JP5533027B2 - センサ付き軸受及び機械装置 - Google Patents
センサ付き軸受及び機械装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5533027B2 JP5533027B2 JP2010042625A JP2010042625A JP5533027B2 JP 5533027 B2 JP5533027 B2 JP 5533027B2 JP 2010042625 A JP2010042625 A JP 2010042625A JP 2010042625 A JP2010042625 A JP 2010042625A JP 5533027 B2 JP5533027 B2 JP 5533027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- sensor cover
- bearing
- inner diameter
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
この場合、内輪が軸受Aの回転軸(図示しない)とともに回転する回転輪101として構成されているとともに、外輪が常時非回転状態に維持される静止輪102として構成されており、当該内外輪101、102間には、保持器103のポケット内に1つずつ回転自在に保持された状態で、複数の転動体(玉)104が転動可能に組み込まれている。かかる内輪101の外周面、並びに外輪102の内周面には、それぞれ転動体(玉)104を転動させるための軌道面101a、102aが全周に亘って形成されている。
また、軸受Aでは、軸受内への異物侵入対策としてセンサカバー内周側に、センサカバー軸端部107aから軸方向に転動体104に向けてセンサカバー内径側裾部107bを略同一長さで環状に設けたため、センサハーネス108dを含むセンサ108のセンサカバー107への組立性が損なわれるという未解決な別の課題もある。そこで本発明は、上述した従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、センサカバー内径側から軸受内部へ異物が侵入し難く、またセンサ組立性を向上させたセンサ付き軸受及び機械装置を提供することを目的とする。
更に、上述の請求項1に記載した発明を実施する場合には、例えば請求項2に記載した発明の様に、前記センサカバー内周面は、前記センサカバー内径側裾部により均一に、もしくは前記センサカバー内径側裾部と前記センサハウジングの一部との組合わせから構成されるようにする。
更にまた、上述の請求項1もしくは請求項2に記載した発明を実施する場合には、前記センサハウジング内周面に、前記センサカバー切り欠き部の面積を超えない面積の凸部を設けるようにする。
加えて、上述の請求項1、請求項2もしくは請求項3に記載した発明を実施する場合には、前記センサカバー切り欠き部および前記センサハウジング内周側の凸部はそれぞれ、前記センサカバー軸端部に向けて、その下端から上端であるセンサカバー軸端面に向けてその周方向長さが減少する形状とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る機械装置は、上述した請求項1〜4のうちの何れか1項に記載のセンサ付き軸受を備える。
また、前記センサハウジング8b内周面に設けるセンサハウジング凸部8dは、前記センサカバー切り欠き部7eの形状に合わせて、該切り欠き面積を超えない範囲の凸部面積とすると良い。
更に、センサカバー内径側裾部7b’とセンサハウジング凸部8dとの隙間を、センサカバー内径側裾部7bとエンコーダホルダ内径側裾部6bとの隙間より小さくすることで、異物の侵入を防ぐようにすると良い。
1a エンコーダ取付部
2 外輪(静止輪)
3 保持器
4 転動体
5 エンコーダ(磁石)
6 エンコーダホルダ
6a エンコーダホルダ外径側裾部(磁石保持部)
6b エンコーダホルダ内径側裾部
6c エンコーダホルダ内径側裾部の周縁部
7 センサカバー
7a センサカバー軸端面
7b センサカバー内径側裾部
7b’センサカバー内径側裾部(センサカバー切り欠き部)
7c センサカバー内径側裾部周縁部
7d センサカバー外径側裾部
7e センサカバー切り欠き部
7f センサカバーハーネス取出し孔
8 センサ
8a ホールIC(磁気検出素子)
8b センサハウジング
8c 回路基板
8d センサハウジング凸部
8e センサハーネス
9 シール部材
101 内輪(回転輪)
101a 内輪軌道面
101b エンコーダ取付部
101m シール溝
102 外輪(静止輪)
102a 外輪軌道面
102m 取付溝
103 保持器
104 転動体
105 エンコーダ(磁石)
106 エンコーダホルダ
106b エンコーダホルダ外径部
107 センサカバー
107a センサカバー軸端部
107b センサカバー内径側裾部
107c センサカバー外径側裾部
108 センサ
108a ホールIC(磁気検出素子)
108b センサハウジング
108c 回路基板
108d センサハーネス
109 シール部材
A センサ付き軸受(先行技術)
S 空間部
L 重なり代
G 隙間(径方向)
Claims (5)
- 相対回転可能に対向して配置された回転輪及び静止輪と、当該回転輪の回転状態を検出するセンサを備え、前記センサには、前記回転輪と同一の回転状態で回転する被検出体、当該被検出体の回転状態を検出する検出体、並びに当該検出体を収容するセンサハウジングが設けられ、前記被検出体は、前記回転輪に固定されて当該回転輪とともに回転するのに対し、前記検出体は、前記被検出体と所定間隔を空けて対向可能となるように前記センサハウジングへ収容された状態で前記静止輪に固定され、前記検出体を収容し、軸受端面の周方向の領域を部分的に覆うように延在した非環状形を成した前記センサハウジングが、環状を成すセンサカバーを介して前記静止輪に対して位置決めされ取り付けられるように構成されたセンサ付き軸受において、
内輪に固定された前記検出体又は前記被検出体が、外輪に固定された前記被検出体又は前記検出体よりも径方向の外側に位置するように設けられ、
前記被検出体としてのエンコーダを保持し前記回転輪に固定するエンコーダホルダ内径側裾部の周縁部を、前記センサカバーの軸受中心側の端部より小径とし、かつ、前記センサカバーと接触無きよう所定の距離を設けて、軸方向に重なり代が生じるまで延伸させ、
前記センサカバーの内径側裾部に少なくともひとつの切り欠き部を有し、
この切り欠き部が、前記検出体に設けられたセンサハーネスの太さ以上の幅を有し、前記センサカバーの内径側裾部の軸方向終端縁から、該センサカバー軸端面に向けて、周方向長さが減少するように設けられ、
前記切り欠き部のうちの少なくともひとつの周方向位置と、その切り欠き部を有する前記センサカバーの内径側裾部に対向する前記センサカバー外径側裾部に設けるセンサハーネス取出し孔の周方向位置とが、前記軸受の中心点に対して概ね一直線上に位置することを特徴とするセンサ付き軸受。 - 前記センサカバー内周面は、前記センサカバー内径側裾部にて均一に、もしくは前記センサカバー内径側裾部と前記センサハウジングの一部との組合わせにより、構成されることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き軸受。
- 前記センサハウジング内周側に、前記センサカバー切り欠き部の面積を超えない面積の凸部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付き軸受。
- 前記センサカバー切り欠き部および前記センサハウジング内周側の凸部はそれぞれ、前記センサカバー軸端部に向けて、その下端から上端であるセンサカバー軸端面に向けてその周方向長さが減少する形状であることを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか1項に記載のセンサ付き軸受。
- 請求項1〜4のうちの何れか1項に記載のセンサ付き軸受を備えたことを特徴とする機械装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042625A JP5533027B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | センサ付き軸受及び機械装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042625A JP5533027B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | センサ付き軸受及び機械装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011179551A JP2011179551A (ja) | 2011-09-15 |
JP2011179551A5 JP2011179551A5 (ja) | 2012-12-13 |
JP5533027B2 true JP5533027B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=44691272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010042625A Active JP5533027B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | センサ付き軸受及び機械装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5533027B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2108153T5 (es) * | 1993-03-26 | 2001-03-01 | Skf Gmbh | Disposicion para el apoyo de un arbol o eje en una parte de soporte. |
JP2001315501A (ja) * | 2000-05-08 | 2001-11-13 | Ntn Corp | 車輪軸受装置 |
JP2004354156A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Nsk Ltd | センサ付き転がり軸受装置 |
JP2005098761A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 回転検出器 |
JP2007078678A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-29 | Nsk Ltd | 変位測定装置付回転支持装置及び荷重測定装置付回転支持装置 |
US7602271B2 (en) * | 2006-08-21 | 2009-10-13 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Electronically actuated apparatus using solenoid actuator with integrated sensor |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010042625A patent/JP5533027B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011179551A (ja) | 2011-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9127718B2 (en) | Rotation detection set and bearing assembly comprising such a detection set | |
JP5641091B2 (ja) | センサ付き転がり軸受、モータ、及びアクチュエータ | |
EP2020309A2 (en) | Axle bearing assembly | |
JP4862685B2 (ja) | エンコーダ付深溝型玉軸受及び自動二輪車用の車輪の回転速度検出装置 | |
JP5857470B2 (ja) | センサ付き転がり軸受装置 | |
JP6728793B2 (ja) | センサ付軸受装置 | |
JP2007139075A (ja) | 回転センサ付軸受 | |
JP5533027B2 (ja) | センサ付き軸受及び機械装置 | |
KR20140005816A (ko) | 계측 베어링 | |
JP2009204083A (ja) | センサ付軸受 | |
JP2005098761A (ja) | 回転検出器 | |
JP5018114B2 (ja) | センサ付き軸受 | |
JP5909888B2 (ja) | センサ付き転がり軸受装置、モータ、電動フォークリフト、及び昇降装置 | |
JP5120118B2 (ja) | 車軸用軸受装置 | |
JP5321115B2 (ja) | 回転センサ付き転がり軸受 | |
JP5852162B2 (ja) | 自動二輪車の車輪回転速度検出装置 | |
JP2008164143A (ja) | センサ付軸受 | |
JP6827111B2 (ja) | 回転検知装置 | |
JP2009243661A (ja) | センサ付軸受 | |
JP5354054B2 (ja) | センサ付軸受並びに産業用機械及び家庭用電化製品 | |
JP6054260B2 (ja) | ロータリーエンコーダ | |
JP5104067B2 (ja) | 回転速度検出装置 | |
JP2008164142A (ja) | センサ付軸受 | |
JP5817105B2 (ja) | センサ付き転がり軸受、自動車、鉄道車両、製鉄設備及び工作機械 | |
JP2021076243A (ja) | 密封装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121026 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121026 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20121026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5533027 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140414 |