JP5501655B2 - 等速自在継手 - Google Patents

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Description

本発明は、等速自在継手に関し、特に、入出力軸の角度変位及び軸方向変位を許容しつつ入出力軸間でトルクの伝達を可能にした摺動型等速自在継手に関するものである。
等速自在継手には、大別して、2軸間の角度変位のみを許容する固定型と、角度変位および軸方向変位を許容する摺動型とがあり、それぞれ使用条件、用途等に応じて機種選択される。固定型としてはツェパー型等速自在継手、摺動型としてはダブルオフセット型等速自在継手、トリポード型等速自在継手等が代表的である。摺動型のうち、トリポード型等速自在継手はトルク伝達部材としてローラを用い、その他はトルク伝達部材としてボールを用いている。
例えばダブルオフセット型等速自在継手(DOJ型等速自在継手)(特許文献1等参照)は、図11と図12に示すように、円筒状の内径面1に6本の直線状のトラック溝2を軸方向に形成した外側継手部材としての外輪3と、球面状の外径面4に6本の直線状のトラック溝5を軸方向に形成した内側継手部材としての内輪6と、外輪3のトラック溝2と内輪6のトラック溝5とが協働して形成されるボールトラックに配された6個のトルク伝達ボール7と、トルク伝達ボール7を保持する保持器8とで構成される。そして、保持器8の外径面8aの球面中心Oaと内径面8bの球面中心Obとが、それぞれ、ポケット中心から軸方向の反対側にオフセットされている。この場合、内径面8bの球面中心Obが外径面8aの球面中心Oaよりも開口側に配置される。
また、内輪6とボール7と保持器8等で構成される内部部品Sは、外輪3を軸方向に沿って往復動する。このため、外輪3の開口部側には、内部部品Sの抜けを規制する抜け止め手段10が設けられている。抜け止め手段10は、一般的には、外輪3の内径面の開口部側に周方向溝11を設け、この周方向溝11の止め輪12を嵌着してなるものである。
近年、自動車の低燃費化に伴い、等速自在継手に対しても軽量・コンパクトなものが要求されている。そのため、従来には、トルク伝達ボールを8個とするとともに、トルク伝達ボールのピッチ円直径と前記トルク伝達ボールの直径との比を、所定範囲に設定するようにしたものがある(特許文献2)。このように設定することによって、「より一層のコンパクト化を図ることができると同時に、比較品(6個トルク伝達ボール)と同等以上の強度、負荷容量、耐久性、作動角を確保することができる。」ようにしている。
特開2005−256873号公報 特許3859295号公報
しかしながら、前記特許文献2に記載のものでは、外輪の外径サイズは、この特許文献2の表2に記載されたものが限度である。すなわち、このようなDOJ型等速自在継手において、強度・耐久性を確保しながら、表2に示される寸法よりもさらに外輪の外径サイズを抑制して軽量コンパクト化を図ることが困難となっていた。これは、外輪の外径サイズを抑制するために、トルク伝達ボールのピッチ円径を小さくすると、内輪において肉厚が小さく強度不足となる部位が発生するためである。肉厚が小さく強度不足となる部位とは、内輪のトラック溝の溝底と、内輪の内径面に設けられた雌スプラインの間の部位である。また、強度不足となる部位の肉厚を確保するためにトルク伝達ボールのボール径を小さくすると、ボール溝の接触面での面圧の上昇を招き、耐久性が低下する問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて、外輪の外径サイズを抑えることができ、しかも、内輪において強度不足となる部位の発生を防止できる等速自在継手を提供する。
本発明の等速自在継手は、内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、前記外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボールと、前記外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持する保持器とを備え、前記保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされている等速自在継手であって、前記トルク伝達ボールが6個であり、前記内側継手部材は、前記トラック溝が形成された内輪構成部を有し、この内輪構成部にトルク伝達用シャフトがスプライン嵌合構造及び接合部を介しない一体構造で連続し、前記トルク伝達ボールのピッチ円直径(PCDBALL)と前記トルク伝達ボールの直径(DBALL)との比r1(=PCDBALL/DBALL)を、2.5≦r1≦2.8の範囲に設定し、かつ、前記内側継手部材の内輪構成部におけるトラック溝底径を、前記内輪構成部とトルク伝達用シャフトとの一体構造の連続部位のトルク伝達用シャフトの外径寸法よりも小さくしたものである。
本発明の等速自在継手によれば、2.5≦r1≦2.8と設定することによって、トルク伝達ボールのピッチ円径を小さくして外側継手部材である外輪の外径サイズを抑制することができる。また、内輪構成部とトルク伝達用シャフトとが一体構造とされているので、内輪構成部に、従来のこの種の等速自在継手において必要とされていた内径面の雌スプラインを必要としない。このため、内輪構成部の肉厚を確保することができ、トラック溝が浅くなることを防止できる。
トルク伝達ボールのピッチ円径/ボール径の比を2.5より小さくすると、内輪においてボール溝とボール溝との間の肉厚を確保できなくなったり、保持器においてポケット(窓)とポケット(窓)との間の肉厚を確保できないといった問題がある。逆に、ピッチ円径/ボール径の比を2.8より大きくすると、ピッチ円径を小さくできない。
前記内側継手部材の内輪構成部におけるトラック溝底径を、前記内輪構成部とトルク伝達用シャフトとの一体構造の連続部位の前記トルク伝達用シャフトの外径寸法よりも小さくすることができる。これによって、外輪(外側継手部材)の外径を抑えた状態であっても、ボール径を小さくする必要がなくなる。また、一体構造である内輪構成部とトルク伝達用シャフトとは中空軸にて構成することができる。
外側継手部材の外径(DOUTER)とトルク伝達ボールのピッチ円直径(PCDBALL)との比r2(DOUTER/PCDBALL)を、1.51≦r2≦1.61の範囲に設定するのが好ましい。r2を1.51未満とすると、外側継手部材の肉厚が不足して強度が確保できないといった問題を生ずる可能性がある。逆に、r2を1.61よりも大きくすると、外側継手部材の肉厚が過剰となり重量の増加を招く問題が生ずる。
また、保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とのオフセット量Kとトルク伝達ボールのピッチ円直径(PCDBALL)との比r3(K/PCDBALL)を、0.05≦r3≦0.11の範囲に設定するのが好ましい。すなわち、DOJ型等速自在継手では、作動角をとる場合にトルク伝達ボールはケージオフセットにより作動角の二等分面内に保持され、等速性が維持される。このため、ケージ(保持器)のオフセット量には最適値が存在する。この最適値が0.05≦r3≦0.11の範囲である。
オフセット量の過小は作動性の低下を招く。すなわち、オフセット量が小さくなると、作動角を付与した時にトルク伝達ボールを作動角の二等分面内に案内する保持器の案内力が減少し、継手の作動性が悪くなり、また等速性も不安定になる。一方、オフセット量の過大は外側継手部材(外輪)の外径の増大を招く。すなわち、オフセット量が大きくなると、作動角を付与した時に継手一回転中における保持器のポケットに対するトルク伝達ボールの径方向の相対移動量が大きくなる。このため、最大作動角時においてもトルク伝達ボールをポケット内から外れないようにする必要がある。しかしながら、このような場合、保持器の肉厚が厚くなりすぎるため、外側継手部材(外輪)の外径も大きくなる。
このため、外輪外径をできるだけ小さくするためには、オフセット量を小さくするほうが好ましい。しかしながら、過小であると作動性の低下を招くことになる。このため、本発明では0.05≦r3≦0.11としている。
少なくとも、内輪構成部における外径面およびトラック溝表面に熱硬化処理が施されているのが好ましい。このように熱硬化処理が施されれば、各部品同士が摺動することによって生ずる磨耗を減少させ、長期に渡って等速自在継手としての機能を発揮することができる。
内輪構成部とトルク伝達用シャフトとからなる軸で構成され、この軸が一本の軸部材の一体成形品にて構成されていても、内輪構成部とトルク伝達用シャフトとからなる軸で構成され、複数の部品の連結体であってもよい。複数の部品からなる場合、その連結部は前記内輪構成部とトルク伝達用シャフトとの一体構造の連続部位を除く範囲のトルク伝達用シャフトに設けられるのが好ましい。
外側継手部材の内径面の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出して、内輪構造部とボールと保持器とを含む内部部品に係止する抜け止め部を設けることができる。また、外側継手部材のトラック溝の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出して、内輪構造部とボールと保持器とを含む内部部品に係止する抜け止め部を設けることもできる。
抜け止め部を設ければ、外側継手部材内において内部部品が開口側へ移動した際に、抜け止め部に内部部品が係止する。これによって、内部部品の外側継手部材からの抜けを規制することができる。しかも、抜け止め部は、塑性加工によって内径側へ突出するように形成するものであるので、従来のような止め輪を必要としない。
保持器の外径面の球面中心が保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置されるようにできる。これによって、内部部品のスライド量に対する外側継手部材の深さ(カップ深さ)を、保持器の内径面の球面中心が保持器の外径面の球面中心よりも継手開口側に配置されるものよりは浅くできる。
本発明の等速自在継手では、トルク伝達ボールのピッチ円径を小さくして外側継手部材である外輪の外径サイズを抑制することができ、しかも内輪構成部の肉厚を確保することができ、トラック溝が浅くなることを防止できる。このため、耐久性やトルク負荷容量等を確保したまま外側継手部材の小径化を図ることができる。すなわち、DOJ型等速自在継手において、必要な機能や性能を確保しながら、より一層の軽量・コンパクト化を図ることができる。
前記内側継手部材の内輪構成部におけるトラック溝底径を、トルク伝達用シャフトの最大径よりも小さくすることによって、外側継手部材の外径を抑えた状態であっても、ボール径を小さくする必要がなくなる。このため、トラック溝との接触面での面圧の上昇を防止でき、耐久性の向上を図ることができる。また、トルク伝達用シャフト等を中空軸とすることによって、軽量化を図ることができる。
1.51≦r2≦1.61の範囲に設定することによって、外側継手部材の肉厚が不足することがなく、また、外側継手部材の肉厚が過剰とならない。このため、外側継手部材重量の増加を招くことなく、十分な強度を確保できる。
また、0.05≦r3≦0.11の範囲に設定したことによって、作動性の低下を招くことなく、外側継手部材の外径を小さくできる。
内輪構成部における外径面およびトラック溝表面に熱硬化処理が施されていれば、各部品同士が摺動することによって生ずる磨耗を減少させ、長期に渡って等速自在継手としての機能を発揮することができる。
内輪構成部とトルク伝達用シャフトとが一体成形品にて構成されているものであれば、強度的に安定する。また、複数の部品の連結体であるものでは、各部品を成形した後、複数の部品を連結することになるので、連結作業を行う必要があるが、一体成形品に比べて各部品の形状が単純化され、各部品を低コストで容易に成形できる。
塑性加工によって内径側へ突出するように抜け止め部を形成したものであれば、別部材の規制部材を外側継手部材等に別途設ける必要がない。このため、従来必要としていたサークリップ溝加工が不要となって、生産性の向上を図るとともに、サークリップ(止め輪)を必要とせず、部品点数の減少を図ってコストの低減及び組立性の向上を達成できる。しかも、内部部品の抜けを確実に防止することができる。
保持器の外径面の球面中心が保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置されるものでは、内部部品のスライド量に対する外側継手部材の深さ(カップ深さ)を、浅くでき、継手の軽量化を図ることができる。
本発明の第1実施形態の等速自在継手の縦断面図である。 前記図1における等速自在継手の横断面図である。 前記図1における等速自在継手の内側継手部材の断面図である。 前記図1における等速自在継手の保持器の断面図である。 内輪構成部とトルク伝達シャフトとが2個の部品にて構成されている内側継手部材の断面図である。 内輪構成部とトルク伝達シャフトとが3個の部品にて構成されている内側継手部材の断面図である。 本発明の第2実施形態の等速自在継手の縦断面図である。 前記図7における等速自在継手の要部拡大縦断面図である。 本発明の第3実施形態の等速自在継手の縦断面図である。 前記図9における等速自在継手の要部拡大断面図である。 従来の等速自在継手の縦断面図である。 従来の等速自在継手の横断面図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1と図2に本発明に係る等速自在継手を示し、等速自在継手は、内径面21に複数のトラック溝22が形成された外側継手部材23と、外径面24に複数のトラック溝25が形成された内側継手部材26と、前記外側継手部材23のトラック溝22と内側継手部材26のトラック溝25との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボール27と、前記外側継手部材23の内径面21と内側継手部材26の外径面との間に介在してボール27を保持する保持器28とを備える。
外側継手部材(外輪)23は、内径面21にトラック溝22が形成された円筒状のマウス部30と、このマウス部30の底壁から突設されるステム部31とを備える。トラック溝22は、マウス部30の軸方向に沿って延び、周方向に沿って60°ピッチで6つ配設されている。
内側継手部材26は、外径面24に複数のトラック溝25が形成された内輪構成部32と、この内輪構成部32に一体構造にて連設されるトルク伝達用シャフト33からなる。すなわち、内側継手部材26は、一体構造である内輪構成部32とトルク伝達用シャフト33とを構成する1本の軸部材からなる。軸部材は、中心孔34を有する中空軸40である。この内側継手部材26のトラック溝25も、外側継手部材23のトラック溝22に対応して、方向に沿って60°ピッチで6つ配設されている。
保持器28には周方向に沿って60°ピッチで6個のポケット35が設けられ、このポケット35にボール27が保持される。また、図4に示すように、保持器28の内径面28bの球面中心Obと保持器28の外径面28aの球面中心Oaとが、ボール中心Oを含む継手中心面Pに対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされている。この場合、保持器28の外径面28aの球面中心Oaが保持器28の内径面28bの球面中心Obよりも継手開口側に配置されている。
そして、この等速自在継手においては、図2に示すように、トルク伝達ボール27のピッチ円直径(PCDBALL)と前記トルク伝達ボールの直径(DBALL)との比r1(=PCDBALL/DBALL)を、2.5≦r1≦2.8の範囲に設定している。
また、外側継手部材23、つまり円筒状のマウス部30の外径(DOUTER)とトルク伝達ボールのピッチ円直径(PCDBALL)との比r2(DOUTER/PCDBALL)を、1.51≦r2≦1.61の範囲に設定している。
さらに、保持器28の内径面28bの球面中心Obと保持器28の外径面28aの球面中心Oaとのオフセット量Kとトルク伝達ボール27のピッチ円直径(PCDBALL)との比r3(K/PCDBALL)を、0.05≦r3≦0.11の範囲にしている。
内側継手部材26の内輪構成部32における外径面24およびトラック溝表面に熱硬化処理が施されている。この場合、内輪構成部32及びトルク伝達用シャフト33を構成するシャフト(中空軸40)の外径面全体に対して熱硬化処理を施すようにしてもよい。熱硬化処理は、高周波焼入れや浸炭焼入れ等の種々の熱処理を採用することができる。ここで、高周波焼入れとは、高周波電流の流れているコイル中に焼入れに必要な部分を入れ、電磁誘導作用により、ジュール熱を発生させて、伝導性物体を加熱する原理を応用した焼入れ方法である。また、浸炭焼入れとは、低炭素材料の表面から炭素を浸入/拡散させ、その後に焼入れを行う方法である。なお、高周波焼入れの場合、少なくとも、内輪構成部32における外径面24およびトラック溝表面に硬化処理がなされる。この中空軸40としては、例えば、機械構造用炭素鋼鋼材や構造用鋼鋼材等にて構成され、熱硬化処理部の硬度を、例えば、50〜65HRC程度とされる。
また、この中空軸40において、図3において、内輪構成部32におけるトラック溝底径D1を、トルク伝達用シャフト33の最大径D2よりも小さくしている。ここで、トラック溝底径とは、各トラック溝25の溝底が描く円弧の直径である。トルク伝達用シャフト33の最大径とは、トルク伝達用シャフト33の外径寸法である。
本発明の等速自在継手によれば、2.5≦r1≦2.8と設定することによって、トルク伝達ボールのピッチ円径を小さくして外側継手部材23である外輪の外径サイズを抑制することができる。また、内輪構成部32とトルク伝達用シャフト33とが一体構造とされているので、内輪構成部32に、従来のこの種の等速自在継手において必要とされていた内径面の雌スプラインを必要としない。このため、内輪構成部32の肉厚を確保することができ、トラック溝25が浅くなることを防止できる。
このため、この等速自在継手は、耐久性やトルク負荷容量等を確保したまま外側継手部材23の小径化を図ることができる。すなわち、DOJ型等速自在継手において、必要な機能や性能を確保しながら、より一層の軽量・コンパクト化を図ることができる。
トルク伝達ボール27のピッチ円径/ボール径の比を2.5より小さくすると、内輪構成部32においてボール溝25とボール溝25との間の肉厚を確保できなくなったり、保持器28においてポケット(窓)35とポケット(窓)35との間の肉厚を確保できないといった問題がある。逆に、ピッチ円径/ボール径の比を2.8より大きくすると、ピッチ円径を小さくできない。
前記内側継手部材26の内輪構成部32におけるトラック溝底径を、トルク伝達用シャフト33の最大径よりも小さくすることができる。これによって、外輪(外側継手部材)23の外径を抑えた状態であっても、ボール径を小さくする必要がなくなる。このため、トラック溝22との接触面での面圧の上昇を防止でき、耐久性の向上を図ることができる。また、トルク伝達用シャフト33等を中空軸40とすることによって、軽量化を図ることができる。
外側継手部材23の外径(DOUTER)とトルク伝達ボール27のピッチ円直径(PCDBALL)との比r2(DOUTER/PCDBALL)を、1.51≦r2≦1.61の範囲に設定するのが好ましい。1.51≦r2≦1.61の範囲に設定することによって、外側継手部材23の肉厚が不足することがなく、また、外側継手部材23の肉厚が過剰とならない。このため、外側継手部材の重量の増加を招くことなく、十分な強度を確保できる。r2を1.51未満とすると、外側継手部材23の肉厚が不足して強度が確保できないといった問題を生ずる可能性がある。逆に、r2を1.61よりも大きくすると、外側継手部材23の肉厚が過剰となり重量の増加を招く問題が生ずる。
また、0.05≦r3≦0.11の範囲に設定したことによって、作動性の低下を招くことなく、外側継手部材23の外径を小さくできる。
ところで、DOJ型等速自在継手では、作動角をとる場合にトルク伝達ボール27はケージオフセットにより作動角の二等分面内に保持され、等速性が維持される。ケージ(保持器)28のオフセット量には最適値が存在する。
オフセット量の過小は作動性の低下を招く。すなわち、オフセット量が小さくなると、作動角を付与した時にトルク伝達ボール27を作動角の二等分面内に案内する保持器28の案内力が減少し、継手の作動性が悪くなり、また等速性も不安定になる。一方、オフセット量の過大は外側継手部材(外輪)23の外径の増大を招く。すなわち、オフセット量が大きくなると、作動角を付与した時に継手一回転中におけるポケット35に対するトルク伝達ボール27の径方向の相対移動量が大きくなる。このため、最大作動角時においてもトルク伝達ボール27をポケット35内から外れないようにする必要がある。しかしながら、このような場合、保持器の肉厚が厚くなりすぎるため、外側継手部材(外輪)23の外径も大きくなる。
このため、外側継手部材23の外径をできるだけ小さくするためには、オフセット量を小さくするほうが好ましい。しかしながら、過小であると作動性の低下を招くことになる。このため、本発明品では前記最適として、0.05≦r3≦0.11とし、より好ましくは、0.07≦r3≦0.09としている。
また、前記実施形態では、内輪構成部32における外径面およびトラック溝表面に熱硬化処理が施されている。このように熱硬化処理が施されれば、各部品同士が摺動することによって生ずる磨耗を減少させ、長期に渡って等速自在継手としての機能を発揮することができる。
保持器28の外径面28aの球面中心Oaが保持器28の内径面28bの球面中心Obよりも継手開口側に配置されるものでは、内部部品S(内輪構成部32と、ボール27と保持器28等で構成される部品)のスライド量に対する外側継手部材23の深さ(カップ深さ)を、例えば3mm〜8mm程度減少させることができる。このため、継手の軽量化を図ることができる。
ところで、前記実施形態では、内輪構成部32とトルク伝達用シャフト33とが一体成形品であったが、図5と図6に示すように、内輪構成部32とトルク伝達用シャフト33からなる中空軸40が、複数の部品の連結体で構成されていてもよい。
図5に示す中空軸40では、第1部品41と第2部品42との2部品からなる。第1部品41と第2部品42とは、それぞれ、内輪構成部32、32と、軸部43、44とからなり、軸部43、44の端面43a、44aが突き合わされた状態で接合されたものである。すなわち、接合された軸部43、44で、トルク伝達用シャフト33を構成する。
また、図6に示す中空軸40では、第1部品41と、第2部品42と、第1部品41と第2部品42との間に配設される第3部品45との3部品からなる。第1部品41と第2部品42とは、それぞれ、内輪構成部32、32と、短軸部46、47とからなる。また、第3部品45は中空材(パイプ材)48からなる。第1部品41の短軸部46の端面46aと、中空材48の一方の端面48aとが突き合わされた状態で接合され、第2部品42の短軸部47の端面47aと、中空材48の他方の端面48bとが突き合わされた状態で接合されたものである。このため、第1部品41の短軸部46と、第2部品42の短軸部47と、中空材48とでトルク伝達用シャフト33を構成する。
このように、図5と図6に示す中空軸40では、各部品の端面同士を接合(金属接合)する必要がある。この金属接合法には、リべット接合、ねじ接合、又は圧入等の機械的接合法と、溶融溶接、圧接、ろう付け等の冶金的溶接法とがあり、これらの種々の接合法を用いることができる。ここで、溶融溶接は、溶接材料を使用し溶接材料と接合すべき母材を一緒に熱を加えて溶かして母材と母材をつなぐ方法である。圧接は、多少の熱を加えるか、または全く加えないで圧力でつなぐ方法である。ろう付けは、母材を溶かさないでろう(溶和材)だけを溶解して、つなぎ合わす金属の境界に流しこんで接合する方法である。
溶融溶接を行う場合、例えば、レーザ溶接が好ましい。レーザ溶接とは、レーザ光を熱源として主として金属に集光した状態で照射し、金属を局部的に溶融・凝固させることによって接合する方法のことである。レーザ溶接は、高速深溶込み溶接が可能であり、溶接熱影響が非常に少なく、また溶接変形が少ない等の利点がある。
圧接では、例えば、摩擦圧接法が好ましい。摩擦圧接法とは、接合する部材(たとえば金属や樹脂など)を高速で擦り合わせ、そのとき生じる摩擦熱によって部材を軟化させると同時に圧力を加えて接合する接合方法である。従来行われているアーク溶接やガス溶接等と比較すると、摩擦熱以外 の熱源を必要としないこと、溶接棒やフラックスが不要であること、接合時にガスやスパッタが出ない事などから自然環境にやさしい接合法である。
また、前記機械的接合法や冶金的溶接法とは相違して、接着剤を用いる接着であってもよい。接着剤としては、使用する金属によって、その金属にあったものを種々選択することができる。
このように、複数の部品の連結体であるものでは、各部品を成形した後、複数の部品を連結することになるので、連結作業を行う必要があるが、一体成形品に比べて各部品の形状が単純化され、各部品を低コストで容易に成形できる。
図7は本発明の第2実施形態を示し、この場合、外側継手部材23のトラック溝22の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出する抜け止め部50が設けられている。図8に示すように、この抜け止め部50は、外輪奥側から開口側に向かって内径側へ傾斜する傾斜面51と、この傾斜面51の開口端から連設される径方向端面52とを有する断面直角三角形状の突起部53にて構成される。なお、この抜け止め部50は、例えば、図示省略の加締加工具の加締部を、トラック溝22の開口部に圧入し、トラック溝22の底部の一部を内径側へ突出させればよい。
このため、内輪構造部32とボール27と保持器28とを含む内部部品Sが外側継手部材23の開口側へ移動した際には、トラック溝22を転動するボール27が抜け止め部50に当接する。これによって、内部部品Sが外側継手部材23からの抜けを規制することができる。なお、抜け止め部50は断面直角三角形状の突起部53であるので、ボール27が当接する際には、ボール27は、外輪奥側から開口側に向かって内径側へ傾斜する傾斜面51に当接することになる。このため、ボール27が抜け止め部50に当接する際には、ボール27への衝撃が緩和される。なお、抜け止め部50は全トラック溝22に設けても、任意の1個又は任意の数個のトラック溝に設けるようにしたものであってもよい。
図9は本発明の第3実施形態を示し、この場合、外側継手部材23の内径面21の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出して、抜け止め部55が設けられている。この場合の抜け止め部55も、前記抜け止め部50と同様、奥側から開口側に向かって内径側へ傾斜する傾斜面56と、この傾斜面56の開口端から連設される径方向端面57とを有する断面直角三角形状の突起部58にて構成される。なお、この抜け止め部55は、例えば、図示省略の加締加工具の加締部を、外側継手部材23の開口部に圧入し、外側継手部材23の内径面の一部を内径側へ突出させればよい。
このため、内輪構造部32とボール27と保持器28とを含む内部部品Sが外側継手部材23の開口側へ移動した際には、保持器28の外径面28aが抜け止め部55に当接する。これによって、内部部品Sが外側継手部材23からの抜けを規制することができる。なお、抜け止め部55は断面直角三角形状の突起部58であるので、保持器28が当接する際には、保持器28は、外輪奥側から開口側に向かって内径側へ傾斜する傾斜面56に当接することになる。このため、保持器28が抜け止め部55に当接する際には、保持器28への衝撃が緩和される。なお、抜け止め部55は、周方向に沿って隣合うトラック溝間の全部位に設けてもよいが、任意の1個又は任意の数個のトラック溝間に設けるようにしたものであってもよい。
塑性加工によって内径側へ突出するように抜け止め部50、55を形成したものであれば、別部材の規制部材を外側継手部材等に別途設ける必要がない。このため、従来必要としていたサークリップ溝加工が不要となって、生産性の向上を図るとともに、サークリップ(止め輪)を必要とせず、部品点数の減少を図ってコストの低減及び組立性の向上を達成できる。しかも、内部部品の抜けを確実に防止することができる。
また、止め輪にて抜けを規制するものに比べて、内部部品Sの軸方向スライド量に対する外側継手部材23のマウス部30の深さを例えば2〜8mm程度減少させることができる。止め輪を装着する場合、この止め輪が嵌合される周方向溝を形成する必要があり、このため、開口端側に止め輪を配置できず、従来のものでは、外輪のマウス部の深さが深くなる。このように、外側継手部材23のマウス部30の深さを減少させることができれば、マウス部30の軸方向長さを短く設定でき、その分、軽量・コンパクト化を達成できる。
なお、前記図7と図9に示す等速自在継手の他の構成は前記図1に示す等速自在継手と同様であるので、図1と同一部材は同一の符号を付してそれらの説明を省略する。このため、図7と図9に示す等速自在継手であっても、図1に示す等速自在継手と同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、内側継手部材26を、中空軸40にて構成することなく、中実軸にて構成してもよい。複数の部品で内側継手部材26を構成する場合、2個や3個に限るものではなく、4個以上であってもよい。要は、内輪構成部32に接合部が形成されなければよい。
抜け止め部50、55の断面形状として、直角三角形に限るものではなく、内部部品Sが係止して、この内部部品Sの抜けが規制されればよいので、断面半円、半楕円、二等辺三角形等の種々の形状のものを採用できる。
ところで、主要寸法の比の割合(r1、r2、r3)は、トルク伝達用ボール27の数が6個である場合の最適値である。しかしながら、この種の等速自在継手には、トルク伝達用ボールの数が3〜10個の場合がある。このため、トルク伝達用ボールの数を6個以外の場合とすれば、前記主要寸法の比の割合(r1、r2、r3)には、それらに種々対応する最適値が存在する。したがって、トルク伝達用ボールの数が6個以外の場合であっても、主要寸法の比の割合(r1、r2、r3)をそれぞれの最適値とすることによって、本発明に係る等速自在継手と同様に作用効果を奏することができる。
12 止め輪
21 内径面
22 トラック溝
23 外側継手部材
24 外径面
25 トラック溝
26 内側継手部材
27 トルク伝達ボール
28 保持器
28a 外径面
28b 内径面
32 内輪構成部
33 トルク伝達用シャフト
40 中空軸
50、55 抜け止め部
S 内部部品

Claims (12)

  1. 内径面に複数のトラック溝が形成された外側継手部材と、外径面に複数のトラック溝が形成された内側継手部材と、前記外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達するトルク伝達部材としての複数のトルク伝達ボールと、前記外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持する保持器とを備え、前記保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とが、ボール中心を含む継手中心面に対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされている等速自在継手であって、
    前記トルク伝達ボールが6個であり、前記内側継手部材は、前記トラック溝が形成された内輪構成部を有し、この内輪構成部にトルク伝達用シャフトがスプライン嵌合構造及び接合部を介しない一体構造で連続し、前記トルク伝達ボールのピッチ円直径(PCDBALL)と前記トルク伝達ボールの直径(DBALL)との比r1(=PCDBALL/DBALL)を、2.5≦r1≦2.8の範囲に設定し、かつ、前記内側継手部材の内輪構成部におけるトラック溝底径を、前記内輪構成部とトルク伝達用シャフトとの一体構造の連続部位のトルク伝達用シャフトの外径寸法よりも小さくしたことを特徴とする等速自在継手。
  2. 一体構造である内輪構成部とトルク伝達用シャフトとは中空軸にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手。
  3. 外側継手部材の外径(D OUTER )とトルク伝達ボールのピッチ円直径(PCD BALL )との比r2(D OUTER /PCD BALL )を、1.51≦r2≦1.61の範囲に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の等速自在継手。
  4. 前記保持器の内径面の球面中心と保持器の外径面の球面中心とのオフセット量Kとトルク伝達ボールのピッチ円直径(PCD BALL )との比r3(K/PCD BALL )を、0.05≦r3≦0.11の範囲に設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  5. 少なくとも、内輪構成部における外径面およびトラック溝表面に熱硬化処理が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  6. 内輪構成部とトルク伝達用シャフトとからなる軸で構成され、この軸が一本の軸部材の一体成形品にて構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  7. 内輪構成部とトルク伝達用シャフトとからなる軸で構成され、この軸が複数の部品の連結体で構成され、その連結部は前記内輪構成部とトルク伝達用シャフトとの一体構造の連続部位を除く範囲のトルク伝達用シャフトに設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  8. 外側継手部材の内径面の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出して、内輪構成部とボールと保持器とを含む内部部品に係止する抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  9. 外側継手部材のトラック溝の開口部側に、塑性加工によって内径側へ突出して、内輪構成部とボールと保持器とを含む内部部品に係止する抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  10. 保持器の外径面の球面中心が保持器の内径面の球面中心よりも継手開口側に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  11. 前記トルク伝達シャフトは両端部にはそれぞれ等速自在継手が連結され、各等速自在継手の内輪構成部に、トルク伝達シャフトを構成するシャフト構成部が一体構造にて連設され、一方の等速自在継手のシャフト構成部と、他方の等速自在継手のシャフト構成部とが突き合わせ状に接合されていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  12. 前記トルク伝達シャフトは両端部にはそれぞれ等速自在継手が連結され、各等速自在継手の内輪構成部に、トルク伝達シャフトを構成するシャフト構成部が一体構造にて連設され、一方の等速自在継手のシャフト構成部と他方の等速自在継手のシャフト構成部とを、中間シャフトを介して直線状に接合していることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の等速自在継手。
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