツ1は、図4に示すように、装着された吸液パッド10の外面側を覆うように使い捨ておむつ20を装着した状態で、この使い捨ておむつ20の外面側に装着される。
吸液パッド10は、図5に示すように、平面視で縦長の矩形形状を有している。この吸液パッド10は、装着者の肌当接面側に配置される液透過性の表面シート11と、装着者の非肌当接面側に配置される液不透過性又は液難透過性の裏面シート12(図3参照)と、表面シート11と裏面シート12との間に配置される液吸収性の吸収体13と、を備えて構成される。また、表面シート11の両側部近傍には、装着者の肌側に起立する一対の防漏壁14が設けられている。
吸液パッド10の長手方向における長さに特に制限はないが、装着者の***部を好適に覆う観点から、好ましくは120mmから960mm、より好ましくは380mmから850mmである。また、吸液パッド10の幅方向における長さ(股下幅)は、好ましくは40mmから360mm、より好ましくは160mmから250mmである。
尚、本発明における吸液パッドは、実質的に***部を覆うような形状や大きさであればよく、上記のような平面視で縦長の矩形形状には限定さない。例えば***部を覆うことができる立体的な形状のものであってもよい。この場合の吸液パッドの略全長とは、装着時の腹側から背側に至る長さである。
使い捨ておむつ20は、図6に示すように、展開型の使い捨ておむつであり、装着時に装着者の腹側に配置される腹側部21と、装着者の背側に配置される背側部22と、腹側部21と背側部22との間に配置される股下部23と、を備える。この使い捨ておむつ20は、股下部23の両側縁が内向きの円弧状に湾曲しており、長手方向の中央部がくびれた略砂時計形状を有している。
使い捨ておむつ20は、吸液パッド10と同様の構成を有しており、図6に示すように、装着者の肌当接面側に配置される液透過性の表面シート24と、装着者の非肌当接面側に配置される液不透過性又は液難透過性の裏面シート25(図4参照)と、表面シート24と裏面シート25との間に配置される液吸収性の吸収体26と、を備えて構成される。また、表面シート24の両側部近傍には、装着者の肌側に起立する一対の防漏壁27が設けられている。
また、使い捨ておむつ20の背側部22の両側縁には、それぞれ、ファスニングテープ28が設けられ、腹側部の外面(非肌当接面)には、ファスニングテープ27を止着可能なランディングテープ29(図4参照)が設けられる。
使い捨ておむつ20の長手方向における長さに特に制限はないが、装着者の***部を好適に覆う観点から、好ましくは300mmから1000mm、より好ましくは790mmから960mmである。また、使い捨ておむつ20の股下部における幅方向の長さは吸液パッド10の幅方向の長さよりも長いことが好ましく、具体的には45mmから360mmである。
本実施形態の伸縮パンツ1は、幅方向Xに直交する丈方向(図1及び図2に示すY方向)における伸長率が60〜230%、好ましくは、80%から220%に構成されている。これにより、伸縮パンツ1は、吸液パッド10の外面側に装着された状態で、この吸液パッド10の長手方向の略全長を被覆すると共に、使い捨ておむつ20の外面側に装着された状態で、この使い捨ておむつ20の略全長を被覆可能に構成される。
伸縮パンツ1の丈方向Yにおける伸長率が60%未満の場合には、伸縮パンツ1を使い捨ておむつ20の外面側に装着する場合に、伸縮パンツ1を装着しにくくなってしまう。また、伸縮パンツ1を使い捨ておむつの外面側に装着した場合に、この使い捨ておむつの略全長を覆えなくなってしまうおそれがある。
また、伸縮パンツ1の丈方向Yにおける伸長率が230%を超える場合には、吸液パッド10の外側に直接伸縮パンツ1を装着した場合における吸液パッド10の位置固定効果が弱くなり、液漏れが生じやすくなってしまう。
尚、伸縮パンツ1の幅方向Xにおける伸長率は、好ましくは40〜170%、より好ましくは60〜150%である。
伸縮パンツ1の伸長率は、以下の式を用いて計算される。
伸長率(%)=(最大伸長状態における長さ−自然状態における長さ)/自然状態における長さ×100
伸縮パンツ1の自然状態における幅方向Xの長さL1は、好ましくは200〜400mm、より好ましくは230〜350mmである。また、伸縮パンツ1の自然状態における丈方向Yの長さL2は、好ましくは120〜250mm、より好ましくは140〜230mmである。
次に、本実施形態の伸縮パンツ1の装着方法につき説明する。
上述のように、本実施形態の伸縮パンツ1は、吸液パッド10を装着者に装着した状態で、この吸液パッド10の外面側に装着されると共に、装着された吸液パッド10の外面側を覆うように使い捨ておむつ20を装着した状態においても、この使い捨ておむつ20の外面側に装着される。
先ず、伸縮パンツ1を吸液パッド10の外側に直接装着する場合の装着方法について説明する。
この場合、まず、装着者に対して吸液パッド10及び伸縮パンツ1を装着する者(例えば、介護者)は、吸液パッド10を、装着者の股下を覆うように装着する。次いで、介護者は、装着者の両足を伸縮パンツ1のウエスト開口部4側から一対のレッグ開口部5側に向けて通す。次いで、一対のレッグ開口部5に装着者の両足が通された伸縮パンツ1を、吸液パッド10の長手方向の略全長を覆うまで引き上げる。これにより、吸液パッド10は、装着者の股下を覆った位置で、伸縮パンツ1に覆われて保持される(図3参照)。
尚、この状態で、シート状部材を構成する編みこまれた繊維状部材の隙間から吸液パッド10は視認可能となっている。
次に、吸液パッド10の外面側を覆うように装着した使い捨ておむつ20の外面側に伸縮パンツ1を装着する場合の装着方法について説明する。
この場合、先ず、図6に示すように、吸液パッド10を使い捨ておむつの表面シート24側(肌当接面側)に配置する。次いで、介護者は、吸液パッド10が装着者の股下に対向するように使い捨ておむつ20を配置する。次いで、介護者は、背側部22に設けられたファスニングテープ28を腹側部21の外面側に設けられたランディングテープ29に止着して使い捨ておむつ20を装着者に装着する。次いで、装着者の両足を伸縮パンツ1のウエスト開口部4側から一対のレッグ開口部5側に向けて通す。次いで、一対のレッグ開口部5に装着者の両足が通された伸縮パンツ1を、使い捨ておむつ20の略全長を覆うまで引き上げる。これにより、吸液パッド10は、装着者の股下を覆った位置で、使い捨ておむつ20及び伸縮パンツ1により覆われて保持される(図4参照)。
尚、この状態においても、シート状部材を構成する編みこまれた繊維状部材の隙間から使い捨ておむつ20は視認可能となっている。
以上説明した本実施形態の伸縮パンツ1、及び伸縮パンツ1の装着方法によれば、以下のような効果を奏する。
使い捨ておむつ20の外面側に装着された状態において、この使い捨ておむつ20の略全長を被覆可能に構成した。これにより、伸縮パンツ1を使い捨ておむつ20の外側に配置した場合に、この伸縮パンツ1により使い捨ておむつ20の略全長を覆えるので装着者に装着した吸液パッド10の位置がずれにくい。よって、吸液パッド10の装着に不慣れな介護者の場合は、使い捨ておむつ20に吸液パッド10を配置し、吸液パッド10が配置された使い捨ておむつ20を装着者に装着した後に、この使い捨ておむつ20の外側に伸縮パンツ1を装着できる。その結果、吸液パッド10の装着に不慣れであっても吸液パッド10からの液漏れにより伸縮パンツ1が汚れにくい。
また、吸液パッド10の外面側に装着された状態で、この吸液パッド10の長手方向の略全長を被覆可能に構成した。これにより、伸縮パンツ1を、吸液パッド10の外側に直接配置した場合、及び使い捨ておむつ20の外側に配置した場合のいずれの場合においても、この伸縮パンツ1により吸液パッド10又は使い捨ておむつ20の略全長を覆える。よって、伸縮パンツ1を、吸液パッド10の外側に直接配置した場合、及び使い捨ておむつ20の外側に配置した場合のいずれの場合にも好適に使用できるので、伸縮パンツ1の利便性を向上できる。
また、伸縮パンツ1の丈方向Yにおける伸長率を60〜230%とした。これにより、伸縮パンツ1を吸液パッド10の外側に直接配置した場合、及び使い捨ておむつ20の外側に配置した場合のいずれの場合においても吸液パッド10又は使い捨ておむつ20の略全長を好適に覆うことができる。よって、伸縮パンツ1による吸液パッド10の位置ずれ防止効果を向上できる。
また、伸縮パンツ1を、繊維状部材が編みこまれて形成された伸縮性を有するシート状部材により構成した。これにより、伸縮パンツ1を吸液パッド10の外面側に装着した状態、及び使い捨ておむつ20の外面側に装着した状態のいずれの状態においても、編みこまれた繊維状部材の隙間から吸液パッド10又は使い捨ておむつ20を視認できる。よって、例えば、吸液パッド10又は使い捨ておむつ20の外面に、所定量の尿が検知された場合に色が変化して吸液パッド10又は使い捨ておむつ20の交換時期を知らせる識別部材が配置されていた場合には、この識別部材の色の変化を容易に認識できる。
また、装着者が寝返りを打つなどして***を変更した場合には、使い捨ておむつ20と装着者の体との間に配置される吸液パッド10に位置ずれが生じやすい。このように、吸液パッド10に位置ずれが生じた場合には、使い捨ておむつ20への液漏れが起こりやすくなり、使い捨ておむつ20の交換頻度が多くなってしまう。
そこで、吸液パッド10を内面側に配置した使い捨ておむつ20を装着者に装着した後に、この使い捨ておむつ20の外側に、使い捨ておむつ20の略全長を覆うように伸縮パンツ1を装着した。これにより、装着者が寝返りを打つなどして***を変更した場合においても、吸液パッド10の位置ずれが生じにくい。よって、使い捨ておむつへの液漏れが起こりにくくなるので、使い捨ておむつ20の交換頻度を少なくできる。
また、吸液パッド10の外側に配置する使い捨ておむつ20として展開型の使い捨ておむつ20を用いた。これにより、使い捨ておむつ20の内側に吸液パッド10を正確に配置できる。よって、吸液パッド10を装着者の股下に好適に位置させられるので使い捨ておむつ20への液漏れを低減できる。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、吸液パッド10を、表面シート11、裏面シート12及び吸収体13により構成したが、これに限らない。即ち、吸液パッドを、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、装着者が***した尿を検知する尿検知部と、***された尿を導出する導尿チューブと、尿検知部により尿が検知された場合に導尿チューブを介して尿を導出する導出機構と、を備える尿レシーバにより構成してもよい。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に具体的に説明する。
下記実施例1及び比較例1により、吸液パッド、使い捨ておむつ、及び伸縮パンツを装着後に装着者が***を変更した場合における、吸液パッドから使い捨ておむつへの液漏れ量(以下、内漏れ量という)、及び使い捨ておむつから外部への液漏れ(以下、外漏れという)の有無を測定した。
〔実施例1〕
伸縮パンツ:自然状態における幅255mm、丈210mm、幅方向における伸長率150%、丈方向における伸長率140%
吸液パッド:ユニ・チャーム(株)製、商品名「ライフリー お肌快適パッド」
使い捨ておむつ:ユニ・チャーム(株)製、商品名「ライフリー 横漏れあんしんテープ止め」(展開型使い捨ておむつ)
〔内漏れ量及び外漏れ量の測定〕
等身大のモデル(人形)に吸液パッド及び使い捨ておむつを装着した後、この使い捨ておむつの外側に伸縮パンツを装着した。次いで、吸液パッド、使い捨ておむつ、及び伸縮パンツを装着したモデルを繰り返し10回ジャッキアップし、モデルに擬似的な腹筋運動を10回行わせた。腹筋運動終了後のモデルを仰臥位、側臥位、及び座位の3姿勢にし、それぞれに150mlの人工尿を5ml/sにて注入した。人工尿の注入後、内漏れ量及び外漏れの有無を測定した。
〔比較例1〕
伸縮パンツを用いなかった以外は、実施例1と同様の方法で内漏れ量及び外漏れ量の測定を行った。
実施例1及び比較例1における内漏れ量及び外漏れの有無の測定結果を以下の表1に示す。
Figure 0005552278
表1に示したように、実施例1では、座位の場合にわずかに内漏れが見られたが、仰臥位及び側臥位では、内漏れは見られなかった。これに対し、比較例では、側臥位及び座位において多量の内漏れが見られた。
1 伸縮パンツ(ネット状のパンツ)
2 前身頃
3 後身頃
4 ウエスト開口部
5 レッグ開口部
10 吸液パッド
20 使い捨ておむつ

Claims (4)

  1. ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有し、吸液パッドの外面側に装着可能であり、略全体が編みこまれた繊維状部材の隙間から内部が視認可能なネット状のパンツであって、
    前記吸液パッドの外面側を覆うように装着された使い捨ておむつの外面側に装着された状態で該使い捨ておむつの略全長を被覆可能に構成され、
    前記ウエスト開口部は、2枚の横長矩形形状の前記繊維状部材に、長手方向に沿って延びるとともに幅方向に間隔を開けて弾性部材が配置されたシート状部材を重ね合わせた状態で、該シート状部材の長手方向の一方の側縁により形成され、
    前記レッグ開口部は、長手方向の他方の側縁における略中央部を接合し、該略中央部の幅方向両側に形成される非接合部分により形成されており
    丈方向における伸長率が80%から220%であるネット状のパンツ。
  2. 繊維状部材が編み込まれて形成された伸縮性を有するシート状部材により構成され、前記吸液パッドの外面側に装着された状態で該吸液パッドの外面を視認可能であり、かつ、前記使い捨ておむつの外面側に装着された状態で該使い捨ておむつの外面を視認可能である請求項1記載のネット状のパンツ。
  3. 使い捨ておむつの内面側に吸液パッドを配置する工程と、
    前記吸液パッドが配置された前記使い捨ておむつを被装着者に装着する工程と、
    前記使い捨ておむつの外面側にウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を有する請求項1又は2に記載のネット状のパンツを装着して、該ネット状のパンツにより前記使い捨ておむつの略全長を被覆する工程と、を備えるネット状のパンツの装着方法。
  4. 前記使い捨ておむつとして展開型の使い捨ておむつを用いる請求項に記載のネット状のパンツの装着方法。
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