JP5532881B2 - 撮像装置、車載撮像装置、撮像装置の製造方法及び製造装置 - Google Patents

撮像装置、車載撮像装置、撮像装置の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、車載カメラやデジタルカメラ、デジタルビデオ等に用いられる撮像装置、車載撮像装置、撮像装置の製造方法、及び製造装置に関する。
従来、撮像用のレンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有する撮像装置が、車載カメラやデジタルカメラ、デジタルビデオ等に広く適用されている。
こうした装置は、通常、固定部と可動部を有する製造装置を用いて製造される。具体的には、レンズを保持する部材と撮像素子を保持する部材のいずれか一方を製造装置における固定部に固定すると共に他方を可動部に固定し、可動部を動かして撮像状態が丁度良い位置を探索し、最適な位置で、レンズを保持する部材と撮像素子を保持する部材が接着剤等により固定される(以下、係る作業を「位置決め」と称する)。
これに関連した、撮像素子組立体の製造方法、及びこれに用いられる取り付け部材についての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この文献によれば、撮像素子が接着される取り付け部材(間接的にレンズに固定される)には、治具に固定するためのクランプ部が形成されており、このクランプ部は取り付け部材から切り離し可能となっている。また、吸着ノズルを用いて撮像素子を吸着し、取り付け部材の所定の加工位置に搬送するものとしている。
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載の方法では、吸着ノズルと撮像素子の相対位置を正確に決定することができない。このため、製造装置によりレンズを保持する部材と撮像素子を保持する部材をそれぞれ保持して、位置決めを行なおうとする段階において、レンズと撮像素子の相対位置が適切な位置から大きく乖離している場合が生じうる。この結果、位置決めに要する時間が長くなり、生産性が低下する場合がある。
また、近年では撮像素子及びこれを保持する基板が小型化しており、吸着を行なうのに十分な広さを有する箇所が、撮像素子を保持する基板等に存在しない場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、製造工程を効率化させると共にレンズと撮像素子の相対位置が正確に決定されることが可能な撮像装置、並びにその製造方法、及び製造装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、
レンズを保持した第1の部材と、
前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材と、が接合された撮像装置であって、
前記第2の部材は、前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に、略円弧状の欠損部が形成されており、
前記第1の部材の外側面でかつその先端部には凹部が形成されており、
前記第1の部材と前記第2の部材は、略L字型形状の断面を有しかつ前記第1の部材の前記凹部に収まるように接着される固定用部材を介して紫外線硬化型接着剤を用いて接着された間接接着構造と、熱硬化型接着剤が充填された充填接着構造と、により接合されていることを特徴とする、撮像装置である。
この本発明の第1の態様によれば、略円弧状の欠損部を円形側面を有する部材で挟持することにより、その挟持部材と第2の部材との相対位置が正確に把握される。この結果、製造工程を効率化させることができ、レンズと撮像素子の相対位置が正確に決定される。
また、第1の部材と前記第2の部材は、固定用部材を介して紫外線硬化型接着剤を用いて接着された間接接着構造と、熱硬化型接着剤が充填された充填接着構造と、により接合されているため、正確且つ強度の十分な接合が実現される。
また、第1の態様によれば、撮像装置のサイズを小さくすることができる。
本発明の第2の態様は、
レンズを保持した第1の部材と、
前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材と、が接合された撮像装置であって、
前記第1の部材の外側面でかつその先端部には凹部が形成されており、
前記第1の部材と前記第2の部材は、略L字型形状の断面を有しかつ前記第1の部材の前記凹部に収まるように接着される固定用部材を介して紫外線硬化型接着剤を用いて接着された間接接着構造と、熱硬化型接着剤が充填された充填接着構造と、により接合されていることを特徴とする、撮像装置である
本発明の第3の態様は、
レンズを保持した第1の部材と、前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材であって前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に略円弧状の欠損部が形成された第2の部材と、が接合された撮像装置の製造方法であって、
略円筒状の本体部と、該本体部に近付くにつれて断面半径が小さくなるテーパー部とを有し、前記テーパー部の前記本体部との境界部における断面半径が前記第2の部材の略円弧状の欠損部の半径に比して小さい二個のチャックピンを用いて、前記本体部と前記テーパー部との境界部に前記略円弧状の欠損部が挟まるように前記第2の部材を挟持する工程と、
前記二個のチャックピンにより前記第2の部材が挟持された状態で前記二個のチャックピンを移動させて、前記第1の部材と前記第2の部材との相対位置を決定する工程と、
を有することを特徴とする撮像装置の製造方法である。
この本発明の第3の態様によれば、本体部とテーパー部との境界部に略円弧状の欠損部が挟まるように第2の部材を挟持することにより、チャックピンと第2の部材との相対位置が正確に把握される。この結果、製造工程を効率化させることができ、レンズと撮像素子の相対位置が正確に決定される。
本発明の第4の態様は、
レンズを保持した第1の部材と、前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材であって前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に略円弧状の欠損部が形成された第2の部材と、が接合された撮像装置の製造装置であって、
略円筒状の本体部と、該本体部に近付くにつれて断面半径が小さくなるテーパー部とを有し、前記テーパー部の前記本体部との境界部における断面半径が前記第2の部材の略円弧状の欠損部の半径に比して小さい二個のチャックピンと、
該二個のチャックピンを所望の方向に駆動する駆動装置と、
を有する撮像装置の製造装置である。
この本発明の第4の態様によれば、本体部とテーパー部との境界部に略円弧状の欠損部が挟まるように第2の部材を挟持することが可能な二個のチャックピンを有するため、チャックピンと第2の部材との相対位置が正確に把握される。この結果、製造工程を効率化させることができ、レンズと撮像素子の相対位置が正確に決定される。
本発明によれば、製造工程を効率化させると共にレンズと撮像素子の相対位置が正確に決定されることが可能な撮像装置、並びにその製造方法、及び製造装置を提供することができる。
本発明の第1の実施例に係る撮像装置1の外観構成図である。 撮像装置1を接続コード50側から見た図である。 撮像装置1からカバー30及び接続コード50を取り外した状態を示す図である。 撮像装置1からカバー30及び接続コード50を取り外した状態の断面図である。 撮像装置1からカバー30及び接続コード50を取り外したものを基板40側から見た図である。 本発明の一実施例に係る製造装置90の外観構成を示す概略図である。 製造装置90を用いた撮像装置1の製造方法の流れを示すフローチャートである。 二本のチャックピン70A、70Bによって、基板40を挟持した状態を異なる方向から見た図である。 位置決めが行なわれる場面を示す図である。 固定用部材45を介した接着が行なわれる様子を模式的に示す図である。 固定用部材を介した接着が行なわれる様子を模式的に示す図である。 固定用部材45を介した接着が行なわれる様子を模式的に示す図である。 固定用部材45を介した接着が行なわれる様子を模式的に示す図である。 第1の実施例の撮像装置1における接着構造の分布を例示したものである。 本発明の第2の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板240との接合部分を示す断面図であって、図13のS12−S12線で切断した状態を示している。 本発明の第2の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板240との接合部分を、後方正面から見た状態を示す図である。 本発明の第3の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板340との接合部分を示す断面図であって、図15のS14−S14線で切断した状態を示している。 本発明の第3の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板340との接合部分を、後方正面から見た状態を示す図である。 本発明の第4の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板440との接合部分を示す断面図であって、図17のS16−S16線で切断した状態を示している。 本発明の第4の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板440との接合部分を、後方正面から見た状態を示す図である。 本発明の第5の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板40との接合部分を示す断面図である。 本発明の第5の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板40との接合部分を示す断面図である。 本発明の第5の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板40との接合部分を示す断面図である。 本発明の第6の実施例に係る撮像装置の支持壁21と基板40との接合部分を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、図面を参照し、本発明の第1の実施例に係る撮像装置、並びにその製造方法、及び製造装置について説明する。第1の実施例に係る撮像装置は、例えば、車両後部のバンパーやナンバープレート周辺等に設置され、車両後方の斜め下方を撮像するように取り付けられる車載カメラとして構成される。この場合、撮像装置の撮像画像は、撮像フレーム毎に車載コンピュータに送信され、車室内に設置された液晶ディスプレイ装置等に表示される。
なお、これに限らず、車両前方を撮像して障害物検知等を行なう車載カメラとして構成されてもよい。また、本発明は車載カメラに限定されず、デジタルカメラやデジタルビデオ等にも適用可能である。
[構成]
図1は、本発明の第1の実施例に係る撮像装置1の外観構成図である。図示するように、撮像装置1は、レンズ10と、レンズセル(第1の部材)20と、後述する基板40(第2の部材)等が収納されたカバー30と、接続コード50と、を有する。
図2は、撮像装置1を接続コード50側から見た図である。図示するように、撮像装置1の接続コード50側には、車体にネジ留めするためのネジ穴60、62、及び接続コード50をカバー30にネジ留めするためのネジ穴64、66が形成されている。
図3は、撮像装置1からカバー30及び接続コード50を取り外した状態を示す図であり、図4は、その断面図である。レンズセル20は、例えば樹脂によって形成された部材であり、6枚のレンズ10〜15を保持している。
レンズセル20において、レンズ10〜15を中心とする略四角筒状に形成された支持壁21の後端部には(以下の説明において、撮像装置1の撮影方向を前方とし、その反対方向を後方と称する)、イメージセンサ(撮像素子)41を保持している基板40が接合される。イメージセンサ41は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いた個体撮像素子であり、レンズ10〜15によって結像される像を光電変換し、画像信号として外部に(例えば車載コンピュータに)出力する。レンズセル20と基板40は、後述する紫外線硬化型接着剤Aaおよび熱硬化型接着剤Abによって接合されており、部分的に固定用部材45を介して接合されている。なお、ネジ留め等を行なわずに両接着剤Aa,Abを用いるのは、サイズや重量を増加させないためである。固定用部材45は、紫外線を透過する材質によって形成される。
図5は、図3に示したものを基板40側から見た図である。図示するように、基板40は、略矩形に形成されており、その対角に位置する二箇所の隅部に、略円弧状の(凸状に張り出した円弧ではなく、凹状に形成された円弧である)欠損部40A、40Bが形成されている。基板40には、イメージセンサ41の他、コンデンサや抵抗等の電子部品が実装されているが、欠損部40A、40B付近の所定領域には電子部品が実装されていない。なお、イメージセンサ41は、基板40の前面40fを実装面として実装されている(図10A参照)。
また、レンズセル20には、欠損部40A、40Bに対応して、同様に欠損部20A、20Bが形成されており、欠損部40A及び20A、欠損部40B及び20Bでそれぞれ形成する円筒側面状の空間は、レンズセル20とカバー30を二本のネジで繋止する際にネジが貫通するための空間として用いられる。
[製造工程]
また、欠損部40A、40Bは、イメージセンサ41を保持している基板40を、レンズセル20に接合する際に、以下に説明する製造装置90が基板40を挟持するために用いられる。
図6は、本発明の一実施例に係る製造装置90の外観構成を示す概略図である。製造装置90は、チャックピン70A、70B、及びアクチュエーター80を有する。
チャックピン70A、70Bは、それぞれ略円筒状の本体部72A、72Bと、本体部72A、72Bに近付くにつれて断面半径が小さくなるような、円錐の部分的側面の形状を有するテーパー部74A、74Bと、を有する。そして、テーパー部74A、74Bの、少なくとも本体部72A、72Bとの境界部76A、76Bにおける断面半径(R2)は、欠損部40A、40Bの半径(R1)に比して小さくなっている。実際は、テーパー部74A、74Bの全域に亘って断面半径が欠損部40A、40Bの半径(R1)に比して小さいことが望ましい。アクチュエーター80は、例えばエア圧によって駆動され、チャックピン70A、70Bを所望の方向に駆動することが可能である。
図7は、製造装置90を用いた撮像装置1の製造方法の流れを示すフローチャートである。撮像装置1は、以下のような流れで製造される。
まず、製造装置90の図示しない固定部(製造装置とは別体の固定部であってもよい)に、レンズセル20を固定する(S100)。
次に、二本のチャックピン70A、70Bによって、基板40を挟持する(S102)。図8は、二本のチャックピン70A、70Bによって、基板40を挟持した状態を異なる方向から見た図である。
図8(A)に示すように、基板40は、テーパー部74A、74Bに当接した状態で両側から押圧されるため、徐々にせり上がって本体部72A、72Bに当接した状態で停止する。従って、上下方向(チャックピン70A、70Bの円筒軸方向)に関して、一定の相対位置で製造装置90に固定されることになる。
また、図8(B)に示すように、基板40は、欠損部40A、40Bの半径(R1)に比して小さい半径(R2)を有する境界部76A、76Bに押圧されるため、欠損部40A、40Bの中央部40A#、40B#に境界部76A、76Bが当接した状態で停止する。従って、前後左右方向(チャックピン70A、70Bの円筒軸方向に直交する方向)に関しても、一定の相対位置で製造装置90に固定されることになる。
すなわち、基板40は、上下前後左右方向に関して、ある一定の相対位置で製造装置90に固定されるのである。この結果、製造装置90では、アクチュエーター80の駆動状態によって、基板40の位置、ひいてはイメージセンサ41の位置が正確に把握されることになる。従って、後述する位置決めを行なう際に、理想的な位置に近い相対位置から開始することができる。
これによって、製造工程を効率化させることができる。また、製造装置90がある一定の相対位置で基板40を挟持することができるため、レンズ10〜15とイメージセンサ41の相対位置が正確に決定される。
次に、基板40又はレンズセル20に、紫外線硬化型接着剤Aaと熱硬化型接着剤Ab(なお、第1の実施例の説明において、熱硬化型接着剤Abの図示は省略している)の二種類の接着剤を塗布する(S104)。紫外線硬化型接着剤Aaは、固定用部材45が基板40及びレンズセル20に当接する箇所に塗布され、それ以外の箇所には熱硬化型接着剤Abが塗布される。なお、紫外線硬化型接着剤に関しては、基板40とレンズセル20の双方に塗布される。
そして、図示しない移動手段を駆動して、基板40をレンズセル20上の適切な位置に搬送する(S106)。この際に、イメージセンサ41は通電状態に維持されており、撮像画像をモニター等に表示して、これを見ながらピントや左右位置が最適となるように、レンズ10〜15とイメージセンサ41の相対位置が微調整される(位置決め)。図9は、位置決めが行なわれる場面を示す図である。なお、位置決めは、塗布された両接着剤Aa,Ab上で基板40やレンズセル20を滑らせるようにして行なわれる。
位置決めが終了すると、固定用部材45を基板40とレンズセル20の間の所定の位置にセットする(S108)。そして、紫外線を照射して、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて基板40と固定用部材45、及びレンズセル20と固定用部材45を、それぞれ固定する(S110)。
紫外線硬化型接着剤Aaによる接着が終了すると、適切な温度で加熱処理を行なって(S112)、熱硬化型接着剤Abを硬化させて主要な工程を終了する。なお、加熱処理は、製造装置90から取り外した後に行なってもよいし、製造装置90上で加熱可能である場合は、そのまま処理を実行してもよい。
図10は、固定用部材45を介した接着が行なわれる様子を模式的に示す図である。図10Aに示すように、固定用部材45は、略L字形状の断面を有する部材であり、レンズセル20に形成された凹部22に収まるように接着される。また、固定用部材45は、基板40に対向する面が、レンズセル20の外側面よりも内向きとなるように取り付けられる。
これに対し、図10Bは従来の固定用部材を介した接着構造を示すものである。このような構造では、基板40がレンズセル20から張り出すことになり、撮像装置のサイズが増大するという問題が生じる。本実施例では、レンズセル20から基板40が張り出すことがなくなり、撮像装置1のサイズを小さくすることが可能となる。
なお、図10Aに示すように、固定用部材45はレンズセル20の凹部22を除く外側面21aと略同一平面を形成するものとしてもよいが、図10Cに示すように、固定用部材45はレンズセル20の凹部22を除く外側面21aよりも内側に位置するものとしてもよい。
また、図10Aに示すように、基板40の外縁はレンズセル20の凹部22を除く外側面21aの延長線上に位置するものとしてもよいが、図10Dに示す用に、基板40の外縁はレンズセル20の凹部22を除く外側面21aよりも内側に位置するものとしてもよい。
すなわち、固定用部材45や基板40の外縁は、レンズセル20の凹部22を除く外側面21aと平行又は内側に位置するように形成される。これによって、余分な張り出し部がなくなり、撮像装置1のサイズを小さくすることができる。
固定用部材45を介した接着は、前述の如く紫外線硬化型接着剤Aaが用いられる。紫外線硬化型接着剤Aaは、熱硬化型接着剤Abに比して硬化時間が短いため、乾燥の為の時間が不要となり、効率良く接着を行なうことができるという利点を有している。
また、固定用部材45を用いることにより、紫外線硬化型接着剤Aaの厚みを小さくすることができ、基板40と固定用部材45の間、及びレンズセル20と固定用部材45の間の紫外線硬化型接着剤Aaを同時に硬化させるので、硬化による接着剤の体積変化に起因した基板40とレンズセル20の位置ズレを小さくすることができる。
反面、紫外線硬化型接着剤Aaでは、紫外線の届かない範囲では接着を行なうことができない。従って、紫外線硬化型接着剤Aaのみにより接着を行なう場合、接着強度が不十分な場合が生じうる。なお、「特許文献1」には紫外線硬化型接着剤のみにより接着を行なうことが記載されている。
そこで、本実施例では、熱硬化型接着剤Abを併用することにより、こうした不利を補っている。これにより、紫外線が届かない箇所にも熱硬化型接着剤Abが充填され、接着を行なうため、全体的な接着強度が向上することになる。また、既に紫外線硬化型接着剤Aaによる接着が行なわれているため、熱硬化型接着剤Abの熱硬化による体積変化に起因した基板40とレンズセル20の位置ズレが生じにくい。
本実施例の撮像装置1では、固定用部材45を介した間接接着構造部SAと熱硬化型接着剤Abが充填された充填接着構造部SBが併用され、更には紫外線硬化型接着剤Aaと熱硬化型接着剤Abが併用されるため、正確且つ強度の十分な接合が実現されている。
図11は、本実施例の撮像装置1における両接着構造部SA,SBの分布を例示したものである。図示するように、基板40の対向する二辺に固定用部材45が取り付けられており、間接接着構造部SAを形成している。そして、固定用部材45の周辺、及び欠損部40A、40Bを除く基板40の外周部には、充填接着構造部SBが形成されている。こうした構造により、前述の如く、正確且つ強度の十分な接合が実現される。
本実施例の撮像装置1によれば、製造装置90がある一定の相対位置で基板40を挟持することができるため、位置決めを行なう際に、理想的な位置に近い相対位置から開始することができ、製造工程を効率化させることができる。また、レンズ10〜15とイメージセンサ41の相対位置が正確に決定される。
しかも、固定用部材45を介した紫外線硬化型接着剤Aaにより接合した間接接着構造部SAと、熱硬化型接着剤Abが充填された充填接着構造部SBが併用されるため、正確且つ強度の十分な接合が実現される。
(他の実施例)
以下に、他の実施例について説明するが、これら他の実施例は、上述した第1の実施例の変形例であるため、その相違点についてのみ説明し、上述した第1の実施例と共通する構成については共通する符号を付けることで説明を省略する。
(第2の実施例)
まず、第2の実施例について説明する。
この第2の実施例では、図12および図13に示すように、基板240の外側面44が、支持壁21の外側面21aよりも僅かに小さな寸法に形成されている。この点は、図10C、図10Dに示した実施例と同様である。
そして、第2の実施例では、熱硬化型接着剤Abにより充填装着される部位(図11参照)である充填接着構造部SBの部分では、熱硬化型接着剤Abは、支持壁21において基板240の前面40fに対向する後端面21bと、基板240の外側面44とを接着して設けられている。
なお、図12および図13では、第1の実施例と同様に、固定用部材45を設けた間接接着構造部SAが並設されている(図面上の表示は省略し、その位置のみ符号で表示している)。
この第2の実施例では、その製造工程が、第1の実施例と一部異なっている。
すなわち、第2の実施例では、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて基板240と固定用部材45、およびレンズセル20と固定用部材45を接合させる間接接着構造部SAを形成後に、熱硬化型接着剤Abを塗布し、その後、加熱させて、熱硬化型接着剤Abを硬化させて図12に示す充填接着構造部SBを形成する。
上述のような熱硬化型接着剤Abを塗布する際に、図12に示すように、支持壁21の後端面21bを上方に向けて作業を行う。
この場合、支持壁21の後端面21bは、後端面21bの正面方向(上方)および基板240の外側面44の正面方向(側方)の2方向に開放されているため、熱硬化型接着剤Abの塗布作業を上方と側方の両方から行うことができ、作業性に優れる。
しかも、基板240の外側面44に塗布した熱硬化型接着剤Abの垂れが、後端面21bで受け止められるため、熱硬化型接着剤Abが支持壁21の外側面21aに垂れて広がるのを抑制できる。したがって、再塗布などの工数を削減できる。
加えて、熱硬化型接着剤Abは、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて間接接着構造部SAを形成後に塗布するため、熱硬化型接着剤Abと紫外線硬化型接着剤Aaとが硬化前に混ざるのを防止することができ、この混ざりによる接着強度低下も防止可能である。
(第3の実施例)
第3の実施例について説明する。
この第3の実施例では、図14に示すとおり、図10Aと同様に、基板340の外側面44と、支持壁21の外側面21aとが、略同じ寸法に形成されている。
さらに、基板340の外周部には、間接接着構造部SAを避けて、複数の切欠部340a,340bが複数箇所に形成されている。そして、熱硬化型接着剤Abは、切欠部340a,340bが形成されている部位では、支持壁21の後端面21bと、切欠部340a,340bの側面とに接着されている。なお、切欠部340a,340bが形成されていない部位では、熱硬化型接着剤Abを、支持壁21の後端面21bと、基板340の前面40fとの間に充填してもよいし、この部分は、熱硬化型接着剤Abによる接着を省略してもよい。また、間接接着構造部SAは、その符号を付した位置に配置されており、切欠部340b,340bに挟まれて配置されている。
そして、第3の実施例でも、第2の実施例と同様に、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて間接接着構造部SAを形成して基板240と固定用部材45、およびレンズセル20の支持壁21と固定用部材45を接合させた後に、熱硬化型接着剤Abを塗布し、硬化させて充填接着構造部SBを形成する。
また、熱硬化型接着剤Abを塗布する際に、第2の実施例と同様に、支持壁21の後端面21bを、図14に示すように、上方に向けて作業を行う。
したがって、切欠部340a,340bが形成されている箇所では、熱硬化型接着剤Abの塗布作業を、上方と側方との両方から行うことができ、作業性に優れる。
また、第3の実施例では、熱硬化型接着剤Abの基板340の外側面44に対する接触面積が増加し、その表面張力により、熱硬化型接着剤Abが支持壁21の外側面21aに垂れて広がるのを抑制できる。さらに、切欠部340a,340bでは、塗布した熱硬化型接着剤Abが支持壁21の後端面21bで受け止められることでも熱硬化型接着剤Abの垂れが抑制できる。
したがって、再塗布などの工数を削減できる。しかも、切欠部340a,340bにより、熱硬化型接着剤Abの接触面積が増加し、接合強度も向上する。
また、第2の実施例と同様に、熱硬化型接着剤Abは、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて間接接着構造部SAを形成後に塗布するため、熱硬化型接着剤Abと紫外線硬化型接着剤Aaとが硬化前に混ざるのを防止することができ、この混ざりによる接着強度低下も防止可能である。
(第4の実施例)
第4の実施例について説明する。
この第4の実施例は、第3の実施例の変形例であり、切欠部340a,340bに替えて、基板440の外側面44よりも内側の位置であって支持壁21の後端面21bに対向する位置に、切り抜き部440a,440bを設けた例である。
この第4の実施例では、図16、図17に示すとおり、図10Bと同様に、基板440の外側面44を、支持壁21の外側面21aよりも僅かに大きな寸法に形成し、熱硬化型接着剤Abを、支持壁21の後端面21bと、基板440の前面40fとの間に充填している。
さらに、切り抜き部440a,440bが形成されている部位では、熱硬化型接着剤Abが、切り抜き部440a,440bにも充填され、支持壁21の後端面21bと、切り抜き部440a,440bの内周面とに接着されている。なお、第3の実施例と同様に、切り抜き部440a,440bが形成されていない部位では、熱硬化型接着剤Abを、支持壁21の後端面21bと、基板340の前面40fとの間に充填してもよいし、この部分は、熱硬化型接着剤Abによる接着を省略してもよい。また、間接接着構造部SAは、切り抜き部440a,440bに挟まれてその符号を付した位置に配置されている。
この第4の実施例でも、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて間接接着構造部SAを形成した後に、熱硬化型接着剤Abを塗布し、硬化させて充填接着構造部SBを形成する。
この熱硬化型接着剤Abを塗布する際に、支持壁21の後端面21bを、図16に示すように、上方に向けて作業を行い、このとき、切り抜き部440a,440bが形成されている箇所では、熱硬化型接着剤Abの塗布作業を、上方から行うことができ、作業性に優れる。
さらに、第4の実施例では、切抜き部440a,440bにおいて熱硬化型接着剤Abの接触面積が増加し、その表面張力により、熱硬化型接着剤Abが支持壁21の外側面21aに垂れて広がるのを抑制できる。加えて、熱硬化型接着剤Abを切り抜き部440a,440bの上方から充填させた場合、熱硬化型接着剤Abが支持壁21の後端面21bで受け止められることでも熱硬化型接着剤Abが垂れ広がるのが抑制できる。したがって、再塗布などの工数を削減でき、かつ、接合強度も向上する。
また、第2の実施例と同様に、熱硬化型接着剤Abは、紫外線硬化型接着剤Aaを硬化させて間接接着構造部SAを形成後に塗布するため、熱硬化型接着剤Abと紫外線硬化型接着剤Aaとが硬化前に混ざるのを防止することができ、この混ざりによる接着強度低下も防止可能である。
(第5の実施例)
第5の実施例について説明する。
この第5の実施例は、支持壁21の後端面21bに、前方に向けて充填用凹部24a,24b,24cを形成した例である。
図18に示す例では、充填用凹部24aを、支持壁21の後端部に、内周に開放状態で形成しており、図19に示す例では、充填用凹部24bを、支持壁21の後端部に、外周に開放状態で形成しており、図20に示す例では、充填用凹部24cを、支持壁21の後端部に、内外方向の中央部に形成している。
充填接着構造部SBでは、熱硬化型接着剤Abが充填用凹部24a,24b,24cに充填されて、支持壁21の後端面21bと基板40の前面40fとを接着している。
この第5の実施例にあっても、充填接着構造部SBでは、熱硬化型接着剤Abと支持壁21との接着面積が増え、接合強度が向上する。加えて、熱硬化型接着剤Abを支持壁21の後端面21bに留まらせる力が大きくなり、熱硬化型接着剤Abが支持壁21に沿って垂れ広がるのを抑制可能となり、再塗布などの工数削減を図ることができる。
(第6の実施例)
この第6の実施例は、支持壁21の少なくとも後端部の外側面21aおよび内側面21cに、垂れ防止処理部21d,21dを形成している。
この垂れ防止処理部21dは、本実施例6では、フッ素加工処理を行って形成しており、また、レンズセル20が金属製の場合、鏡面処理により形成することができる。
このため、第6の実施例では、垂れ防止処理部21dにより、両接着剤Aa,Abが支持壁21の後端面21bから垂れ落ちようとしても、支持壁21の内外側面21a,21cには両接着剤Aa,Abが乗りにくく、両接着剤Aa,Abの垂れを防ぐことが可能となり、再塗布などの工数削減を図ることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明は、CCDやCMOSを用いたカメラの製造産業等に利用可能である。
1 撮像装置
10、11、12、13、14、15 レンズ
20 レンズセル(第1の部材)
21a 外側面
21d 垂れ防止処理部
24a 充填用凹部
24b 充填用凹部
24c 充填用凹部
30 カバー
40 基板(第2の部材)
40A、40B 欠損部
40A#、40B# 中央部
41 イメージセンサ(撮像素子)
44 外側面
50 接続コード
70A、70B チャックピン
72A、72B 本体部
74A、74B テーパー部
76A、76B 境界部
80 アクチュエーター
90 製造装置
240 基板
340 基板
340a 切欠部
340b 切欠部
440 基板
440a 切り抜き部
440b 切り抜き部
Aa 紫外線硬化型接着剤
Ab 熱硬化型接着剤
SA 間接接着構造部
SB 充填接着構造部
特開2006−80667号公報

Claims (9)

  1. レンズを保持した第1の部材と、
    前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材と、が接合された撮像装置であって、
    前記第2の部材は、前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に、略円弧状の欠損部が形成されており、
    前記第1の部材の外側面でかつその先端部には凹部が形成されており、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、略L字型形状の断面を有しかつ前記第1の部材の前記凹部に収まるように接着される固定用部材を介して紫外線硬化型接着剤を用いて接着された間接接着構造と、熱硬化型接着剤が充填された充填接着構造と、により接合されていることを特徴とする、撮像装置。
  2. 前記固定用部材の一端は前記第2の部材上の前記撮像素子の方向に向いていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記固定用部材の外側面は、前記第1の部材の凹部を除く外側面よりも内側に位置するか若しくは前記第1の部材の凹部を除く外側面と略同一平面を形成し、前記第2の部材の外縁は前記第1の部材の外側面よりも内側に位置するか若しくは前記第1の部材の外側面の延長線上に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. レンズを保持した第1の部材と、
    前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材と、が接合された撮像装置であって、
    前記第1の部材の外側面でかつその先端部には凹部が形成されており、
    前記第1の部材と前記第2の部材は、略L字型形状の断面を有しかつ前記第1の部材の前記凹部に収まるように接着される固定用部材を介して紫外線硬化型接着剤を用いて接着された間接接着構造と、熱硬化型接着剤が充填された充填接着構造と、により接合されていることを特徴とする、撮像装置。
  5. 前記固定用部材の一端は前記第2の部材上の前記撮像素子の方向に向いていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記固定用部材の外側面は、前記第1の部材の凹部を除く外側面よりも内側に位置するか若しくは前記第1の部材の凹部を除く外側面と略同一平面を形成し、前記第2の部材の外縁は前記第1の部材の外側面よりも内側に位置するか若しくは前記第1の部材の外側面の延長線上に位置することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の撮像装置。
  7. レンズを保持した第1の部材と、前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材であって前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に略円弧状の欠損部が形成された第2の部材と、が接合された撮像装置の製造方法であって、
    略円筒状の本体部と、該本体部に近付くにつれて断面半径が小さくなるテーパー部とを有し、前記テーパー部の前記本体部との境界部における断面半径が前記第2の部材の略円弧状の欠損部の半径に比して小さい二個のチャックピンを用いて、前記本体部と前記テーパー部との境界部に前記略円弧状の欠損部が挟まるように前記第2の部材を挟持する工程と、
    前記二個のチャックピンにより前記第2の部材が挟持された状態で前記二個のチャックピンを移動させて、前記第1の部材と前記第2の部材との相対位置を決定する工程と、を有することを特徴とする撮像装置の製造方法。
  8. レンズを保持した第1の部材と、前記レンズにより結像される像を光電変換する撮像素子を保持した略矩形の第2の部材であって前記略矩形における対角に位置する二箇所の隅部に略円弧状の欠損部が形成された第2の部材と、が接合された撮像装置の製造装置であって、
    略円筒状の本体部と、該本体部に近付くにつれて断面半径が小さくなるテーパー部とを有し、前記テーパー部の前記本体部との境界部における断面半径が前記第2の部材の略円弧状の欠損部の半径に比して小さい二個のチャックピンと、
    該二個のチャックピンを所望の方向に駆動する駆動装置と、を有する撮像装置の製造装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の撮像装置を搭載した車載用撮像装置。



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