JP5516706B2 - 複リンク式ピストンクランク機構を備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
21…クランクピン軸受部
22…アッパピン用ピンボス部
23…コントロールピン用ピンボス部
24…分割面
26…ベースプレート部
27…外周縁部
31…ロアリンクアッパ
32…ロアリンクロア
41(41A〜41D)…リブ
Claims (8)
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にアッパピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、かつ他端が上記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関であって、
上記ロアリンクは、
ロアリンクの主体をなすベースプレート部と、
ロアリンク正面視略中央でベースプレート部よりもクランクピン軸方向両側へ張り出すとともに、上記クランクピンが嵌合して機関運転中のクランクピンからのクランクピン荷重を受けるクランクピン軸受部と、
上記ベースプレート部の両側面よりクランクピン軸方向に張り出すとともに、一端が上記クランクピン軸受部と接続し、クランクピン径方向に直線状に延在したリブと、を有し、
上記リブは、機関運転中に最大燃焼圧が発生するクランク角においてクランクピンに発生する所定のクランクピン荷重の方向に対し、クランクピン軸受部に対するクランクピン回転方向の上流側に配置されており、
かつ、上記リブは、上記所定のクランクピン荷重の方向に対して上記クランクピン回転方向と反対方向に鋭角をなしていることを特徴とする内燃機関。 - 上記ロアリンクは、上記ベースプレート部よりもクランクピン軸方向両側に張り出し、上記アッパピンを保持するアッパピン用ピンボス部を有し、
上記リブが、上記クランクピン軸受部とアッパピン用ピンボス部とに掛け渡されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。 - 上記ロアリンクは、その正面視外周付近で上記ベースプレート部よりもクランクピン軸方向両側に張り出した外周縁部を有し、
上記リブが、上記クランクピン軸受部と外周縁部とに掛け渡されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。 - ピストン上死点時におけるピストンピンとアッパピンとを通るアッパリンク中心延長線がクランクピン軸受部と交差しないように、リンクジオメトリが設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関。
- 上記ロアリンクは、上記アッパピンを保持する一端部のアッパピン用ピンボス部と、上記コントロールピンを保持する他端部のコントロールピン用ピンボス部と、を備えるとともに、
上記クランクピン軸受部の中心を通る分割面に沿って、上記アッパピン用ピンボス部を含むロアリンクアッパと、上記コントロールピン用ピンボス部を含むロアリンクロアと、に分割構成され、
上記クランクピン軸受部の両側に配置した少なくとも2本のボルトによって上記ロアリンクアッパと上記ロアリンクロアとが締結されており、
上記リブがロアリンクアッパに形成され、
かつ、上記2本のボルトのうち、少なくとも上記アッパピン用ピンボス部寄りのボルトが、上記ロアリンクロアを貫通して、上記ロアリンクアッパに形成された雌ねじ部に螺合していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関。 - 上記アッパピンを保持するアッパピン用ピンボス部を有し、このアッパピン用ピンボス部が、上記アッパピンの両端部が圧入により固定される二股状をなしていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関。
- 上記コントロールリンクの機関本体側の揺動支点位置を変化させることにより上記ピストンクランク機構が可変圧縮比機構を構成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関。
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にアッパピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、かつ他端が上記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関であって、
上記ロアリンクは、
上記クランクピンが嵌合するロアリンク正面視略中央のクランクピン軸受部と、
上記アッパピンを保持する一端部のアッパピン用ピンボス部と、
上記クランクピン軸受部及びアッパピン用ピンボス部よりもクランクピン軸方向幅が短く、少なくとも上記クランクピン軸受部の周囲に延在するベースプレート部と、
このベースプレート部の両側面よりクランクピン軸方向に張り出したリブと、を有し、
上記リブが、上記クランクピン軸受部とアッパピン軸受部とに直線状に掛け渡されており、
かつ、上記リブは、機関運転中に最大燃焼圧が発生するクランク角においてクランクピンに発生する所定のクランクピン荷重の方向に対し、クランクピン軸受部に対するクランクピン回転方向と反対方向に鋭角をなしていることを特徴とする内燃機関。
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JP2012259229A JP5516706B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 複リンク式ピストンクランク機構を備えた内燃機関 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5516706B2 true JP5516706B2 (ja) | 2014-06-11 |
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Family Applications (1)
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JP2012259229A Active JP5516706B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 複リンク式ピストンクランク機構を備えた内燃機関 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4646879B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2011-03-09 | 本田技研工業株式会社 | ストローク特性可変エンジン |
JP2008208783A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Nissan Motor Co Ltd | リンク機構の軸受構造 |
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2012
- 2012-11-28 JP JP2012259229A patent/JP5516706B2/ja active Active
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JP2013040616A (ja) | 2013-02-28 |
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