JP5524765B2 - サービス提供システムおよびサービス提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サービス提供システムおよびサービス提供方法に関する。
従来、RFIDタグを用いて店舗内における利用者の位置および動線を把握して、利用者の行動を分析し、分析した結果をマーケティング等に役立てる技術が提案されている。
「RFIDタグによる店舗内動線分析」、[2010年6月1日検索]、インターネット<URL: http://www-06.ibm.com/industries/jp/dist/topics/atlas_20071122/index.shtml>
しかしながら、上記従来技術では、利用者の動線を分析した結果をマーケティングや販売促進、製品開発に活用することが目的とされているものの、分析結果を利用者への直接的なサービスに利用することについては考慮されていない。すなわち、従来技術では、利用者の行動結果に応じて、利用者に直接的なサービスを提供することができないという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利用者の行動結果に応じて、利用者に直接的なサービスを提供することができるサービス提供システムおよびサービス提供方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るサービス提供システムは、利用者とともに施設内を移動する複数の移動体それぞれに取り付けられた複数のICタグと、前記施設内に設けられた領域を囲むように配置され、該領域内に進入した移動体のICタグから該移動体の識別情報を検出するICタグリーダと、前記ICタグリーダにより検出された移動体の識別情報を移動体情報として収集する情報収集部と、前記情報収集部により収集された移動体情報に基づいて、前記領域に進入した移動体の数を計数し、計数した数が所定値を超えていた場合に、前記利用者に提供されるサービスを決定するサービス決定部と、前記サービス決定部により決定されたサービスを前記利用者に提供するサービス提供部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るサービス提供方法は、施設内に設けられた領域を囲むように配置されたICタグリーダが、該領域内に利用者とともに進入した複数の移動体のICタグから該移動体の識別情報を検出するステップと、前記ICタグリーダにより検出された移動体の識別情報を移動体情報として収集するステップと、収集された移動体情報に基づいて、前記領域に進入した移動体の数を計数し、計数した数が所定値を超えていた場合に、前記利用者に提供されるサービスを決定するステップと、決定されたサービスを前記利用者に提供するステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、利用者の行動結果に応じて、利用者に直接的なサービスを提供することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係るサービス提供システムの概要を説明するための図である。 図2は、本実施例に係るサービス提供システムの構成を示すブロック図である。 図3は、本実施例に係るカート情報記憶部により記憶されるカート情報の一例を示す図である。 図4は、本実施例に係る移動履歴記憶部により記憶される移動履歴情報の一例を示す図である。 図5は、本実施例に係る商品位置記憶部により記憶される商品位置情報の一例を示す図である。 図6は、本実施例に係るサービス設定記憶部により記憶されるサービス設定情報の一例を示す図である。 図7は、本実施例に係るサービス決定部により行われるサービス割り当て処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、本実施例に係るサービス決定部により行われるサービス決定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、本実施例に係るサービス提供システムによるサービス提供の流れを示すシーケンス図である。 図10は、本実施例に係るサービス制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本発明に係るサービス提供システムおよびサービス提供方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施例に係るサービス提供システムの概要について説明する。図1は、本実施例に係るサービス提供システムの概要を説明するための図である。図1に示すように、本実施例に係るサービス提供システムは、例えば、スーパーマーケットなどの店舗100に適用され、店舗100に置かれた商品に関するサービスを提供する。
店舗100には、各種商品が陳列される売り場エリア1と、利用客が商品の料金を支払う会計エリア2とが設けられている。ここで、売り場エリア1には、利用客が通る通路に沿って、各種商品を陳列するための複数の陳列棚3が並べて配置されている。また、会計エリア2には、利用客が商品の料金を支払うための複数のレジ4が設けられている。
また、売り場エリア1の一部には、特設エリア6aおよび6bが設けられている。この特設エリア6aおよび6bには、特定商品21aおよび21bがそれぞれ置かれる。ここでいう特定商品21aおよび21bとは、例えば、新製品や特売品など、利用客に特に注目してほしい商品である。
かかる店舗100において、売り場エリア1および会計エリア2では、利用客が選択した商品を運ぶための買物カート5が利用される。そして、この買物カート5には、非接触型のICカード10が取り付けられる。なお、図1では1台の買物カート5のみを示しているが、この店舗100内では、複数の買物カート5が利用される。
また、売り場エリア1において、特設エリア6aには、円環状のICカードリーダ20aが特設エリア6aを囲むように配置される。このICカードリーダ20aは、特設エリア6a内に買物カート5が進入した際に、買物カート5に取り付けられているICカード10から買物カート5の識別情報を検出する。また、特設エリア6bにも同様に、円環状のICカードリーダ20bが特設エリア6bを囲むように配置される。このICカードリーダ20bは、特設エリア6b内に買物カート5が進入した際に、買物カート5に取り付けられているICカード10から買物カート5の識別情報を検出する。
また、店舗100内の所定の位置には、利用客に提供されるサービスを制御するサービス制御装置40が設置される。また、会計エリア2の各レジ4には、商品の料金を精算する機能を有するサービス提供装置50が設置される。また、特設エリア6aおよび6bには、表示部22aおよび22bがそれぞれ設置される。ここで、店舗100内に設置された各ICカードリーダ、サービス制御装置40、サービス提供装置50および各表示部は、店舗100内に設けられたネットワークを介して互いに通信可能に接続される。
このような構成において、サービス制御装置40は、ICカードリーダ20aにより検出された買物カート5の識別情報をカート情報として収集する。また、サービス制御装置40は、収集したカート情報に基づいて、特設エリア6aに進入した買物カート5の数を計数し、計数した数が所定値を超えていた場合に、利用客に提供されるサービスを決定する。例えば、サービス制御装置40は、特設エリア6aに進入した買物カート5の数が10台を超えた場合に、それらの買物カート5を利用している利用客が購入する商品の料金を1割引するよう決定する。また、サービス制御装置40は、特設エリア6aに進入した買物カート5の数が所定値を超えた場合に、決定したサービスに関する情報を表示部22aに表示させる。なお、サービス制御装置40は、ICカードリーダ20bに関するカート情報に基づいて、特設エリア6bおよび表示部22bについても同様の処理を行う。
そして、会計エリア2のレジ4に設置されたサービス提供装置50は、特設エリア6aに進入した買物カート5を利用している利用客の精算を行う際に、サービス制御装置40によって決定されたサービスをその利用客に提供する。例えば、サービス提供装置50は、その利用客が購入する商品の料金からその1割分を値引きするサービスを提供する。すなわち、特設エリア6aに置かれた特定商品21aに注目した利用客については、その利用客が購入する商品の料金が値引きされることになる。
このように、本実施例では、買物カート5に取り付けられたICカード10および店舗100内の床に設置されたICカードリーダ20aおよび20bによって、特設エリア6aおよび6bに対する利用客の集合・離散状況を精度よく把握することができる。そして、把握した集合・離散状況に基づいてサービスを提供することで、例えば、人気の高い商品について、利用客によりお得なサービスを提供することができるようになる。したがって、本実施例に係るサービス提供システムによれば、利用客の行動結果に応じて、利用客に直接的なサービスを提供することができる。
次に、本実施例に係るサービス提供システムの構成について説明する。図2は、本実施例に係るサービス提供システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施例に係るサービス提供システムは、ICカード10と、ICカードリーダ20aおよび20bと、ICカードリーダ30と、表示部22aおよび22bと、サービス制御装置40と、サービス提供装置50とを有する。ここで、各ICカードリーダ、各表示部、サービス制御装置40およびサービス提供装置50は、店舗100内に設けられたネットワーク7を介して互いに通信可能に接続される。
ICカード10は、利用客とともに施設内を移動する買物カート5に取り付けられる。このICカード10には、ICカード10が取り付けられている買物カート5を一意に識別するカートIDが記憶されている。なお、このICカード10は、例えば、RFID(radio frequency identification)タグなどのICタグである。
ICカードリーダ20aは、店舗100内に設けられた特設エリア6aを囲むように配置され、特設エリア6a内に進入した買物カート5のICカード10からカートIDを検出する。また、ICカードリーダ20bは、店舗100内に設けられた特設エリア6bを囲むように配置され、特設エリア6b内に進入した買物カート5のICカード10からカートIDを検出する。これらのICカードリーダには、それぞれを一意に識別するリーダIDが付与されている。例えば、ICカードリーダ20aにはリーダID:「A」が付与されており、ICカードリーダ20bにはリーダID:「B」が付与されている。そして、ICカードリーダ20aおよび20bは、ICカード10からカートIDを検出すると、検出したカートIDを自身のリーダIDとともにサービス制御装置40に送信する。なお、これらICカードリーダ20aおよび20bは、例えば、RFIDタグリーダなどのICタグリーダである。
表示部22aは、特設エリア6a内に設置される。また、表示部22bは、特設エリア6b内に設置される。これらの表示部には、特設エリア内に利用客を呼び込むための情報が表示される。具体的には、表示部には、各特設エリアに入ることによって利用客に提供されるサービスに関する情報が表示される。なお、各表示部は、各特設エリアの近傍にそれぞれ設置されてもよい。
ICカードリーダ30は、利用客がレジ4の前に買物カート5を移動した際に、その買物カート5に取り付けられているICカード10からカートIDを検出する。このICカードリーダ30には、ICカードリーダ30を一意に識別するリーダIDが付与されている。ICカードリーダ30にはリーダID:「レジ前」が付与されている。そして、ICカードリーダ30は、ICカード10からカートIDを検出すると、そのカートIDを自身のリーダIDとともにサービス制御装置40に送信する。また、ICカードリーダ30は、検出したカートIDをサービス提供装置50に送信する。なお、このICカードリーダ30は、例えば、RFIDタグリーダなどのICタグリーダである。
サービス制御装置40は、店舗100内の所定の位置に設置され、利用客に提供されるサービスを決定する。このサービス制御装置40は、例えば、信号送受信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。
信号送受信部41は、ネットワーク7を介して各ICカードリーダ、各表示部およびサービス提供装置50との間でやり取りされる信号の送受信を制御する。
記憶部42は、制御部43によって実行される処理で用いられる各種データを記憶する。この記憶部42は、例えば、カート情報記憶部42aと、移動履歴記憶部42bと、商品位置記憶部42cと、サービス設定記憶部42dとを有する。
カート情報記憶部42aは、ICカードリーダ20aおよび20bにより検出されたカートIDをカート情報として記憶する。なお、ここでは、ICカードリーダ20aに関するカート情報を例にあげて説明するが、カート情報記憶部42aは、ICカードリーダ20bに関するカート情報も同様に記憶する。図3は、本実施例に係るカート情報記憶部42aにより記憶されるカート情報の一例を示す図である。図3に示すように、例えば、カート情報記憶部42aは、ICカードリーダ20aのリーダID:「A」と、ICカードリーダ20aによって検出されたカートID:「a」,「b」・・・,「n」と、ICカードリーダ20aに関するカート数上限とをカート情報で記憶する。ここで、ICカードリーダ20aによって検出されたカートIDは、後述する情報収集部43aによって随時更新される。
ここで、カート数上限は、特設エリア6aに進入した買物カート5の利用客に対するサービス提供の有無を判定するための所定値として用いられる。このカート数上限としては、例えば、カート数上限1:「10」と、カート数上限2:「20」とが設定される。カート数上限2には、カート数上限1より大きな値が設定される。このように、複数のカート数上限を設定することで、利用客に対するサービス提供の有無を段階的に判定することができるようになる。なお、このカート数上限は、例えば店舗100の管理者などにより、あらかじめ外部端末などを介して商品位置記憶部42cに登録される。
移動履歴記憶部42bは、買物カート5に割り当てられたサービスを示す移動履歴情報を買物カート5ごとに記憶する。図4は、本実施例に係る移動履歴記憶部42bにより記憶される移動履歴情報の一例を示す図である。図4に示すように、例えば、移動履歴記憶部42bは、買物カート5のカートID:「a」と、買物カート5に割り当てられたサービスを示す情報とを移動履歴情報として記憶する。ここで、買物カート5に割り当てられたサービスとは、買物カート5を利用している利用客に対して提供することが決定したサービスである。ここで、サービスを示す情報は、特設エリアごと、すなわちICカードリーダごとに設定される。図4において、「1割引」は、商品の料金を1割引するサービスを示している。
商品位置記憶部42cは、店舗100に置かれた商品と特設エリアとを対応付けた商品位置情報を記憶する。図5は、本実施例に係る商品位置記憶部42cにより記憶される商品位置情報の一例を示す図である。図5に示すように、例えば、商品位置記憶部42cは、商品を一意に識別する商品IDと、その商品が陳列された特設エリアに設置されたICカードリーダを識別するリーダIDとを対応付けた情報を商品位置情報として記憶する。
図5において、商品ID:「10」および「11」は、それぞれ異なる商品を示している。また、陳列場所:リーダ「A」は、ICカードリーダ20aを示しており、陳列場所:リーダ「B」は、ICカードリーダ20bを示している。すなわち、図5に示す例では、商品ID:「10」の商品が特設エリア6aに設置され、商品ID:「11」の商品が特設エリア6bに設置されていることを示している。なお、かかる商品位置情報は、例えば店舗100の管理者などにより、あらかじめ外部端末などを介して商品位置記憶部42cに登録される。
サービス設定記憶部42dは、特設エリアとサービスとを対応付けたサービス設定情報を記憶する。図6は、本実施例に係るサービス設定記憶部42dにより記憶されるサービス設定情報の一例を示す図である。図6に示すように、例えば、サービス設定記憶部42dは、特設エリアに設置されたICカードリーダを識別するリーダIDと、サービスを示す情報とを対応付けた情報をサービス設定情報として記憶する。ここで、サービスを示す情報は、図3に示したカート数上限ごとに設定される。
図6に示す例では、ICカードリーダ20aのリーダID:「A」に対応するサービスとして、カート数上限1のサービスに「1割引」が設定され、カート数上限2のサービスに「1割引」が設定されている。すなわち、図6に示す例では、特設エリア6aに対応するサービスとして、カート数上限1のサービスに「1割引」が設定され、カート数上限2のサービスに「1割引」が設定されていることを示している。また、サービス設定記憶部42dは、ICカードリーダ20bすなわち特設エリア6bに対応するサービスも同様に記憶する。なお、かかるサービス設定情報は、例えば店舗100の管理者などにより、あらかじめ外部端末などを介してサービス設定記憶部42dに登録される。
制御部43は、サービス制御装置40全体を制御する。この制御部43は、情報収集部43aと、サービス決定部43bとを有する。
情報収集部43aは、ICカードリーダ20aおよび20bにより検出されたカートIDをカート情報として収集する。具体的には、情報収集部43aは、店舗100内に設置されたICカードリーダ20aおよび20bからカートIDおよびリーダIDが送信されると、送信されたカートIDをリーダIDごとにカート情報としてカート情報記憶部42aに記憶させる。情報収集部43aは、ICカードリーダ20aからカートIDおよびリーダIDが送信されるたびに、カート情報記憶部42aに記憶されたICカードリーダ20aのカート情報を更新する。また、情報収集部43aは、ICカードリーダ20bからカートIDおよびリーダIDが送信された場合も同様に、カート情報記憶部42aに記憶されたICカードリーダ20bのカート情報を更新する。
サービス決定部43bは、情報収集部43aにより収集されたカート情報に基づいて、特設エリアに進入した買物カート5の数を計数し、計数した数が所定値を超えていた場合に、利用客に提供されるサービスを決定する。
具体的には、サービス決定部43bは、情報収集部43aによってカート情報が更新されるたびに、以下に示すサービス割り当て処理を行う。図7は、本実施例に係るサービス決定部43bにより行われるサービス割り当て処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、ICカードリーダ20aに関する処理を例にあげて説明するが、情報収集部43aは、ICカードリーダ20bに関する処理についても同様に行う。
図7に示すように、ICカードリーダ20aがカートIDを検出すると(ステップS101,Yes)、情報収集部43aが、カート情報記憶部42aに記憶されたICカードリーダ20aのカート情報を更新する(ステップS102)。続いて、サービス決定部43bが、カート情報記憶部42aに記憶されたICカードリーダ20aのカート情報に基づいて、特設エリア6aに進入した買物カート5の数を計数する(ステップS103)。
そして、サービス決定部43bは、計数したカート数が第1の上限値(カート数上限1)を超えているか否かを判定する(ステップS104)。ここで、カート数が第1の上限値以下であった場合には(ステップS104,No)、サービス決定部43bは、サービス割り当て処理を終了する。一方、カート数が第1の上限値を越えていた場合には(ステップS104,Yes)、サービス決定部43bは、特設エリア6aに進入した各買物カート5に第1のサービスを割り当てる(ステップS105)。
具体的には、サービス決定部43bは、サービス設定記憶部42dに記憶されているサービス設定情報を参照して、ICカードリーダ20aに対応するカート数上限1のサービスを特定する。例えば、図6に示したカート情報を参照した場合には、カート数上限1のサービスは「1割引」と特定される。そして、サービス決定部43bは、特定したサービスを、移動履歴記憶部42bに記憶された移動履歴情報に含まれるICカードリーダ20aのサービスに設定する。例えば、図4に示したように、移動履歴情報に含まれるリーダID:「A」のサービスとして「1割引」が設定される。
その後、サービス決定部43bは、計数したカート数が第2の上限値(カート数上限2)を超えているか否かを判定する(ステップS106)。ここで、カート数が第2の上限値以下であった場合には(ステップS106,No)、サービス決定部43bは、サービス割り当て処理を終了する。一方、カート数が第2の上限値を越えていた場合には(ステップS106,Yes)、サービス決定部43bは、特設エリア6aに進入した各買物カート5に第2のサービスを割り当てる(ステップS107)。
具体的には、サービス決定部43bは、サービス設定記憶部42dに記憶されているサービス設定情報を参照して、ICカードリーダ20aに対応するカート数上限2のサービスを特定する。例えば、図6に示したカート情報を参照した場合には、カート数上限2のサービスは「2割引」と特定される。そして、サービス決定部43bは、特定したサービスを、移動履歴記憶部42bに記憶された移動履歴情報に含まれるICカードリーダ20aのサービスに設定する。
なお、サービス制御装置40は、特設エリア6aに進入した買物カート5の数を計数した際に、特設エリア6aに進入した買物カート5の数がカート数上限1を超えていた場合には、サービス設定記憶部42dに記憶されたサービス設定情報を参照して、特設エリア6aに対応するサービスを特定する。そして、サービス制御装置40は、特定したサービスに関する情報を表示部22aに表示させる。
また、サービス決定部43bは、利用客が商品の料金を精算する際にサービス提供装置50から商品IDおよびカートIDが通知されると、以下に示すサービス決定処理を行う。図8は、本実施例に係るサービス決定部43bにより行われるサービス決定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、サービス決定部43bは、サービス提供装置50から商品IDおよびカートIDが送信されると(ステップS201,Yes)、商品位置記憶部42cにより記憶された商品位置情報に基づいて、送信された商品IDの商品に対応する特設エリアの位置を特定する(ステップS202)。
続いて、サービス決定部43bは、サービス設定記憶部42dにより記憶されたサービス設定情報に基づいて、特定した特設エリアの位置に対応するサービスを特定する(ステップS203)。また、サービス決定部43bは、移動履歴記憶部42bにより記憶された移動履歴情報に基づいて、サービス提供装置50から通知されたカートIDにサービスが割り当てられているか否かを判定する(ステップS204)。
そして、サービス決定部43bは、サービス提供装置50から通知されたカートIDにサービスが割り当てられていなかった場合には(ステップS205,No)、利用客に提供されるサービスを決定せずにサービス決定処理を終了する。一方、サービス提供装置50から通知されたカートIDにサービスが割り当てられていた場合には(ステップS205,Yes)、サービス決定部43bは、サービス設定情報に基づいて特定されたサービスを利用客に提供されるサービスとして決定する(ステップS206)。
上記処理手順でサービス決定処理を行った後に、サービス決定部43bは、決定したサービスを示す情報をサービス提供装置50に送信する。例えば、サービス決定部43bは、商品の料金を1割引するサービスを示す情報や、商品の料金を2割引するサービスを示す情報などをサービス提供装置50に送信する。
図2の説明にもどって、サービス提供装置50は、会計エリア2の各レジ4に設置され、サービス制御装置40により決定されたサービスを利用客に提供する。このサービス提供装置50は、信号送受信部51と、サービス提供部52とを有する。
信号送受信部51は、ネットワーク7を介してICカードリーダ30及びサービス制御装置40との間でやり取りされる信号の送受信を制御する。
サービス提供部52は、サービス制御装置40により決定されたサービスを利用客に提供する。具体的には、サービス提供部52は、利用客がレジ4の前に買物カート5を移動した際に、買物カート5のカートIDをICカードリーダ30から受信する。また、サービス提供部52は、操作者による操作に応じて、買物カート5で運ばれた商品の商品IDを取得する。このとき、例えば、サービス提供部52は、商品に貼り付けられたバーコードをバーコードリーダで読み込むことで、その商品の商品IDを取得する。そして、サービス提供部52は、商品IDを取得した商品の料金を計算するとともに、その商品IDをカートIDとともにサービス制御装置40に送信する。
その後、サービス提供部52は、サービス決定部43bによって決定されたサービスを示す情報がサービス制御装置40から送信されると、料金を計算した商品に対してそのサービスを適用する。例えば、サービス提供部52は、商品の料金を1割引したり、料金の合計を5%引きしたりする。
次に、本実施例に係るサービス提供システムによるサービス提供の流れについて説明する。図9は、本実施例に係るサービス提供システムによるサービス提供の流れを示すシーケンス図である。
図9に示すように、カートID:「a」の買物カート5が特設エリア6aに進入すると(ステップS301)、ICカードリーダ20a(リーダID:「A」)が、その買物カート5のICカード10からカートIDを検出し、検出したカートID:「a」とICカードリーダ20aのリーダID:「A」とをサービス制御装置40に送信する(ステップS302)。
同様に、カートID:「b」の買物カート5が特設エリア6aに進入すると(ステップS303)、ICカードリーダ20aが、その買物カート5のICカード10からカートIDを検出し、検出したカートID:「b」とICカードリーダ20aのリーダID:「A」とをサービス制御装置40に送信する(ステップS304)。また、カートID:「n」の買物カート5が特設エリア6aに進入すると(ステップS305)、ICカードリーダ20aが、その買物カート5から検出したカートID:「n」とICカードリーダ20aのリーダID:「A」とをサービス制御装置40に送信する(ステップS306)。
そして、サービス制御装置40は、各ICカードリーダからカートIDおよびリーダIDを受信するたびに、カート情報記憶部42aに記憶されたICカードリーダ20aのカート情報を更新し(図3を参照)、図7に示したサービス割り当て処理を行う。このサービス割り当て処理の中で、サービス制御装置40は、ICカードリーダ20aのカート情報が更新されるたびに、特設エリア6aに進入した買物カート5の数を計数する。
ここで、サービス制御装置40は、特設エリア6aに進入した買物カート5の数がカート数上限1を超えていた場合には、サービス設定記憶部42dに記憶されたサービス設定情報を参照して、特設エリア6aに対応するサービスを特定する。そして、サービス制御装置40は、特定したサービスに関する情報を表示部22aに表示させる(ステップS307)。例えば、サービス制御装置40は、商品を1割引することを示す情報を表示部22aに表示させる(ステップS308)。このように、サービスに関する情報を表示部22aに表示させることにより、他の買物カート5(カートID:「x」,「y」)も特設エリア6aに集めることができる(ステップS309)。
その後、利用客がカートID:「a」の買物カート5とともにレジ4に移動すると、ICカードリーダ30が、その買物カート5のICカード10からカートIDを検出する。そして、ICカードリーダ30は、検出したカートID:「a」をサービス提供装置50に送信する(ステップS310)。
そして、サービス提供装置50は、買物カート5で運ばれた商品の料金を計算するとともに(ステップS311)、その商品の商品ID:「10」をカートID:「a」とともにサービス制御装置40に送信する(ステップS312)。
サービス制御装置40は、サービス提供装置50から商品ID:「10」およびカートID:「a」を受信すると、図8に示したサービス決定処理を行う(ステップS313)。ここで、例えば、図4に示した移動履歴情報が移動履歴記憶部42bに記憶され、図5に示した商品位置情報が商品位置記憶部42cに記憶され、図6に示したサービス設定情報がサービス設定記憶部42dに記憶されていたとする。この場合には、サービス制御装置40は、利用客に提供されるサービスとして、商品ID:「10」の商品を1割引するサービスを決定する。そして、サービス制御装置40は、商品ID:「10」の商品を1割引するサービスを示す情報をサービス提供装置50に送信する(ステップS314)。
そして、サービス提供装置50は、商品ID:「10」の料金からその1割分を減額し、減額された金額を請求料金として利用客に提示する(ステップS315)。その後、サービス提供装置50は、利用客から支払われた料金を受け付けると(ステップS316)、受け付けた料金を精算した後に(ステップS317)、カートID:「a」の買物カート5に関する移動履歴情報をクリアする要求をサービス制御装置40に送信する(ステップS318)。そして、この要求を受信したサービス制御装置40は、カートID:「a」の買物カート5に関する移動履歴情報を移動履歴記憶部42bから削除する。
上述したように、本実施例では、ICカード10が、利用客ともに店舗100内を移動する複数の買物カート5それぞれに取り付けられる。また、ICカードリーダが、店舗100内に設けられた特設エリアを囲むように配置され、特設エリアに進入した買物カート5のICカード10からカートIDを検出する。また、サービス制御装置40の情報収集部43aが、ICカードリーダにより検出されたカートIDをカート情報として収集する。また、サービス決定部43bが、情報収集部43aにより収集されたカート情報に基づいて、特設エリアに進入した買物カート5の数を計数し、計数した数が所定値を超えていた場合に、利用客に提供されるサービスを決定する。そして、サービス提供装置50のサービス提供部52が、サービス決定部43bにより決定されたサービスを利用客に提供する。したがって、本実施例によれば、利用客の行動結果に応じて、利用客に直接的なサービスを提供することができる。
また、本実施例では、サービス設定記憶部42dが、特設エリアとサービスとを対応付けたサービス設定情報を記憶する。そして、サービス決定部43bが、特設エリアに進入した買物カート5の数が所定値を超えていた場合に、その特設エリアに対応するサービスをサービス設定情報に基づいて特定し、特定したサービスを利用客に提供されるサービスとして決定する。したがって、本実施例によれば、利用客に提供したいサービスをあらかじめ特設エリアに対応付けて登録しておくことによって、さまざまなサービスを容易に利用客に提供することができる。
また、本実施例では、商品位置記憶部42cが、店舗100に配置された商品と特設エリアとを対応付けた商品位置情報を記憶する。そして、サービス決定部43bが、利用客によって選択された商品に対応する特設エリアを商品位置情報に基づいて特定し、特定した特設エリアに進入した買物カート5の数が所定値を超えていた場合に、その特設エリアに対応するサービスを利用客に提供されるサービスとして決定する。したがって、本実施例によれば、サービスを適用したい商品をあらかじめ特設エリアに対応付けて登録しておくことによって、商品に応じてサービスを提供することができる。例えば、サプライズ商品を設定しておくことによって、思いがけない値引きサービスを利用客に提供することができるようになる。これにより、利用客の満足度を向上させることが可能になる結果、利用客に継続的な来店を誘導することも可能になる。
また、本実施例では、表示部が特設エリア内に設置される。そして、サービス決定部43bが、特設エリアに進入した買物カート5の数が所定値を超えていた場合に、その特設エリアに対応するサービスをサービス設定情報に基づいて特定し、特定したサービスに関する情報を表示部に表示させる。したがって、本実施例によれば、特設エリアにより多くの利用客を誘引することができる。なお、利用客を誘引する方法としては、かかる表示部を用いた方法の他に、タイムサービスのアナウンスや、商品の新たな陳列、試食販売、店頭説明なども用いることができる。
また、本実施例では、サービス決定部43bが、特設エリアに進入した買物カート5の数が第1の所定値を超えた場合に、第1のサービスを利用客に提供されるサービスとして決定し、特設エリアに進入した買物カート5の数が第1の所定値より大きな第2の所定値を超えた場合に、第2のサービスを利用客に提供されるサービスとして決定する。したがって、本実施例によれば、特設エリアに進入した利用客の数に応じて、段階的にサービスを変えることができるので、利用客に対してより効果的にサービスを提供することができる。
なお、上記実施例では、商品位置記憶部42cが、商品を一意に識別する商品IDと、その商品が陳列された特設エリアに設置されたICカードリーダを識別するリーダIDとを対応付けた情報を商品位置情報として記憶する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ある商品の商品IDと、その商品とは異なる他の商品が陳列された特設エリアとを対応付けてもよい。これにより、例えば、ある飲料メーカがコーヒー飲料とビールとをそれぞれ販売しているような場合に、新製品のコーヒー飲料が陳列された特設エリアに進入した利用客に対して、その利用客が買った同社のビールの料金を割引するというようなサービスを提供することも可能になる。
また、上記実施例では、円環状のICカードリーダ20aおよび20bを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ICカードリーダは多角形状であってもよい。この場合には、例えば、ICカードリーダは、4つの直線的なICカードリーダを四角形状に組み合わせて形成される。または、ICカードリーダは、20個の短い直線状のICカードリーダを20角形状に組み合わせて形成されてもよい。
また、上記実施例では、本発明をスーパーマーケットなどの店舗に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ホームセンターやショッピングモールなど、閉鎖的な空間内である程度重いものをカート状のもので引き回すような施設にも本発明を同様に適用することができる。
また、上記実施例で説明したサービス制御装置40は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現することもできる。そこで、以下では、図2に示したサービス制御装置40と同様の機能を実現するサービス制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図10は、本実施例に係るサービス制御プログラムを実行するコンピュータ140を示す図である。図10に示すように、コンピュータ140は、例えば、メモリ141と、CPU(Central Processing Unit)142と、ハードディスクドライブインタフェース143と、ディスクドライブインタフェース144と、シリアルポートインタフェース145と、ビデオアダプタ146と、ネットワークインタフェース147とを有する。これらの各部は、バス148によって接続される。
メモリ141は、ROM(Read Only Memory)141aおよびRAM(Random Access Memory)141bを含む。ROM141aは、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース143は、ハードディスクドライブ149に接続される。ディスクドライブインタフェース144は、ディスクドライブ144aに接続される。ディスクドライブ144aには、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース145には、例えば、マウス145aおよびキーボード145bが接続される。ビデオアダプタ146には、例えば、ディスプレイ146aが接続される。
ここで、図10に示すように、ハードディスクドライブ149は、例えば、OS(Operating System)149a、アプリケーションプログラム149b、プログラムモジュール149cおよびプログラムデータ149dを記憶する。本実施例に係るサービス制御プログラムは、例えば、コンピュータ140によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ149に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した情報収集部43aと同様の情報処理を実行する情報収集手順と、サービス決定部43bと同様の情報処理を実行するサービス決定手順が記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ149に記憶される。
また、上記実施例で説明した移動履歴記憶部42b、商品位置記憶部42cおよびサービス設定記憶部42dに記憶されるデータのように、サービス提供プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータとして、例えば、ハードディスクドライブ149に記憶される。そして、CPU142が、ハードディスクドライブ149に記憶されたプログラムモジュールやプログラムデータを必要に応じてRAM141bに読み出して、情報収集手順およびサービス決定手順を実行する。
なお、サービス制御プログラムに係るプログラムモジュールやプログラムデータは、ハードディスクドライブ149に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ144a等を介してCPU142によって読み出されてもよい。あるいは、サービス制御プログラムに係るプログラムモジュールやプログラムデータは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース147を介してCPU142によって読み出されてもよい。
10 ICカード
20a,20b ICカードリーダ
40 サービス制御装置
43a 情報収集部
43b サービス決定部
50 サービス提供装置
52 サービス提供部

Claims (4)

  1. 利用者とともに施設内を移動する複数の移動体それぞれに取り付けられた複数のICタグと、
    前記施設内に設けられた領域を囲むように配置され、該領域内に進入または退出した移動体のICタグから該移動体の識別情報を検出するICタグリーダと、
    前記領域内または前記領域の近傍に設置される表示部と、
    前記領域内に存在する移動体の識別情報を記憶する移動体情報記憶部と、
    前記ICタグリーダから移動体の識別情報を受信するたびに、前記移動体情報記憶部に記憶された移動体の識別情報を更新する情報収集部と、
    前記情報収集部により更新された前記移動体情報記憶部に記憶された移動体情報の識別情報に基づいて、前記領域内に存在する移動体の数を計数し、計数した数が第1の所定値を超えた場合に、第1のサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定し、前記領域内に存在する移動体の数が前記第1の所定値より大きな第2の所定値を超えた場合に、第2のサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定し、決定したサービスに関する情報を前記表示部に表示させるサービス決定部と、
    前記サービス決定部により決定されたサービスを前記利用者に提供するサービス提供部と
    を備えたことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記領域と前記サービスとを対応付けたサービス設定情報を記憶するサービス設定記憶部をさらに備え、
    前記サービス決定部は、前記領域に進入した移動体の数が所定値を超えていた場合に、該領域に対応するサービスを前記サービス設定情報に基づいて特定し、特定したサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記施設に配置された物品と前記領域とを対応付けた物品位置情報を記憶する物品位置記憶部をさらに備え、
    前記サービス決定部は、前記利用者によって選択された物品に対応する領域を前記物品位置情報に基づいて特定し、特定した領域に進入した移動体の数が所定値を超えていた場合に、該領域に対応するサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定することを特徴とする請求項1または2に記載のサービス提供システム。
  4. サービス制御装置およびサービス提供装置が実行するサービス提供方法であって、
    前記サービス制御装置は、施設内に設けられた領域内に存在する移動体の識別情報を記憶する移動体情報記憶部を備え、
    前記施設内に設けられた領域を囲むように配置されたICタグリーダが、該領域内に利用者とともに進入または退出した複数の移動体のICタグから該移動体の識別情報を検出するステップと、
    前記サービス制御装置が、前記ICタグリーダから移動体の識別情報を受信するたびに、前記移動体情報記憶部に記憶された移動体の識別情報を更新するステップと、
    前記サービス制御装置が、更新された前記移動体情報記憶部に記憶された移動体情報の識別情報に基づいて、前記領域内に存在する移動体の数を計数し、計数した数が第1の所定値を超えた場合に、第1のサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定し、前記領域内に存在する移動体の数が前記第1の所定値より大きな第2の所定値を超えた場合に、第2のサービスを前記利用者に提供されるサービスとして決定し、決定したサービスに関する情報を前記領域内または前記領域の近傍に設置される表示部に表示させるステップと、
    前記サービス提供装置が、決定されたサービスを前記利用者に提供するステップと
    を含んだことを特徴とするサービス提供方法。
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