JP5522708B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
引張試験機:東洋精機製作所の商品名「ストログラフT型」
試験片形状:ダンベル3号
引張速度:500mm/min
この試験片は、トレッド4から切り出される。切り出しが困難な場合は、トレッド4のゴム組成物と同一のゴム組成物からなるスラブから試験片が打ち抜かれる。温度が160℃である金型内でゴム組成物が10分間保持されることで、このスラブは得られる。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表2に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤサイズは、11×7.10−5である。カーカスは、第一プライ及び第二プライからなる。第一プライは、ポリエチレンナフタレート繊維(表中、PENとして記載)からなる3本のヤーンを撚り合わせて形成される第一コードを含んでいる。このヤーンの繊度が1100dtexであるので、この第一コードの繊度は1100dtex/3である。第一コードの傾斜角度αは、32°(degree)である。第二プライは、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンを撚り合わせて形成される第二コードを含んでいる。このヤーンの繊度が1100dtexであるので、この第二コードの繊度は1100dtex/3である。第二コードの傾斜角度βは、−32°である。タイヤの、最大幅を示す部分の厚みTAは、7mmである。
厚みTAを下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの本数を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度を下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度及びヤーンの本数を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度、ヤーンの本数及び傾斜角度を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度、ヤーンの本数、傾斜角度及び厚みTAを下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
傾斜角度を下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
第一コード及び第二コードの種類を下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。比較例7の第一コード及び第二コードは、ナイロン繊維からなる(表中、ナイロンとして記載)。比較例8の第一コード及び第二コードは、アラミド繊維からなる(表中、アラミドとして記載)。
試作タイヤがドラム耐久試験機のリムに装着されて、高速耐久性が評価された。この評価結果が、比較例3を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表1及び表2に示されている。なお、リムは8×5.0、内圧は100kPa、荷重は0.78kN、スリップ角は0°そして速度は100km/hとされた。
試作タイヤがコーナリング試験機のリムに装着されて、コーナリングフォースが計測された。この計測で得られるスリップ角とコーナリングフォースとの関係から得られるコーナリングパワーに基づいて、評価を行った。この評価結果が、比較例3を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表1及び表2に示されている。なお、リムは8×5.0、内圧は100kPa、荷重は0.29kNそして速度は10km/hとされた。
試作タイヤを、排気量が100ccであるレーシングカートに装着した。なお、このタイヤの内圧を100kPaとした。リムのサイズは、8×5.0である。このレーシングカートで、サーキットコースを走行し、グリップ、トラクション及び乗り心地についてドライバーによる官能評価を行った。この結果が、比較例3を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表1及び表2に示されている。
[実施例9]
図3に示された基本構成を備え、下記表4に示された仕様を備えた実施例9の空気入りタイヤを得た。このタイヤサイズは、245/40R18である。このタイヤのカーカスは、第一プライ及び第二プライからなる。第一プライは、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンを撚り合わせて形成される第一コードを含んでいる。このヤーンの繊度が1100dtexであるので、この第一コードの繊度は1100dtex/3である。第一コードの傾斜角度γは、70°である。第二プライは、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンを撚り合わせて形成される第二コードを含んでいる。このヤーンの繊度が1100dtexであるので、この第二コードの繊度は1100dtex/3である。第二コードの傾斜角度ηは、−70°である。タイヤの、最大幅を示す部分の厚みTBは、7mmである。このタイヤには、カーカスの半径方向外側にベルトも設けられている。このベルトは、内側層及び外側層からなる。内側層に含まれるベルトコードは、アラミド繊維からなる。このベルトコードの繊度は、1670dtex/2である。このベルトコードの傾斜角度は、26°である。内側層に含まれるベルトコードは、アラミド繊維からなる。このベルトコードの繊度は、1670dtex/2である。このベルトコードの傾斜角度は、−26°である。
厚みTBを下記表3及び表4の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの本数を下記表3の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度を下記表4の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度及びヤーンの本数を下記表3の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度、ヤーンの本数及び傾斜角度を下記表3の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
ヤーンの繊度、ヤーンの本数、傾斜角度及び厚みTBを下記表3の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
傾斜角度を下記表3及び表4の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。
第一コード及び第二コードの種類を下記表4の通りとした他は実施例9と同様にして、タイヤを得た。比較例15の第一コード及び第二コードは、ナイロン繊維からなる(表中、ナイロンとして記載)。比較例16の第一コード及び第二コードは、アラミド繊維からなる(表中、アラミドとして記載)。
試作タイヤがドラム耐久試験機のリムに装着されて、JIS D 4230の規格に準拠して高速耐久性が評価された。この評価結果が、比較例11を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表3及び表4に示されている。なお、リムは9.5J−18.0、内圧は200kPa、荷重は7.84kN、スリップ角は0°そして速度は100km/hとされた。
試作タイヤがコーナリング試験機のリムに装着されて、コーナリングフォースが計測された。この計測で得られるスリップ角とコーナリングフォースとの関係から得られるコーナリングパワーに基づいて、評価を行った。この評価結果が、比較例11を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表3及び表4に示されている。なお、リムは9.5J−18.0、内圧は200kPa、荷重は490kNそして速度は10km/hとされた。
試作タイヤを、排気量が3000ccである乗用車(FR車)に装着した。なお、このタイヤの内圧を200kPaとした。リムのサイズは、9.5J−18.0である。この乗用車でサーキットコースを走行して、グリップ、トラクション及び乗り心地についてドライバーによる官能評価を行った。この結果が、比較例11を100とした指数値で表されている。この値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記表3及び表4に示されている。
4、34・・・トレッド
6、36・・・サイドウォール
8、38・・・ビード
10、40・・・カーカス
12、46・・・インナーライナー
14、50・・・トレッド面
16、52・・・コア
18、54・・・エイペックス
20、56・・・第一プライ
22、58・・・第二プライ
24、68・・・第一コード
28、72・・・第二コード
42・・・ベルト
44・・・バンド
48・・・チェーファー
60・・・内側層
62・・・外側層
Claims (2)
- 一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの軸方向外側に位置する一対のサイドウォールと、このカーカスの半径方向外側に位置するベルトとを備えており、
このカーカスが、第一プライと、第二プライと備えており、
この第一プライが、赤道面に対して傾斜する第一コードを含んでおり、
この第一コードの傾斜角度の絶対値が、50°以上80°以下であり、
この第一コードが、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンが撚られて形成されており、
このヤーンの繊度が、1100dtex以上1670dtex以下であり、
この第二プライが、赤道面に対して傾斜する第二コードを含んでおり、
この第二コードの傾斜角度の絶対値が、50°以上80°以下であり、
この第二コードが、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンが撚られて形成されており、
このヤーンの繊度が、1100dtex以上1670dtex以下であり、
このベルトが、赤道面に対して傾斜するベルトコードを含んでおり、
このベルトコードが、アラミド繊維又はスチールからなり、
このベルトコードの傾斜角度の絶対値が、18°以上28°以下であり、
タイヤの、最大幅を示す部分の厚みが、7mm以上10mm以下である空気入りタイヤ。 - 一対のビードと、両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの軸方向外側に位置する一対のサイドウォールとを備えており、
このカーカスが、第一プライと、第二プライと備えており、
この第一プライが、赤道面に対して傾斜する第一コードを含んでおり、
この第一コードの傾斜角度の絶対値が、25°以上38°以下であり、
この第一コードが、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンが撚られて形成されており、
このヤーンの繊度が、1100dtex以上1670dtex以下であり、
この第二プライが、赤道面に対して傾斜する第二コードを含んでおり、
この第二コードの傾斜角度の絶対値が、25°以上38°以下であり、
この第二コードが、ポリエチレンナフタレート繊維からなる3本のヤーンが撚られて形成されており、
このヤーンの繊度が、1100dtex以上1670dtex以下であり、
タイヤの、最大幅を示す部分の厚みが、7mm以上10mm以下である空気入りタイヤ。
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