JP5538622B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

浴室乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP5538622B2
JP5538622B2 JP2013505733A JP2013505733A JP5538622B2 JP 5538622 B2 JP5538622 B2 JP 5538622B2 JP 2013505733 A JP2013505733 A JP 2013505733A JP 2013505733 A JP2013505733 A JP 2013505733A JP 5538622 B2 JP5538622 B2 JP 5538622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circulation
air
bathroom
ventilation
air passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013505733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012127664A1 (ja
Inventor
俊明 林
修 宮崎
一郎 本木
孔太郎 澤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5538622B2 publication Critical patent/JP5538622B2/ja
Publication of JPWO2012127664A1 publication Critical patent/JPWO2012127664A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B9/00Machines or apparatus for drying solid materials or objects at rest or with only local agitation; Domestic airing cupboards
    • F26B9/003Small self-contained devices, e.g. portable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F2007/001Ventilation with exhausting air ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/14Details or features not otherwise provided for mounted on the ceiling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/34Heater, e.g. gas burner, electric air heater

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

本発明は、浴室の天井若しくは側壁上部に設置され、浴室を換気、乾燥、暖房する浴室乾燥機に関する。
従来、浴室の空気を換気、乾燥、暖房する浴室乾燥機に関しては、多くの提案がなされている。また、浴室乾燥機の風路構成と風路の圧力損失低減及び騒音低減のためのいくつかの提案がなされている。
例えば、特許文献1に記載されている送風装置は、室内の空気を吸気する吸気口と、該吸気口より吸気された空気を排出する排出口と、前記吸気口を介して前記空気を吸入するファンと、該ファンにより吸入された前記空気を、前記排出口へ導くダンパーと、前記ファンを収納するファン収納部と前記ファンより前記空気の送風が行われる送風部とを有する本体ケースとを備え、前記本体ケースには、前記ファン収納部と前記送風部との境界を形成する舌状壁部が形成され、該舌状壁部の前記送風部側の側壁は凹状湾曲面により構成されている。
ファン収納部と送風部の境界を形成する舌状壁部の送風部側の側壁を凹状湾曲面に形成することにより、送風部に流れ込んでくる空気を螺旋状に旋回させて排出口へと導き、送風部の空気の滞留を防止し、排出口へ向かう空気の均一化を図り、空気の密度差に起因する騒音を低減させている。また、旋回する空気の流れにより、排出口から排出される空気をヒータ等で加熱する場合には、ヒータを通る空気を均一化することができ、ヒータで暖められる空気の温度ムラを低減させることが可能である。
また、凹状湾曲面が、本体ケースの上面側より下側に進むに従って曲率が大きくなる曲面によって形成されているので、風速の速い空気は曲率の小さな曲面により小さな回転半径で旋回し、風速の遅い空気は曲率の大きな曲面により大きな回転半径で旋回する流れを形成することができ、螺旋状の空気の流れを積極的に作ることが可能である。また、凹状湾曲壁面に対向する対向側壁を、凹状湾曲面に対応する曲面により構成し、凹状湾曲面と対向側壁により、すり鉢状の湾状凹所を形成して、より一層螺旋状の流れを発生させ易くしている。
特開2007−205642号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている送風装置は、ヒータを通過する空気を均一化するために、旋回する流れを排出口へ導く必要性があり、排出口を円形又は正方形に形成する必要がある。正方形又は円形の排出口を設けるために、送風装置の小形化が難しい、という問題がある。送風装置を小形化するために、排出口を、例えば、長方形とし、送風装置の長手方向の長さを短くすると、旋回流を発生させたときに、長方形の排出口及び長方形のヒータを通過する空気の風速分布の均一化が難しくなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、小形でありながら加熱部を通過する空気の流れを均一化して加熱部から吹出される空気の温度分布を均一化することができると共に、風路の圧力損失と騒音を低減させることができる浴室乾燥機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ハウジングと底板により形成され、下向きに循環吸込口及び吹出しガイドグリルが設けられ、上向きに換気接続口が設けられ、内部に、循環送風機、前記換気接続口を開閉するダンパー及び加熱部が配置された循環風路を有し、浴室の天井に設置される循環ユニットと、排気口が設けられた換気風路を有し、前記循環ユニットの換気接続口に接続された換気ユニットと、を備える浴室乾燥機であって、前記循環風路の前記加熱部の上流側底板に、前記循環風路を流れる風を一旦縮流させて下流側へ巻込ませ、前記加熱部方向に向ける、前記循環風路を横断する堰のような抵抗を設け、前記抵抗体は、前記ダンパーが前記換気接続口を開けて前記循環風路の下流側を閉じたとき、前記ダンパーに覆われることを特徴とする。
本発明の浴室乾燥機は、小形でありながら加熱部を通過する空気の流れを均一化して加熱部から吹出される空気の温度分布を均一化することができると共に、風路の圧力損失と騒音を低減させることができる。
図1は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態1を示す断面図である。 図2は、ダンパーの回転位置を換気位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図である。 図3は、ダンパーの回転位置を乾燥、涼風位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図である。 図4は、ダンパーの回転位置を風乾燥位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図である。 図5は、ダンパーの回転位置を暖房位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図である。 図6は、実施の形態1のダンパーの駆動部を示す断面図である。 図7は、抵抗体を設置しなかった場合の循環風路の下流側の空気の流れを示す断面図である。 図8は、抵抗体を設置した場合の循環風路の下流側の空気の流れを示す断面図である。 図9は、抵抗体を設置しない場合と設置した場合の暖房運転時の送風性能の差を示す図である。 図10は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態2を示す循環風路の下流側の断面図である。 図11は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態3を示す断面図である。
実施の形態の浴室乾燥機は、換気、乾燥、涼風、風乾燥及び暖房の5つの運転モードを有し、リモートコントローラにより運転モードを切替えることができる。換気運転では、循環送風機を運転して浴室の空気を外部へ排気する。
乾燥運転では、循環送風機を運転して浴室から吸込んだ空気を、ダンパーにより循環側と換気側に分流し、循環側に分流された空気を、加熱部で加熱して浴室内に温風送風すると共に、換気側に分流された浴室の空気を外部へ排気して浴室内の乾燥を行う。このとき、換気風量よりも循環風量の方が多くなるように、ダンパーの開度を調整する。
涼風運転では、循環送風機を運転して浴室から吸込んだ空気を、ダンパーにより循環側と換気側に分流し、循環側に分流された空気を浴室内に送風すると共に、換気側に分流された浴室の空気を外部へ排気して排熱を行う。涼風運転では、加熱部での加熱を行わず、循環空気は、常温のまま浴室内へ送風される。このとき、換気風量よりも循環風量の方が多くなるように、ダンパーの開度を調整する。
風乾燥運転では、循環送風機を運転して浴室から吸込んだ空気を、ダンパーにより循環側と換気側に分流し、循環側に分流された空気を浴室内に送風すると共に、換気側に分流された浴室の空気を外部へ排気して浴室の乾燥を行う。このとき、循環風量よりも換気風量の方が多くなるように、ダンパーの開度を調整する。風乾燥運転は、乾燥運転とは異なり、温風を用いずに送風と換気で浴室の乾燥を行う。通常の乾燥運転に比べ乾燥時間はかかるが、省エネルギーである。
暖房運転では、循環送風機を運転して浴室から吸込んだ空気を、ダンパーにより循環側に流し、加熱部で加熱して浴室内へ送風し暖房を行う。暖房時は、換気機能は停止する。
上記の5つの運転モードで運転するためには、循環風路内に風路を4つ形成する必要があり、ダンパーとしての回転ダンパーの回転(搖動)位置により、各風路を形成するようにした。各運転モードにおける回転ダンパーの回転位置、風路形成については、実施の形態の説明で詳細を説明する。
以下に、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態1を示す断面図であり、図2は、ダンパーの回転位置を換気位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図であり、図3は、ダンパーの回転位置を乾燥、涼風位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図であり、図4は、ダンパーの回転位置を風乾燥位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図であり、図5は、ダンパーの回転位置を暖房位置としたときの循環風路の下流側を示す断面図であり、図6は、実施の形態1のダンパーの駆動部を示す断面図であり、図7は、抵抗体を設置しなかった場合の循環風路の下流側の空気の流れを示す断面図であり、図8は、抵抗体を設置した場合の循環風路の下流側の空気の流れを示す断面図である。
図1に示すように、実施の形態1の浴室乾燥機91は、ハウジング16A内に形成された、浴室の換気、乾燥、暖房を行うための循環風路2aと、浴室の換気を行なうための排気ダクト接続部材22に形成された換気風路2bと、を有している。換気ユニットとしての排気ダクト接続部材22は、循環風路2aの換気接続口9に接続されている。
循環風路2aは、ハウジング16Aと循環オリフィス(底板)17により形成され、下向きに浴室空気の循環吸込口4及び循環吹出口(吹出しガイドグリル)8が設けられ、下流側に上向きに換気接続口9が設けられ、内部上流側にモータM1により駆動される循環送風機5が配置され、内部下流側に回転ダンパー6及び加熱部7が配置されている。循環送風機5、回転ダンパー6及び加熱部7を備えた循環風路2aを循環ユニット91Aと呼ぶ。
換気ユニットとしての排気ダクト接続部材22は、排気方向が側方(図1の右方向)となるように換気風路2bが形成され、横向きに排気口21が開口している。排気口21に排気ダクトを接続すれば、浴室の換気を行うことができる。
循環吸込口4の上流側には、空気中の埃を取除くフィルター20が配置されている。浴室乾燥機91の下側は、意匠パネル14で覆われている。モータM1の上側には、制御部15及び電源接続部(図示せず)が配置されている。制御部15には、通信線を介してリモートコントローラ(図示せず)が接続され、リモートコントローラは、制御部15に対して運転指令を出力する。
換気接続口9は、ハウジング16Aの天板に設けられていて、循環風路2aから換気接続口9を通して換気風路2bに空気が流れるようになっている。循環風路2aは、ハウジング16A及び循環オリフィス(底板)17により形成され、循環吸込口4及び換気接続口9が下向きに開口する箱状に形成されている。換気接続口9は、回転ダンパー6が開くと、換気風路2bに連通する。ハウジング16Aには、駆動モータM1の回転軸を通すための軸通し孔(図示せず)が設けられている。また、ハウジング16Aの側板には、加熱部7及び回転ダンパー6を保持する保持部材を挿入するための挿入口が設けられている。
循環送風機5は、片吸込式のシロッコファン送風機であり、循環吸込口4に対向するように、循環風路2aの上流側に配置されている。循環送風機5から吹出された空気は、回転ダンパー6により、加熱部7から循環吹出口8へ流れる循環風路2aの下流側と、換気接続口9を通る換気風路2bとに分流される。モータM1は、循環風路2aの上側に設置されている。
加熱部7は、例えば、複数の発熱体を間隔をあけて配置したり、発熱体に複数の放熱フィンを設けたりして、発熱体又は放熱フィンの周囲に風路を形成し、該風路に空気を通して放熱するようにした電気ヒータや、周囲に電気絶縁体及び熱伝導体が配置された発熱体を、金属パイプの中に収めた電気ヒータ等により構成される。
加熱部7は、循環風路2aの最下流に配置されている。加熱部7の過加熱を抑えるために、PTC(Positive Temperature Coefficient;自己温度制御性)ヒータを用いるのがよい。PTCヒータは、所定の温度(キュリー温度)になると急激に抵抗値が上昇するPTC素子を発熱体として用いているため、自己温度制御機能を有しており、安全性に優れていると共に、温度制御が不要で低コストである。
循環吹出口(吹出しガイドグリル)8は、並列配置された羽板を有し、吹出空気を一定の方向に向けることができる。なお、羽板に回転軸を設け、調節手段により向きを調節して風向を調節してもよい。
回転ダンパー6は、循環風路2a内の循環送風機5と加熱部7との間の換気接続口9の下側に配置され、先端部が平らで中間部から基端部が湾曲した板状に形成されている。図6に示すように、回転ダンパー6は、基端部に設けられたダンパー回転軸23回りに回動する。扇状歯車24が、回転ダンパー6のダンパー回転軸23及び側部に固定されており、扇状歯車24を回動させることにより、回転ダンパー6を回動させることができる。
回転ダンパー6は、扇状歯車24と小歯車25を組合わせた減速機により駆動される。小歯車25を、例えば、ステッピングモータのような駆動手段により回転させ、扇状歯車24を介して回転ダンパー6を回動、位置決めし、循環風路2a及び/又は換気風路2bの一部を構成する。
回転ダンパー6は、時計回りには、ハウジング16Aの天板に接触して換気接続口9を閉じる位置まで、また、反時計回りには、循環オリフィス(底板)17に接触して循環風路2aの下流側を閉じ、循環風路2aの上流側を換気接続口9に連通させる位置まで回動可能であり、回動可能な角度範囲(約30°)を有している。
回転ダンパー6の回動位置決めは、回転ダンパー6を、時計回り若しくは反時計周りに可動角度範囲以上回動させ、回動が止まる図5若しくは図2に示す位置まで回動させて始点を決めた後、図3若しくは図4に示す、循環風路2aの上流側を循環風路2aの下流側及び換気接続口9の両方に連通させる位置まで、回転ダンパー6を回動させる位置決め制御により行う。
実施の形態1の浴室乾燥機91は、回転ダンパー6を基端部に設けられたダンパー回転軸23による片側支持とし、回動角度を小さくすることにより、循環風路2aの高さを抑えることができ、浴室乾燥機91をコンパクト化、軽量化することができる。また、回転角度範囲の中間位置で位置決め、保持することができ、循環風量と換気風量を調節することができる。
意匠パネル14は、ハウジング16Aの浴室内露出部を覆うように、ハウジング16A又は天井に取付けられる。意匠パネル14は、フラットに形成されていて、天井面及び循環ユニット91Aの下側外縁部と、意匠パネル14の外周上向き側壁との間に間隙を開けて取付け、意匠パネル14全周に亘る間隙から浴室空気を吸込む。意匠パネル14を平板状に形成することにより、意匠パネル表面の清掃がし易い。
制御部15は、所定の制御プログラムが格納された記憶素子を備え、リモートコントローラから入力された運転指令に応じて、循環送風機5、加熱部7及び回転ダンパー6を夫々個別に制御し、浴室乾燥機91に換気運転、乾燥運転等を行わせる。
抵抗体40としての抵抗板は、長方形の板状に形成され、循環オリフィス(底板)17上に設置され、循環風路2aを横断している。抵抗体(抵抗板)40は、循環風路2aの下流側に設けられた堰のようなものである。循環風路2aを流れる風を、抵抗板40により一旦縮流させ、下流側へ巻込ませ、加熱部7方向に向けることにより、加熱部7を通る空気の均一性を向上させる。また、図2に示すように、抵抗体(抵抗板)40は、回転ダンパー6が換気位置になり、循環風路2aの下流側を閉じたときは、回転ダンパー6に覆われるので、換気風路2bへ向かう空気の流れには、影響を与えない。
次に、図2〜図5を参照して、実施の形態1の浴室乾燥機91の換気運転、乾燥運転、涼風運転、風乾燥運転及び暖房運転について説明する。図2に示すように、換気運転では、回転ダンパー6の先端が循環オリフィス(底板)17に接触する位置まで反時計回りに回動し、位置決めされ、循環風路2aの加熱部7側(下流側)が塞がれ、換気接続口9を通して換気風路2bへ循環風路2aが繋がる。
その結果、浴室乾燥機91が設置されている浴室の空気は、循環吸込口4を通って換気風路2b内を流れ、排気口21から外部へ排気され、浴室が換気される。このとき、抵抗体40は回転ダンパー6に覆われ、空気は回転ダンパー6の上を流れるので、抵抗体(抵抗板)40は、換気風路2bの空気の流れに影響を与えない。
乾燥運転では、図3に示すように、回転ダンパー6の先端は、ハウジング16Aの天板にも循環オリフィス(底板)17にも接触せず、ハウジング16Aの天板と循環オリフィス(底板)17の中間位置からハウジング16Aの天板に近い位置に位置決めされる。それ故、換気接続口9から換気風路2b、加熱部7が配置された循環風路2aの下流側、の両方の風路へ空気が流入可能となる。同時に、加熱部7は通電される。
乾燥運転では、循環送風機5から吹出されて循環風路2aに流入した浴室空気は、加熱部7を通って、循環吹出口8から浴室内に吹出されると共に、一部が、換気接続口9を通って換気風路2bへ流入し、排気口21から外部へ排気される。乾燥運転では、浴室内へ温風を吹出しながら換気を行なって、浴室や衣類を乾燥することができ、浴室乾燥機91を温風乾燥機として機能させることができる。
涼風運転では、図3に示すように、回転ダンパー6の先端は、ハウジング16Aの天板にも循環オリフィス(底板)17にも接触せず、ハウジング16Aの天板と循環オリフィス(底板)17の中間位置からハウジング16Aの天板に近い位置に位置決めされる。その結果、換気接続口9から換気風路2b、加熱部7が配置された循環風路2aの下流、の両方の風路へ空気が流入可能となる。同時に、循環送風機5が運転開始され、乾燥運転と異なり、加熱部7は通電されない。
涼風運転では、循環送風機5から吹出されて循環風路2aに流入した浴室空気は、循環吹出口8から浴室内に吹出されると共に、一部が換気接続口9から換気風路2bへ流入し、排気口21から外部へ排気される。涼風運転では、浴室内へ送風しながら換気を行い、浴室の排熱を行うことができる。
風乾燥運転では、図4に示すように、回転ダンパー6の先端は、ハウジング16Aの天板にも循環オリフィス(底板)17にも接触せず、ハウジング16Aの天板と循環オリフィス(底板)17の中間位置から循環オリフィス(底板)17に近い位置に位置決めされる。それ故、換気接続口9から換気風路2b、加熱部7が配置された循環風路2aの下流、の両方の風路へ空気が流入可能となる。同時に、循環送風機5が運転開始され、乾燥運転と異なり、加熱部7は通電されない。
風乾燥運転では、循環送風機5から循環風路2aに流入した浴室内空気は、加熱部7を通って循環吹出口8から浴室内に吹出されると共に、一部が換気接続口9から換気風路2bへ流入し、排気口21から外部へ排気される。風乾燥運転では、乾燥運転とは異なり、加熱部7は通電されないので、浴室内空気温度のまま、浴室内へ空気が吹出される。浴室に常温の風を送風すると共に、換気を行って浴室や衣類を乾燥する。風乾燥運転は、乾燥運転に比べて乾燥速度は遅いが、加熱部7は通電されないので、小さな消費電力で浴室内の乾燥を行うことができる。
暖房運転では、図5に示すように、回転ダンパー6を、ハウジング16Aの天板に接触する位置まで回動させて換気接続口9を塞ぎ、循環吹出口8へ続く循環風路2aの下流のみに空気が流入可能となる。同時に、循環送風機5が運転開始され、加熱部7は通電される。
暖房運転では、循環送風機5から吹出されて循環風路2aに流入した浴室空気は、加熱部7を通って浴室内に吹出される。加熱部7を通る空気は加熱され、温風として浴室内へ吹出され、浴室内の暖房を行うことができる。
次に、実施の形態1の浴室乾燥機91の吸込空気の流れについて説明する。図1に示すように、意匠パネル14は、天井及び循環ユニット91Aの下側外縁部との間に間隙30を有して循環ユニット91Aの下面を覆うように配置されており、浴室の空気は、循環送風機5に吸引され、間隙30から、意匠パネル14と循環オリフィス(底板)17との間の隙間空間33に流入する。
隙間空間33に流入した浴室の空気は、循環吸込口4から循環送風機5に吸込まれて循環風路2a内へ吹出され、各運転モードにおける回転ダンパー6の回動位置により、循環風路2aの下流及び/又は換気風路2bへ流入する。間隙30は、意匠パネル14の全周に亘って設けられており、全周から浴室の空気を吸込むことができる。そのため、意匠パネル14の背面及び底板17を風の流れによって乾燥させ、意匠パネル14背面及び底板17のカビの発生を防ぐことができる。
次に、乾燥運転時、涼風運転時、風乾燥運転時及び暖房運転時の誘引流について説明する。循環送風機5から吹出された空気は、加熱部7を通過するときに速度を上げ、吹出しガイドグリル8を通って浴室内へ送風される。このとき発生する誘引流は、間隙30から吸込まれ、意匠パネル14と循環オリフィス(底板)17との間の隙間空間33へ流入し、誘引流開口31から吹出しガイドグリル8の風路内に流入し、加熱部7を通ってきた空気とともに浴室内へ送風される。
誘引流の発生により、吹出しガイドグリル8の周囲に風が流れるため、意匠パネル14の背面の吹出しガイドグリル8の周囲のカビの発生を抑制することができる。また、誘引流により浴室内への送風量が増加するため、暖房運転時の浴室床面温度分布が改善される。また、風量増加により、乾燥、風乾燥運転時の浴室内の乾燥ムラも改善される。また、意匠パネル14は、天井との間に全周に亘る間隙30を有しているので、天井面の空気の循環が良く、天井面の乾燥性が高い。
次に、循環風路2aの下流の抵抗体(抵抗板)40の近傍の空気の流れについて説明する。図7に示すように、循環送風機5から吹出された空気は、図中左側の矢印で示すように右方向に送風される。このとき、上層の空気は、回転ダンパー6に沿ってスムーズに風向きを変え、加熱部7へ向かう。下層の空気は、加熱部7の上面に沿って流れるので、加熱部7における空気の流れは均一化されていない。
図8に示すように、抵抗体(抵抗板)40を底板17に配置すると、抵抗体(抵抗板)40により風が一旦縮流し、下層の空気は、巻込まれて加熱部7へ向かい、図7に示す循環風路2aの下流の流れと比較し、加熱部7を通る空気の流れが均一化されている。
図9は、抵抗体を設置しない場合と設置した場合の暖房運転時(モータM1として交流モータを使用した場合)の送風性能の差を示す図である。図9に示すように、抵抗体(抵抗板)40を設置することにより、同一風量で回転数が減少し、騒音も減少しており、加熱部7を通る空気の流れが均一化されていることがわかる。
実施の形態2.
図10は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態2を示す循環風路の下流側の断面図である。図10に示すように、実施の形態2の浴室乾燥機92は、実施の形態1の抵抗板40の代わりに、循環オリフィス(底板)の下流側に、抵抗体としての階段状凹凸部40aを形成している。このようにしても、図9に示す抵抗板40による送風性能と同様の送風性能が得られる。
実施の形態3.
図11は、本発明に係る浴室乾燥機の実施の形態3を示す断面図である。図11に示すように、実施の形態3の浴室乾燥機93は、図1に示す実施の形態1の浴室乾燥機91の循環オリフィス(底板)17を下流側で分割、分離して、循環オリフィス(底板)17と循環ユニット91Aに着脱可能な加熱部ケース41との2部品とし、加熱部ケース41の上に抵抗板40を設置している。
加熱部ケース41は、循環風路2aの下流側の風路を構成しており、この風路内に加熱部7が配置されている。加熱部ケース41を、循環オリフィス(底板)17とは別部品とすることにより、浴室乾燥機93を、循環送風機5側及び回転ダンパー6と、加熱部7側とで、別々に組立て分解することが可能になり、浴室乾燥機93の組立性、メンテナンス性が向上する。
以上のように、本発明にかかる浴室乾燥機は、浴室の換気、乾燥、暖房を行う、家庭用又は業務用の浴室乾燥機として有用である。
2a 循環風路
2b 換気風路
4 循環吸込口
5 循環送風機
6 回転ダンパー
7 加熱部
8 循環吹出口(吹出しガイドグリル)
9 換気接続口
14 意匠パネル
15 制御部
16A ハウジング
17 循環オリフィス(底板)
20 フィルター
21 排気口
22 排気ダクト接続部材(換気ユニット)
23 ダンパー回転軸
24 扇状歯車
25 小歯車
30 間隙
31 誘引流開口
33 隙間空間
40 抵抗板(抵抗体)
40a 階段状凹凸部(抵抗体)
41 加熱部ケース
M1 モータ
91、92、93 浴室乾燥機
91A 循環ユニット

Claims (4)

  1. ハウジングと底板により形成され、下向きに循環吸込口及び吹出しガイドグリルが設けられ、上向きに換気接続口が設けられ、内部に、循環送風機、前記換気接続口を開閉するダンパー及び加熱部が配置された循環風路を有し、浴室の天井に設置される循環ユニットと、
    排気口が設けられた換気風路を有し、前記循環ユニットの換気接続口に接続された換気ユニットと、
    を備える浴室乾燥機であって、
    前記循環風路の前記加熱部の上流側底板に、前記循環風路を流れる風を一旦縮流させて下流側へ巻込ませ、前記加熱部方向に向ける、前記循環風路を横断する堰のような抵抗を設け
    前記抵抗体は、前記ダンパーが前記換気接続口を開けて前記循環風路の下流側を閉じたとき、前記ダンパーに覆われることを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 前記抵抗体は、前記底板上に設置され前記循環風路を横断する抵抗板であることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  3. 前記抵抗体は、前記底板に形成された階段状凹凸部であることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  4. 前記加熱部が配置された前記循環風路の下流側を、前記底板と分離されて前記循環ユニットに着脱可能な加熱部ケースにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
JP2013505733A 2011-03-23 2011-03-23 浴室乾燥機 Active JP5538622B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2011/057046 WO2012127664A1 (ja) 2011-03-23 2011-03-23 浴室乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5538622B2 true JP5538622B2 (ja) 2014-07-02
JPWO2012127664A1 JPWO2012127664A1 (ja) 2014-07-24

Family

ID=46878857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013505733A Active JP5538622B2 (ja) 2011-03-23 2011-03-23 浴室乾燥機

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP5538622B2 (ja)
CN (1) CN103443554B (ja)
HK (1) HK1189051A1 (ja)
TW (1) TWI498516B (ja)
WO (1) WO2012127664A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI585350B (zh) 2013-12-10 2017-06-01 台達電子工業股份有限公司 換氣扇
JP6650591B2 (ja) * 2015-10-14 2020-02-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機の室内ユニット
KR102544917B1 (ko) * 2016-09-02 2023-06-16 엘지전자 주식회사 욕실관리기
CN106733536A (zh) * 2016-12-26 2017-05-31 广西科技大学鹿山学院 一种蜂窝板涂层双面烘干装置
CN110192072A (zh) * 2017-01-26 2019-08-30 三菱电机株式会社 浴室干燥机
WO2018138848A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 三菱電機株式会社 浴室乾燥機
CN111706918B (zh) * 2020-06-28 2024-06-28 珠海格力电器股份有限公司 一种空调室内机、控制方法和空调器
JP7375720B2 (ja) * 2020-10-06 2023-11-08 三菱電機株式会社 浴室乾燥機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02154941A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の風向偏向装置
JP2001254998A (ja) * 2001-02-27 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の吹出口
JP2003207176A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Max Co Ltd 浴室換気装置
JP2004184050A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 浴室の乾燥方法及び浴室乾燥装置
JP2007071402A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Max Co Ltd 空調装置
JP2010038490A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 天井埋込形空気調和機
JP2010096375A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2011027407A (ja) * 2010-08-30 2011-02-10 Max Co Ltd 浴室空調装置及び浴室

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61259050A (ja) * 1985-05-14 1986-11-17 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の吹出口
JP4654659B2 (ja) * 2004-10-29 2011-03-23 マックス株式会社 浴室空調装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02154941A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の風向偏向装置
JP2001254998A (ja) * 2001-02-27 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の吹出口
JP2003207176A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Max Co Ltd 浴室換気装置
JP2004184050A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 浴室の乾燥方法及び浴室乾燥装置
JP2007071402A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Max Co Ltd 空調装置
JP2010038490A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 天井埋込形空気調和機
JP2010096375A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2011027407A (ja) * 2010-08-30 2011-02-10 Max Co Ltd 浴室空調装置及び浴室

Also Published As

Publication number Publication date
TWI498516B (zh) 2015-09-01
TW201239287A (en) 2012-10-01
CN103443554B (zh) 2016-04-27
CN103443554A (zh) 2013-12-11
JPWO2012127664A1 (ja) 2014-07-24
HK1189051A1 (zh) 2014-05-23
WO2012127664A1 (ja) 2012-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5538622B2 (ja) 浴室乾燥機
JP5460921B2 (ja) 浴室乾燥機
JP4760411B2 (ja) 送風装置
JP5538621B2 (ja) 浴室乾燥機
JP4760583B2 (ja) 送風装置
JP4760410B2 (ja) 送風装置
JP2007071402A (ja) 空調装置
JP6754806B2 (ja) 除湿機
JP6464807B2 (ja) 送風装置
JP4848783B2 (ja) 送風装置
JP2007270714A (ja) 送風装置
JP5263350B2 (ja) 送風装置
JP4572716B2 (ja) 浴室空調装置
JP6442862B2 (ja) 送風装置
JP2014001879A (ja) 浴室乾燥機
JP6691664B2 (ja) 浴室換気乾燥装置
JP5907410B2 (ja) 浴室空調装置
JP5304367B2 (ja) 送風装置
JP4122005B2 (ja) 天井型空気調和機
JP6357643B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2006022989A (ja) 乾燥暖房機
JP6751255B2 (ja) 浴室換気暖房装置
JP2019199859A (ja) 送風装置
JP2007225182A (ja) 空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5538622

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250