JP4506340B2 - 内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク - Google Patents
内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク Download PDFInfo
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そして、上記ボルト締結部のうち上記コントロールピン用ピンボス部側のボルト締結部は、上記ロアリンクアッパと上記ロアリンクロアとを貫通したボルトおよびナットから構成され、上記ロアリンクロア側に位置するボルトもしくはナットを回転することで締結されている一方、上記ボルト締結部のうち上記アッパピン用ピンボス部側のボルト締結部は、上記ロアリンクロアを貫通し、上記ロアリンクアッパに形成された雌ねじに螺合するボルトを回転することで締結されている。
21…クランクピン軸受部
22…アッパピン用ピンボス部
23…コントロールピン用ピンボス部
31…ロアリンクアッパ
32…ロアリンクロア
33,34…ボルト
40…ナット
45…リブ
Claims (14)
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にアッパピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、かつ他端が上記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関のピストンクランク機構において、
上記ロアリンクは、上記クランクピンが嵌合する略中央のクランクピン軸受部と、上記アッパピンを保持する一端部のアッパピン用ピンボス部と、上記コントロールピンを保持する他端部のコントロールピン用ピンボス部と、を備えるとともに、上記クランクピン軸受部の中心を通る分割面に沿って、上記アッパピン用ピンボス部を含むロアリンクアッパと、上記コントロールピン用ピンボス部を含むロアリンクロアと、に分割構成され、かつ上記クランクピン軸受部の両側に配置した少なくとも2つのボルト締結部によって上記ロアリンクアッパと上記ロアリンクロアとが締結されており、
上記ボルト締結部のうち上記コントロールピン用ピンボス部側のボルト締結部は、上記ロアリンクアッパと上記ロアリンクロアとを貫通したボルトおよびナットから構成され、上記ロアリンクロア側に位置するボルトもしくはナットを回転することで締結されている一方、上記ボルト締結部のうち上記アッパピン用ピンボス部側のボルト締結部は、上記ロアリンクロアを貫通し、上記ロアリンクアッパに形成された雌ねじに螺合するボルトを回転することで締結されている
ことを特徴とする内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。 - 上記ロアリンクロア側にナットが配置され、該ナットの回転により締結されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ロアリンクアッパ側にナットが配置され、上記ロアリンクロア側から挿入したボルトの回転により締結されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ロアリンクアッパ側に上記ナットの回り止め部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記回り止め部が上記ロアリンクアッパと一体に形成されたリブからなることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記回り止め部は、少なくとも2点で上記ナットと当接することを特徴とする請求項4または5に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ナットを上記ロアリンクアッパの所定位置に位置決めする位置決め部が上記ロアリンクアッパに設けられていることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記位置決め部として上記ロアリンクアッパに上記ナットを挟む一対のリブが形成されており、このリブが、上記ナットの回り止め部としても機能することを特徴とする請求項7に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ロアリンクアッパ側に上記ナットの脱落防止機構が設けられていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記の一対のリブの間に上記ナットが圧入されるように、それぞれの寸法が設定されていることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ナットは、上記クランクピンの軸方向に沿った方向の寸法が、これと直交する方向の寸法よりも小さい異形のナットであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記ナットと上記ロアリンクアッパとが異なる材質であることを特徴とする請求項3〜11のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記コントロールピン用ピンボス部は、コントロールピン両端部を支持する二股状をなし、上記ロアリンクロアは、上記コントロールピン用ピンボス部と上記クランクピン軸受部との間に、上記クランクピンの軸方向に沿った肉厚が、上記コントロールピン用ピンボス部の軸方向の全長よりも小さな部位を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
- 上記コントロールリンクの機関本体側の揺動支点位置を変化させることにより上記ピストンクランク機構が可変圧縮比機構を構成することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の内燃機関のピストンクランク機構におけるロアリンク。
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