JP5547451B2 - パワーオンリセット回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路におけるパワーオンリセット回路に関するものである。
図12は、従来の一般的なパワーオンリセット回路を示す回路図である。図12のパワーオンリセット回路の電源が投入され、電源端子94の電位VDDが立ち上がるときに、ノードN1の電位V1は、抵抗91とキャパシタ92で構成される積分回路により、電位VDDの立ち上がりに比べて緩やかに立ち上がる。このとき、インバータ93のPMOSトランジスタにも電位VDDが供給されるので、インバータ93の閾値電圧VT(例えば、VDD/2)は、電位VDDに比例して上昇する。電源投入直後は、ノードN1の電位V1がインバータ93の閾値電圧VTよりも低いので、インバータ93の出力はハイレベル(Hレベル)となり、ノードN2の電位V2は電位VDDとほぼ等しくなる。その後、ノードN1の電位V1が閾値電圧VTを超えると、インバータ93の出力はローレベル(Lレベル)となり、ノードN2の電位V2はほぼGND電位まで低下して、リセット信号RESETが出力される。
しかし、上記パワーオンリセット回路では、電源投入直後の電源端子94の電位VDDの立ち上がりが遅い場合に、電位VDDの立ち上がりに比べて緩やかに立ち上がるノードN1の電位V1が、電位VDDに比例して上昇するインバータ93の閾値電圧VTに達することができず、インバータ93の出力であるノードN2にリセット信号RESETが出力されないことがあるという問題があった。また、上記パワーオンリセット回路では、電源端子94の電位VDDが正常に立ち上がった後に、電位VDDが一瞬低下し、その後直ぐに復帰する瞬停が発生した場合に、ノードN1の電位V1は瞬停前の電位をほぼ維持するので、ノードN2にリセット信号RESETが出力されないという問題があった。
電源電位の立ち上がり時に安定的にリセット信号を発生させることができ、上記問題が生じないパワーオンリセット回路が、例えば、特許文献1に提案されている。特許文献1に記載のパワーオンリセット回路では、電源電位(図1のVdd)が立ち上り始め、バイアス回路(図1のPMOS12、NMOS13)に電流が流れ始めると、NMOS(図1の15)に抵抗(図1の14)を通じて電流が流れる。これらの接続点(図1のf)の電位が上昇すると、NMOS(図1の15)を流れる電流が大きくなるため、接続点(図1のf)の電位がGND電位まで降下し、SRフリップフロップ回路(図1の21)の出力端からリセット信号を出力する。
特開平5−183416号公報(例えば、図1、図2、段落0009−0014)
しかしながら、特許文献1に記載の回路は、低消費電力化のために非常に大きな抵抗値(例えば、数〜数十メガオーム)の抵抗を必要とするので、半導体集積回路上の抵抗の面積が大きくなり、その結果、回路規模を縮小し難いという問題がある。
また、特許文献1に記載の回路は、バイアス回路の出力電位が電源電位に依存する構成とする必要があるので、独立したバイアス回路を使用することができず、その結果、消費電力低減のための電流コントロールが、容易ではないという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、回路規模の縮小及び消費電力の低減の両方を実現でき、安定的にリセット信号を出力できるパワーオンリセット回路を提供することにある。
本発明に係るパワーオンリセット回路は、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、固定された電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じたリセット信号を出力する出力ノードとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のパワーオンリセット回路は、固定された電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じたリセット信号を出力する出力ノードとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のパワーオンリセット回路は、第1のセンサ回路と、第2のセンサ回路と、リセット信号を生成するリセット信号生成回路とを備え、前記第1のセンサ回路は、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、固定された電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1の第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第1の第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じた第1の信号を出力する第1のノードとを有し、前記第2のセンサ回路は、前記第1の電源に接続された第3のソースと、第3のドレインと、前記第2の電源に接続された第3のゲートとを有する第2の第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第4のソースと、前記第3のドレインに接続された第4のドレインと、前記バイアス電位が印加される第4のゲートとを有する第2の第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のノードの前記第1の信号が出力されるタイミングよりも遅いタイミングで、前記第3のドレインの電位に応じた第2の信号を出力する第2のノードとを有し、前記リセット信号生成回路は、前記第1の信号と前記第2の信号から前記リセット信号を生成することを特徴とする。
また、本発明に係る他のパワーオンリセット回路は、第1のセンサ回路と、第2のセンサ回路と、リセット信号を生成するリセット信号生成回路とを備え、前記第1のセンサ回路は、固定された電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1の第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第1の第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じた第1の信号を出力する第1のノードとを有し、前記第2のセンサ回路は、前記第1の電源に接続された第3のソースと、第3のドレインと、前記第2の電源に接続された第3のゲートとを有する第2の第1導電型MOSトランジスタと、前記第2の電源に接続された第4のソースと、前記第3のドレインに接続された第4のドレインと、前記バイアス電位が印加される第4のゲートとを有する第2の第2導電型MOSトランジスタと、前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のノードの前記第1の信号が出力されるタイミングよりも遅いタイミングで、前記第3のドレインの電位に応じた第2の信号を出力する第2のノードとを有し、前記リセット信号生成回路は、前記第1の信号と前記第2の信号から前記リセット信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、回路規模の縮小及び消費電力の低減の両方を実現でき、安定的にリセット信号を出力できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。 第1乃至第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路に接続されるバイアス回路の一例を示す回路図である。 (a)乃至(c)は、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図である。 本発明の第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。 (a)乃至(c)は、第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図である。 本発明の第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。 (a)乃至(d)は、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図である。 (a)乃至(e)は、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作説明図である。 本発明の第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。 (a)乃至(d)は、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図である。 (a)乃至(e)は、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作説明図である。 従来例のパワーオンリセット回路を示す回路図である。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10を示す回路図である。図1に示されるように、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10は、第1導電型MOSトランジスタとしてのP型MOSトランジスタ(PMOS)11と、第2導電型MOSトランジスタとしてのN型MOSトランジスタ(NMOS)12と、インバータ13とを備えている。PMOS11は、第1の電源である電源端子14(電位VDD)に接続されたソース11Sと、ドレイン11Dと、第2の電源であるGND端子(固定電位VSS)に接続されたゲート11Gとを有している。また、NMOS12は、グランド(GND)端子に接続されたソース12Sと、PMOS11のドレイン11Dに接続されたドレイン12Dと、電源端子14の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BLが印加されるゲート12Gとを有している。インバータ13は、例えば、PMOS11のドレイン11Dに接続されたノードN11に接続された入力端と、出力ノードN12に接続された出力端とを有するCMOSインバータである。
図2は、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10にバイアス電位BLを供給するバイアス回路の一例を示す回路図である。図2のバイアス回路15は、定Gmバイアス生成(Constant−Gm Biasing)回路である。バイアス回路15は、PMOS17a,17bからなる第1のカレントミラー回路17と、NMOS18a,18bからなる第2のカレントミラー回路18と、温度補償用の抵抗19とを有している。また、16は電源端子であり、19はGND端子である。図2に示すように、例えば、バイアス回路15の入力側ラインに参照電流Irefを流すと、出力側ラインには電流Irefに等しい(又は、比例した)電流Ioutを流すことができ、バイアス電位BLのバイアス出力ラインにゲートが接続されるMOSトランジスタ(図1のNMOS12)に一定の電流を流すことができる。
図3(a)乃至(c)は、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10の電源投入時の波形図である。時刻tにおいて、図1のパワーオンリセット回路10の電源投入がなされると、図3(a)に示されるように、電源端子14の電位VDDが立ち上がる。図3(a)乃至(c)及び図1に示されるように、GND端子に対する電源端子14の電圧が増加する過程において、最初は、電源端子14の電位VDDが低いときには、PMOS11のゲート電圧Vgsが小さく、ノードN11の電位はインバータ13の閾値電圧VT(例えば、VDD/2)よりも低いので、インバータ13の出力(ノードN12)は、ハイレベル(Hレベル)となる。その後、時刻tにおいて、PMOS11のゲート電圧Vgsが大きくなり、ノードN11の電位が上昇して、閾値電圧VTを超えると、インバータ13の出力(ノードN12)はローレベル(Lレベル)となり、ノードN12の電位はほぼGND電位VSSまで低下する。このように、時刻tにおいて、ノードN12に、HレベルからLレベルに反転するリセット信号RESETが出力される。
以下に、より詳細な例を説明する。図3(a)に示されるように電源端子14の電位VDDが立ち上がる過程において、電源端子14の電位VDDが低いときには、PMOS11のゲート電圧Vgsが小さい。このとき、
(PMOS11に流れる電流)<(NMOS12に流れる一定電流)
となり、図3(b)に示されるように、ノードN11はLレベルであり、ノードN12にHレベルが出力される。
次第に電源端子14の電位VDDが上昇すると、PMOS11のゲート電圧Vgsが大きくなり、
(PMOS11に流れる電流)>(NMOS12に流れる一定電流)
の状態に切り替わる(時刻t)。このときに、図3(b)に示されるように、ノードN11はHレベルになり、ノードN12にHレベルからLレベルに反転するリセット信号RESETが出力される。
このように、図1に示されるパワーオンリセット回路10では、電源端子14の電位VDDの立ち上がりが緩やかで、立ち上がりに要する時間が長い場合であっても、PMOS11に流れる電流があるレベルを超えた時点で、ノードN12にHレベルからLレベルに反転するリセット信号RESETが出力される。
また、電源端子14の電位VDDが正常に規定電位に達した後に、電位VDDが立ち下がるときには、図3(a)乃至(c)と逆の動作となり、ノードN12にLレベルからHレベルに反転する信号が出力される。したがって、電源端子14の電位VDDが正常に規定電位に達した後に、電位VDDが一瞬低下し、その後直ぐに復帰する瞬停が発生した場合であっても、ノードN11の電位は、電位VDDの電位に瞬時に追従するので、電源端子14の電位VDDが、
(PMOS11に流れる電流)<(NMOS12に流れる一定電流)
となる電位まで一瞬降下した期間、ノードN12がHレベルになり、元の電位に復旧したときに、ノードN12にLレベルが出力される。
以上に説明したように、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10によれば、電源端子14の電位VDDの立ち上がりが遅い場合や電位VDDの立ち上がった後に電源の瞬停が発生した場合であっても、安定的にリセット信号を出力することができる。また、第1の実施形態に係るパワーオンリセット回路10は、従来のように、消費電力低減のために抵抗値の高い抵抗を備えた半導体集積回路を必要としないので、回路規模の縮小及び消費電力の低減を両立させることができる。
なお、上記説明では、リセット信号生成時(時刻t)にノードN11の出力が正相信号(図3(b))となる場合を説明したが、パワーオンリセット回路の回路構成を、ノードN11の出力が負相信号となるような構成とし、インバータ13を省略した構成とすることも可能である。
第2の実施形態.
図4は、本発明の第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路20を示す回路図である。図4に示されるように、第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路20は、第2導電型MOSトランジスタとしてのPMOS21と、第1導電型MOSトランジスタとしてのNMOS22と、バッファ23とを備えている。PMOS21は、第2の電源である電源端子24(電位VDD)に接続されたソース21Sと、ドレイン21Dと、電源端子24の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BHが印加されるゲート21Gとを有している。また、NMOS22は、第1の電源であるGND端子(固定電位VSS)に接続されたソース22Sと、PMOS21のドレイン21Dに接続されたドレイン22Dと、電源端子24に接続されたゲート22Gとを有している。さらに、バッファ23は、PMOS21のドレイン21Dに接続されたノードN21を入力端として、出力ノードN22を出力端とする。バイアス電位BHを供給する回路は、例えば、図2の回路と同様のバイアス回路であり、バイアス電位BHのバイアス出力ラインにゲートが接続されるMOSトランジスタ(図4のPMOS21)に一定の電流を流すことができる。
図5(a)乃至(c)は、第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路20の電源投入時の波形図である。時刻tにおいて、図4のパワーオンリセット回路20の電源投入がなされると、図5(a)に示されるように、電源端子24の電位VDDが立ち上がる。図5(a)乃至(c)及び図4に示されるように、GND端子に対する電源端子24の電圧が増加する過程において、最初は(時刻t)、
(NMOS22に流れる電流)<(PMOS21に流れる一定電流)
であり、ノードN21の電位は徐々に上昇し、バッファ23の出力(ノードN22)も徐々に上昇する。その後(時刻t)、電源端子24の電位VDDが、
(NMOS22に流れる電流)>(PMOS21に流れる一定電流)
となる電位まで上昇すると、ノードN21がLレベルになり、バッファ23の出力(ノードN22)もLレベルになり、ノードN22にHレベルからLレベルに反転したリセット信号RESETが出力される。
以上に説明したように、第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路20によれば、電源端子24の電位VDDの立ち上がりが遅い場合や電位VDDの立ち上がった後に電源の瞬停が発生した場合であっても、安定的にリセット信号を出力することができる。また、第2の実施形態に係るパワーオンリセット回路20は、従来のように、消費電力低減のために抵抗値の高い抵抗を備えた半導体集積回路を必要としないので、回路規模の縮小及び消費電力の低減を両立させることができる。
第3の実施形態.
図6は、本発明の第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。図6に示されるように、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路は、第1のセンサ回路30と、第2のセンサ回路40と、リセット信号生成回路50とを備えている。
第1のセンサ回路30は、第1の第1導電型MOSトランジスタとしてのPMOS31と、第1の第2導電型MOSトランジスタとしてのNMOS32と、GND端子に対する電源端子34の電圧が増加する過程において、第1の信号(電位の反転)PO_Lを出力するノードN31とを有している。PMOS31は、第1の電源である電源端子34(電位VDD)に接続されたソースと、ドレインと、第2の電源であるGND端子(固定電位VSS)に接続されたゲートとを有している。また、NMOS32は、GND端子に接続されたソースと、PMOS31のドレインに接続されたドレインと、電源端子34の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BLが印加されるゲートとを有している。PMOS31は、図1におけるPMOS11と同様に動作し、NMOS32は、図1におけるNMOS12と同様に動作する。
第2のセンサ回路40は、第2の第1導電型MOSトランジスタとしてのPMOS41と、第2の第2導電型MOSトランジスタとしてのNMOS42と、GND端子に対する電源端子44の電圧が増加する過程において、第2の信号(電位の反転)PO_Hを出力するノードN41とを有している。電源端子44の電圧が増加する過程において、第2のセンサ回路40のノードN41に第2の信号(電位の反転)PO_Hが出力されるタイミングは、第1のセンサ回路30のノードN31に第1の信号(電位の反転)PO_Lが出力されるタイミングよりも遅いタイミングとなるように、第2のセンサ回路40は構成される。また、NMOS42は、GND端子に接続されたソースと、PMOS41のドレインに接続されたドレインと、電源端子44の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BLが印加されるゲートとを有している。PMOS41は、図1におけるPMOS11と同様に動作し、NMOS42は、図1におけるNMOS12と同様に動作する。
NMOS32及びNMOS42の各々に定電流を流す回路は、例えば、図2のバイアス回路と同様の構成を持つ。
リセット信号生成回路50は、第1の信号PO_Lの電位と第2の信号PO_Hの電位から、リセット信号RESETを生成してノードN51に出力する。リセット信号生成回路50は、第1のノードN31の第1の信号PO_Lの電位及び第2のノードN41の第2の信号PO_Hの電位が入力されるNORゲート51と、第1のノードN31の第1の信号PO_Lの電位及び第2のノードN41の第2の信号PO_Hの電位が入力されるANDゲート52と、NORゲート51の出力が入力されるセット端子SとANDゲート52の出力が入力されるリセット端子Rとを有するセットリセット型(SR)フリップフロップ回路53とを有している。
第3の実施形態においては、第1のセンサ回路30の第1の信号PO_Lの電位が反転する電位VDDの値V31(図7(a))と第2のセンサ回路40の第2の信号PO_Hの電位が反転する電位VDDの値V32(図7(a))とは異なるので、第1のセンサ回路30の第1の信号PO_Lの電位が反転するタイミングと第2のセンサ回路40の第2の信号PO_Hの電位が反転するタイミングは異なる。第3の実施形態においては、第1のセンサ回路30の第1の信号PO_Lの電位が反転する電位VDDの値V31を、第2のセンサ回路40の第2の信号PO_Hの電位が反転する電位VDDの値V32よりも低く設定している。
図7(a)乃至(d)は、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図であり、図8(a)乃至(e)は、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作説明図である。
先ず電源電位の立ち上がり時について説明する。時刻tにおいて、図6のパワーオンリセット回路の電源投入がなされると、図7(a)に示されるように、電源端子34及び44の電位VDDが立ち上がる。図7(a)乃至(d)の時刻t及び図8(a)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN31及びN41の電位はLレベルであり、NORゲート51の出力はHレベルであり、ANDゲート52の出力はLレベルであり、その結果、SRフリップフロップ回路53の出力であるノードN51はHレベルである。
図7(b)及び図8(b)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN31の第1の信号PO_Lの電位が反転して、LレベルからHレベルになり、ノードN41の第2の信号PO_Hの電位はLレベルのままである。このとき、NORゲート51の出力はHレベルからLレベルになり、ANDゲート52の出力はLレベルのままであり、その結果、SRフリップフロップ回路53の出力であるノードN51はHレベルを維持する。
図7(c)及び図8(c)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN41の第2の信号PO_Hの電位が反転して、LレベルからHレベルになる。このとき、NORゲート51の出力はLレベルのままであり、ANDゲート52の出力はLレベルからHレベルになり、その結果、SRフリップフロップ回路53の出力であるノードN51はHレベルからLレベルになり、リセット信号RESETが生成される。
次に電源電位の低下時について説明する。時刻tにおいて、図6のパワーオンリセット回路の電源電位が低下すると、図7(a)に示されるように、電源端子34及び44の電位VDDが低下する。図7(a)乃至(d)の時刻t及び図8(d)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN31の電位はHレベルのままであり、ノードN41の電位はHレベルからLレベルになり、NORゲート51の出力はLレベルであり、ANDゲート52の出力はLレベルであり、その結果、SRフリップフロップ回路53の出力であるノードN51はLレベルを維持する。
図7(b)及び図8(e)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN31の第1の信号PO_Lの電位が反転してHレベルからLレベルになり、ノードN41の電位はLレベルのままである。このとき、NORゲート51の出力はLレベルからHレベルになり、ANDゲート52の出力はLレベルのままであり、その結果、SRフリップフロップ回路53の出力であるノードN51はLレベルからHレベルに反転する。
以上に説明したように、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路によれば、電源端子34及び44の電位VDDの立ち上がりが遅い場合や電位VDDの立ち上がった後に電源の瞬停が発生した場合であっても、安定的にリセット信号を出力することができる。また、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路は、従来のように、消費電力低減のために抵抗値の高い抵抗を備えた半導体集積回路を必要としないので、回路規模の縮小及び消費電力の低減を両立させることができる。
また、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路においては、電源電位VDDが立ち上がるときには、第2のセンサ回路40に依存するタイミング(時刻t)でノードN51の電位を反転させてリセット信号RESETを生成し、電源電位VDDが立ち下がるときには、第1のセンサ回路30に依存するタイミング(時刻t)でノードN51の電位を反転させる。したがって、第3の実施形態に係るパワーオンリセット回路においては、電源電位の立ち上がり時と立ち下がり時におけるノードN51の電位の反転タイミングを独立に設定できる。
第4の実施形態.
図9は、本発明の第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路を示す回路図である。図9に示されるように、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路は、第1のセンサ回路60と、第2のセンサ回路70と、リセット信号生成回路80とを備えている。
第1のセンサ回路60は、第1の第2導電型MOSトランジスタとしてのPMOS61と、第1の第1導電型MOSトランジスタとしてのNMOS62と、GND端子に対する電源端子64の電圧が増加する過程において、第1の信号(電位の反転)PO_Lを出力するノードN61とを有している。PMOS61は、第2の電源である電源端子64(電位VDD)に接続されたソースと、ドレインと、電源端子64の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BHが印加されるゲートとを有している。また、NMOS62は、GND端子(固定電位VSS)に接続されたソースと、PMOS61のドレインに接続されたドレインと、電源端子64に接続されたゲートとを有している。PMOS61は、図4におけるPMOS21と同様に動作し、NMOS62は、図4におけるNMOS22と同様に動作する。
第2のセンサ回路70は、第2の第2導電型MOSトランジスタとしてのPMOS71と、第2の第1導電型MOSトランジスタとしてのNMOS72と、GND端子に対する電源端子74の電圧が増加する過程において、第2の信号(電位の反転)PO_Hを出力するノードN71とを有している。電源端子74の電圧が増加する過程において、第2のセンサ回路70のノードN71に第2の信号(電位の反転)PO_Hが出力されるタイミングは、第1のセンサ回路60のノードN31に第1の信号(電位の反転)PO_Lが出力されるタイミングよりも遅いタイミングとなるように、第2のセンサ回路70は構成される。PMOS71は、第2の電源である電源端子74(電位VDD)に接続されたソースと、ドレインと、電源端子74の電位VDD及びGND端子の電位VSSに依存しないバイアス電位BHが印加されるゲートとを有している。また、NMOS72は、GND端子(固定電位VSS)に接続されたソースと、PMOS71のドレインに接続されたドレインと、電源端子74に接続されたゲートとを有している。PMOS71は、図4におけるPMOS21と同様に動作し、NMOS72は、図4におけるNMOS22と同様に動作する。
PMOS61及びPMOS71の各々に定電流を流す回路は、例えば、図2のバイアス回路と同様の構成を持つ。
リセット信号生成回路80は、第1の信号PO_Lの電位と第2の信号PO_Hの電位から、リセット信号RESETを生成してノードN81に出力する。リセット信号生成回路80は、第1のノードN61の第1の信号PO_Lの電位及び第2のノードN71の第2の信号PO_Hの電位が入力されるANDゲート81と、第1のノードN61の第1の信号PO_Lの電位及び第2のノードN71の第2の信号PO_Hの電位が入力されるNORゲート82と、ANDゲート81の出力が入力されるセット端子SとNORゲート82の出力が入力されるリセット端子Rとを有するSRフリップフロップ回路83とを有している。
第4の実施形態においては、第1のセンサ回路60の第1の信号PO_Lの電位が反転する電位VDDの値V41(図10(a))と第2のセンサ回路70の第2の信号PO_Hの電位が反転する電位VDDの値V42(図10(a))とは異なるので、第1のセンサ回路60の第1の信号PO_Lの電位が反転するタイミングと第2のセンサ回路70の第2の信号PO_Hの電位が反転するタイミングは異なる。第4の実施形態においては、第1のセンサ回路60の第1の信号PO_Lの電位が反転する電位VDDの値V41を、第2のセンサ回路70の第2の信号PO_Hの電位が反転する電位VDDの値V42よりも低く設定している。
図10(a)乃至(d)は、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作波形図であり、図11(a)乃至(e)は、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路の動作説明図である。
先ず電源電位の立ち上がり時について説明する。時刻tにおいて、図9のパワーオンリセット回路の電源投入がなされると、図10(a)に示されるように、電源端子64及び74の電位VDDが立ち上がる。図10(a)乃至(d)の時刻t及び図11(a)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN61及びN71の電位はLレベルであり、ANDゲート81の出力はHレベルであり、NORゲート82の出力はLレベルであり、その結果、SRフリップフロップ回路83の出力であるノードN81はHレベルである。
図10(b)及び図11(b)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN61の第1の信号PO_Lの電位が反転して、HレベルからLレベルになり、ノードN71の第2の信号PO_Hの電位はHレベルのままである。このとき、ANDゲート81の出力はHレベルからLレベルになり、NORゲート82の出力はLレベルのままであり、その結果、SRフリップフロップ回路83の出力であるノードN81はHレベルを維持する。
図10(c)及び図11(c)に示されるように、時刻tにおいて、ノードN71の第2の信号PO_Hの電位が反転して、HレベルからLレベルになる。このとき、ANDゲート81の出力はLレベルのままであり、NORゲート82の出力はLレベルからHレベルになり、その結果、SRフリップフロップ回路83の出力であるノードN81はHレベルからLレベルになり、リセット信号RESETが生成される。
次に電源電位の低下時について説明する。時刻t10において、図9のパワーオンリセット回路の電源電位が低下すると、図10(a)に示されるように、電源端子64及び74の電位VDDが低下する。図10(a)乃至(d)の時刻t11及び図11(d)に示されるように、時刻t11において、ノードN61の第1の信号PO_Lの電位はLレベルであり、ノードN71の第2の信号PO_Hの電位はLレベルからHレベルになり、ANDゲート81の出力はLレベルであり、NORゲート82の出力はLレベルであり、その結果、SRフリップフロップ回路83の出力であるノードN81はLレベルを維持する。
図10(c)及び図11(e)に示されるように、時刻t12において、ノードN61の第1の信号PO_Lの電位が反転して、LレベルからHレベルになる。このとき、ANDゲート81の出力はLレベルからHレベルになり、NORゲート82の出力はLレベルのままであり、その結果、SRフリップフロップ回路83の出力であるノードN81はLレベルからHレベルに反転する。
以上に説明したように、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路によれば、電源端子64及び74の電位VDDの立ち上がりが遅い場合や電位VDDの立ち上がった後に電源の瞬停が発生した場合であっても、安定的にリセット信号を出力することができる。また、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路は、従来のように、消費電力低減のために抵抗値の高い抵抗を備えた半導体集積回路を必要としないので、回路規模の縮小及び消費電力の低減を両立させることができる。
また、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路においては、電源電位VDDが立ち上がるときには、第2のセンサ回路70に依存するタイミング(時刻t)でノードN81の電位を反転させてリセット信号RESETを生成し、電源電位VDDが立ち下がるときには、第1のセンサ回路60に依存するタイミング(時刻t12)でノードN81の電位を反転させる。したがって、第4の実施形態に係るパワーオンリセット回路においては、電源電位の立ち上がり時と立ち下がり時におけるリセット信号の反転タイミングを独立に設定できる。
10,20 パワーオンリセット回路、
11,21,31,41,61,71 PMOS、
12,22,32,42,62,72 NMOS、
13 インバータ、
14,24,34,44,64,74 電源端子、
GND グランド端子、
15 バイアス回路、
23 バッファ、
30,60 第1のセンサ回路、
40,70 第2のセンサ回路、
50,80 リセット信号生成回路、
51,82 NORゲート、
52,81 ANDゲート、
53,83 SRフリップフロップ回路。

Claims (22)

  1. パワーオンリセット回路であって、
    前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、固定された電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じたリセット信号を出力する出力ノードと
    を備えたことを特徴とするパワーオンリセット回路。
  2. 前記第1の電源の電位が徐々に上昇する過程において前記第3の電源から供給される電流に比例し且つ前記第1の電源の電位が徐々に上昇する前記過程において前記バイアス電位が一定となるように一定である定電流を、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに前記第2導電型MOSトランジスタに供給して、前記第2のゲートに前記第3の電源の電位に依存する前記バイアス電位を供給することを特徴とする請求項1に記載のパワーオンリセット回路。
  3. 前記バイアス電位を印加するバイアス回路をさらに備え、
    前記バイアス回路は、前記第3の電源に接続され、前記第2導電型MOSトランジスタに前記定電流を流す回路構成を持つ
    ことを特徴とする請求項に記載のパワーオンリセット回路。
  4. 前記第1導電型MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであり、
    前記第2導電型MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパワーオンリセット回路。
  5. 前記第1のドレインに接続された入力端と前記出力ノードに接続された出力端とを有するインバータをさらに備えたことを特徴とする請求項に記載のパワーオンリセット回路。
  6. パワーオンリセット回路であって、
    固定された電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じたリセット信号を出力する出力ノードと
    を備えたことを特徴とするパワーオンリセット回路。
  7. 前記第2の電源の電位が徐々に上昇する過程において前記第3の電源から供給される電流に比例し且つ前記第2の電源の電位が徐々に上昇する前記過程において前記バイアス電位が一定となるように一定である定電流を、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに前記第2導電型MOSトランジスタに供給して、前記第2のゲートに前記第3の電源の電位に依存する前記バイアス電位を供給することを特徴とする請求項6に記載のパワーオンリセット回路。
  8. 前記バイアス電位を印加するバイアス回路をさらに備え、
    前記バイアス回路は、前記第3の電源に接続され、前記第2導電型MOSトランジスタに前記定電流を流す回路構成を持つ
    ことを特徴とする請求項7に記載のパワーオンリセット回路。
  9. 前記第1導電型MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであり、
    前記第2導電型MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のパワーオンリセット回路。
  10. 前記第1のドレインに接続された入力端と前記出力ノードに接続された出力端とを有するバッファをさらに備えたことを特徴とする請求項に記載のパワーオンリセット回路。
  11. パワーオンリセット回路であって、
    第1のセンサ回路と、
    第2のセンサ回路と、
    リセット信号を生成するリセット信号生成回路と
    を備え、
    前記第1のセンサ回路は、
    前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、固定された電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1の第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第1の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じた第1の信号を出力する第1のノードと
    を有し、
    前記第2のセンサ回路は、
    前記第1の電源に接続された第3のソースと、第3のドレインと、前記第2の電源に接続された第3のゲートとを有する第2の第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第4のソースと、前記第3のドレインに接続された第4のドレインと、前記バイアス電位が印加される第4のゲートとを有する第2の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のノードの前記第1の信号が出力されるタイミングよりも遅いタイミングで、前記第3のドレインの電位に応じた第2の信号を出力する第2のノードと
    を有し、
    前記リセット信号生成回路は、前記第1の信号と前記第2の信号から前記リセット信号を生成する
    ことを特徴とするパワーオンリセット回路。
  12. 前記第1の電源の電位が徐々に上昇する過程において前記第3の電源から供給される電流に比例し且つ前記第1の電源の電位が徐々に上昇する前記過程において前記バイアス電位が一定となるように一定である定電流を、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタに供給して、前記第2のゲート及び前記第4のゲートに前記第3の電源の電位に依存する前記バイアス電位を供給することを特徴とする請求項11に記載のパワーオンリセット回路。
  13. 前記第1の第2導電型MOSトランジスタの前記第2のゲートと前記第2の第2導電型MOSトランジスタの前記第4のゲートの各々に前記バイアス電位を印加するバイアス回路をさらに備え、
    前記バイアス回路は、前記第3の電源に接続され、前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタの各々に前記定電流を流す回路構成を持つ
    ことを特徴とする請求項12に記載のパワーオンリセット回路。
  14. 前記第1の第1導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第1導電型MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであり、
    前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項11から13の何れか1項に記載のパワーオンリセット回路。
  15. 前記リセット信号生成回路は、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの電位が入力されるNORゲートと、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの電位が入力されるANDゲートと、
    前記NORゲートの出力が入力されるセット端子と前記ANDゲートの出力が入力されるリセット端子とを有するセットリセット型フリップフロップ回路と
    を有することを特徴とする請求項14に記載のパワーオンリセット回路。
  16. パワーオンリセット回路であって、
    第1のセンサ回路と、
    第2のセンサ回路と、
    リセット信号を生成するリセット信号生成回路と
    を備え、
    前記第1のセンサ回路は、
    固定された電位を供給する第1の電源に接続された第1のソースと、第1のドレインと、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに徐々に上昇する電位を供給する第2の電源に接続された第1のゲートとを有する第1の第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第2のソースと、前記第1のドレインに接続された第2のドレインと、第3の電源の電位に依存するバイアス電位が印加される第2のゲートとを有する第1の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のドレインの電位に応じた第1の信号を出力する第1のノードと
    を有し、
    前記第2のセンサ回路は、
    前記第1の電源に接続された第3のソースと、第3のドレインと、前記第2の電源に接続された第3のゲートとを有する第2の第1導電型MOSトランジスタと、
    前記第2の電源に接続された第4のソースと、前記第3のドレインに接続された第4のドレインと、前記バイアス電位が印加される第4のゲートとを有する第2の第2導電型MOSトランジスタと、
    前記第1の電源と前記第2の電源との間の電圧が増加する過程で、前記第1のノードの前記第1の信号が出力されるタイミングよりも遅いタイミングで、前記第3のドレインの電位に応じた第2の信号を出力する第2のノードと
    を有し、
    前記リセット信号生成回路は、前記第1の信号と前記第2の信号から前記リセット信号を生成する
    ことを特徴とするパワーオンリセット回路。
  17. 前記第2の電源の電位が徐々に上昇する過程において前記第3の電源から供給される電流に比例し且つ前記第2の電源の電位が徐々に上昇する前記過程において前記バイアス電位が一定となるように一定である定電流を、前記パワーオンリセット回路に電源が投入されたときに前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタに供給して、前記第2のゲート及び前記第4のゲートに前記第3の電源の電位に依存する前記バイアス電位を供給することを特徴とする請求項16に記載のパワーオンリセット回路。
  18. 前記第1の第2導電型MOSトランジスタの前記第2のゲートと前記第2の第2導電型MOSトランジスタの前記第4のゲートの各々に前記バイアス電位を印加するバイアス回路をさらに備え、
    前記バイアス回路は、前記第3の電源に接続され、前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタの各々に前記定電流を流す回路構成を持つ
    ことを特徴とする請求項17に記載のパワーオンリセット回路。
  19. 前記第1の第1導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第1導電型MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであり、
    前記第1の第2導電型MOSトランジスタ及び前記第2の第2導電型MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項16から18の何れか1項に記載のパワーオンリセット回路。
  20. 前記リセット信号生成回路は、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの電位が入力されるANDゲートと、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの電位が入力されるNORゲートと、
    前記ANDゲートの出力が入力されるセット端子と前記NORゲートの出力が入力されるリセット端子とを有するセットリセット型フリップフロップ回路と
    を有することを特徴とする請求項19に記載のパワーオンリセット回路。
  21. 前記バイアス回路は、前記第3の電源に接続された第1のカレントミラー回路と、前記第1のカレントミラー回路とGND端子との間に接続された第2のカレントミラー回路を有することを特徴とする請求項3、8、13、18の何れか1項に記載のパワーオンリセット回路。
  22. 前記バイアス回路は、温度補償用の抵抗を有することを特徴とする請求項21に記載のパワーオンリセット回路。
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