JP4688765B2 - ネットワークの冗長方法及び中位スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークの冗長方法及び中位スイッチ装置に関し、上位スイッチ装置と複数の中位スイッチ装置と複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法及び中位スイッチ装置に関する。
レイヤ2スイッチ(L2SW)やレイヤ3スイッチ(L3SW)等のスイッチ装置は、MACアドレス学習機能を備える。この機能はフレームを受信した際に、送信元MACアドレスを取得(抽出)し、入力ポート、VLAN情報(すなわち、VLANID[Virtual LAN ID]:仮想ネットワーク識別子)と共にFDB(Forwarding Data Base:学習テーブル)に保存する。この動作を学習するという。
また、フレームが到着した際に送信先MACアドレス、VLAN情報を取得し、FDBを検索して該当MACアドレスとVLAN情報が一致するポートにフレームの転送を行う。該当するエントリがない場合は、該当VLAN情報を設定したポートのうち入力ポート以外のポートにフレームをコピーして転送する、フラッディングを行う。
スイッチ装置では、リンクアグリゲーション(Link Aggregation:リンク集合体)機能を用いて、回線帯域の増設、回線冗長を行う。リンクアグリゲーションは複数の物理回線を1本の論理回線に見せる技術であり、論理回線宛のフレームを特定のルールに基づき対応する複数の物理ポートのうちいずれかに振り分ける機能であり、リンクアグリゲーションを構成するいずれかの物理回線に障害が発生した場合は、他の正常な回線で通信を続行する機能である。
スイッチ装置は、ボックス型とシャーシ型の2種類に分類することができる。ボックス型スイッチは、CPU部とインタフェース部が一体化したカードタイプであり、シャーシ型はCPU部とインタフェース部が別々のカードであり、交換可能なものを示す。また、インタフェース部は必要に応じて追加が可能である。シャーシ型スイッチ装置は複数のカードを有し、異なるカード間でリンクアグリゲーションを実現することにより、カード障害による回線への影響を小さくすることも可能である。この機能をカード間リンクアグリゲーション機能と呼ぶ。
なお、特許文献1には、ポートに障害が発生したことを検知し、障害発生時に他のスイッチングハブに対してアドレスの再学習指示の再学習フレームを障害が発生していないポートから送信し、対抗ポートに到着した再学習フレームを他のポートから中継し、前記再学習フレームからアドレスを再学習することが記載されている。
特開2005−175591号公報
広域イーサネット(登録商標)では、図1に示すように、VWAN(Virtual Wide Area Network)に接続されたシャーシ型スイッチである集約スイッチ11の配下にボックス型スイッチであるエッジスイッチ12,13を設置する場合がある。この際ユーザ数が増加すると、下位に設置したエッジスイッチ12,13等が増加し、集約スイッチ11のポート数が不足する場合がある。また、各エッジスイッチ12,13等における契約帯域が狭い場合は、集約スイッチ11のスイッチング容量自体は余裕があるが、ポート数が不足してしまうという問題があった。
これを解決するために、図2に示すように、シャーシ型スイッチである集約スイッチ11とボックス型スイッチであるエッジスイッチ12,13,14の間に、シャーシ型スイッチである集約スイッチ15,16を追加する構成が考えられる。この場合、リンクアグリゲーションを設定した集約スイッチ11とエッジスイッチ12,13,14との間に集約スイッチ15,16を挿入接続するため、主信号への影響を最小限にしてネットワーク構成の変更が可能であるが、シャーシ型スイッチである集約スイッチ15,16はボックス型スイッチに比べ高価であり、一般的に容量も大であるためオーバースペックとなる場合もある。また上位の集約スイッチ11のスイッチ容量が余っている場合にはスイッチ容量としてもコストパフォーマンスが悪いという問題があった。
図2において、集約スイッチ11とエッジスイッチ12,13,14との間の集約スイッチ15,16の代りにボックス型スイッチを挿入接続しようとすると、集約スイッチ15,16の代りのボックス型スイッチとボックス型スイッチであるエッジスイッチ12,13,14との間でリンクアグリゲーションを設定できず、冗長構成を採ることができないという問題があった。
このように、従来の技術では、図1のようなネットワーク構成で運用しているネットワークにおいて集約スイッチのポート数を増加させる場合に、既存回線に影響なく冗長機能を保持したボックス型スイッチを集約スイッチとして増設することができない。
また、図3に示すように、シャーシ型スイッチである集約スイッチ11に、ボックス型スイッチ17,18,19をリング状に接続し、リングプロテクションを使用する構成が考えられる。これにより、高価なシャーシ型スイッチ15,16を使用せずに冗長構成を採ることが可能であるが、ネットワーク構成を図1のような既存のツリー構成から図3のようなリング構成に変更するためには、既存の運用回線に影響を与えてしまうという問題があった。また、ネットワーク構成を変更するためには、ユーザ回線を止めるか、または、コストが高くスペースメリットのないシャーシ型スイッチで集約することになるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がないネットワークの冗長方法及び中位スイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によるネットワークの冗長方法は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから転送された前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送することにより、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がない。
また、本発明の他の一実施態様によるネットワークの冗長方法は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから転送された前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送することにより、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がない。
また、前記ネットワークの冗長方法において、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記上位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポートに設定された仮想ネットワーク識別子を認識し、前記下位スイッチ装置に接続されているアクセスポートのうち認識した前記仮想ネットワーク識別子が設定されたアクセスポートをリンクダウンさせる構成とすることができる。
また、本発明の一実施態様による中位スイッチ装置は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送する入力ポート付加転送手段と、
前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を有することにより、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がない。
また、本発明の他の一実施態様による中位スイッチ装置は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送する出力ポート付加転送手段と、
前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を有することにより、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がない。
本発明によれば、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がない。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<ネットワークの構成>
図4は、本発明方法を適用したネットワークの原理図を示す。同図中、VWANに接続された既存のシャーシ型スイッチである集約スイッチ21と、ユーザを収容する既存のボックス型スイッチであるエッジスイッチ22,23の間に、一対のボックス型スイッチ25,26を追加する。なお、集約スイッチ21が上位スイッチ装置であり、ボックス型スイッチ25,26が中位スイッチ装置であり、エッジスイッチ22,23が下位スイッチ装置である。
本発明方法では、下記に示す構成とする。
(1)一対のボックス型スイッチ25,26を使用して装置冗長構成とする。
(2)集約スイッチ21及びエッジスイッチ22,23それぞれの一対のボックス型スイッチ25,26に対する接続設定はリンクアグリゲーションとし、集約スイッチ21及びエッジスイッチ22,23それぞれは一対のボックス型スイッチ25,26の同じポート番号のポートに収容する。
(3)一対のボックス型スイッチ25,26間を、通常時は使用しない冗長用ポートであるリダンダントポート(RP)で接続する。
(4)ボックス型スイッチ25,26のいずれかの故障時には故障したボックス型スイッチの全ポートを閉塞する。
(5)ポート障害時はボックス型スイッチ25,26のリダンダントポートを使用して迂回する。この迂回時には、入力ポート情報または出力ポート情報を通知することでループを防止する。
<ボックス型スイッチの構成>
図5は、本発明のボックス型スイッチ25,26のブロック図を示す。ボックス型スイッチは、アクセスポート(AP)31、ネットワークポート(NP)32、リダンダントポート(RP)33、スイッチ部34、CPU部35、FDB(学習テーブル)36から構成されている。CPU部35内では、入力ポート付加転送手段35a,フレーム転送手段35b,出力ポート付加転送手段35c,フレーム転送手段35d,リンクダウン手段35e,学習同期手段35f,インバンド監視手段35gそれぞれとして動作するプログラムが実行される。
アクセスポート(Access Port:AP)31は下位スイッチ装置と接続され、ネットワークポート(Network Port:NP)32は上位スイッチ装置と接続され、リダンダントポート(Redundant Port:RP)33は他方のボックス型スイッチのリダンダントポートに接続される。スイッチ部34はCPU部35の制御によりアクセスポート31,ネットワークポート32,リダンダントポート33間の接続を行う。
また、CPU部35の制御によりFDB36の学習が行われ、また、学習同期手段35fにより一対のボックス型スイッチ25,26におけるFDB36の内容の同期をとる。更に、インバンド監視手段35gによってインバンド監視が行われる。
図6は、学習同期手段35fが実行する学習テーブル内容同期処理のフローチャートを示す。同図中、ボックス型スイッチ25,26のうち例えば一方のボックス型スイッチ25にフレームが到着すると、ステップS20で到着フレームの送信元MACアドレス(SA)とVLAN情報と入力ポート番号を用いてFDB36の検索を行い、同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号がFDB36に登録されているか否かを判別する。
FDB36に同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号が登録されている場合、ステップS21で、このMACアドレスとVLAN情報とポート番号に対応するエントリのエージングタイマをリセットする。エージングタイマは当該エントリが所定時間以上使用されない場合にエージング処理にてFDB36から削除するために設けられている。
一方、FDB36に同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号が登録されていない場合、ステップS22で到着フレームの送信元MACアドレス(SA)とVLAN情報と入力ポート番号をFDB36に登録して学習する。
この後、ステップS23で、他方のボックス型スイッチ26に対しリダンダントポートRPからエージングタイマリセット依頼パケットまたはMAC学習依頼パケットを送信する。この際には複数の学習情報、すなわちMACアドレス(SA)、VLAN情報、ポート番号を1フレームにまとめて送信する。
他方のボックス型スイッチ26では、ボックス型スイッチ25からエージングタイマリセット依頼パケットまたはMAC学習依頼パケットが到着すると、ステップS25でエージングタイマリセット依頼パケットまたはMAC学習依頼パケットで通知されたMACアドレスとVLAN情報とポート番号でFDB36を検索して、同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号が登録されているか否かを判別する。
FDB36に同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号が登録されている場合、ステップS26で、このMACアドレスとVLAN情報に対応するエントリのエージングタイマをリセットする。
一方、FDB36に同一のMACアドレスとVLAN情報とポート番号が登録されていない場合、ステップS27で到着フレームのMACアドレス(SA)とVLAN情報とポート番号をFDB36に登録して学習し、一対のボックス型スイッチ25,26におけるFDB36の内容を同期させる。
これにより、ボックス型スイッチ25,26のいずれか一方でフラッディングが行われると他方ではフラッディングを行う必要がなく、フラッディングの回数を減らすことができる。
<通常時動作>
図7は、本発明方法を適用したネットワークの通常時動作を説明するための構成図を示す。同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。図7において、集約スイッチ21及びエッジスイッチ22,23それぞれを、一対のボックス型スイッチ25,26の同じポート番号のポートに接続する。
例えば集約スイッチ21のポートP1,P2をボックス型スイッチ25,26それぞれのネットワークポート32のポートNP1に接続し、エッジスイッチ22のポートP1,P2をボックス型スイッチ25,26それぞれのアクセスポート31のポートAP1に接続し、エッジスイッチ23のポートP1,P2をボックス型スイッチ25,26それぞれのアクセスポート31のポートAP2に接続する。また、ボックス型スイッチ25,26の間はリダンダントポート(RP)33を用いて接続する。
集約スイッチ21とボックス型スイッチ25,26との間の伝送路に対する集約スイッチ21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、エッジスイッチ22,23とボックス型スイッチ25,26との間の伝送路に対するエッジスイッチ22,23の接続設定はリンクアグリゲーションである。
ボックス型スイッチ25,26それぞれのCPU部35は、リダンダントポート33を用いて、キープアライブパケットを定期的に送受信し、互いのボックス型スイッチ25,26が正常に稼動中であるか否かを確認する。
また、一対のボックス型スイッチ25,26のいずれかでMACアドレスの新規学習を行った場合は、リダンダントポート33を使用して他方のボックス型スイッチに学習依頼パケットを通知することで、2台のボックス型スイッチ25,26のFDB(学習テーブル)36内容の同期をとる。すなわち、一方で学習した情報を他方のFDBに通知して学習させる。
一対のボックス型スイッチ25,26は、リダンダントポート33以外のアクセスポート31及びネットワークポート32で通常のレイヤ2スイッチを同じように動作する。VLAN情報に関してもリダンダントポート33以外のアクセスポート31及びネットワークポート32に設定する。
上位の集約スイッチ21と下位のエッジスイッチ22の間はリンクアグリゲーションによりボックス型スイッチ装置25,26のいずれか一方に接続される。同様に、上位の集約スイッチ21と下位のエッジスイッチ23の間はリンクアグリゲーションによりボックス型スイッチ装置25,26のいずれか一方に接続される。集約スイッチ21またはエッジスイッチ22からのフレームを受信したスイッチ装置25(または26)はリダンダントポート33以外のアクセスポート31及びネットワークポート32で通常のスイッチング処理を行う。
<ボックス型スイッチのアクセスポート障害に対する動作の第1実施形態>
図8は、ボックス型スイッチのアクセスポート障害に対する動作の第1実施形態を説明するための構成図を示す。同図中、括弧付き番号は以下の文章に付した番号と対応する。なお、ボックス型スイッチのアクセスポート31とエッジスイッチ間の回線に、ケーブル断などの障害が発生した場合も同様の動作となる。
ボックス型スイッチ25におけるアクセスポート31内のポートAP1に障害が発生した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートAP1の障害を検出する。
その後、ボックス型スイッチ25のネットワークポート32(例えばポートNP1)にアクセスポート31内のポートAP1宛のフレームが到着した場合(1)、CPU部35はこのフレームをスイッチ部34、リダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する。なお、フラッディングによりポートAP1宛のフレームが発生する場合もボックス型スイッチ25においてフラッディングは行わず、ポートAP1宛のフレームと同様に、このフレームをスイッチ部34、リダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する(2)。
その際、CPU部35内で動作する入力ポート付加転送手段35aは、VLANタグのTPIDフィールドを利用して、転送するフレームが入力した入力ポート情報としてネットワークポート32のポートNP1を付加してボックス型スイッチ26に転送する。
図11に、VLANタグを付加されたフレームのフォーマットを示す。同図中、MACヘッダは、送信先MACアドレス(DA)、送信元MACアドレス(SA)、タグ・ヘッダのTPID(Tag Protocol Identifier)及びTCI(Tag Control Information)、タイプ/長さ、E−RIF(Embedded Routing Information Field)にて構成され、この後に送信データが続く。上記のTCIは、ユーザ・プライオリティ、CFI(Canonical Format Indicator)、VLAN情報としてのVLANIDから構成されている。
ボックス型スイッチ26のCPU部35内で動作するフレーム転送手段35bは、リダンダントポート33から受信したフレームのVLANタグから受信ポート情報(すなわち、ポートNP1)を抽出し、このフレームに対し抽出した受信ポート情報の指示するネットワークポート32のポートNP1からフレームを受信した場合と同等のスイッチング処理を実施する(3)。また、このフレームでフラッディングが必要な場合には、フラッディングを実施する。
これにより、例えばポートAP1に障害が発生したボックス型スイッチ25からリダンダントポート33を通してボックス型スイッチ26に転送されたフレームは、ボックス型スイッチ26のアクセスポート31のポートAP1からエッジスイッチ22に向けて伝送される。
ボックス型スイッチ25のアクセスポート31のポートAP1における障害が復旧した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートAP1の復旧を検出する。その後、ボックス型スイッチ25のネットワークポート32にアクセスポート31内のポートAP1宛のフレームが到着した場合、このフレームをスイッチ部34から復旧したポートAP1に転送して、ポートAP1からエッジスイッチ22に向けて伝送する。
<ボックス型スイッチのアクセスポート障害に対する動作の第2実施形態>
図9は、ボックス型スイッチのアクセスポート障害に対する動作の第2実施形態を説明するための構成図を示す。同図中、括弧付き番号は以下の文章に付した番号と対応する。なお、ボックス型スイッチのアクセスポート31とエッジスイッチ間の回線に、ケーブル断などの障害が発生した場合も同様の動作となる。
ボックス型スイッチ25におけるアクセスポート31内のポートAP1に障害が発生した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートAP1の障害を検出する。
その後、ボックス型スイッチ25のネットワークポート32(例えばポートNP1)にアクセスポート31内のポートAP1宛のフレームが到着した場合(1)、CPU部35はこのフレームのフラッディングが必要か否かを判別し、必要であればボックス型スイッチ25のスイッチ部34でフラッディングを行う(2)。この場合、到着したフレームはアクセスポート31内のポートAP1,AP2,AP3にフラッディングされる。
フラッディングした後、障害のあるアクセスポート31のポートAP1宛のフレームをリダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する。また、フラッディングが不要な場合、CPU部35はポートAP1宛のフレームをスイッチ部34、リダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する(3)。
その際、CPU部35内で動作する出力ポート付加転送手段35cは、VLANタグのTPIDフィールドを利用して、転送するフレームを出力する出力ポート情報としてアクセスポート31のポートAP1を付加してボックス型スイッチ26に転送する。
ボックス型スイッチ26のCPU部35内で動作するフレーム転送手段35dは、リダンダントポート33から受信したフレームのVLANタグから送信先ポート情報を抽出し(すなわち、ポートAP1)、このフレームに対し抽出した送信先ポート情報の指示するアクセスポート31のポートAP1に転送するスイッチング処理を実施する(4)。なお、ボックス型スイッチ26においてフラッディングは行わない。
これにより、例えばポートAP1に障害が発生したボックス型スイッチ25からリダンダントポート33を通してボックス型スイッチ26に転送されたフレームは、ボックス型スイッチ26のアクセスポート31のポートAP1からエッジスイッチ22に向けて伝送される。
ボックス型スイッチ25のアクセスポート31のポートAP1における障害が復旧した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートAP1の復旧を検出する。その後、ボックス型スイッチ25のネットワークポート32にアクセスポート31内のポートAP1宛のフレームが到着した場合、このフレームをスイッチ部34から復旧したポートAP1に転送して、ポートAP1からエッジスイッチ22に向けて伝送する。
<ボックス型スイッチのネットワークポート障害に対する動作の第1実施形態>
図8を用いてボックス型スイッチのネットワークポート障害に対する動作の第1実施形態を説明する。なお、ボックス型スイッチのネットワークポート32と集約スイッチ21間の回線に、ケーブル断などの障害が発生した場合も同様の動作となる。
ボックス型スイッチ25におけるネットワークポート32内のポートNP1に障害が発生した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートNP1の障害を検出する。
その後、ボックス型スイッチ25のアクセスポート31のポートAP1にネットワークポート32内のポートNP1宛のフレームが到着した場合、CPU部35はこのフレームをスイッチ部34、リダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する。なお、フラッディングによりポートNP1宛のフレームが発生する場合もボックス型スイッチ25においてフラッディングは行わず、ポートNP1宛のフレームと同様に、このフレームをスイッチ部34、リダンダントポート33からボックス型スイッチ26に転送する。
その際、CPU部35内で動作する入力ポート付加転送手段35aは、VLANタグのTPIDフィールドを利用して、転送するフレームが入力した入力ポート情報としてアクセスポート31のポートAP1を付加してボックス型スイッチ26に転送する。
ボックス型スイッチ26のCPU部35内で動作するフレーム転送手段35bは、リダンダントポート33から受信したフレームのVLANタグから受信ポート情報(すなわち、ポートAP1)を抽出し、このフレームに対し抽出した受信ポート情報の指示するアクセスポート32のポートAP1からフレームを受信した場合と同等のスイッチング処理を実施する。このフレームでフラッディングが必要な場合には、フラッディングを実施する。
これにより、例えばポートNP1に障害が発生したボックス型スイッチ25からリダンダントポート33を通してボックス型スイッチ26に転送されたフレームは、ボックス型スイッチ26のネットワークポート32のポートNP1から集約スイッチ21に向けて伝送される。
ボックス型スイッチ25のネットワークポート32のポートNP1における障害が復旧した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートNP1の復旧を検出する。その後、ボックス型スイッチ25のアクセスポート31にネットワークポート32のポートNP1宛のフレームが到着した場合、このフレームをスイッチ部34から復旧したポートNP1に転送して、ポートNP1から集約スイッチ21に向けて伝送する。
<ボックス型スイッチのネットワークポート障害に対する動作の第2実施形態>
図10は、ボックス型スイッチのネットワークポート障害に対する動作の第2実施形態を説明するための構成図を示す。同図中、括弧付き番号は以下の文章に付した番号と対応する。なお、ボックス型スイッチのネットワークポート32と集約スイッチ21間の回線に、ケーブル断などの障害が発生した場合も同様の動作となる。
ボックス型スイッチ25におけるネットワークポート32内のポートNP1に障害が発生した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートNP1の障害を検出する。CPU部35内で動作するリンクダウン手段35eは、障害の発生したネットワークポート32のポートNP1に設定してあるVLAN情報を認識し(1)、該当VLAN情報を設定してあるアクセスポート31のポートAP1,AP2,AP3それぞれをリンクダウン状態にする(2)。これによって、下位のエッジスイッチ22にリンクダウンを検知させる。
下位のエッジスイッチ22はボックス型スイッチ25とのリンクダウンを検知すると、リンクアグリゲーション機能により、障害の発生してないボックス型スイッチ26を経由して信号を送信する。これにより、障害ポイントを迂回して集約スイッチ21とエッジスイッチ22間の信号のやり取りが可能となる。
ボックス型スイッチ25のネットワークポート32のポートNP1における障害が復旧した場合、ボックス型スイッチ25のCPU部35はこのポートAP1の復旧を検出する。CPU部35内のリンクダウン手段35eは、障害が復旧したネットワークポート32のポートNP1に設定してあるVLAN情報を認識し、該当VLAN情報を設定してあるアクセスポート31のポートAP1,AP2,AP3それぞれをリンク状態にする。
その後、ボックス型スイッチ25のアクセスポート31にネットワークポート32のポートNP1宛のフレームが到着した場合、このフレームをスイッチ部34から復旧したポートNP1に転送して、ポートNP1から集約スイッチ21に向けて伝送する。
<ボックス型スイッチの装置故障に対する動作の第1実施形態>
図10を用いてボックス型スイッチの装置故障に対する動作の第1実施形態を説明する。ボックス型スイッチ25で装置故障が発生した場合は、ボックス型スイッチ25のCPU部35がこれを検出する。CPU部35は、アクセスポート31,ネットワークポート32の全ポートをリンクダウンとし、リダンダントポート33から他方のボックス型スイッチ26に向けてのキープアライブパケットの送信を停止する。
キープアライブパケットが途絶えたことを選出した他方のボックス型スイッチ26は、オペレータにその旨の通知を行う。
<インバンド監視>
また、本発明システムで、ユーザトラフィックの流れる伝送チャネルに通信事業者の監視情報を多重化して伝送するインバンド監視を実施する場合、集約スイッチ21及びエッジスイッチ22,23がボックス型スイッチ25,26に対しリンクアグリゲーション接続であるため、ボックス型スイッチ25宛のインバンド監視用フレームをスイッチ21〜23がボックス型スイッチ25に転送するとは限らない。つまり、他方のボックス型スイッチ26にボックス型スイッチ25宛のインバンド監視用フレームを転送する場合がある。そのため、以下の方法でインバンド監視を実現する。
図5に示すボックス型スイッチ25のCPU部35内で動作するインバンド監視手段35gは、キープアライブパケットにて一対のボックス型スイッチ26のMACアドレスを学習する。
ボックス型スイッチ25のインバンド監視手段35gは、VLAN情報で識別されるインバンド監視回線上に流れるフレームのうち、送信先MACアドレス(DA)が他方のボックス型スイッチ26のMACアドレスであるフレームと、ブロードキャストフレームまたはマルチキャストフレームまたは送信先不明(アンノーン)のユニキャストフレームをコピーして、リダンダントポート33を用いて他方のボックス型スイッチ26に転送する。その際、VLANタグのTPIDにインバンド監視用である旨を付加する。
ボックス型スイッチ26のインバンド監視手段35gは、リダンダントポート33から受け取ったフレームを、そのVLANタグのTPIDからインバンド監視用であるか否かを判別し、インバンド監視用のフレームであれば自装置宛の監視回線としてCPU部35で処理を行う。
また、ボックス型スイッチ25のインバンド監視手段35gは、自装置で生成したインバンド監視フレームについては、通常時には、リダンダントポート33を用いず、ネットワークポート31またはアクセスポート32から送信する。しかし、送信先のネットワークポート31またはアクセスポート32で障害が発生した場合には、生成したインバンド監視フレームをリダンダントポート33から他方のボックス型スイッチ26に転送する。その際には、転送するインバンド監視フレームのVLANタグのTPIDに入力ポート情報は付加しない、もしくは、入力ポート情報にボックス型スイッチ25のCPU部35のアドレスを付加する。
リダンダントポート33から上記インバンド監視フレームを受信したボックス型スイッチ26のCPU部35では、当該フレームのVLANタグのTPIDに入力ポート情報が付加されてない、または、一方のボックス型スイッチ25のCPU部35のアドレスが付加されている場合、一方のボックス型スイッチ25で生成したインバンド監視フレームであると判別し、当該フレームをリダンダントポート33以外のアクセスポート31またはネットワークポート32から通常どおりに送信する。
このようにして、上位スイッチ装置と下位スイッチ装置との間がリンクアグリゲーションで接続されたネットワークで、上位スイッチ装置のポート数を増加させるために、上位スイッチ装置と下位スイッチ装置の間に増設する中位スイッチ装置としてボックス型スイッチを使用でき、冗長機能を有することができ、既存装置の設定変更の必要がなく、サービスへの影響を最小限にすることができる。
なお、学習同期手段35fが実行するステップS23が付記記載の学習依頼手段に相当し、ステップS27が学習テーブル更新手段に相当する。
(付記1)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送することを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記2)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送することを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記3)
付記1または2記載のネットワークの冗長方法において、
前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記上位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポートに設定された仮想ネットワーク識別子を認識し、前記下位スイッチ装置に接続されているアクセスポートのうち認識した前記仮想ネットワーク識別子が設定されたアクセスポートをリンクダウンさせることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記4)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して冗長用ポートから他方の中位スイッチ装置の冗長用ポートに転送する入力ポート付加転送手段と、
前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記5)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して冗長用ポートから他方の中位スイッチ装置の冗長用ポートに転送する出力ポート付加転送手段と、
前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記6)
付記4記載の中位スイッチ装置において、
前記入力ポート付加転送手段は、前記上位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
前記フレーム転送手段は、前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記7)
付記4または5記載の中位スイッチ装置において、
前記上位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポートに設定された仮想ネットワーク識別子を認識し、前記下位スイッチ装置に接続されているアクセスポートのうち認識した前記仮想ネットワーク識別子が設定されたアクセスポートをリンクダウンさせるリンクダウン手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記8)
付記4乃至7のいずれか1項記載の中位スイッチ装置において、
学習テーブルを更新したとき、前記学習テーブルの更新内容を含む学習依頼を前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に送信する学習依頼手段と、
前記冗長用ポートから受信した学習依頼に含まれる更新内容で学習テーブルを更新する学習テーブル更新手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記9)
付記4乃至8のいずれか1項記載の中位スイッチ装置において、
インバンド監視回線上に流れるフレームを監視し前記一対の中位スイッチ装置の他方のアドレス宛のフレームを前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に送信するインバンド監視手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
従来のネットワークの一例の構成を示す図である。 従来のネットワークの他の構成を示す図である。 従来のネットワークの別の構成を示す図である。 本発明方法を適用したネットワークの原理図である。 本発明のボックス型スイッチのブロック図である。 学習テーブル内容同期処理のフローチャートである。 本発明方法を適用したネットワークの通常時動作を説明するための構成図である。 アクセスポート障害に対する動作の第1実施形態を説明するための構成図である。 アクセスポート障害に対する動作の第2実施形態を説明するための構成図である。 ネットワークポート障害に対する動作の第2実施形態を説明するための構成図である。 VLANタグを付加されたフレームのフォーマットを示す図である。
符号の説明
21 集約スイッチ
22,23 エッジスイッチ
25,26 ボックス型スイッチ
31 アクセスポート
32 ネットワークポート
33 リダンダントポート
34 スイッチ部
35 CPU部
36 FDB

Claims (5)

  1. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
    前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
    前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
    前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
    前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから転送された前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送することを特徴とするネットワークの冗長方法。
  2. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
    前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、前記一対の中位スイッチ装置の同一ポート番号のポートに対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
    前記一対の中位スイッチ装置は冗長用ポートにより相互に接続され、
    前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送し、
    前記一対の中位スイッチ装置の他方にて前記冗長用ポートから転送された前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送することを特徴とするネットワークの冗長方法。
  3. 請求項1または2記載のネットワークの冗長方法において、
    前記一対の中位スイッチ装置のいずれか一方で前記上位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポートに設定された仮想ネットワーク識別子を認識し、前記下位スイッチ装置に接続されているアクセスポートのうち認識した前記仮想ネットワーク識別子が設定されたアクセスポートをリンクダウンさせることを特徴とするネットワークの冗長方法。
  4. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
    前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの入力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送する入力ポート付加転送手段と、
    前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された入力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を
    有することを特徴とする中位スイッチ装置。
  5. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に接続された一対の中位スイッチ装置と、前記一対の中位スイッチ装置それぞれに接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置であって、
    前記下位スイッチ装置に接続されたポートの障害時に、障害ポート宛のフレームに当該フレームの出力ポート情報を付加して前記冗長用ポートから前記一対の中位スイッチ装置の他方に転送する出力ポート付加転送手段と、
    前記冗長用ポートから受信した前記フレームに付加された出力ポート情報に従って前記フレームを転送するフレーム転送手段を
    有することを特徴とする中位スイッチ装置。
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