JP5531074B2 - ミスト放出ピン及び静電霧化装置 - Google Patents

ミスト放出ピン及び静電霧化装置 Download PDF

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Description

本発明は、ミスト放出ピン及びミスト放出ピンを用いた静電霧化装置に関する。
従来、高電圧を印加することで不揮発性機能性成分を含む水溶液を霧化させ、ミストとして放出する静電霧化装置が知られている。水溶液としては、例えば、ビタミンC・アミノ酸等の機能性成分が入った水、アロマオイル、消臭材等が使用されている。
一般的に静電霧化装置は、貯水部から水溶液をミスト放出ピンの先端部まで毛細管現象で搬送し、ミスト放出ピンに電圧を印加することにより、ミストを放出する。
例えば、水を収容する水タンクと、水に電圧を印加する印加電極と、水と接触するとともにその一端に尖った霧化部を有している吸水体と、吸水体が毛細管現象により水タンクから吸い上げた水を該吸水体の霧化部において霧化させてナノメータサイズの粒子径のミストを発生させるための電圧を印加電極に印加する高電圧発生源とを具備し、水タンクから吸水体の霧化部に至るまでの水搬送経路中に、ミネラル成分を除去するためのイオン交換部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−255091号公報
しかしながら、従来の静電霧化装置においては、吸水体(ミスト放出ピン)から水溶液を霧化(ミスト放出)させるには、水タンクから吸水体への水溶液の供給が常に必要であり、供給が途絶えると吸水体からのミスト放出が行なわれなくなるという問題があり、メンテナンスの煩わしさがあった。さらに、ミスト放出ピンが乾燥すると、水溶液中に含まれるミネラル成分などが蓄積してミスト放出ピン内に目詰まりし、再使用後の毛細管現象による水の搬送を阻害し、ミスト放出ピンが阻害されるという問題もあった。
そこで、本発明は、外部から水溶液を供給することなく多量のミストを放出可能なミスト放出ピン及び静電霧化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のミスト放出ピンは、ミストを外部に放出するミスト放出ピンであって、多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面に凹凸部を形成したものである。
また、上記凹凸部を、複数本の環状凹溝によって形成したものである。
または、上記凹凸部を、螺旋溝によって形成したものである。
または、上記凹凸部を、ピン軸心に沿った複数本の縦溝によって形成したものである。
また、導電性成分を有するものである。
また、上記潮解性成分が、ポリリン酸塩、リン酸カリウム、クエン酸、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸から選ばれる1つ又は2つ以上から成る。
また、本発明の静電霧化装置は、ミストを外部に放出するミスト放出ピンと、該ミスト放出ピンに負電圧を印加する電源と、を備えた静電霧化装置であって、上記ミスト放出ピンは、多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面に凹凸部を形成したものである。
本発明によれば、ミスト放出ピンが潮解性成分を有することで、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要になり、空気中の水分を吸収してこれをミスト放出ピンからミストとして放出できる。つまり、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要となるため、水溶液中に含まれるミネラル成分などがミスト放出ピン内に蓄積され目詰まりすることなく、長期間にわたってメンテナンスをすることなく安定的にミストを放出することができる。ミスト放出量が多く、除菌効果が向上するため、エアコン、冷蔵庫、ランドリー、ヘアドライヤー、扇風機、空気清浄機、加湿器、美顔器等の装置に適用でき、産業上の利用可能性は非常に高い。また、ミスト放出ピン自身が空気から水分を自給するため、高価で電気配線の必要なペルチェ素子や、供水が必要な貯水タンクが不要になり、静電霧化装置の製造が容易になると共に小型・軽量化に貢献できる。また、電気や水道水を使用せずに保水でき経済的である。表面積を広くでき、吸水性及び放出性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態を示す側面図である。 図3のA−A断面図である。 ミスト放出ピンの頂部の一例を示す側面図である。 ミスト放出量測定装置を示す概略説明図である。 液ダレについての評価方法を示す概略図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係るミスト放出ピンは、静電霧化装置においてミストを外部に放出する部材であり、下記に説明する多孔質体や繊維成型体の構造からなっている。
ミスト放出ピンに保持された水溶液(水分)や、機能性成分を有する水溶液(本明細書において両者を合わせて水溶液という)を、ミストとして外部に放出する役割を果たす。
図1乃至図に示すように、ミスト放出ピンは、棒状に形成され、外表面1に、凹凸部10を形成している。凹凸部10は、ピン軸心Lのラジアル内方に窪んだ凹部11,12,13と、ラジアル外方へ突出した凸部21,22,23と、を有している。
図1に示す第1の実施形態は、細い円柱状に形成され、先端部18の外表面(外周面)1に、ピン軸心L廻りの複数本の環状凹溝11によって凹凸部10を形成している。
つまり、ピン軸心L方向に所定間隔毎に形成される環状凹溝11によって凹部を形成し、環状凹溝11と環状凹溝11の間を環状凸部21(凸部)としている。
図2に示す第2の実施形態は、細い円柱状に形成され、先端部18の外表面(外周面)1に、ピン軸心L廻りの螺旋溝12によって雄ネジ状の凹凸部10を形成している。
つまり、所定ピッチで形成される螺旋溝12によってねじ溝状の凹部を形成すると共に螺旋凸部22(ねじ山状の凸部)を形成している。
図3及び図4に示す第3の実施形態は、細い円柱状に形成され、基端部から頂部19近傍の外表面(外周面)1に、ピン軸心L沿った複数本の縦溝13によってスプライン状の凹凸部10を形成している。
図4に示すように、ピン軸心L廻りに等間隔に配設された縦溝13によって凹部を形成し、縦溝13と縦溝13の間を縦山部23(凸部)としている。横断面形状を、星型(花型)乃至歯車型に形成している。
なお、縦溝13をピン軸心L廻りに不等間隔に形成しても良い。縦溝13の数は、3本以上20本以下とすると製作が容易で好ましい。
なお、図示の実施形態に限らず、外表面1に凹凸部10を有していれば、先端部18の頂部19の形状は、図1乃至図に示したように、適度な丸みを帯びた曲面形状(丸山型や砲弾型等)に限らず、図5に示すように片刃状(斜め切り落とし状)等とするも自由である。
また、凹凸部10において、ラジアル外方へ突出する凸部21,22,23の側面視の先端形状は、丸山型や、鋭角山型、円錐台状山型(頂部が平坦な山型)等自由である。
また、図1及び図2に於て、凹凸部10を、基端部から先端部18まで全体に渡って形成しても良い。また、図3に於て、中間部及び基端部の縦溝13を省略するも良い。
また、凹凸部10は、切削加工で形成するのが好ましい。また、成形型(金型)によって成形するも良い。
また、先端部18の頂部19及び凹凸部10を除いたストレート状非凹凸部の外径寸法を基準径寸法Dと呼ぶと、図示の実施形態は、基準径寸法Dより小さい溝底径寸法を有する凹部(環状凹溝11、螺旋溝12、縦溝13)と、基準径寸法Dと同じ外径寸法の凸部(環状凸部21、螺旋凸部22、縦山部23)と、によって凹凸部10を形成している。
図示省略するが、基準径寸法Dより大きな外径寸法の凸部と、基準径寸法Dと同じ溝底径寸法を有する凹部と、によって凹凸部10を形成しても良い。
なお、横断面形状が円形でない場合は、頂部19と非凹凸部を除く基準部位の横断面積から、同等面積の円形を想定し、その想定円形の直径を、径寸法と呼ぶ。言い換えると、本発明に於て、径寸法とは、横断面積と同等の面積を有する円形の直径寸法である。
ミスト放出ピンは、円柱状の棒状体として形成したものを図示したが、形状はこれに限定されるものではなく、楕円柱形状、角柱形状、円錐形状、等自由である。
また、頂部19は、平面状や鋭利に尖った形状よりも丸みを帯びた曲面形状(丸山型や砲弾型)であるのが好ましい。平面状や鋭利に尖った形状であると、先端部まで電流が行き渡らず、水溶液を十分に保持できない場合がある。頂部19は適度な丸みを有する形状が好ましい。
次に、上記の多孔質体とは、内部に無数の微小な空孔をもつ材料のことを指し、該多孔質体は独立した微細泡の集合体であるよりも、無数の微細孔が連続しているものを使用する方が、多量の水溶液を保水する上で好ましい。
例えば、セラミック粒子や金属粒子を棒状体として焼結させた多孔体や、ウレタン樹脂やスチレン樹脂等の発泡体を棒状体として形成したものが挙げられる。
次に、上記の繊維成型体とは、多数の繊維状物を収束して自己融着もしくは接着剤等により部分的もしくは全体的に接着して一体化し、その網目状空隙を水溶液の流路として形成される材料のことを指す。
例えば、セラミックス繊維(セラミックスファイバー、ガラス繊維等)、有機繊維(ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ナイロン繊維等)、金属繊維(ステンレス繊維、銅繊維、チタン繊維等)又は、これらを混合したものを棒状体として形成したものが挙げられる。
セラミックとしては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、ジルコニアのような単一酸化物、または、ムライト、ゼオライト、ベントナイト、セオライト、アタパルジャイト、シリマナイト、カオリン、セリサイト、珪藻土、長石、蛙目粘土、珪酸塩化合物(パーライト、バミキュライト、セリサイト等)等のいずれか、又は、前記のものの少なくともひとつを含む組合せからなるものが挙げられるが、これに限定されるものではない。
金属として、ステンレス、銅、チタン、スズ、プラチナ、金、銀等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
合成樹脂材料とは、ポリエステル、ナイロンやレーヨン、ウレタン(ポリウレタンを含む)、アクリル、ポリプロピレン等が挙げられるが、これに限定されるものではない。天然樹脂材料としては、パルプ繊維、綿、ウール繊維、麻繊維等が挙げられるがこれに限定されるものではない。
さらに、繊維成型体は中空繊維を複数本、集束固定化して形成してもよい。
中空繊維とは、内部に空洞を有するストロー状の繊維をいい、極細管、キャピラリー、中空糸等と同義に使用される。
中空繊維の外径は、0.2mm以下、好ましくは0.1mm以下であり、内径は10μm以上50μm以下が好ましい。
中空繊維に使用する原材料は、中空繊維に加工可能なものであれば、有機材料、無機材料のいずれでも良く、例えば、ナイロン6(登録商標)、ナイロン66(登録商標)、芳香族ポリアミド等のポリアミド系の各種繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリカーボネート等のポリエステル系の各種繊維、ポリアクリロニトリル等のアクリル系の各種繊維、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系の各種繊維、ポリメタクリル酸メチル等のポリメタクリレート系の各種繊維、ポリビニルアルコール系の各種繊維、ポリ塩化ビニリデン系の各種繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリウレタン系の各種繊維、フェノール系繊維、ポリフッ化ビニリデンやポリテトラフルオロエチレン等からなるフッ素系繊維、カーボンナノチューブ等の炭素系繊維等の材料が挙げられる。
また、多孔質体又は繊維成型体の材質及び構造により水溶液の保持特性(保水性)が異なるが、いずれの材質においても、その水溶液保持率は、30〜100%程度が適しているが、特に、材質別にみれば、セラミック材料では、30〜80%が好ましく、金属材料では10〜60%が好ましく、合成樹脂材料及び天然樹脂材料では、70〜110%が好ましい。
なお、水溶液保持率とは、飽水状態の多孔質体又は繊維成型体に含まれている全水溶液量の、絶対乾燥状態の多孔質体又は繊維成型体質量に対する百分率のことを指す。
また、ミスト放出ピンは、多孔質体や繊維成型体に潮解性成分を含有させている。
含有させる潮解性成分としては、ポリリン酸塩、リン酸カリウム、クエン酸(C)、水酸化ナトリウム(NaOH)、炭酸カリウム(KCO)、塩化マグネシウム(MgCl)、塩化カルシウム(CaCl)、リン酸(HPO)、リン酸塩などが挙げられる。
ポリリン酸塩としては、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウム、ポリリン酸マグネシウムが好適に選択される。
リン酸塩としては、リン酸カリウムが好適に選択される。
これらの成分は、潮解性を有することから、雰囲気中(空気中)の水分を吸収してミスト放出ピン内に水溶液として保持する役割をする。これらの潮解性成分を1つ又は2つ以上を組み合わせて含有させている。
潮解性成分を含有させる方法としては、潮解性成分の水溶液を用意し、負圧雰囲気下で、この中に多孔質体又は繊維成型体を、1〜12時間程度浸漬する。その後、50〜60℃で、1〜12時間真空乾燥し、水分を飛ばす。乾燥後は、ピンの全質量に対して、0.5〜8%程度の潮解性成分を含浸させたミスト放出ピンとなる。潮解性成分は、食品添加物として利用されているものを選定するのが好ましい。また、強い腐蝕性がなく、安定した成分を選定するのが好ましい。また、(水よりも)分子量の高い(大きい)成分を選定するのが好ましい。
また、導電性を付与するため、導電性成分を含有させるも好ましい。
導電性成分としては、金属、金属酸化物、金属微粉末又は炭素等の導電性物質の分散物、導電性ポリマー、金属繊維及び炭素繊維等の導電性物質、導電性グラファイト配合材等が挙げられる。
導電性グラファイト配合材とは、導電性グラファイトを含む導電性材料のことを指す。導電性材料としては、導電性グラファイトの他に、ポリアニリン、ポリアセチレン等の導電性材料を用いてもよい。
また、ミストとして放出する水溶液としては、ビタミンC(L−アスコルビン酸)、ビタミンCエステル(L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸ナトリウム、リン酸アスコルビンマグネシウム等)、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンD、ビタミンDα−リ酸、アミノ酸、茶(茶花)抽出物(カテキン、タンニン、サポニン、テアニン、カフェイン等)、ヒアルロン酸、コラーゲン、アロマ精油(ラベンダー、ローズマリー、レモングラス、ティートリー、セージ、クローブ、オレンジ、グレープフルーツ、シナモン、ジャスミン等)、コーヒー豆、茶(茶花)、ワサビ、ヒノキチオール、キチン、キトサン、プロポリス等のような有機系可溶性成分を有する水溶液が挙げられる。また、無機系可溶性成分を有する水溶液が挙げられる。
無機物(無機系可溶性成分)としては、銀または食塩が挙げられる。また、白金ナノ粒子、パラジウムナノ粒子等も挙げられる(白金ナノ粒子、パラジウムナノ粒子等のナノコロイド溶液を使用)。
つまり、ミスト放出ピンには、上記の有機系可溶性成分や上記の無機系可溶性成分から選ばれる1つ又は2つ以上の(不揮発性)機能性成分が予め(ミスト放出ピン製作の際に)含有されている。「機能性」とは、生活環境を快適に改善できる性質、健康状態や心理状態の改善に貢献できる性質をいい、消臭性(脱臭、分解等)、抗微生物性(抗菌性、殺菌性、静菌性、抗カビ性、抗ウイルス性等)、リラクゼイション性(アロマテラピー性)、保湿性、抗酸化性、有害小生物忌避性、静電気抑制性、防塵性などのうち、少なくとも1種類の性質を有することを意味する。機能性成分は、言い換えると、ビタミン類、ビタミン誘導体、カテキン、ヒアルロン酸、アミノ酸、コラーゲン等の成分である。
ミスト放出ピンは、空気中から吸収した水分に、これらの機能性成分を溶解させて、機能性成分を有する水溶液として保持(保水)し、これらの機能性成分を含有させた水溶液を、ミストとして外部に放出する。
また、本発明の静電霧化装置は、上述のミスト放出ピンに電圧を印加することで、ミスト放出ピンの先端部18から水溶液を霧化させ、ミストとして放出させるものである。
ミスト放出ピンからのミスト放出を促進するため、ミスト放出ピンに直流電圧を印加する。
ミスト放出ピンに直流電圧を印加する電源としては、例えば、3kV〜10kV程度のDCマイナス電圧を発生させるものが好適に挙げられ、その負極を導線を介してミスト放出ピンの基端部に接続し、ミスト放出ピンを負に帯電させている。また、正の対極を省略している。
負極をミスト放出ピンに接続することにより、電流は最も放電し易い場所を求めて流れ、通常、先端が尖っている場所や導電体など通電性に優れた場所に集まる性質を利用して、ミスト放出ピンへと集まることになる。
ミスト放出ピンは、潮解性成分が雰囲気中の水分を吸収して保水している状態となっている(保水状態)。そして、ミスト放出ピンに負電圧を印加することによって、保水状態に保たれたミスト放出ピンの先端部18から、自然放電現象により、マイナス電荷を保持したミストを外部へ大量に放出させることができる。
次に、本発明のミスト放出ピンの保水性及び放出性について、実施例と参考例の試験結果を用いて説明する。
図1の形状で、基準径寸法D(非凹凸部の外表面1の直径)が6mmのものを実施例1とし、図1の形状で、基準径寸法Dが8mmのものを実施例2とした。
また、図1の形状から凹凸部10を省略した形状で、基準径寸法Dが4.5mmのもの(ストレートピン)を参考例1とし、図1の形状から凹凸部10を省略した形状で、基準径寸法Dが6mmのもの(ストレートピン)を参考例2とした。なお、頂部19の形状、及び全長は、実施例1,2と参考例1,2は同じである。
保水量及びミスト放出量について、参考例1の結果を下記表1に、参考例2の結果を下記表2に、実施例1の結果を下記表3に、実施例2の結果を下記表4に示す。
Figure 0005531074
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保水性(保水量)試験は、先ず、各ミスト放出ピン(実施例と参考例)を45℃の真空乾燥機内で8時間以上乾燥処理し、試験前に保水している水分(水溶液)を完全にゼロとした。このミスト放出ピンを乾燥ピンと呼ぶ。そして、各乾燥ピンの重量を測定した。測定結果を乾燥重量と呼ぶ。
また、各乾燥ピンを設置する評価雰囲気を、条件(a)〜(f)の6段階とした。条件(a)は、温度20℃、湿度90%RHとした。条件(b)は、温度20℃、湿度55%RHとした。条件(c)は、温度20℃、湿度50%RHとした。条件(d)は、温度20℃、湿度45%RHとした。条件(e)は、温度20℃、湿度40%RHとした。条件(f)は、温度20℃、湿度35%RHとした。
また、表1〜4のミスト放出量(ppm)は、純水1mg中にアスコルビン酸が溶出しているμg濃度を示す。
そして、各乾燥ピンを、上記条件毎の評価雰囲気中で、3時間設置(保持)したもの、10時間設置(保持)したもの、24時間設置(保持)したもの、を作成した。この作成したものを評価ピンと呼ぶ。その後、各評価ピンの重量を測定した。測定結果を保水後重量と呼ぶ。そして、保水後重量から乾燥重量を引いた値を保水量とした。
放出性試験(ミスト放出量測定装置)は、図6に示すように、ミスト放出ピンの前方にに、ミスト捕集用漏斗32をかざした状態にして、恒温槽33内に配置し、ミスト捕集用漏斗32の先をバブリング容器34と接続し、真空ポンプ35にて、ミスト放出ピンから放出されたミストを吸引捕集した。
上述の条件(a)〜(f)で作成した評価ピンについて、ミスト放出量を測定した。
なお、ミスト放出量の測定は、潮解性成分中にビタミンを付与し、ミスト放出ピンから放出されるミスト放出量を、DPPHラジカル(1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル)消去法によるビタミン定量試験法にて測定した。
ここで、DPPHラジカル消去法について説明する。
抗酸化試験に用いた装置は、分光光度計装置(日立製作所製U−3010)である。
先ず、DPPH(和光純製薬、1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル)0.125mmol/Lエタノール溶液を調する。バブリング液3mlにDPPHエタノール溶液1mlを加え十分攪拌する。サンプルに抗酸化性があれば、DPPHエタノール溶液のラジカルが減少し、DPPHエタノール溶液の色が紫から黄色に変色する。そのときのピークをDPPHエタノール溶液のピークから引いた値が、抗酸化力を示す値となる。
このようなラジカルの還元力の強さを指示薬の呈色変化で調べる方法がDPPHラジアカル消去法である。
その微妙な呈色変化を分光光度計で読み取り、既知濃度のアスコルビン酸を測定して得られた検量線を用いてアスコルビン酸濃度として換算し、測定結果として得られる。
上記表1〜4で明らかなように、雰囲気の条件が同じであれば(条件(f)を除く)、参考例1(表1)、参考例2(表2)、実施例1(表3)、実施例2(表4)と、順次表面積が大きく(広く)なるにつれて、保水量及びミスト放出量も多くなる。
また、参考例2と、実施例1と、の違いは、凹凸部10の有無のみであるが、実施例1の方が、保水量及びミスト放出量が多いことが明らかとなった。つまり、凹凸部10が形成されることで、表面積が多くなり、空気との接触面積が増えて、空気中の水分を吸収しやすく、保水性を向上させている。また、ラジアル外方へ突出する凸部21,22,23によって、自然放電現象が発生しやすくなり、放出量を向上させている。
また、上記表1〜4で明らかなように、条件(a)の雰囲気中に設置した場合に最も保水量が多いことが分かる。また、条件(f)の場合は、24時間経過しても保水量はゼロであり、潮解性成分を含んでいても雰囲気中の水分を吸収することができなかったことが分かる。
また、条件(a)にて作成した評価ピンは、いずれの時間でも最もミスト放出量が多いことが分かる。また、条件(f)は24時間経過しても保水量はゼロであったために、放出するミストもゼロであった。
次に、液ダレ試験を行なった。
高湿雰囲気に長時間保持すると、ミスト放出ピン中の潮解性成分が雰囲気中の湿気を際限なく吸収して、ミスト放出ピンから液ダレ(ミスト放出ピンから水分が溢れ出ること)が発生するおそれはないかについて液ダレの有無を確認した。
図7に示すように、シャーレ38にピン固定具39を配置し、ミスト放出ピンを固定した。また、ミスト放出ピンは液ダレしやすいように、斜め上方に向けて固した。
液ダレ試験は、45℃、95%RH(室内温度=45℃、室内湿=95%、ほぼ飽和状態)の雰囲気に、24時間以上放置して飽和させた際のミスト放出ピンに吸収される水分の垂れ(液ダレ)の有無を目視で確認した。その結果、開始から72時間までで、実施例1,2及び参考例1,2について、液ダレが発生しないことが確認できた。
また、実施例Aとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、30%濃度のポリリン酸カリウム溶液に負圧下で8時間浸漬して、その後、50℃で5時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、0.5%のポリリン酸カリウム(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Bとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、60%濃度のポリリン酸カリウム溶液に負圧下で12時間浸漬して、その後、60℃で12時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、8%のポリリン酸カリウム(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Cとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、30%濃度のリン酸カリウム溶液に負圧下で12時間浸漬して、その後、60℃で1時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、3%のリン酸カリウム(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Dとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、60%濃度のリン酸カリウム溶液に負圧下で12時間浸漬して、その後、60℃で10時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、7%のリン酸カリウム(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Eとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、10%濃度のクエン酸溶液に負圧下で12時間浸漬して、その後、60℃で12時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、1%のクエン酸(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Fとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、50%濃度のクエン酸溶液に負圧下で8時間浸漬して、その後、60℃で12時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、8%のクエン酸(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Gとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、40%濃度の塩化カルシウム溶液に負圧下で8時間浸漬して、その後、60℃で12時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、8%の塩化カルシウム(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
また、実施例Hとして、多孔質体と繊維成体を真空乾燥し水分をゼロにしたものを、40%濃度のリン酸溶液に負圧下で8時間浸漬して、その後、60℃で12時間真空乾燥させて、ピンの全質量に対して、8%のリン酸(潮解性成分)を含有したミスト放出ピンを作成した。保水量及びミスト放出量を(6kVの負電圧を印加して)測定した。十分な保水性及び放出性を有していた。
以上のように、本発明のミスト放出ピンは、ミストを外部に放出するミスト放出ピンであって、多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面1に凹凸部10を形成したので、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要になり、空気中の水分を吸収してこれをミスト放出ピンからミストとして放出できる。つまり、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要となるため、水溶液中に含まれるミネラル成分などがミスト放出ピン内に目詰まりすることなく、長期間にわたってメンテナンスをすることなく安定的にミストを放出することができる。ミスト放出量が多く、除菌効果が向上するため、エアコン、冷蔵庫、ランドリー、ヘアドライヤー、扇風機、空気清浄機、加湿器、美顔器等の装置に適用でき、産業上の利用可能性は非常に高い。また、ミスト放出ピン自身が空気から水分を自給(自己保水)するため、高価で電気配線の必要なペルチェ素子や、供水が必要な貯水タンクが不要になり、静電霧化装置の製造が容易になると共に小型・軽量化に貢献できる。また、電気や水道水を使用せずに保水でき経済的である。表面積を広くでき、吸水性及び放出性を向上させることができる。
また、凹凸部10を、複数本の環状凹溝11によって形成したので、表面積を増加させ、外方へ突出する凸部を形成し、保水性及びミスト放出性を向上できる。製作が容易かつ迅速でき、大量生産に好適である。
また、凹凸部10を、螺旋溝12によって形成したので、表面積増加させ、外方へ突出する凸部を形成し、保水性及びミスト放出性を向上できる。製作が容易かつ迅速でき、大量生産に好適である。
また、凹凸部10を、ピン軸心Lに沿った複数本の縦溝13によって形成したので、表面積を増加させ、外方へ突出する凸部を形成し、保水性及びミスト放出性を向上できる。製作が容易かつ迅速でき、大量生産に好適である。
また、導電性成分を有するので、通電性が向上し、自然放電現象が安定的して行なわれ、ミストを確実に放出できる。
また、潮解性成分が、ポリリン酸塩、リン酸カリウム、クエン酸、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸から選ばれる1つ又は2つ以上から成るので、容易に多孔質体や繊維成型体に含有できると共に、安全で安定したミストを放出できる。少ない量で長期間にわたって十分な潮解性(水分自給効果)を得ることができる。
また、ミストを外部に放出するミスト放出ピンと、ミスト放出ピンに負電圧を印加する電源と、を備えた静電霧化装置であって、ミスト放出ピンは、多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面1に凹凸部10を形成したので、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要になり、空気中の水分を吸収してこれをミスト放出ピンからミストとして放出できる。つまり、ミスト放出ピンへの水溶液の供給が不要となるため、長期間にわたってメンテナンスをすることなく安定的にミストを放出可能な装置を得ることができる。ミスト放出量が多く、除菌効果が向上するため、エアコン、冷蔵庫、ランドリー、ヘアドライヤー、扇風機、空気清浄機、加湿器、美顔器等の装置に適用できる。また、高価で電気配線の必要なペルチェ素子や、供水が必要な貯水タンクが不要になり、静電霧化装置の製造が容易になると共に小型・軽量化に貢献できる。また、電気や水道水を使用せずに保水でき経済的な装置が得られる。
1 外表面
10 凹凸部
11 環状凹溝
12 螺旋溝
13 縦溝
L ピン軸心

Claims (7)

  1. ミストを外部に放出するミスト放出ピンであって、
    多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面(1)に凹凸部(10)を形成したことを特徴とするミスト放出ピン。
  2. 上記凹凸部(10)を、複数本の環状凹溝(11)によって形成した請求項1記載のミスト放出ピン。
  3. 上記凹凸部(10)を、螺旋溝(12)によって形成した請求項1記載のミスト放出ピン。
  4. 上記凹凸部(10)を、ピン軸心(L)に沿った複数本の縦溝(13)によって形成した請求項1記載のミスト放出ピン。
  5. 導電性成分を有する請求項1,2,3又は4記載のミスト放出ピン。
  6. 上記潮解性成分が、ポリリン酸塩、リン酸カリウム、クエン酸、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、リン酸から選ばれる1つ又は2つ以上から成る請求項1,2,3,4又は5記載のミスト放出ピン。
  7. ミストを外部に放出するミスト放出ピンと、該ミスト放出ピンに負電圧を印加する電源と、を備えた静電霧化装置であって、
    上記ミスト放出ピンは、多孔質体又は繊維成型体から成り、かつ、潮解性成分を含有し、外表面(1)に凹凸部(10)を形成したことを特徴とする静電霧化装置。























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