JP5500284B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば自動車などに搭載される計器類を収納する計器装置に関し、特に計器装置における表示板上において表示領域の周囲に装飾部材を配設した計器装置に関するものである。
従来、自動車やオートバイなどに装備される計器装置として、たとえば速度計,回転計,温度計などの計器本体からなる計器類や各種装置の状態を運転者に知らせるための警報装置などが合成樹脂製の計器ケース内に収納されている。この場合、計器本体の前面側には計器類や警報装置などを収納する計器ケースの前面開放側に指標部を施してなる表示板が配設され、前記計器類などに設けた指針の指示を表示板の指標部と対比判読することができるようにしている。このように構成された計器装置において、装飾性を高めたり、見映えを良好にするために表示板上の指標部を強調するように、指標部の周縁にほぼ沿って光沢を有する装飾部材が配設されている。(特許文献1などを参照)
この場合、表示板に対して装飾部材に立体感を与えるために、たとえば金属調の光沢を有する表面処理を合成樹脂にて成形した装飾部材の表面に施すように構成したり、あるいは金属材料からなる装飾部材の表面を鏡面仕上げを施したり、装飾部材の表面に金属メッキ処理、たとえばクロムメッキを施して構成するようにしている。
特開2001−343259号公報
ところで、装飾部材を表示板上に配設することによって装飾効果は得られるものの、たとえば発光指針の構成の場合にあっては、指針の指示部先端から出射した光が、また表示板に施した指標部を透過照明する際の光などが装飾部材の内周面側の側面に当たり、その反射によって装飾部材の内周面側の側面が部分的に発光しているように見えてしまうという問題点を有しており、計器装置の商品性を低下させてしまうという問題がある。
この点、特許文献1にあっては、装飾部材と表示板上の指標部を含む表示領域との間に遮光部材を配設することにより、装飾性を保った状態にて発光指針の指示部から出射した光りや、表示板上の指標部から洩れ出た透過照明光などがたとえば黒色など合成樹脂からなる遮光部材によって反射光が抑制され、これによって反射によるぎらつきを防ぐことができるという効果がある。
しかしながら、特許文献1では、装飾部材に加えて、光りの反射を抑制するための専用部品である遮光部材を追加する必要があり、部品コストが高くなりやすいという問題点が残されている。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、新たに部品を追加することなく、装飾部材に照射される光の反射を抑えて視認性あるいは商品性の低下を抑制し得る計器装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
本発明は前述した課題を解決するため、請求項1に記載の計器装置では、ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記指針を発光照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
上述の構成によれば、光源からの照射光線によって照明される発光指針からの漏れ出た光の一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、その内側立ち上がり壁部が装飾部材の載置面部と内側立ち上がり壁部とのなす角度を鈍角に設定し、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。この際、内側立ち上がり壁部に当たって反射した光線のほとんどが視線方向に向けて進むことなく表示板側へと反射されながら導かれるために部分的に明るくなって視認されるということを未然に防ぐことができる。
また請求項2に記載の計器装置では、ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記表示板の背後側から前記指標部を透過照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
上述の構成によれば、光源からの照射光線によって表示板の背後側から透過照明される指標部から洩れ出た光の一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、その内側立ち上がり壁部が装飾部材の載置面部と内側立ち上がり壁部とのなす角度を鈍角に設定し、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。この際、内側立ち上がり壁部に当たって反射した光線のほとんどが視線方向に向けて進むことなく表示板側へと反射されながら導かれるために部分的に明るくなって視認されるということを未然に防ぐことができる。
また請求項3に記載の計器装置では、ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記表示板の前記指標部を透過照明する光源および前記指針を発光照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
上述の構成によれば、光源からの照射光線によって照明される発光指針からの漏れ出た光の一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、また光源からの照射光線によって表示板の背後側から透過照明される指標部から洩れ出た光りの一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、その内側立ち上がり壁部が装飾部材の載置面部と内側立ち上がり壁部とのなす角度を鈍角に設定し、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。この際、内側立ち上がり壁部に当たって反射した光線のほとんどが視線方向に向けて進むことなく表示板側へと反射されながら導かれるために部分的に明るくなって視認されるということを未然に防ぐことができるものである。
また請求項4では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置において、前記装飾部材には、前記目視側前面部と前記内側立ち上がり壁部との交点箇所に位置して前記目視側前面とほぼ同一平面上に鍔部が一体成形されていることを特徴としている。
上述の構成によれば、鍔部によって装飾部材の内側立ち上がり壁部が奥まった位置に配置されるため、指針や表示板上の指標部から洩れ出た光が内側立ち上がり壁部に当たったとしても鍔部によって視認者の視線方向に反射してくる反射光を遮ることができるものである。
本発明では、指針の作動領域を取り巻くように表示板の前面側に光反射性を有するリング状の装飾部材が配設され、その装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、表示板に施された指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、表示板上に設置される載置面部とからなり、内側立ち上がり壁部は載置面部と内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定されていることを特徴とする計器装置であるため、光源からの照射光線によって照明される発光指針からの漏れ出た光の一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、また光源からの照射光線によって表示板の背後側から透過照明される指標部から洩れ出た光の一部が装飾部材の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部に当たったとしても、その内側立ち上がり壁部が装飾部材の載置面部と内側立ち上がり壁部とのなす角度を鈍角に設定することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。この際、内側立ち上がり壁部に当たって反射した光線のほとんどが視線方向に向けて進むことなく表示板側へと反射されながら導かれるために部分的に明るくなって視認されるということを防ぐことができるものであり、これにより所期の目的を達成することができる。
図1は、本発明の第1実施例における計器装置を示す正面図である。 図2は、図1の速度計からなる計器装置の要部を示す断面図である。 図3は、図1の回転計からなる計器装置の要部を示す断面図である。 図4は、図3の要部を示す拡大断面部である。 図5は、装飾部材の実施態様例を示す拡大断面図である。
本発明の対象とする計器装置として、車両用の指示計器に適用した実施例として説明する。
本発明の第1実施例を図1から図4に示す。この種の計器装置として、中央に速度計からなる指示計器と、右側に回転計からなる指示計器と、左側に燃料計や温度計からなる指示計器と、液晶表示素子などからなる走行距離表示器やギヤポジション表示器や各種車両などの状態を表示する検出表示器などが配置され、それぞれが計器ケース1に組み付け固定されている。
この場合、図1の中央に位置した速度計からなる指示計器にあっては、図2に示すように、指示計器の計器本体2に設けられた指針軸3の先端側に、指針軸3を軸芯として回転する指針4が圧入固定されている。また、回転計からなる指示計器にあっては、図3に示すように、速度計と同様にして指示計器の計器本体2に設けられた指針軸3の先端側に、指針軸3を軸芯として回転する指針4が圧入固定されている。
この実施例における指針構造としては、透明な合成樹脂たとえばアクリル樹脂にて形成された発光指針4が用いられており、指針の基部側から照明光を受光し、発光指針4の指示部4aへと導光して指示部4aを発光するようにしており、発光指針の基部側には、受光した光線が外部へと洩れ出ないように遮光性の指針キャップ4bによって覆っている。
また各指示計器(速度計・回転計・燃料計・温度計)の指針4の背後側には、目盛5aや数字5b,文字や記号5cなどからなるそれぞれの指標部5が施された一枚基板からなる表示板6が配設されている。この実施例では、指標部5は透過性の印刷層を表示板6上に印刷などの手段によって形成され、また指標部5以外の表示板6箇所は不透過印刷層によって地色部が印刷などの手段によって形成されている。
また表示板6の背面側に位置してガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質の回路基板7が設けられ、この回路基板7と表示板6との間に合成樹脂製からなる計器ケース1の一部を形成するライトケース1aが配設されている。
また回路基板7上には、ライトケース1a内に臨んで表示板6に設けられた目盛5a・数字5b・文字や記号5cなどの指標部5を透過照明したり、液晶表示素子などを透過照明するための光源(発光ダイオード9)と、指針4を発光照明するための指針用光源(発光ダイオード8)とが実装されている。なお、回路基板7の背後側には計器本体2が組み付け固定されており、計器本体2の指針軸3が回路基板7を貫通して表示板6に臨むように配設されている。
また、表示板6の前面側には表示板6の周りと計器ケース1との隙間部分を目隠しする見返し部材10が配設され、この見返し部材10の前面開放側には指示計器類などの上面側から塵埃などが入らないように合成樹脂材料からなる透視可能なカバープレート11によって覆って構成しており、計器ケース1の背面側には回路基板7を覆うアンダーカバーとなる蓋体12が設けられている。
また、第1実施例による計器装置にあっては、表示板6上に施された各指示計器の指標部5の外郭を取り巻くようにリング形状からなる合成樹脂製の装飾部材13が各指示計器の表示領域に合わせてそれぞれ表示板6上に配置されて固定保持されている。この場合、合成樹脂製の装飾部材13の表面にはたとえばクロームメッキが施され金属調の鏡面光沢が得られるように形成されている。
また、表示板6上に配置される装飾部材13は、断面略四角形状に形成されており、観察者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部13aと、表示板6上の指標部5側に位置する内側立ち上がり壁部13bと、指標部5側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部13cと、表示板5上に設置される載置面部13dとからなり、この第1実施例では、内側立ち上がり壁部13bが載置面部13dと内側立ち上がり壁部13bとのなす角度を鈍角に設定している。
またこの実施例にあっては、装飾部材13の裏面側である載置面部13dから所定の間隔を配して複数の固定用ピン13eが一体に設けられている。そして、表示板6に設けられた固定穴6aに固定用ピン13eを挿入し、固定用ピン13eの下端側を熱溶着することによって装飾部材13と表示板6とを固定保持するようにしている。なお、装飾部材13の固定手段としては固定用ピンを表示板6に対して圧入固定したり、弾性爪によってフック止めしても良いものであり、接着剤を塗布することによって固定保持するようにしても良く、その方法は任意である。
上記構成からなる第1実施例による計器装置にあっては、指標部5を施した表示領域の外郭周縁箇所にクロームメッキによる金属調からなる装飾部材13を配設することによって本来のねらいである表示板6に立体感が得られるとともに、計器装置の装飾性を高めることができ、見映えをも良好にすることが可能となる。
また、光源による照明時においては、光源8の点灯によって発光指針4の指示部4aが明るく照らし出されるものであり、この際、指示部4aの先端側から出射した光の一部が装飾部材13の指標部5側に位置する内側立ち上がり壁部13bに当たって反射したとしても、その内側立ち上がり壁部13bが装飾部材13の載置面部13dと内側立ち上がり壁部13bとのなす角度を鈍角に設定することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。
また、光源9の点灯によって直接あるいはライトケース1aを介して表示板6上の指標部5が透過照明される。この際、透過照明された指標部5からの光の一部が装飾部材13の指標部5側に位置する内側立ち上がり壁部13bに当たったとしても、その内側立ち上がり壁部13bが装飾部材13の載置面部13dと内側立ち上がり壁部13bとのなす角度を鈍角に設定することによって、視認者の視線方向に直接反射光が入ることがないため、スポット的に明るくなるといった従来の問題点を未然に解決することができる。この際、内側立ち上がり壁部13bに当たって反射した光線のほとんどが視線方向に向けて進むことなく表示板6側へと反射されながら導かれるために部分的に眩しく光ることもないため、見やすい計器装置を提供することができる。なお、表示板6上の地色部の色合いを黒色などの濃い色合いからなる不透過による印刷層を施すことにより、内側立ち上がり壁部13bから反射してきた光線が吸収しやすくなるため、さらなる効果を得ることが可能である。
本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。たとえば、実施例においては、表示板上6に配置されるリング状の装飾部材13の形状として断面略四角形状に形成し、その装飾部材13は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部13aと、表示板6上の指標部側に位置する内側立ち上がり壁部13bと、指標部側5とは反対側に面した外側立ち上がり壁部13cと、表示板6上に設置される載置面部13dとからなり、内側立ち上がり壁部13bが載置面部13dと内側立ち上がり壁部13bとのなす角度を鈍角に設定する基本的な構成のみを詳述していたが、たとえば装飾部材13の実施態様例として図14に示すように、装飾部材13には、目視側前面部13aと内側立ち上がり壁部13bとの交点箇所に位置して目視側前面部13aとほぼ同一平面上にして鍔部13gを一体に突き出し成形することによって、装飾部材13の内側立ち上がり壁部13bが奥まった位置に配置されるものであり、指針4や表示板6上の指標部5から洩れ出た光が内側立ち上がり壁部13bに当たったとしても鍔部13gによって視認者の視線方向に反射してくる反射光をさらに遮ることができるものである。また、リング状の装飾部材13として実施例では環状に繋がった装飾部材13を例にして説明していたが、半円形状からなるリング状の装飾部材13であっても同様な効果を得ることができるものである。また、装飾部材13として合成樹脂にて成形して構成していたが、金属製によるリング形状の装飾部材13によって形成しても良いものであり、また装飾部材13の表面仕上げとして印刷のみならず塗装、蒸着などの表面処理によって光沢のある鏡面仕上げにて処理したり、ヘアラインによる細かい凹凸仕上げにて処理したり、金属調の艶消し処理など形状や色合いなどとの組み合わせによって装飾部材13の質感、たとえば奥行き感、立体感あるいは金属調の質感を強調することも可能である。
また、実施例においては、装飾部材13の内側立ち上がり壁部13bは、載置面部13dと内側立ち上がり壁部13bとのなす角度を鈍角に設定することによって反射光を抑制するように構成していたが、この鈍角に加えて、内側立ち上がり壁部13bを正面視において視認できない鈍角による角度に設定することが望ましい。これにより、計器装置の前面側から視認する際に反射面となっていた内側立ち上がり壁部13bの壁面が見えない状態となり、反射光を未然に防ぐことが可能となる。
また、前述した実施例などにおいて詳述したように、車両用の指示計器を例にして計器装置を説明したが、車両用計器に限らず船舶用計器あるいは農業機械の計器などにおいても適用することが可能である。
1 計器ケース
1a ライトケース
2 計器本体
3 指針軸
4 発光指針
4a 指示部
4b 指針キャップ
5 指標部
6 表示板
6a 固定穴
6b 透孔
7 回路基板
8 指針用光源(発光ダイオード)
9 光源(発光ダイオード)
10 見返し部材
11 カバープレート
12 蓋体
13 装飾部材
13a 目視側前面部
13b 内側立ち上がり壁部
13c 外側立ち上がり壁部
13d 載置面部
13e 固定用ピン
13g 鍔部

Claims (4)

  1. ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記指針を発光照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
  2. ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記表示板の背後側から前記指標部を透過照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
  3. ケースに組み付けられる回路基板と、この回路基板あるいは前記ケースに組み付けられる計器本体と、この計器本体に設けられた駆動軸の先端側に装着される指針と、この指針によって指示される指標部を有する表示板と、前記指針の作動領域を取り巻くように前記表示板の前面側に配置される光反射性を有するリング状の装飾部材と、前記回路基板上に実装され、前記表示板の前記指標部を透過照明する光源および前記指針を発光照明する光源と、を備えた計器装置において、前記装飾部材は、視認者から正面視する表面側に設けられた目視側前面部と、前記指標部側に位置する内側立ち上がり壁部と、前記指標部側とは反対側に面した外側立ち上がり壁部と、前記表示板上に設置される載置面部とからなり、前記内側立ち上がり壁部は前記載置面部と前記内側立ち上がり壁部とのなす角度が鈍角に設定され、前記表示板は前記内側立ち上がり壁部から反射してきた光線を吸収する不透過印刷層からなる地色部を有することを特徴とする計器装置。
  4. 前記装飾部材には、前記目視側前面部と前記内側立ち上がり壁部との交点箇所に位置して前記目視側前面とほぼ同一平面上に鍔部が一体成形されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置。

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