JP2007208918A - カメラモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で、安価なカメラモジュールを提供すること。
【解決手段】本発明のカメラモジュールにおいて、赤外線除去フィルタ6が絶縁樹脂からなる保持部材1に設けられた突片5の変形によって取り付けられるため、赤外線除去フィルタ6を係止するための保持部材1に設けられた係止部4の突出幅Bを小さくできて、小型化できると共に、これに伴って、赤外線除去フィルタ6を小さくできて、安価なものが得られる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のカメラモジュールにおいて、赤外線除去フィルタ6が絶縁樹脂からなる保持部材1に設けられた突片5の変形によって取り付けられるため、赤外線除去フィルタ6を係止するための保持部材1に設けられた係止部4の突出幅Bを小さくできて、小型化できると共に、これに伴って、赤外線除去フィルタ6を小さくできて、安価なものが得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話機等に使用して好適なカメラモジュールに関するものである。
図6は従来のカメラモジュールの要部断面図であり、次に、従来のカメラモジュールの構成を図6に基づいて説明すると、筒状の保持部材51は、中心部に設けられた貫通孔52と,下部に設けられた凹部53と、この凹部53と貫通孔52との間で、中央部側に突出する係止部54を有する。
板状の赤外線除去フィルタ(IRカットフィルタ)55は、保持部材51内の係止部54上に載置され、係止部54上に設けられた接着剤Sによって係止部54に取り付けられており、この係止部54の突出幅B1は、赤外線除去フィルタ55との接触面積を大きくして、接着強度を大きくするために、少なくとも0.5mm以上で形成されている。
また、保持部材51の凹部53の内面には、電極56が設けられ、この電極56には、凹部53内に収納された撮像素子57がバンプ58によって接続されている。
筒状の取付部材59には、レンズ10が取り付けられ、このレンズ10を取り付けた取付部材59は、貫通孔52の前方に位置した状態で、保持部材51に取り付けられて、従来のカメラモジュールが形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3495008号公報
しかし、従来のカメラモジュールにあっては、赤外線除去フィルタ55が保持部材51の係止部54に接着剤Sによって取り付けられるため、赤外線除去フィルタ55の接着強度を大きくするための係止部54の突出幅B1が大きくなって、大型になる上に、赤外線除去フィルタ55が大きくなって、コスト高になるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、小型で、安価なカメラモジュールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、絶縁樹脂からなる保持部材と、この保持部材に取り付けられた赤外線除去フィルタとを備え、保持部材は、赤外線除去フィルタを係止する係止部と、赤外線除去フィルタを取り付けるための変形可能な突片を有し、係止部に係止された赤外線除去フィルタが突片の変形によって保持部材に取り付けられたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、赤外線除去フィルタが突片の変形によって取り付けられるため、赤外線除去フィルタを係止するための係止部の突出幅を小さくできて、小型化できると共に、これに伴って、赤外線除去フィルタを小さくできて、安価なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、突片が熱変形可能としたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、突片の変形時に折れや割れ等が無く、赤外線除去フィルタの確実な取付ができる。
また、本発明は、上記発明において、突片は、赤外線除去フィルタの側面に当接して、赤外線除去フィルタを支持したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、突片の高さ方向の寸法を抑えることができて、高さ方向に小型化できる。
また、本発明は、上記発明において、係止部側に赤外線除去フィルタを押圧する押圧部材を有したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、赤外線除去フィルタが係止部と押圧部材によって挟持されて、赤外線除去フィルタの支持の確実なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、レンズを保持した取付部材を有し、押圧部材が取付部材によって形成され、取付部材によって赤外線除去フィルタを押圧したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、取付部材を押圧部材に兼用できて、部品点数が少なく、組立性の良好なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、レンズを保持した取付部材は、光軸方向に移動可能であると共に、取付部材を光軸方向に移動されるための駆動部材を備え、押圧部材が駆動部材によって形成され、駆動部材によって赤外線除去フィルタを押圧したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、駆動部材を押圧部材に兼用できて、組立性の良好なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、突片は、赤外線除去フィルタの上面に当接して、赤外線除去フィルタを支持したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、突片によって、赤外線除去フィルタが係止部に押し付けられて、赤外線除去フィルタの確実な支持ができる。
また、本発明は、上記発明において、突片は、赤外線除去フィルタの対向する辺で支持するようにしたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、突片の変形の数を少なくできて、作業性が良く、生産性の良好なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、突片は、赤外線除去フィルタの全外周部で支持するようにしたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、突片による赤外線除去フィルタの支持の確実なものが得られる。
本発明は、赤外線除去フィルタが突片の変形によって取り付けられるため、赤外線除去フィルタを係止するための係止部の突出幅を小さくできて、小型化できると共に、これに伴って、赤外線除去フィルタを小さくできて、安価なものが得られる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明のカメラモジュールの第1実施例に係る要部断面図、図2は本発明のカメラモジュールの第1実施例に係り、取付部材を取り去った状態を示す平面図、図3は本発明のカメラモジュールの第1実施例に係り、赤外線除去フィルタの取付方法を示す説明図、図4は本発明のカメラモジュールの第2実施例に係り、赤外線除去フィルタの取付構造とその取付方法を示す説明図、図5は本発明のカメラモジュールの第3実施例に係る要部断面図である。
次に、本発明のカメラモジュールの第1実施例に係る構成を図1〜図3に基づいて説明すると、筒状の保持部材1は、熱可塑性の絶縁樹脂からなり、中心部に設けられた貫通孔2と,貫通孔2内で、中心部に向かって環状に延びる鍔部3と、この鍔部3の先端部に設けられた環状の係止部4と、この係止部4の近接する位置に、互いに対向した状態で鍔部3から上方に突出する複数個(例えば4個)の突片5を有する。
四角形のガラス板からなる赤外線除去フィルタ(IRカットフィルタ)6は、係止部4と突片5とによって、保持部材1内に取り付けられており、その取付状態は、赤外線除去フィルタ6が保持部材1内の係止部4上に載置され、係止部4の近傍に位置する突片5が赤外線除去フィルタ6側に変形されて、突片5の先端部によって、赤外線除去フィルタ6の側面に当接、支持して、赤外線除去フィルタ6が保持部材1内に取り付けられている。
また、赤外線除去フィルタ6の取付方法は、図3に示すように、先ず、赤外線除去フィルタ6を係止部4に載置して係止した後、貫通孔2内に加熱された治具Gを挿入する。
そして、治具Gの先端傾斜面を突片5に押し当てて、突片5を赤外線除去フィルタ6側に熱変形させると、突片5の先端部が赤外線除去フィルタ6の側面に当接、支持するようになっている。
赤外線除去フィルタ6が取り付けられた際、図2に示すように、突片5は、赤外線除去フィルタ6の対向する辺側を支持するようになると共に、赤外線除去フィルタ6は、単に係止部4に掛止め(係止)するだけで良いため、係止部4の突出幅Bは、0.15mm程度と、極めて小さい幅で良くなる。
なお、この実施例では、突片5によって、赤外線除去フィルタ6の対向する辺を支持するようにしたが、突片5が赤外線除去フィルタ6の全外周部を支持するようにしても良い。
この保持部材1の前方部には、筒状の取付部材7が取り付けられると共に、この取付部材7の中心部には、レンズ8が取り付けられ、また、保持部材1の後方部には、撮像素子9を取り付けたプリント基板10が貫通孔2を塞ぐように取り付けられ、赤外線除去フィルタ6がレンズ8と撮像素子9との間に位置して、本発明のカメラモジュールが形成されている。
なお、この第1実施例において、ここでは図示しないが、赤外線除去フィルタ6を係止部4側に押圧する押圧部材を設けても良く、また、取付部材7に赤外線除去フィルタ6の上面を押圧する押圧部(図示せず)を設け、取付部材によって押圧部材を形成しても良い。
また、図4は、本発明のカメラモジュールの第2実施例に係る赤外線除去フィルタの取付構造とその取付方法を示し、先ず、第2実施例に係る赤外線除去フィルタの取付構造について説明すると、突片5は、赤外線除去フィルタ6の対向する辺、或いは、全外周部において、赤外線除去フィルタ6の上面、或いは上面隅部を当接、支持するようになっている。
そして、その取付方法は、前記第1実施例と同様に、先ず、赤外線除去フィルタ6を係止部4に載置して係止した後、貫通孔2内に加熱された治具Gを挿入し、しかる後、治具Gの先端傾斜面を突片5に押し当てて、突片5を赤外線除去フィルタ6側に熱変形させると、突片5が赤外線除去フィルタ6の上面に当接、支持するようになっている。
その他の構成は、上記実施例と同様の構成を有し、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
また、図4は、本発明のカメラモジュールの第3実施例を示し、この第3実施例について説明すると、保持部材1の係止部4によって下面が支持された赤外線除去フィルタ6の側面は、突片5によって支持されると共に、赤外線除去フィルタ6の上面は、モータ等からなる駆動部材Kの外装部(ケース部)11によって係止部4側の押圧されて、駆動部材Kによって押圧部材が形成されている。
この駆動部材Kは、ケース部11内に設けられた二つの環状の第1,第2コイル12,13と、このコイル12,13の内側に配置された環状の磁石14と、この磁石14の内側に設けられ、ネジ部15aを有する回転可能な筒状の回転体15とによって構成され、この駆動部材Kの全体は、筺体16内に収納されている。
また、駆動部材Kの中央部には、レンズ8を保持した取付部材7が設けられ、この取付部材7には、回転体15のネジ部15aに噛み合うネジ部7aが設けられると共に、ケース部11と取付部材7との間には、コイルバネ17が配置されており、そして、駆動部材Kの駆動によって、回転体15のネジ部15aを介して取付部材7がレンズ8を伴って光軸方向に移動して、焦点調整が行われるようになっている。
なお、この第3実施例において、前記第1実施例と同一部品には、同一番号を付して示している。
1 保持部材
2 貫通孔
3 鍔部
4 係止部
5 突片
6 赤外線除去フィルタ
7 取付部材(押圧部材)
7a ネジ部
8 レンズ
9 撮像素子
10 プリント基板
11 ケース部(外装部)
12 第1のコイル
13 第2のコイル
14 磁石
15 回転体
15a ネジ部
16 筺体
17 コイルバネ
G 治具
B 突出幅
K 駆動部材(押圧部材)
2 貫通孔
3 鍔部
4 係止部
5 突片
6 赤外線除去フィルタ
7 取付部材(押圧部材)
7a ネジ部
8 レンズ
9 撮像素子
10 プリント基板
11 ケース部(外装部)
12 第1のコイル
13 第2のコイル
14 磁石
15 回転体
15a ネジ部
16 筺体
17 コイルバネ
G 治具
B 突出幅
K 駆動部材(押圧部材)
Claims (9)
- 絶縁樹脂からなる保持部材と、この保持部材に取り付けられた赤外線除去フィルタとを備え、前記保持部材は、前記赤外線除去フィルタを係止する係止部と、前記赤外線除去フィルタを取り付けるための変形可能な突片を有し、前記係止部に係止された前記赤外線除去フィルタが前記突片の変形によって前記保持部材に取り付けられたことを特徴とするカメラモジュール。
- 前記突片が熱変形可能としたことを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール。
- 前記突片は、前記赤外線除去フィルタの側面に当接して、前記赤外線除去フィルタを支持したことを特徴とする請求項1,又は2記載のカメラモジュール。
- 前記係止部側に前記赤外線除去フィルタを押圧する押圧部材を有したことを特徴とする請求項3記載のカメラモジュール。
- 前記レンズを保持した取付部材を有し、前記押圧部材が前記取付部材によって形成され、前記取付部材によって前記赤外線除去フィルタを押圧したことを特徴とする請求項4記載のカメラモジュール。
- 前記レンズを保持した前記取付部材は、光軸方向に移動可能であると共に、前記取付部材を光軸方向に移動させるための駆動部材を備え、前記押圧部材が前記駆動部材によって形成され、前記駆動部材によって前記赤外線除去フィルタを押圧したことを特徴とする請求項4記載のカメラモジュール。
- 前記突片は、前記赤外線除去フィルタの上面に当接して、前記赤外線除去フィルタを支持したことを特徴とする請求項1,又は2記載のカメラモジュール。
- 前記突片は、前記赤外線除去フィルタの対向する辺で支持するようにしたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のカメラモジュール。
- 前記突片は、前記赤外線除去フィルタの全外周部で支持するようにしたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のカメラモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028564A JP2007208918A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | カメラモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006028564A JP2007208918A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | カメラモジュール |
Publications (1)
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JP2007208918A true JP2007208918A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38487930
Family Applications (1)
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JP2006028564A Withdrawn JP2007208918A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | カメラモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007208918A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011039548A (ja) * | 2008-08-28 | 2011-02-24 | Sharp Corp | カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器 |
JP2011237633A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Sharp Corp | カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器 |
JP2015132840A (ja) * | 2009-08-21 | 2015-07-23 | ミツミ電機株式会社 | レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ |
-
2006
- 2006-02-06 JP JP2006028564A patent/JP2007208918A/ja not_active Withdrawn
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