JP5546461B2 - チェーン及びリングネットワークにおける透過的なオートリカバリのための方法及びシステム - Google Patents

チェーン及びリングネットワークにおける透過的なオートリカバリのための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、チェーン及びリングネットワークにおけるリンク障害の透過的なオートリカバリのための方法に関する。より詳細には、本発明は、障害時におけるデータトラフィックの自動再ルーティングに関する。
コンピュータシステム及びネットワークコンピューティング業務は、重大なサービス及びビジネス業務に関して、個人、ビジネス、及び政府にますます依存している。このようなシステムにおいて、ネットワーク使用可能時間は、基本的なサービス又は業務の円滑な運用に重大であり得る。また、ネットワーク障害は、迅速に隔離され又は修復されなければならない。従って、ネットワーク障害状態における隔離及び自動リカバリは、高帯域幅ネットワーク及びタスククリティカルなネットワークには非常に重要な要件である。さらに、典型的なネットワーク障害及びリカバリの場合、約数百ミリ秒の遅延でさえ、重大であり得る。
ネットワーク障害の場合に遭遇し得る別の問題は、障害場所における物理リンク又は装置へのアクセス不能性である。例えば、製造又は他のオートメーションシステムにおいて、アーキテクチャは、分散又は分配され得るが、一方で集中型システムと比べても遜色ない性能をもたらし得る。例えば、ADVANTYS STB分散I/Oシステムは、バス又は通信ネットワークを介してマスタコントローラによって管理されるオートメーション諸島(islands of automation)を設計することを可能にするオープンなモジュラ入/出力システムである。ADVANTYS STB分散I/Oシステムは、マサチューセッツ州、北アンドーバー、ワンハイ通りのシュナイダーオートメーション社(Schneider Automation Inc., One High Street, North Andover, Massachusetts)の製品である。
諸島及び関連I/Oモジュールは、広範に分散され且つ隔離された場所にあることが多い。又は、対象システムが他の機械類に囲まれる場合がある。こうした種類のネットワーク運用において、障害時に遠隔I/Oモジュール又はネットワークリンクへの物理アクセスを得ることは困難であり得る。さらに、例えば産業オートメーションシステム等のネットワークでは、信頼性が重大である。例えば工場において、ネットワーク接続が故障すると、操作者が物理的に傷付けられ得る。こうした種類のネットワーク動作において、障害リカバリは自動でなければならない。
典型的な障害リカバリの場合、障害が発生すると、データトラフィックは、現在の障害のある経路からバックアップ経路に再ルーティングされ又は切り替えられる。実際の冗長化ストラテジによっては、待機又はバックアップデータ経路は専用であり、接続の物理的な変化を必要とし、又はアクティブ若しくはプライマリ経路への仮想バックアップ経路であってもよい。ネットワークに冗長性を提供する現在のソフトウェア方法は、ネットワーク上の装置がバックアップ経路を決定するために全体ネットワークを分析又は発見することが必要である。ラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)及びヒルシュマン(Hirschmann)(TM)HIPER−Ring(TM)は、このような方法の2つである。RSTP及びヒルシュマン(TM)HIPER−Ring(TM)の双方において、ルーティングが実行され得る前に、全体ネットワークが発見されなければならず、障害リカバリに対するコンピュータリソースの時間及び使用を増加させる。さらに、RSTP及びヒルシュマン(TM)HIPER−Ring(TM)の双方において、障害リカバリを実行するネットワーク装置は、ネットワーク上の他のネットワーク装置との通信を行わなければならない。
従って、ネットワーク装置によって自動的に実行される、即時性があり、且つネットワーク上の他のノードに透過的である障害リカバリの方法に対する要求がある。
本発明の態様は、リングトポロジに基づくネットワークにおいて自動的な障害リカバリの効果的且つ迅速な方法を提供する。ネットワークでリンクが故障すると、データトラフィックは、システム又はネットワークの再構成を必要とせずに自動的に再ルーティングされる。さらに、オートリカバリ動作は、ノード間のメッセージ交換及びリモートクライアントとの通信なしでリング上の各ノードで実行される。
本発明の実施形態によれば、リモートホストからリングネットワーク上のノードに送信される各データパケットは、エッジスイッチの2つのポートからリングネットワークに同時にマルチキャストされる。よって、通常の動作状態の下では、受信ノードは、リングネットワーク上で反対方向からデータパケットの2つのコピーを受信する。本発明の態様によれば、データパケットの第1のコピーはノードによって処理されて、データパケットの第2のコピーは破棄される。しかし、リンク又は装置障害の状態では、通常のデータフローは中断させられ得る。障害状態において、本発明は、少なくとも1つのデータパケットのコピーが受信ノードによって受信されることを想定する。
さらに、本発明の態様によれば、障害状態におけるオートリカバリは、各ローカルノード上で迅速に処理される。従って、全体の処理時間を最適化することが出来る。結果として、全てのオートリカバリ関連動作がリモートホストに透過的となる。
本発明は、以下の図面に例示として示されるのであって、添付の図面によって限定されない。
本発明の実施形態が実行され得る例示のリングネットワークを示す。 本明細書に記載のオートリカバリ技術を実装するのに適した例示のネットワークノードを示す。 本発明によるデータフロー及びオートリカバリ技術の1実施形態を示す流れ図である。 本発明によるデータフロー及びオートリカバリ技術の別の実施形態を示す流れ図である。 本発明の実施形態による2つの例示のリングネットワーク上のデータフローを示す。 本発明の実施形態による2つの例示のリングネットワーク上のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の例示の障害場所を示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。 本発明の実施形態による例示のリングネットワーク上の障害状態の間のデータフローを示す。
本発明の態様は、デイジーチェーンループ又は他のリングネットワークシステムで使用されるオートリカバリ機構を提供する。図1は、本発明の実施形態が実行され得る例示のリングネットワーク103を示す。例示のネットワークは、冗長なリンク102及び104を有するエッジスイッチ100、例示のネットワークノード110、120、130、140及び150を含む。ネットワーク103は、例えばイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))等の多様なデータリンク層プロトコルを使用して実装されてもよい。各ネットワークノードは、2つのポートA及びBを含む。また、ポートA及びBは共にトラフィックの入口及び出口に使用され得る。従って、図1に示された例示のネットワークは、2つの冗長データ経路(151及び111)がループ又はリング103に存在するので、既に設備レベルの冗長性を提供している。冗長データ経路に加えて、エッジスイッチ100は、トラフィックが冗長データ経路151及び111上でポート107及び108からマルチキャストされ得る2つの冗長データリンク102及び104がプロビジョニングされてもよい。ネットワークプロビジョニングの当業者であれば、このような種類の設備冗長性を理解してプロビジョニングすることが出来るであろう。
図1によれば、ノード110は、経路111に沿ってネットワークループ103への入力ポートとして機能し、且つ経路151に沿ってループ103に対する出力ポートとしても動作する。対称的に、ノード150は、経路151に沿ってネットワークループ103に対する入力ポートとして機能し、且つ経路111に沿ってネットワークループ103に対する出力ポートとしても動作する。さらに、ノード110及び150は共に、閉ループを確立するエッジスイッチ100に直接的に接続される。ループ103の中間にあるノード120、130及び140は、それぞれが2つの隣接ノードに接続される。イーサネット(登録商標)エッジスイッチ100は、(リンク102及び104によって施設される)外部ネットワーク101への入力点(入口)及び出力点(出口)の双方として機能する。
本発明の別の実施形態によれば、エッジスイッチノード100上の1つのポート(図1の105又は106のいずれか)は無効にされてもよい。このような場合、リンク(102又は104)から受信されたデータは、ポート107及び108にマルチキャストされてもよい。図4Bに関してこの場合がさらに検討される。
例えばイーサネット(登録商標)スイッチ等の汎用スイッチ装置が、本明細書に記載の発明の実施形態をサポートするために使用されてもよい。スイッチは、4つのポートの任意の1つから別の他のポートにノンブロッキングのパケット転送を提供してもよい。さらに、エッジスイッチは、本明細書に記載のように、任意のポートから任意のポートへのパケットのブロードキャスト又はパケットのマルチキャストの双方をサポート可能であるべきである。
本発明の態様は、例えば図2に記載のネットワークノード200等の従来の多様なネットワーク化コンピュータシステムを用いて実装されてもよい。ノード200は、データトラフィックの受信入口及び送信出口用のネットワークインターフェースポート202及び204、中央プロセッサ206、システムメモリ208、並びにポート202と204、中央プロセッサ206及びシステムメモリ208を含む多様なシステム構成要素を結合するシステムバス210を有する。システムバス210は、任意の多様なバスアーキテクチャを使用するメモリバス又はメモリコントローラ、周辺機器用バス、及びローカルバスを含む任意の複数の種類のバス構造であってもよい。システムメモリ208の構造は、当業者には周知であり、ROM(read only memory)に記憶されるBIOS(basic input/output system)及び例えばRAM(random access memory)に記憶されるオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム及びプログラムデータ等の1つ以上のプログラムモジュールを含んでもよい。インターフェース202及び204は、当業者に周知の任意の種類のネットワークインターフェースであってもよい。さらに、コンピュータ200は、他の種類のコンピュータ読取り可能媒体とインターフェース接続するドライブを有してもよい。
ノード200の動作は、多様な異なるプログラムモジュールによって制御可能である。プログラムモジュールの例は、特定のタスクを実行し又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等である。また、本発明は、例えば図1の例示のネットワーク等の通信ネットワークを介して結び付けられるリモート処理装置によってタスクが実行される分散コンピュータ環境において実施されてもよい。分散コンピュータ環境において、プログラムモジュールは、ローカル及びリモートの双方のメモリ記憶装置に設置されてもよい。
図3A及び3Bは、本発明によるオートリカバリ技術のデータフロー及びアルゴリズムの実施形態を示す流れ図である。図3Aは、ユニキャスト、ブロードキャスト及びマルチキャストのデータトラフィックを処理するネットワークにおける包括的なデータフロー及びアルゴリズムを示す。図3Bは、ユニキャストデータトラフィックを受信及び処理することにのみ関するネットワークにおける特定のデータフローを示す。図3A及び3Bは、図4A−4B及び図5A−5Gに関して以下で検討される。
図4A及び4Bは、本発明の実施形態による2つの例示のリングネットワーク上のデータフローを示す。図4Aのネットワークにおいて、イーサネット(登録商標)エッジスイッチ400は4つのポート(405、406、407、及び408)で構成される。また、図4Bは、イーサネット(登録商標)エッジスイッチ400の3つのポート(405、407、及び408)で構成されるネットワークを示す。図4Aのネットワークは、ポート405及び406が外部ネットワーク401への冗長リンク402及び404をサポートするという点でさらなる冗長性を有する。対称的に、図4Bのネットワークは、ポート405で外部ネットワーク401への1つのリンク402のみをサポートする。
図4Aにおいて、2つのポート405及び406は、エッジスイッチ400上に構成されており、冗長リンク402及び404を介する外部ネットワーク401への接続専用である。ポート407及び408は、エッジスイッチと2つの先頭ノード410及び450との間の接続専用であってもよい。入口方向に、スイッチ400は、ポート405からポート407へ、及びポート406からポート408へと内部パケット転送を提供してもよい。トラフィックフロー460及び480は、入口トラフィックを示す。出口方向に、エッジスイッチは、ポート407からポート405及び406へと出口トラフィックをマルチキャストしてもよい。対称的に、ポート408に到着する出口トラフィックは、ポート405及びポート406の双方にマルチキャストされてもよい。
図4Aに見られるように、リモートホストから内部ループネットワーク403上の任意のノードへの任意のパケットがポート405及びポート406で受信されてもよい。図4Bに見られるポート405又はポート406の1方のリンクのみが構成される場合、パケットは、そのリンクが故障すれば保護されないであろう。しかし、双方のリンクが構成される場合、パケットは保護され且つリンク障害に耐えることが出来る。
図4Bでは、単一のポート405が、エッジスイッチ400上で構成され、且つリンク402を介する外部ネットワーク401への接続専用である。入口方向に、スイッチ400は、ポート405からポート407及び408へと内部パケット転送/マルチキャストを提供してもよい。トラフィックフロー482及び486は、入口トラフィックを示す。出口方向に、エッジスイッチ400は、ポート407からポート405へと出口トラフィック484を転送してもよい。
本明細書に記載の発明の実施形態によれば、エッジスイッチ400のポート407及び408は、1つ(図4A)又は2つ(図4B)の外部リンクがプロビジョニングされるかどうかに関係なく使用可能にされなければならない。双方の外部リンクがプロビジョニングされる場合は、2つの入口ポート、ポート405及び406が共に使用可能にされるであろう。1つのリンクのみがプロビジョニングされる場合は、リンクと接続する唯一のポートが使用可能にされるであろう。双方のポートが使用可能にされる場合、ポート405で受信される任意のパケットは、ポート407に転送され(2地点間)、ポート406で受信される任意のパケットは、ポート408に転送されるであろう(2地点間)。1つのポートのみが使用可能にされる場合、そのポートで受信される任意のパケットがポート407及びポート408の双方にマルチキャストされるであろう。こうした制御論理は、エッジスイッチ400のシステム構成で事前に定義され且つ実施されてもよく、又はエッジスイッチの通常の動作モードで動的に定義されてもよい。
さらに、チェーン上の各ノード410、420、430、440及び450は、少なくとも2つの全二重ポートA及びBを含む。一方のポートが上流ノード又はエッジスイッチ400に各ノードを接続するために使用される。また、他方のポートが下流ノード又はエッジスイッチ400に各ノードを接続するために使用される。図4A及び4Bに示されるようなループネットワーク403内で、ノード410のポートAは、エッジスイッチ400のポート407と直接的な接続を有してもよく、且つノード410のポートBは、経路411に沿って下流ノード420のポートAに直接的に接続されてもよい。このチェーン接続は、ノード450まで続く。ここで、ノード450のポートBは、接続ループを閉じるためにエッジスイッチ400のポート408に直接的に接続されてもよい。経路451についてその逆が当てはまる。
従って、図4A及び4Bに示されるように、ネットワークループ403に2組の冗長性が提供される。第1に、一対の冗長リンク402及び404が、エッジスイッチ400を介してループ403に接続するために外部ネットワーク401を介してリモートホストによって提供されてもよい。以下にさらに記載されるように、リンク402又は404のいずれかが切断されると、この冗長性がオートリカバリのために使用されてもよい。上述のように、記載された1実施形態においてこの冗長性がサポートされる。さらに、2つの冗長な全2重データ経路451及び411が、ノード410、420、430、440、及び450によって生成されるネットワークループ403内に提供されてもよい。以下にさらに記載されるように、ネットワークループ403内で障害が起こると、オートリカバリのためにこの冗長性が使用されてもよい。
図4Aは、4ポート構成エッジスイッチ400の通常の動作状態におけるデータフローをさらに示す。ポート405で受信されるトラフィックは、ポート407に転送されて、トラフィック460がネットワークノードのループ403に入るループ403の経路411にさらに送られてもよい。同様に、ポート406で受信されるトラフィックがポート408に転送されてもよく、次に、同じトラフィック480がループ403の451上に送られる。図4Aにおいて、データパケットはノード420に送信される。データパケットの宛先アドレスはノード420のネットワークアドレスである。例えば、データパケットの宛先アドレスはノード420のIPアドレスであってもよい。各ノードは、パケット処理ルーチン422及びパケットスケルチルーチン424をさらに含む。同様に、図4Bは、3ポート構成エッジスイッチの通常の動作状態におけるデータフローを示す。
図4Aを参照すると、通常の動作状態において、ネットワークループ403を流れる各データパケットは、2つの別個の経路、経路451及び411に沿って移動する。従って、ループ403上の各ノードは、同じデータパケットの2つのコピーを受信する。本発明の態様によれば、パケットの第1のコピーは、ルーチン422によって処理されて、第2のコピーは、ルーチン424によって破棄されるであろう(図3A及び3Bを参照)。図4Aの実施形態によれば、エッジスイッチ400において、ポート407又は408のいずれかで出口方向に受信されるデータパケット(トラフィックフロー470)は、ポート405及び406の双方にマルチキャストされるであろう。
リモートホストから内部ループネットワーク403上のノードに送信される任意のパケットは、エッジスイッチ400を介してループネットワーク403に入って、ポート407又はポート408のいずれかから送信されてもよい。パケットが経路411に沿ってノード410、420、430、440又は450の任意の1つによって受信される場合、受信ポートはそれのポートAであろう。パケットが451に沿って受信される場合、受信ポートはそれのポートBであろう。
図4A及び4Bの双方を参照すると、内部ネットワークループ403上のノードから外部ネットワーク401上のリモートホストに送信される任意の応答メッセージパケットがポート407又は408で受信されてもよいが、双方では受信されない。単一の外部リンクのみが構成される場合(図4Bを参照)、パケットは、応答メッセージが外部ネットワーク401を介してリモートホストに送信される構成外部リンク405又は406に転送されるであろう。双方のリンクが構成される場合、パケットは、パケットが外部ネットワーク401を介して双方の外部リンク上のリモートホストに送信されるポート405及び406の双方にマルチキャストされるであろう。
内部ループネットワーク403上のノードからリモートホストに送信される任意の応答パケットは、エッジスイッチ400を介して送信されてもよい。内部ノード(図4Aのノード420)からパケットが生成されて、そのポートA又はポートBから送信されてもよいが、双方のポートからは送信されない。応答パケットがポートAで送信される場合、パケットは、経路451を介してエッジスイッチ400のポート407に送信されるであろう。パケットがポートBで送信される場合、パケットは、経路411を介してエッジスイッチ400のポート408に送信されるであろう。
透過的なオートリカバリの方法及びアルゴリズム
図3Aに記載の実施形態を再度参照すると、ノードがステップ302でデータパケットを受信すると、ノードは、パケットの処理を開始する(ステップ304−314及びステップ328)。パケットが処理された後、ステップ332及び334で同じ経路に沿って反対方向に応答又は確認パケットを送信することによってパケットを処理することを決定し、又はパケットがこのノードで一度も受信されていない場合はステップ318でその下流ノードにパケットを転送する。又は、同じパケットが以前に受信されていない場合、ノードは、ステップ328及びステップ330でパケットを破棄するであろう。図3Bの実施形態を再度参照すると、ステップ340でノードにアドレス指定されていないデータパケットをノードが受信すると、ノードは、データパケットをさらに処理することなく同じ経路に沿ってその下流ノードに同じパケットを転送する(ステップ344)。ステップ340でノードにアドレス指定されていないデータパケットをノードが受信すると(例えば、図4A及び4Bのノード420)、ノードは、パケットを処理する(ステップ354−370)。パケットが処理された後、ノードは、次に、ステップ374で同じ経路に沿って反対方向に応答又は確認パケット送信する。図3A及び3Bに示される双方の実施形態は、以下でさらに記載される。
図3Aの実施形態によれば、ステップ300でノードはパケットを待つ。ステップ302で、ノード(例えば、図4Aのノード420)は、その一方のポート(例えば、図4Aのノード420のポートA)でパケットを受信する。ノードのポートA又はポートBで受信される有効な各パケットについて、ノードは、ステップ304で、パケットのトランザクション情報及びパケットがポート用のデータ構造で受信されるときのタイムスタンプをローカルに保存してもよい。この情報は、次に、ステップ308−312で使用されてもよい。当業者は、本発明の実施形態で使用される適切なデータ構造を特定することが出来る。適切なデータ構造が有する特徴は、新しいエントリが容易に構造に挿入可能であること、構造におけるリスト上のエントリ全体、又は最初及び最後のエントリを横断することが容易且つ高速に行われること、リストが満ちている場合、新しいエントリをリストに挿入する場所を作るために構造の最後のエントリを取り除くことが出来ること、構造が固定数のエントリを有することであってもよい。
さらに、本発明の態様によるデータ構造キューは、処理ステップ308−312に見られるように、パケットが入口点から出口点へとループネットワーク全体に沿って移動する時間に対応する時間ウインドウで全ての受信される有効なパケットを収容するための十分な空間を有するべきである。このウインドウは、各ノードで内部的にポートAからポートBにパケットを転送する内部ノード時間に加えて、パケットがループ上のノード間の各リンクで費やす時間を含む。従って、実際に必要とされるキューのサイズは、実際にはループのサイズに依存する。
このように、図3Aのステップ304で、ノードは、ノードにアドレス指定される受信パケットのトランザクション情報及びタイムスタンプを取得する。トランザクション情報は、パケットを識別するために使用されるパケットのヘッダ又はペイロードに含まれる任意の形式の情報又は識別子であってもよい。ステップ306で、ノード上のどのポートがパケットを受信したかが判断される。パケットがノードのポートAで受信された場合、ノードは、ポートBで受信された最新のパケットのタイムスタンプを取得して、デルタ時間で到着するようにこのタイムスタンプを処理されている現在のパケットのタイムスタンプから減ずる(ステップ308)。パケットがノードのポートBで受信される場合、ノードは、ポートAで受信された最新のパケットのタイムスタンプを取得して、デルタ時間で到着するようにこのタイムスタンプを処理されている現在のパケットのタイムスタンプから減ずる(ステップ310)。次に、ステップ312で、ノードは、デルタ時間を所与のシステムに関するラウンドトリップ時間と比較する。任意の所与のシステムに関して、ラウンドトリップ時間は、パケットが例えばノード400上のポート405(図4Aを参照)からノード410に、次にノード420に、さらにノード400のポート406までループを移動するのにかかる最長時間である。ノードによって計算されるデルタ時間がループネットワークに関するラウンドトリップ時間以上である場合、ノードがパケットをまだ受信していないので、ノードは、一致を見つけるためにピアポートのデータ構造を横断する必要がない。より正確には、それはノードによって受信されるパケットの第1のコピーであって、ノードはそれを破棄するのではなく処理するであろう。このように、ステップ314で、ノードは簡潔に、パケットがノードに対してアドレス指定されているかどうかを判断する。例えば、パケットがノード420に対してアドレス指定されているとノード420が判断する場合、ステップ332で、ノードは、次に、パケットのペイロードを処理して、リモートホストに送信する応答パケットを構築する。ステップ334で、ノードは、応答パケットを送信する。ステップ314で、パケットがノードにアドレス指定されていないとノードが判断する場合、ノードは、ピアポートの送信機が使用可能かどうかを判断する(ステップ316)。もし使用可能であれば、パケットはこのポート(例えば、図4Aのノード420のポートB)から転送されるであろう。このパケットは、同じ経路、すなわち図4Aの経路411に沿って同じ方向にその下流ノード(図4Aのノード430)に送信されるであろう。逆に、パケットがポートBで受信される場合、そのパケットはポートAに転送されるであろう。このパケットは、同じ経路、すなわち経路451に沿って同じ方向にその下流ノードに送信されるであろう。ステップ316で(ピアポート上の)転送送信機が使用可能でない場合、ステップ320でノードは、最初に、パケットが応答パケットであるかどうかを判断する。応答パケットである場合、ステップ322でパケットが破棄される。パケットが応答パケットでない場合、ステップ324で、パケットは、それが受信された同じポートで反対方向に送信機を使用して転送されるであろう。このように、パケットは、その上流ノード、ノード410(図4A又は4Bを参照)に送信されるであろう。
ステップ312に戻ると、ノードによって計算されたデルタ時間がループに関するラウンドトリップ時間以上でない場合、ステップ326で、パケットがピアポートで既に受信されているかどうか、すなわちステップ328で一致が検出されるかどうかを判断するためにピアポートのデータ構造(すなわち、受信パケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプ)を横断する。一致が検出される場合、ステップ330で、ノードは、パケットを破棄する。一致が検出されない場合、上記のようにパケットがノードに対してアドレス指定されているかどうかを判断するために、ノードはステップ314を継続する。
上記のように、図3Bは、ユニキャストトラフィックのみが問題となる本発明の第2の実施形態によるオートリカバリ技術のデータフロー及びアルゴリズムの流れ図である。
図3Bの実施形態によれば、ステップ336で、ノードはパケットを待つ。ステップ338で、ノード(上記の例に従って、図4Aのノード420)は、そのポートの1つ(例えば、ポートA)でパケットを受信する。ステップ340で、ノードは、パケットがそれにアドレス指定されているかどうかを判断する。パケットがノードにアドレス指定されていない場合、ノードはその転送送信機が使用可能であるかどうかを判断する(ステップ342)。もし使用可能であれば、パケットは、反対のポート(例えば、ポートB)から転送されるであろう。ここで、パケットは、同じ経路(受信ポートがポートAである場合は経路411又はポートBで受信される場合は経路451)に沿って同じ方向に下流ノード(図4Aのノード430)へと送信されるであろう。ステップ342で転送送信機が使用可能でない場合、ステップ346でノードは、最初に、パケットが応答パケットであるかどうかを判断する。応答パケットである場合、ステップ352でパケットが破棄される。パケットが応答パケットでない場合、ステップ348でノードは、ピア経路送信機が使用可能であるかどうかを判断する。もし使用可能であれば、ステップ350で、パケットはピア経路送信機に転送されるであろう。
図3Bをさらに参照すると、受信パケットがノード(例えば、図4Aのノード420上のポートA)にアドレス指定されている場合、ノードはパケットを処理するであろう(ステップ354−370)。同一のパケットがノードのピアポートでまだ受信されていない場合、応答メッセージが生成されて、次に、自身の送信機で送信される。ステップ372及び374で、このパケットは、経路451に沿って送信されれるであろう。応答パケットを同じポート上の送信機を介して送信することができない場合、ステップ376及び378で、応答パケットは、パケットが経路411に沿って送信されるピアポート上の送信機に送信されるであろう。
図3Bに示されるように、ステップ354で、ネットワークループ上の任意のノードの2つのポート(ポートA及びポートB)のそれぞれにおいて受信され且つ受け入れられるパケットが記録される。ノードのポートA又はポートBで受信される有効な各パケットについて、ノードは、パケットのトランザクション情報及びパケットがポート用のデータ構造で受信されるときのタイムスタンプをローカルに保存してもよい。この情報は、次に、ステップ358−362で使用されてもよい。上記のように、当業者は、本発明の実施形態で使用される適切なデータ構造を特定することが出来る。
図3Bのステップ354で、ノードは、ノードにアドレス指定される受信パケットのトランザクション情報及びタイムスタンプを取得する。トランザクション情報は、パケットを識別するために使用されるパケットのヘッダ又はペイロードに含まれる任意の形式の情報又は識別子であってもよい。ステップ358で、パケットがノードのポートBで受信される場合、ノードは、ポートAで受信された最後のパケットのタイムスタンプを取得して、デルタ時間で到着するようにこのタイムスタンプを処理されている現在のパケットのタイムスタンプから減ずる。パケットがノードのポートAで受信される場合、ノードは、ポートBで受信された最後のパケットのタイムスタンプを取得して、デルタ時間で到着するようにこのタイムスタンプを処理されている現在のパケットのタイムスタンプから減ずる(ステップ360)。次に、ノードは、デルタ時間を所与のシステムに関するラウンドトリップ時間と比較する。任意の所与のシステムに関して、ラウンドトリップ時間は、パケットが例えばポート405からポート406にループ上を移動するのにかかる最長時間である。ステップ362で、ノードによって計算されたデルタ時間がループネットワークに関するラウンドトリップ時間以上である場合、パケットはピアポートに到達するためにループ上を反対方向に移動する時間を有していなかったので、ノードは、ピアポートのデータ構造を横断する必要がない。よって、トランザクション情報及びタイムスタンプは適切なポートのデータ構造で保存され、ノードはパケットのペイロードを処理し、且つノードはリモートホストに応答パケットを構築して送信する(ステップ370)。ノードによって計算されたデルタ時間がループネットワークに関するラウンドトリップ時間以上でない場合、ステップ364で、パケットがピアポートで既に受信されているかどうかを判断するためにピアポートのデータ構造(すなわち、受信パケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプ)を横断する。一致が検出される場合、ステップ368で、ノードは、パケットを破棄する。一致が検出されない場合、ステップ370で記載されたように、ノードはパケットを処理する。
障害状態下においてオートリカバリするデータフロー
図5Aは、本明細書に記載される実施形態で発生し得る障害状態を示す。また、図5B−5Gは、本明細書に記載のオートリカバリ技術に従うデータフローを示す。図5Aに見られるように、障害状態560及び562は、外部ネットワーク501におけるリンクダウン状態の間に発生してもよい。図5Aの障害状態564は、エッジスイッチ500のポート507とノード510のポートAとの間のリンクにおけるリンクダウン状態の間に発生してもよい。図5Aの障害状態566は、エッジスイッチ500のポート508とノード550のポートBとの間のリンクにおけるリンクダウン状態の間に発生してもよい。
図5Aの障害状態568は、ネットワークループ503の中間のノード520のポートB及びノード530のポートAで検出されるリンクダウン欠陥状態の間に発生してもよい。図5Aの障害状態570は、ノード530の装置障害又は取り外しの間に発生してもよく、ネットワークループ503の中間のノード540のポートA及びノード520のポートBで検出されるリンクダウン欠陥状態を生むであろう。図5Aの障害状態572は、エッジスイッチ500の障害の間に発生してもよい。障害状態572の間、本明細書に記載のオートリカバリ技術は、外部ネットワークリンクとネットワークループ503との間のデータフローを解決しないであろう。
図3A及び3Bにおいて上述されたデータフロー及びアルゴリズム技術を用いて、本発明の態様によれば、図5Aを参照して上述された例示の障害状態560、562、564、566、568、570、及び572において、所定のデータフローが確保されるであろう。
エッジスイッチ500上のデータフロー制御及びネットワークループ503の各ノード上のデータフロー制御は、大きく異なる。エッジスイッチにおけるデータフローの制御は、事前定義されてもよく、且つ動的制御論理又はアルゴリズムが必要とされない。従って、エッジスイッチ500における静的データフロー制御は、システムが使用可能モードになる前に、システム構成段階で実行されてもよい。
図5Aを参照すると、ループネットワーク503のエッジスイッチ500と2つの先頭ノード510及び550のそれぞれとの間の障害状態は、同様の自動リカバリ動作を引き起こすであろう。エッジスイッチとノード510との間の障害は、ループ503内の全体経路511を分断するであろう。さらに、ポート507は、この経路上の出口方向からの応答メッセージパケットの受信を停止するであろう。エッジスイッチ500とノード550との間の障害は、ループ503内の全体経路551を分断するであろう。さらに、ポート508は、この経路上の出口方向からの応答メッセージパケットの受信を停止するであろう。こうした障害は、1つのデータ経路にのみ影響を与えるが、双方には与えない。ループネットワーク503の中間における任意の単一の障害状態(例えば、568及び570)は、双方のデータ経路(551及び511)に同時に影響を与えるであろう。しかし、障害状態568又は570が発生する場合、経路551及び511は、双方とも完全にはブロックされないであろう。その代わり、2つの経路の一部のみが影響を受けるであろう。本発明の態様によるそれぞれ記載された障害状態560、562、564、566、568、570、及び572に関するデータフローが以下に記載される。
図5B及び5Cは、外部ネットワーク501へのポート505又はポート506のそれぞれにおける障害状態560及び562のオートリカバリの間の例示的なデータフローを示す。
ポート505又はポート506の双方でなく、いずれかへのリンク上の障害は、ネットワークループ503内に異なるデータフローを引き起こさないであろう。その代わり、こうした障害状態(560及び562)は、エッジスイッチ500内のデータフローにのみ差異をもたらすであろう。
図5Bにおいて、ポート505を介するデータ経路がブロックされる一方で、ポート506を介する経路はまだ利用可能である。パケットは、リモートホストからノード520に送信されている。本発明の実施形態によれば、同一の受信パケットの2つのコピーがノード520に送信されるであろう。図5Bに示されるように、経路511から到着するパケットは、関連する応答メッセージパケットが生成されて経路511に沿って反対方向にエッジスイッチ500上のポート507に戻されるであろう。応答パケットがポート507に到着した後、エッジスイッチ500は、パケットをポート506に転送するであろう。次に、メッセージは、ループネットワーク503から外部ネットワーク501又はリモートホストに送信される。結果として、ノード520とリモートホストとの間の2重通信チャネルは、障害560に耐えることが出来る。このリカバリは、図3A及び図3Bに記載のデータフロー制御及び実施形態によって確保される。
図5Cにおいて、ポート506を介するデータ経路ブロックされる一方で、ポート505を介する経路はまだ利用可能である。障害状態562における本発明の実施形態によれば、パケットは、同様にリモートホストからノード520に送信されると推定される。図5Cに示される場合に関して、障害状態におけるデータフローは、図5Bに示される障害状態に関する上記の記載と同様である。
図5Dは、エッジスイッチ500とノード510との間のリンクにおける障害状態564のオートリカバリの間の例示的なデータフローを示す。図5Dにおいて、パケットは、リモートホストからノード520に送信されている。障害564が発生する前に、ノード520に向かうパケットは、ノード500上のポート507及び508の双方から送信される。すなわち、同一のパケットの2つのコピーがノード520に到着するであろう。一方で、経路511に沿ってポートAで受信されるパケットは、処理されるコピーであろう。また、応答メッセージパケットは、同じ経路(データ経路511)に沿って反対方向に送り戻されるであろう。こうしたデータフローは、図4A及び4Bに共に示されている。
障害564が発生した後(図5Dを参照)、経路551に沿うパケットのみがノード520に到達可能である一方で、経路511に沿って送信された第2のコピーは到達することが出来ない。ノード520は、パケットを受信した後、それを処理して、次に、同一の経路、すなわち経路551に沿って、内部ノード540及びノード550を介して反対方向にエッジスイッチ500上のポート508へと関連する応答パケットを送り戻すことが出来る。エッジスイッチ500において、ポート508が応答パケットを受信すると、パケットはポート505及び506の双方にマルチキャストされて、次に、ネットワーク501に送信されるであろう。このリカバリは、図3A及び図3Bに記載のデータフロー制御及び実施形態によって確保される。
図5Eは、エッジスイッチ500とノード550との間のリンクにおける障害状態566のオートリカバリの間の例示的なデータフローを示す。図5Eにおいて、リモートホストからノード520にパケットが送信されている。図5Eに記載される場合に関するデータフローは、本明細書に記載のオートリカバリ技術によれば、図5Dの障害状態564における記載と同様である。
図5Fは、ループネットワーク503の中央における障害状態568のオートリカバリの間の例示的なデータフローを示す。図5Fにおいて、パケットは、リモートホストからノード520に送信されている。図5Fに記載の障害状態において、経路511及び551は共に、ノード520とノード530との間の地点で分断される。しかし、エッジスイッチ500のポート507からノード520への経路511の一部及びエッジスイッチ500のポート508からノード530への経路551の一部はまだ接続されている。よって、図5Fに記載の障害状態において、リモートホストは、経路511を介してノード510及びノード520にまだ到達することが可能であり、且つ経路551を介してノード530、ノード540及びノード550に到達することが可能である。本発明の実施形態による障害状態568において、リモートホストがノード520にパケットを送信する必要がある場合、唯一の利用可能なデータ経路は、経路511であろう。しかし、530に向かうパケットは、経路551を介してのみ送信され得る。このリカバリは、図3A及び図3Bに記載のデータフロー制御及び実施形態によって確保される。
図5Gは、ループネットワーク503の中間のノード、本実施形態ではノード530における障害状態570のオートリカバリの間の例示的なデータフローを示す。図5Gにおいて、リモートホストからノード520にパケットが送信されている。ループ503上のノードが装置障害に遭遇し又は取り除かれる場合に、図5Gに示される障害状態570が発生する。障害状態において、ノード530上の双方の部分は、隣接ノード(又は、障害ノードが経路551又は経路511上の先頭ノードである場合はエッジスイッチ)と通信するために使用することが出来ない。図5Gに示されるように、リモートホストは、経路511を介してのみノード510及びノード520にアクセスすることが可能であってもよい。また、リモートホストは、経路551を介してのみノード540及びノード550にアクセス可能であってもよい。図5Gの実施形態において、ノード530は、何れの経路を介してもアクセスされ得ない。上述の他の障害の場合と同様に、リモートホストとネットワークループ503上の対象ノード520との間の通信チャネルはこの障害に耐える。さらに、図5Gの実施形態によれば、ノード520によってリモートホストに送信される応答メッセージは、エッジスイッチノード500上のポート507を介して双方のリンク502及び504でホストに送信されてもよい。このリカバリは、図3A及び図3Bに記載のデータフロー制御及び実施形態によって確保される。
エッジスイッチ500上で装置障害が発生する場合、又はエッジスイッチ500がネットワークから外される場合(すなわち、図5Aの障害状態572)、リモートホストと本発明の実施形態によるループネットワーク503内のノードとの間の通信を回復することは出来ない。
図5Aに示される4ポート構成のエッジスイッチ500に関して上述された本発明の実施形態に従って、外部ネットワーク501への双方のリンクは、入口及び出口方向の双方に同じトラフィックを伝送する。さらに、3ポート又は4ポート構成のエッジスイッチ500に関して、ネットワークループ503内の2つのデータ経路(経路511及び551)に沿ったトラフィックは同一である。直接的な結果として、本発明の態様によれば、同一のデータパケットの2つのコピーが通常の動作において対象ノードに送信されてもよい。本明細書に記載の障害状態において、本発明の態様によれば、対象ノードは、冗長性のためにデータパケットの少なくとも1つのコピーを受信するべきである。
当業者であれば、多様なリング状又はループネットワークシステムにおいて、及び多様な伝送媒体と共に、上述の技術が実装されてもよいことを理解するであろう。有線、光ファイバケーブル、無線又は他の伝送媒体に基づくネットワークが本発明を利用してもよい。例えば、本発明の別の実施形態は、衛星に基づくネットワークにおいて、先述のオートリカバリ技術を実装することを含む。このような実装において、衛星ネットワーク内のノードは、2つの衛生局から複製した伝送を受信してもよい。本発明の態様によれば、ノードは、上述されたように複製した伝送を処理するであろう。
本発明の所定の態様が本明細書に記載されているが、本発明は記載された実施形態に限定されないことがさらに留意されるべきである。当業者であれば、本発明を読めば又は実施する際に、本発明によって具現化されるさらなる変形を認識するであろう。以下の請求項は、本発明の範囲を明示する。

Claims (17)

  1. リングトポロジネットワーク内にあるネットワークノードにおける障害回復を実行する方法であって、
    (a)前記ネットワークノードの第1のポートを介する入口経路において、データパケットを受信するステップと、
    (b)前記ネットワークノードの第2のポートを介する入口経路において、前記パケットのコピーが既に受信されているかどうかを判断するステップと、
    (c)前記パケットが前記ネットワークノードにアドレス指定されているかどうかを判断するステップと、
    (d)前記パケットのコピーが受信されていない場合に前記パケットを処理するステップと
    を含み、前記パケットを処理するステップが、
    (A)前記パケットが前記ネットワークノードにアドレス指定されていない場合、前記ネットワークノードの前記第2のポートを介する出口経路において前記パケットを隣接するネットワークノードに転送するステップと、
    (B)前記パケットが前記ネットワークノードにアドレス指定されている場合、応答パケットを構築して前記ネットワークノードの前記第1のポートを介する出口経路において前記応答パケットを隣接するネットワークノードに転送するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記リングトポロジネットワークが、産業オートメーションシステムの一部であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワークノードが、前記産業オートメーションシステムにおけるI/Oモジュールであるであることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. ステップ(b)が、
    (A)前記ネットワークノードの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプを受信するステップと、
    (B)前記パケットが一致するかどうかを決定するために、前記ネットワークノードの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプを、前記ネットワークノードの前記第2のポートにおいて受信される最も新しいパケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプと比較するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ネットワークノードの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプがデータ構造内に記憶されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ネットワークノードの前記第2のポートにおいて受信される前記最も新しいパケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプがデータ構造内に記憶されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  7. 前記データ構造がFIFOキューであることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 前記データ構造が連結リストであることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 分散産業オートメーションシステム内のI/Oモジュールであって、前記I/Oモジュールがリングトポロジネットワーク内のモジュールであり、プロセッサと、前記プロセッサに結合されるメモリとを有し、前記メモリが、
    (a)前記I/Oモジュールの第1のポートを介する入口経路において、データパケットを受信するステップと、
    (b)前記I/Oモジュールの第2のポートを介する入口経路において、前記パケットのコピーが既に受信されているかどうかを判断するステップと、
    (c)前記パケットが、前記I/Oモジュールにアドレス指定されているかどうかを判断するステップと、
    (d)前記パケットのコピーが受信されていない場合に前記パケットを処理するステップと
    を実行するコンピュータ実行可能命令を含み、前記パケットを処理するステップが、
    (A)前記パケットが前記I/Oモジュールにアドレス指定されていない場合、前記I/Oモジュールの前記第2のポートを介する出口経路において前記パケットを前記リングトポロジネットワークにおいて隣接するモジュールに転送するステップと、
    (B)前記パケットが前記I/Oモジュールにアドレス指定されている場合、応答パケットを構築して前記I/Oモジュールの前記第1のポートを介する出口経路において前記応答パケットを前記リングトポロジネットワーク上において隣接するモジュールに転送するステップと
    を含むことを特徴とするI/Oモジュール。
  10. ステップ(b)が、
    (A)前記I/Oモジュールの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプを受信するステップと、
    (B)前記パケットが一致するかどうかを決定するために、前記I/Oモジュールの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプを、前記I/Oモジュールの前記第2のポートにおいて受信される最も新しいパケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプと比較するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載のI/Oモジュール。
  11. 前記I/Oモジュールの前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプがデータ構造内に記憶されることを特徴とする、請求項10に記載のI/Oモジュール。
  12. 前記I/Oモジュールの前記第2のポートにおいて受信される前記最も新しいパケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプがデータ構造内に記憶されることを特徴とする、請求項10に記載のI/Oモジュール。
  13. 前記データ構造がFIFOキューであることを特徴とする、請求項11に記載のI/Oモジュール。
  14. 前記データ構造が連結リストであることを特徴とする、請求項11に記載のI/Oモジュール。
  15. リングトポロジネットワーク上のコンピュータ装置に以下のステップを実行させるコンピュータ実行可能命令を含む有形のコンピュータ可読記録媒体であって、前記以下のステップは、
    (a)前記コンピュータ装置の第1のポートを介する入口経路において、データパケットを受信するステップと、
    (b)前記コンピュータ装置の第2のポートを介する入口経路において、前記パケットのコピーが既に受信されているかどうかを判断するステップと、
    (c)前記パケットが、前記コンピュータ装置にアドレス指定されているかどうかを判断するステップと、
    (d)前記パケットのコピーが受信されていない場合に前記パケットを処理するステップと
    を含み、前記パケットを処理するステップが、
    (A)前記パケットが前記コンピュータ装置にアドレス指定されていない場合、前記コンピュータ装置の前記第2のポートを介する出口経路において前記パケットを隣接するコンピュータ装置に転送するステップと、
    (B)前記パケットが前記コンピュータ装置にアドレス指定されている場合、応答パケットを構築して前記コンピュータ装置の前記第1のポートを介する出口経路において前記応答パケットを隣接するコンピュータ装置に転送するステップと
    を含むことを特徴とする有形のコンピュータ可読記録媒体。
  16. 前記コンピュータ装置が、産業オートメーションシステムの一部であることを特徴とする、請求項15に記載の有形のコンピュータ可読記録媒体。
  17. ステップ(b)が、
    (A)前記コンピュータ装置の前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプを受信するステップと、
    (B)前記パケットが一致するかどうかを決定するために、前記コンピュータ装置の前記第1のポートにおいて受信される前記パケットに関する前記トランザクション情報及び前記タイムスタンプを、前記コンピュータ装置の前記第2のポートにおいて受信される最も新しいパケットに関するトランザクション情報及びタイムスタンプと比較するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項15に記載の有形のコンピュータ可読記録媒体。
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