JP6751255B2 - 浴室換気暖房装置 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、ヒータを流れる空気の流れをより均一にできる浴室換気暖房装置を提供することを目的とする。
このため、この浴室換気暖房装置によれば、加熱部と、第1送風部から送られた空気と、の間の熱交換量を大きくし、空気を効率的に加熱することが可能となる。
このため、この浴室換気暖房装置によれば、加熱部を流れる空気の流れをより均一にできる。その結果として、加熱部と、送風部から送られた空気と、の間の熱交換量を大きくし、空気を効率的に加熱することが可能となる。
さらに、浴室以外の部屋(例えば、洗面所やトイレ)を浴室換気暖房装置によって換気する場合であっても、第2送風部を有する換気ユニットを設けることで、浴室以外の部屋も十分に換気することが可能となる。
このため、この浴室換気暖房装置によれば、浴室側に吹出す空気を効率的に加熱することができるとともに、浴室とそれ以外の部屋の換気の能力を向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1を浴室に取り付けた状態を表す概略図である。
図2〜図4は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1を表す断面図である。
図5は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1の制御系を表すブロック図である。
浴室換気暖房装置1は、浴室BRの空気を吸い込み、ヒータを経由させて浴室BRに向けて吹き出す。または、浴室換気暖房装置1は、浴室BRの空気を吸い込み、吸い込んだ空気の少なくとも一部を、ダクトDを通して浴室外に排出することも可能である。
浴室BRには、洗面所SRが隣接して設けられ、浴室換気暖房装置1は、例えば、洗面所SRの壁面に設けられたリモコンRCによって操作することができる。
以降では、構造の具体的な説明のために、ダンパ115からファン105に向かう方向を「右」とし、「右」と反対の方向を「左」とする。そして、ダンパ115とファン105とを結ぶ方向を「左右」とする。また、ダンパ115から吹出口123(浴室BR)に向かう方向を「下」とし、下と反対の方向を「上」とする。
ファン105は、ケーシング101の外側に設けられたモータ105aと、スクロール103の内側に設けられた羽根105bと、を有する。モータ105aによって羽根105bを回転させることで、ケーシング101の下面に形成された第1吸気口121を通して、浴室BRの空気がスクロール103に吸い込まれる。
ファン105によって第1吸気口121から吸い込まれた空気は、第1吸気口121と吹出口123とを連通する第1風路P1および第1吸気口121と換気口125とを連通する第2風路P2を流れて、浴室換気暖房装置1の外に排出される。
暖房モードでは、図4に表すように、第1吸気口121から換気口125へ通じる第2風路P2が、ダンパ115によって遮蔽される。
乾燥モードでは、図2に表すように、第1風路P1および第2風路P2のいずれも遮蔽されず、ファン105から送られた空気は、吹出口123と換気口125の両方へ流れる。
なお、以降では、特に説明の無い限り、暖房モードと乾燥モードとをまとめて、単に暖房モードと称する。
図6は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1が有するダンパ115の一例を表す斜視断面図である。図6(a)と図6(b)は、それぞれ異なる角度からダンパ115を斜視したときの様子を表している。
図7は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1が有するダンパ115の一例を表す斜視図である。
遮蔽部115aおよび導風部115bは、板状の部材である。
遮蔽部115aの右側は、平板状であるのに対して、遮蔽部115aの左側は、下方に向けて湾曲している。
導風部115bは、遮蔽部115aの右側の下方に設けられている。導風部115bは例えば、平板状である。また、導風部115bは、遮蔽部115aと異なる角度で傾斜している。例えば、図4に表すように、遮蔽部115aが第2風路P2を遮蔽した状態において、導風部115bの下面BSは、右方に向かって上方に傾斜している。
遮蔽部115aの右側端部と、導風部115bの右側端部と、は連結されており、これによりダンパ115の右側端部は、「く」の字状に屈曲している。
図8(a)は、参考例に係る浴室換気暖房装置の一部を表す断面図であり、図8(b)は、第1実施形態に係る浴室換気暖房装置1の一部を表す断面図である。
ヒータ113の一部に集中して空気が流れると、ヒータ113と空気との間の熱交換量が小さくなり、空気を効率的に加熱することができなくなる。
その結果として、本実施形態によれば、ヒータ113とファン105から送られた空気との間の熱交換量を大きくし、空気を効率的に加熱することが可能となる。
ただし、この場合、図3に表す換気モードにおいても、ファン105から送られた空気がヒータ113に向けて導かれてしまうため、換気口125へ向かう空気の流れが阻害されてしまう。
ダンパ115が導風部115bを有することで、換気モードのときに、ファン105から送られる空気に対して導風部115bを遮蔽部115aによって覆うことができる。このため、本実施形態によれば、換気モードにおいて、ファン105から換気口125へ向かう空気の流れに対する導風部115bの抵抗を小さくし、換気を効率的に行うことが可能となる。
このような構造を採用することで、ファン105から送られた空気が、よりヒータ113の右側に導かれ易くなる。その結果として、ヒータ113を流れる空気の流れをより均一にでき、ヒータ113による空気の加熱効率を向上させることが可能となる。
なお、コーナー部C1は、下方に向けて曲がっている第1風路P1の壁面のうち、内側(曲率が大きい側)の部分である。
図10は、第1実施形態の変形例に係る浴室換気暖房装置1が有するダンパ115の他の一例を表す斜視図である。
すなわち、遮蔽部115aの右方端部と導風部115bの右方端部とを連結させることで、ヒータ113を流れる空気の流れをより均一にできる。その結果として、ヒータ113による空気の加熱効率をさらに向上させることが可能となる。
図11は、第2実施形態に係る浴室換気暖房装置2を表す断面図である。
図12は、第2実施形態に係る浴室換気暖房装置2の一部を表す断面図である。
循環ユニット10は、ケーシング101、スクロール103、ファン105、ヒータケース109、ヒータ113、第1吸気口121、および吹出口123を有する。
換気ユニット20は、ケーシング201、スクロール203、ファン205、第2吸気口221、および換気口225を有する。
ケーシング201は、ケーシング101の上に設けられている。ケーシング201の下面には、第2吸気口221が形成されている。第2吸気口221は、循環ユニット10のケーシング101とスクロール103との間の間隙を通じて第1吸気口121と連通している。
暖房モードでは、ファン105のみが動作し、ファン205は動作しない。このとき、第1吸気口121から吸い込まれた空気は、吹出口123に向けて、第1風路P1を流れる。
換気モードでは、ファン105が動作せず、ファン205のみが動作する。このとき、第1吸気口121から吸い込まれた空気は、第2風路P2を流れ、第2吸気口221から換気ユニット20の内部に吸い込まれる。第2吸気口221から吸い込まれた空気は、ファン205によって、換気口225へ送られ、浴室BRの外へ排出される。
乾燥モードでは、ファン105およびファン205の両方が動作する。このとき、第1吸気口121から吸い込まれた空気の一部が、ファン105によって吹出口123に向けて送られ、空気の他の一部が、ファン205によって換気口225に向けて送られる。このため、第1吸気口121から吸い込まれた空気の一部のみが、第1風路P1を通り、ヒータ113によって加熱されて浴室BRに吹き出す。
このような壁面IWが設けられていることで、ファン105から送られた空気が壁面IWに当たり、より多くの空気がヒータ113の右側へ導かれる。すなわち、本実施形態においては、壁面IWが導風部として機能する。
このため、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、ヒータ113を流れる空気の流れをより均一にでき、ヒータ113による空気の加熱効率を向上させることが可能である。
すなわち、本実施形態によれば、浴室BRに向けて吹き出される空気を効率的に加熱することができるとともに、浴室BRと、浴室BR以外の部屋と、の換気の能力を向上させることができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (8)
- 浴室の空気が吸い込まれる第1吸気口と、
前記浴室に向けて空気が吹き出される吹出口と、
前記第1吸気口と前記吹出口とを連通する第1風路と、
前記第1風路上に設けられ、前記第1吸気口から前記吹出口に向けて空気を送る第1送風部と、
前記第1風路上の前記第1送風部と前記吹出口との間に設けられ、前記第1送風部から送られる空気を加熱する加熱部と、
を備えた浴室換気暖房装置であって、
前記第1風路の前記第1送風部と前記加熱部との間であって、前記加熱部の上方に設けられ、前記第1送風部から送られる空気を、前記加熱部の前記第1送風部側に導く導風部を備え、
前記導風部は、
前記導風部の前記加熱部側の面が、前記加熱部に対向する面であり、
前記加熱部側の面を延伸させた仮想面が前記加熱部と交差し、
前記加熱部側の端部が、前記加熱部の上方、かつ、前記送風部側に設けられている、
ことを特徴とする浴室換気暖房装置。 - 前記浴室の外に空気が排出される換気口と、
前記第1吸気口と前記換気口とを連通する第2風路と、
前記第1送風部から送られる空気の流れを、前記吹出口または前記換気口に向けて切替可能なダンパと、
をさらに備え、
前記ダンパが、前記導風部を有することを特徴とする請求項1記載の浴室換気暖房装置。 - 前記ダンパは、前記第1風路または前記第2風路を遮蔽可能な遮蔽部をさらに有し、
前記遮蔽部が前記第2風路を遮蔽した状態において、前記導風部の前記加熱部側の面を延伸させた仮想面が、前記加熱部と交差することを特徴とする請求項2記載の浴室換気暖房装置。 - 前記遮蔽部と前記導風部とは、前記ダンパの前記第1送風部側で連結されていることを特徴とする請求項3記載の浴室換気暖房装置。
- 前記導風部の前記加熱部側の面は、前記第1送風部に向かって上方に傾斜していることを特徴とする請求項3または4に記載の浴室換気暖房装置。
- 前記遮蔽部は、
前記第1送風部と前記ダンパとを結ぶ第1方向における一端である第1端部と、
前記第1方向における他端である第2端部と、
を有し、
前記ダンパの回動軸の前記第1方向における位置は、前記第1端部の前記第1方向における位置と、前記第2端部の前記第1方向における位置と、の間にあることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の浴室換気暖房装置。 - 前記第1風路の前記第1送風部と前記加熱部との間の壁面の一部は、前記第1送風部と前記ダンパとを結ぶ第1方向から前記浴室側に向けて曲がっており、
前記壁面の前記一部の前記第1送風部側の角は、湾曲していることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の浴室換気暖房装置。 - 循環ユニットであって、
前記第1吸気口と、
前記吹出口と、
前記第1風路と、
前記第1送風部と、
前記加熱部と、
を有する循環ユニットと、
換気ユニットであって、
前記第1吸気口を介して空気が吸い込まれる第2吸気口と、
前記浴室の外に空気が排出される換気口と、
前記第2吸気口と前記換気口とを連通する第2風路と、
前記第2風路上に設けられ、前記第2吸気口から前記換気口に向けて空気を送る第2送風部と、
を有する換気ユニットと、
を備え、
前記導風部は、前記循環ユニットにおける前記第1風路の前記第1送風部と前記加熱部との間の壁面の一部であり、前記壁面の前記一部は、前記第1送風部に向かって上方に傾斜し、前記壁面の前記一部を前記浴室側に向けて延伸させた仮想面が、前記加熱部と交差することを特徴とする請求項1記載の浴室換気暖房装置。
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