JP5533074B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫の冷蔵室に設けたダクトに庫内照明灯を配置する構造に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫は、冷蔵室の背面に設けたダクトの一部に庫内照明灯が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、前記広報に記載された従来の冷蔵庫の部分断面を示すものである。図6に示すように、冷蔵庫1の庫内2上部に配置され、冷却器3とファン4で形成した冷気5により冷却する冷蔵室6と、この冷蔵室6の背面部7に設けた庫内照明体8と、この庫内照明体8の周囲の冷蔵室6の背面部7に設け、前記ファン4からの冷気5を導入して一方向に流下させたダクト9と、このダクト9の流下方向に沿ってダクト9から冷蔵室6内に冷気5を吹き出す複数個の吹出口10と、前記冷蔵室内6を循環した冷気5を冷却器3側に戻すように、冷蔵室6の底部11の一側に吸込み口12を設けている。また、庫内照明体8は、庫内灯13と、その庫内灯13の前面を覆って光を拡散するようにカバー14を設けている。庫内灯13は、白熱灯または発光ダイオード(LED)を複数個使用するようにしている。また、冷蔵室6内に複数個の棚15を設けるようにしている。
特開2009−222340号公報
しかしながら、前記従来の構成では、庫内照明体8は、庫内灯13をカバー14により、例えば指向性の強いLED光を拡散する構成のため、冷蔵室6に複数個の棚15を設けると、光が拡散しすぎて棚15の位置により庫内の食品等が見えづらいという課題を有していた。
また、冷気5を一方向に向かって逆U字状に流下させたダクト9を構成しているため、冷気5が上昇する側と流下する側では、複数個の吹出口10から吹き出す冷気5の吹き出し方向が異なり、冷蔵室6内の温度分布が不均一になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、冷蔵庫の庫内照明体の配置により目的物の認識を容易に行うとともに庫内照明体の周囲に設けたダクトの冷気の吹き出しの均一化を行うことを目的にする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱箱体と、断熱箱体の内部に構成した冷蔵室の背面に設け、冷気を下から上に向かって供給する冷蔵室ダクトと、冷蔵室ダクトの内壁を構成し、冷気通路を形成した断熱部と、冷蔵室内に設けた複数個の棚板と、冷蔵室ダクトに設け、冷気通路と隔離して配置した照明手段と、照明手段は、複数個の棚板に沿って、複数個の半導体発光素子(LED)を配置したものである。
これによって、冷蔵室の複数個の棚に置かれた収納物に各半導体発光素子からの光が照射され、収納物の認識と取り出しを容易に行い、冷蔵室ダクトは、冷気を同一方向に供給し、冷気の吹き出し状態を統一して、冷気の吹き出しの均一化を図ることで冷蔵室内の温度分布を均一にするようにしている。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室ダクトに設けた照明手段により、収納物の認識と取り出しを容易にすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の要部断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の要部断面図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の要部断面図 従来の冷蔵庫の部分断面図
第1の発明は、断熱箱体と、この断熱箱体の内部に構成した冷蔵室の背面に設け、冷気
を下から上に向かって供給する冷蔵室ダクトと、この冷蔵室ダクトの内壁を構成し、冷気通路を形成した断熱部と、前記冷蔵室内に設けた複数個の棚板と、前記冷蔵室ダクトに設け、冷蔵室内を照明する照明手段とを備え、この照明手段は、前記複数個の棚板に沿って、複数個の半導体発光素子を配置し、前記冷蔵室ダクトは、冷気通路をYの字状に設け、その上端に上部冷気吹き出し口を設け、この上部吹き出し口と前記Yの字状の冷気通路の分岐した部分の間に照明手段を設け、前記Yの字状の冷気通路の下部に絞り部で構成された機械式ダンパにより通路断面積を調整する冷蔵室温調操作部を設け、前記照明手段と前記冷蔵室温調操作部は前記冷蔵室ダクトと一体化したことにより、冷蔵室の複数個の棚に置かれた収納物に各半導体発光素子からの光が照射され、収納物の認識と取り出しを容易にすることができる。また、冷蔵室ダクトは、冷気を同一方向に供給し、冷気の吹き出し状態を統一して、冷気の吹き出しの均一化を図ることで、冷蔵室内の温度分布を均一にすることができる。また、照明手段を設けることで冷蔵室内に不規則な突出部分を設ける必要がなくなり、冷蔵室内の冷気の循環を整流して、収納物を均一に冷却することができる。また、冷蔵室に冷蔵室ダクトを装着する時に合わせて一体で照明手段に加えて冷蔵室温調操作部も装着することになり、冷蔵室温調操作部の取り付けによるシール性能の低下の防止と冷蔵室ダクトの組み立て性の向上を行うことができる。
の発明は、特に、第1の発明の照明手段は、冷蔵室ダクトに設けるときに断熱部の凹みに配置し、冷蔵室ダクト内に流入する冷気と接触しないようにしたことにより、照明手段の熱が冷気の対流で放熱しなくなり消費電力の増加を防止することができる。
の発明は、特に、第1または第2の発明の断熱箱体に設けた冷凍室は、冷凍室温度を調整する冷凍室温調操作部を、冷蔵室ダクトの下部に配置したことにより、冷蔵室に冷蔵室ダクトを装着する時に合わせて一体で冷凍室温調操作部も装着することになり、冷凍室温調操作部の取り付けによるシール性能の低下の防止と冷蔵室ダクトの組み立て性の向上を行うことができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明の冷気ダクトの側部に設けた複数個の冷気吹き出し口は、冷蔵室内に上下複数段に設けた複数個の棚板の天井に沿って冷気を吹き出すようにしたことにより、冷気が棚板の天井に沿って拡大することになり、下部の棚板上にある収納物の全体をもれなく冷却することができる。
の発明は、特に、第1〜第のいずれか1つの発明の冷蔵室ダクトは、下部に冷気通路と隔離され、冷蔵室内を循環する冷気の戻り口を設けたことにより、冷蔵室内に流入する冷気と戻り口に流入した冷気との接触を防止することになり、冷蔵室内に流入する冷気の温度上昇を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における冷蔵庫の構成を示す正面の断面図、図2は、同実施の形態の冷蔵庫の側面の断面図である。
図1、図2において、20は、冷蔵庫本体で、樹脂製の内箱21と鋼板製の外箱22の間に発泡断熱材23を充填し、断熱箱体24を構成している。発泡断熱材23は、ウレタン発泡断熱材で構成されている。25は、断熱仕切壁で、断熱箱体24を上下に仕切っている。26は、冷蔵室、27は、冷凍室である。冷蔵室26前面開口部には、ヒンジ式の冷蔵室ドア28を構成し、冷凍室27の前面開口部には、ヒンジ式または引き出し式の冷凍室ドア29を構成している。
また、30は、冷凍室27後方に構成された冷却器室で、冷凍室27と冷却器室30は、冷却器室カバー31で仕切られている。32は、冷却器で、その下方に除霜装置33を配置している。除霜装置33は、除霜用のヒータと除霜水の受け皿で構成している。34は、送風機で、直流式のボックス型の軸流ファンを用いている。
送風機34は、断熱仕切壁25内の断熱材36に圧入支持される。このため、送風機34は、その主要部分を断熱仕切壁25の圧入部35内に収容した構成となる。断熱材36は、ポリスチレン系樹脂(発泡スチロール)で構成されている。37は、断熱仕切壁25の外部を構成する樹脂部で、37aは、下板、37bは、上板である。
下板37aは、冷凍室27の天井を構成し、上板もうけて37bは、冷蔵室26の底部を構成するようにしている。断熱仕切壁25には、冷蔵室ダクト40の下部後方に設けられた断熱仕切壁開口25aとその下方に戻り通路25bを設けている。
38は、冷蔵室26の背面に構成された化粧カバーで、この化粧カバー38の内側にポリスチレン系樹脂(発泡スチロール)で構成した断熱部39を構成している。この化粧カバー38と断熱部39で冷蔵室ダクト40を構成している。断熱部39は、内箱21との間に送風機34から吐出される冷気41を上方に導く冷気通路42を構成している。冷気通路42は、冷蔵室26の背面にYの字状の通路形状を構成し、上方で冷気41が分岐して供給するようにしている。
冷気通路42の下方には、絞り部42aが設けられ、冷蔵室26と冷凍室27への冷気41の配分を決めるように構成している。冷蔵室ダクト40は、冷蔵室26の背面から突出した形状で設けられ、化粧カバー38の上方の複数個の上部冷気吹き出し口43と、側部の複数個の冷気吹き出し口44から冷蔵室26の内壁の天井や側部に向かって冷気41を吹き出すようにしている。
冷蔵室ダクト40と断熱仕切壁25の結合は、冷蔵室ダクト40の断熱部39をインロウの構成で、送風機34が収容された圧入部35の開口に差し込む形で装着するようにしている。この装着により、圧入部35も冷気通路42の一部を構成するようにしている。インロウの構成の接触部分には、シール材(図示なし)を設けて、冷気41の漏れを防止するようにしている。
45は、冷蔵室26内の上下に設けた複数個の棚板、46は、冷蔵室26の複数個の棚板45の最下段の棚板45の下方に設けた冷蔵室ケース(野菜ケース等)である。また、47は、冷凍室27に設けた複数個のケースである。
48は、冷蔵室ダクト40に設けた照明手段で、照明手段48は、冷蔵室ダクト40に設けるときに断熱部39の凹み49に配置し、冷蔵室ダクト40内に流入する冷気41と接触しないようにしている。この凹み49は、Yの字状の冷気通路42の分岐した部分の上方と上部吹き出し口43との間に設け、化粧カバー38の開口50を介して、照明手段48により、冷蔵室26内の照明を行うようにしている。
照明手段48は、複数個の半導体発光素子(LED)51で構成され、このそれぞれの半導体発光素子51は、冷蔵室26内の複数個の棚板45に沿って配置し、棚45間の照明を行うようにしている。この場合の複数個の棚45の配置は、標準的な配置であって例えば冷蔵庫本体20の出荷時の配置を想定している。
52は、化粧カバー38の開口50を覆うように設けた透明または半透明の樹脂材料で構成された照明手段48の照明カバーで、この照明カバー52により、指向性の強い半導体発光素子51の光を拡散するようにして、棚45間の広範囲の照明を行うようにしている。
照明カバー52は、半導体発光素子51の光を拡散する程度を棚45間の照射角度に拡散するように、指向性の強い半導体発光素子51の光を屈折するようにしている。また、この照明カバー52により、凹み49内に冷蔵室26を循環する冷気41が侵入しないようにしている。照明手段48の配線は、冷蔵室ダクト40の断熱部39内を通り結線するようにしている(図示なし)。
53は、冷蔵庫本体20の下部後方に配置した機械室で、圧縮機54を設けている。
55は、冷蔵室ドア28と冷凍室ドア29の内面の外周部に装着したガスケットで、このガスケット55を断熱箱体24に押し付けて、シールを行うようにしている。
56は、冷凍室27の冷凍室ドア29の内面から突出する突出部で、冷凍室ドア29の内面の周壁の全体にわたって設けられている。この突出部56と内箱21または断熱仕切壁25で、略水平の空間57を構成し、この空間57の沿面距離を拡大することで冷気41の空間57への侵できる入量を減少するようにしている。同様に冷蔵室26の冷蔵室ドア28の内面から突出する突出部58を設け、内箱21または断熱仕切壁25で空間59を構成して、この空間59の沿面距離を拡大することで冷気41の空間59への侵入量を減少するようにしている。
以上のように構成された冷蔵庫において、その動作、作用を説明する。
冷却器32で冷却されて生じる冷気41は、送風機34により冷蔵室26と冷凍室27に分配され供給するようにしている。冷蔵室26には、冷蔵室ダクト40の上部冷気吹き出し口43と冷気吹き出し口44から冷気41が供給され、冷蔵室26内を均一に循環するようにしている。送風機34により供給する冷気41の一部は、冷却器室30から冷却器室カバー31の開口部分を介して、冷凍室27内を循環するようにしている。吐出された冷気41は、冷蔵室26と冷凍室27を冷却した後に、冷蔵室26では、冷蔵室ダクト40の下部後方に設けられた断熱仕切壁開口25aから戻り通路25bを通って冷却器32に戻るようにしている。また、冷凍室27では、冷却器室カバー31の下部の開口部分から冷却器32に戻るようにしている。
冷蔵室26と冷凍室27に供給する冷気41の風量コントロールは、冷蔵室ダクト40の冷気通路42の下部に設けた絞り部42aで行い、この絞り部42aにより冷却器室30からファン34を介して供給する冷気41の冷蔵室ダクト40に供給する割合を指示するようにしている。この絞り部42aは、固定開口または手動ダンパまたは機械式、電動式ダンパで構成している。この風量に対して、冷蔵室26と冷凍室27の温度調節は、温度検知手段(図示なし)の値を元に圧縮機54をオンオフするか出力ダウンするかして行うようにしている。また、冷蔵室ダクト40の上部冷気吹き出し口43からの冷気41の風量を機械式ダンパ等で冷蔵室26内の温度を検知しながら調節することも可能である。
照明手段48は、断熱部39の凹み部49に設けることで、冷気通路42内の冷気41と接触することが無く、熱交換や冷気41の流れの乱れを起こさないようにしている。また、Yの字状の冷気通路42の分岐部分の上方に配置し、冷気通路42を妨げない部分を利用して、冷蔵室ダクト40に一体化して着脱を可能にしている。
また、照明手段48は、複数個の半導体発光素子51で構成し、それぞれの半導体発光素子51を棚45間の照明を向上するように配置し、また照明カバー52により、光を拡散して、広範囲の照明を行なうようにしている。
内箱21を上下に仕切る断熱仕切壁25は、後方に設けた挿入部分に送風機34を圧入し、支持する。この送風機34は、軸流ファンであり、その外周部には、緩衝材を巻いて挿入部分との隙間を詰めている。圧入支持された送風機34は、断熱仕切壁25から独立して送風機34を上方に取り除くことで、送風機34の故障等のサービスを可能としている。
また、断熱箱体24の組み立て工程では、送風機34を取り付けた状態で断熱仕切壁25を内箱21の所定位置に仮固定し、外箱22と内箱21間に発泡断熱材23(発泡ウレタン)を充填し、断熱仕切壁25の側部にあたる内箱21の部分から発泡断熱材23を漏らすことで、断熱仕切壁25は、所定の位置に固定される。このようにして各組み立て工程を経て、図1、図2に示す冷蔵庫本体20が完成する。
以上のように、本実施の形態においては、断熱箱体24と、断熱箱体24の内部に構成した冷蔵室26の背面に設け、冷気41を下から上に向かって供給する冷蔵室ダクト40と、冷蔵室ダクト40の内壁を構成し、冷気通路42を形成した断熱部39と、冷蔵室26内に設けた複数個の棚板45と、冷蔵室ダクト40に設け、冷蔵室26内を照明する照明手段48とを備え、照明手段48は、複数個の棚板45に沿って、複数個の半導体発光素子51を配置したので、冷蔵室26の複数個の棚45に置かれた収納物に各半導体発光素子51からの光が照射され、収納物の認識と取り出しを容易にすることができる。
また、冷蔵室ダクト40は、冷気41を同一方向に供給し、冷気41の吹き出し状態を統一して、冷気41の吹き出しの均一化を図ることで、冷蔵室26内の温度分布を均一にすることができる。
また、本実施の形態では、冷蔵室ダクト40は、冷蔵室26の背面から突出した側部に設けた複数個の冷気吹き出し口44から、冷蔵室26の内壁の側部に向かって冷気41を供給するようにしたので、冷蔵室26の内壁に沿って冷気41が移動し、収納物を包み込むような流れを形成することとなり、収納物を均一に冷却することができる。
また、本実施の形態では、冷蔵室ダクト40は、冷気通路42をYの字状に設け、その上端に上部冷気吹き出し口43を設け、上部吹き出し口44とYの字状の冷気通路42の分岐した部分の間に照明手段48を設けたので、照明手段48を設けることで冷蔵室26内に不規則な突出部分を設ける必要がなくなり、冷蔵室26内の冷気の循環を整流して、収納物を均一に冷却することができる。
また、本実施の形態では、照明手段48は、冷蔵室ダクト40に設けるときに断熱部39の凹み49に配置し、冷蔵室ダクト40内に流入する冷気41と接触しないようにしたので、照明手段48の熱が冷気41の対流で放熱しなくなり消費電力の増加を防止することができる。
また、本実施の形態では、照明手段48は、照明カバー52により光を拡散するので、
指向性の強い半導体発光素子51の光でも広範囲に照明することができ、収納物の判別を容易にすることができる。
また、本実施の形態では、照明手段48は、照明カバー52により光を拡散する程度を調整して、指向性の強い半導体発光素子51の光でも棚45間を主に照明することができ、光が分散し過ぎないようにして、効率よく収納物の判別を容易にすることができる。
また、本実施の形態では、また、本実施の形態では、照明手段48は、照明カバー52により光を拡散するので、指向性の強い半導体発光素子51の光でも分散され、目に対して残像が残ることを防止することができる。
また、本実施の形態では、冷蔵室ダクト40に照明手段48を一体化したので、冷蔵室ダクト40の組み立てやメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、冷凍室27の冷凍室ドア29内面から突出した突出部56と内箱21で略水平の空間59を構成したことにより、この空間57の沿面距離を調整することで冷気41の空間57への侵入量を減少するようにし、消費電力の増加を防止することができる。
また、本実施の形態では、冷蔵室26の冷蔵室ドア28内面から突出した突出部56と内箱21で略水平の空間59を構成したことにより、この空間59の沿面距離を調整することで冷気41の空間57への侵入量を減少するようにし、消費電力の増加を防止することができる。
また、本実施の形態では、断熱仕切壁25は、後方に設けた挿入部分に送風機34を圧入し、支持しているので、冷蔵室ダクト40を取り外すことで、断熱仕切壁25から独立して送風機34を上方に取り除くことで、容易に送風機34の故障等のサービスを可能とすることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における冷蔵庫の構成を示す要部断面図である。
図3において、冷蔵室ダクト40は、下部に冷蔵室26の温度調節を行う冷蔵室温調操作部60を設けている。冷蔵室温調操作部60は、Yの字状の冷気通路42の下部に設けた絞り部61で構成され、固定開口または手動ダンパまたは機械式、電動式ダンパで冷気通路42の通路断面積を調整するようにしている。
以上のように構成された冷蔵庫において、その動作、作用を説明する。
絞り部61の通路断面積の大きさによりファン34で供給する冷気41の冷蔵室ダクト40側への風量を指示するようにしている。使用者は、手動ダンパの場合は、絞り部61の通路断面積を変えて冷蔵室26の冷え方を調節するようにしている。この風量に対して、冷蔵室26と冷凍室27の温度調節は、温度検知手段(図示なし)の値を元に圧縮機54をオンオフするか出力ダウンするかして行うようにしている。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室26に冷蔵室ダクト40を装着する時に合わせて一体で冷蔵室温調操作部60も装着することになり、冷蔵室温調操作部60の単独の取り付けによるシール性能の低下の防止と冷蔵室ダクト40の組み立て性の向上を行うことができる。
また、冷蔵室26の温度調節を手動ダンパにより絞り部61の通路面積を調節する方式で簡素化したので、コストダウンを図ることができる。
なお、冷蔵室ダクト40の上部冷気吹き出し口43からの冷気41の風量を機械式ダンパ等で冷蔵室26内の温度を検知しながら調節することも可能である。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における冷蔵庫の構成を示す要部断面図である。
図4において、断熱箱体24に設けた冷凍室27は、冷凍室27の温度を調整する冷凍室温調操作部62を、冷蔵室ダクト40の下部に配置している。冷凍室温調操作部62は、
ボリューム等の抵抗器で構成し、冷蔵室ダクト40の冷気通路42と独立した部分の断熱部39の一部を利用して装着し、その調節ツマミ63を冷蔵室26内に臨ませている。温度検知部64は、冷凍室27内の冷気41の通過する位置の例えば、送風機34により供給する冷気41の一部は、冷却器室30から冷却器室カバー31の開口部分を介して、冷凍室27に流入するので、その近傍に設置するようにしている。
以上のように構成された冷蔵庫において、その動作、作用を説明する。
冷凍室27の温度調節は、温度検知部64の値を元に圧縮機54をオンオフするか出力ダウンするかして行うようにしている。使用者は、冷蔵室ダクト40に設けられた調節ツマミ63を調節することで、冷凍室温度操作部62に指示を与え、冷凍室27の冷え方をと調節するようにしている。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室26に冷蔵室ダクト40を装着する時に合わせて一体で冷凍室温調操作部62も装着することになり、冷凍室温調操作部62の単独の取り付けによるシール性能の低下の防止と冷蔵室ダクト40の組み立て性の向上を行うことができる。
また、冷蔵室26内の調節ツマミ63で冷凍室27の温度調整を行うので、温度の低い冷凍室27を開放しないようにして、冷凍室27の温度上昇防止し消費電力の低減を行うことができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における冷蔵庫の構成を示す要部断面図である。
図5において、冷蔵室ダクト40は、下部に冷気通路42と隔離され、冷蔵室26内を循環する冷気41の戻り口65を設けている。また、戻り口65は、冷蔵室26内の上下に設けた複数個の棚板45の最下段の棚板45の下方に設け、冷蔵室ケース46の後方に配置している。
戻り口65は、冷蔵室ダクト40の化粧カバー38と一体化され、この戻り口65の出口66側は、断熱仕切壁25の下方の冷却器室30に開口され、冷却器32で熱交換された冷気41がファン34の上流側に流入するようにしている。冷蔵室ダクト40の断熱部39は、冷気通路42の周囲を構成し、この戻り口65の周囲には、設けないようにして、冷気通路42内の冷気41と戻り口65に戻る冷気41を分離するようにしている。
以上のように構成された冷蔵庫において、その動作、作用を説明する。
冷蔵室26内を循環する冷気41の戻り口65を設けたことにより、冷蔵室26内に流入する冷気41と戻り口65に流入した冷気41との接触を防止し、冷蔵室26内に流入する冷気41の温度上昇を防止するようにしている。戻り口65は、冷蔵室ダクト40の下部の冷蔵室ケース46の後方に設けて、冷蔵室ダクト40の側部の冷気吹き出し口44から冷蔵室26内に吹き出す冷気41がショートサーキットで戻り口65に戻らないようにしている。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室ダクト40は、下部に冷気通路42と隔離され、冷蔵室26内を循環する冷気41の戻り口65を設けたので、冷蔵室26内に流入する冷気41と戻り口65に流入した冷気41との接触を防止し、冷蔵室26内に流入する冷気41の温度上昇を防止することができる。
また、戻り口65は、冷蔵室26内の上下に設けた複数個の棚板45の最下段の棚板45の下方に設け、冷蔵室ケース46の後方に配置しているので、冷蔵室ダクト40の冷気吹き出し口44からの冷気41のショートサーキットを防止し、消費電力の低減を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、照明手段を設けた冷蔵室ダクト構成を実現し、冷蔵庫内の温度分布を均一化するとともに収納物の認識を向上したので、家庭用の冷蔵庫だけでなく、業務用の冷蔵庫等にも適用できる。
20 冷蔵庫本体
21 内箱
22 外箱
25 断熱仕切壁
26 冷蔵室
27 冷凍室
28 冷蔵室ドア
29 冷凍室ドア
32 冷却器
34 送風機
39 断熱部
40 冷蔵室ダクト
42 冷気通路
43 上部冷気吹き出し口
44 冷気吹き出し口
45 棚板
48 照明手段
49 凹み部
51 半導体発光素子

Claims (5)

  1. 断熱箱体と、この断熱箱体の内部に構成した冷蔵室の背面に設け、冷気を下から上に向かって供給する冷蔵室ダクトと、この冷蔵室ダクトの内壁を構成し、冷気通路を形成した断熱部と、前記冷蔵室内に設けた複数個の棚板と、前記冷蔵室ダクトに設け、冷蔵室内を照明する照明手段とを備え、この照明手段は、前記複数個の棚板に沿って、複数個の半導体発光素子を配置し、前記冷蔵室ダクトは、冷気通路をYの字状に設け、その上端に上部冷気吹き出し口を設け、この上部吹き出し口と前記Yの字状の冷気通路の分岐した部分の間に照明手段を設け、前記Yの字状の冷気通路の下部に絞り部で構成された機械式ダンパにより通路断面積を調整する冷蔵室温調操作部を設け、前記照明手段と前記冷蔵室温調操作部は前記冷蔵室ダクトと一体化したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 照明手段は、冷蔵室ダクトに設けるときに断熱部の凹みに配置し、冷蔵室ダクト内に流入する冷気と接触しないようにした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 断熱箱体に設けた冷凍室は、冷凍室温度を調整する冷凍室温調操作部を、冷蔵室ダクトの下部に配置した請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷気ダクトの側部に設けた複数個の冷気吹き出し口は、冷蔵室内に上下複数段に設けた複数個の棚板の天井に沿って冷気を吹き出すようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 冷蔵室ダクトは、下部に冷気通路と隔離され、冷蔵室内を循環する冷気の戻り口を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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