JP4617873B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープ印刷装置に関し、特に印刷作動の実行中に、動作検出手段からの出力を受け、切断用操作部材の動作が手動式切断装置に当接する動作であると判断されたときに、制御手段にテープ送り機構の停止と印刷作動を停止させるものに関する。
従来、キーボードやディスプレイや印刷機構を備え、この印刷機構によりテープカセットに収納された印刷媒体としてのテープ(例えば、12mm、18mmの幅)に、入力した文字や記号をラベル印刷できるテープ印刷装置が実用化されるとともに、このテープ印刷装置に各種の編集機能を付加したものが提案されている。
更に、文字や記号が印刷された印刷テープを所望の位置で容易に切断できるように、テープ印刷装置内の印刷テープ出口近傍部に簡易型の手動式切断装置を取付けることが着想され、切断用操作ボタンを押圧操作することで、可動刃と固定刃からなる鋏により印刷テープを容易にしかも綺麗に切断できるように簡単な機構で構成された手動式切断装置が提案されている。
ところで、上述したように、簡易型の手動式切断装置を設けたテープ印刷装置においては、テープ送り機構やサーマルヘッドを駆動制御しながら印刷する印刷作動が行なわれているか否かに拘わらず、任意のタイミングで印刷テープを切断することができる。即ち、印刷動作が行なわれているときに、例えば誤って切断動作が実行されたときには、作成されて繰出される印刷テープは、切断時に手動式切断装置の鋏で挟持された状態であり、外部に繰出されることがなく、テープカセットの出口近傍部の駆動系に絡んで詰まることになり、テープカセットが故障するという問題がある。
そこで、本出願人は、特開平7−132656号公報に記載のように、印刷手段の印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを、切断用操作部材の操作を介して印刷位置よりも下流側において切断する手動式切断装置と、手動式切断装置の切断動作の開始を検出する切断動作検出手段と、切断動作検出手段からの出力を受け、手動式切断装置の切断動作が開始されたときに、制御手段に印刷作動を停止させる印刷停止手段とを備えたテープ印刷装置を提案した。
特開平7−132656号公報(段落0008、0018、図4)
しかしながら、上述した公報のテープ印刷装置においては、テープ送りを含む印刷手段の停止を、手動式切断装置の切断動作の開始を検出しておこなっているので、検出器の位置やクリアランス等で結果的に手動式切断装置の鋏がある程度移動した状態での停止になる。そのため、幅広テープの場合には切断が開始された後でのテープ送りを含む印刷手段の停止になる場合があり、テープ詰まりを起こすという問題がある。また、誤って手動式切断装置に触れても切断動作が始まるという問題もある。
以上のような状況に鑑み、本発明の目的は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、手動式切断装置が動作する前にはテープ送りを含む印刷手段の停止をおこなってテープ詰まりをなくし、誤って切断用操作部材に触れても手動式切断装置が動作しないようにしたテープ印刷装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係るテープ印刷装置は、テープカセットに収納された印刷媒体としてのテープを送給するテープ送り機構と、このテープに文字や記号を印刷する印字ヘッドとを備えた印刷手段と、その印刷手段のテープ送り機構と印字ヘッドとを制御する制御手段とを備えたテープ印刷装置において、カッター刃受け部材と対向する位置に揺動可能に取り付けられるカッター刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、前記カッターレバーの前記カッター刃と対向する先端に設けられて前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記カッター刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記カッター刃を押圧して前記テープを切断させるカッター刃押圧部と、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係るテープ印刷装置は、テープカセットに収納された印刷媒体としてのテープを送給するテープ送り機構と、このテープに文字や記号を印刷する印字ヘッドとを備えた印刷手段と、その印刷手段のテープ送り機構と印字ヘッドとを制御する制御手段とを備えたテープ印刷装置において、回動可能な可動刃と固定刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、前記可動刃と同じ回動軸で回動すると共に待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、前記カッターレバーに設けられて、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記可動刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記可動刃を押圧して前記テープを切断させるリブと、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に係るテープ印刷装置は、請求項1に記載のテープ印刷装置において、前記印刷停止手段により前記テープ送り動作と前記印刷動作が終了するときに前記カッター刃押圧部と前記カッター刃との隙間は、前記カッターレバーが前記待機位置にある時の略半分であることを特徴とする。
請求項1に係るテープ印刷装置では、カッター刃受け部材と対向する位置に揺動可能に取り付けられるカッター刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、前記カッターレバーの前記カッター刃と対向する先端に設けられて前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記カッター刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記カッター刃を押圧して前記テープを切断させるカッター刃押圧部と、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えたことにより、手動式切断装置が動作しているときには、テープ送りを含む印刷手段が完全に停止されているので、テープ詰まりを完全になくすことができるという効果がある。また、誤ってカッターレバーに触れても手動式切断装置が動作しないという効果がある。
また、請求項2に係るテープ印刷装置では、回動可能な可動刃と固定刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、前記可動刃と同じ回動軸で回動すると共に待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、前記カッターレバーに設けられて、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記可動刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記可動刃を押圧して前記テープを切断させるリブと、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えることにより、手動式切断装置が動作しているときには、テープ送りを含む印刷手段が完全に停止されているので、テープ詰まりを完全になくすことができるという効果がある。また、誤ってカッターレバーに触れても手動式切断装置が動作しないという効果がある。
以下、本発明に係るテープ印刷装置について、本発明を具体化した第1実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るテープ印刷装置の概略構成について図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、テープ印刷装置の外観を示す斜視図、図2は、テープ印刷装置のカセットカバーを開けて背面から見た斜視図、図3は、カセットカバーを下から見た斜視図、図4は、テープカセットの内部構造と印刷部とを説明する図である。
本第1実施形態のテープ印刷装置1は、図1に示すように本体2の上面には、種々の文字入力等を行うキーボード3が設けられている。このキーボード3の上方に、電源スイッチ、印字キーやテープ印刷装置1の各種制御を行う機能キー群4と、入力した文字や記号等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、LCDという)5が設けられている。そして、右上角には印刷された印刷用テープ(印刷媒体としてのテープに相当)6をカットするためのカッターレバー(切断用操作部材に相当)7が設けられている。
本体2の裏面には、図2に示すように、裏面後方(図2では手前)に印刷用テープ6を所定形状のカセットケースに収納したテープカセット8を装着するカセット保持部9が形成され、そのカセット保持部9には、テープカセット8内の使用済みのインクリボン10を巻取るためのリボン巻取カム11と、印刷済みの印刷用テープ6を送り駆動するためのテープ送りローラカム(テープ送り機構に相当)12とが配置されている。カセット保持部9にはこの他、印刷テープに印刷するサーマルヘッド(印字ヘッドに相当)13が、テープカセット8が装着された際にその開口部14に位置するように配置されている。
カセット保持部9は、開閉可能なカセットカバー15で覆われるものである。そして、カセットカバー15には、カセットカバー15から下方に延出された延出部15aに一体に形成された退避カム部16と延出部15aに取り付けられた押圧カム部17(図3参照)が備えられる。プラテンローラ18を保持すると共に、サーマルヘッド13にプラテンローラ18が押圧される押圧位置A(図4参照)とサーマルヘッド13からプラテンローラ18が離間される退避位置B(図4参照)との間で移動可能なローラホルダ19が備えられている。
テープカセット8の内部の構造を、ラミネートテープのカセットを例にとって図4に示す。図4には、説明上、テープカセット8の内部構造と共にテープ印刷装置1の印刷機構の一部でありカセット保持部9内に設けられるサーマルヘッド13やローラホルダ19等も示されている。
テープカセット8には、透明なフィルムからなる所定幅の印刷用テープ6と、印刷用テープ6に転写されるインクを表面に塗布されたインクリボン10と、印刷がなされた印刷用テープ6の裏面に貼り合わされる印刷用テープ6と同一幅の両面テープ20とが、それぞれ回転自在に設置された供給スプールにロール状に巻回されて配置されている。そして、これらに挟まれる位置には、印刷に供した後のインクリボン10を巻き取る使用済みリボン巻取スプール21が設けられている。更に、テープカセット8の内部には、その開口部14付近において、印刷済みの印刷用テープ6をテープカセット8の外部に排出すると共に、印刷済みの印刷用テープ6の裏面に両面テープ20を貼り合わせるためのテープ送りローラ(テープ送り機構に相当)22が内蔵されている。
テープカセット8をテープ印刷装置1のカセット保持部9に装着すると、カセット保持部9のリボン巻取カム11はテープカセット8の使用済みリボン巻取スプール21に、カセット保持部9のテープ送りローラカム12はテープカセット8のテープ送りローラ22に、それぞれ連結される。印刷時には使用済みリボン巻取スプール21とテープカセット8のテープ送りローラ22とが回転駆動される。これにより、印刷用テープ6とインクリボン10とがそれぞれの供給スプールから引き出され、重ね合わされてサーマルヘッド13に送られ、所定の印刷がなされる。そして、使用済みのインクリボン10は印刷がなされた印刷用テープ6と離れて、使用済みリボン巻取スプール21に巻き取られる。一方、印刷がなされた印刷用テープ6には、供給された両面テープ20が貼り合わせられて、テープ送りローラ22により外部に排出される。そして、後述するカッターレバー7を操作することによって、印刷用テープ6がカットされる
次に、印刷中に印刷用テープ6をサーマルヘッド13に押圧する機構を説明する。前記のように、図2中カセット保持部9に配置されるサーマルヘッド13は、テープカセット8が装着された際にその開口部14に位置する。そして、印刷用テープ6を挟んでサーマルヘッド13と対向する位置に、プラテンローラ18が配置されている。そして、テープカセット8のテープ送りローラ22と対向する位置に押圧ローラ23が配置されている。プラテンローラ18と押圧ローラ23とは、ローラホルダ19に回転可能に取り付けられており、そのローラホルダ19はホルダ軸24上に回動可能に取り付けられている。ローラホルダ19の回動により、プラテンローラ18と押圧ローラ23とは、サーマルヘッド13及びテープ送りローラ22に圧着する押圧位置A(実線)、或は、サーマルヘッド13及びテープ送りローラ22に圧着しない退避位置B(2点鎖線)のいずれかの位置に保持される。
続いて、プラテンローラ18と押圧ローラ23との押圧及びその解除がカセット保持部9を覆うカセットカバー15の開閉で行われる仕組みについて、図2、図3、図5乃至図7を参照して説明する。図5は、印刷機構を示す斜視図である。(A)は、全体図を示す斜視図、(B)は、(A)のローラホルダを反対側から見た斜視図、図6は、カセットカバー閉時の押圧・退避カム部とローラホルダの関係を示す図である。(A)は、押圧カム部が押圧カム受け部に当接し始めた図、(B)は、押圧カム部が押圧カム受け部に更に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接する直前の図、(C)は、押圧カム部が押圧カム受け部に完全に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接している図、図7は、サーマルヘッドとプラテンローラが付着した状態における、カセットカバー開時の押圧・退避カム部とローラホルダの関係を示す図である。(A)は、押圧カム部が押圧カム受け部に完全に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接している図、(B)は、押圧カム部が引き上げられ、退避カム部と退避カム受け部が当接し始めプラテンローラとサーマルヘッドの当接が解除される直前の図、(C)は、退避カム部と退避カム受け部の当接が進みプラテンローラとサーマルヘッドの当接が解除された図である。
図2、図3に示すカセットカバー15は、カセット保持部9を開閉可能に覆うものであって、蝶番部25、25によりテープ印刷装置1の本体に取り付けられ、図3に示す蝶番部25、25を中心に回動してカセット保持部9を開閉する。カセットカバー15の先端には係合片26が設けられている。係合片26は、テープ印刷装置1の本体側に設けられた係合部27と係合してカセットカバー15を閉状態に保持するものである。係合片26は弾力を有しているので、操作者が所定の操作をすれば係合が解除されカセットカバー15は開状態となる。
カセットカバー15に覆われるカセット保持部9には、図5に示す印刷機構(印刷手段に相当)28が配置されている。テープ印刷装置1の印刷機構28には、プラテンローラ18と押圧ローラ23とを保持するローラホルダ19が、テープ印刷装置1に対して固定されたフレーム29に回動可能に取り付けられている。フレーム29には、ホルダ軸24が固定して設けられており、前記のようにローラホルダ19は、ホルダ軸24を中心に回動可能である。図5(A)の矢印Cのように動くと退避位置B(図4参照)となり、プラテンローラ18及び押圧ローラ23がサーマルヘッド13及びテープ送りローラ22(図4参照)から離間する。矢印Cの逆向きに動くと押圧位置A(図4参照)となり、プラテンローラ18及び押圧ローラ23が、テープカセット8(図4参照)の印刷用テープ6を挟持しつつサーマルヘッド13及びテープ送りローラ22に圧着される。
また、ローラホルダ19には、カセットカバー15が閉じられるときに、後述するカセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17が摺動可能に当接される押圧カム受け部30が形成されている。そして、フレーム29には、押圧カム部17が押圧カム受け部30を押圧しているときに、押圧カム部17の逃げを防止するための押圧補助フレーム31が立設されている。
更に、ローラホルダ19には、退避カム受け部32が形成されており、カセットカバー15が開かれるときに、後述するカセットカバー15から延出された延出部15aと一体に形成された退避カム部16が摺動可能に当接される。また、フレーム29内には、ホルダ軸24にトグルバネ33が取り付けられており、ローラホルダ19を退避位置Bの方向へ付勢している。
ここで、図6、図7に基づいて、カセットカバー15の開閉動作に対応するカセットカバー15の延出部15aに設けられた押圧カム部17とローラホルダ19の押圧カム受け部30、カセットカバー15から延出された延出部15aと一体に形成された退避カム部16とローラホルダ19の退避カム受け部32の動作を説明する。
先ず、図6に基づいて、カセットカバー15が閉じられるときの動作を説明する。図6(A)に示すように、カセットカバー15が閉じられると、カセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17がローラホルダ19の押圧カム受け部30に当接する。そして、押圧カム部17は、トグルバネ33の付勢力によって退避位置B(図4参照)にあるローラホルダ19をその付勢力に抗してサーマルヘッド13側(図6において左側)に移動させる。このとき、図中(a)で示される退避カム部16と退避カム受け部32の関係は当接しない位置にある。
次に、図6(B)では、カセットカバー15が更に閉じられており、カセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17がローラホルダ19の押圧カム受け部30に深く当接し、ローラホルダ19がサーマルヘッド13側に更に移動してサーマルヘッド13とプラテンローラ18が当接する寸前になっている。そして、このとき、図6(b)で示される退避カム部16と退避カム受け部32の関係は当接しないが左右の位置関係にある。
そして、図6(C)に示すように、カセットカバー15が完全に閉じられたときは、カセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17の垂直部分とローラホルダ19の押圧カム受け部30の垂直部分とが当接し、サーマルヘッド13とプラテンローラ18が完全に当接され押圧位置A(図4参照)になっている。これは、テープカセット8が装着されていない状態であるが、装着されていれば、サーマルヘッド13とプラテンローラ18の間には印刷用テープ6とインクリボン10が狭持されている。また、押圧カム部17の反対側の端部(図中右側)は、押圧カム部17がトグルバネ33の付勢力に抗してサーマルヘッド13にプラテンローラ18を押圧するので押圧補助フレーム31(図5(A)参照)によって変形を防止している。このとき、図6(c)で示される退避カム部16と退避カム受け部32の関係は当接しない上下の位置関係にある。この状態でテープカセット8が装着されていればテープ印刷の操作が行われる。
次に、図7に基づいて、カセットカバー15が開かれるときの動作を説明する。図7(A)は、図6(C)と同じ状態の図であり、この状態からカセットカバー15が開かれる。
更に、図7(B)に示すように、カセットカバー15が開けられてカセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17の垂直部分とローラホルダ19の押圧カム受け部30の垂直部分との当接が終るとサーマルヘッド13とプラテンローラ18の離間が通常はトグルバネ33の付勢力によって始まる。しかしながら、テープカセット8が装着されずに長期間保管されているとサーマルヘッド13とプラテンローラ18がトグルバネ33の付勢力に抗して付着したままの状態になることがある。この状態の時には、図7(b)で示される退避カム部16が退避カム受け部32と当接してローラホルダ19をサーマルヘッド13と反対の方向(図中右側)に移動するように動作し始める。
そして、図7(C)に示すように、カセットカバー15が更に開けられたときは、図7(c)で示されるように、退避カム部16と退避カム受け部32の当接が更に進んでローラホルダ19がサーマルヘッド13から遠ざかることによって、サーマルヘッド13からプラテンローラ18が完全に離隔される。この後は、トグルバネ33の付勢力によって退避位置Bに戻る。
ここで、上記のように構成されるテープ印刷装置1の制御系について図8を参照して説明する。図8は、テープ印刷装置の制御ブロック図である。図8に示すように、テープ印刷装置1は制御部(制御手段に相当)50を核として構成されている。この制御部50はCPU51、ROM52、CGROM53、RAM54、及び、入出力インターフェイス55から構成され、これらはバス線56を介して相互に接続されている。
ここに、ROM52は各種のプログラムを記憶させておくものであり、印刷制御プログラム等のテープ印刷装置1の制御上必要な各種のプログラム、例えば、カッターレバーセンサ(操作部材検出手段に相当)57で読み込まれたデータによって、テープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止制御プログラム等が記憶されている。そして、CPU51はかかるROM52に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、ROM52には、多数の文字等のキャラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が各書体(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されてコードデータに対応して記憶されている。
また、CGROM53にはキーボード3から入力される各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されており、ドットパターンデータがCGROM53から読み出され、そのドットパターンデータに基づいてLCD5上にドットパターンが表示される。また、RAM54はCPU51により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、かかるRAM54には、本体2に装着された各テープカセット8の種類を、テープ判別センサ58で読み込まれたデータを判別する際に、その基となる図示しないテープ判別データテーブルが記憶されるテープ判別データ記憶エリア54Aが設けられている。更に、RAM54には、テキストメモリ、イメージバッファ、印字バッファ等の各種のメモリが設けられている。
また、入出力インターフェイス55には、本体2に設けられるカッターレバーセンサ57、テープ判別センサ58(図10参照)、キーボード3、そして、機能キー群4が接続されている。また、LCD5を駆動制御するディスプレイコントローラ(LCDC)59が接続されており、キーボード3を介して文字等が入力された場合、その文書データがテキストメモリに順次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示制御プログラムに基づいてキーボード3を介して入力された文字等に対応するドットパターンがLCD5上に表示される。また、サーマルヘッド13を駆動制御する駆動回路(印刷停止手段に相当)60が接続され、プラテンローラ18と協動してイメージバッファから印字バッファに転送されたドットパターンデータがインクリボン10を介して各印刷用テープ6に印刷される。また、テープ搬送モータ61(図5参照)を駆動制御する駆動回路(印刷停止手段に相当)62が接続され、テープ送りローラ22と協動して印刷された印刷用テープ6と両面テープ20とを貼着させつつ印刷された印刷用テープ6を送り出す。
そして、図9に示すように、印刷された印刷用テープ6が送り出される下流には、印刷された印刷用テープ6を手動で切断する押し切りタイプのテープ切断機構34が設けられている。図9は、テープ印刷装置の押し切りタイプのテープ切断機構を示す図である。
ここで、図9乃至図11に基づいてテープ印刷装置1の押し切りタイプのテープ切断機構34の構成を説明する。図10は、テープ印刷装置のカセットカバーを外して背面側のテープ切断機構の配置を示す背面図、図11は、テープ印刷装置の本体の内部側のテープ切断機構の配置を示す図である。
図9に示すように、フレーム29には、カッター軸35が固定して設けられており、このカッター軸35にカッターレバー7、カッターユニット(手動式切断装置に相当)36がこのカッター軸35を中心として回動可能に取り付けられている。そして、カッターユニット36と対向する位置にカッター刃受け部材37がフレーム29に取り付けられており、カッターレバー7が操作されていないときは、カッターユニット36とカッター刃受け部材37の間を印刷された印刷用テープ6が通過して行く。また、カッターレバー7の一端側の近傍には、カッターレバー7の動作を検出するカッターレバーセンサ57が本体2に取り付けられている。そして、カッターレバー7が操作されていないときは、カッターレバーセンサ57のセンサーレバー38が、カッターレバー7に設けられた押圧ボス39と当接してカッターレバーセンサ57をON状態にしている。更に、図10、図11にテープ印刷装置1の本体2にテープ切断機構34を配置した状態を示している。
次に、テープ印刷装置1のテープ切断機構34を組み立てる順序を図12に基づいて説明する。図12は、テープ印刷装置のテープ切断機構の組立分解図である。図12において、先ず、本体2にカッターレバーセンサ57を図示しないネジでネジ止めする。次に、カッター刃受け部材37をフレーム29に固定する。次に、カッターレバー7の軸40にトグルバネ41を取り付けてから、カッターレバー7をフレーム29に固定されたカッター軸35に取り付け、トグルバネ41の端部を所定の場所に固定する。これによって、カッターレバー7を操作して操作を解除したときに、カッターレバー7を元の位置に戻すことができる。次に、カッターユニット36をカッター軸35に取り付ける。こうして組みあがったテープ切断機構34は、本体2に先に組み付けられたカッターレバーセンサ57のセンサーレバー38とカッターレバー7の押圧ボス39が当接するようにして本体2に組み付けられる。
続いて、カッターレバー7、カッターレバーセンサ57の動作を図13に基づいて説明する。図13は、テープ印刷装置のテープ切断機構の動作を説明する図である。(A)は、カッターレバーが待機位置にあってカッターレバーセンサがONの状態を示す図、(B)は、カッターレバーが回動しカッターレバーセンサが動作位置を検出してOFFになった状態を示す図、(C)は、カッターレバーが更に回動しカッター刃をカッター刃押圧部が押圧してカットを開始した状態を示す図である。
図13(A)に示すように、カッターレバー7が操作されず待機位置にあって、カッターレバーセンサ57のセンサーレバー38をカッターレバー7の押圧ボス39が押圧してカッターレバーセンサ57をONの状態にしている。この状態では、印刷機構28によって印刷用テープ6のテープ送り動作と印刷動作をおこなうことができる。このとき、カッターユニット36のカッター刃42とカッターレバー7のカッター刃押圧部43の隙間は十分に開いている。
図13(B)に示すように、カッターレバー7が回動されて、押圧ボス39がセンサーレバー38を押圧してカッターレバーセンサ57がOFFになる所定の位置(ほぼ回動の中間)を検出したときに、制御部50(図8参照)は、印刷機構28の印刷用テープ6のテープ送り動作と印刷動作を直ちに停止する。このとき、カッター刃42とカッター刃押圧部43の隙間は待機位置の半分程度になっている。そして、この押圧ボス39がセンサーレバー38を押圧してカッターレバーセンサ57がOFFになる所定の位置(ほぼ回動の中間)までが、カッターレバー7に誤って触れても印刷機構28に影響を与えないマージンとなる。
図13(B)に示すように、更にカッターレバー7が回動されるとカッター刃42をカッター刃押圧部43が押圧してカットを開始する。そして、印刷されてカットされた印刷用テープ6ができあがる。
この一連の動作によって印刷用テープ6の切断動作によるジャムを完全に無くすことができる。
かかる印刷機構28、テープ切断機構34を備えるテープ印刷装置1を使用する場合には、カセット保持部9にテープカセット8を装着する。そして、カセットカバー15を押圧して係合片26をテープ印刷装置1の本体2に係合部27に係合させて閉状態とする。このとき、印刷機構28は以下のように作用する。即ち、カセットカバー15が閉じられるのに伴い、カセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17によってローラホルダ19の押圧カム受け部30が押圧されて、矢印Cと逆向きに回動して、押圧位置Aとなる。従って、カセットカバー15を閉じると必ずローラホルダ19が押圧位置Aとなり、特段のセット操作をしないで印刷可能な状態となるのである。そして、キーボード3から入力された文字や記号をLCD5で確認し、機能キー群4を使用して印刷用テープ6に印刷し、カッターレバー7を操作して印刷されてカットされた印刷用テープ6ができあがるのである。また、誤ってカッターレバー7に触れてもテープジャムを起こすこともない。
そして、印刷が行われテープカセット8を取り出す場合には、特段のリリース操作をすることなく、直接カセットカバー15の係合片26部分を押してカセットカバー15を開けばよい。カセットカバー15を開くことによってカセットカバー15から延出された延出部15aに設けられた押圧カム部17がローラホルダ19の押圧カム受け部30から外れてローラホルダ19の押圧が解除され、トグルバネ33の付勢力により、矢印Cの向きに移動して退避位置Bとなる。また、テープカセット8を装着せずに長期間保管されたとき、サーマルヘッド13とプラテンローラ18がトグルバネ33の付勢力に抗して付着したままの状態になることがあるが、カセットカバー15から延出された延出部15aと一体に形成された退避カム部16がローラホルダ19の退避カム受け部32と当接することによってローラホルダ19に支持されるプラテンローラ18をサーマルヘッド13から離隔する。従って、カセットカバー15を開けば直ちに、テープカセット8を取り出せたり装着できる状態となる。即ち、テープカセット8の装着時、取出時ともに、一動作で目的を達成できるものである。
以上、詳細に説明した通り、第1実施形態に係るテープ印刷装置1では、所定動作範囲で移動可能なカッターレバー7と、カッターレバー7が所定範囲を超えて移動することに基づき、サーマルヘッド13で印刷された印刷後の印刷用テープ6を切断するテープ切断機構34と、所定動作範囲でカッターレバー7の動作を検出するカッターレバーセンサ57と、カッターレバーセンサ57を介してカッターレバー7の動作が検出された場合、制御部50によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる駆動回路60、62と、を備えたことにより、カッターユニット36が動作しているときには、テープ送りを含む印刷機構28が完全に停止されているので、テープ詰まりを完全になくすことができるという効果がある。
また、第1実施形態に係るテープ印刷装置1では、カッターレバー7の動作がカッターユニット36に当接する動作であるとカッターレバーセンサ57によって判断される位置は、カッターレバー7が動作する範囲の略中間であるので、誤ってカッターレバー7に触れてもカッターユニット36が動作しないという効果がある。
次に、本発明に係るテープ印刷装置について、本発明を具体化した第2実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。図14は、テープ印刷装置の鋏タイプのテープ切断機構を示す図である。(A)は、フレームに取り付けられたテープ切断機構を示す斜視図、(B)は、テープ切断機構が待機状態を示す図、(C)は、テープ切断機構が印刷用テープをカットした後の状態を示す図である。
先ず、本第2実施形態に係るテープ印刷装置1の鋏形状を成しているテープ切断機構102の概略構成について図14(A)に基づいて説明する。ここで、同一機能の符号は同一ものを使用している。回動軸101を中心として回動するテープ切断機構102は、基本的に固定刃105、可動刃104、カッターレバー103で構成され、本体2には、センサーレバー38を備えるカッターレバーセンサ57が取り付けられ、更に可動刃104を稼動させる可動刃押し切り用リブ106と可動刃104を元の位置に戻す可動刃戻し用リブ107が設けられている。そして、カッターレバー103は、テープ切断機構102の鋏形状が常に開く方向に図示しない弾性部材によって付勢されている。また、可動刃104にはカッターレバーセンサ57のセンサーレバー38を押圧するセンサーレバー押圧部108が設けられている。このように構成されたテープ切断機構102が、固定刃105の取り付け部109でフレーム29に取り付けられている。
次に、図14(B)、(C)に基づいて、鋏形状を成しているテープ切断機構102の動作について説明する。図14(B)に示すように待機状態では、可動刃戻し用リブ107がカッターレバー103を押し上げることによって、可動刃押し切り用リブ106と可動刃104の間に図に示すaの隙間ができている。この状態では、印刷機構28によって印刷用テープ6のテープ送り動作と印刷動作をおこなうことができる。
次に、カッターレバー103がa/2程度押下されるとセンサーレバー押圧部108がカッターレバーセンサ57をONさせるまでセンサーレバー38を押圧する。このときに、制御部50(図8参照)は、印刷機構28の印刷用テープ6のテープ送り動作と印刷動作を直ちに停止する。そして、更に押下すると可動刃押し切り用リブ106と可動刃104が当接して印刷用テープ6をカットし始める。尚、カッターレバー103のa/2の回動は、誤ってカッターレバー103を触れた時のマージンとなる。
更に押圧した状態が図14(C)に示され印刷用テープ6が完全にカットされる。この後、押下を解除すると図示しない弾性部材によって可動刃戻し用リブ107が可動刃104の下端に当接して図14(B)の元の位置に戻される。
以上、詳細に説明した通り、第2実施形態に係るテープ印刷装置1では、所定動作範囲で移動可能なカッターレバー103と、カッターレバー103が所定範囲を超えて移動することに基づき、サーマルヘッド13で印刷された印刷後の印刷用テープ6を切断するテープ切断機構102と、所定動作範囲でカッターレバー103の動作を検出するカッターレバーセンサ57と、カッターレバーセンサ57を介してカッターレバー103の動作が検出された場合、制御部50によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる駆動回路60、62と、を備えたことにより、テープ切断機構102が動作しているときには、テープ送りを含む印刷機構28が完全に停止されているので、テープ詰まりを完全になくすことができるという効果がある。
また、第2実施形態に係るテープ印刷装置1では、カッターレバー103の動作が可動刃104に当接する動作であるとカッターレバーセンサ57によって判断される位置は、カッターレバー103が動作する範囲の略中間であるので、誤ってカッターレバー103に触れても可動刃104が動作しないという効果がある。
尚、本発明は前記第1実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
本発明の第1実施形態のテープ印刷装置の外観を示す斜視図である。 テープ印刷装置のカセットカバーを開けて背面から見た斜視図である。 カセットカバーを下から見た斜視図である。 テープカセットの内部構造と印刷部とを説明する図である。 印刷機構を示す斜視図である。(A)は、全体図を示す斜視図、(B)は、(A)のローラホルダを反対側から見た斜視図である。 カセットカバー閉時の押圧・退避カム部とローラホルダの関係を示す図である。(A)は、押圧カム部が押圧カム受け部に当接し始めた図、(B)は、押圧カム部が押圧カム受け部に更に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接する直前の図、(C)は、押圧カム部が押圧カム受け部に完全に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接している図である。 サーマルヘッドとプラテンローラが付着した状態における、カセットカバー開時の押圧・退避カム部とローラホルダの関係を示す図である。(A)は、押圧カム部が押圧カム受け部に完全に当接してプラテンローラとサーマルヘッドが当接している図、(B)は、押圧カム部が引き上げられ、退避カム部と退避カム受け部が当接し始めプラテンローラとサーマルヘッドの当接が解除される直前の図、(C)は、退避カム部と退避カム受け部の当接が進みプラテンローラとサーマルヘッドの当接が解除された図である。 テープ印刷装置の制御ブロック図である。 テープ印刷装置の押し切りタイプのテープ切断機構を示す図である。 テープ印刷装置のカセットカバーを外して背面側のテープ切断機構の配置を示す背面図である。 テープ印刷装置の本体の内部側のテープ切断機構の配置を示す図である。 テープ印刷装置のテープ切断機構の組立分解図である。 テープ印刷装置のテープ切断機構の動作を説明する図である。(A)は、カッターレバーが待機位置にあってカッターレバーセンサがONの状態を示す図、(B)は、カッターレバーが回動しカッターレバーセンサが動作位置を検出してOFFになった状態を示す図、(C)は、カッターレバーが更に回動しカッター刃をカッター刃押圧部が押圧してカットを開始した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態のテープ印刷装置の鋏タイプのテープ切断機構を示す図である。
1.テープ印刷装置
6.印刷用テープ
7.カッターレバー
8.テープカセット
12.テープ送りローラカム
13.サーマルヘッド
22.テープ送りローラ
28.印刷機構
36.カッターユニット
50.制御部
57.カッターレバーセンサ
60.駆動回路
62.駆動回路

Claims (3)

  1. テープカセットに収納された印刷媒体としてのテープを送給するテープ送り機構と、このテープに文字や記号を印刷する印字ヘッドとを備えた印刷手段と、その印刷手段のテープ送り機構と印字ヘッドとを制御する制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    カッター刃受け部材と対向する位置に揺動可能に取り付けられるカッター刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、
    待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、
    前記カッターレバーの前記カッター刃と対向する先端に設けられて前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記カッター刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記カッター刃を押圧して前記テープを切断させるカッター刃押圧部と、
    前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、
    前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. テープカセットに収納された印刷媒体としてのテープを送給するテープ送り機構と、このテープに文字や記号を印刷する印字ヘッドとを備えた印刷手段と、その印刷手段のテープ送り機構と印字ヘッドとを制御する制御手段とを備えたテープ印刷装置において、
    回動可能な可動刃と固定刃により前記印字ヘッドで印刷された印刷後のテープを切断する手動式切断機構と、
    前記可動刃と同じ回動軸で回動すると共に待機位置から所定範囲を超えて回動可能なカッターレバーと、
    前記カッターレバーに設けられて、前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲回動した時点で前記可動刃に当接すると共に、カッターレバーが所定範囲を超えて回動すると前記可動刃を押圧して前記テープを切断させるリブと、
    前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことを検出するカッターレバーセンサと、
    前記カッターレバーセンサを介して前記カッターレバーが前記待機位置から前記所定範囲の略中間位置まで回動したことが検出された場合、前記制御手段によりテープ送り動作と印刷動作を停止させる印刷停止手段と、を備えることを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 前記印刷停止手段により前記テープ送り動作と前記印刷動作が終了するときに前記カッター刃押圧部と前記カッター刃との隙間は、前記カッターレバーが前記待機位置にある時の略半分であることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
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