JP5521663B2 - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明はリング型ネットワークに用いる通信装置、リング型ネットワークを含む通信システムおよびその通信方法に関する。
ネットワークの接続形態の1つとして、通信装置である複数のノードをリング状に接続したリング型ネットワークが存在する。リング型ネットワークには、イーサネット(登録商標)のデータ伝送技術を適用することが可能である。その場合、ノード間ではデータがイーサネットのフレームとして伝送される。ノード間のリンクを効率的に配線することができるリング型ネットワークは、広域ネットワークとして用いられることもある。
リング型ネットワークに関する技術として、リングプロテクションと呼ばれる障害復旧技術がある。リングプロテクション方式は、例えば、ITU−T(International Telecommunication Union - Telecommunication standardization sector)勧告G.8032に規定されている。
勧告G.8032のリングプロテクション方式では、予め、リング型ネットワーク上のノードの1つをマスタノードに指定する。マスタノードは、フレームの循環を防止するために、フレームを通過させないブロッキングポート(BP)を備える。ここで、あるリンクに障害が発生すると、障害通知メッセージがノード間で伝送される。マスタノードは、障害通知メッセージを受信すると、BPを開放してフレームを通過可能にする。これにより、障害の発生したリンクを迂回する伝送経路が確保される。なお、勧告G.8032では、コネクションレスで転送されるフレームをプロテクションの対象としている。
また、リング型ネットワークでは、End−to−Endのパスを設定し、フレームに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該フレームを伝送することも考えられる。このようなデータ伝送方法は、例えば、イーサネットのVLAN(Virtual Local Area Network)技術を用いて実現することができる。パス識別情報としては、VLAN識別子や、VLAN識別子とMAC(Media Access Control)アドレスの組を用いることができる。この場合、リング型ネットワーク上の各ノードは、パス識別情報に基づいてフレームのスイッチングを行うことになり、当該フレームのアドレスを学習しなくてもよい。
なお、リング型ネットワークの障害復旧に関する技術として、2つのリング型ネットワークが複数の接続部分を介して接続されたシステムにおいて、リング部分に障害が発生した場合の経路形成と接続部分に障害が発生した場合の経路形成とを、矛盾無く協調動作させるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1の段落[0015]参照)。
特開2002−232442号公報
ところで、リング型ネットワーク外のノード(外部ノード)がリング型ネットワークと接続する形態の1つとして、デュアルホーム(DH)接続がある。DH接続では、外部ノードが、リング型ネットワーク上の複数(例えば、2つ)のノードと接続する。しかし、DH接続された外部ノードのデータを、リング型ネットワーク上でEnd−to−Endのパスを設定して伝送する場合、以下のような問題がある。
すなわち、外部ノードと接続されたリング型ネットワーク上の複数のノードで、外部ノードのデータの転送方向を固定してしまうと、リング型ネットワーク上のパスの状態(例えば、左回り・右回りなど)によっては経路が遠回りになる可能性がある。例えば、リング型ネットワーク上のノード#1,#2と外部ノードとがDH接続されており、外部ノードが受信するデータをノード#1がリング型ネットワーク外にドロップするよう設定したとする。このとき、リング型ネットワーク上のパスの状態が想定と異なる(例えば、パスが逆回りである)場合、ノード#2からドロップした方が伝送距離が小さいにもかかわらず、ノード#2からノード#1にデータが転送されてしまうことが起こり得る。
また、外部ノードのデータの転送方向を固定してしまうと、リング型ネットワークと外部ノードとの間に設けた複数のリングの一部に障害が発生したとき、どのように障害復旧を行うかも問題となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、リング型ネットワーク上の複数のノードに外部ノードが接続される形態においてデータの伝送経路を適切に判断することができる通信装置、通信システムおよび通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、第1および第2の通信装置と接続されたリング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有する通信システムにおいて、第1の通信装置として用いる通信装置が提供される。この通信装置は、記憶部と制御部とを有する。記憶部は、リング型ネットワーク上のパスの状態と、第1の通信装置と第3の通信装置の間の第1のリンクの状態と、第2の通信装置と第3の通信装置の間の第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報を記憶する。制御部は、リング型ネットワークに含まれるリンク、第1のリンクおよび第2のリンクの障害の有無を監視し、監視結果と記憶部に記憶された情報とに基づき、第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータの転送方向を判断する。
また、上記課題を解決するために、第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、第1および第2の通信装置と接続されたリング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有する通信システムが提供される。第1および第2の通信装置それぞれは、記憶部と制御部とを有する。記憶部は、リング型ネットワーク上のパスの状態と、第1の通信装置と第3の通信装置の間の第1のリンクの状態と、第2の通信装置と第3の通信装置の間の第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報を記憶する。制御部は、リング型ネットワークに含まれるリンク、第1のリンクおよび第2のリンクの障害の有無を監視し、監視結果と記憶部に記憶された情報とに基づき、第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータの転送方向を判断する。
また、上記課題を解決するために、第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、第1および第2の通信装置と接続されたリング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有する通信システムの通信方法が提供される。この通信方法では、第1および第2の通信装置それぞれが、リング型ネットワークに含まれるリンク、第1のリンクおよび第2のリンクの障害の有無を監視する。第1および第2の通信装置それぞれが、リング型ネットワーク上のパスの状態と、第1の通信装置と第3の通信装置の間の第1のリンクの状態と、第2の通信装置と第3の通信装置の間の第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報が記憶された記憶部を参照して、第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータを、監視結果に応じた転送方向に転送するよう制御する。
上記通信装置、通信システムおよび通信方法によれば、リング型ネットワーク上の複数のノードに外部ノードが接続される形態においてデータの伝送経路を適切に判断することができる。
第1の実施の形態の通信システムを示す図である。 第2の実施の形態の通信システムを示す図である。 通信装置を示すブロック図である。 第2の実施の形態の転送テーブルの第1の例を示す図である。 第2の実施の形態の転送テーブルの第2の例を示す図である。 第2の実施の形態の主信号切替制御を示すフローチャートである。 管理パスの形成方法を示す図である。 DHリンクの障害検出方法を示す図である。 第2の実施の形態の主信号切替制御の第1の例を示す図である。 第2の実施の形態の主信号切替制御の第2の例を示す図である。 第2の実施の形態の主信号切替制御の第3の例を示す図である。 第2の実施の形態の主信号切替制御の第4の例を示す図である。 第3の実施の形態の転送テーブルの第1の例を示す図である。 第3の実施の形態の転送テーブルの第2の例を示す図である。 第3の実施の形態の主信号切替制御を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の主信号切替制御の例を示す図である。 システム構成の第1の変形例を示す図である。 システム構成の第2の変形例を示す図である。 システム構成の第3の変形例を示す図である。
以下、本実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の通信システムを示す図である。第1の実施の形態に係る通信システムは、通信装置1〜3を含む。
通信装置1,2は、リング型ネットワークに含まれる通信装置であり、リンクによって互いに接続されている。通信装置1と通信装置2の間には、他の通信装置が介在してもよい。通信装置3は、リング型ネットワーク外の通信装置であり、通信装置1とリンク4aで接続され、通信装置2とリンク4bで接続されている。通信装置3は、リング型ネットワークに含まれる3以上の通信装置と接続されてもよい。このリング型ネットワークは、データにパス識別情報(例えば、VLAN識別子など)が付加されている場合、パス識別情報に応じたパスで当該データを転送する。
通信装置1は、記憶部1aと制御部1bを有する。
記憶部1aは、リング型ネットワーク上のパスの状態と、リンク4aの状態と、リンク4bの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報を記憶する。対応関係の情報は、パス識別情報毎に設定してもよい。
例えば、リング型ネットワーク上のパスの状態としては、通常パス状態または予備パス状態を取り得る。通常パス状態は、パス識別情報が付加されたデータを、当初の経路で伝送している状態である。予備パス状態は、リングプロテクションにより伝送経路が変更された(例えば、当初の経路とは逆回りの)状態である。また、リンク4a,4bの状態としては、正常状態または障害状態を取り得る。
制御部1bは、リング型ネットワークに含まれるリンクおよびリンク4a,4bの障害の有無を監視する。そして、制御部1bは、監視により把握される障害状況と記憶部1aに記憶された対応関係の情報とに基づいて、通信装置3に対応するパス識別情報が付加されたデータの転送方向を判断する。
例えば、制御部1bは、リング型ネットワークの障害状況を、他の通信装置から受信する障害通知メッセージに基づいて判断する。障害通知メッセージの受信状況に応じて、パスの状態を通常パス状態から予備パス状態に切り替えるか判断してもよい。また、制御部1bは、リンク4a,4bの障害の有無を、リンク4aの区間と通信装置1,2間の区間とリンク4bの区間を経由する管理パスを設定することで、監視することが可能である。この管理パスの始点・終点を共に通信装置3に設定し、通信装置1,2間の区間に仮想的なコネクションを設定することが考えられる。これにより、リンク4bの障害が検出されたことを示す障害通知メッセージを、通信装置2から受け取ることができる。
このような第1の実施の形態の通信システムでは、通信装置1が、リング型ネットワークに含まれるリンクおよびリンク4a,4bの障害の有無を監視する。そして、通信装置1が、通信装置3に対応するパス識別情報が付加されたデータを、監視結果に応じた方向に転送するよう制御する。通信装置2も、通信装置1と同様の制御を行うことができる。これにより、通信装置3が送信または受信するデータの伝送経路を適切に制御できる。すなわち、伝送経路が遠回りになることを抑制でき、また、リンク4aまたはリンク4bの障害時には迂回経路を設定できる。また、リンク4a,4b側の経路制御を、リング側のパス状態の制御手続きに影響を与えることなく実行することが可能である。
例えば、通信装置3が受信するデータが、通常パス状態では左回りに転送され、予備パス状態では右回りに転送されるとする。このとき、通常パス状態で且つリンク4aが正常であれば、通信装置1がデータをドロップする。通常パス状態で且つリンク4aに障害があれば、通信装置1が通信装置2にデータを転送し通信装置2がデータをドロップする。また、予備パス状態で且つリンク4bが正常であれば、通信装置2がデータをドロップする。予備パス状態で且つリンク4bに障害があれば、通信装置2が通信装置1にデータを転送し、通信装置1がデータをドロップする。
また、通信装置3が送信するデータについても、通信装置1,2は、同様に転送方向を制御することが可能である。送信の場合は、通信装置3が通信装置1,2の両方にデータを送信し、通信装置1,2の何れか一方が受信したデータを破棄するようにしてもよい。このように、通信装置1,2は、リング型ネットワーク上のパスの状態およびリンク4a,4bの状態から、通信装置3が送信・受信するデータの転送方向を適切に判断できる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の通信システムを示す図である。第2の実施の形態に係る通信システムは、通信装置10,10a,10b,10c,10d,10e,20を含む。通信装置10,10a,10b,10c,10d,10e(以下、ノード#1〜#6と呼ぶことがある)は、リング上のノードである。通信装置20(以下、ノード#Xと呼ぶことがある)は、リング外のノードであり、リング上のノード#3,#4とDH接続されている。
ノード#1〜#6は、フレーム形式のデータやOAM(Operation Administration and Maintenance)情報などの制御情報を受信し、隣接ノードに転送する。ノード#1〜#6は、例えば、イーサネットのデータ伝送技術を用いてフレームを伝送する。データフレームは、データ本体(主信号)と、パス識別情報としてのVLAN−ID(VIDとも呼ぶ)と、送信元および宛先を示すMACアドレスとを含む。ノード#1〜#6は、データフレームに含まれるVIDを参照して、当該データフレームの転送方向を判断する。
このリング型ネットワークは、リングプロテクション方式の障害復旧機能(例えば、ITU−T勧告G.8032に規定された機能)を有する。ノード#1が、マスタノードに指定されている。ノード#1は、フレームの循環を回避するため、障害が発生していない通常時にはノード#2側のポートをブロッキングポート(BP)に設定しておく。BPはデータフレームやOAMフレームを遮断する。
障害発生時には、障害通知メッセージや後述する切替抑止メッセージが、制御フレームとしてリング上を流れる。例えば、ノード#5,#6の間のリンクに障害が発生すると、ノード#5が障害を検知し、左回り方向(以下、東(E)方向と呼ぶことがある)に障害通知メッセージを流す。また、ノード#6が障害を検知し、右回り方向(以下、西(W)方向と呼ぶことがある)に障害通知メッセージを流す。ノード#1は、障害通知メッセージを受信すると、BPを開放して、障害が発生したリンクを迂回できる経路を確保する。
また、後述するように、障害発生時には、ノード#1〜#6は、障害通知メッセージや切替抑止メッセージに基づいて、VIDに対応するパスの状態を変更するか否か(通常パスを維持するか予備パスに切り替えるか)を、パス毎に判断する。このパスは、リング外からデータフレームが入力されるノード(起点ノードと呼ぶことがある)から当該データフレームをリング外にドロップするノード(終点ノードと呼ぶことがある)に至るEnd−to−Endのパスである。
図3は、通信装置を示すブロック図である。通信装置10は、スイッチ11、警報・切替信号処理部12e,12w、リング保護制御部13e,13w、分離部14e,14w、DH処理部14t、主信号処理部15e,15t,15w、多重部16e,16w、切替制御部17、テーブル記憶部18およびリング保護部19を有する。リンク上の他の通信装置(ノード#2〜#6)も、通信装置10と同様の構成によって実現できる。
スイッチ11は、切替制御部17からの指示に応じて、主信号の振り分けを行う装置内スイッチである。スイッチ11は、E方向から到着した主信号を主信号処理部15eから取得し、W方向から到着した主信号を主信号処理部15wから取得し、リング外(T(Tributary)方向)から到着した主信号を主信号処理部15tから取得する。また、E方向に送信する主信号を多重部16eに出力し、W方向に送信する主信号を多重部16wに出力し、T方向に送信する主信号を主信号処理部15tに出力する。
警報・切替信号処理部12eは、E方向のポートに接続されている。警報・切替信号処理部12eは、E方向から到着したフレームを取得し、フレームの種別を判別する。そして、リングプロテクションに関する制御フレーム(障害通知メッセージや切替抑止メッセージを含む)を切替制御部17およびリング保護部19に出力し、後述するDH接続に関するOAMメッセージを切替制御部17に出力する。また、データフレームをリング保護制御部13eに出力する。また、警報・切替信号処理部12eは、E方向のリンクの障害を検出すると、障害発生を切替制御部17およびリング保護部19に通知する。警報・切替信号処理部12wは、W方向についてE方向と同様の処理を行う。
リング保護制御部13eは、リング保護部19からの指示に応じて、リングプロテクションに伴うポートの開閉を制御する。リング保護制御部13eは、E方向のポートがBPでない場合、警報・切替信号処理部12eから取得したデータフレームを、分離部14eに出力する。また、E方向のリンクが正常である場合、多重部16eからデータフレームや制御フレームを取得し、E方向に送信する。リング保護制御部13wは、W方向についてE方向と同様の処理を行う。
分離部14eは、リング保護制御部13eから取得したデータフレームに含まれるVIDを抽出し、通信装置10を通るパス(例えば、テーブル記憶部18に登録されたパス)を示すVIDであるか確認する。通信装置10を通るパスを示すVIDである場合、当該データフレームを主信号処理部15eに出力する。上記条件に該当しないデータフレームの処理については、本実施の形態では説明を省略する。分離部14wは、W方向についてE方向と同様の処理を行う。
DH処理部14tは、T方向のポートに接続されている。DH処理部14tは、T方向から到着したデータフレームを主信号処理部15tに出力する。また、主信号処理部15tから取得したデータフレームをT方向に送信する。また、DH処理部14tは、T方向のリンクの障害を検出すると、障害発生を切替制御部17に通知する。
主信号処理部15eは、分離部14eから取得したデータフレームに含まれる主信号を抽出し、スイッチ11に出力する。主信号処理部15wは、W方向についてE方向と同様の処理を行う。主信号処理部15tは、DH処理部14tから取得したデータフレームに含まれる主信号を抽出し、スイッチ11に出力する。また、スイッチ11から取得した主信号を含んだデータフレームを、DH処理部14tに出力する。
多重部16eは、スイッチ11から取得した主信号を含んだデータフレームを、リング保護制御部13eに出力する。また、切替制御部17から取得した制御フレーム(障害通知メッセージや切替抑止メッセージを含む)を、リング保護制御部13eに出力する。多重部16wは、W方向についてE方向と同様の処理を行う。
切替制御部17は、テーブル記憶部18に記憶された転送テーブル(フォワーディングテーブル)を参照して、VIDを含むデータフレームの転送先をVID毎に決定する。そして、決定に基づき、主信号の振り分けをスイッチ11に指示する。
具体的には、切替制御部17は、警報・切替信号処理部12e,12wから取得する障害通知メッセージや切替抑止メッセージに基づいて、通常パスを維持するか予備パスに切り替えるかVID毎に判断する。また、DH処理部14tからの通知に基づいて、T方向のリンクが正常か監視すると共に、警報・切替信号処理部12e,12wの何れか一方から取得するOAMメッセージに基づいて、DH接続の他のリンクが正常か監視する。そして、パス状態とDHのリンク状態に対応する転送方向を転送テーブルから検索する。
また、切替制御部17は、多重部16e,16wの何れか一方を経由して、取得した障害通知メッセージや切替抑止メッセージをリング上の他のノードに転送する処理を行う。また、切替制御部17は、T方向のリンクの状態を示すOAMメッセージを、DH接続されているリング上の他のノードに送信する処理を行う。
テーブル記憶部18は、転送テーブルを記憶する、不揮発性メモリなどの記憶媒体である。転送テーブルには、パス状態とDHのリンク状態とデータフレームの転送方向とを対応付けた情報がパス毎(例えば、VID毎)に登録されている。転送テーブルに登録される情報は、例えば、リング型ネットワークの管理者によって入力される。
リング保護部19は、警報・切替信号処理部12e,12wからの通知に基づいて、E方向およびW方向のリンクが正常か監視する。E方向またはW方向のリンクの障害を検知すると、反対方向に障害通知メッセージを送信するよう制御する。また、リング保護部19は、通信装置10がマスタノードである場合に、警報・切替信号処理部12e,12wから障害通知メッセージを取得すると、BPを開放するようリング保護制御部13e,13wの何れか一方に指示する。
図4は、第2の実施の形態の転送テーブルの第1の例を示す図である。図4に示す転送テーブル18aは、通信装置10cのテーブル記憶部(テーブル記憶部18に相当)に記憶される転送テーブルを想定している。転送テーブル18aは、パス、リング状態、DH状態、送信方向および受信方向の項目を含む。
パスの項目には、パス識別情報(例えば、VID)が記載される。リング状態の項目には、リング上のパスの状態として「通常」または「予備」が記載される。ただし、何れの状態でもよい場合は「任意」が記載される。DH状態の項目には、リング外のノード#Xとリング上の複数のノード#3,#4との間のリンクそれぞれの状態として、「正常」または「障害」が記載される。ただし、何れの状態でもよい場合は「任意」が記載される。
送信方向の項目には、リング外のノード#Xが送信したデータフレームの転送方向として、「W」または「E」が記載される。受信方向の項目には、リング外のノード#Xが受信すべきデータフレームの転送方向として、「T」,「E」または「W」が記載される。ただし、転送しなくてもよい場合は、「任意or廃棄」が記載される。なお、送信方向および受信方向は、「E」,「W」,「T」によって特定する代わりに、出力ポートの識別情報(例えば、ポート番号)によって特定してもよい。
ノード#4は、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#5とノード#Xの間でデータフレームを転送する。ノード#X,#4間に障害があるがノード#X,#3間のリンクが正常であれば、ノード#3とノード#5の間で転送する。一方、予備パスに切り替えられている場合、ノード#X,#3間のリンクが正常であれば、転送しなくてもよい。ノード#X,#3間に障害があるがノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#3とノード#Xの間で転送する。全てのDHリンクが故障している場合は、転送しなくてもよい。
図5は、第2の実施の形態の転送テーブルの第2の例を示す図である。図5に示す転送テーブル18bは、通信装置10bのテーブル記憶部(テーブル記憶部18に相当)に記憶される転送テーブルを想定している。転送テーブル18bは、転送テーブル18aと同様、パス、リング状態、DH状態、送信方向および受信方向の項目を含む。
ノード#3は、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間のリンクが正常であれば、データフレームを転送しなくてもよい。ノード#X,#4間に障害があるがノード#X,#3間のリンクが正常であれば、ノード#4とノード#Xの間で転送する。一方、予備パスに切り替えられている場合、ノード#X,#3間のリンクが正常であれば、ノード#2とノード#Xの間で転送する。ノード#X,#3間に障害があるがノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#2とノード#4の間で転送する。全てのDHリンクが故障している場合は、転送しなくてもよい。
図6は、第2の実施の形態の主信号切替制御を示すフローチャートである。ここでは、通信装置10cの切替制御部(切替制御部17に相当)が、図6に示す主信号切替制御を実行する場合を考える。リング上の他の通信装置でも同様の処理が実行され得る。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS11) 通信装置10cは、E方向のリンク(ノード#3,#4間のリンク)またはW方向のリンク(ノード#4,#5間のリンク)の障害が検出されたか判断する。障害が検出された場合、障害通知メッセージをリング上の隣接ノードに送信し、処理をステップS12に進める。検出されていない場合、処理をステップS13に進める。
(ステップS12) 通信装置10cは、転送テーブル18aを参照して、ステップS11で障害が検出されたリンクが、ノード#Xのデータフレームの現在の伝送経路に含まれているか判断する。含まれている場合、処理をステップS16に進める。含まれていない場合、処理をステップS17に進める。
(ステップS13) 通信装置10cは、リング上の自装置と直接接続されていないリンクの障害が検出されたか、すなわち、隣接するノード#3またはノード#5から、リングプロテクションに関する障害通知メッセージを受信したか判断する。受信した場合、障害通知メッセージをリング上の反対側の隣接ノードに転送し、処理をステップS14に進める。受信していない場合、処理をステップS18に進める。
(ステップS14) 通信装置10cは、転送テーブル18aを参照して、ステップS13の障害通知メッセージを受信した方向が、ノード#Xのデータフレームの現在の転送方向(送信方向または受信方向)に含まれているか判断する。含まれている場合、処理をステップS15に進める。含まれていない場合、処理をステップS17に進める。
(ステップS15) 通信装置10cは、ステップS13の障害通知メッセージを受信してから所定時間以内に、切替抑止メッセージを受信したか判断する。受信した場合、切替抑止メッセージをリング上の反対側の隣接ノードに転送し、処理を終了する。受信しなかった場合、処理をステップS16に進める。
(ステップS16) 通信装置10cは、ノード#Xについてのパス状態を、通常パスから予備パスに切り替えると判断する。そして、処理をステップS21に進める。
(ステップS17) 通信装置10cは、ノード#Xについてのパス状態を、通常パスのまま維持すると判断する。そして、ステップS11またはS13で障害通知メッセージを送信した方向と同じ方向に切替抑止メッセージを送信し、処理を終了する。
(ステップS18) 通信装置10cは、DH接続に関する自リンク(ノード#4,#X間のリンク)の障害が検出されたか判断する。障害が検出された場合、処理をステップS19に進める。検出されていない場合、処理をステップS20に進める。
(ステップS19) 通信装置10cは、DH接続に関して自装置と組になっているリング上の相手装置(ノード#3)に対して、障害通知メッセージを送信する。そして、処理をステップS21に進める。
(ステップS20) 通信装置10cは、DH接続に関する相手リンク(ノード#3,#X間のリンク)の障害が検出されたか、すなわち、相手装置からDH接続に関する障害通知メッセージを受信したか判断する。受信した場合、処理をステップS21に進める。受信していない場合、処理を終了する。相手リンクの監視方法については後述する。
(ステップS21) 通信装置10cは、変更後のパス状態・DHの自リンクの状態・DHの相手リンクの状態の組を特定する。そして、転送テーブル18aを検索し、これらの状態の組に対応する転送方向(送信方向および受信方向)を決定する。以後、通信装置10cは、ノード#Xが送受信するデータフレームを、決定した転送方向に転送する。
図7は、管理パスの形成方法を示す図である。ノード#3がノード#4,#X間のリンクの状態を把握し、ノード#4がノード#3,#X間のリンクの状態を把握できるよう、ノード#3,#4は、図7に示すような管理パスを設定する。これにより、DH接続部分のリンクの一体的な管理が実現される。
すなわち、ノード#Xからノード#3,#4を経由してノード#Xに戻る一続きのOAM管理区間#1に、End−to−Endの管理パスを設定する。図7では説明のため、ノード#Xを2つに分割して表している。OAM管理区間#1には、ノード#3,#4間のOAM管理区間#2と、ノード#4,#X間のOAM管理区間#3と、ノード#3,#X間のOAM管理区間#4とが階層的に含まれる。
リングと重なるOAM管理区間#2には、この区間を透過的に扱うために、OAM管理区間#3とOAM管理区間#4とを仮想的に接続するコネクションが設定される。仮想的コネクションを実現する方法としては、例えば、OAM管理区間#2にVIDを割り当てVLANを構成する方法や、OAM管理区間#2にTPID(Tag Protocol ID)を割り当ててMPLS(Multi Protocol Label Switching)ラベルなどの識別子をフレームに付与する方法などが考えられる。仮想的コネクションは、ノード#3,#4間に他のノード(マスタノードを除く)が介在していても設定することができる。
このような管理パスを実現するために、ITU−T勧告Y.1731,IEEE802.1ag,MEF(Metro Ethernet Forum)技術仕様17,IETF(Internet Engineering Task Force)ドラフト“draft-ietf-pwe3-mpls-eth-oam-iwk-00”(2007年11月)などに記載された技術を応用することが考えられる。
例えば、OAM管理区間#2にVIDを割り当てる。OAM管理区間#3,#4には、VIDを割り当てなくてもよい。また、OAM管理区間#1とOAM管理区間#2とOAM管理区間#3,#4を、それぞれ、MEF技術仕様17に規定された加入者ME(Maintenance Entity)とオペレータMEとUNI−MEに対応付ける。OAM管理区間#1〜#4にはMEL(Maintenance Entity group Level)を付与する。ただし、OAM管理区間#1のMEL>OAM管理区間#2のMEL>OAM管理区間#3,#4のMELとする。そして、ITU−T勧告Y.1731またはIEEE802.1agに規定されたOAMメッセージを、OAM管理区間#1〜#4で伝送する。
図8は、DHリンクの障害検出方法を示す図である。上記のように管理パスを設定することで、ノード#3,#4は、DHに関する自リンクの状態と相手リンクの状態の両方を把握することができる。
すなわち、ノード#3は、DHに関する自リンク(ノード#3,#X間のリンク)の障害を検出すると、OAM管理区間#2を介して、ノード#4にリンク障害を通知する。また、ノード#4は、DHに関する自リンク(ノード#4,#X間のリンク)の障害を検出すると、OAM管理区間#2を介して、ノード#3にリンク障害を通知する。この障害通知は、例えば、AIS(Alarm Indication Signal)を含む通知でも、ポートステータスTLV(Type Length Value)やインタフェースステータスTLVを含む通知でもよい。
図9は、第2の実施の形態の主信号切替制御の第1の例を示す図である。リング上では障害が無いとき、ノード#X宛てのデータフレーム(VID=a)がノード#6,ノード#5,ノード#4の順に伝送されるとする。同様に、ノード#Xの送信したデータフレーム(VID=a)がノード#4,ノード#5,ノード#6の順に伝送されるとする。
障害が無い状態では、図9上段に示すように、ノード#4は、W方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。ノード#Xは、VID=aのデータフレームを送信する場合、ノード#3,#4の両方に送信する。ノード#3は、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、例えば、当該データフレームを破棄する。ノード#4は、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、W方向に転送する。
ここで、ノード#6,#1間のリンクに障害が発生したとする。すると、ノード#6はE方向に障害通知メッセージと切替抑止メッセージを送信する。ノード#4は、ノード#5経由でこれらメッセージを受信すると、VID=aのパス状態を通常パスに維持すると決定すると共に、メッセージをE方向に転送する。ノード#3は、ノード#4と同様に、障害通知メッセージと切替抑止メッセージを受信し、VID=aのパス状態を通常パスに維持すると決定する。また、ノード#1(マスタノード)は、BPを開放する。
その結果、図9下段に示すように、ノード#3,#4におけるVID=aのデータフレームの転送方向は変更されない。すなわち、ノード#6,#1間のリンクに障害が発生した後も、ノード#3は、VID=aのデータフレームを受信すると、例えば、当該データフレームを破棄する。ノード#4は、W方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。また、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、W方向に転送する。
図10は、第2の実施の形態の主信号切替制御の第2の例を示す図である。障害が無い状態におけるデータフレームの転送方向は、図9の場合と同様である。
ここでは、ノード#5,#6間のリンクに障害が発生したとする。すると、ノード#5はE方向に障害通知メッセージを送信する。ただし、切替抑止メッセージは送信しない。ノード#4は、W方向から障害通知メッセージを受信すると、VID=aのパス状態を予備パスに切り替えると決定すると共に、障害通知メッセージをE方向に転送する。ノード#3は、ノード#4と同様に、障害通知メッセージを受信して、VID=aのパス状態を予備パスに切り替えると決定する。また、ノード#6は、W方向に障害通知メッセージを送信する。ノード#1は、障害通知メッセージを受信すると、BPを開放する。
その結果、図10下段に示すように、ノード#3,#4におけるVID=aのデータフレームの転送方向が変更される。すなわち、ノード#5,#6間のリンクに障害が発生した後は、ノード#3は、E方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。また、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、E方向に転送する。ノード#4は、VID=aのデータフレームを受信すると、例えば、当該データフレームを破棄する。
図11は、第2の実施の形態の主信号切替制御の第3の例を示す図である。障害が無い状態におけるデータフレームの転送方向は、図9の場合と同様である。
ここでは、ノード#4,#X間のリンクに障害が発生したとする。すると、ノード#4は、DHに関する自リンクの障害を検出すると共に、予め設定した管理パス上で障害通知メッセージをノード#3に送信する。ノード#3は、ノード#4から障害通知メッセージを受信することで、DHに関する相手リンクの障害を検出する。なお、リング外のリンクの障害であるため、リング上のパスに対するリングプロテクション機能は動作せず、パス状態は通常パスに維持される。
その結果、図11下段に示すように、ノード#3,#4におけるVID=aのデータフレームの転送方向が変更される。すなわち、ノード#4,#X間のリンクに障害が発生した後は、ノード#3は、W方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。また、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、W方向に転送する。ノード#4は、W方向からVID=aのデータフレームを受信すると、E方向に転送する。また、E方向からVID=aのデータフレームを受信すると、W方向に転送する。
図12は、第2の実施の形態の主信号切替制御の第4の例を示す図である。障害が無い状態におけるデータフレームの転送方向は、図9の場合と同様である。
ここでは、ノード#3,#X間のリンクに障害が発生したとする。すると、ノード#3は、DHに関する自リンクの障害を検出すると共に、予め設定した管理パス上で障害通知メッセージをノード#4に送信する。ノード#4は、ノード#3から障害通知メッセージを受信することで、DHに関する相手リンクの障害を検出する。なお、リング外のリンクの障害であるため、リング上のパスに対するリングプロテクション機能は動作せず、パス状態は通常パスに維持される。
その結果、図12下段に示すように、ノード#3,#4におけるVID=aのデータフレームの転送方向は変更されない。すなわち、ノード#3,#X間のリンクに障害が発生した後も、ノード#3は、VID=aのデータフレームを受信すると、例えば、当該データフレームを破棄する。ノード#4は、W方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。また、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、W方向に転送する。
このような第2の実施の形態の通信システムによれば、リング型ネットワークにDH接続している外部ノードのデータフレームを、適切な経路で伝送することができる。すなわち、伝送経路が遠回りになることを抑制できると共に、DH接続のリンクの障害時には迂回経路に自動的に切り替えることができる。また、リング部分のプロテクション制御とDH部分の障害復旧制御とを共存させ、システム全体として適切な経路制御が可能となる。従って、リング型ネットワークを利用した通信システムの信頼性の向上が期待できる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。前述の第2の実施の形態との差異を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。第3の実施の形態の通信システムでは、DH接続されているリング上の2つのノード(図2のノード#3,#4に相当)の間に、BPが設定されており、データフレームが通過できない場合を考える。
第3の実施の形態の通信システムは、図2,3に示した第2の実施の形態の構成と基本的に同様の構成によって実現できる。ただし、第3の実施の形態では、ノード#3がマスタノードに指定されており、ノード#3のW方向のポートがBPに設定されている。以下では、図2,3で用いた符号を用いて、第3の実施の形態を説明する。
図13は、第3の実施の形態の転送テーブルの第1の例を示す図である。転送テーブル18cは、通信装置10cのテーブル記憶部(テーブル記憶部18に相当)に記憶される転送テーブルを想定している。転送テーブル18cは、前述の転送テーブル18aと同様に、パス、リング状態、DH状態、送信方向および受信方向の項目を含む。
転送テーブル18cによれば、ノード#4は、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#5とノード#Xの間でデータフレームを転送する。しかし、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間に障害があるがノード#X,#3間のリンクが正常という状況は、後述するように生じない。
一方、予備パスに切り替えられている場合、ノード#4は、ノード#X,#3間とノード#X,#4間のリンクの両方が正常であれば、データフレームを転送しなくてもよい。ノード#X,#3間に障害があるがノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#3とノード#Xの間で転送する。その逆の状態のときは、データフレームを転送しなくてもよい。なお、予備パスに切り替えられている場合、ノード#3のBPは開放されている。全てのDHリンクが故障している場合は、転送しなくてもよい。
図14は、第3の実施の形態の転送テーブルの第2の例を示す図である。転送テーブル18dは、通信装置10bのテーブル記憶部(テーブル記憶部18に相当)に記憶される転送テーブルを想定している。転送テーブル18dは、前述の転送テーブル18bと同様に、パス、リング状態、DH状態、送信方向および受信方向の項目を含む。
転送テーブル18dによれば、ノード#3は、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間のリンクが正常であれば、データフレームを転送しなくてもよい。しかし、通常パスが維持されている場合、ノード#X,#4間に障害があるがノード#X,#3間のリンクが正常という状況は、後述するように生じない。
一方、予備パスに切り替えられている場合、ノード#3は、ノード#X,#3間とノード#X,#4間のリンクの両方が正常であれば、ノード#2とノード#Xの間でデータフレームを転送する。ノード#X,#3間に障害があるがノード#X,#4間のリンクが正常であれば、ノード#2とノード#4の間で転送する。その逆の状態のときは、ノード#2とノード#Xの間でデータフレームを転送する。全てのDHリンクが故障している場合は、転送しなくてもよい。
図15は、第3の実施の形態の主信号切替制御を示すフローチャートである。図6に示した第2の実施の形態の主信号切替制御とは、ステップS19とステップS21の間に、以下のステップS19aが実行される点が異なる。
(ステップS19a) 通信装置10cは、DH接続に関して自装置と組になっているリング上の相手装置(ノード#3)の自装置側のポートが、ブロッキングされているか(BPであるか)判断する。ブロッキングされている場合、相手装置とは逆方向に障害通知メッセージを送信し、処理をステップS16に進める。このとき、切替抑止メッセージは送信しない。これにより、パス状態が通常パスから予備パスに切り替えられる。ブロッキングされていない場合、処理をステップS21に進める。
図16は、第3の実施の形態の主信号切替制御の例を示す図である。リング上では障害が無いとき、ノード#X宛てのデータフレーム(VID=a)がノード#6,ノード#5,ノード#4の順に伝送される。同様に、ノード#Xの送信したデータフレーム(VID=a)がノード#4,ノード#5,ノード#6の順に伝送される。また、ノード#3のW方向のポートがBPに設定されている。
ここで、ノード#4,#X間のリンクに障害が発生したとする。ノード#4は、ノード#3(マスタノード)とBPを介して接続されていることから、VID=aのパス状態を予備パスに切り替えると決定して、W方向に障害通知メッセージを送信する。ノード#3は、VID=aのパス状態を予備パスに切り替えると決定して、BPを開放する。
その結果、図16下段に示すように、ノード#3,#4におけるVID=aのデータフレームの転送方向が変更される。すなわち、ノード#4,#X間のリンクに障害が発生した後は、ノード#3は、E方向からVID=aのデータフレームを受信すると、T方向に転送する。また、T方向からVID=aのデータフレームを受信すると、E方向に転送する。ノード#4は、VID=aのデータフレームを受信すると、例えば、当該データフレームを破棄する。
このような第3の実施の形態の通信システムによれば、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。更に、第3の実施の形態の通信システムは、リング外ノードがBPを跨がる複数のノードに対してDH接続を行うという構成を許容することができ、そのような場合にも適切な経路制御を行うことが可能となる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について説明する。前述の第2の実施の形態との差異を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。第4の実施の形態の通信システムは、図2に示した第2の実施の形態の通信システムの構成を変形したものである。以下に、第1〜第3の変形例としての通信システムを示す。
図17は、システム構成の第1の変形例を示す図である。図17の通信システムは、リング上の通信装置10b,10c(ノード#3,#4)に、通信装置20,20a,20b(ノード#X,#Y,#Z)をDH接続したものである。この場合、ノード#3,#4は、ノード#X,#Y,#Zそれぞれに対応する仮想的なコネクションをノード#3,#4間に設ける。また、ノード#3,#4が備える転送テーブルでは、T方向についてはデータフレームを入出力するポートを指定する。これにより、ノード#X,#Y,#Zについて、互いに独立にDH部分の経路制御を行うことができる。
図18は、システム構成の第2の変形例を示す図である。図18の通信システムは、更に、リング上の通信装置10e,10(ノード#6,#1)に、通信装置20c(ノード#A)をDH接続したものである。この場合、ノード#6,#1は、ノード#Xに関するDH部分の経路制御とは独立に、ノード#Aに関するDH部分の経路制御を行う。このように、あるVIDの付加されたデータフレームを、複数のDHリンクを経由して伝送することも可能である。
図19は、システム構成の第3の変形例を示す図である。図19の通信システムは、通信装置10,10a,10b,10c,10d,10e(ノード#1〜#6)を含むリング型ネットワークに、通信装置10f,10g,10h,10i(ノード#7〜#10)を含む他のリング型ネットワークを接続したものである。ノード#2,#3とその間のリンクは、2つのリングで共通に使用される。また、リング上のノード#4,#5に、通信装置20d(ノード#B)がDH接続している。このように、あるVIDの付加されたデータフレームを、複数のリングとDHリンクとを経由して伝送することも可能である。
このような第4の実施の形態の通信システムの構成によっても、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。なお、第3の実施の形態で述べた制御により、リング外ノードがBPを跨がる複数のノードに対してDH接続を行うという構成を許容することもできる。
1,2,3 通信装置
1a 記憶部
1b 制御部
4a,4b リンク

Claims (8)

  1. 第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、前記第1および前記第2の通信装置と接続された前記リング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有する通信システムにおいて、前記第1の通信装置として用いる通信装置であって、
    前記リング型ネットワーク上のパスの状態と、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置の間の第1のリンクの状態と、前記第2の通信装置と前記第3の通信装置の間の第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報を記憶する記憶部と、
    前記リング型ネットワークに含まれるリンク、前記第1のリンクおよび前記第2のリンクの障害の有無を監視し、監視結果と前記記憶部に記憶された情報とに基づき、前記第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータの転送方向を判断する制御部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記第1のリンクの区間、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置の間の区間および前記第2のリンクの区間を経由する管理パスを設定することで、前記第1および前記第2のリンクの障害の有無を監視することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、前記第2の通信装置において前記第2のリンクの障害が検出されたことを示す通知を、前記管理パス上で前記第2の通信装置から取得することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記第1のリンクの障害を検出し、且つ、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置の間の区間でデータの転送がブロックされていることを検出すると、前記リング型ネットワーク上のパスの状態を変更する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記リング型ネットワークに含まれるリンクの障害状況に応じて、前記リング型ネットワーク上のパスの状態を、通常パス状態および予備パス状態の何れか一方に設定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 前記第1および前記第2の通信装置に、前記第3の通信装置とは異なるパス識別情報が対応付けられた前記リング型ネットワーク外の第4の通信装置が更に接続されており、
    前記制御部は、前記第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータと前記第4の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータとは、互いに独立に転送方向を判断する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  7. 第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、
    前記第1および前記第2の通信装置と接続された前記リング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有し、
    前記第1および前記第2の通信装置それぞれは、
    前記リング型ネットワーク上のパスの状態と、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置の間の第1のリンクの状態と、前記第2の通信装置と前記第3の通信装置の間の第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報を記憶する記憶部と、
    前記リング型ネットワークに含まれるリンク、前記第1のリンクおよび前記第2のリンクの障害の有無を監視し、監視結果と前記記憶部に記憶された情報とに基づき、前記第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータの転送方向を判断する制御部と、
    を有する、ことを特徴とする通信システム。
  8. 第1および第2の通信装置を含んでおりデータに付加されたパス識別情報に応じたパスで当該データを転送するリング型ネットワークと、前記第1および前記第2の通信装置と接続された前記リング型ネットワーク外の第3の通信装置と、を有する通信システムの通信方法であって、
    前記第1および前記第2の通信装置それぞれが、前記リング型ネットワークに含まれるリンク、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置の間の第1のリンク、および、前記第2の通信装置と前記第3の通信装置の間の第2のリンクの障害の有無を監視し、
    前記第1および前記第2の通信装置それぞれが、前記リング型ネットワーク上のパスの状態と、前記第1のリンクの状態と、前記第2のリンクの状態と、データの転送方向と、の対応関係を示す情報が記憶された記憶部を参照して、前記第3の通信装置に対応するパス識別情報が付加されたデータを、監視結果に応じた転送方向に転送するよう制御する、
    ことを特徴とする通信方法。
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