JP5551228B2 - パワーシート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーシート装置に関するものである。
特許文献1には、操作レバーの操作に応じて、パワーシートの可動部位を動作させることが記載されている。
特許文献2には、パワーシートの背もたれ部にセンサ電極が配置され、後方シートの乗員の手などの接近によってセンサ電極との間の静電容量の変化により、背もたれ部の傾斜移動または着座部の前後移動を制御することが記載されている。
特許文献3には、ヘッドレストに設けられた静電容量センサにより、頭部と静電容量センサの電極との間における静電容量に基づいて、ヘッドレストに対する頭部の高さ方向および横方向の位置を算出し、ヘッドレストを頭部の位置に合わせて移動させることが記載されている。
特許文献4には、シートの調整時において、操作スイッチの操作時間が予め定めた時間を経過するまでは低速で作動させ、当該時間経過後は高速で作動することが記載されている。
特開2009−22136号公報 特開2010−235081号公報 特開2010−221819号公報 特開2009−120141号公報
特許文献1のように、一箇所に設けられた操作レバーにより操作することは、操作者にとってどのレバーをどの方向に操作すれば良いか、容易に把握することができない。特許文献2,3に記載の静電容量センサを用いて、人間の一部が近接することによって、シートの可動部材を移動させるようにしたのでは、操作者の一部分がセンサに偶然接近した場合にも同様の動作をしてしまうおそれがある。これでは、操作者の操作性が良好とは言えない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作者が可動部材の操作を直感的に把握できるパワーシート装置を提供することを目的とする。
本手段に係るパワーシート装置は、状態を調整可能なパワーシート本体と、パワーシート本体の状態を調整する駆動装置と、パワーシート本体のうち可動部材に設けられ、一対の電極と一対の電極間に圧縮変形可能な誘電層とを備え、操作者の押し込み操作によって誘電層を圧縮変形する操作ユニットと、誘電層の圧縮変形に伴って変化する一対の電極間の静電容量を検出する検出器と、静電容量に基づいて操作者の押し込み操作方向に可動部材を移動するように、駆動装置を制御する制御装置とを備える。
操作ユニットは、静電容量型センサを適用し、操作者の押し込み操作によって誘電層が圧縮変形する。誘電層が圧縮変形することによって、一対の電極間の静電容量が変化する。つまり、一対の電極間の静電容量を検出することにより、操作者によって押し込み操作が行われたか否かを把握することができる。そして、操作者によって押し込み操作が行われた場合には、可動部材を移動させる。
ここで、可動部材は、操作者の押し込み操作方向に移動する。換言すると、可動部材の移動方向が、操作者の押し込み操作方向の成分を有していることになる。従って、操作者が、移動させたい可動部材に対して、移動させたい方向に押し込み力を付与することによって、可動部材が所望の方向に移動する。このように、可動部材の移動は、操作者にとって直感的に把握することができる。従って、操作性が飛躍的に向上する。
また、パワーシート本体は、複数の可動部材を備え、パワーシート装置は、複数の可動部材のそれぞれに対応するように、複数の駆動装置、複数の操作ユニットを備えるようにしてもよい。複数の操作ユニットを備える場合において、それぞれの操作ユニットに応じた可動部材の移動を行うことができる。そして、複数の操作ユニットを近い位置に配置したとしても、操作者が操作ユニットの押し込み操作によって駆動装置が作動するため、誤動作することを防止できる。
また、操作ユニットは、パワーシート本体の内部に配置され、エラストマー製の静電容量型センサとしてもよい。パワーシート本体に配置する場合に、座り心地を良好に確保しつつ、上記のように良好な操作性を発揮することができる。
また、操作ユニットは、パワーシート本体の表皮層の裏面に固定されるようにしてもよい。これにより、着座者の動きによってパワーシート本体が変形した場合であっても、操作ユニットの位置がずれることを防止できる。従って、操作性を良好にすることができる。さらに、操作ユニットを表皮層の裏面に固定することにより、操作者の押し込み操作によって容易に誘電層を圧縮変形させることができる。つまり、操作ユニットの感度を良好にすることができる。
また、制御装置は、検出器により検出される静電容量が大きくなるに従って可動部材の移動速度が大きくなるように、駆動装置を制御するとよい。ここで、操作者による押し込み量が大きくなるほど、静電容量が大きくなる関係にある。つまり、操作者が操作ユニットを強く押し込んだ場合に、可動部材の移動速度が大きくなる。この動作は、操作者にとって直感的に把握することができる動作となる。従って、操作性が向上する。
また、制御装置は、検出器により検出された静電容量と複数の閾値のそれぞれとを比較して、静電容量が大きくなるに従って段階的に可動部材の移動速度が大きくなるように、駆動装置を制御してもよい。
ここで、操作者が一定の押し込み力を付与しようとしても、パワーシート本体の可動部材が移動することによって、誘電層の圧縮変形量が変化する。そこで、段階的な閾値を設定しておき、可動部材の移動速度を段階的に変化させることで、パワーシート本体の可動部材の移動に伴う誘電層の圧縮変形量の変化の影響を受けにくくなる。つまり、操作者にとって、パワーシート本体の可動部材の移動速度の変動の違和感を受けにくくできる。
また、パワーシート装置は、操作者の操作によって可動部材の移動を許可する許可スイッチを備え、制御装置は、操作者の操作によって許可スイッチが許可状態とされたときに駆動装置を制御してもよい。これにより、操作者の意志に基づいて静電容量が変化したことを検出でき、その場合に可動部材を移動させることができる。
この場合、制御装置は、操作者の操作によって許可スイッチが許可状態とされたときに検出器により検出された静電容量を基準値として、検出器により検出される静電容量と基準値との差分に基づいて可動部材が移動するように、駆動装置を制御してもよい。
許可スイッチが許可状態とされたときに、静電容量のゼロ点設定をすることに相当する。つまり、操作者の意志により静電容量のゼロ点を設定している。そして、ゼロ点調整された静電容量から増加した分に基づいて、可動部材を移動させることとしている。これにより、操作者の意志がある場合の静電容量の増加量を検出でき、その静電容量に基づいて可動部材を移動させることができる。
また、制御装置は、検出器により検出された静電容量の単位時間当たりの変化量が設定範囲内に含まれた後に、駆動装置を制御してもよい。
人間の着座によってシート本体が変形することで、静電容量が変化することがある。しかし、このときの静電容量の単位時間当たりの変化量(以下、変化速度と称する)は、押し込み操作による静電容量の変化速度より大きい。また、何ら外的要因がない場合であっても、静電容量は僅かに変化する。このときの静電容量の変化速度は、押し込み操作による静電容量の変化速度より小さい。そこで、静電容量の変化速度が設定範囲内に含まれた後に駆動装置を制御することで、押し込み操作による静電容量の変化を捉えることができる。つまり、操作者の意志によって可動部材を移動させることができる。
この場合、制御装置は、静電容量の単位時間当たりの変化量が設定範囲内に含まれたときに検出器により検出された静電容量を基準値として、検出器により検出される静電容量と基準値との差分に基づいて可動部材が移動するように、駆動装置を制御してもよい。
静電容量の変化速度が設定範囲内に含まれたときに、静電容量のゼロ点設定をすることに相当する。つまり、操作者の意志により静電容量のゼロ点を設定している。そして、ゼロ点調整された静電容量から増加した分に基づいて、可動部材を移動させることとしている。これにより、操作者の意志がある場合の静電容量の増加量を検出でき、その静電容量に基づいて可動部材を移動させることができる。
本発明の実施形態におけるパワーシート本体と操作ユニットを示す斜視図である。 図1の操作ユニットの断面図であり、操作者による押し込み操作がされていない状態の図である。 図1の操作ユニットの断面図であり、操作者による押し込み操作がされた状態の図である。 本実施形態のパワーシート装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すリクライニング傾斜動作に対応する操作ユニットを押し込み操作した場合におけるパワーシート本体の動作を示す図である。 図1に示すリクライニング戻し動作に対応する操作ユニットを押し込み操作した場合におけるパワーシート本体の動作を示す図である。 図3の検出器により検出される静電容量と駆動装置により可動部材を移動させる速度との関係を示す図である。 図3の検出器により検出される静電容量の挙動と、駆動装置により駆動される可動部材の移動速度の挙動を示す図である。 第二実施形態において、図3の検出器により検出される静電容量と駆動装置により可動部材を移動させる速度との関係を示す図である。 図7の関係を適用する場合において、図3の検出器により検出される静電容量の挙動と、駆動装置により駆動される可動部材の移動速度の挙動を示す図である。 第三実施形態において、検出器により検出される静電容量の挙動と、静電容量の変化速度(微分値)の挙動と、駆動装置により駆動される可動部材の移動速度の挙動を示す図である。
<第一実施形態>
(パワーシート本体および操作ユニットの説明)
第一実施形態のパワーシート装置について、図面を参照して説明する。図1に示すように、パワーシート装置は、状態を調整可能なパワーシート本体10を備える。パワーシート本体10は、車両シートに適用され、座面11、背面12およびヘッドレスト13を備える。さらに、パワーシート本体10は、座面11の前後スライド動作、座面11のチルト動作、背面12のリクライニング動作、背面12に設けられるランバーサポート(図示せず)の前後動作、ヘッドレスト13の上下動作、ヘッドレスト13の傾斜動作を、電動により行うことができる。
パワーシート本体10には、各可動部材11,12,13動作を行うための操作ユニット21a,21b,22a,22b,23a,23b,24a,24b,25a,25b,26a,26bが設けられている。各操作ユニット21a等は、着座者(操作者)による押し込み操作を受ける。そして、各操作ユニット21a等が押し込み操作を受けた場合に、対応する可動部材を移動させる。
さらに、各可動部材の移動方向が、各操作ユニット21a等に対する操作者の押し込み操作方向の成分を有している。つまり、操作者が、移動させたい可動部材に対して移動させたい方向に押し込み力を付与することによって、可動部材が所望の方向に移動する。このように、可動部材の移動は、操作者にとって直感的に把握することができ、操作性が飛躍的に向上する。
さらに、複数の操作ユニット21a等を配置しているが、それぞれの操作ユニット21a等に応じた可動部材の移動を確実に行うことができる。これは、操作ユニット21aが操作者によって押し込み操作された場合に、可動部材が移動するためである。つまり、複数の操作ユニット21a等が近い位置に配置されていたとしても、一方の操作ユニットに対して押し込み操作されたとしても、他方の操作ユニットが押し込み操作されない限り、他方の操作ユニットに対応する可動部材が移動することはない。従って、誤動作することを確実に防止できる。
以下に、各操作ユニット21a等の配置及び機能を説明する。
操作ユニット21aは、座面11の後方スライド動作を行うために用いられ、座面11の上面前方の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット21aは、操作者による後方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット21bは、座面11の前方スライド動作を行うために用いられ、座面11の上面後方の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット21bは、操作者による前方への押し込み操作を受けることができる。
操作ユニット22aは、座面11の前下げチルト動作を行うために用いられ、座面11の上面前方の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット22aは、操作者による下方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット22bは、座面11の前上げチルト動作を行うために用いられ、座面11の上面後方の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット22bは、操作者による上方への押し込み操作を受けることができる。
操作ユニット23aは、背面12のリクライニング後傾動作を行うために用いられ、背面12の上方手前面の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット23aは、操作者による後方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット23bは、背面12のリクライニング戻し動作を行うために用いられ、背面12の上方後面の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット23bは、操作者による前方への押し込み操作を受けることができる。
操作ユニット24aは、背面12のランバーサポート後方動作を行うために用いられ、背面12の下方手前面の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット24aは、操作者による後方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット24bは、背面12のランバーサポート前方動作を行うために用いられ、背面12の下方後面の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット24bは、操作者による前方への押し込み操作を受けることができる。
操作ユニット25aは、ヘッドレスト13の下方動作を行うために用いられ、ヘッドレスト13の上端の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット25aは、操作者による下方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット25bは、ヘッドレスト13の上方動作を行うために用いられ、ヘッドレスト13の下端の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット25bは、操作者による上方への押し込み操作を受けることができる。
操作ユニット26aは、ヘッドレスト13の後傾動作を行うために用いられ、ヘッドレスト13の上端手前面の1箇所に配置されている。当該操作ユニット26aは、操作者による後方への押し込み操作を受けることができる。操作ユニット26bは、ヘッドレスト13の前傾動作を行うために用いられ、ヘッドレスト13の後面の左右2箇所に配置されている。当該操作ユニット26bは、操作者による前方への押し込み操作を受けることができる。
(操作ユニットの構成)
次に、操作ユニット21a等の構成について、図2Aおよび図2Bを参照して説明する。操作ユニット21a等は、静電容量型センサが適用される。また、操作ユニット21a等は、エラストマーにより形成され、可撓性を有し、面接線方向に伸縮自在である。
図2Aに示すように、詳細には、操作ユニット21a等は、面法線方向(図2Aの上下方向)に距離を隔てて対向して設けられた第一電極71および第二電極72と、電極71,72間に設けられた弾性変形可能な誘電層73と、第一電極71側の表面および第二電極72側の裏面を被覆するように設けられた絶縁層74,75とを備える。
ここで、第一,第二電極71,72は、導電性フィラーを配合させたエラストマーにより形成される。また、誘電層73および絶縁層74,75は、エラストマーにより形成される。
そして、操作ユニット21aは、パワーシート本体10の可動部材11,12,13の該当部位の内部に配置されている。具体的には、操作ユニット21aは、座面11の表皮材11aの裏面とクッション材11bとの間に配置され、さらに表皮材11aの裏面に例えば縫製されることで固定される。他の操作ユニット21b等についても同様に、対応する可動部材の表皮材の裏面に固定される。
ここで、誘電層73の圧縮方向および伸張方向のばね定数は、表皮材11a等およびクッション材11bの各方向のばね定数より小さい。つまり、操作ユニット21aは、表皮材11aおよびクッション材11bより変形しやすい。また、誘電層73のばね定数は、第一、第二電極71,72および絶縁層74,75のばね定数と同等または小さい。
そのため、操作者が操作ユニット21a等に対して押し込み操作を行った場合には、図2Bに示すようになる。すなわち、押し込み操作によって表皮材11aが凹み変形すると、表皮材11aの変形に伴って誘電層73が圧縮変形する。つまり、誘電層73の厚みが薄くなる。このとき、第一電極71は、表皮材11aの変形に追従して変形し、第二電極72はほとんど変形しない。
ここで、第一,第二電極71,72間の静電容量は、第一,第二電極71,72間の離間距離に反比例する。つまり、押し込み操作によって誘電層73が圧縮変形することにより、第一,第二電極71,72間の静電容量が大きくなるように変化する。つまり、当該静電容量を検出することで、操作者によって押し込み操作が行われたか否かを把握することができる。
特に、操作ユニット21a等を表皮材11a等の裏面に固定することにより、操作者の押し込み操作によって容易に誘電層73を圧縮変形させることができる。つまり、操作ユニット21aの感度を良好にすることができる。
ところで、パワーシート本体10上における着座者の動きなどによって可動部材の表皮材11a等が変形する。このような場合であっても、可動部材の表皮材11a等の変形に伴って、操作ユニット21a等が追従して変形する。従って、表皮材11aの形状が変化した場合であっても、表皮材11aに対する操作ユニット21a等の位置がずれることを防止できる。従って、操作者が操作する際に、確実に操作ユニット21a等に対して押し込み操作をすることができる。つまり、操作性を良好にすることができる。さらに、操作ユニット21a等が可動部材の内部に配置されたとしても、操作ユニット21a等はエラストマー製であるため、座り心地を良好に確保することができる。
(パワーシート装置の構成)
次に、パワーシート装置の構成について図3を参照して説明する。図3に示すように、パワーシート装置は、上述したパワーシート本体10と、操作ユニット21a等、検出器31a等、制御装置40、駆動装置51a等、許可スイッチ60を備える。
操作ユニット21a等は、図1に示すようにパワーシート本体10の各可動部材に配置されている。操作ユニット21aは、図2に示すように、一対の電極71,72と一対の電極71,72間に圧縮変形可能な誘電層73とを備え、操作者の押し込み操作によって誘電層73を圧縮変形するように形成される。
検出器31a等は、対応する操作ユニット21aの一対の電極71,72に電気的に接続されており、対応する操作ユニット21a等の一対の電極71,72間の静電容量を検出する。つまり、検出器31a等は、操作ユニット21a等の誘電層73の圧縮変形に伴って変化する一対の電極71,72間の静電容量を検出する。
許可スイッチ60は、操作者によって許可状態と不許可状態とを切り替える。操作者は、パワーシート本体10の状態の調整を行いたい場合には、許可スイッチ60を許可状態にし、調整を行いたくない場合には、許可スイッチ60を不許可状態にする。
駆動装置51a等は、例えば、モータ等が適用され、各可動部材に設けられる。駆動装置51a等は、操作ユニット21aに対応付けられている。
制御装置40は、許可スイッチ60が許可状態とされた場合に、検出器31a等により検出された静電容量に基づいて、対応する駆動装置51aなどを制御する。つまり、制御装置40は、操作ユニット21a等の一対の電極71,72間の静電容量に基づいて、操作者の押し込み操作方向に、対応する可動部材を移動するように、駆動装置51a等を制御する。
(押し込み操作方向と可動部材の移動方向の説明)
上述したように、可動部材は、操作者の押し込み操作方向に移動する。このことについて、図4Aおよび図4Bを参照して詳細に説明する。ここでは、背面12のリクライニング動作についての操作を説明する。
図4Aに示すように、背面12のリクライニングの後傾動作を行うためには、背面12の上方手前面に配置されている操作ユニット23aに対して押し込み操作を行う。ここで、操作ユニット23aに対する押し込み操作は、後方かつ下方に向かう方向となる。この押し込み操作によって背面12がリクライニングの後傾動作を行う。背面12の当該動作の方向は、座面11との連結軸回りに後方へ回転する方向となる。ただし、操作ユニット23aの位置で見ると、後方かつ下方に向かう方向となる。このように、背面12における操作ユニット23aの移動方向が、操作ユニット23aに対する押し込み操作方向の成分を有している。
反対に、図4Bに示すように、背面12のリクライニングの戻し動作を行うためには、背面12の上方後面に配置されている操作ユニット23bに対して押し込み操作を行う。ここで、操作ユニット23bに対する押し込み操作は、前方かつ上方に向かう方向となる。この押し込み操作によって背面12がリクライニングの戻し動作を行う。背面12の当該動作の方向は、座面11との連結軸回りに前方へ回転する方向となる。ただし、操作ユニット23bの位置で見ると、前方かつ上方に向かう方向となる。このように、背面12における操作ユニット23bの移動方向が、操作ユニット23bに対する押し込み操作方向の成分を有している。
このように、操作者が、移動させたい背面12に対して、移動させたい方向に押し込み力を付与することによって、背面12が所望の方向に移動する。このように、背面12のリクライニング動作は、操作者にとって直感的に把握することができる。他の可動部材の動作についても同様である。従って、操作性が飛躍的に向上する。
(制御装置による駆動装置の制御についての説明)
制御装置40は、図3に示すように、検出器31a等により検出された静電容量に基づいて、駆動装置51a等を制御する。ここで、制御装置40は、検出された静電容量の変化量(基準値に対する増分)が大きくなるに従って可動部材の移動速度が大きくなるように、駆動装置51aを制御する。このことについて、図5を参照して説明する。
図5によれば、検出された静電容量の変化量の増加に対して、可動部材の移動速度が線形に増加する関係を有する。そして、操作者による操作ユニット21a等に対する押し込み量が大きくなるほど、静電容量が大きくなる関係にある。つまり、操作者が操作ユニット21aを強く押し込んだ場合には、可動部材の移動速度が大きくなる。この動作は、操作者にとって直感的に把握することができる動作となる。従って、操作性が向上することになる。
ここで、図5を用いて説明したように、制御装置40は、静電容量の変化量、すなわち静電容量の基準値に対する増分を用いて、可動部材の移動速度を決定する。検出される静電容量は、人間の着座によって操作ユニット21a等が変形することや、経年変化などによって変化する。そのため、操作者による押し込み操作のみを抽出するために、静電容量の基準値からの増分を指標としている。そして、本実施形態においては、静電容量の基準値は、許可スイッチ60が許可状態とされたときの静電容量とする。
この場合において、検出器31a等により検出される静電容量と、可動部材の移動速度とについて、図6を参照して説明する。図6の上段には、検出器31aにより検出される静電容量の時間経過に対する挙動を示す。検出開始から、静電容量は僅かなゆらぎを有して、ほぼ一定の値を示している。その後、人間がパワーシート本体10に着座することによって、静電容量が大きく変化する。その後、再び、静電容量は僅かなゆらぎを有している状態となる。
そして、操作者によって、許可スイッチ60が許可状態(SW(ON)にて示す)とされる。その後、操作者によって、操作ユニット21a等に押し込み操作が行われる。押し込み力は、徐々に強くなっている。その結果、静電容量が徐々に大きくなる。そして、操作者による押し込み操作が終了することで、静電容量が変化前の値付近に戻る。
この場合、可動部材の移動速度は、図6の下段に示すようになる。まず、許可スイッチ60が許可状態になるまでの間は、移動速度はゼロとなる。つまり、可動部材は移動しない。許可スイッチ60が許可状態になった後、静電容量の変化量に増加に応じて、移動速度も増加する。ここで、許可スイッチ60が許可状態にされたときの静電容量が基準値C0となる。つまり、可動部材の移動速度は、基準値C0からの増分に応じて増加する。
上記のように、制御装置40は、許可スイッチ60が許可状態とされたときに、駆動装置51a等を制御している。これにより、操作者の意志に基づいて静電容量が変化したことを検出でき、その場合に可動部材を移動させることができる。
許可スイッチ60が許可状態とされたときに、静電容量の基準値C0を設定している。換言すると、当該瞬間に、ゼロ点設定をすることに相当する。つまり、操作者の意志により静電容量のゼロ点を設定している。そして、ゼロ点調整された静電容量から増加した分に基づいて、可動部材を移動させることとしている。これにより、操作者の意志がある場合の静電容量の増加量を検出でき、その静電容量に基づいて可動部材を移動させることができる。
<第二実施形態>
上記実施形態においては、図5に示すように、検出された静電容量の変化量の増加に対して、可動部材の移動速度が線形に増加する関係を有するものとした。本実施形態においては、図7に示すように、検出された静電容量の変化量の増加に対して、可動部材の移動速度が段階的に増加する関係を有する。
制御装置40は、検出された静電容量と複数の閾値Cth1,Cth2,Cth3,Cth4のそれぞれとを比較して、静電容量の変化量が大きくなるに従って段階的に可動部材の移動速度が大きくなるように、駆動装置51a等を制御することになる。
この場合において、検出器31a等により検出される静電容量と、可動部材の移動速度とについて、図8を参照して説明する。図8の上段は、上記実施形態における図6の上段と同様であるため、説明を省略する。
可動部材の移動速度は、図8の下段に示すようになる。まず、許可スイッチ60が許可状態になるまでの間は、移動速度はゼロとなる。つまり、可動部材は移動しない。許可スイッチ60が許可状態になった後、静電容量の変化量に増加に応じて、移動速度も増加する。ここで、許可スイッチ60が許可状態にされたときの静電容量が基準値C0となる。つまり、可動部材の移動速度は、基準値C0からの増分に応じて増加する。
ただし、図7に示すように、検出される静電容量の変化量が段階的な閾値Cth1,Cth2,Cth3,Cth4のそれぞれを超えた場合に、可動部材の移動速度が増加する。従って、図8に示すように、操作者の押し込み量が増大する場合に、段階的に(階段状に)可動部材の移動速度が増加する。
ここで、操作者が操作ユニット21a等に対して一定の押し込み力を付与しようとしても、パワーシート本体10の可動部材が移動することによって、誘電層73の圧縮変形量が変化する。そこで、図7に示すように、段階的な閾値Cth1,Cth2,Cth3,Cth4を設定しておき、可動部材の移動速度を段階的に変化させることで、パワーシート本体10の可動部材の移動に伴う誘電層73の圧縮変形量の変化の影響を受けにくくなる。つまり、操作者にとって、パワーシート本体10の可動部材の移動速度の変動の違和感を受けにくくできる。
<第三実施形態>
上記実施形態においては、許可スイッチ60が許可状態にされたときの静電容量を基準値とした。この他に、基準値を、静電容量の変化速度(微分値)が、設定範囲内に含まれたときの静電容量とすることもできる。以下に、図9を参照して説明する。
図9の上段には、図6と同様の、検出器31aにより検出される静電容量の時間経過に対する挙動を示す。図9の中段に、静電容量の単位時間当たりの変化量(以下、静電容量の変化速度と称する)の時間経過に対する挙動を示す。
静電容量の変化速度(微分値)は、着座時には、上限閾値Cmaxを超えるか、下限閾値Cminを下回るかのどちらかとなる。また、静電容量の変化速度は、着座前、および、着座後で許可スイッチ60が許可状態にされるまでは、ほぼゼロとなり、下限閾値Cminを下回っている。
そして、許可スイッチ60が許可状態にされた後に、操作ユニット21a等が押し込み操作されているときには、静電容量の変化速度(微分値)は、下限閾値Cminと上限閾値Cmaxの間に含まれる状態になる。この瞬間における静電容量を基準値C0とする。
そして、可動部材の移動速度は、図9の下段に示すようになる。まず、許可スイッチ60が許可状態になるまでの間は、移動速度はゼロとなる。さらに、許可スイッチ60が許可状態にされた後であっても、静電容量の変化速度(微分値)が下限閾値Cminと上限閾値Cmaxの間に含まれる状態になるまでの間は、移動速度はゼロとなる。その後は、基準値C0に対する静電容量の増分に応じて、移動速度も増加する。
ここで、人間の着座によってパワーシート本体10が変形することで、静電容量が変化することがある。しかし、このときの静電容量の変化速度は、押し込み操作による静電容量の変化速度より大きい。また、何ら外的要因がない場合であっても、静電容量は僅かに変化する。このときの静電容量の変化速度は、押し込み操作による静電容量の変化速度より小さい。そこで、上記のように、静電容量の変化速度が設定範囲内に含まれた後に駆動装置を制御することで、押し込み操作による静電容量の変化を捉えることができる。つまり、操作者の意志によって可動部材を移動させることができる。
さらに、静電容量の変化速度が設定範囲内に含まれたときに、静電容量の基準値を設定している。換言すると、当該瞬間にゼロ点設定をすることに相当する。つまり、操作者の意志により静電容量のゼロ点を設定している。そして、ゼロ点調整された静電容量から増加した分に基づいて、可動部材を移動させることとしている。これにより、操作者の意志がある場合の静電容量の増加量を検出でき、その静電容量に基づいて可動部材を移動させることができる。
10:パワーシート本体、 11,12,13:可動部材、 11a:表皮材、 21a等:操作ユニット、 31a等:検出器、 40:制御装置、 51a等:駆動装置、 60:許可スイッチ、 71,72:第一,第二電極、 73:誘電層

Claims (10)

  1. 状態を調整可能なパワーシート本体と、
    前記パワーシート本体の状態を調整する駆動装置と、
    前記パワーシート本体のうち可動部材に設けられ、一対の電極と前記一対の電極間に圧縮変形可能な誘電層とを備え、操作者の押し込み操作によって前記誘電層を圧縮変形する操作ユニットと、
    前記誘電層の圧縮変形に伴って変化する前記一対の電極間の静電容量を検出する検出器と、
    前記静電容量に基づいて前記操作者の押し込み操作方向に前記可動部材を移動するように、前記駆動装置を制御する制御装置と、
    を備えるパワーシート装置。
  2. 前記パワーシート本体は、複数の可動部材を備え、
    前記パワーシート装置は、前記複数の可動部材のそれぞれに対応するように、複数の前記駆動装置、複数の前記操作ユニットを備える、請求項1のパワーシート装置。
  3. 前記操作ユニットは、前記パワーシート本体の内部に配置され、エラストマー製の静電容量型センサである、請求項1または2のパワーシート装置。
  4. 前記操作ユニットは、前記パワーシート本体の表皮層の裏面に固定される、請求項3のパワーシート装置。
  5. 前記制御装置は、前記検出器により検出される静電容量が大きくなるに従って前記可動部材の移動速度が大きくなるように、前記駆動装置を制御する、請求項1〜4の何れか一項のパワーシート装置。
  6. 前記制御装置は、前記検出器により検出された静電容量と複数の閾値のそれぞれとを比較して、前記静電容量が大きくなるに従って段階的に前記可動部材の移動速度が大きくなるように、前記駆動装置を制御する、請求項5のパワーシート装置。
  7. 前記パワーシート装置は、操作者の操作によって前記可動部材の移動を許可する許可スイッチを備え、
    前記制御装置は、操作者の操作によって前記許可スイッチが許可状態とされたときに前記駆動装置を制御する、請求項1〜6の何れか一項のパワーシート装置。
  8. 前記制御装置は、操作者の操作によって前記許可スイッチが許可状態とされたときに前記検出器により検出された静電容量を基準値として、前記検出器により検出される静電容量と前記基準値との差分に基づいて前記可動部材が移動するように、前記駆動装置を制御する、請求項7のパワーシート装置。
  9. 前記制御装置は、前記検出器により検出された静電容量の単位時間当たりの変化量が設定範囲内に含まれた後に、前記駆動装置を制御する、請求項1〜7の何れか一項のパワーシート装置。
  10. 前記制御装置は、前記静電容量の単位時間当たりの変化量が設定範囲内に含まれたときに前記検出器により検出された静電容量を基準値として、前記検出器により検出される静電容量と前記基準値との差分に基づいて前記可動部材が移動するように、前記駆動装置を制御する、請求項9のパワーシート装置。
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