JP5527244B2 - 車載システム - Google Patents

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Description

本発明は、運転席方向及び助手席方向に向けて異なる表示画面を同時に表示可能な所謂デュアルビュー表示可能な表示機を有する車載システムに関する。
近年、運転席方向及び助手席方向に向けて異なる表示画面を同時に表示可能な所謂デュアルビュー表示可能な表示機が実現されつつある。又、携帯機器が広く普及していることに伴い、携帯機器が車内に持ち込まれる状況が数多くある。そして、携帯機器が車内に持ち込まれた状況で、携帯機器と車載機とが例えば近距離無線通信を行い、携帯機器に保存されているデータが車載機に転送されることにより、乗員が携帯機器を操作する代わりに車載機を操作することで携帯機器に保存されているデータを利用したアプリケーションを車載機にて実現することが考えられている。
このような構成では、乗員は例えば乗車する前に予め目的地データを携帯機器に保存しておき、乗車したときに当該目的地データを車載機に転送することで、その目的地データを車載機のナビゲーション機能での目的地データとして経路案内させたり、乗車する前に予め音楽データを携帯機器に保存しておき、乗車したときに当該音楽データを車載機に転送することで、その音楽データを車載スピーカから音声出力させたりすることができる。
ところで、特定の乗員(例えば運転者)が携帯している携帯機器に保存されているデータのみが車載機に転送されるのではなく、全ての乗員が携帯している携帯機器に保存されているデータが車載機に転送されれば、全ての乗員が携帯している携帯機器に保存されているデータを共有することができ、利便性が格段に向上すると考えられる。その際、上記したデュアルビュー表示可能な表示機を有する車載システムでは、複数の携帯機器から転送されたデータをどのように表示させるかが課題となり、データを扱う乗員(操作者)をどのように特定するかが課題となる。操作者を特定する技術としては例えば特許文献1に開示されているものがある。
特開2007−112283号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、音声認識、指紋認識又は虹彩認識等の技術を適用して操作者を特定しているので、操作者を正確に特定することが困難であるという問題がある。操作者を特定する別の方法としては、手指を撮影し、その撮影した画像を解析する方法等が考えられるが、これでは高度な画像処理が必要になるという新たな問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車内に持ち込まれた携帯機器から転送されたデータを乗員が適切に扱えることができ、しかも、携帯機器から転送されたデータを扱う乗員を適切に特定することができる車載システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、表示手段は、車内にあって少なくとも運転席に着座した運転者と助手席に着座した助手席者との双方が表示画面を同時に目視可能な位置に設けられ、運転席方向及び助手席方向に向けて異なる表示画面を同時に表示可能であり、データ保存手段は、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータを保存可能である。制御手段は、車両が走行状態であると、データ保存手段に保存されているデータを表示手段にて運転席方向に向けて表示させることなく助手席方向に向けて表示させ、その表示されているデータに対する乗員による操作を操作受付手段にて受付けると、その操作した乗員の位置を人体通信手段により特定することで当該操作した乗員を特定する。
これにより、車両が走行状態であると、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータを運転席方向に向けて表示させないことで、運転者を運転に集中させることができ、その一方で、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータを助手席方向に向けて表示させることで、運転者以外の乗員(例えば助手席者)に対してデータを扱うことを許可することができ、車内に持ち込まれた携帯機器から転送されたデータを乗員が適切に扱えることができる。又、データに対する乗員による操作を操作受付手段にて受付けると、その操作した乗員の位置を人体通信手段により特定することで、音声認識、指紋認識又は虹彩認識等の技術を適用することなく、更に高度な画像処理を必要とすることなく、携帯機器から転送されたデータを扱う乗員を適切に特定することができる。
請求項2に記載した発明によれば、制御手段は、車両が非走行状態であると、データ保存手段に保存されているデータを表示手段にて運転席方向及び助手席方向に向けて表示させ、その表示されているデータに対する乗員による操作を操作受付手段にて受付けると、その操作した乗員の位置を人体通信手段により特定することで当該操作した乗員を特定する。
これにより、車両が非走行状態であると、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータを運転席方向及び助手席方向に向けて表示させることで、全ての乗員に対してデータを扱うことを許可することができ、車内に持ち込まれた携帯機器から転送されたデータを乗員が適切に扱えることができる。
請求項3に記載した発明によれば、制御手段は、データ保存手段に保存されているデータを、当該データを転送した携帯機器を携帯する乗員の位置と対応付けて表示手段にて表示させる。これにより、何れの携帯機器から転送されたデータであるかを乗員に認識させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、制御手段は、データ保存手段に保存されているデータのうち運転者用のデータを表示手段にて運転席方向に向けて表示させる。これにより、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータのうち例えば目的データ等の運転者にとって必要度が高いデータを運転者に提供することができる。
請求項5に記載した発明によれば、制御手段は、データ保存手段に保存されているデータのうち運転者用のデータ以外のデータを表示手段にて助手席方向に向けて表示させる。
これにより、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータのうち例えば音楽データ等の運転者以外の乗員にとって必要度が高いデータを運転者以外の乗員に提供することができる。
請求項6に記載した発明によれば、判定手段は、車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータに対する表示可否情報を判定する。制御手段は、データを表示手段に表示可能であると共に、データに対する表示可否情報の転送元である携帯機器を携帯する乗員の位置を人体通信手段により特定し、データを表示手段に表示させる場合に、そのデータに対する表示可否情報が表示可であると判定手段により判定されると、そのデータと、その表示可否情報の転送元である携帯機器とを対応付けて表示手段にて表示させる。これにより、データと、そのデータを表示可と設定した携帯機器とを対応付けて表示することで、何れの乗員が携帯する携帯機器にて表示可に設定されたデータであるかを特定することができ、その表示するデータが何れの乗員と関係するデータであるかを特定することができる。
請求項7に記載した発明によれば、制御手段は、データを表示手段に表示させる場合に、そのデータに対する表示可否情報が表示否であると判定手段により判定されると、そのデータと、その表示可否情報の転送元である携帯機器とを対応付けることなく表示手段にて表示させる。これにより、データと、そのデータを表示否と設定した携帯機器とを対応付けることなく表示することで、その表示するデータが何れの乗員とも関係しないデータであることを特定することができる。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 車内における人体通信機及び着座センサの配置態様を示す図 携帯機器ID管理処理を示すシーケンス図 データ管理処理を示すシーケンス図 車載機が管理する携帯機器ID、座席ID、データを示す図 ファミリードライブモード画面を示す図 目的地データリスト画面を示す図 音楽データリスト画面を示す図 現在位置画面を示す図 音楽詳細画面を示す図 フローチャート(その1) フローチャート(その2) 本発明の第2の実施形態を示す機能ブロック図 携帯機器及び表示可否設定画面を示す図 図14相当図 図9相当図 図9相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1乃至図12を参照して説明する。図1は車載システムの全体構成を機能ブロック図により示している。尚、本実施形態では車載システムが運転席と助手席と2席の後部席との4座席を有する車両に搭載されており、乗員として乗車した4人の全てが携帯機器を携帯していることを前提として説明する。
車載システム1は、車両に搭載されている車載機2(本発明でいうデータ保存手段、制御手段)と、車内の各座席に配置されている人体通信機3(本発明でいう人体通信手段)とを備えて構成されている。車内の各座席には着座センサ4が配置されており、着座センサ4は、人が乗員として乗車して着座したことを検出すると、着座検出信号を人体通信機3に出力する。
人体通信機3は、人体が微弱な電流を流す性質を応用し、人体を通信媒体として用いてデータ通信を行うものであり、人体の体内電流の変化を利用する方式では、人体に無害な体脂肪計程度の電流を流すことで体内電流を変化させ、その体内電流の変化を判定して人体通信を行い、又、人体表面の電界の変化を利用する方式では、人体に電圧を印加して人体表面の電界を変化させ、その人体表面の電界の変化を判定して人体通信を行う。この場合、人体通信機3は乗員が携帯する携帯機器5との間で人体を介した人体通信を行う。
車載機2は、周知のマイクロコンピュータを主体として構成されており、乗員が車内に持ち込んだ携帯機器5との間で近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN等)を行う通信機6と、例えば液晶ディスプレイ装置からなる表示機7(本発明でいう表示手段)とを接続している。
表示機7は、運転席に着座した運転者と助手席に着座した助手席者との双方が表示画面を同時に目視可能な位置に設けられ、運転席方向に向けた表示画面を運転席画面として表示可能であると同時に助手席方向に向けた表示画面を助手席画面として表示可能な所謂デュアルビュー表示可能に構成されており、車載機2から表示指令信号を入力すると、その入力した表示指令信号に対応する表示画面を表示する。又、表示機7は乗員が操作可能な操作スイッチ8(本発明でいう操作受付手段)をタッチパネルとして形成し、乗員が操作スイッチ8を操作すると、その操作内容を示す操作検出信号を車載機2に出力する。上記した構成では、人体通信機3と着座センサ4とは有線接続されており、人体通信機3と車載機2とは有線接続されている。
図2は車内の各座席に人体通信機3と着座センサ4とが配置されている態様を示している。即ち、図1にて破線Pにて示す部分は座席毎に構成される。本実施形態では、運転席に人体通信機3a及び着座センサ4aが配置され、助手席に人体通信機3b及び着座センサ4bが配置され、運転席の後方である右側後部席に人体通信機3c及び着座センサ4cが配置され、助手席の後方である左側後部席に人体通信機3d及び着座センサ4dが配置されている。又、ユーザインタフェースとして機能する表示機7及び操作スイッチ8は車内に乗車した乗員が共有するものであり、通信機6は乗員が車内に持ち込んだ携帯機器5a〜5dとの間で1対複数の関係で近距離無線通信を可能である。
次に、上記した構成の作用について、図3乃至図12を参照して説明する。ここでは、
(1)車載機2が携帯機器IDを管理する携帯機器ID管理処理
(2)車載機2が携帯機器5から受信したデータを管理するデータ管理処理
を順次説明する。
(1)携帯機器ID管理処理
最初に、携帯機器ID管理処理について図3を参照して説明する。
着座センサ4は、人が乗員として乗車して着座したことを検出すると、着座検出信号を人体通信機3に出力する。人体通信機3は、着座センサ4から出力された着座検出信号を入力すると、探索信号を出力する。ここで、座席に着座した乗員が携帯機器5を携帯していなければ、人体通信機3から出力された探索信号が人体を通じて携帯機器5に入力されることはないが、座席に着座した乗員が携帯機器5を携帯していれば、人体通信機3から出力された探索信号が人体を通じて携帯機器5に入力される。携帯機器5は、人体通信機3から出力された探索信号を人体を通じて入力すると、予め記憶している機器を識別可能な携帯機器IDを出力する。
人体通信機3は、携帯機器5から出力された携帯機器IDを人体を通じて入力すると、その入力した携帯機器IDと自機が配置されている座席を識別可能な座席IDとを対応付けて車載機2に出力する。そして、車載機2は、人体通信機3から出力された携帯機器IDと座席IDとを入力すると、それら入力した携帯機器IDと座席IDとを対応付けて所定の記憶領域に保存する。尚、車載機2において、管理対象とする携帯機器5を予め登録しておき、人体通信機3から入力した携帯機器IDに対して認証し、認証結果が正(予め登録された正当な携帯機器5)であるときに携帯機器IDと座席IDとを対応付けて保存する一方で、認証結果が否(予め登録されていない不正な携帯機器5)であるときに携帯機器IDと座席IDとを対応付けて保存しないようにしても良い。
(2)データ管理処理
次に、データ管理処理について図4を参照して説明する。
車載機2は、上記した携帯機器ID管理処理を終了すると、データ要求信号を人体通信機3に出力する。人体通信機3は、車載機2から出力されたデータ要求信号を入力すると、その入力したデータ要求信号を出力する。ここで、座席に着座した乗員が携帯機器5を携帯していなければ、人体通信機3から出力されたデータ要求信号が人体を通じて携帯機器5に入力されることはないが、座席に着座した乗員が携帯機器5を携帯していれば、人体通信機3から出力されたデータ要求信号が人体を通じて携帯機器5に入力される。
携帯機器5は、人体通信機3から出力されたデータ要求信号を人体を通じて入力すると、通信機6との間で近距離無線通信回線を接続し、その時点で自機に保存しているデータを及び携帯機器IDを格納したデータ応答信号を近距離無線通信により通信機6に送信する。通信機6は、携帯機器5から送信されたデータ応答信号を近距離無線通信により受信すると、その受信したデータ応答信号から携帯機器ID及びデータを抽出し、その抽出した携帯機器ID及びデータを車載機2に出力する。車載機2は、通信機6から出力された携帯機器ID及びデータを入力すると、それら入力した携帯機器IDとデータとを対応付けて所定の記憶領域に保存する。尚、本実施形態では、携帯機器5から車載機2へのデータ応答信号の伝達経路として近距離無線通信を説明したが、携帯機器5から車載機2へのデータ応答信号の伝達経路として人体通信を採用しても良い。
車載機2は、上記した(1)携帯機器ID管理処理及び(2)データ管理処理を車内に持ち込まれた携帯機器の台数だけ行うことで、図5に示すように、車内に持ち込まれた携帯機器5の台数分に相当する携帯機器IDと座席IDとデータとを対応付けて保存する。図5では携帯機器5から車載機2に出力(転送)されたデータが目的地データ及び音楽データである場合を説明しているが、これら以外のデータ(例えば動画データ、写真データ、電話帳データ等)であっても良い。
次に、車載機2が行う処理について図6乃至図12を参照して説明する。尚、ここでは、車載機2において、メイン画面(図示せず)を表示機7にて表示させている状態で例えば乗員がメイン画面上に形成されているファミリードライブモード釦キー(図示せず)を操作したと判定すると、図6に示すファミリードライブモード画面11を表示機7にて表示可能であることを前提として説明する。ファミリードライブモードとは複数の乗員でデータを共有するモードである。
車載機2は、電源が投入されている状態では例えば車速センサ(図示せず)から入力した車速信号やアクセルセンサ(図示せず)から入力したアクセル開度信号等に基づいて車両が走行状態であるか否かを判定している。尚、走行状態とは運転者が車載機2(操作スイッチ8)を操作すると運転に支障を来たすと想定される状態であり、例えば渋滞等で車速が零ではないが限りなく零に近い状態は走行状態から除外する等しても良い。
ここで、車載機2は、車両が走行状態であると判定すると、ファミリードライブモード画面11を表示機7にて運転席方向に向けて表示させることなく助手席方向に向けて表示させる。即ち、車両が走行状態であるときには、運転者以外の乗員がファミリードライブモード画面11を目視可能となる。ファミリードライブモード画面11では、目的地釦キー11a、音楽釦キー11b、動画釦キー11c、静止画釦キー11d等がタッチパネルとして形成されており、運転者以外の乗員はこれらの釦キーを操作可能である。この場合、運転者以外の乗員が何れかの釦キーを操作すると、操作スイッチ8は、操作内容を示す操作検出信号を車載機2に出力し、人体通信機3は、乗員の手指が操作スイッチ8に触れたことに応じて人体に微弱電流が流れたことを検出すると、座席を識別可能な座席IDを車載機2に出力する。
車載機2は、操作スイッチ8から出力された操作検出信号を入力すると共に人体通信機から座席IDを入力すると、何れかの釦キーが操作されたと判定し、その入力した座席IDに基づいて何れかの釦キーを操作した乗員(操作者)が何れの座席に着座した乗員であるかを判定する。即ち、車載機2は、人体通信機3から入力した座席IDが助手席を示す座席ID(座席IDの出力元が人体通信機3b)であれば、操作者が助手席者であると判定する。そして、車載機2は、これ以降、その操作者が行った操作に応じた処理を行う。即ち、運転者でない乗員がファミリードライブモード画面11にて目的地釦キー11aを操作すると、ファミリードライブモード画面11から図7に示す目的地データをリスト表示する目的地データリスト画面12に移行させ、又、運転者でない乗員がファミリードライブモード画面11にて音楽釦キー11bを操作すると、ファミリードライブモード画面11から図8に示す音楽データをリスト表示する音楽データリスト画面13に移行させる。
目的地データリスト画面12では目的地データと当該目的地データの転送元である携帯機器5を携帯している乗員が着座した座席とが対応付けられた複数(図7では5個)の目的地データ釦キー12a〜12eがタッチパネルとして形成されており、乗員は何れかの釦キーを操作可能となっている。この場合、運転者でない乗員が何れかの釦キーを操作すると、図9に示す車両の現在位置(図9にて「S」にて示す)と運転者でない乗員が選択した目的地(図9では「G3(goal3)」)との位置関係を示す現在位置画面14を表示させる。現在位置画面14では案内開始釦キー14aがタッチパネルとして形成されており、乗員は案内開始釦キー14aを操作することで、車載機2のナビゲーション機能にて現在位置から目的地までの経路案内を行うことができる。このようにして車内に持ち込まれた携帯機器5に保存されている目的地データを共用することができ、目的地を設定することができる。
音楽データリスト画面13では音楽データと当該音楽データの転送元である携帯機器5を携帯している乗員が着座した座席と対応付けられた複数(図8では5個)の音楽データ釦キー13a〜13eがタッチパネルとして形成されており、乗員は何れかの釦キーを操作可能となっている。この場合、運転者でない乗員が何れかの釦キーを操作すると、図10に示すように音楽データ(図10ではmusic2)の詳細(作詞者、作曲者、編曲者及び再生時間等)を示す音楽詳細画面15を表示させる。音楽詳細画面15では再生開始釦キー15aがタッチパネルとして形成されており、乗員は再生開始釦キー15aを操作することで、車載機2のオーディオ機能にて音楽の再生を行うことができる。このようにして車内に持ち込まれた携帯機器5に保存されている音楽データを共用することができ、音楽を聞くことができる。
一方、車載機2は、車両が非走行状態であると判定すると、ファミリードライブモード画面11を表示機7にて運転席方向及び助手席方向に向けて表示させる。即ち、車両が非走行状態であるときには、運転者を含む全ての乗員がファミリードライブモード画面11を目視可能となり、これ以降、目的地データや音楽データを共用することができる。
以上に説明したように、車載機2において、車両が走行状態である場合には、ファミリードライブモード画面11を表示機7にて運転席方向に向けて表示させることなく助手席方向に向けて表示させることにより、車内に乗車した全ての乗員の携帯機器5から転送されたデータに対する操作を運転者以外の乗員に対して許可し、一方、車両が非走行状態である場合には、ファミリードライブモード画面11を表示機7にて運転席方向及び助手席方向に向けて表示させることにより、車内に乗車した全ての乗員の携帯機器5から転送されたデータに対する操作を運転者を含む全ての乗員に対して許可する。
尚、以上は、車載機2において、ファミリードライブモード画面11を表示機7にて表示させる場合を説明したが、運転者の携帯機器5aから転送されたデータの種別及び助手席者の携帯機器5bから転送されたデータの種別に応じて運転席方向に向けて表示させる運転席画面と助手席方向に向けて表示させる助手席画面とを決定するようにしても良い。
この場合、車載機2は、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送されたと判定し(ステップS1にて「YES」)、助手席者の携帯機器5bから目的地データが転送されたと判定すると(ステップS2にて「YES」)、即ち、運転者の携帯機器5aと助手席者の携帯機器5bとの双方から目的地データが転送されたと判定すると、運転席画面と助手席画面との双方をナビゲーション画面として表示させる(ステップS3)。
又、車載機2は、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送されたと判定し(ステップS1にて「YES」)、助手席者の携帯機器5bから目的地データが転送されなかったと判定したが(ステップS2にて「NO」)、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると(ステップS4にて「YES」)、即ち、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送され且つ助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると、運転席画面をナビゲーション画面として表示させ且つ助手席画面を助手席者の携帯機器5bのアプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS5)。
又、車載機2は、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると(ステップS4にて「NO」)、即ち、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送されたが助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると、運転席画面をナビゲーション画面として表示させ且つ助手席画面を内蔵(自機が保有している)アプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS6)。
一方、車載機2は、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送されなかったと判定したが(ステップS1にて「NO」)、助手席者の携帯機器5bから目的地データが転送されたと判定すると(ステップS7にて「YES」)、即ち、運転者の携帯機器5aから目的地データが転送されなかったが助手席者の携帯機器5bから目的地データが転送されたと判定すると、この場合も、運転席画面と助手席画面との双方をナビゲーション画面として表示させる(ステップS8)。
又、車載機2は、助手席者の携帯機器5bから目的地データが転送されなかったと判定したが(ステップS7にて「NO」)、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送されたと判定し(ステップS9にて「YES」)、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると(ステップS10にて「YES」)、即ち、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送され且つ助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると、運転席画面を運転者の携帯機器5aのアプリケーションによるオーディオ画面として表示させ且つ助手席画面を助手席者の携帯機器5bのアプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS11)。
又、車載機2は、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると(ステップS10にて「NO」)、即ち、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送されたが助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると、運転席画面と助手席画面との双方を運転者の携帯機器5aのアプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS12)。
又、車載機2は、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送されなかったと判定したが(ステップS9にて「NO」)、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると(ステップS13にて「YES」)、即ち、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送されなかったが助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されたと判定すると、運転席画面と助手席画面との双方を助手席者の携帯機器5bのアプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS14)。
更に、車載機2は、助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると(ステップS13にて「NO」)、即ち、運転者の携帯機器5aから音楽データが転送されなく且つ助手席者の携帯機器5bから音楽データが転送されなかったと判定すると、運転席画面と助手席画面との双方を内蔵アプリケーションによるオーディオ画面として表示させる(ステップS15)。
そして、車載機2は、車両が走行状態である場合には、運転席画面を消去状態とし且つ助手席画面を表示状態とすることにより、運転者の携帯機器5a及び助手席者の携帯機器5bから転送されたデータに対する操作を運転者以外の乗員に対して許可し、一方、車両が非走行状態である場合には、運転席画面及び助手席画面の双方を表示状態とすることにより、運転者の携帯機器5a及び助手席者の携帯機器5bから転送されたデータに対する操作を運転者を含む全ての乗員に対して許可する。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、車載システム1において、車内に持ち込まれた携帯機器5a〜5dから転送された目的地データや音楽データを保存し、車両が走行状態である場合には、それら目的地データや音楽データを運転席方向に向けて表示させることなく助手席方向に向けて表示させるように構成したので、運転者を運転に集中させることができ、その一方で、運転者以外の乗員(例えば助手席者)に対してデータを扱うことを許可することができ、車内に持ち込まれた携帯機器5a〜5dから転送されたデータを乗員が適切に扱えることができる。又、データに対する乗員による操作を操作スイッチ8にて受付けると、その操作した乗員の位置を人体通信機3により特定するように構成したので、携帯機器5a〜5dから転送されたデータを扱う乗員を適切に特定することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図13乃至図17を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第1の実施形態で説明した車載システム1の表示機7は、運転席方向に向けた表示画面を運転席画面として表示可能であると同時に助手席方向に向けた表示画面を助手席画面として表示可能な所謂デュアルビュー表示可能であるが、第2の実施形態で説明する車載システムの表示機は、デュアルビュー表示可能でなくても良い。
車載システム21は、車両に搭載されている車載機22(本発明でいう判定手段、制御手段)と、第1の実施形態で説明した人体通信機3とを備えて構成されている。車内の各座席には着座センサ4が配置されており、着座センサ4は、人が乗員として乗車して着座したことを検出すると、着座検出信号を人体通信機3に出力する。車載機22は、周知のマイクロコンピュータを主体として構成されており、通信機6と、例えば液晶ディスプレイ装置からなる表示機23(本発明でいう表示手段)とを接続している。
乗員が携帯する携帯機器5は、その保存している情報毎に表示可否を設定可能となっている。例えば運転者に着座した運転者が携帯機器としての携帯電話機24を携帯しており、助手席に着座した助手席者が携帯機器としての携帯電話機25を携帯している場合を説明すると、図14及び図15に示すうように、携帯電話機24、25がポイントカードの情報と趣味の情報とを保存している場合であれば、携帯電話機24を携帯する運転者は携帯電話機24を操作することで、ポイントカードの情報(コンビニA、ガソリンスタンドA)及び趣味の情報(スポーツ)について表示可否を表示可否設定画面26にて設定可能であり、携帯電話機25を携帯する助手席者は携帯電話機25を操作することで、ポイントカードの情報(コンビニB、ガソリンスタンドB)及び趣味の情報(読書)について表示可否を表示可否設定画面27にて設定可能である。本実施形態では、携帯電話機24を携帯する運転者は、ポイントカードの情報及び趣味の情報の双方を表示可に設定しており(チェックを付しており)、携帯電話機25を携帯する助手席者は、ポイントカードの情報を表示可に設定している(チェックを付している)一方で趣味の情報を表示否に設定している(チェックを付していない)。
この場合、通信機6は、運転者が携帯する携帯電話機24から送信されたデータ応答信号を近距離無線通信により受信すると、その受信したデータ応答信号から携帯機器ID及び表示可否情報を抽出し、その抽出した携帯機器ID及び表示可否情報を車載機2に出力する。又、通信機6は、助手席者が携帯する携帯電話機25から送信されたデータ応答信号を近距離無線通信により受信すると、その受信したデータ応答信号から携帯機器ID及び表示可否情報を抽出し、その抽出した携帯機器ID及び表示可否情報を車載機2に出力する。
車載機2は、通信機6から出力された携帯機器ID及び表示可否情報を入力すると、それら入力した表示可否情報に基づいて、データと、携帯電話機24を携帯する運転者や携帯電話機25を携帯する助手席者とを対応付けて表示機23に表示させるか否かを選択する。即ち、車載機2は、表示可が設定されている情報については、その表示可が設定されている情報と関連するデータを、その表示可を設定した携帯電話機の所有者と対応付けて表示機23に表示させ、一方、表示否が設定されている情報については、その表示否が設定されている情報と関連するデータを、携帯電話機の所有者と対応付けることなく表示機23に表示させる。
具体例を挙げて説明すると、図16に示すように、車両の現在位置を示す現在位置画面28の地図上に「コンビニA」、「ガソリンスタンドA」、「スポーツ店」、「コンビニB」、「ガソリンスタンドB」、「書店」を示す施設データを表示する場合であれば、運転者が携帯する携帯電話機24ではポイントカードの情報及び趣味の情報が表示可に設定されているので、その携帯電話機24で表示可に設定されているポイントカードに対応する(ポイントカードを使用可能な施設である)「コンビニA」、「ガソリンスタンドA」と携帯電話機24を携帯する運転者とを対応付けて表示させると共に、趣味に対応する(趣味として登録されているスポーツに関係する施設である)「スポーツ店」と携帯電話機24を携帯する運転者とを対応付けて表示させる。即ち、運転者を「○」により認識する場合であれば、「コンビニA」、「ガソリンスタンドA」、「スポーツ店」の位置を「○」にて表示させる。これにより、乗員は、「○」にて表示される施設が運転者と関係する(例えば運転者が所有するポイントが使用可能であったり、運転者の趣味に合ったりする)施設であることを認識することができる。
又、助手席者が携帯する携帯電話機25ではポイントカードの情報が表示可に設定されているので、その携帯電話機25で表示可に設定されているポイントカードに対応する(ポイントカードを使用可能な施設である)「コンビニB」、「ガソリンスタンドB」と携帯電話機25を携帯する助手席者とを対応付けて表示させる。即ち、助手席者を「△」により認識する場合であれば、「コンビニB」、「ガソリンスタンドB」の位置を「△」にて表示させる。これにより、乗員は、「△」にて表示される施設が助手席者と関係する(例えば運転者が所有するポイントが使用可能である)施設であることを認識することができる。
一方、助手席者が携帯する携帯電話機25では趣味の情報が表示否に設定されているので、その携帯電話機25で表示否に設定されている趣味に対応する(趣味として登録されている読書に関係する施設である)「書店」については携帯電話機25を携帯する助手席者とを対応付けることなく表示させる。即ち、「書店」の位置を「○」や「△」とは異なる「□」にて表示させる。これにより、乗員は、「□」にて表示される施設が何れの乗員とも関係しない施設であることを認識することができる。
尚、この場合、施設データと携帯電話機24を携帯する運転者や携帯電話機25を携帯する助手席者とを対応付けて表示させる方法としては、図17に示すように、携帯電話機24に登録されている登録名(図17では「○○一郎」)や携帯電話機25に登録されている登録名(図17では「○○二郎」)等を表示させても良い。又、乗員毎に色彩(例えば運転者に対応する施設データは赤色で表示させ、助手席者に対応する施設データは青色で表示させる等)や点滅パターン等を異ならせて表示させても良い。即ち、施設データと関係する乗員が何れであるかを特定可能であれば、どのような表示態様であっても良い。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、携帯機器5に記憶されている情報について表示可否を設定可能とし、表示可に設定されている情報については、施設データと、その施設データに関係する情報を表示可と設定した携帯機器5とを対応付けて表示するように構成したので、何れの乗員が携帯する携帯機器5にて表示可に設定されたデータであるかを特定することができ、その表示するデータが何れの乗員と関係するデータであるかを特定することができる。又、表示否に設定されている情報については、施設データと、その施設データに関係する情報を表示否と設定した携帯機器5とを対応付けることなく表示するように構成したので、何れの乗員とも関係しないデータであることを特定することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
携帯機器と車載機とが例えばUSBインタフェース等の有線接続される構成であっても良い。
車載機器における携帯機器から転送されたデータを処理する方法としては、車載機器において、携帯機器から転送されたデータを記憶領域に保存し、その保存したデータから乗員が行った操作に応じたデータを抽出して処理する方法であっても良いし、乗員が操作を行う毎に携帯機器からデータをストリーミング転送させる方法であっても良い。
例えば目的地データなどの運転に必要なデータを優先的に運転席方向に向けて表示させると共に、音楽データなどの運転に必要でないデータを優先的に助手席方向に向けて表示させても良く、このように構成すれば、運転者にとって必要度が高いデータを運転者に優先的に提供することができると共に、運転者以外の乗員にとって必要度が高いデータを運転者以外の乗員に提供することができる。
第2の実施形態において、表示可否を設定可能な情報は、ポイントカードの情報や趣味の情報に限らず、携帯機器に登録されている位置の情報等であっても良く、携帯機器に登録されている位置を目的地とする場合であれば、その目的地が何れの乗員から提示された(要求された)目的地であるかを容易に特定することができる。又、予定を携帯機器に登録させていれば、その予定にしたがった位置を目的地としても良い。例えば日用品を購入する予定を携帯機器にて管理している場合であれば、その日用品を購入可能な店と、その日用品を購入する予定を登録した乗員とを対応付けて表示させても良い。
図面中、1は車載システム、2は車載機(データ保存手段、制御手段)、3は人体通信機(人体通信手段)、5は携帯機器、7は表示機(表示手段)、8は操作スイッチ(操作受付手段)、21は車載システム、22は車載機(判定手段、制御手段)、23は表示機(表示手段)である。

Claims (7)

  1. 車内にあって少なくとも運転席に着座した運転者と助手席に着座した助手席者との双方が表示画面を同時に目視可能な位置に設けられ、運転席方向及び助手席方向に向けて異なる表示画面を同時に表示可能な表示手段と、
    車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータを保存可能なデータ保存手段と、
    車内に設けられ、乗員による操作を受付ける操作受付手段と、
    乗員が車内にて着座可能な座席毎に設けられ、座席に着座した乗員が携帯する携帯機器との間で人体を通じた人体通信を行う人体通信手段と、
    前記データ保存手段に保存されているデータを前記表示手段に表示可能な制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、車両が走行状態である場合には、前記データ保存手段に保存されているデータを前記表示手段にて運転席方向に向けて表示させることなく助手席方向に向けて表示させ、その表示されているデータに対する乗員による操作を前記操作受付手段にて受付けた場合に、その操作した乗員の位置を前記人体通信手段により特定することで当該操作した乗員を特定することを特徴とする車載システム。
  2. 請求項1に記載した車載システムにおいて、
    前記制御手段は、車両が非走行状態である場合には、前記データ保存手段に保存されているデータを前記表示手段にて運転席方向及び助手席方向に向けて表示させ、その表示されているデータに対する乗員による操作を前記操作受付手段にて受付けた場合に、その操作した乗員の位置を前記人体通信手段により特定することで当該操作した乗員を特定することを特徴とする車載システム。
  3. 請求項1又は2に記載した車載システムにおいて、
    前記制御手段は、前記データ保存手段に保存されているデータを、当該データを転送した携帯機器を携帯する乗員の位置と対応付けて前記表示手段にて表示させることを特徴とする車載システム。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載した車載システムにおいて、
    前記制御手段は、前記データ保存手段に保存されているデータのうち運転者用のデータを前記表示手段にて運転席方向に向けて表示させることを特徴とする車載システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載した車載システムにおいて、
    前記制御手段は、前記データ保存手段に保存されているデータのうち運転者用のデータ以外のデータを前記表示手段にて助手席方向に向けて表示させることを特徴とする車載システム。
  6. 車内に設けられ、データを表示する表示手段と、
    車内に持ち込まれた1つ以上の携帯機器から転送されたデータに対する表示可否情報を判定する判定手段と、
    乗員が車内にて着座可能な座席毎に設けられ、座席に着座した乗員が携帯する携帯機器との間で人体を通じた人体通信を行う人体通信手段と、
    データを前記表示手段に表示可能であると共に、データに対する表示可否情報の転送元である携帯機器を携帯する乗員の位置を前記人体通信手段により特定する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、データを前記表示手段に表示させる場合に、そのデータに対する表示可否情報が表示可であると前記判定手段により判定された場合には、そのデータと、その表示可否情報の転送元である携帯機器とを対応付けて前記表示手段にて表示させることを特徴とする車載システム。
  7. 請求項6に記載した車載システムにおいて、
    前記制御手段は、データを前記表示手段に表示させる場合に、そのデータに対する表示可否情報が表示否であると前記判定手段により判定された場合には、そのデータと、その表示可否情報の転送元である携帯機器とを対応付けることなく前記表示手段にて表示させることを特徴とする車載システム。
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