JP5549075B2 - 帯掛け装置 - Google Patents

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Description

本発明は商品の外周に沿って帯シートを巻き回す帯掛け装置に関し、更に詳しくは商品の重量を計量する計量部を備えた卓上タイプの帯掛け装置に関する。
結束装置の載置部に、被結束物(商品)の重量を計量する計量部を備えた装置は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
結束装置の載置部に計量部が備わっていると、該計量部に被結束物を載せる作業と、帯掛けのための載置部に被結束物を載せる作業とが一度の作業で済むので、作業効率がよいという利点を有する。
しかしながら、被結束物が載置部に置かれ、計量部の計量信号が安定して計量値が出力されてから帯掛け動作が開始されるので、当該被結束物の帯掛け動作が終わらないと次の被結束物を載置部へ置くことができない。その為に、帯掛けの作業は計量から帯掛け完了までの1サイクルが順次繰り返して行われるもので、その結果、作業性(単位時間当たりの帯掛け処理数)を高めることができないという問題を有していた。
実開昭51−119505号公報
本発明は上記従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、計量部を備えながら作業性(単位時間当たりの帯掛け処理数)を高めることができる帯掛け装置を提供する。
上記目的を達成する為に本発明の帯掛け装置は、商品を所定位置に載置し、該商品の外周に沿って帯シートを発行し巻き回す帯掛け装置において、前記商品を帯掛けのために載置する載置部と、前記商品を特定する操作部と、該操作部での操作により特定された商品に関するデータを表示する表示部と、前記載置部に載置する商品の重量を計量する計量部と、前記操作部で特定された商品について、前記計量部にて計量された計量値を出力する出力部と、を有し、前記載置部、前記操作部、前記表示部、及び前記出力部は、前記帯掛け装置上に配置され、前記計量部は前記載置部とは異なる位置に配置され、前記出力部は出力される計量値を帯シートに印字する印字手段であり、前記載置部に商品検出センサを設け、前記載置部に商品が置かれ前記帯シートによる帯掛けサイクル中に、次の商品の為に前記計量部から計量値が出力された時、該計量値を一時記憶し、前記商品検出センサによる商品非検出信号に基づき前記一時記憶された計量値を帯シートへ印字するよう制御することを特徴とする(請求項1)。
前記計量部は、帯掛け装置と一体型、或いは別体型の何れでもよく、且つ、該計量部は帯掛け装置の設置面、例えば、帯掛け装置が設置されるテーブル面上に設置される。
前記帯シートの輪は、初期ループを形成する環状のガイドを備え、そのガイドに沿って形成する方法、或いは帯シートの端部を手で持って移動して装置の二点間に亘って掛け渡して形成する方法の何れでもよい。
前記出力部としては計量部により計量された重量値を帯シートに印字したり、又、ラベルに印字する印字手段、或いは重量値を表示する表示手段等が挙げられる。
上記手段によれば、計量部が帯掛け装置の載置部とは別の位置に配置されているため、一つの商品の計量後に帯掛けの為に前記商品を載置部に載置した時、計量部は空になり、次の商品を計量部に載置することができる。それにより、帯掛け装置の載置部に商品を載置しての帯掛け動作と、計量部に商品を載せての計量動作を同時に行うことができる。即ち、計量から帯掛け完了までの1サイクルを、一部をオーバーラップさせて作業することができる。従って、作業性(単位時間当たりの帯掛け処理数)を高めることができる。
また、上記手段によれば、帯シートによる帯掛けサイクル中に、次の商品の為に前記計量部から計量値が出力された時、前の商品の帯掛けが終了し、載置部から商品が取り除かれたら直ちに出力された計量値に基づく印字が行われるので、載置部から商品が取り除かれてから、計量安定を待つ必要がないので、連続した作業において計量安定時間を前の帯掛け包装時間に組み入れることができるので、処理効率を高めることができる。
前記計量部は、前記載置部における前記帯掛けの為に生成される帯シートの輪と向き合い、該帯シートの輪の略中心線に配置するようにする(請求項2)。
上記手段によれば、計量部が、帯掛けの為に発行され生成される帯シートの輪と向き合う側に配置されているので、計量部に置かれた商品を載置部に置く場合、商品をスムーズに帯シートの輪の中に位置するように載置部に置くことができるので操作性が良くなる。
又、計量部は載置台の高さと略同等の高さ位置に配置されていても、或いは載置台よりも低い位置に配置されていてもよい。つまり、計量部の高さ位置は問わず、シートの輪と向き合う側に計量部が位置していればよい。
更に、前記計量部と帯掛け装置を同じ設置面に設置した時、前記載置部は、計量部の上面から該載置部における載置面までの鉛直方向の寸法が、前記載置部における帯掛け可能な鉛直方向の最大寸法より大きくする(請求項3)。
上記手段によれば、計量部の上方を覆うような長尺の商品を帯掛け包装するために載置部に載置し、計量部に帯掛け可能な最大高さ寸法の商品を載せたとしても、載置部の長尺商品と計量部の商品とが高さ方向で接触することはない。従って、帯掛け動作と計量動作の同時作業が中断されることはない。
本発明の帯掛け装置は請求項1記載の構成により、帯掛け装置の載置部に商品を載置しての帯掛け動作と、計量部に商品を載せての計量動作を同時に行うことができる。即ち、計量から帯掛け完了までの1サイクルを、一部をオーバーラップさせて作業することができる。従って、作業性(単位時間当たりの帯掛け処理数)を高めることができる。また、帯シートによる帯掛けサイクル中に、次の商品の為に前記計量部から計量値が出力された時、前の商品の帯掛けが終了し、載置部から商品が取り除かれたら直ちに出力された計量値に基づく印字が行われるので、載置部から商品が取り除かれてから、計量安定を待つ必要がないので、連続した作業において計量安定時間を前の帯掛け包装時間に組み入れることができるので、処理効率を高めることができる。
更に、請求項2記載の構成により、計量部が、帯掛けの為に発行され生成される帯シートの輪と向き合う側に配置されているので、計量部に置かれた商品を載置部に置く場合、商品をスムーズに帯シートの輪の中に位置するように載置部に置くことができるので操作性が良くなる
又、請求項3記載の構成により、計量部の上方を覆うような長尺の商品を帯掛け包装するために載置部に載置し、計量部に帯掛け可能な最大高さ寸法の商品を載せたとしても、載置部の長尺商品と計量部の商品とが高さ方向で接触することはない。従って、帯掛け動作と計量動作の同時作業が中断されることはない

以下、本発明に係る帯掛け装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図2は帯掛け装置Aの概略を示し、該装置は商品Wの周りに帯シートaを巻き回す帯掛け装置本体A1と、帯掛けする商品Wの重量を計量する計量部A2とで構成され、それぞれが作業台上(テーブル等)に配置され、オペレータOと対面するように配置されている。そして、前記計量部A2は帯掛け装置Aの商品を載置して帯掛けする載置部とは異なる位置で、且つ帯掛けの為に発行され、帯掛けの為に生成される帯シートの輪と向き合う側に設置され、帯掛け装置Aと通信可能に接続されており、商品Wの重量を計量して、その重量値や該重量値に基づく値段を帯シートaに印字するタイプを図示する。
このように計量部A2が帯シートの輪と向き合う側に位置しているので、商品を計量部から持ち上げながら装置斜め後方向へ商品を移動させるだけで、載置部に商品を配置させることができるので、スムーズに商品を計量部から載置部へ移動させることができる。
帯掛け装置本体A1は、図3乃至図5に示すように、被帯掛け商品Wの周りに帯シートaを周回させるための初期ループを形成する環状のガイド1と、そのガイド1の側方に配置した帯シートロールa’の収納部2と、前記帯シートaにバーコード印字用のラベル用紙bを貼付するラベル貼付部3と、前記帯シートaに貼付されたラベル用紙b及び帯シートaに商品情報を印字する印字手段4(出力部)と、商品情報が印字された帯シートaを前記環状のガイド1内面に沿って繰り出し及び引き戻すフィード手段5と、初期ループ状態から帯シートaの後端側を引き戻して商品Wの外周に沿うループ形状に縮径して帯シートaの先端部と重合部を熱溶着する接着手段6と帯シートaを切断するカッタ7、及びこれら接着手段6とカッタ7を上下駆動する駆動部8と、更に商品情報等が表示される表示操作部9(出力部)と、キー操作部10とで構成されている。
被帯掛け商品Wは、蓋付きトレイ内に商品が収納され蓋が閉まった、例えば弁当やお刺身の盛り合わせ等が考えられるが、蓋付きのトレイばかりでなく、蓋が無いトレイ内に商品が収納され、その上に商品とトレイを覆うように紙などが被せられた商品に帯掛け包装する場合でもよい。また、蓋はトレイと結合した一体的なものだけでなく、トレイと蓋とが別体のものでもよい。
上記環状のガイド1は、被帯掛け商品Wの出し入れに供する正面略長方形状の窓孔11を開設した前後一対の側板1a,1bと、その前後の側板1a,1bを帯シートaのテープ幅よりやや広い間隔を置いて対峙させ、且つ前記窓孔11の開口縁より所定寸法外側に入った位置に沿って周方向に回した底板1cとで構成され、底板1cの表面が帯シートaの案内面として作用する。そして、底板1cは窓孔の孔縁に沿わせて略楕円形状に湾曲形成され、繰り出される帯シートaがスムーズに案内されて初期ループを確実に形成できるように構成されている。そして、底板1cは繰り出された帯シートaの先端と帯シートロールa’に連続する部分が重なってループを形成できるように該底板1cに開設した開口12を挟む始端と終端は上下方向にずらして取り付けられており、更に底板1cの始端側の上方における側板1a,1bの内面にはストッパ13が取り付けられ、帯シートaの先端が位置決めされるように構成されている。
そして、上記ガイド1の窓孔11の下側孔縁は被帯掛け商品Wの載置部Pとして機能する。尚、前後の側板に開設する窓孔の形状は長方形状に限定されず、商品の出し入れに支障とならなければ形状は任意である。更に、前記ガイド1の前後には窓孔11の下側孔縁と面一にカバー兼テーブル65が取り付けられて、長尺の商品でも安定して窓孔11内に載置し得るように構成されている。
前記ガイド1の側方に配置した帯シートロールa’の収納部2は、帯掛けの材料となるテープ状の帯シートがロール状に巻かれた帯シートロールa’を収納装填する場所で、中央には帯シートを前記ガイドに向けて繰り出す方向には自由回転し、逆方向には帯シートロールを一体化して駆動回転する一方向クラッチ内蔵の回転軸14が取り付けられており、その回転軸14はモータ15で駆動するように構成されている。この帯シートロールa’がモータ15で逆回転されることで、後述するフィード部5の逆回転による帯シートの引き戻し分を帯シートロールa’に巻き取られる。又、この収納部2の前面には開閉自在な扉2’が取り付けられ、帯シートにゴミや埃などが付着しないように構成されている。尚、回転軸14には帯シートが引き出される方向の回転に対して過剰回転を防止する摩擦板ブレーキ構造16が装備されている。
上記収納部2に収納装填された帯シートロールa’の帯シートa先端部は本体ケースに取り付けたガイドローラ17及びガイド板17’を径由してフィード部5に供給され、そのフィード部5の作動で帯シートaは前記ガイド1内側に繰り出される。そして、前記ガイド板17’の途中にはラベル貼付部3が配置され、そのラベル貼付部3より下流側でフィード部5より上流側にはラベル用紙が貼付された帯シートに印字を行う印字手段4(印字部)が配置されている。
ラベル貼付部3は、ロール状に巻いた台紙b’の外側にラベル用紙bを剥離可能に貼付したラベルロールb”と、台紙巻取りリール18と、台紙b’からラベル用紙bを剥離するディスペンサ19と、そのディスペンサ19より下流側に台紙b’から剥離したラベル用紙bを帯シートaに対して貼付するために押え付ける押え部材20が配置されて構成され、前記台紙巻取りリール18がモータ21で駆動回転されることで、ラベルロールb”からラベル用紙bを貼着した台紙b’が引き出されるように構成されている。
ラベル用紙bが貼付された帯シートaに商品情報を印字する印字手段4は、インクリボン22と、サーマルヘッド23と、プラテンローラ24と、前記プラテンローラ24を駆動回転させるステッピングモータ25と、同プラテンローラ24を上下移動させる移動機構26とで構成され、前記サーマルヘッド23とプラテンローラ24とは対向して配置されている。これにより、帯シートaに商品に関する所定項目が印字され、ラベル用紙bにJANコード(バーコード)が印字される。尚、帯シートa及びラベル用紙bへの印字は、帯シートaの先端からの長さによって管理制御される。この点については後段で説明する。
又、上記帯シートへの印字手段4におけるプラテンローラ24は、断面略コ字型に形成したプラテンローラ支持枠27の一側に回転自在に横架支持され、そのプラテンローラ支持枠27の他端側はフレーム28に軸29で上下回動可能に支持されており、更に前記プラテンローラ支持枠27内に支持されたプラテンローラ24の軸部はフレームに開設した円弧案内孔30に嵌挿され、軸29を中心としたプラテンローラ24の上下動が円弧案内孔30によって案内されるように構成されている。
そして、プラテンローラ24をサーマルヘッド23に対して接離させる移動機構26は、前記フレーム28に横架した軸31に前記プラテンローラ支持枠27を下方に押し下げる押圧片32を固着し、軸31の回転による押圧片32の下向き回動で前記プラテンローラ支持枠27が軸29を中心として下方に押し下げられることでプラテンローラ24がサーマルヘッド23に押し付けられる。そして、前記押圧片32を軸着した軸31の回転は、モータ33の回転軸と該軸31とを複数のリンク片34で連結し、モータ33の回転が軸31に伝達されるように構成されている。
又、前記押圧片32を固着した軸31の端部にはプラテンローラ24がサーマルヘッド23に対する接離(開閉)を検出するフラグ35が取り付けられており、そのフラグ35の回動軌跡上にセンサ36,36’が配置されている。更に、プラテンローラ24をサーマルヘッド23に対して当接させる動作は前記したモータ33の回転により行われるが、プラテンローラ24をサーマルヘッド23から離反させる動作は、前記プラテンローラ支持枠27とフレーム28とに亘って引張りバネ37を張設し、この引張りバネ37の張力でプラテンローラ支持枠27が上方に引き上げられ、プラテンローラ24がサーマルヘッド23から離反される。プラテンローラ24の離反は、前記モータ33の回転により押圧片32がプラテンローラ支持枠27から離れる上向き方向に回動された時、前記引張りバネ37が機能して行われる。
尚、押圧片32を固着した軸31の前面側端部には操作レバー38が取り付けられ、手動操作で押圧片32によるプラテンローラ支持枠27の押圧を解除できるように構成されている。
上記印字手段4で所定事項(品名、重量、単価、値段等)の印字Pが行われた帯シートaをガイド1側に供給するフィード手段5は、上下一対のフィードローラ5a,5bで構成され、下側のフィードローラ5bは定位置に支持され、上側のフィードローラ5aは下側のフィードローラ5bに対して接離するよう上下回動可能に支持されている。
そして、下側のフィードローラ5bはモータ5cによって駆動回転するように構成され、上側のフィードローラ5aは前記印字部4におけるプラテンローラ24の上下動(接離動)に連繋して下側のフィードローラ5bに対する接近/離反が切り換わるように構成されている。即ち、印字手段4のプラテンローラ24がサーマルヘッド23に接近する印字状態時は上側のフィードローラ5aは下側のフィードローラ5bから離反し、印字手段4のプラテンローラ24がサーマルヘッド23から離反する時は上側のフィードローラ5aは下側のフィードローラ5bと接触するように構成されている。
この上側のフィードローラ5aが下側のフィードローラ5bと接触し、上下のフィードローラ5a,5bによって帯シートaが挾着され、下側のフィードローラ5bが正転方向(時計回り方向)に駆動回転することで帯シートaはガイド1に向けて送り出され、逆転方向(反時計回り方向)に駆動回転することで帯シート1は引き戻される。
上側のフィードローラ5aは、矩形状の枠体39に回転可能に横架支持され、その枠体39はフレーム28に対し軸40で上下回動可能に軸支されている。枠体39の回動支点となる軸40の位置は、上側のフィードローラ5aが下方に回動して下側のフィードローラ5bと接触する接点が下側のフィードローラの軸芯を通る鉛直線上となる位置とする。
そして、この前記枠体39は、該枠体39の側近でフレーム28に回動自在に軸支した押圧カム41によって下方に回動されるように構成されている。
上記押圧カム41の回動は、前記印字手段4における押圧片32を固着した軸31と押圧カム41とをリンク42で連結し、軸31の回動により押圧カム41がリンク42を介して揺動されるように構成されている(図6、図7参照)。尚、上側のフィードローラ5aを保持した枠体39の上方への回動(フィードローラの離反)は、前記押圧カム41による枠体39の押圧が解除された時、付勢手段64によって軸40を中心として上方に回動することで離反される。
上記フィード手段5の下流側で前記ガイドの下側位置には、前記ガイド1内に供給した帯シートaを該ガイド1の内面に沿って案内し、初期ループを形成し、その後ガイド内に載置した商品Wの外周面に沿うように初期ループを絞って縮径し、帯シートaの先端部と重なり合う部分を熱溶着する接着手段6と、帯シートロールa’に繋がる帯シートaを切断するカッタ7、及びこれら接着手段6とカッタ7を上下駆動する駆動部8が配置されている。
上記接着手段6は、前記ガイド1の窓孔11における下側の底板1cの開口12内に、帯シートの繰り出し方向に向かい所定間隔をおいて鉛直に起立配置した第1押え板43,第2押え板44と、その第1押え板43と第2押え板44との間に配置した熱溶着板45と、これら第1押え板43、第2押え板44及び熱溶着板45の真上位置にガイド1の側方から出没自在に配置した受け板46とで構成されている。
そして、前記フィード手段5寄りに配置した第1押え板43には上端面より僅か下方位置に帯シートaが嵌挿される通孔47が開設されており、フィード手段5の作動で繰り出される帯シートaの先端はこの通孔47を通ってガイド1に供給される。その為に、第1押え板43より下流側に配置される第2押え板44の上端は前記第1押え板43の通孔47の下側孔縁と面一か或いは下側孔縁より下方となるように配置されている。
又、第1押え板43と第2押え板44との間に配置する熱溶着板45は、第1押え板43と第2押え板44で帯シートaを押えた後熱溶着する為、該熱溶着板45の上端は第2押え板44の上端より下方に位置されている。
前記第1押え板43と熱溶着板45の上端面を受け止める受け板46は、前記ガイド1の側方(裏側)に該ガイドと直交して配置され、且つその受け板46の上面はガイド1の窓孔11の下側孔縁と面一に保持され、ガイド1内に突出して商品載置面を形成する。そして、この受け板46とガイド1の底板1cとで区画される通路(空間)に帯シートaの先端部が嵌入し、その帯シートaの先端部は前記開口12より下流側における側板1a,1bの内面に突出形成したストッパ13に衝合して先端の位置決めが行われる。
カッタ7は、帯シートaの重合部を熱溶着してループを完成させた後、そのループに連続する帯シートを溶着部近傍で切断するもので、前記第1押え板43と熱溶着板45との間に挾着配置され、且つ前記第1押え板43の側面に沿って該第1押え板43の通孔47を越える位置まで上下することで、該通孔47を貫通している帯シートaは第1押え板43の通孔47の孔縁とカッタ7によるせん断作用で切断されるように構成されている。但し、重合部近傍を前記せん断作用にて切断して、第1押え板43にて帯シートを押えておき、その後、熱溶着板45にて溶着するようにしてもよい。
上記した接着手段6とカッタ7を上下駆動する駆動部8は、モータ48とカム機構49とで構成され、カム機構49はカムやリンク機構を前記第1押え板43、第2押え板44、熱溶着板45、カッタ7に連結し、更に前記第1押え板43、第2押え板44、熱溶着板45とカッタ7が順次時間差をおいて上下作動するように構成されている。そして、カム機構49の動作を制御する為に該カムを回転する軸に回転板51を固着し、回転板51の外周所定箇所に設けた原点をカム原点センサ52で検知し、駆動部8が制御されるようになっている。
又、前記ガイド1の帯シートaの先端が位置決め停止される位置より手前側(上流側)の所定位置には、帯掛けする為に供給される帯シートaの先端部が所定位置に到達したことを検出する帯シート先端検出センサ(停止センサ)53が配置されている。この帯シート先端検出センサ53の検出信号により前記帯シートaを繰り出すフィード手段5の駆動が停止され、再度駆動して帯シートaの先端がストッパに当接するまでの繰り出しが制御されている。
更に、前記ガイド1における商品Wが載置される位置の線上外側には、商品検出センサ54が設置され、ガイド1内の所定位置に商品Wが置かれているか否かが検出されるようになっており、商品Wが検出されると前記フィード手段5が起動し、帯シートaの引き戻しを開始するようになっている。また、商品検出センサ54がガイド1内の所定位置に商品Wが置かれていないことを検出した場合、前記印字手段4による帯シートaへの印字が開始されるように構成されている。
計量部A2は、帯掛けする商品Wの重量を計量するもので、今日周知のロードセルを用いて薄型箱形状に構成され、前記帯掛け装置本体A1の制御装置と通信可能に接続され、計量部A2で計量した計量値が制御装置に送信され、その計量値に基づいて商品の値段等が算出され、前記帯シートaに他の商品情報と一緒に印字される。
そして、前記計量部A2は表面(計量皿表面)が、前記帯掛け装置本体A1のガイド1の略中心線と平行で、且つ水平に設置されている。具体的には、図1及び図2に示すように、帯掛け装置本体A1のガイド1に形成された窓孔11と対向する手前側の下方に設置されている。
また、計量部A2は、前記帯掛け装置本体A1の設置面と同じ面に設置した時、該計量部A2の表面(計量皿表面)から帯掛け装置本体A1のガイド1における窓孔11の下側孔縁(載置部)までの鉛直方向の寸法(L1)が、前記帯掛け装置本体A1の帯掛け可能な鉛直方向の最大寸法(L2)より大きくなるように構成されている。尚、図示の実施例においてはガイド1の窓孔11の鉛直方向の寸法が帯掛け可能な鉛直方向の最大寸法(L2)に相当する。
図8は、上記の如く構成した帯掛け装置本体A1の帯掛けの作動を制御する制御部と、帯掛けの帯シートa(帯シート+ラベル用紙b)に印字を行う印字手段4、及び計量部A2の電気的構成を示すブロック図である。
帯掛制御部55は、通信用INFを介して印字制御部56と接続され相互に交信できるようにしてあり、各制御部55,56は、マイクロコンピュータで構成されるCPU(中央処理装置)57,61により制御される。
CPU57には、バス57aを介してROM58、RAM59、帯掛機構駆動部60、帯シート先端検出センサ(停止センサ)53、商品検出センサ54、カム原点センサ52、ラベル貼付部(ラベル発行部)3が接続されている。
ROM58は、CPU57が実行する制御プログラムが格納されており、RAM59はCPU57とCPU61との通信データ等を一時記憶するエリアである。
前記帯掛機構駆動部60としては、接着手段6の熱溶着板45への通電のON/OFF、プラテンローラ22及び上側フィードローラ5aの開閉駆動モータ33、下側フィードローラ5bの駆動用モータ5c、帯シート巻取り駆動用モータ15、溶着切断手段6及びカッタ7の上下駆動用モータ48、プラテンローラ駆動用モータ25が挙げられ、これ等の駆動/停止が制御される(図8参照)。
印字制御部56のCPU61には、バス61aを介してROM62、RAM63、表示操作部9、キー操作部10、印字手段4、計量部A2が接続されている。
ROM62は、CPU61が実行する制御プログラムが格納されており、RAM63には被帯掛け商品毎の品名等の商品情報を記憶しておく商品ファイル(図9参照)、トレイに関する各種データを記憶しておくトレイファイル(図10参照)、帯掛けの帯シート(ラベルを含む)に商品に関する所定の項目を印字する為の印字位置情報を記憶しておく帯シート印字フォーマットファイル(図11参照)などのファイルが記憶されている。
表示操作部9は、タッチパネルで構成されており、CPU61の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行うものである。
キー操作部10は、データの入力等を行う数字キーや品番キー等を含むキーボードからなり、商品はこの数字キーと品番キーを押すことで特定され、前記商品ファイルに設定されている商品データが呼び出される。
印字手段4は、帯シートa(帯シートに貼付されたラベル用紙を含む)にサーマルヘッドにより印字を行う。
計量部A2は、ロードセル(ひずみゲージ式)を用いて構成されている。そして、この計量部A2を使用する/使用しない、を選択するモードを後述の設定モードに設けて、計量部A2を使用するモードを選択した場合には、該計量部A2から出力される計量データをRAMの計量データの欄に書き込むようにする。
前記RAM63に記憶される商品ファイルは、図9に示すように、品番(商品番号)、品名、単価、トレイ番号、帯シート印字フォーマット番号等が設けられており、品番を特定することで、被帯掛け商品Wを特定することができる。
また、商品ファイルの各被帯掛け商品(各品番)毎に、後述する帯シート印字フォーマット番号が識別子として関連付けられて記憶してあるので、被帯掛け商品を特定することで各印字項目のレイアウトである印字フォーマットも特定できる。同様に、トレイを特定する為のトレイ番号が識別子として関連付けられて記憶されている。
前記帯シート印字フォーマット番号は、帯シートa上での各印字項目の印字位置や文字の大きさ等を規定する。
計量値(重量)を印字する場合は、予め計量値を印字する印字エリアを帯シート印字フォーマットとして設定しておく必要がある。
叉、トレイファイルは、図10に示すように、トレイ番号毎にトレイサイズ(幅、高さ)(mm)、及び帯シートで形成した初期ループを商品の外周に沿う形状に絞り縮径するための絞り情報(帯シートの引き戻し量、トレイの硬度)等のトレイデータが設けられており、トレイ番号を被帯掛け商品に設定することで、その特定した商品を帯掛けする際の引き戻し量を特定することができ、安定した帯掛けが可能となる。
叉、帯シートの引き戻し量などが設定されている絞り情報ファイル(図示省略)をRAM63に有し、該ファイル中の絞り情報を識別するための識別子が、各トレイ番号に割振られている。
帯シート印字フォーマットファイルは、図11に示すように印字項目毎に印字するレイアウトが設定されているもので、印字フォーマット番号(識別子)毎に、印字開始、印字項目(品名、重量、単価、値段等)毎の印字位置等の印字位置情報が設定されており、印字開始は帯シートの先端からの距離(mm)を示し、印字位置として帯シートの幅方向の一方端を原点O(0,0)とし、その原点から幅方向(X)、及び長手方向(Y)を始点として、その始点から幅方向(印字領域X幅)と、長手方向(印字領域Y幅)が設定されており、これにより各印字エリアが設定される。尚、JANコード(バーコード)が帯シートにラベル用紙を貼付して印字する場合、JANコードの印字位置データがラベル用紙が貼着された位置と一致するよう貼付部を駆動する。
上記のように、前記商品ファイルに帯シート印字フォーマット番号を関連付けることで、各被帯掛け商品、品番を選択するだけで、被帯掛け商品に合わせて帯シートの所定の位置に印字をすることができる。
また、各被帯掛け商品に帯シート印字フォーマット番号を関連付ける代わりに、各トレイ番号を関連付けるようにしてもよい。
次に、計量部A2の計量値(重量)を帯シートに印字し、その印字した帯シートで商品に帯掛けする動作の概略を図13のフローチャートに基づいて、同一商品を連続して帯掛けする場合について説明する。尚、以下の例では各商品に、印字位置情報の識別子である帯シート印字フォーマット番号が設定されており、商品が特定されることで、当該商品の品名、重量、単価、値段等の商品情報の印字位置情報が読み出される。
(S1)…オペレータの操作により電源スイッチがONされると、CPU57は接着手段6とカッタ部7を上下するカム機構49のカムが初期位置(カム原点センサ52を遮る)に戻るよう制御する。
(S2)…フィード部5を駆動するキーが、オペレータにより押下されると、CPU57によりフィードローラモータ5cを作動させ、帯シートaの先端を所定位置まで繰り出し、駆動部8が作動してカム機構49が作動することでカッタ7が上昇し、受け板46がカッタ7の上方位置へ突出移動し、受け板46とカッタ7とで帯シートaが挟まれ、帯シートaが切断される。そして、CPU57はフィードローラモータ5cを逆回転させ、前記帯シートaの切断先端部をフィード手段5の上下一対のフィードローラの接点間に帯シートaの先端が挟まれる位置へ引き戻し、位置させる(リセット手段)(図6、7参照)。この位置が帯シートaの初期位置である。尚、印字手段4のサーマルヘッドとプラテンローラとの接点からフィード手段5上の初期位置までの距離は装置構成時に決定され、本実施例では、この距離が40mmとする。
(S3)…オペレータによる表示操作部9での選択操作により被帯掛け商品の品番が特定され、当該商品の商品情報、つまり、品名や値段、トレイ番号、帯シート印字フォーマット番号等が商品ファイル(図9参照)から読み出され、RAM63の所定エリアの夫々の欄に記憶される。そして、それらの情報に基づき必要な情報が表示操作部9に表示される。
(S4)…被帯掛け商品Wを計量部A2に載置する。
(S5)…計量が安定した時点で計量値が計量部A2から出力され、重量が安定している
間、計量値が出力され続けられる。
RAM63の計量データ欄に一時記憶される。
(S6)…載置部に商品があるか否かが商品検出センサによって判断され、載置部に商品が存在しないと判断された場合(NO)はS7に進み、載置部に商品が存在すると判断された場合(YES)は商品が存在しないと判断されるまでS6の判断を繰り返す。つまり、YESの場合は未だ帯掛け包装中か、或いは帯掛けは終了しているが帯掛けされた商品が載置部から取り除かれていない状態を意味し、前の商品が載置部から取り除かれたら帯シートが印字発行される。
(S7)…S3で一時記憶された品番の商品情報、印字位置情報、絞り情報等を含むトレイデータや、S5で出力された計量値をRAM63の計量データ欄に一時記憶し、該記憶された計量値や、前記商品情報等に基づき、帯シートに印字を開始する。そして、印字開始位置については一時記憶された印字位置情報の印字開始データが40mmか否かをCPU61が判断する。印字開始データが40mmの場合、前記初期位置にて、印字位置情報に基づいて印字を開始する。
印字開始データが40mmでないと判断された場合は、一時記憶された印字位置情報の、印字開始データと初期位置である40mmとの差分データと、絞り情報を含むトレイデータと、更にプラテン/フィードローラ開閉駆動モータ33を駆動させプラテンローラをサーマルヘッドから離反させる信号とを、通信INFを介してCPU61(印字制御部)からCPU57(帯掛制御部)へ送信する。つまり40mm以上(本実施例では40mmが最小値)と判断された場合は、印字手段4のプラテンローラがサーマルヘッドから離反するよう上昇し、フィード部5の上側のフィードローラ5aを下降させて下側のフィードローラ5bとで帯シートaを挟持させ、帯掛制御部側で受信した印字開始データと40mmとの差分データ分だけ、フィード部5のフィードローラモータ5cを回転させる。例えば、印字開始データが60mmである場合は、フィードローラモータ5cの駆動で初期位置から20mmだけ繰り出す。印字開始位置に到達後、一時記憶された商品情報を、該一時記憶された印字位置情報に基づいて印字手段4にて印字を開始する。帯シートに対する各印字項目(品名、重量、単価、値段等)の印字位置は、例えば、印字開始データが40mmである場合、図12に示す通りである。
(S8)…重量値を含む商品情報の印字が終了すると、帯掛け包装に必要な長さ繰り出され、ガイド1の内面に沿って初期ループを形成し、待機する。即ち、印字が終了すると、通信INFを介してCPU61(印字制御部)からCPU57(包装制御部)へ絞り情報を含むトレイデータ等を送信し、プラテンローラをサーマルヘッドから離反させる一方、フィード手段5で帯シートaを挟持する。CPU57の制御により、フィードローラモータ5cが駆動し、挟持した帯シートaが所定量繰り出される。
(S9)…帯シートaの初期ループを備えたガイド1内の載置部に商品Wを載置する。載置部に載せる商品は計量部A2に載せて重量を計量した商品で、計量部から計量済みの商品を帯掛け装置本体A1の載置部に載置することで、該計量部A2の商品載せ部(計量皿)は空になり、次に帯掛け包装する商品の計量が可能となる。
(S10)…商品Wの載置が商品検出センサ54に検出されると、前記一時記憶された絞り情報に基づいて帯シートaの初期ループを商品の外周に沿う形状に縮径し、帯掛け包装を完了する。帯掛けした商品は、例えば図14に示す通りである。
(S11)…帯掛け包装された商品が載置部から取り除かれることで商品検出センサ54は非検出となり、一帯掛け包装サイクルが終了する。つまり、計量部A2に商品が置かれることで帯掛け包装サイクルが開始し、帯掛けが終了し、商品が載置部から取り除かれたという商品検出センサ54の非検出信号に基づき一帯掛け包装サイクルが終了する。そして、(S7)で一時記憶した計量値をクリアする。
(S12)…次の商品が計量部へ載置されたかを判断し、商品が計量部へ載置された場合(YES)はS5へ戻り、商品が計量部に載置されていないと判断された場合(NO)は終了とする。
上記構成とした帯掛け装置は、に帯掛け包装を行う載置部とは別の位置に計量部が位置されるので、一つの商品の計量後に帯掛けのための載置部に前記商品を移した時、計量部は空になり、次に帯掛け包装する同一の商品情報を有する商品を載せて計量することが可能となる。即ち、帯掛け包装時に、計量部では次に帯掛け包装する商品の計量を同時に行うことができるため、次の商品の計量安定時間を前の帯掛け包装サイクルに入れることができるので、前の商品の帯掛け包装が終了すると計量安定時間を待たずに直ちに次の計量値等の商品情報を印字することができる。即ち、単位時間当たりの帯掛け包装の処理数を従来装置に比べて高めることができる。また、図示の実施例に示すように、帯掛けする帯シートの輪(初期ループ)と向き合い、該シートの輪の略中心線の下方に計量部を位置させた場合、計量部に置かれた商品をそのまま平行移動するように計量部上から載置部へ載せ換えすることができるので、商品の載せ換えをスムーズに行うことができ、帯掛け包装の作業性を向上できる。
そして、帯掛け装置本体A1と計量部A2を同じテーブル上に設置した時、帯掛け装置本体A1の帯掛け包装を行う載置部に対して、重量を計量する計量部A2は下方に段差を設けて配置されるので、載置部の商品が長尺の商品であっても、計量部に載置された商品と干渉(接触)することは無い。
本発明の帯掛け装置は図示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(1)実施の形態では、帯掛けのために帯シートの輪(初期ループ)を形成するガイドを備えた帯掛け装置を示したが、ガイドがなく帯シートの端部を手で装置に差し込んでループを形成するタイプの帯掛け装置でもよい。
(2)実施の形態では、計量部は帯掛け装置本体と別体型を示したが、帯掛け装置本体と一体型であってもよい。
(3)実施の形態では、商品情報を帯シート(帯シートに貼付するラベルを含む)に印字して帯掛け包装する帯掛け装置を示したが、帯シートとは別に商品に貼付するラベルを発行する機能を備えた帯掛け装置であってもよい。
(4)実施の形態では、図1のようにオペレータOが帯掛け装置の手前側に対向位置した例であり、該帯掛け装置本体が有する帯シートの輪(ガイド内に形成される初期ループ)の略中心線はオペレータと対向する位置に配置されているが、オペレータの位置は図1における装置の右側に位置するようにしてもよい。つまり、その帯シートの輪と向き合う側に計量部が配置されていればよく、装置に対するオペレータの立ち位置は問わない。
(5)上記実施の形態のフローチャートの(S6)において、商品検出センサにより商品があると検出した場合にも、その計量値を一時記憶し、商品検出センサにより商品が無いと判断された場合には、該一時記憶された計量値に基づき帯シートへ印字するようにしてもよい。また、その一時記憶する場所は、RAM63でもよいし、計量部に設けてもよい。
(6)上記実施の形態では、計量部A2が装置手前で載置部Pより下方に位置している実施例にて説明したが、計量部A2と載置部Pとが略同じ高さに位置していてもよい。この場合であっても、帯シートの輪と向き合う側に計量部A2が備わっており、計量部A2と載置部Pとが略同じ高さの位置なので、計量部A2に載置された商品を略平行移動すれば、商品を載置部Pに位置させることができるのでより操作性が良くなる。
(7)上記フローチャートのS2でフィードキーを押す例を示したがこれに限らず、フィードキーを押さずにS1で電源が投入されたら帯シートを初期位置に位置させるようにしてもよい。
本発明に係る帯掛け装置の実施の一例を示す外観斜視図。 同側面図。 帯掛け装置本体の内部機構部を示す概略正面図。 同機構部の概略を示す平面図。 同機構部の概略を示す側面図。 帯シートを切断して引き戻す状態を示す説明図。 帯シートが初期位置にセットされ、印字を開始する状態の同説明図。 帯掛制御部と印字制御部の電気的構成を示すブロック図。 商品ファイルの一例を示す説明図。 トレイファイルの一例を示す説明図。 帯シート印字フォーマットファイルの一例を示す説明図。 帯シートに印字する印字項目の位置関係の一例を示す説明図。 計量、印字、及び帯掛け動作を示すフローチャート図。 帯掛け包装を完成した商品の斜視図。
符号の説明
A…帯掛け装置 A1…帯掛け装置本体
A2…計量部 W…商品
P…載置部 a…帯シート
4…印字手段(出力部) 5…フィード手段
54…商品検出センサ

Claims (3)

  1. 商品を所定位置に載置し、該商品の外周に沿って帯シートを発行し巻き回す帯掛け装置において、
    前記商品を帯掛けのために載置する載置部と、
    前記商品を特定する操作部と、
    該操作部での操作により特定された商品に関するデータを表示する表示部と、
    前記載置部に載置する商品の重量を計量する計量部と、
    前記操作部で特定された商品について、前記計量部にて計量された計量値を出力する出力部と、を有し、
    前記載置部、前記操作部、前記表示部、及び前記出力部は、前記帯掛け装置上に配置され、前記計量部は前記載置部とは異なる位置に配置され、
    前記出力部は出力される計量値を帯シートに印字する印字手段であり、前記載置部に商品検出センサを設け、
    前記載置部に商品が置かれ前記帯シートによる帯掛けサイクル中に、次の商品の為に前記計量部から計量値が出力された時、該計量値を一時記憶し、前記商品検出センサによる商品非検出信号に基づき前記一時記憶された計量値を帯シートへ印字するよう制御することを特徴とする帯掛け装置。
  2. 前記計量部は、前記載置部における前記帯掛けの為に生成される帯シートの輪と向き合い、該帯シートの輪の略中心線に配置されていることを特徴とする請求項1記載の帯掛け装置。
  3. 前記載置部は、帯掛け装置を設置する面と同じ面に設置した計量部の上面から該載置部における載置面までの鉛直方向の寸法が、前記載置部における帯掛け可能な鉛直方向の最大寸法より大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の帯掛け装置。
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