JP2007315463A - 中空状動力伝達シャフト - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライブシャフトやプロペラシャフト用で長物、かつ重量の軽い構造の中空状動力伝達シャフトを提供する。
【解決手段】小径部11a、11bと大径部10a、10bとを有する第1中空軸1A及び第2中空軸1Bを備えた中空状動力伝達シャフトである。第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとをそれぞれ全長にわたって中空とする。第1中空軸1Aの大径部10aの端面16aと第2中空軸1Bの大径部10bの端面16bとを接合一体化し、軸方向中間部に大径部10a、10bを配設するとともに軸方向端部に小径部11a、11bを配設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の動力伝達系を構成するドライブシャフト(駆動軸)やプロペラシャフト(推進軸)などに使用される動力伝達シャフトであって、中空状動力伝達シャフトに関するものである。
自動車の動力伝達機構は、図6に示すように、動力伝達シャフト101と、動力伝達シャフト101の一端部に連結された摺動型等速自在継手102と、動力伝達シャフト101の他端部に連結された固定式等速自在継手103とを備えている。この動力伝達機構において、摺動型等速自在継手102は減速装置(ディファレンシャル)に連結され、固定式等速自在継手103は、駆動輪側に連結される。動力伝達シャフト101の一端部は摺動型等速自在継手102のトリポード部材104にスプライン結合され、摺動型等速自在継手102の外輪105の端部外周と動力伝達シャフト101の外周にブーツ106がそれぞれ固定されている。動力伝達シャフト101の他端部は、固定式等速自在継手103の内輪107にスプライン連結され、固定式等速自在継手103の外輪108の端部外周と動力伝達シャフト101の外周にブーツ109が固定されている。
ところで、ドライブシャフトやプロペラシャフトに使用される動力伝達シャフトは、中実の棒材から加工された中実シャフトと、鋼管等から加工された中空シャフトとに大別される。
近年、自動車の足回りの軽量化、捩り剛性やNVH特性の向上といった機能面での必要性から中空シャフトが用いられることがしばしばある。この種の中空シャフトは、一体型中空シャフトと、接合型中空シャフトとに大別される。また、接合型中空シャフトには、パイプ部と軸部とを別々に成形して摩擦圧延や溶接により接合した構造(特許文献1)や、鍛造や旋削加工等により成形された一対のスタブシャフトの端面同士を摩擦圧接等で接合した構造(特許文献2)等がある。
一体型中空シャフト101は、図7に示すように、最大外径部を持つ中央の大径部101aと端部にスプラインを設けた小径部101bとを同一素管から一体成形した構造であり、例えば、スウェージング加工やプレス加工などの塑性加工により成形される。
接合型中空シャフトは、図8に示すように、第1軸110と第2軸111からなる。第1軸110と第2軸111は、それぞれ、中実の小径部112、114と、この小径部112、114に連設される中空大径部113、115とを有する。この場合、この第1軸110の中空大径部113の端面と第2軸111の中空大径部115の端面とが接合される。また、図9のように、接合型中空シャフトには、第1軸110と第2軸111と中間大径軸116とを有したものもある。この場合、第1軸110の大径部113と第2軸111の大径部115との間に、中間大径軸116を配設して、各大径部113、115の端面とこれに対面する中間大径軸116の各端面とを接合一体化したものである。
特開平5−10319号公報 特開2001−315539号公報
一体型中空シャフトの内部は、シャフト全長にわたって中空であるため、シャフト全体として軽量である。しかしながら、このような一体型中空シャフトでは加工負荷や加工長さ等の設備上の制約により、ドライブシャフトやプロペラシャフト等に使用される中空シャフトで、長物を一体で成形することが困難であった。また、接合型中空シャフトでは、2、3点に分割された部品を接合しているので、長物の中空シャフトを製作することは可能である。ところが、この場合、端部側の小径部においては中実である。すなわち、中空シャフトを削り出しにより成形する場合、ドリル加工で小径部を中空とすれば、コスト高となる。また、鍛造により成形する場合、低コストで成形できるが、加工能力的に小径部まで中空にすることはできず、大径部でもある深さまでしか成形できない。これにより、従来においては、端部側の小径部においては中実である。このため、全長にわたって中空である中空シャフトと比較して重量が重いという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて、ドライブシャフトやプロペラシャフト用で長物、かつ重量の軽い構造の中空状動力伝達シャフトを提供する。
本発明の中空状動力伝達シャフトは、小径部と大径部とを有する第1中空軸及び第2中空軸を備え、前記第1中空軸と前記第2中空軸とをそれぞれ全長にわたって中空として、第1中空軸の大径部の端面と第2中空軸の大径部の端面とを接合一体化し、軸方向中間部に前記大径部を配設するとともに軸方向端部に前記小径部を配設したものである。
本発明の中空状動力伝達シャフトでは、全長にわたって中空の第1中空軸と第2中空軸とを大径部の端面で接合一体化しているので、シャフト全長にわたって内部を中空とすることができる。また、2つの中空軸を接合するものであるので、全体の長さ(軸方向長さ)が大となるシャフトを製作することができる。
本発明の他の中空状動力伝達シャフトは、小径部と大径部とを有する第1中空軸及び第2中空軸を備え、前記第1中空軸と前記第2中空軸とをそれぞれ全長にわたって中空として、第1中空軸の大径部と第2中空部の大径部との間に全長にわたって中空の中間大径軸を配設して、各大径部の端面とこれに対面する中間大径軸の各端面とを接合一体化し、軸方向中間部に前記中間大径軸を配設するとともに軸方向端部に前記小径部を配設したものである。
本発明の他の中空状動力伝達シャフトは、全長にわたって中空の第1中空軸の大径部と第2中空軸の大径部との間に、全長にわたって中空の中間大径軸を配設しているので、シャフト全長にわたって内部を中空とすることができる。しかも、3つの中空軸を接合しているので、さらに長物の中空シャフトを製作することができる。
前記各端面間の接合を摩擦圧接とすることができる。これにより、各軸を高強度に接合することができる。摩擦圧接法とは、固体同士を溶融させずに接合する直接固相接合法の一種であり、接合する部材(たとえば金属や樹脂など)を高速で擦り合わせ、そのときに生じる摩擦熱によって部材を軟化させると同時に圧力を加えて接合する方法である。この摩擦圧接法の利点としては、比較的簡単な作業で寸法精度の高い製品が得られ、仕上げ加工を施した部材の組み立て接合が行える。
前記各軸を、スウェージング加工やプレス加工等の塑性加工にて成形することができる。
前記第1中空軸と第2中空軸とを同一寸法形状とすることができる。これにより、第1中空軸と第2中空軸とを同一のものをもって構成することができ、第1中空軸と第2中空軸とで2種類のものを製造する必要がない。このため、各軸をスウェージング加工やプレス加工等の塑性加工にて成形する際には、同一の塑性加工用工具にて加工することができる。
前記第1中空軸及び前記第2中空軸の小径部に高周波焼入れを施して表面硬化層を形成することができる。これにより、シャフト全体からみて強度的に最弱部となる小径部の強度を高めることができる。
本発明の中空状動力伝達シャフトでは、2つの中空軸で中空状動力伝達シャフトを形成することができるので、従来では製造が困難であった全長が中空の長物シャフトの製作が、新たな設備投資費をかけることなく可能となる。しかも、シャフト全長にわたって内部を中空とすることができるので、このシャフトを、自動車の動力伝達系を構成するドライブシャフト(駆動軸)やプロペラシャフト(推進軸)等に用いれば、自動車の足回りの軽量化、捩り剛性やNVH特性の向上に寄与することができる。
他の中空状動力伝達シャフトでは、2つの中空軸の間に中間大径軸を配設して3つ以上の中空軸で中空状動力伝達シャフトを構成することができるので、さらに長物の中空シャフトを製作することができる。しかも、接合される第1中空軸と中間大径軸と第2中空軸とはそれぞれ全長にわたって中空であるので、このシャフトは、全長にわたって中空であり、軽量化を図ることができる。
前記各端面間の接合を摩擦圧接とすることにより、良好な接合を得ることができるとともに、接合時間を短くできる。このため、各軸を高強度に一体接合することができ、しかも、自動化や大量生産に有利である。
前記各軸を、スウェージング加工やプレス加工等の塑性加工にて成形することにより、切削加工に比べて材料費を低減することができ、シャフトを軽量にすることができる。
第1中空軸と第2中空軸とで2種類のものを製造する必要がなく、第1中空軸と第2中空軸を製造する際に使用する塑性加工用工具等を共用することができる。このため、塑性加工用工具の省略、および生産性の向上を図ることができ、加工費を低減することができる。
シャフト全体からみて強度的に最弱部となる小径部の強度を高めることができるので、シャフト全体が高強度となって、耐久性に優れる。
本発明に係る中空状動力伝達シャフトの実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
自動車の動力伝達機構は、図1に示すように、動力伝達シャフト1と、動力伝達シャフト1の一端部に連結された摺動型等速自在継手2と、動力伝達シャフト1の他端部に連結された固定式等速自在継手3とを備えている。
この動力伝達機構において、摺動型等速自在継手2は減速装置(ディファレンシャル)に連結され、固定式等速自在継手3は、駆動輪側に連結される。動力伝達シャフト1の一端部は摺動型等速自在継手2のトリポード部材4にスプライン結合され、摺動型等速自在継手2の外輪5の端部外周と動力伝達シャフト1の外周にブーツ6がそれぞれ固定されている。動力伝達シャフト1の他端部は、固定式等速自在継手3の内輪7にスプライン連結され、固定式等速自在継手3の外輪8の端部外周と動力伝達シャフト1の外周にブーツ9が固定されている。
図2は、動力伝達シャフト1の第1実施形態の一部断面図である。このシャフト1は、軸方向の全長にわたって中空の筒状部材であり、第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとを同軸に接続することにより形成される。前記シャフト1は、軸方向中間部に大径部10a、10bと、前記大径部10a、10bよりも軸方向両端部側にそれぞれ小径部11a、11bを有しており、大径部10a、10bと小径部11a、11bとは、大径部10a、10bから小径部11a、11bに向かって縮径するテーパ面17a、17bを介して連続している。軸方向中間部には、第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとを接続する接続部15を有しており、小径部11a、11bの両端部には、等速自在継手2、3を連結する連結部12a、12bが形成される。
前記連結部12a、12bには、等速自在継手2、3にスプライン連結されるスプライン13a、13bと、等速自在継手に対する軸方向抜け止め用の止め輪を装着するための止め輪溝14a、14bが形成されている。
前記のような構成を有する中空状動力伝達シャフト1の製造方法を説明する。まず、大径部10aと小径部11aとを有する第1中空軸1Aと、大径部10bと小径部11bとを有する第2中空軸1Bとを形成する。この場合、スウェージング加工やプレス加工等の塑性加工にて成形することができる。
また、第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとを同一寸法形状とすることができる。このため、これらは同一の塑性加工用具にて成形することができる。
そして、図3のように、第1中空軸1Aの大径部10aの端面16aと、第2中空軸1Bの大径部10bの端面16bとを接合一体化する。すなわち、図3の矢印で示すように、第1中空軸1Aの大径部10aの端面16aを第2中空軸1Bの大径部10bの端面16bに当接させて、当接面(接合部15)を摩擦圧接する。摩擦圧接法とは、固体同士を溶融させずに接合する直接固相接合法の一種であり、接合する部材(たとえば金属や樹脂など)を高速で擦り合わせ、そのときに生じる摩擦熱によって部材を軟化させると同時に圧力を加えて接合する方法である。この摩擦圧接法の利点としては、アーク溶接やガス溶接等と比較すると、摩擦熱以外の熱源を必要としないこと、溶接棒やフラックスが不要であること、接合時にガスやスパッタが出ないこと、比較的簡単な作業で寸法精度の高い製品が得られ、仕上げ加工を施した部材の組み立て接合が行える等が挙げられる。
また、前記第1中空軸1A及び第2中空軸1Bの小径部11a、11bに高周波焼入れを施して表面硬化層を形成している。この場合、定置焼き(焼入れ用コイルを移動させない高周波焼入れ)であっても、移動焼き(焼入れ用コイルを移動させる高周波焼入れ)であってもよい。ここで、高周波焼入れとは、高周波を流すことによって、誘導体(被加工体)の表面部分に誘導電流を生じさせて発熱させ、この熱により被加工体の表面を急速に加熱して焼入れを行う方法である。
表面硬化層を形成する場合、浸炭焼入れであってもよい。ここで、浸炭焼入れとは、活性化した炭素を多く含むガス、液体、固体などの浸炭剤中で鋼を長時間加熱することにより、表面層から炭素を含浸させる処理である。なお、浸炭焼入れの際には、接合部15近傍を防炭する必要がある。
このように、第1実施形態の中空状動力伝達シャフト1では、2つの中空軸で中空状動力伝達シャフトを形成することができるので、従来では製造が困難であった全長が中空の長物シャフトの製作が、新たな設備投資費をかけることなく可能となる。しかも、シャフト全長にわたって内部を中空とすることができるので、このシャフトを、自動車の動力伝達系を構成するドライブシャフト(駆動軸)やプロペラシャフト(推進軸)等に用いれば、自動車の足回りの軽量化、捩り剛性やNVH特性の向上に寄与することができる。
前記各端面間の接合を摩擦圧接とすることにより、良好な接合を得ることができるとともに、接合時間を短くできる。このため、各軸を高強度に一体接合することができ、しかも、自動化や大量生産に有利である。
前記各軸1A、1Bを、スウェージング加工やプレス加工等の塑性加工にて成形することにより、切削加工に比べて材料費を低減することができ、シャフト1の軽量化に寄与する。
第1中空軸と第2中空軸とで2種類のものを製造する必要がなく、第1中空軸と第2中空軸を製造する際に使用する塑性加工用工具等を共用することができる。このため、塑性加工用工具の省略、および生産性の向上を図ることができ、加工費を低減することができる。
シャフト全体からみて強度的に最弱部となる小径部の強度を高めることができるので、シャフト全体が高強度となって、耐久性に優れる。
図4は、第1実施形態の変形例を示す中空状動力伝達シャフト1の一部断面図である。この第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとは、それぞれ、小径部11a、11bと大径部10a、10bとの間に中径部20a、20bが形成されている。
大径部10a、10bと中径部20a、20bとは、軸方向両端部に向かって縮径するテーパ面23a、23bを介して連続しており、中径部20a、20bと小径部11a、11bとは、大径部10a、10bから中径部20a、20bに向かって縮径するテーパ面21a、21bを介して連続している。
前記のような構成を有する中空状動力伝達シャフト1でも第1中空軸1Aの大径部10aの端面16aと、第2中空軸1Bの大径部10bの端面16bとの当接面(接合部15)を摩擦圧接により接合一体化する。
この場合、大径部10a、10bの径は、第一実施形態の大径部10a、10bの径より大きい。このため、より強度を必要とするアプリケーションにおいて、焼入れできない接合部15の径を大きくしたり、最弱部(小径部11a、11b)の肉厚を増やす場合に適用することができる。なお、図4に示す中空状動力伝達シャフト1において、図2に示す中空状動力伝達シャフトと同様の構成については、図2と同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図5は第2実施形態を示し、小径部11a、11bと、大径部10a、10bとを有する第1中空軸1A及び第2中空軸1Bを備え、第1中空軸1Aの大径部10aと第2中空軸1Bの大径部10bとの間に、全長にわたって中空の中間大径軸24を配設して、各大径部10a、10bの端面とこれに対面する中間大径軸24の各端面とを接合一体化したものである。
すなわち、第1中空軸1Aの大径部10aの端面16aを、中間大径軸24の一端面に当接させるとともに、第2中空軸1Bの大径部10bの端面16bを、中間大径軸24の他端面に当接させて、当接面(接合部25a、25b)をそれぞれ摩擦圧接する。
このため、第2実施形態の中空状動力伝達シャフトでは、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。特に、第1中空軸1Aの大径部10aと第2中空軸1Bの大径部10bとの間に中間大径軸24を配設しているので、中空状の動力伝達シャフト1を3つの中空軸で構成することになる。これにより、さらに長物の中空シャフトを構成することができ、シャフト全長にわたって内部を中空とすることができる。なお、図5に示す中空状動力伝達シャフトにおいて、図2に示す中空状動力伝達シャフトと同様の構成については、図2と同一符号を付してその説明を省略する。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、各軸の接合方法としては、摩擦接合以外の接合方法、例えばアーク溶接、ティグ溶接、ミグ溶接、マグ溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接、ガス溶接等であってもよい。また実施形態では、第1中空軸1Aと第2中空軸1Bの小径部11a、11bにのみ硬化層を形成したが、全体的に高周波焼入れを施してもよい。また、第1中空軸1Aと第2中空軸1Bとが同一同形状でなくてもよい。
自動車の動力伝達機構を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す中空状動力伝達シャフトの一部断面図である。 前記中空状動力伝達シャフトの第1中空軸と第2中空軸との接合前の状態を示す一部断面図である。 前記中空状動力伝達シャフトの変形例を示す一部断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す中空状動力伝達シャフトの一部断面図である。 従来の自動車の動力伝達機構を示す側面図である。 従来のシャフトの一部断面図である。 従来の他のシャフトの一部断面図である。 従来のさらに他のシャフトの一部断面図である。
符号の説明
1 シャフト
1A 第1中空軸
2A 第2中空軸
10a、10b 大径部
11a、11b 小径部
16 大径部端面
24 中間大径軸

Claims (6)

  1. 小径部と大径部とを有する第1中空軸及び第2中空軸を備え、
    前記第1中空軸と前記第2中空軸とをそれぞれ全長にわたって中空として、第1中空軸の大径部の端面と第2中空軸の大径部の端面とを接合一体化し、軸方向中間部に前記大径部を配設するとともに軸方向端部に前記小径部を配設したことを特徴とする中空状動力伝達シャフト。
  2. 小径部と大径部とを有する第1中空軸及び第2中空軸を備え、
    前記第1中空軸と前記第2中空軸とをそれぞれ全長にわたって中空として、第1中空軸の大径部と第2中空部の大径部との間に全長にわたって中空の中間大径軸を配設して、各大径部の端面とこれに対面する中間大径軸の各端面とを接合一体化し、軸方向中間部に前記中間大径軸を配設するとともに軸方向端部に前記小径部を配設したことを特徴とする中空状動力伝達シャフト。
  3. 前記各端面間の接合を摩擦圧接としたことを特徴とする請求項1又は請求項2の中空状動力伝達シャフト。
  4. 前記各軸を塑性加工にて成形したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの中空状動力伝達シャフト。
  5. 前記第1中空軸と第2中空軸とを同一寸法形状としたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの中空状動力伝達シャフト。
  6. 前記第1中空軸及び前記第2中空軸の小径部に高周波焼入れを施して表面硬化層を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの中空状動力伝達シャフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106640932A (zh) * 2016-12-21 2017-05-10 中国燃气涡轮研究院 一种焊接空心变直径中央传动杆
WO2018135205A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 Ntn株式会社 中空状動力伝達シャフト
WO2022059385A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 日立Astemo株式会社 スタブシャフト、動力伝達軸およびスタブシャフトの製造方法

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